JP6372814B1 - 可動式セッティングブロック及びそれを用いたスライド式ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】予め下レール内に配置しておき、意匠性の高いサッシレスの戸材を着脱可能に載置することで、当該戸材をスライド移動させるための可動式セッティングブロックを提供する。【解決手段】本発明は、戸車がないサッシレスの戸材300を上下レールに嵌め込んだときに、前記戸材300を載せて前記上下レールに沿ってスライド移動させるための可動式セッティングブロック500であって、前記戸材300の下部を前後に跨いで挟持する支持材530と、前記支持材530で挟んだ前記戸材300の下面を受け止める緩衝材540と、前記支持材530の下側に取り付けられた戸車520と、を有し、前記戸材300の傾きを前記戸車520で調整せずに、前記戸材300を着脱させて前記緩衝材540の厚さで調整するために予め下レール420内に収容された、ことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、サッシレスの戸材をスライド移動させるための可動式セッティングブロック及びそれを用いたスライド式ドアに関する。
建物の開口部における上下枠に板ガラス等の戸材を嵌め込んで開閉できないように固定したフィックス窓(はめ殺し窓)においては、予め下枠内に樹脂等で成形された固定用セッティングブロックを配置しておき、下枠に嵌め込まれた戸材の荷重を受け止めて緩衝する。複数の戸材を面方向に並置する場合、各戸材が水平になっていないと隣接する戸材の合わせに隙間を生じることから、戸材の傾きを無くすために、戸材を着脱しながら左右端のうち低い側に薄い樹脂板を挟む等して固定用セッティングブロックの高さを調整する。戸材を上下枠に固定するだけなので、戸材の連続性が途切れないような意匠性が高いものを構築可能である。
また、引き戸など開閉可能なスライド式ドアにおいては、板ガラス等の戸材に外力(風圧や地震等による振動など)への耐性を持たせると共に、戸材を上下レールに沿ってスライド移動させるための戸車を設置するために、外枠として戸材の周縁部を囲むようにサッシ(サッシュ)等の枠材を取り付けている。戸車は、下側の枠材に回転可能に固着され、下レールに沿って走行することで戸材をスライド移動させるが、戸材に傾きがある場合には、予め戸車に設けた高さ調整手段などで調整する。
なお、スライド式ドアに作用する外力への耐性を戸材及び枠材のそれぞれに持たせるのが一般的であり、特許文献1に記載されているように、下レールにカバーを被着させて振動により受ける負荷を吸収するサッシ窓の下枠構造の発明も開示されている。また、スライド式ドアに求められる気密及び水密性能のレベルに応じて、適した対策部材が設置されることが一般的であり、特許文献2に記載されているように、窓が閉じた状態で建具と外枠が密着する建具の押し付け機構の発明も開示されている。
さらに、建物の開口部に複数の板ガラスを並置したガラスカーテンウォールにおいては、日射等により室内の熱効率が悪く、そのためエアコン(空調)等のエネルギー効率も悪いため、ダブルガラススキン構造にすることがある。既存のガラスカーテンウォールをアウターガラス(外ガラス)とし、スライド式ドアをインナーガラス(内ガラス)として後付けする方法もあり、特許文献3に記載されているように、戸車を接合固定した戸材を下レールに沿って移動させるダブルガラススキン用のインナーガラス構造の発明も開示されている。
特開2002−180750号公報 特開平07−310482号公報 特許第5621088号公報
しかしながら、自動車のショールームなど開口部の大きい店舗等にスライド式ドアを設置する場合、戸材の寸法及び重量が大きくなりがちであり、それに伴い、枠材の見付け寸法及び重量も大きくなる傾向にある。スライド式ドアであってもフィックス窓と同様の意匠性を持たせたいということもあり、特に、戸材がガラスの場合、外部からの視認性能と視界の一体感を確保したいという要請から、枠材のサイズ縮小化が求められており、枠材がなければ戸車を固定することも困難となる。すなわち、戸材を移動させる場合、耐性などの性能を維持するために枠材を大きくすると、意匠性が犠牲になる。
また、枠材がある場合、下枠より上に下框が露出しており、そこで高さを調整可能であるが、戸材の重量が大きくなると、下側の枠材及び戸車に相当の荷重が掛かり、ネジで楔状の部材を横から差し込む方式の高さ調整手段では調整がかなり大変なものとなる。なお、複数のスライド式ドアを突合せで並置したときに、枠材が小さく戸車の高さ調整手段が下レール内にあるような場合だと、重量のある戸材に傾きがあっても戸車の高さ調整手段を操作することも困難である。
さらに、スライド式ドアの施工方法としては、例えば、予め工場等において枠材に戸車を取り付ける等の必要な加工を施した上で倉庫等に保管しておき、それらを設置現場まで運搬して、建物の開口部に枠材を設置した後、別の業者が戸材を搬入して枠材に戸材を嵌め込み、気密材で表裏の境界部をシールする。枠材や戸材やレール等は個別に設計及び製造し、一旦保管してから、現場でこれらを一つの製品に組み込んでいるので、現場での手間や在庫管理などの間接費用が大きくなり、高コストになっている。
そこで、本発明は、予め下レール内に配置しておき、意匠性の高いサッシレスの戸材を着脱可能に載置することで、当該戸材をスライド移動させるための可動式セッティングブロックを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、戸車がないサッシレスの戸材を上下レールに嵌め込んだときに、前記戸材を載せて前記上下レールに沿ってスライド移動させるための可動式セッティングブロックであって、前記戸材の下部を前後に跨いで挟持する支持材と、前記支持材で挟んだ前記戸材の下面を受け止める緩衝材と、前記支持材の下側に取り付けられた戸車と、を有し、前記戸材の傾きを前記戸車で調整せずに、前記戸材を着脱させて前記緩衝材の厚さで調整するために予め下レール内に収容され、前記戸材の左下端と右下端に配置したときに、両者をロッドで連結するための接続部を有する、ことを特徴とする。

また、前記可動式セッティングブロックにおいて、前記支持材は、前記下レールから飛び出さないように突出片を係止させて押さえられる、ことを特徴とする。
また、前記可動式セッティングブロックにおいて、前記支持材は、前記戸材の位置ズレを防止するための滑止ストッパーを有する、ことを特徴とする。
また、前記可動式セッティングブロックにおいて、前記戸車は、前記下レール内で移動を制限するための回転ロック手段を有する、ことを特徴とする。
さらに、本発明であるスライド式ドアは、前記可動式セッティングブロックが、予め前記下レール内において前記戸材の左下端及び右下端となる位置にそれぞれ配置され、前記戸材をサッシレスで着脱可能に載置した、ことを特徴とする。
また、前記スライド式ドアは、前記戸材の左下端に配置される前記可動式セッティングブロックと、前記戸材の右下端に配置される前記可動式セッティングブロックとが、ロッドで連結された、ことを特徴とする。
また、前記スライド式ドアにおいて、前記上下レールは、前記戸材を保持すると共に前記戸材との隙間を塞ぐために、前記戸材に対し摺動可能にシール材が設けられる、ことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記スライド式ドアの施工方法であって、予め前記下レール内に前記可動式セッティングブロックを配置し、サッシレスで搬入された前記戸材を前記上下レールに嵌め込んで前記可動式セッティングブロックの上に載置し、前記可動式セッティングブロックを前記下レール内に収容したまま、前記戸材を着脱しながら前記戸材が水平となるように前記緩衝材の厚さを調整した上で、前記戸材に隣接する他の戸材との隙間を塞ぐための気密材を取り付ける、ことを特徴とする。
本発明によれば、予め下レール内に配置しておき、サッシレスの戸材を着脱可能に載置することで、当該戸材をスライド移動させることができる。すなわち、戸材に枠材や戸車を取り付けなくても、想定される外力への耐力を持たせた上で、上下レールに沿って自由に移動させることができる。枠材のないサッシレスの戸材にすることで、店舗等の開口部における外部からの視認性が良好になり、意匠性も向上する。なお、戸材と上下レール、戸材と開口部の横端部、及び戸材間の境界部に気密材を取り付けることで気密性も確保することができる。
本発明は、予め下レール内に収容されるので、戸材が薄く下レールの幅が狭い場合などにおいては、戸車に高さ調整機能を持たせることが困難又は持たせても調整自体が困難となるため、戸材を着脱可能とすることにより、緩衝材の厚みを変えながら戸材の傾きを水平に調整することができる。
先に工場等で枠材などを加工して保管しておくのではなく、サッシレスの戸材や上下レールなどを設置現場に直接搬入して組み立て、気密材などを取り付けてスライド式ドアとして仕上げれば良いので、製造コストが大幅に削減される。サッシレスの戸材の上下レールへの嵌め込みは、二辺支持のフィックス窓を上下枠に嵌め込むのと同様であり、高さ調整も簡単なため、建て付け作業が効率化され、納期も大幅に短縮される。
従来の引き戸などでは二辺支持のフィックス窓と同様の意匠性を実現することはできないが、本発明では、上下レールとしてフィックス窓を固定していた上下枠を共通に使用することが可能であり、固定用セッティングブロックを可動式セッティングブロックに入れ替えて、板ガラス等の戸材をサッシレスで載せることで、フィックス窓と同様の意匠性を実現することができる。
本発明であるスライド式ドアの全体を示す正面図、平面図及び側面図である。 本発明であるスライド式ドアにおける開口部の上部と下部を拡大した側面の縦断面図である。 本発明であるスライド式ドアの概観を示す正面図である。 本発明である可動式セッティングブロックの概観を示す正面図及び側面図である。 本発明である可動式セッティングブロックを拡大した側面の縦断面図である。 本発明である可動式セッティングブロックに戸材を載せる手順を示す図である。 本発明であるスライド式ドアの側端部及び中間部を示す平面図である。 本発明であるスライド式ドアの中間部が引き違いの場合を示す平面図及び側面図である。 本発明である可動式セッティングブロックに滑止ストッパーを設けた場合を示す正面図である。 本発明である可動式セッティングブロックの斜視図である。 本発明である可動式セッティングブロックの正面図、平面図、側面図及び底面図である。 本発明である可動式セッティングブロックのロッド接続を示す正面及び側面から見た縦断面図である。 本発明であるスライド式ドアの気密材を示す平面から見た横断面図である。 本発明であるスライド式ドアの傾き調整について説明する図である。 本発明である可動式セッティングブロックの緩衝材の厚さ調整について説明する図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
まず、本発明であるスライド式ドアについて詳細に説明する。図1は、スライド式ドアの全体を示す(a)正面図、(b)平面図及び(c)側面図である。図2は、スライド式ドアにおける開口部の上部と下部を拡大した側面の縦断面図である。なお、前後方向については、建物(部屋)の開口面において、室内側を前側(手前側)とし、室外(屋外)側を後側(奥側)とする。
図1に示すように、スライド式ドアは、開口部100に設けたドアレール400にサッシレスの戸材300を嵌め込んでスライド移動させることにより、開口部100を開閉させるものである。
スライド式ドアの一例として、オフィスビル等の建物内にある広い一室に、会議室などの小さい部屋を作る際、室内を分割する間仕切りとして複数の戸材300を配置する場合がある。なお、開放感を得るために、戸材300として透明なガラス材などが使用されたり、周りから見えないように、戸材300として不透明な板材などが使用されたりする。
会議室として使用する場合、内部の音声が外部に漏れるのを抑えるために、戸材300には防音効果の高い素材を用いたり、気密性を向上させたりすることが好ましい。会議室として仕切られている部屋の防音効果を向上させるために、ダブルスキン構造にしても良い。なお、本実施例では、ダブルスキン構造にする例を示す。
また、他の一例として、店舗などの建物において、カーテンウォールとして外ガラス200が張られている開口部100の室内側に、複数の戸材300を内ガラスとして配置してダブルスキン構造にする場合がある。
外ガラス200と内ガラス(戸材300)のダブルスキン構造は、外ガラス200と内ガラスの間に空気層を介すことにより、空気層の熱を室内又は室外に排出することで、室内の冷暖房(空調)のエネルギー効率を向上させる。なお、内ガラスは断熱・遮熱効果の高い素材(低放射複層ガラス等)とすることが好ましい。
例えば、暑い時期においては、屋外から外ガラス200を通じて空気層が温められるので、空気層の空気を屋外に排出すれば、室内の温度上昇を抑えられ、冷房効率が向上する。また、寒い時期においては、空気層の空気を室内に取り入れれば、室内の温度低下が抑えられ、暖房効率が向上する。
また、戸材300を可動式にすることでメンテナンスしやすくなり、内ガラスを収納して外ガラス200だけのシングルスキンにすれば、開口部100における外部からの視認性が良くなり、視界の一体感も確保される。
開口部100は、上壁110、床面120、左壁130及び右壁140に囲まれた開放空間であり、室内と室外の境界となる。上壁110、床面120、左壁130及び右壁140には、室外側に上枠210、下枠220、左枠230及び右枠240が形成され、室内側にドアレール400として上レール410、下レール420、左枠430及び右枠440が形成される。
外ガラス200は、上壁110の上枠210、床面120下の下枠220、左壁130の左枠230、及び右壁140の右枠240に対し、開閉しないように1枚又は複数のガラスが固定位置で開口部100の面方向(横方向)に並置され、人などは開閉可能な扉150から出入りする。
戸材300は、上壁110の上レール410、床面120下の下レール420、左壁130の左枠430、及び右壁140の右枠440に対し、開閉可能に1枚又は複数のガラスが開口部100の面方向(横方向)に並置される。
図2に示すように、外ガラス200は、下部が下枠220に差し込まれ、下枠220内の固定用セッティングブロック250に載せられる。固定用セッティングブロック250は、フィックス窓などに使用されるものと同様に、樹脂などで外ガラス200を受け止めて、外ガラス200の破損を防ぐために緩衝する。固定用セッティングブロック250で外ガラス200の荷重を支えた状態で、コーキング材260により外ガラス200を下枠220に気密が維持されるように固定する。また、外ガラス200の上部は、上枠210に差し込まれ、コーキング材260で固定されると共に密閉される。
戸材300は、下部が下レール420に差し込まれ、下レール420内に予め設置された可動式セッティングブロック500の上に着脱可能に載せられる。可動式セッティングブロック500で戸材300の荷重を支えた状態で、下シール材330により戸材300を下レール420に摺動可能で気密が維持されるようにシールする。また、戸材300の上部は、上レール410に差し込まれ、上シール材320で支持されると共に摺動可能にシールされる。
戸材300は、四方にサッシ等の枠材を取り付けないガラス等の板材のみの状態である。ただし、気密性を維持するために隣接する戸材300間に気密材などを取り付ける場合がある。なお、戸材300をスライド移動させるための戸車は、戸材300には取り付けず、ドアレール400内の可動式セッティングブロック500に設けるため、戸材300に枠材自体が無くて良い。
枠材は、戸材300の外力に対する耐力を持たせようとすると、特に戸材300が大型化するほど、戸材300を大きくカバーする必要が生じるため、開口部100の視認性を阻害し、視界の一体感も損なわれることになる。戸材300が複数枚の引き戸の場合、隣接する戸材300間で連続性が失われるが、戸材300をサッシレスとすることで、戸材300間の介在物が最小限となり、意匠性が向上する。
また、枠材を無くすことで、設置前に工場等で戸材300に枠材や戸車を取り付ける手間が不要となる。設置現場にドアレール400を敷設して、下レール420に可動式セッティングブロック500を収容しておけば、現場に直接サッシレスの戸材300を搬入し、気密材などを取り付けた上で、戸材300をドアレール400に嵌め込んで行けば良い。
図3は、スライド式ドアの概観を示す正面図である。図3に示すように、ドアレール400は、戸材300の上下を上レール410と下レール420とで挟み込んで支持し、戸材300を可動式セッティングブロック500に載せて上レール410及び下レール420に沿って移動可能にする。
なお、戸材300が大型で重量がある場合は、戸材300を上レール410から吊り下げて移動させるよりも、戸材300を載せて下レール420を走行させる方が好ましい。上レール410から吊り下げる場合は、上壁110に戸材300の荷重が掛かるため、それに耐えられる強度が上レール410に必要となるが、下レール420を走行させる場合は、床面120に戸材300を支持する耐力が備わっていれば良い。
戸材300の上部は、上レール410内に嵌め込まれ、戸材300の下部は、下レール420内を走行可能に設けられた可動式セッティングブロック500の上に着脱可能に載置される。可動式セッティングブロック500は、下レール420内に複数設けられ、一の戸材300の下部の左端に1つ、右端に1つ配置して支えれば良い。戸材300と可動式セッティングブロック500とは接着されないので、戸材300を着脱して可動式セッティングブロック500の配置を調整すれば良い。
上レール410は、上壁110内にあり、また、下レール420は、床面120より下側に埋め込まれており、開口部100において戸材300が可視状態となる。戸材300は、サッシレスのため枠材を有しないが、隣接する戸材300との間をシールするために、側気密材310などを取り付けても良い。ただし、開口部100の一体感を維持するために最小限のサイズにする。
図4は、可動式セッティングブロックの概観を示す(a)正面図及び(b)側面図である。図5は、可動式セッティングブロックを拡大した側面の縦断面図である。図4に示すように、ドアレール400に嵌め込まれた戸材300は、下レール420内の可動式セッティングブロック500により支持される。可動式セッティングブロック500は、戸材300の破損を防ぐために緩衝すると共に、戸材300を面方向にスライド移動させる可動手段である。
可動式セッティングブロック500は、戸材300を載せるための載置部510と、戸材300を移動させるための戸車520と、を有する。また、載置部510は、戸材300を前後から挟持する支持材530と、戸材300の荷重を受ける緩衝材540と、を有する。戸車520は、載置部510の下側に回転可能に支持され、下レール420の底面上で回転することで走行する。
図5に示すように、支持材530は、弾力性のある樹脂などで上面の空いた凹状に成形する。なお、載置部510を金属などで成形し、内側に樹脂製の支持材530を嵌め込んでも良い。また、支持材530の内側に半球状など内側に突出した突起物を設けて、支持材530の前後を(表から裏に)下から跨ぐようにして間に挟み込んだ戸材300の下部を前後から押さえ付けても良い。支持材530の先端同士の距離を戸材300の厚さよりも僅かに小さくすれば、挟持した戸材300を弾性により押さえ付けられる。
緩衝材540は、支持材530の底面に弾力性のある樹脂などを配置して、支持材530で挟持した戸材300の下面を受け止める。なお、支持材530と緩衝材540とは、別部材でも良いし、一体成形されても良い。また、緩衝材540は板状のものを複数重ねても良い。戸材300とは接着しないことから、緩衝材540が劣化した場合は交換可能である。
載置部510の下部には、戸車520を回転可能に設置するために、戸車520の回転中心位置まで両側を下垂させて空間を作り、そこに車軸を取り付ける。戸車520を車軸に通して収容したときに、戸車520の下部は出るようにして走行可能にする。
図6は、可動式セッティングブロックに戸材を載せる手順であり、ドアレールへの戸材の(a)嵌込中及び(b)嵌込後を示す図である。図6に示すように、ドアレール400への戸材300の嵌込みは、上枠210及び下枠220への外ガラス200の嵌込みと同様に行えば良い。また、ドアレール400から戸材300の取り外しは、逆に手順で行えば良い。
上レール410は、内部に戸材300の上部を収容する空間を有し、戸材300を差し込むために下面が開口する。上レール410の内幅は、戸材300の厚さよりも若干大きくし、戸材300を傾けて斜め上方に差し込みやすくする。また、上レール410の内壁には弾力性のある上シール材320を取り付け、差し込まれた戸材300に密着して気密性を維持した上で戸材300を支持する。
上レール410には空間の上部に余裕を持たせ、上レール410に戸材300を差し込んだまま少し持ち上げて垂立させた状態にし、そのまま戸材300を降ろして下レール420に差し込めば良い。
なお、戸材300をドアレール400に嵌め込んだ後に側気密材310を取り付けるのが好ましい。側気密材310は、上レール410から下レール420の間に取り付けるため、戸材300の嵌込み前に上端から下端まで取り付けると、戸材300を上レール410に差し込むときなど上下に動かす際に邪魔となる。
下レール420は、内部を走行可能に可動式セッティングブロック500が収容されており、戸材300の下部を差し込むために上面が開口する。下レール420に内幅は、戸材300の厚さよりも若干大きくし、下レール420の内壁には弾力性のある下シール材330を取り付けて、差し込まれた戸材300との間で気密性を維持する。なお、戸材300はドアレール400に沿って移動可能かつ着脱可能なので、上シール材320及び下シール材330は戸材300に固着されず摺動可能である。
図7は、スライド式ドアの側端部及び中間部を示す平面図である。図7に示すように、開口部100が横に長い場合には、複数の外ガラス200及び戸材300の両端の気密性を維持した上で、面方向に並置する。
一番左側の外ガラス200は、左壁130に設けた左枠230に、左端を差し込んだ上でコーキング材260により固定される。同様に、一番右側の外ガラス200は、右壁140に設けた右枠240に、右端を差し込んだ上でコーキング材260により固定される。また、隣接する外ガラス200同士もコーキング材260により間を固定すれば良い。
外ガラス200の手前側においては、戸材300がスライド移動可能であることから、左壁130には緩衝手段を施した左枠430を設け、一番左側の戸材300を受け止めると共に、左シール材340で気密性を維持すれば良い。
また、右壁140では戸材300を受けずに上レール410及び下レール420を右方に延ばし、開口部100を開放したときに、移動させた先に戸材300を収納する手段を設ければ良い。なお、開口部100を閉じたときに、一番右側の戸材300と右壁140とは、右シール材350で気密性を維持すれば良い。
隣接する戸材300同士については、戸材300の左右両側に側気密材310を取り付け、お互いに側気密材310を突き合せることで気密性を維持する。なお、側気密材310を取り付けることで、戸材300同士が衝突することにより破損することも防止される。
図8は、スライド式ドアの中間部が引き違いの場合を示す(a)平面図及び(b)戸材が重なった位置における側面図(c)戸材が重なっていない位置における側面図である。図8に示すように、ドアレール400aは、複数の戸材300が突合せではなく、一部が前後に重なる引違いの場合においても、隣接する戸材300同士の気密性を維持する。
ドアレール400aでは、上レール410及び下レール420を前後に2列敷設する。そして、手前側の下レール420a上の戸材300には側気密材310aを取り付け、奥側の下レール420b上の戸材300には側気密材310bを取り付ける。
側気密材310aは後側に向かって突条360を出し、側気密材310bは前側に向かって突条360を出すことにより、側気密材310aの突条360と側気密材310bの突条360とが接触したときに気密性を維持する。なお、突条360同士が当たることによって戸材300間が空かないように引掛用留具として機能させても良いし、突条360に弾力性を持たせて所定の力以上は制限しないようにしても良い。
図9は、可動式セッティングブロックに滑止ストッパーを設けた場合を示す正面図である。図9に示すように、可動式セッティングブロック500aでは、載置された戸材300の位置がずれないように、滑止ストッパー550を取り付けても良い。
戸材300は、可動式セッティングブロック500aに接着されず、その上に載っているだけであるため、スライド移動中に可動式セッティングブロック500aが先に止まる等すると慣性により摩擦力を超えると相対的な位置がずれる可能性がある。可動式セッティングブロック500aから外れてしまうと、戸材300が下レール420に落下する等して破損するおそれがある。
そのため、戸材300の左端又は右端に配置される可動式セッティングブロック500aについては、相対位置が変わらないように、載せた戸材300の左側面又は右側面を押さえるような滑止ストッパー550を設けても良い。また、左端の可動式セッティングブロック500aと右端の可動式セッティングブロック500aの間隔が離れないようにロープなどで繋いでも良い。
図10は、可動式セッティングブロックの(a)斜め上方から見た斜視図、及び(b)斜め下方から見た斜視図である。図11は、可動式セッティングブロックの(a)正面図、(b)平面図、(c)側面図及び(d)底面図である。図12は、可動式セッティングブロックのロッド接続を示す(a)正面及び(b)側面から見た縦断面図である。図13は、スライド式ドアの気密材の(a)引き違いの場合、(b)突き合せ(取付式)の場合、(c)突き合せ(嵌込式)の場合を示す平面から見た横断面図である。
図10、11に示すように、可動式セッティングブロック600は、上部に戸材300が載置される支持材610、下部に戸車520が取り付けられる収容部620、一側部に戸材300が位置ズレしないように押さえる滑止ストッパー630、滑止ストッパー630に連設されて側気密材310を取り付けたときに押さえられる突起640、及び他側部に連結用のロッド660を引っ掛けるための接続部650等を有する。そして、可動式セッティングブロック600の収容部620に戸車520が回転可能に取り付けられる。
図12に示すように、ドアレール400bでは、戸材300の左端に配置される可動式セッティングブロック600と、戸材300の右端に配置される可動式セッティングブロック600とを、ロッド660で連結する。両者を連結することにより、戸材300の横の長さで両者の間隔が保持されることにより、可動式セッティングブロック600の位置ずれが防止される。
ロッド660は、樹脂等により棒状や紐状などに成形され、進行方向に伸縮しないことが望ましいが、下レール420が湾曲している場合には、それに合わせて湾曲可能にしても良い。ロッド660の先端をフック状にして可動式セッティングブロック600の接続部650に係止させれば良い。
また、実施例1における可動式セッティングブロック500では、下レール420の内側と可動式セッティングブロック500の外側に突出片を出して、可動式セッティングブロック500が飛び出さないように押さえていたが、逆に突出片などを付けずに可動式セッティングブロック600のように着脱できるようにしても良い。
図13に示すように、側気密材310を別の形状にしても良い。例えば、(a)のように、ドアレール400bの中間部が引き違いの場合に、手前側の戸材300には突条710を設けた側気密材700を取り付け、奥側の戸材300には溝条720を設けた側気密材700aを取り付け、重なったときに突条710が溝条720に嵌合するようにしても良い。
また、ドアレール400bの中間部が突き合せの場合に、(b)のように、戸材300の面積を広くするために、戸材300の側面にだけ側気密材700bを接着等により取り付けても良いし、(c)のように、挟み730で前後から挟み込むように側気密材700cを嵌め込んでも良い。
図14は、スライド式ドアの傾き調整について説明する図であり、(a)スライド式ドアが傾いている状態と、(b)スライド式ドアを水平にした状態の正面図である。図15は、可動式セッティングブロックの緩衝材の厚さ調整について説明する図であり、(a)戸材を取り外して、(b)緩衝材を増やす状況を示す側面から見た縦断面図である。
図14(a)に示すように、ドアレール400cに戸材300と戸材300aとが隣接して嵌め込まれているとする。戸材300は可動式セッティングブロック500に水平に載置されているが、戸材300aは若干傾いて載置されている場合、戸材300と戸材300aとは完全に接触せず、隙間を生じることになる。
図14(b)に示すように、戸材300aを水平な状態にし、戸材300と戸材300aとが隙間なく接触するようにするため、左端又は右端の可動式セッティングブロック500のいずれか一方について、戸材300aが載る高さを上げる又は下げる必要がある。
従来のように戸車が戸材に固定されたスライド式ドアの場合、戸車に高さ調整手段を持たせて戸車の側方など操作して高さを調整していたが、戸材に重量がある場合、その荷重を受けている戸車の高さを変えるのは非常に困難である。
可動式セッティングブロック500の場合、下レール420内に収容されているので、戸車520に高さ調整手段を持たせても操作自体が困難であるし、フィックス窓と同様に、戸材300、300aがサッシレスで薄いため下レール420も狭く、可動式セッティングブロック500も小型なので高さ調整手段を持たせることが困難である。
図15(a)に示すように、戸材300aは可動式セッティングブロック500から着脱可能であるため、可動式セッティングブロック500内で戸材300aを受け止めている緩衝材540の厚さを変えて、戸材300aの高さを調整すれば良い。すなわち、固定用セッティングブロック250における傾き調整と同様である。
図15(b)に示すように、可動式セッティングブロック500から戸材300aを持ち上げ、緩衝材540を別の厚さのものに交換したり、緩衝材540の上に別の調整用緩衝材540aを追加又は除去したりして、また可動式セッティングブロック500を元に降ろせば良い。調整用緩衝材540aを複数重ねておいて増減させれば良い。戸材300aの着脱を繰り返して緩衝材540の厚さを変更しながら、戸材300aが水平になるように調整すれば良い。戸材300aの荷重が掛からない状態で緩衝材540の厚さを変更できるので、戸材300aの傾き調整が容易である。
なお、下レール420の内側に突出させた突出片425と、載置部510の外側に突出させた突出片515を係止させて、可動式セッティングブロック500が下レール420から飛び出さないように押さえていても、戸材300aを取り外せば上方が空くので、緩衝材540の厚さ変更が可能である。また、緩衝材540が劣化したときの交換も容易である。
載置部510の下側に設けた収容部520aには、内側に車軸520bを通して戸車520が回転可能に取り付けられ、戸車520は下レール420に沿って移動可能となるが、下レール420の差込口に設けた下シール材330により、戸材300aを摺動可能に支持すると共に、下レール420内に異物が侵入しないように隙間が塞がれる。
支持材530の内側に突出させた突起物530aも戸材300aを挟持して支持するが、戸材300aが摺動しないように弾力により押さえ付ける。突起物530aも下シール材330も戸材300aの着脱を阻害しないような形状であれば良い。
本発明によれば、予め下レール内に配置しておき、サッシレスの戸材を着脱可能に載置することで、当該戸材をスライド移動させることができる。すなわち、戸材に枠材や戸車を取り付けなくても、想定される外力への耐力を持たせた上で、上下レールに沿って自由に移動させることができる。枠材のないサッシレスの戸材にすることで、店舗等の開口部における外部からの視認性が良好になり、意匠性も向上する。なお、戸材と上下レール、戸材と開口部の横端部、及び戸材間の境界部に気密材を取り付けることで気密性も確保することができる。
本発明は、予め下レール内に収容されるので、戸材が薄く下レールの幅が狭い場合などにおいては、戸車に高さ調整機能を持たせることが困難又は持たせても調整自体が困難となるため、戸材を着脱可能とすることにより、緩衝材の厚みを変えながら戸材の傾きを水平に調整することができる。
先に工場等で枠材などを加工して保管しておくのではなく、サッシレスの戸材や上下レールなどを設置現場に直接搬入して組み立て、気密材などを取り付けてスライド式ドアとして仕上げれば良いので、製造コストが大幅に削減される。サッシレスの戸材の上下レールへの嵌め込みは、二辺支持のフィックス窓を上下枠に嵌め込むのと同様であり、高さ調整も簡単なため、建て付け作業が効率化され、納期も大幅に短縮される。
従来の引き戸などでは二辺支持のフィックス窓と同様の意匠性を実現することはできないが、本発明では、上下レールとしてフィックス窓を固定していた上下枠を共通に使用することが可能であり、固定用セッティングブロックを可動式セッティングブロックに入れ替えて、板ガラス等の戸材をサッシレスで載せることで、フィックス窓と同様の意匠性を実現することができる。
以上、本発明の実施例を述べたが、これらに限定されるものではない。ガラス以外の透過しない材質の戸材を用いたスライド式ドアにも適用しても良い。ダブルスキンではなくシングルスキンとし、スライド式ドアを間仕切り(パーテーション)として使用すれば、建物内の部屋を複数の領域に分割することができる。
例えば、コンビニエンスストアなど扉の開閉が頻繁な場所においては、室内の冷暖房効率が悪くなることから、冷暖房が必要な領域と扉との間に小部屋(風除室)を設けるためにスライド式ドアで区切っても良い。
スライド式ドアをリモコン等で自動的に開閉させる制御手段及びモータ等の動力を導入しても良い。なお、複数の可動式セッティングブロックの動作を連動させた上で自走させれば良い。
可動式セッティングブロックに戸車の回転を制御する回転ロック手段を設けても良い。戸車が回転しないように係止することで固定用セッティングブロックとして使用することが可能となる。また、可動式セッティングブロックを下レールから取り外して、固定用セッティングブロックに入れ替えることで、スライド式ドアからフィックス窓に変更すること、またその逆も可能である。
100:開口部
110:上壁
120:床面
130:左壁
140:右壁
150:扉
200:外ガラス
210:上枠
220:下枠
230:左枠
240:右枠
250:固定用セッティングブロック
260:コーキング材
300:戸材
310:側気密材
320:上シール材
330:下シール材
340:左シール材
350:右シール材
360:突条
400:ドアレール
410:上レール
420:下レール
425:突出片
430:左枠
440:右枠
500:可動式セッティングブロック
510:載置部
515:突出片
520:戸車
520a:収容部
520b:車軸
530:支持材
530a:突起物
540:緩衝材
540a:調整用緩衝材
550:滑止ストッパー
600:可動式セッティングブロック
610:支持材
620:収容部
630:滑止ストッパー
640:突起
650:接続部
660:ロッド
700:側気密材
710:突条
720:溝条
730:挟み

Claims (7)

  1. 戸車がないサッシレスの戸材を上下レールに嵌め込んだときに、前記戸材を載せて前記上下レールに沿ってスライド移動させるための可動式セッティングブロックであって、
    前記戸材の下部を前後に跨いで挟持する支持材と、
    前記支持材で挟んだ前記戸材の下面を受け止める緩衝材と、
    前記支持材の下側に取り付けられた戸車と、を有し、
    前記戸材の傾きを前記戸車で調整せずに、前記戸材を着脱させて前記緩衝材の厚さで調整するために予め下レール内に収容され、
    前記戸材の左下端と右下端に配置したときに、両者をロッドで連結するための接続部を有する、
    ことを特徴とする可動式セッティングブロック。
  2. 前記支持材は、前記下レールから飛び出さないように突出片を係止させて押さえられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の可動式セッティングブロック。
  3. 前記支持材は、前記戸材の位置ズレを防止するための滑止ストッパーを有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の可動式セッティングブロック。
  4. 前記戸車は、前記下レール内で移動を制限するための回転ロック手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の可動式セッティングブロック。
  5. 請求項1乃至4の何れか一に記載の可動式セッティングブロックが、予め前記下レール内において前記戸材の左下端及び右下端となる位置にそれぞれ配置され、前記戸材をサッシレスで着脱可能に載置した、
    ことを特徴とするスライド式ドア。
  6. 前記上下レールは、前記戸材を保持すると共に前記戸材との隙間を塞ぐために、前記戸材に対し摺動可能にシール材が設けられる、
    ことを特徴とする請求項に記載のスライド式ドア。
  7. 請求項5又は6に記載のスライド式ドアの施工方法であって、
    予め前記下レール内に前記可動式セッティングブロックを配置し、
    サッシレスで搬入された前記戸材を前記上下レールに嵌め込んで前記可動式セッティングブロックの上に載置し、
    前記可動式セッティングブロックを前記下レール内に収容したまま、前記戸材を着脱しながら前記戸材が水平となるように前記緩衝材の厚さを調整した上で、
    前記戸材に隣接する他の戸材との隙間を塞ぐための気密材を取り付ける、
    ことを特徴とする施工方法。
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