JP6374247B2 - タイヤ用ライン塗布装置およびタイヤ用ライン塗布方法 - Google Patents
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Description
押出加工されたタイヤ材料を搬送しながら、その表面に連続的にインクを塗布してラインのマーキングを施すタイヤ用ライン塗布装置であって、
前記インクが収容されたインク補給タンクと、
前記タイヤ材料の表面に前記ラインをマーキングするマーカーと、
前記インク補給タンクから供給された前記インクを前記マーカーに圧送するポンプと
を備え、
前記ポンプとしてチューブポンプが用いられており、
前記ポンプと前記マーカーとを連結する搬送経路に、前記チューブポンプの脈動により生じるインクの圧力変動を吸収するアキュームレーターが設けられており、
前記ポンプと前記マーカーとを連結する搬送経路の前記アキュームレーターの下流側に、切換速度を調整可能な切換弁が設けられて、
前記ポンプの動作中に、前記切換弁を切換えて前記ポンプから前記マーカーへの前記インクの圧送を開始する際、前記アキュームレーター内部の圧力が上昇するまで前記切換弁の切換え動作を遅らせることにより、マーキングが開始される前に前記マーカーおよび前記インク補給タンクのいずれにもインクが流れない時間を一時的に生じさせることができるように構成されていることを特徴とするタイヤ用ライン塗布装置である。
前記マーカーが、
胴体部と、
前記胴体部の一端側に設けられた先端部と、
前記先端部の先に形成されて、前記インクを吐出する吐出口と、
前記胴体部から前記先端部を経て前記吐出口に通じる貫通孔とを
有しており、
前記吐出口の口径が0.8〜3mmであり、前記胴体部における前記貫通孔の径が0.8〜4mmであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用ライン塗布装置である。
請求項1または請求項2に記載のタイヤ用ライン塗布装置を用いて、押出加工されたタイヤ材料の表面に連続的にラインのマーキングを施すタイヤ用ライン塗布方法であって、
前記ポンプの動作中に、前記切換弁を切換えて前記ポンプから前記マーカーへの前記インクの圧送を開始する際、前記アキュームレーター内部の圧力が上昇するまで前記切換弁の切換え動作を遅らせることを特徴とするタイヤ用ライン塗布方法である。
図1は本実施の形態に係るタイヤ用ライン塗布装置の概略構成図である。本実施の形態に係るライン塗布装置1の基本的な構成は、従来のライン塗布装置と同様であり、図1に示すように、インク補給タンク2と、電磁弁(切換弁の一例)4と、ポンプTPと、マーカー5と、チューブ状の配管20〜23とを備えている。以下、本実施の形態に係るライン塗布装置1の基本的な構成を具体的に説明する。
以上の通り、本実施の形態のライン塗布装置の基本的な構成は、従来のライン塗布装置と変わらないが、前記したように、従来のライン塗布装置では、(1)インクが送れなくなるトラブル、(2)マーカー内部への空気の侵入、(3)作業者の洗浄に伴う生産性の低下が問題点となっていた。本実施の形態に係るライン塗布装置では、以下の各々の構成により上記した各問題点を解決している点に、本実施の形態の特徴がある。
本実施の形態に係るライン塗布装置1においては、「インクが送れなくなるトラブル」を解決するために、ポンプTPとしてチューブポンプが用いられる。具体的には、チューブポンプのチューブTP1が外径変換継手Jにより配管20、21と接続されている。
前記した「マーカー内部への空気の侵入」を防止するために、マーカーの胴体部における貫通孔の径を従来よりも細くしている。以下、図2に基づいて従来のマーカーと対比しながら説明する。
次に、「作業者の洗浄に伴う生産性の低下」を防止するために、上記したマーキングの停止と実施の切換えにおいて電磁弁4による切換え動作を遅らせる。これにより、インクをマーカー5に一時的に多く流して、マーカー5内部を洗浄(フラッシング)することができる。
(1)実施例
図1に示す本実施の形態に係るタイヤ用ライン塗布装置を用いて、押出加工されたタイヤ材料の上にマーキングを施した。
比較例として、図3に示す従来のタイヤ用ライン塗布装置を用いて、実施例と同様にタイヤ材料の上にマーキングを施した。
表1に、実施例のマーキングを行うに際して、比較例に用いたタイヤ用ライン塗布装置から変更した構成を示す。
マーキングの実施におけるインクに混入した異物の影響、マーカーの吐出口からのインクの垂れ落ち、およびマーカーの吐出口の洗浄作業の要否についての評価を行った。以下、評価結果を示す。
2、32 インク補給タンク
2a インク補給タンクの流入口
2b インク補給タンクの流出口
3 アキュームレーター
4 電磁弁
4a 電磁弁の流入口
4b 電磁弁の第1流出口
4c 電磁弁の第2流出口
5、34 マーカー
5a マーカーの流入口
20〜23、35 配管
33、TP ポンプ
34a、52 胴体部
34b、53 貫通孔
34c、54 先端部
34d、56 吐出口
36 切換弁
A タイヤ材料
A1 ライン
F1〜F4 インクの流れ方向を示す矢印
J 外径変換継手
P プラグ
T チーズ
TP1 チューブ
Claims (3)
- 押出加工されたタイヤ材料を搬送しながら、その表面に連続的にインクを塗布してラインのマーキングを施すタイヤ用ライン塗布装置であって、
前記インクが収容されたインク補給タンクと、
前記タイヤ材料の表面に前記ラインをマーキングするマーカーと、
前記インク補給タンクから供給された前記インクを前記マーカーに圧送するポンプと
を備え、
前記ポンプとしてチューブポンプが用いられており、
前記ポンプと前記マーカーとを連結する搬送経路に、前記チューブポンプの脈動により生じるインクの圧力変動を吸収するアキュームレーターが設けられており、
前記ポンプと前記マーカーとを連結する搬送経路の前記アキュームレーターの下流側に、切換速度を調整可能な切換弁が設けられて、
前記ポンプの動作中に、前記切換弁を切換えて前記ポンプから前記マーカーへの前記インクの圧送を開始する際、前記アキュームレーター内部の圧力が上昇するまで前記切換弁の切換え動作を遅らせることにより、マーキングが開始される前に前記マーカーおよび前記インク補給タンクのいずれにもインクが流れない時間を一時的に生じさせることができるように構成されていることを特徴とするタイヤ用ライン塗布装置。 - 前記マーカーが、
胴体部と、
前記胴体部の一端側に設けられた先端部と、
前記先端部の先に形成されて、前記インクを吐出する吐出口と、
前記胴体部から前記先端部を経て前記吐出口に通じる貫通孔とを
有しており、
前記吐出口の口径が0.8〜3mmであり、前記胴体部における前記貫通孔の径が0.8〜4mmであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用ライン塗布装置。 - 請求項1または請求項2に記載のタイヤ用ライン塗布装置を用いて、押出加工されたタイヤ材料の表面に連続的にラインのマーキングを施すタイヤ用ライン塗布方法であって、
前記ポンプの動作中に、前記切換弁を切換えて前記ポンプから前記マーカーへの前記インクの圧送を開始する際、前記アキュームレーター内部の圧力が上昇するまで前記切換弁の切換え動作を遅らせることを特徴とするタイヤ用ライン塗布方法。
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JP2014143993A JP6374247B2 (ja) | 2014-07-14 | 2014-07-14 | タイヤ用ライン塗布装置およびタイヤ用ライン塗布方法 |
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2014
- 2014-07-14 JP JP2014143993A patent/JP6374247B2/ja active Active
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