JP6373604B2 - 水中機器の軸封装置およびこれを備えた水中機器 - Google Patents

水中機器の軸封装置およびこれを備えた水中機器 Download PDF

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Description

本発明は、ケーシングから回転軸が水中に突出している水中機器において、外水がケーシングと回転軸との間からケーシングの内部に浸入することを防ぐ水中機器の軸封装置およびこれを備えた水中機器に関するものである。
海流発電装置のように、海水中に水没するように設置された水中機器では、機器の本体を構成するケーシングから回転軸が海水中に突出しており、ケーシングと回転軸との間からの浸水を防ぐ軸封装置(メカニカルシール)が設けられている。この軸封装置は、回転軸がケーシングに対して軸方向に微動しながら回転することを許容しつつ、ケーシングと回転軸との間から海水がケーシング内部に浸入することを防止するものである。その一例として、特許文献1に開示されているメカニカルシールが知られている。
特許文献1に開示されている軸封装置(メカニカルシール16)は、同文献の図2に示されるように、回転軸18と一体に回転する回転環24と、ケーシング40側に固定されている固定環26と、コイルばね28とを備えており、コイルばね28の付勢力によって回転環24を固定環26側に押圧しながら、回転環24と固定環26との間を相対摺動させることにより、回転軸18の外周に沿って設けられた液体封入室20と、この液体封入室20より外周側に設けられたパージ液室22との間を液密にシールしている。
回転環24は、回転軸18との間にOリングを介して装着されており、固定環26は、ケーシング40(固定環受け30)との間にOリング32を介して装着されている。回転環24と固定環26との間の密封端面34においては、回転環24の幅(面積)が固定環26の幅(面積)よりも小さくされており、これによって回転環24と固定環26との間の接触面圧を高めてシール性を良好に保つようになっている。
そして、ケーシング40には、パージ液をパージ液室22内に噴出させるパージ液流入路42と、噴出されたパージ液を排出するパージ液排出路44とが形成されている。パージ液流入路42は、回転環24の端面の幅が狭いことから固定環26との間に形成される段差部分にパージ液を噴射し、この段差部分に異物Aが堆積することを防止する。このため、異物Aが密封端面34に噛み込むことによるシール性の低下が回避される。
特開2003−278920号公報
しかしながら、特許文献1のメカニカルシールでは、パージ液を噴射するパージ液流入路42がケーシング40の円周方向の1箇所にしか設けられていないため、パージ液流入路42から周方向に離れた位置においては異物Aの堆積を防ぎきれない懸念がある。特に、このメカニカルシールを海流発電装置に適用した場合には、回転軸18の回転速度が例えば毎分10回転程度と非常に低速であるため、ケーシング40と回転軸18との間の空間(パージ液室22)における流れが穏やかなものとなり、異物Aが堆積しやすい環境となるため、異物Aの堆積を確実に防止することができない。また、パージ液流入路42を複数本設けるのはケーシング40の構造の複雑化を招き、製造を困難にしてしまう。
しかも、特許文献1のメカニカルシールを海流発電装置や海水ポンプ等の水中機器に適用した場合には、海水中に生息している微細な水中生物が、回転環24と回転軸18との間に介装されているOリングの摺動面や、固定環26とケーシング40(固定環受け30)との間に介装されているOリング32の摺動面に付着して堆積しやすい。この位置はパージ液流入路42から噴射されるパージ液が回転環24や固定環26によって遮蔽されてしまうため、水の流れが滞りやすく、異物や水中生物等の堆積を抑止し難い。このようにOリングの摺動面に水中生物が堆積してしまうと、Oリングの摺動面が粗くなって回転環24や固定環26の軸方向への動きが阻害され、回転環24と固定環26との間の密着性が低下し、シール性が損なわれる懸念がある。
なお、Oリングのように摺動しながらシールするシール部材に代えて、ベローズ(蛇腹ゴム)のように伸縮式のシール部材を用いたとしても、上述のような海洋生物がベローズの表面に付着し、堆積することによってベローズの伸縮性を劣化させてしまう。このため、Oリングを用いた場合と同様に回転環24や固定環26の軸方向への動きが阻害されてシール性が損なわれる懸念がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成により、シール部材に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を得ることができる水中機器の軸封装置およびこれを備えた水中機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明に係る水中機器の軸封装置は、ケーシングと、該ケーシングから水中に突出する回転軸との間からの浸水を防ぐ水中機器の軸封装置であって、前記回転軸とともに回転する回転環と、前記ケーシング側に嵌合されて前記回転環と同軸的に、且つ軸方向に隣接して配置された固定環と、前記固定環を前記回転環側に押圧して前記固定環と前記回転環との間の密封端面を密着させる付勢部材と、前記ケーシングと前記固定環との間をシールするシール部材と、前記ケーシングと前記回転軸との間に設けられたフラッシング通路と、異物を排出するフラッシング水を前記フラッシング通路に供給するフラッシング水供給通路と、前記回転軸の軸心線を螺旋中心として前記シール部材の表面に対向する螺旋状の凹凸部を有し、前記フラッシング通路内において、前記フラッシング水を前記シール部材の表面に沿うように案内する螺旋案内部材と、を具備してなることを特徴とする。
この水中機器の軸封装置によれば、ケーシングと回転軸との間に設けられたフラッシング通路に、フラッシング水供給通路からフラッシング水が供給される。このフラッシング水は、螺旋案内部材の凹凸部により、ケーシングと固定環との間に設けられたシール部材の表面の全周に沿うように流れてから外部に排出される。このため、シール部材の近傍で水流が滞ることがなく、外部の海水中に含まれる異物や微細な水中生物等がシール部材の表面や摺動面に付着・堆積できなくなる。これにより、シール部材の伸縮性や摺動性が阻害されることが防止され、良好なシール性能を得ることができる。
螺旋案内部材を設けたことにより、フラッシング水供給通路から供給されるフラッシング水をシール部材の全周の表面に万遍なく流してシール部材の表面に水流の停滞部が発生することを防止できる。
フラッシング水供給通路の数は、螺旋案内部材によってフラッシング水をシール部材の全周に万遍なく流すことができる必要最小限の数でよい。このため、軸封装置の構造を簡素に保ちつつ、シール部材に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を得ることができる。
なお、例えば回転軸に羽根部材(プロペラ等)を回転一体に設けてフラッシング水をシール部材の周囲に案内することも考えられるが、径方向の寸法が大きくなりがちな羽根部材を用いることにより、回転軸回りに大きなスペースを割く必要が生じ、軸封装置のコンパクト性が損なわれてしまう。また、径の大きな羽根部材を回転させることによって回転軸の駆動力にロスが発生したり、回転バランスが狂って振動が発生したりする懸念もある。
このため、本発明のように、螺旋案内部材を用いてフラッシング通路内におけるフラッシング水を螺旋方向に案内してシール部材の全周に案内する構造の方が、コンパクト性やメンテナンス性の面で有利である。特に、軸封装置の径を小さくして水中機器のケーシング(ナセル)の径方向寸法を小さくし、水流抵抗を低下させて性能向上を図ることができる。
前記構成において、前記螺旋案内部材を、その前記凹凸部が前記回転環と前記固定環とが密着する前記密着端面の位置に対向するように設けてもよい。これにより、フラッシング通路内においてフラッシング水が螺旋案内部材の凹凸部によって回転環と固定環との密着端面の位置まで誘導されてから外部に排出される。このため、密着端面の近傍で水流が滞ることがなくなり、海水中に含まれる水中生物等の異物が回転環と固定環との密着端面付近に付着・堆積できなくなる。これにより、異物が密着端面に噛み込むことを防止して良好なシール性能を得ることができる。
前記構成において、前記シール部材よりも下流側で前記フラッシング通路に連通し、前記フラッシング水の排水方向に追加フラッシング水を流す追加フラッシング通路をさらに設けてもよい。
このような追加フラッシング通路を設けることにより、フラッシング水供給通路の流れが圧損増大等により万一悪くなったとしても、追加フラッシング通路から供給される追加フラッシング水がフラッシング通路を下流側に流れることができる。このため、外水がフラッシング通路を逆流してシール部材側に流れることを防止し、シール部材に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を維持することができる。
前記構成において、前記螺旋案内部材は前記回転軸に一体に設けてもよい。こうすれば、回転軸の回転と共に螺旋案内部材が一体回転するため、ネジポンプ作用によりフラッシング通路内のフラッシング水が下流側(外部側)に流される。このため、螺旋案内部材をケーシング等の固定部材側に固定して設けた場合に比べ、フラッシング通路内のフラッシング水を速い流速で積極的に下流側に流すことができる。したがって、シール部材の近傍に水流の停滞部が発生することをより確実に抑制し、シール部材に異物が付着することを効果的に防いで良好なシール性能を得ることができる。
前記構成において、前記回転軸と共に回転して前記シール部材の表面を払拭する払拭部材をさらに設けてもよい。
このような払拭部材を設けることにより、回転軸の回転と共に払拭部材も回転し、シール部材の表面を払拭する。このため、シール部材の表面に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を維持することができる。
前記構成において、前記シール部材は、軸方向に伸縮可能な折り目の無いベローズ状であり、その軸方向の両端部が、それぞれ前記フラッシング水の流れに対して段差が生じないように前記ケーシングおよび前記固定環に接続されていることが好ましい。
これにより、シール部材の近傍でフラッシング水の流れが滞りにくくなるため、シール部材の表面に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を維持することができる。
また、本発明に係る水中機器は、前記のいずれかの態様の軸封装置を備えたことを特徴とするため、簡易な構成により、シール部材に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を得ることができる。
以上のように、本発明に係る水中機器の軸封装置およびこれを備えた水中機器によれば、ケーシングと回転軸との間に設けられたフラッシング通路内に螺旋案内部材を設け、この螺旋案内部材によってフラッシング水をシール部材の表面に沿うように案内するという簡易な構成により、シール部材に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を得ることができる。
本発明に係る軸封装置を適用可能な水中機器の一例を示す海流発電装置の側面図である。 図1のII部を拡大した軸封装置の縦断面図である。 本発明の第1実施形態を示す軸封装置の縦断面図である。 本発明の第2実施形態を示す軸封装置の縦断面図である。 本発明の第3実施形態を示す軸封装置の縦断面図である。 本発明の第4実施形態を示す軸封装置の縦断面図である。 螺旋案内部材と払拭部材とを示す側面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る軸封装置を適用可能な水中機器の一例を示す海流発電装置の側面図である。この海流発電装置1は、海底に埋設された複数の係留ブロック2に係留索3で係留されて海中に保持される流線型のケーシング5と、海流の方向に対してケーシング5の後部側に軸支されたプロペラ6とを備えている。ケーシング5の内部にはプロペラ軸7(回転軸)が軸受部8,9により軸支されており、このプロペラ軸7はケーシング5の後端部から外部(海水中)に突出し、その突出部にプロペラ6が装着されている。
ケーシング5の内部には、プロペラ軸7によって駆動される発電機11と、プロペラ軸7の回転を制動する制動部12と、軸封装置13と、軸封装置13にオイルを供給する油圧ポンプ14等の機器類が内蔵されている。プロペラ6が海流を受けて回転すると、プロペラ軸7が回転し、発電機11が駆動されて発電が行われる。その際に、軸封装置13によってケーシング5とプロペラ軸7との間から海水がケーシング5の内部に浸入することが阻止され、ケーシング5内部のシール性が保たれる。
軸封装置13はケーシング5の後端部に設けられており、ケーシング5から水中に突出するプロペラ軸7のシールを行う部分である。図2は図1のII部を拡大した軸封装置13の縦断面図である。ケーシング5には、プロペラ軸7の後端部付近が遊挿されて外部に通じる軸穴16が形成されており、この軸穴16の中間部、即ち外部と図1に示す軸受部8との間に、所定の内容積を持つ液圧室17が形成されている。この液圧室17には、油圧ポンプ14からオイル供給通路18を経てオイルが圧送される。このオイルの圧力は、ケーシング5の外部の海水圧よりも高い圧力に設定されている。
プロペラ軸7には、液圧室17の内部に位置する回転フランジ21が一体に回転するように設けられ、この回転フランジ21の両面に一対の回転環22A,22BがOリング23を介して嵌合されている。各回転環22A,22Bはプロペラ軸7を囲む環状であり、ドッグ嵌合部24を介して回転フランジ21に嵌合することで回転フランジ21およびプロペラ軸7と一体に回転する。各回転環22A,22Bは、回転フランジ21およびプロペラ軸7と共にケーシング5に対して若干量(例えば数ミリ)だけ軸方向に移動することができる。
一方、ケーシング5側には一対の固定環26A,26Bが設けられている。この固定環26A,26Bもプロペラ軸7を囲む環状であり、軸穴16と同軸的にケーシング5に形成された摺動穴27の内部に軸方向に摺動自在に挿入されることにより、回転環22A,22Bと同軸的に配置されている。回転環22A,22Bと固定環26A,26Bとは、それぞれプロペラ軸7の軸方向に直交する端面同士が対向して密着しており、この部分が密着端面Sとなっている。
固定環26A,26Bは、それぞれスプリング28A,28B(付勢部材)によって回転環22A,22B側に押圧され、これによって密着端面Sの間が圧迫される。この密着端面Sにおいては、固定環26A,26Bの接触面幅が、回転環22A,22Bの接触面幅よりも小さくされることにより、両部材間の接触面圧が高められてシール性が良好に保たれるようになっている。
ケーシング5と固定環26A,26Bとの間にはシール部材31A,31Bが介装されており、ケーシング5と固定環26A,26Bとの間がシールされている。このシール部材31A,31Bは、ゴムや軟質樹脂等の可撓性材料によって形成された、軸方向に伸縮可能な折り目の無いベローズ状(スリーブ状)であることが好ましい。
また、液圧室17の内部において、ケーシング5とプロペラ軸7との間にフラッシング通路32が設けられている。このフラッシング通路32は、例えば固定環26A,26Bがスライド自在に嵌合される摺動穴27における固定環26A,26Bおよびシール部材31A,31Bの内周側の領域とされており、軸穴16に連通している。
さらに、回転フランジ21に対して後側(海水側)のフラッシング通路32にフラッシング水を供給するフラッシング水供給通路33が設けられている。このフラッシング水供給通路33は、ケーシング5の内部を貫通する1本の通路として形成されており、固定環26A側のシール部材31Aの後方でフラッシング通路32に連通している。シール部材31Aは、その軸方向の両端部が、それぞれフラッシング水供給通路33から供給されるフラッシング水の流れに対して段差が生じないようにケーシング5および固定環に接続されている。
フラッシング水供給通路33の他端は図示しない取水ポンプに接続されており、この取水ポンプによって外部から取水され、フィルターで水中生物等の異物を濾過された海水がフラッシング水として矢印で示すようにフラッシング水供給通路33からフラッシング通路32に供給される。フラッシング水の供給圧力はケーシング5の外部の海水圧よりも高く設定されるため、フラッシング通路32内に供給されたフラッシング水は軸穴16を通ってケーシング5の外部に流れて排出される。
なお、フラッシング通路32に供給されたフラッシング水を図示しない吸込ポンプによって排出するようにしてもよい。
このようにフラッシング通路32にフラッシング水が供給されることにより、外部の海水中に含まれる異物が軸穴16から軸封装置13に到達することが防止される。このため、海水中に含まれる異物が、特に海水側に配置されたシール部材31Aの表面や、固定環26Aと回転環22Aとの間の密着端面S、および回転環22Aと回転フランジ21との間の摺動部等に付着して堆積することが阻止される。これにより、シール部材31Aの伸縮性や摺動性が阻害されることが防止され、回転環22Aの軸方向の動きに対する固定環26Aの追従性が確保されて良好なシール性能が得られる。
プロペラ軸7は、回転すると同時に、海流の変動等の運転条件の変化によって軸方向に数ミリ移動することがある。例えば、図2中においてプロペラ軸7が機内側に移動したとすると、回転フランジ21と回転環22A,22Bとが機内側に移動し、固定環26Aを回転環22A側に押圧しているスプリング28Aが伸び、固定環26Bを回転環22B側に押圧しているスプリング28Bが縮む。同時に、ベローズ状のシール部材31A,31Bが伸縮し、固定環26A,26Bが回転環22A,22Bの動きに追従するため、密着端面Sが離間せずに密着した状態に保たれる。
固定環26Aと回転環22Aとの間の密着端面S、および回転環22Bと固定環26Bとの間の密着端面Sには、液圧室17に圧送されたオイルが供給され、各密着端面Sが潤滑されるようになっている。
[第1実施形態]
図3は、本発明を取り入れた軸封装置の第1実施形態を示す縦断面図である。
この軸封装置13Aには螺旋案内部材35が設けられている。この螺旋案内部材35は、フラッシング通路32内においてフラッシング水をシール部材31Aの表面に沿うように案内(誘導)するものである。
具体的には、螺旋案内部材35は円筒状(スリーブ状)の金属部品であり、その内径が軸穴16の内径に等しくされ、フラッシング通路32内に位置するようにケーシング5側に固定されつつ、プロペラ軸7の周囲に間隙を空けて環装されている。なお、螺旋案内部材35をケーシング5と一体的に形成してもよい。
螺旋案内部材35の外周面には、プロペラ軸7の軸心線Cを螺旋中心とする螺旋状(ネジ山状)の凹凸部35aが形成されている。この凹凸部35aは、シール部材31Aの表面に対向しており、その対向間隔は数ミリ〜数センチ程度に設定されている。なお、本実施形態では、螺旋案内部材35とシール部材31Aとの対向間隔が、フラッシング通路32に連通するフラッシング水供給通路33の縦幅と同寸法に設定されている。このため、フラッシング水供給通路33から供給されるフラッシング水が滞ることなく螺旋案内部材35とシール部材31Aとの間を流れるようになっている。
螺旋案内部材35の軸方向の長さは、その機内側の端部が回転環22Aの内側に重なる長さに設定されており、この機内側の端部まで凹凸部35aが形成されている。このため、凹凸部35aが軸方向で回転環22Aと固定環26Aとが密着する密着端面Sの位置にも対向している。
以上のように構成された軸封装置13Aは次のように作用する。
海流発電装置1の稼働時には、ケーシング5とプロペラ軸7との間に設けられたフラッシング通路32にフラッシング水供給通路33から所定圧力に加圧されたフラッシング水が供給される。
このフラッシング水は、矢印で示すように、螺旋案内部材35の凹凸部35aに案内され、凹凸部35aの溝形状に沿ってケーシング5と固定環26Aとの間に設けられたシール部材31Aの表面の全周に沿うように万遍なく流れてから螺旋案内部材35の先端でUターンし、軸穴16から外部に排出される。
このため、シール部材31Aの近傍で水流が滞ることがなく、外部の海水中に含まれる異物や微細な水中生物等がシール部材31Aの表面に付着・堆積できなくなる。これにより、シール部材31Aの伸縮性が阻害されることが防止され、固定環26Aの軸方向への摺動がスムーズに保たれて良好なシール性能が発揮される。
また、螺旋案内部材35の凹凸部35aが回転環22Aと固定環26Aとの密着端面Sの位置にも対向しているため、フラッシング水が螺旋案内部材35の凹凸部35aに誘導されて密着端面Sの位置まで流れてから外部に排出される。
このため、密着端面Sの近傍においても水流が滞ることがなくなり、海水中に含まれる水中生物等の異物が密着端面S付近に付着・堆積できなくなる。これにより、異物が密着端面Sに噛み込むことを防止して密着端面Sにおける密着性を高め、良好なシール性能を得ることができる。
螺旋案内部材35を設けたことにより、フラッシング水供給通路33から供給されるフラッシング水をシール部材31Aの全周の表面に万遍なく流してシール部材31Aの表面に水流の停滞部が発生することを防止できる。回転環22Aと固定環26Aとの密着端面Sについても同様に、その全周に亘ってフラッシング水を流すことができる。
フラッシング水供給通路33の数は、螺旋案内部材35によってフラッシング水をシール部材31Aおよび密着端面Sの全周に万遍なく流すことができる必要最小限の数(例えば1つ)でよい。
このため、ケーシング5や軸封装置13Aの構造を簡素に保ちつつ、シール部材31Aの表面や、回転環22Aと固定環26Aとの密着端面Sに異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を得ることができる。
シール部材31Aは、軸方向に伸縮可能な折り目の無いベローズ状であり、その軸方向の両端部が、それぞれフラッシング水の流れに対して段差が生じないようにケーシング5および固定環26Aに接続されている。このため、シール部材31Aの近傍でフラッシング水の流れが滞りにくくなり、シール部材31Aの表面に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を維持することができる。
なお、例えばプロペラ軸7に羽根部材(プロペラ等)を回転一体に設けてフラッシング水をシール部材31Aの周囲に案内することも考えられるが、径方向の寸法が大きくなりがちな羽根部材を用いることにより、プロペラ軸7回りに大きなスペースを割く必要が生じ、軸封装置13Aのコンパクト性が損なわれてしまう。また、径の大きな羽根部材を回転させることによってプロペラ軸7の駆動力にロスが発生したり、回転バランスが狂って振動が発生したりする懸念もある。
このため、本実施形態のように、螺旋案内部材35を用いてフラッシング通路32内におけるフラッシング水を螺旋方向に案内してシール部材31Aや密着端面Sの全周に案内する構造の方が、コンパクト性やメンテナンス性の面で有利である。特に、軸封装置13Aの径を小さくして海流発電装置1のケーシング5の径方向寸法を小さくし、水流抵抗を低下させて性能向上を図ることができる。
[第2実施形態]
図4は、本発明を取り入れた軸封装置の第2実施形態を示す縦断面図である。
この軸封装置13Bにおいて、追加フラッシング通路38が設けられている点以外の構成は、前述の軸封装置13Aの構成と同一であるため、各部に同一符号を付して説明を省略する。
追加フラッシング通路38は、シール部材31Aよりも下流側でフラッシング通路32に連通している。本実施形態では、例えばフラッシング通路32の下流側に繋がる軸穴16に追加フラッシング通路38が連通している。
追加フラッシング通路38の他端は、フラッシング水供給通路33と同じく図示しない取水ポンプに接続されている。追加フラッシング通路38には、取水ポンプによって外部から取水されて濾過された海水が追加フラッシング水として供給される。この追加フラッシング水は、矢印で示すように、軸穴16の内部で、フラッシング水供給通路33からフラッシング通路32に供給されたフラッシング水と合流し、フラッシング水の排水方向(外部方向)に流されて排水される。
このような追加フラッシング通路38を設けたことにより、フラッシング水供給通路33の流れが圧損増大等により万一悪くなったとしても、追加フラッシング通路38から供給される追加フラッシング水がフラッシング通路32を下流側に流れることができる。このため、外水がフラッシング通路32(軸穴16)を逆流してシール部材31Aおよび回転環22Aと固定環26Aとの密着端面S側に流れることを防止し、シール部材31Aや密着端面Sに水中生物等の異物が付着・堆積することを防止して、良好なシール性能を維持することができる。
なお、追加フラッシング通路38から追加フラッシング水が軸穴16に流れ込むことによってフラッシング通路32から流出しようとするフラッシング水の流れが阻害されることがないようにする必要がある。
そのためには、例えばフラッシング水供給通路33の流量よりも追加フラッシング通路38の流量を少なく設定するとよい。
また、追加フラッシング通路38が軸穴16に連通する位置を、フラッシング水供給通路33とフラッシング通路32との連通位置から離れた位置に設けることも有効である。
[第3実施形態]
図5は、本発明を取り入れた軸封装置の第3実施形態を示す縦断面図である。
前述の軸封装置13A,13Bにおいては、螺旋案内部材35がケーシング5側に設けられていたが、この軸封装置13Cにおいては、螺旋案内部材36がプロペラ軸7と一体に回転するように設けられている。それ以外の構成は軸封装置13A,13Bと同一であるため、各部に同一符号を付して説明を省略する。
螺旋案内部材36は、概ね円筒状(スリーブ状)であるが、回転フランジ21の端面に連結固定するための内周フランジ36bを有している。螺旋案内部材36の内径は、例えば軸穴16の内径と同径とされ、プロペラ軸7の周囲との間に前述の軸封装置13A,13Bと同様な間隙を空けて回転フランジ21に固定されている。また、内周フランジ36bの付け根付近に、螺旋案内部材36の外周側と内周側とを連通させる連通穴36cが設けられている。なお、ケーシング5には、螺旋案内部材36の先端部を外周側から近接して囲むスリーブ部5aが形成されている。
螺旋案内部材36の外周面には、前述の軸封装置13A,13Bの螺旋案内部材35と同様に、プロペラ軸7の軸心線Cを螺旋中心とする螺旋状(ネジ山状)の凹凸部36aが形成されている。この凹凸部36aは、シール部材31Aの表面と、回転環22Aと固定環26Aとの密着端面Sに対向している。凹凸部36aのネジ形状の旋回方向は、プロペラ軸7が回転した時に凹凸部36aのネジポンプ作用によってフラッシング通路32内の水が回転フランジ21側に導かれる方向に設定されている。
以上のように構成された軸封装置13Cにおいては、プロペラ軸7が回転すると、螺旋案内部材36がプロペラ軸7と一体に回転する。このため、フラッシング水供給通路33から供給されたフラッシング水が矢印で示すようにシール部材31Aの全周の表面を万遍なく流れる。
同時に、回転する螺旋案内部材36の螺旋状の凹凸部36aによってネジポンプ作用がもたらされ、フラッシング通路32内のフラッシング水がフラッシング水供給通路33側から回転フランジ21側に向かって流され、連通穴36cを経て軸穴16に流れ、外部に排水される。
なお、螺旋案内部材36の先端部とケーシング5側のスリーブ部5aとが近接しているため、その間からフラッシング水が流れ出にくくなっており、フラッシング通路32内におけるフラッシング水の流量が減少しにくい。
したがって、前述の軸封装置13A,13Bのように螺旋案内部材35がケーシング5等の固定部材側に固定されて設けられた場合に比べて、フラッシング通路32内のフラッシング水を速い流速で積極的に下流側(海水側)に流すことができる。これにより、シール部材31Aの近傍や回転環22Aと固定環26Aとの間の密着端面Sの近傍に水流の停滞部が発生することをより確実に抑制し、シール部材31Aに異物が付着することを効果的に防いで良好なシール性能を得ることができる。
[第4実施形態]
図6は、本発明を取り入れた軸封装置の第4実施形態を示す縦断面図である。この軸封装置13Dにおいて、螺旋案内部材36に払拭部材41が設けられている点以外の構成は、前述の軸封装置13Cの構成と同一であるため、軸封装置13Cと同一の部分には同一符号を付して説明を省略する。
図7にも示すように、螺旋案内部材36(凹凸部36a)の、シール部材31Aに対向する面には、例えばブラシ状の払拭部材41が設けられている。この払拭部材41は、螺旋案内部材36の周方向の一点に設けられており、これによってフラッシング水供給通路33から供給されるフラッシング水の流れが払拭部材41によって妨げられないようになっている。
このような払拭部材41を設けることにより、プロペラ軸7の回転と共に回転する払拭部材41によってシール部材31Aの表面が払拭される。このため、シール部材31Aの表面に水中生物等の異物が付着・堆積することを防止し、良好なシール性能を維持することができる。
以上説明したように、第1〜第4実施形態に係る軸封装置13A〜13D、およびこれを備えた海流発電装置1等の水中機器によれば、簡易な構成により、プロペラ軸等の回転軸が海中に突出する部分に設けられたシール部材に異物や水中生物等が付着・堆積することを防止して良好なシール性能を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更や改良を加えることができ、このように変更や改良を加えた実施形態も本発明の権利範囲に含まれるものとする。
例えば、第1〜第4実施形態では、海流発電装置1の軸封装置13に本発明を適用した例について説明したが、海流発電装置のみに限らず、水中ポンプや水中モーター等、水中に設置されるケーシングから回転軸が突出するように構成された各種の機器類にも本発明を適用することができる。
1 海流発電装置(水中機器)
5 ケーシング
6 プロペラ
7 プロペラ軸(回転軸)
13,13A,13B,13C,13D 軸封装置
16 軸穴
17 液圧室
18 オイル供給通路
21 回転フランジ
22A,22B 回転環
26A,26B 固定環
28A,28B スプリング(付勢部材)
31A,31B シール部材
32 フラッシング通路
33 フラッシング水供給通路
35,36 螺旋案内部材
35a,36a 凹凸部
38 追加フラッシング通路
41 払拭部材
C 軸心線
S 密着端面

Claims (7)

  1. ケーシングと、該ケーシングから水中に突出する回転軸との間からの浸水を防ぐ水中機器の軸封装置であって、
    前記回転軸とともに回転する回転環と、
    前記ケーシング側に嵌合されて前記回転環と同軸的に、且つ軸方向に隣接して配置された固定環と、
    前記固定環を前記回転環側に押圧して前記固定環と前記回転環との間の密着端面を密着させる付勢部材と、
    前記ケーシングと前記固定環との間をシールするシール部材と、
    前記ケーシングと前記回転軸との間に設けられたフラッシング通路と、
    異物を排出するフラッシング水を前記フラッシング通路に供給するフラッシング水供給通路と、
    前記回転軸の軸心線を螺旋中心として前記シール部材の表面に対向する螺旋状の凹凸部を有し、前記フラッシング通路内において、前記フラッシング水を前記シール部材の表面に沿うように案内する螺旋案内部材と、
    を具備してなることを特徴とする水中機器の軸封装置。
  2. 前記螺旋案内部材を、その前記凹凸部が前記回転環と前記固定環とが密着する前記密着端面の位置に対向するように設けたことを特徴とする請求項1に記載の水中機器の軸封装置。
  3. 前記シール部材よりも下流側で前記フラッシング通路に連通し、前記フラッシング水の排水方向に追加フラッシング水を流す追加フラッシング通路をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の水中機器の軸封装置。
  4. 前記螺旋案内部材は前記回転軸に一体に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の水中機器の軸封装置。
  5. 前記回転軸と共に回転して前記シール部材の表面を払拭する払拭部材をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の水中機器の軸封装置。
  6. 前記シール部材は、軸方向に伸縮可能な折り目の無いベローズ状であり、その軸方向の両端部が、それぞれ前記フラッシング水の流れに対して段差が生じないように前記ケーシングおよび前記固定環に接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の水中機器の軸封装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の軸封装置を備えたことを特徴とする水中機器。
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