JP6375163B2 - プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ - Google Patents

プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP6375163B2
JP6375163B2 JP2014143293A JP2014143293A JP6375163B2 JP 6375163 B2 JP6375163 B2 JP 6375163B2 JP 2014143293 A JP2014143293 A JP 2014143293A JP 2014143293 A JP2014143293 A JP 2014143293A JP 6375163 B2 JP6375163 B2 JP 6375163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling plate
plasma processing
processing apparatus
support member
upper electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014143293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016018769A (ja
Inventor
伸 松浦
伸 松浦
俊泳 鄭
俊泳 鄭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2014143293A priority Critical patent/JP6375163B2/ja
Priority to US14/793,857 priority patent/US9941101B2/en
Priority to KR1020150097592A priority patent/KR102455670B1/ko
Priority to TW104122250A priority patent/TWI680490B/zh
Publication of JP2016018769A publication Critical patent/JP2016018769A/ja
Priority to US15/947,689 priority patent/US10811234B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6375163B2 publication Critical patent/JP6375163B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32532Electrodes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/455Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for introducing gases into reaction chamber or for modifying gas flows in reaction chamber
    • C23C16/45563Gas nozzles
    • C23C16/45565Shower nozzles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/32091Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being capacitively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32532Electrodes
    • H01J37/32568Relative arrangement or disposition of electrodes; moving means

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)

Description

開示の実施形態は、プラズマ処理装置および上部電極アセンブリに関する。
従来、半導体の製造プロセスにおけるエッチング、堆積、酸化、スパッタリング等の処理において、プラズマ処理を実行するプラズマ処理装置が広く用いられている。
一般に、容量結合型のプラズマ処理装置は、真空チャンバとして構成される処理容器内に上部電極と下部電極とを平行に配置し、下部電極の上に被処理基板(半導体ウエハ、ガラス基板等)を載置し、一方の電極に高周波を印加する。そうすると、両電極の間で高周波電界によって加速された電子、電極から放出された二次電子、あるいは加熱された電子が処理ガスの分子と電離衝突を起こして、処理ガスのプラズマが発生し、プラズマ中のラジカルやイオンによって基板表面に所望の微細加工たとえばエッチングが施される。エッチングプロセスにおいては、プラズマ生成(放電)に寄与する比較的高い周波数(通常40MHz以上)の第1高周波を上部電極または下部電極のいずれかに印加し、基板へのイオンの引き込みに寄与する比較的低い周波数(通常13.56MHz以下)の第2高周波を下部電極に印加する2周波印加方式が多用されてきている。このほか、容量結合型のプラズマ処理装置において、上記のような高周波放電により両電極間でプラズマを生成しつつ、プラズマを介して基板と向き合う上部電極に直流電圧を印加する方式も利用されている。
特開2010−251752号公報 特表2011−521472号公報 実用新案登録第3167751号公報
上記のようなプラズマ処理装置について、上部電極を受け板に機械的に取り付けるためのカムロックが提案されている。提案されている機構では、電極の上方のソケットに圧入されたスタッドが受け板内のカム軸受けに囲まれたカム軸に係合する。受け板の外周面に形成された孔からカム軸を回転させてカムロックを可能にしている。
しかし、上記の機構においては、上部電極の吊り上げ力の微細な調整を行うことは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、上部電極の吊り上げ力の微細な調整を行うことができるプラズマ処理装置および上部電極アセンブリを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るプラズマ処理装置および上部電極アセンブリは、一部がクーリングプレート内に配置され、上部電極を重力方向に支持する支持部材と、一部がクーリングプレート内に配置されてクーリングプレートの径方向に延び、支持部材と係合する連絡部材と、連絡部材をクーリングプレートの径方向内側へ摺動させることで、支持部材を上方向に押し上げて、上部電極をクーリングプレートに吊り上げる摺動部材と、を備える。
実施形態の一態様によれば、上部電極の吊り上げ力の微細な調整を行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置が備える上部電極アセンブリの概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る吊り上げ機構のテストモデルの分解斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係る吊り上げ機構のテストモデルの概略図である。 図4Aは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の連絡部材の一部の例を示す斜視図である。 図4Bは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の連絡部材の他の部分の例を示す斜視図である。 図4Cは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の支持部材の一例を所定の角度から見た斜視図である。 図4Dは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の支持部材の一例を他の角度から見た斜視図である。 図4Eは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の外側リングの凹部の一例を示す斜視図である。 図4Fは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の外側リングの凹部の一例を説明するための平面図である。 図5は、第1の実施形態に係る吊り上げ機構の各部の配置を説明するためのクーリングプレートの概略図である。 図6は、従来技術に係るプラズマ処理装置の構成の一例を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、開示のプラズマ処理装置および上部電極アセンブリの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(従来技術に係るプラズマ処理装置の一例)
まず、前提として従来技術に係るプラズマ処理装置の一例につき説明する。図6は、従来技術に係るプラズマ処理装置100の構成の一例を示す図である。プラズマ処理装置100は、平行平板電極を有する容量結合型プラズマエッチング装置として構成されており、たとえばアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属製の円筒型チャンバ(処理容器)10を有している。
チャンバ10内には、被処理基板としてたとえば半導体ウエハWを載置する円板状のサセプタ12が下部電極として水平に配置されている。このサセプタ12は、たとえばアルミニウムからなり、チャンバ10の底から垂直上方に延びるたとえばセラミック製の絶縁性筒状支持部14により非接地で支持されている。
筒状支持部14の外周に沿ってチャンバ10の底から垂直上方に延びる導電性の筒状支持部16とチャンバ10の内壁との間に環状の排気路18が形成され、この排気路18の上部または入口に環状のバッフル板20が取り付けられるとともに、底部に排気ポート22が設けられている。
排気ポート22には排気管26を介して排気装置28が接続されている。排気装置28は、チャンバ10内のプラズマ処理空間を所望の真空度まで減圧することができる。チャンバ10の側壁の外には、半導体ウエハWの搬入出口を開閉するゲートバルブ30が取り付けられている。
サセプタ12には、第1および第2の高周波電源32,34がマッチングユニット36および給電棒38を介して電気的に接続されている。また、サセプタ12の上面には、半導体ウエハWを保持するための静電チャック40が設けられ、静電チャック40の半径方向外側に半導体ウエハWの周囲を環状に囲むフォーカスリング42が設けられる。
チャンバ10の天井には、サセプタ12と平行に向かい合ってシャワーヘッドを兼ねる接地電位の上部電極64が環状の絶縁部材65を介して電気的にフローティング状態で取り付けられている。この上部電極64は、サセプタ12と向かい合う電極板66と、この電極板66をその背後(図6の紙面上方)から着脱可能に支持する電極支持体68とを有する。電極支持体68はたとえばクーリングプレートであり、電極板66の温度の変動を抑制する。
電極支持体68の内部にはガス室70が設けられる。電極支持体68および電極板66には、ガス室70からサセプタ12側に貫通する複数のガス吐出孔72が形成される。電極板66とサセプタ12との間の空間がプラズマ生成空間ないし処理空間PSとなる。ガス室70の上部に設けられるガス導入口70aには、処理ガス供給部74からのガス供給管75が接続されている。なお、電極板66はたとえばSiやSiCで形成され、電極支持体68はたとえばアルマイト処理されたアルミニウムで形成される。
(第1の実施形態に係るプラズマ処理装置)
図1を参照し、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置が備える上部電極アセンブリ110について説明する。図1は、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置が備える上部電極アセンブリ110の概略図である。上部電極アセンブリ110は、電極板を電極板の上に配置されるクーリングプレートに吊り上げる機構を有する。第1の実施形態に係るプラズマ処理装置の構成は概ね、図6に示す従来のプラズマ処理装置100と同様であるが、上部電極アセンブリ110を備える点で相違する。また、第1の実施形態のプラズマ処理装置は、上部電極アセンブリ110の下方から上部電極アセンブリ110をオペレータが操作できるように構成される。
図1に示す構造は、概ね図6に示す従来のプラズマ処理装置100が備える上部電極64に対応する、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置が備える上部電極アセンブリ110の構造の一例である。図1は、上部電極アセンブリ110中、吊り上げ機構200(後述)を含む部分の断面を示す。
なお、図1に示す上部電極アセンブリ110は、プラズマ処理装置のチャンバ(図6の10に対応)内の所望の位置に配置することができる態様で保持されていればよく、必ずしも図6に示すような態様でチャンバに保持されていなくてよい。たとえば、他の構造物によって上から上部電極アセンブリ110を釣支し、チャンバの壁面と上部電極アセンブリ110とが接触しないように構成してもよい。
図1に示すように、第1の実施形態に係る上部電極アセンブリ110は、電極板120(以下、上部電極とも呼ぶ。)と、クーリングプレート122と、外側リング124(以下、摺動部材とも呼ぶ。)と、を備える。上部電極アセンブリ110は、シャワーヘッドとして機能する。
電極板120は、図6の電極板66に概ね対応する円盤状の部材である。電極板120の内部には、処理ガスを通すための複数のガス吐出孔121が形成される。電極板120はたとえばSiやSiCで形成される。
クーリングプレート122は、図6の電極支持板68に概ね対応する円盤状の部材である。クーリングプレート122はガス吐出孔126を有する。クーリングプレート122のガス吐出孔126は、電極板120のガス吐出孔121と接続し、クーリングプレート122内に形成されるガス室125に連通する。ガス室125の機能は図6のガス室70と同様である。
クーリングプレート122は、上部電極アセンブリ110の温度制御のため、電極板120の上方に電極板120と面接触するように配置される。クーリングプレート122は導電材料、たとえば、表面にアルマイト処理が施されたアルミニウムで形成される。なお、電極板120とクーリングプレート122との間に、伝熱効率を高めるため伝熱シートを挟みこんでもよい。この場合、伝熱シートにも、電極板120のガス吐出孔121およびクーリングプレート122のガス吐出孔126に対応する位置に孔が形成される。
外側リング124は、クーリングプレート122の外周を囲むリング形状の部材である。外側リング124は、クーリングプレート122の外周に設けられるフランジ等によってクーリングプレート122と係合する。ただし、クーリングプレート122と外側リング124との係合の態様は特に限定されず、後述する吊り上げ機構(200、図2参照)の動作を妨げない態様であればよい。
(吊り上げ機構200の概要)
図1および図2を参照してさらに、第1の実施形態に係る上部電極アセンブリ110が備える吊り上げ機構200について説明する。図2は、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200のテストモデルの分解斜視図である。図2においては、理解を容易にするため、電極板120、クーリングプレート122および外側リング124を簡略的な形状で形成したテストモデルを示す。図2に示す構造体では、支持部材201が支持する電極板120は小さな略円板形状の部材として図示する。また、クーリングプレート122および外側リング124はそれぞれ小型化した円盤状、リング状の部材として図示している。
吊り上げ機構200は、電極板120、クーリングプレート122および外側リング124を相互に係合させることで、電極板120をクーリングプレート122の下に吊り上げる。
具体的には、吊り上げ機構200は、支持部材201と、連絡部材202と、外側リング124に形成された凹部205(図4E,図4Fおよび図5参照)と、を備える。
図1に示すように、支持部材201は、電極板120の垂直方向(図1の上下方向)に形成される孔300に挿入され、電極板120を垂直方向に支持する。支持部材201は、中央部分に孔部201aおよび係止部201bを有する(図4D参照)。孔部201aは、後述する連絡部材202のフック部202a(以下鉤部とも呼ぶ。図4A参照)が挿通可能な大きさの孔である。係止部201bは、孔部201aの上部を横切るように形成される。係止部201bは、連絡部材202のフック部202aが係止可能な大きさに形成される(図3参照)。
なお、フック部202aが挿通可能な孔部201aとフック部202aが係止可能な係止部201bとを備え、電極板120を支持可能な形状とするほかは、支持部材201の形状は特に限定されない。支持部材201は、電極板120を垂直方向に支持することができる部材であればよい。たとえば、図2、図3に示すように、支持部材201の下部に形成した溝部にねじを嵌合させて止め付け、ねじの反対側をソケットで固定して電極板120に支持部材201を固定するように構成してもよい。
支持部材201は、電極板120に形成される孔300およびクーリングプレート122に垂直方向に形成される孔301を貫通して孔302に達する。孔302と孔301とは略直角に交わり、相互に連通している。孔302は、クーリングプレート122の径方向に延びるよう形成され、クーリングプレート122の外周面上で開口する。また、孔302は、孔301を越えてクーリングプレート122の径方向中心側に所定の長さだけ延びる。孔302内には、連絡部材202が配置される。また、孔301も、孔302を越えてクーリングプレート122の垂直方向上方側に所定の長さだけ延びている。孔301および孔302の長さは、後述する支持部材201および連絡部材202の移動が可能となるように設定すればよい。
連絡部材202は、フック部202aと、シャフト部202bと、ばね部202cと、端部202dと、を有する(図2参照)。ただし、連絡部材202の各部は必ずしも別個の部材として形成する必要はなく、各部を一体的に成型してもよい。
フック部202aは、連絡部材202の二つの軸方向端のうち、クーリングプレート122の中心方向に配置される側に形成される。フック部202aは、鉤形状の鉤部と、シャフト部202bに向けて上端が滑らかに高くなる傾斜面とを有する。上述のように、フック部202aは支持部材201の孔部201aを挿通し係止部201bに係合する。フック部202aが支持部材201の孔部201aに挿通した状態にあるとき、フック部202aの傾斜面が係止部201bに当接する。
シャフト部202bは、フック部202aに連続してクーリングプレート122の径方向外側に延び、ばね部202cを介して端部202dと接続する。連絡部材202は、孔302内に配置したとき、端部202dがクーリングプレート122の外周から所定の長さだけ突出する長さに形成される。端部202dは、クーリングプレート122の外周に沿って配置される外側リング124に形成される凹部205に嵌合する。
凹部205は、外側リング124の内周面上に形成される溝である(図4E、図4F参照)。凹部205は、クーリングプレート122の中心からの距離が徐々に変化する曲面Cを有する(図4E,図4F参照)。ここで、クーリングプレート122の中心から曲面Cまでの距離は少なくともH1およびH2(H2<H1)の2段階に変化するものとする。
(吊り上げ機構200の組立例)
吊り上げ機構200の各部の係合関係について組立例を用いて説明する。
まず、支持部材201を電極板120の孔300に挿通する。そして、電極板120が支持部材201によって支持される状態とする。次に、電極板120の上方から突出する支持部材201の一部をクーリングプレート122の孔301に挿入する。その後、クーリングプレート122の外周から中心へ向けて径方向に延びる孔302に連絡部材202を挿入する。挿入された連絡部材202のフック部202aは支持部材201の孔部201aを貫通して孔302の径方向中心側の端部へ延びる。このとき、フック部202aの端部と、孔302のクーリングプレート122中央側端との間には、少なくとも(H1−H2)の長さのクリアランスが存在する。
この状態で、クーリングプレート122の外周上に外側リング124を取り付ける。このとき、連絡部材202の周方向端(端部202d側)は、外側リング124の凹部205の曲面C上、クーリングプレート122の中心からの距離がH1である部分(すなわち距離が長い部分)に当接する。外側リング124には連絡部材202を案内するためのガイドを設けてもよい。
その後、外側リング124を、クーリングプレート122の外周に沿って周方向に回転させる(図4Fの矢印方向Y参照)。すると、外側リング124の回転に伴い、外側リング124の凹部205の曲面Cに接している連絡部材202の端部が、距離H1の部分から徐々に距離H2の部分へと摺動する。そして、連絡部材202の端部に接する曲面Cの位置が変化するのに伴い、連絡部材202が徐々にクーリングプレート122の中心に向けて押し込まれる(図4Fの矢印方向Z参照)。この結果として、支持部材201の係止部201bと接するフック部202aの傾斜面が摺動して支持部材201が徐々に持ち上げられる。最終的に、連絡部材202の端部が距離H2の部分で停止した時点で、支持部材201が予め定められた位置まで持ち上げられ、支持部材201と連絡部材202との締結、すなわち、電極板120とクーリングプレート122との締結が完了する。
(吊り上げ機構200の各部の詳細および変形例)
次に、図2乃至図4Fを参照し、吊り上げ機構200の詳細および変形例についてさらに説明する。図3は、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200のテストモデルの概略図である。図4Aは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の連絡部材202の一部の例を示す斜視図である。図4Bは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の連絡部材202の他の部分の例を示す斜視図である。図4Cは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の支持部材201の一例を所定の角度から見た斜視図である。図4Dは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の支持部材201の一例を他の角度から見た斜視図である。図4Eは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の外側リング124の凹部205の一例を示す斜視図である。図4Fは、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の外側リング124の凹部205の一例を説明するための平面図である。
図2および図3に示すテストモデルは、電極板120およびクーリングプレート122の中で、吊り上げ機構200を形成する部分だけを抽出してモデル化したものである。図2および図3に示す構造は概ね、図1の右半分の構成に対応する。説明の便宜上、図2および図3に示す各部のうち、図1に対応する要素については、図1と同じ参照符号を付す。
図2および図3の例では、クーリングプレート122は、中央部が若干下方に張り出した形状となっており、下方に張り出した部分の周囲に外側リング124が配置されている。また、図2の例では、クーリングプレート122および外側リング124は同じ直径の外円を有する部材として構成されている。このため、クーリングプレート122内部(中央部)に連絡部材202を挿入するための孔が、クーリングプレート122の外縁部に溝として形成されている。
また、外側リング124には、回転角度を制限するために、溝部126a,126bと、溝部126a,126bの各々に係合するスタッド127a,127bが設けられている。スタッド127a,127bは各々クーリングプレート122に形成されるソケットに係合する(図2にはソケット128aのみを図示する。)。図2および図3に示す各部は、図1に示す吊り上げ機構200の各部と同様に機能する。
吊り上げ機構200の各部はたとえば、図4A乃至図4Fに示す形状であってよい。ただし、図4A乃至図4Fに示す形状は一例であって、上に説明した動作や機能を妨げない限り、適宜変更してよい。たとえば、図4Aに示す連絡部材202の一部(フック部202aおよびシャフト部202bに相当)を、連絡部材202の他の部分と一体的に成型してもよい。また、図4Aに示すシャフト部202bの下面の切り込みはなくてもよい。
また、図4Bに示す連絡部材202の他の部分(ばね部202cおよび端部202dに相当)の形状も図4Bに示すものに限定されない。図4Aおよび図4Bでは、シャフトとボールカムを用いて連絡部材202を構成するものとしている。しかし、これに限定されず、外側リング124に形成される機構と協働して、支持部材201を上方向に押し上げることができれば、連絡部材202の形状は適宜変更してもよい。
図4Cおよび図4Dに示す支持部材201は、図3に示すように、端部が球状に形成されたビスをはめ込むため下方に円形の中空部が形成されている。また、孔部201aは、垂直方向に延びる2本の略円筒状の軸と略円筒状の係止部201bと下方の円筒状部分とに囲まれた形状となっている。しかし、これに限定されず、上に説明したように機能しうるのであれば、支持部材201も任意の形状に変更してよい。
図4Eおよび図4Fは、凹部205の一例を示す。図4Eに示すように、凹部205は曲面Cを有する。そして、曲面Cの一方端は外側リング124の内周面からH1の長さを有し、曲面Cの他方端は外側リング124の内周面からH2の長さを有する。図4Fに示すように連絡部材202の端部202dはまず、凹部205の長さH1の端部部分に係合する。その後、外側リング124を矢印Y方向に回転させることで、端部202dが、凹部205の長さH2の端部部分へと摺動し、結果的に、矢印Z方向へと押し込まれる。
ただし、凹部205および端部202dの形状は、図4Eおよび図4Fに示す形状に限定されない。凹部205の形状および端部202dの形状は、図4Eおよび図4Fに示すように、外側リング124が回転することによって連絡部材202をクーリングプレート122の中心方向にむけて押し込むことができるものであればよい。
(クーリングプレート122の構成例)
図5を参照し、本実施形態に係る吊り上げ機構200を組み込んだクーリングプレート122の構成の一例を説明する。図5は、第1の実施形態に係る吊り上げ機構200の各部の配置を説明するためのクーリングプレート122の概略図である。
図5中、クーリングプレート122上10箇所に支持部材201を挿入する孔300が形成されている。第1の実施形態では、クーリングプレート122の円周近傍だけでなく、中心に近い箇所でも支持部材201によって電極板120を吊り上げる。支持部材201をクーリングプレート122の半径方向複数位置に配置して電極板120を吊り上げることで、上部電極が消耗した後でもクーリングプレート122と電極板120との接触圧力の低下を防止して温度性能を向上させることができる。
なお、吊り上げ箇所は図5に示す10箇所に限定されない。たとえば、クーリングプレート122と電極板120との間に伝熱シートを挟み込む場合等はさらに吊り上げ箇所を増やして締結力を高めることが望ましい。また、吊り上げ箇所は、図5に示すように複数の同心円上に略等間隔で配置する例に限定されない。たとえば、クーリングプレート122中のガス室125やガス吐出孔126の位置、クーリングプレート122および電極板120の重量等に応じて、吊り上げ箇所を変更することができる。
図5はまた、クーリングプレート122内に支持部材201および連絡部材202を挿入し、外側リング124を嵌合した状態を示す。左上の参照符号Aで示す連絡部材202は、説明の便宜のために他の連絡部材202よりも長い形で図示する。図5に示すように、連絡部材202の長さは、支持部材201が挿入される吊り上げ位置からクーリングプレート122の外周までの長さに応じて決定される。図5の例では、5つの連絡部材202が他の5つの連絡部材202よりも長い。そして、連絡部材202がクーリングプレート122の外周を越えて外側リング124の凹部205に接触する(図示せず)。図5の例では、外側リング124を反時計回りに回転させることで、連絡部材202と凹部205とが接触する位置が変化し、連絡部材202がクーリングプレート122の中心方向へ押し込まれる。そして、連絡部材202が移動するにともない、フック部202aの上端によって係止部201bが押し上げられて、電極板120がクーリングプレート122に締結される。外側リング124の回転が完了し、電極板120とクーリングプレート122の締結が完了した後、外側リング124をクーリングプレート122にねじ止め等することで、吊り上げが完了する。
複数の異なる長さの連絡部材202を用いるため、クーリングプレート122には長さの異なる2種類の孔302が形成される。このように、クーリングプレート122の外周または中心からの位置が異なる複数の位置に吊り上げ箇所を配置することで、上部電極の消耗により電極板120の中央部が垂れ下がることを防止することができる。
(第1の実施形態の効果)
上記のように、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置および上部電極アセンブリは、一部がクーリングプレート122内に配置され、上部電極120を重力方向に支持する支持部材201と、一部がクーリングプレート122内に配置されてクーリングプレート122の径方向に延び、支持部材201と係合する連絡部材202と、連絡部材202をクーリングプレート122の径方向内側へ摺動させることで、支持部材201を上方向に押し上げて、上部電極120をクーリングプレート122に吊り上げる摺動部材124と、を備える。このように構成することで、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、支持部材201、連絡部材202および摺動部材124の形状を工夫することにより上部電極120の吊り上げ力を柔軟に調整することができる。また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、クーリングプレート122と電極板120とを支持部材201、連絡部材202および摺動部材124によって締結することにより、上部電極120の温度変動を改善することができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、摺動部材124は、クーリングプレート122の外周上を回転することで、連絡部材202を摺動させる。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、簡単な構成によって、上部電極120をクーリングプレート122に吊り上げることができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、連絡部材202は、クーリングプレート122の中心側に配置され、上端が傾斜面として形成され、支持部材201と係合する鉤部202aを有する。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、簡単な構成によって、上部電極120をクーリングプレート122に吊り上げることができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、連絡部材202は、シャフトとボールカムとを含む。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、シャフトとボールカムによって吊り上げ力の微細な調整を行うことができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、支持部材201は、連絡部材202の鉤部202aが貫通する孔部201aを有する。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、いったん支持部材201と連絡部材202とを係合させた後は、支持部材201が脱落することなく、電極板120のクーリングプレート122への吊り上げ作業を実行することができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、連絡部材202の鉤部202aの傾斜面上を支持部材201の孔部201aが移動することで、支持部材201はクーリングプレート122の垂直方向上方へ持ち上げられる。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、簡単な構造の連絡部材202および支持部材201を用いて、電極板120をクーリングプレート122に吊り上げることができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、摺動部材124は、連絡部材202の端部が係合する、クーリングプレート122の周方向に延びる凹部205を有し、連絡部材202は、摺動部材124の回転に伴い、端部が凹部の周方向第1端から周方向第2端へ移動することで、クーリングプレート122の径方向内側へ摺動される。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、簡単な構成および単純な操作によって電極板120をクーリングプレート122に吊り上げることができる。
また、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、支持部材201を、クーリングプレート122と同一の中心を有する少なくとも二つの同心円上に複数配置し、当該複数の支持部材201と各々係合する複数の連絡部材202を、一つの摺動部材124によって摺動させる。このため、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置は、クーリングプレート122に吊り上げられる上部電極120に対して、複数の位置で同時かつ均一に吊り上げ力を加えることができる。また、複数の位置でクーリングプレート122と上部電極120とを締結するため、上部電極120が消耗した場合でもクーリングプレート122との界面圧力の低下を抑制することができる。そのため、エッチングレートの変動や、上部電極120の温度変動等を抑制することができる。
(その他の実施形態)
第1の実施形態に係るプラズマ処理装置および上部電極アセンブリについて説明した。しかし、これに限定されず、本発明の範囲内で種々の変形を実現できる。
たとえば、支持部材201の端部は球形状として熱膨張に追従するように構成してもよい。また、ばね部202cを構成するスプリングを互い違いに配置して軸力を変更することも可能である。軸力は、このほか連絡部材202(シャフト部202b)の長さを調整することによっても調整することができる。
また、第1の実施形態に係る上部電極アセンブリ110を、下方から外側リング124を回転させることができるようにチャンバ内に配置してもよい。この場合、プラズマ処理装置の他の構成要素を取り外したりせずに、外側リング124を回転させて電極板120を取り外し、交換を行うことができる。
また、支持部材201を配置する位置や個数は、クーリングプレート122および電極板120の大きさや重量に応じて適宜変更することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
110 上部電極アセンブリ
120 電極板(上部電極)
121 ガス吐出孔
122 クーリングプレート
124 外側リング(摺動部材)
125 ガス室
200 吊り上げ機構
201 支持部材
201a 孔部
201b 係止部
202 連絡部材
202a フック部
202b シャフト部
202c ばね部
202d 端部
205 凹部
C 曲面

Claims (9)

  1. 一部がクーリングプレート内に配置され、上部電極を重力方向に支持する支持部材と、
    一部が前記クーリングプレート内に配置されて前記クーリングプレートの径方向に延び、前記支持部材と係合する連絡部材と、
    前記連絡部材を前記クーリングプレートの径方向内側へ摺動させることで、前記支持部材を上方向に押し上げて、前記上部電極を前記クーリングプレートに吊り上げる摺動部材と、
    を備えるプラズマ処理装置。
  2. 前記摺動部材は、前記クーリングプレートの外周上を回転することで、前記連絡部材を摺動させることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記連絡部材は、前記クーリングプレートの中心側に配置され、上端が傾斜面として形成され、前記支持部材と係合する鉤部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記連絡部材は、シャフトとボールカムとを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記支持部材は、前記連絡部材の前記鉤部が貫通する孔部を有することを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記連絡部材の前記鉤部の前記傾斜面上を前記支持部材の前記孔部が移動することで、前記支持部材は前記クーリングプレートの垂直方向上方へ持ち上げられることを特徴とする請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記摺動部材は、前記連絡部材の端部が係合する、前記クーリングプレートの周方向に延びる凹部を有し、
    前記連絡部材は、前記摺動部材の回転に伴い、前記端部が前記凹部の周方向第1端から周方向第2端へ移動することで、前記クーリングプレートの径方向内側へ摺動されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記支持部材を、前記クーリングプレートと同一の中心を有する少なくとも二つの同心円上に複数配置し、当該複数の支持部材と各々係合する複数の連絡部材を、一つの前記摺動部材によって摺動させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 一部がクーリングプレート内に配置され、上部電極を重力方向に支持する支持部材と、
    一部が前記クーリングプレート内に配置されて前記クーリングプレートの径方向に延び、前記支持部材と係合する連絡部材と、
    前記連絡部材を前記クーリングプレートの径方向内側へ摺動させることで、前記支持部材を上方向に押し上げて、前記上部電極を前記クーリングプレートに吊り上げる摺動部材と、
    を備える上部電極アセンブリ。
JP2014143293A 2014-07-11 2014-07-11 プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ Active JP6375163B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014143293A JP6375163B2 (ja) 2014-07-11 2014-07-11 プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ
US14/793,857 US9941101B2 (en) 2014-07-11 2015-07-08 Plasma processing apparatus and upper electrode assembly
KR1020150097592A KR102455670B1 (ko) 2014-07-11 2015-07-09 플라즈마 처리 장치 및 상부 전극 어셈블리
TW104122250A TWI680490B (zh) 2014-07-11 2015-07-09 電漿處理裝置及上部電極總成
US15/947,689 US10811234B2 (en) 2014-07-11 2018-04-06 Plasma processing apparatus and upper electrode assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014143293A JP6375163B2 (ja) 2014-07-11 2014-07-11 プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016018769A JP2016018769A (ja) 2016-02-01
JP6375163B2 true JP6375163B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=55068101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014143293A Active JP6375163B2 (ja) 2014-07-11 2014-07-11 プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ

Country Status (4)

Country Link
US (2) US9941101B2 (ja)
JP (1) JP6375163B2 (ja)
KR (1) KR102455670B1 (ja)
TW (1) TWI680490B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10340171B2 (en) 2016-05-18 2019-07-02 Lam Research Corporation Permanent secondary erosion containment for electrostatic chuck bonds
US11069553B2 (en) 2016-07-07 2021-07-20 Lam Research Corporation Electrostatic chuck with features for preventing electrical arcing and light-up and improving process uniformity
US20180046206A1 (en) * 2016-08-13 2018-02-15 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for controlling gas flow to a process chamber
US10910195B2 (en) 2017-01-05 2021-02-02 Lam Research Corporation Substrate support with improved process uniformity
US10741425B2 (en) 2017-02-22 2020-08-11 Lam Research Corporation Helium plug design to reduce arcing
US10460978B2 (en) 2017-03-08 2019-10-29 Lam Research Corporation Boltless substrate support assembly
KR102581910B1 (ko) * 2018-10-26 2023-09-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널의 검사 장치 및 이를 이용한 표시 패널의 검사 방법
US10954595B2 (en) * 2019-07-30 2021-03-23 Applied Materials, Inc. High power showerhead with recursive gas flow distribution
US20230014491A1 (en) * 2021-07-16 2023-01-19 Changxin Memory Technologies, Inc. Mounting Apparatus and Mounting Method
KR102689279B1 (ko) 2024-03-21 2024-07-29 브이엠 주식회사 플라즈마 챔버의 상부 전극 체결용 수직 파스너 어셈블리

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3167751B2 (ja) 1991-09-20 2001-05-21 旭硝子株式会社 ガラス板用スペーサー及びガラス板積層体
US5261434A (en) * 1993-02-16 1993-11-16 Tech Sport, Inc. Combination umbrella and golf ball retriever
US6086710A (en) * 1995-04-07 2000-07-11 Seiko Epson Corporation Surface treatment apparatus
JP3090877B2 (ja) * 1995-06-06 2000-09-25 松下電器産業株式会社 プラズマ処理方法および装置
US6019060A (en) * 1998-06-24 2000-02-01 Lam Research Corporation Cam-based arrangement for positioning confinement rings in a plasma processing chamber
KR100638916B1 (ko) * 2000-05-17 2006-10-25 동경 엘렉트론 주식회사 처리 장치 및 그 유지 보수 방법
KR100539266B1 (ko) * 2004-06-02 2005-12-27 삼성전자주식회사 호 절편 형태의 한정부를 가지는 플라즈마 공정 장비
US20070125303A1 (en) * 2005-12-02 2007-06-07 Ward Ruby High-throughput deposition system for oxide thin film growth by reactive coevaportation
US7875824B2 (en) * 2006-10-16 2011-01-25 Lam Research Corporation Quartz guard ring centering features
US7732728B2 (en) * 2007-01-17 2010-06-08 Lam Research Corporation Apparatuses for adjusting electrode gap in capacitively-coupled RF plasma reactor
US8161906B2 (en) * 2008-07-07 2012-04-24 Lam Research Corporation Clamped showerhead electrode assembly
US8221582B2 (en) * 2008-07-07 2012-07-17 Lam Research Corporation Clamped monolithic showerhead electrode
US8272346B2 (en) * 2009-04-10 2012-09-25 Lam Research Corporation Gasket with positioning feature for clamped monolithic showerhead electrode
US8419959B2 (en) 2009-09-18 2013-04-16 Lam Research Corporation Clamped monolithic showerhead electrode
KR200464037Y1 (ko) * 2009-10-13 2012-12-07 램 리써치 코포레이션 샤워헤드 전극 어셈블리의 에지-클램핑되고 기계적으로 패스닝된 내부 전극
TWI450995B (zh) * 2010-04-07 2014-09-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 鍍膜旋轉裝置及鍍膜設備
US8573152B2 (en) * 2010-09-03 2013-11-05 Lam Research Corporation Showerhead electrode
US8470127B2 (en) * 2011-01-06 2013-06-25 Lam Research Corporation Cam-locked showerhead electrode and assembly
US8883029B2 (en) * 2013-02-13 2014-11-11 Lam Research Corporation Method of making a gas distribution member for a plasma processing chamber
US9911579B2 (en) * 2014-07-03 2018-03-06 Applied Materials, Inc. Showerhead having a detachable high resistivity gas distribution plate

Also Published As

Publication number Publication date
KR102455670B1 (ko) 2022-10-17
TWI680490B (zh) 2019-12-21
US20180240650A1 (en) 2018-08-23
TW201606847A (zh) 2016-02-16
US10811234B2 (en) 2020-10-20
JP2016018769A (ja) 2016-02-01
US20160013026A1 (en) 2016-01-14
KR20160007409A (ko) 2016-01-20
US9941101B2 (en) 2018-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6375163B2 (ja) プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ
US10832931B2 (en) Electrostatic chuck with embossed top plate and cooling channels
JP6312451B2 (ja) 給電部カバー構造及び半導体製造装置
JP5179627B2 (ja) プラズマ処理チャンバ用の可動接地リング
CN107578976B (zh) 具有可拆卸式气体分配板的喷淋头
JP6223333B2 (ja) 静電チャックアセンブリ
CN206877967U (zh) 处理套件和等离子体腔室
US10535549B2 (en) Lift pin holder
US20120073754A1 (en) Plasma confinement ring assembly for plasma processing chambers
CN111430232A (zh) 等离子体处理装置和等离子体处理装置的载置台
KR20160140450A (ko) 플라즈마 처리 장치 및 포커스 링
CN107460451B (zh) 自居中底座加热器
JP2024075697A (ja) 基板支持器及びプラズマ処理装置
JP6298373B2 (ja) プラズマ処理装置および上部電極アセンブリ
US20230207282A1 (en) Plasma processing apparatus
JP2023098599A (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6375163

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250