JP6372403B2 - ノズル付ワイパアーム及び車両用ワイパ装置 - Google Patents

ノズル付ワイパアーム及び車両用ワイパ装置 Download PDF

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Description

本発明は、洗浄液を噴射するウォッシャノズルをワイパアームに備えたノズル付ワイパアームと該ノズル付ワイパアームを備えた車両用ワイパ装置に関する。
車両用ワイパ装置では、ワイパアームにウォッシャノズルが組付けられ、当該ウォッシャノズルからウインドシールドガラスへ洗浄液を噴射するノズル付ワイパアームを備えたものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。これにより、洗浄液をウインドシールドガラスの被払拭面に効率よく供給できる。
以下、このウォッシャノズルの組付けについて簡単に説明する。ウォッシャノズルには、ワイパアームの幅方向一方側へ突出された、ばね舌片が形成されており、ばね舌片が、ワイパアームの幅方向一方側の側壁に形成された開口に係合するようになっている。また、ウォッシャノズルには、ワイパアームの幅方向他方側へ隆起された隆起部が形成されており、隆起部がワイパアームの幅方向他方側の側壁に当接されている。つまり、ワイパアームの幅方向他方側では、隆起部とワイパアームの側壁との間の摩擦によってウォッシャノズルがワイパアームに保持される。そして、ウォッシャノズルをワイパアームに組付けるときには、ウォッシャノズルをワイパアームの開口側からワイパアームの内側に挿入する。
特表2002−536244号公報
しかしながら、上記車両用ワイパ装置では、以下に示す問題がある。すなわち、上述したように、ワイパアームの幅方向他方側では、ウォッシャノズルの隆起部とワイパアームの側壁との間の摩擦によってウォッシャノズルがワイパアームに保持されているため、ウォッシャノズルがワイパアームから脱落する可能性がある。また、ウォッシャノズルをワイパアームに組付けるときには、ウォッシャノズルのばね舌片とワイパアームの開口との位置合わせをしつつ、ウォッシャノズルをワイパアームの開口側から挿入させる必要がある。このため、ウォッシャノズルの組付性が低下する。
本発明は、上記事実を考慮し、ウォッシャノズルのワイパアームからの脱落を防止又は抑制しつつ、ウォッシャノズルの組付性を向上できるノズル付ワイパアーム及び車両用ワイパ装置を提供することを目的とする。
本発明のノズル付ワイパアームは、長尺状に形成され、長手方向から見てウインドシールドガラス側へ開口された断面凹状を成すと共に、幅寸法が先端側へ向かうに従い小さく設定されたワイパアームと、前記ワイパアームの長手方向中間部における内側に設定された本組位置に組付けられ、前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁に隣接され且つ前記ウインドシールドガラスへ洗浄液を噴射するノズル孔が形成されたノズル本体を有すると共に、前記本組位置に対して前記ワイパアームの基端側に設定された仮組位置から前記ワイパアームの先端側へスライドされることで前記本組位置に組付けられたウォッシャノズルと、前記ノズル本体から前記ワイパアームの幅方向他方側へ延出され、且つ前記ワイパアームの幅方向に弾性変形可能に構成され、前記ウォッシャノズルのスライド時に前記ワイパアームの幅方向他方側の側壁によって押圧されて前記ワイパアームの幅方向内側へ弾性変形すると共に、前記本組位置において前記ワイパアームの幅方向他方側の側壁に係合されて前記ウォッシャノズルの前記ワイパアームに対する相対移動を制限する係合爪と、前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁に形成され、前記本組位置において前記ノズル本体と係合されて前記ウォッシャノズルにおける前記ワイパアームの開口側への移動を制限する係合部と、を備えている。
上記構成によれば、長尺状を成すワイパアームは、長手方向から見て、ウインドシールドガラス側へ開口された断面凹状を成している。また、ワイパアームの幅寸法が、ワイパアームの先端側へ向かうに従い小さく設定されている。そして、ワイパアームにおける長手方向中間部の内側には、ウォッシャノズルが組付けられており、ウォッシャノズルが組付けられた位置が本組位置とされている。また、ウォッシャノズルは、ワイパアームの幅方向一方側の側壁に隣接されたノズル本体を有しており、ノズル本体には、ウインドシールドガラスへ洗浄液を噴射するノズル孔が形成されている。
また、ウォッシャノズルは係合爪を有している。この係合爪は、ウォッシャノズルからワイパアームの幅方向他方側へ延出されると共に、ワイパアームの幅方向に弾性変形可能に構成されている。
ここで、本組位置に対してワイパアームの基端側に設定された仮組位置からウォッシャノズルをワイパアームの先端側へスライドすることで、ウォッシャノズルが本組位置に組付けられる。このとき、ワイパアームの幅寸法が、先端側へ向かうに従い小さく設定されていることから、ウォッシャノズルの係合爪が、ワイパアームの幅方向他方側の側壁によって押圧されて、ワイパアームの幅方向内側へ弾性変形すると共に、本組位置においてワイパアームの幅方向他方側の側壁に係合される。これにより、ワイパアームの幅方向他方側においてウォッシャノズルのワイパアームに対する相対移動が制限される。したがって、ウォッシャノズルを仮組位置から本組位置に組付けるときにワイパアームの一対の側壁がウォッシャノズルに対するガイド部材として機能するため、ウォッシャノズルに対する組付性を向上できる。
しかも、ワイパアームの幅方向一方側の側壁には、係合部が形成されている。そして、本組位置において、係合部がノズル本体と係合されて、ウォッシャノズルにおけるワイパアームの開口側への移動が制限される。このため、ウォッシャノズルにおけるワイパアームの開口側への移動が、ワイパアームの幅方向両側において制限される。これにより、ウォッシャノズルのワイパアームからの脱落を防止又は抑制できる。
また、本発明のノズル付ワイパアームは、前記係合部は、前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁から前記ワイパアームの幅方向内側へ突出されており、前記ノズル本体が前記係合部に対して前記ワイパアームの頂壁側に隣接して配置されている。
上記構成によれば、ウォッシャノズルを本組位置にスライドさせるときに、ワイパアームの頂壁と係合部との間にウォッシャノズルを差し込んで、係合部とノズル本体とを係合させることができる。これにより、従来技術のようなウォッシャノズルの幅方向に隆起された隆起部を設けることなく、ウォッシャノズルにおけるワイパアームの開口側への移動を制限できる。したがって、幅方向及び開口方向へのウォッシャノズルの組付姿勢の安定化を図ることができ、ひいてはウォッシャノズルから噴射される洗浄液のワイパアーム(ひいてはワイパアームに連結されたワイパブレード)に対する着水ポイントを安定化することができる。
また、本発明のノズル付ワイパアームは、前記ノズル本体には、ストッパ部が形成されており、前記本組位置において前記ストッパ部が前記係合部に当接されて前記ウォッシャノズルにおける前記ワイパアームの先端側への移動が制限される。
上記構成によれば、本組位置にウォッシャノズルが組付けられたときにウォッシャノズルのワイパアームの先端側への移動がストッパ部によって制限される。このため、ウォッシャノズルが本組位置に組付けられたときのワイパアームに対するウォッシャノズルの位置決めとしてストッパ部が機能する。これにより、ウォッシャノズルの組付性を一層向上できる。
また、本発明のノズル付ワイパアームは、前記ウォッシャノズルが前記仮組位置に配置されたときには、前記係合爪が弾性変形しないことを特徴とする。
上記構成によれば、幅寸法が先端側へ向かうに従い小さく設定されているワイパアームの形態を活用して、ウォッシャノズルが仮組位置に配置されたときに、係合爪を弾性変形させないように構成できる。これにより、ウォッシャノズルを仮組位置に容易に配置することができる。
また、本発明のノズル付ワイパアームは、前記本組位置において前記係合部が前記ノズル孔よりも前記ワイパアームの先端側に配置されている。
上記構成によれば、本組位置において係合部がノズル孔よりもワイパアームの先端側に配置されているため、仮に係合部がノズル孔に対してワイパアームの幅方向一方側に配置された場合と比べて、ワイパアームを幅方向に小さくすることができる。これにより、幅方向におけるノズル本体の小型化を図ることができる。
また、本発明のノズル付ワイパアームは、前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁には、前記係合部に対して前記ワイパアームの基端側の位置において、前記ワイパアームの幅方向内側へ突出された突出部が形成されており、前記本組位置において前記ノズル本体が前記突出部に係合されて前記ウォッシャノズルにおける前記ワイパアームの開口側への移動が制限される。
上記構成によれば、ウォッシャノズルにおけるワイパアームの開口側への移動が、ワイパアームの係合部に加えて突出部によっても制限される。そして、突出部が、係合部に対してワイパアームの基端側に配置されている。このため、ワイパアームの幅方向一方側の側壁では、ワイパアームの長手方向における2箇所の部位において、ウォッシャノズルのワイパアームの開口側への移動を制限することができる。これにより、ウォッシャノズルのワイパアームからの脱落を効果的に防止又は抑制できる。
また、本発明のノズル付ワイパアームは、前記係合爪が、前記ノズル本体から前記ワイパアームの幅方向他方側へ延出された第1延出壁と、前記第1延出壁の先端から前記ワイパアームの頂壁側へ延出された第2延出壁と、を含んで構成されている。
上記構成によれば、例えば、ワイパアームの先端側へ延びるホースを、係合爪の第1延出壁とワイパアームの頂壁との間の空間内に配置できる。これにより、当該ホースがワイパアームの開口側へ抜けることを第1延出壁によって制限することができる。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、上記記載のノズル付ワイパアームと、前記ワイパアームの先端部に取付けられ、前記ウインドシールドガラスを払拭するワイパブレードと、を備えている。
上記構成によれば、上記記載のノズル付ワイパアームによる作用効果と同様の作用効果を奏する車両用ワイパ装置を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る車両用ワイパ装置におけるワイパアームの長手方向中間部を、裏面カバーを取り外した状態で示すアーム下側から見た斜視図である。 図1に示す車両用ワイパ装置の全体を示す被払拭面の外側から見た平面図である。 図2に示されるワイパアームをアーム上側から見た斜視図である。 図3に示されるワイパアームをアーム下側から見た斜視図である。 図1に示されるサブノズルをワイパアームから取り外した状態を示すアーム下側から見た分解斜視図である。 図1に示されるノズル本体の溝部を示すワイパアームの幅方向一方側から見た断面図(図1の6−6線断面図)である。 図1に示されるサブノズルの係合爪の変形例を示すアーム下側から見た斜視図である。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る車両用ワイパ装置10について説明する。図2に示されるように、車両用ワイパ装置10は、略長尺状に形成されたワイパアーム12と、車両(自動車)のウインドシールドガラスWGの被払拭面Sを払拭するワイパブレード30と、を含んで構成されている。また、車両用ワイパ装置10は、ワイパアーム12の先端部に設けられたメインノズル40と、ワイパアーム12の長手方向中間部に設けられた「ウォッシャノズル」としてのサブノズル50とを、含んで構成されている。以下、上記構成について説明する。
(ワイパアーム12について)
図3及び図4に示されるように、ワイパアーム12は、長尺状に形成されたアーム本体部14を備えており、アーム本体部14はウインドシールドガラスWG(図3及び図4では不図示)の厚さ方向(被払拭面Sに対して直交する方向)においてウインドシールドガラスWGと対向して配置されている。そして、以下の説明では、ワイパアーム12の長手方向一方側(図3及び図4に示される矢印C方向側)をアーム基端側と称し、ワイパアーム12の長手方向他方側(図3及び図4に示される矢印D方向側)をアーム先端側と称する。また、アーム本体部14に対してウインドシールドガラスWG側(図3及び図4に示される矢印E方向側)をアーム下側と称し、アーム本体部14に対してウインドシールドガラスWGとは反対側(図3及び図4に示される矢印F方向側)をアーム上側と称する。
図5に示されるように、アーム本体部14は、その長手方向から見てアーム下側へ開放された断面略U字状(凹状)に形成されている。具体的には、アーム本体部14は、頂壁14Aと、頂壁14Aの幅方向両端からそれぞれアーム下側へ延出された一対の側壁14B,14Cと、を含んで構成されている。また、アーム本体部14の幅寸法W(言い換えれば、一対の側壁14B,14Cの対向間隔であり、ワイパアーム12の幅寸法に対応する)は、アーム本体部14のアーム先端側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。すなわち、ワイパアーム12がアーム先端側へ向かうに従い細くなるように構成されている。
図3に示されるように、アーム本体部14のアーム基端側には、アーム下側へ開放された略有底円筒状の固定部16が形成されている。固定部16の底部の軸芯部には、円形の貫通孔16Aが同軸状に形成されている。そして、貫通孔16A内にピボット軸PA(図2参照)の先端部がアーム下側から挿通されて固定されることにより、ワイパアーム12の基端部がピボット軸PAに固定されている。このピボット軸PAは、車両のフレーム等に固定されたピボットホルダ(図示省略)に回動自在に支持されると共に、リンク機構を介してワイパモータ(図示省略)に連結されている。
そして、ワイパモータの駆動力によってピボット軸PAが往復回動することで、ワイパアーム12が、停止位置(図2の実線図示位置)と反転位置(図2の一点鎖線図示位置)との間を往復回動するようになっている。なお、ワイパアーム12が、停止位置から反転位置へ向かう方向(図2の矢印A方向)が回動方向一方側(往復回動の往動側)とされており、反転位置から停止位置へ向かう方向(図2の矢印B方向)が回動方向他方側(往復回動の復動側)とされている。そして、ワイパアーム12に対して回動方向一方側がワイパアーム12の幅方向一方側と一致し、ワイパアーム12に対して回動方向他方側がワイパアーム12の幅方向他方側と一致している。
また、アーム本体部14の先端側には、クランク状に屈曲された横曲げ部18が形成されており、アーム本体部14の先端部がその基端部に対して回動方向一方側へオフセットしている。そして、アーム本体部14における横曲げ部18よりも先端側の部分がアーム側連結部20とされている。
さらに、アーム側連結部20における側壁14B,14Cには、後述するクリップ36を固定するための固定溝20A(図3では側壁14Cに形成された固定溝20Aのみ図示されている)が形成されており、固定溝20Aはワイパアーム12の先端側へ開放されている。また、アーム側連結部20における頂壁14Aには、後述するクリップ36を固定するための略矩形状の固定孔20Bが貫通形成されている。
図5に示されるように、ワイパアーム12(アーム本体部14)の長手方向中間部における幅方向一方側の側壁14Bには、後述するサブノズル50のアーム下側への移動を制限するための「係合部」としての係合片22が一体に形成されている。係合片22は、側壁14Bの下端においてアーム本体部14の幅方向内側へ屈曲されている。これにより、係合片22が、側壁14Bに対してアーム本体部14の幅方向内側へ突出されると共に、側壁14Bの端面に対してアーム下側へ突出されている。
また、アーム本体部14の側壁14Bにおける下端縁部には、係合片22に対してアーム基端側の位置において、「突出部」としてのエンボス24が一体に形成されている。このエンボス24は、アーム本体部14の長手方向に沿った略矩形ブロック状を成すと共に、側壁14Bに対してアーム本体部14の幅方向内側へ押し出(突出)されている。また、エンボス24は、半抜き加工等によって、側壁14Bの板厚寸法よりも小さい寸法でアーム本体部14の幅方向内側へ打ち抜かれている。
さらに、ワイパアーム12(アーム本体部14)の長手方向中間部における幅方向他方側の側壁14Cには、後述するサブノズル50の係合爪74の爪部76が係合される一対の係合孔26が貫通形成されている。一対の係合孔26は、アーム本体部14の長手方向に沿った長孔状を成すと共に、側壁14Cの下端部にそれぞれ配置されて、アーム本体部14の長手方向に所定の間隔を空けて配置されている。
また、図4に示されるように、アーム本体部14の開口部には、裏面カバー28が取付けられており、裏面カバー28によってアーム本体部14の開口部がアーム下側から塞がれている。この裏面カバー28は、アーム上下方向を板厚方向にした長尺板状に形成されており、裏面カバー28の幅寸法がアーム本体部14の幅寸法Wと略一致している。また、裏面カバー28の長手方向中間部には、幅方向一方側の縁部において、略矩形状の切欠き部28Aが形成されている。さらに、裏面カバー28の長手方向中間部には、切欠き部28Aに対してアーム基端側の位置において、略矩形状の露出孔28Bが形成されている。
(ワイパブレード30について)
図4に示されるように、ワイパブレード30は、ワイパアーム12の長手方向に沿うように略長尺状に形成されている。そして、ワイパブレード30の長手方向中央部が、後述する連結レバー34を介してワイパアーム12のアーム側連結部20に連結されている。これにより、アーム上下方向から見て、ワイパブレード30が、ワイパアーム12(のアーム側連結部20を除く部分)に対して、回動方向一方側に配置されている。
ワイパブレード30は、略長尺状に形成されたゴム製のブレードラバー32を備えており、ブレードラバー32は、ワイパブレード30に対してウインドシールドガラスWGに取付けられている。そして、ブレードラバー32の先端部(下端部)には、ウインドシールドガラスWGの被払拭面Sに接触して払拭するリップが形成されている。ブレードラバー32の上面には、バネ板材によって構成された略長尺板状のバッキング(図示省略)が配置されている。そして、ブレードラバー32及びバッキングが、長尺状に形成されかつ断面形状が略C字状とされた保持ケース(図示省略)によって覆われた状態で保持されている。
ワイパブレード30の長手方向中央部には、連結レバー34が設けられている。連結レバー34は、略ブロック状に形成されて、上記保持ケースとワイパブレード30の長手方向に並んで配置されている。この連結レバー34の下部には、ウインドシールドガラスWG側の部分において、図示しない長手レール状の保持爪が形成されている。そして、ワイパブレード30の長手方向中央部の位置において、バッキングと連結レバー34との長手方向の相対移動が阻止されており、ブレードラバー32及びバッキングが連結レバー34内に収容された状態で保持爪によって保持されている。
図3に示されるように、連結レバー34におけるワイパアーム12の基端側(図3の矢印C方向側)の部分には、クリップ36が設けられている。このクリップ36はアーム下側へ開放された断面略U字形状に形成されて、連結レバー34の基端側の部分をアーム上側から覆っている。また、クリップ36は、ワイパアーム12の幅方向(図3の矢印A方向及び矢印B方向)を軸方向にして連結レバー34に回動可能に支持されている。
さらに、クリップ36は、前述したアーム側連結部20の内側に配置されて、アーム側連結部20に一体回動可能且つ着脱可能に固定される。具体的には、アーム側連結部20の固定溝20Aと嵌合される一対の嵌合突起36A(図3では、一方の嵌合突起36Aのみ図示されている)がクリップ36に形成されており、これにより、クリップ36はワイパブレード30に対してワイパアーム12とアーム上下方向に一体的に回動する。さらに、クリップ36には、アーム側連結部20の固定孔20Bと嵌合されるロック部36Bが形成されている。このロック部36Bは、アーム上下方向に弾性変位可能に構成されており、ロック部36Bの嵌合凸部がアーム側連結部20の固定孔20B内に嵌合されている。これにより、ワイパブレード30のワイパアーム12に対するワイパアーム12の長手方向の相対移動が制限されている。すなわち、ロック部36Bの嵌合凸部と固定孔20Bとの嵌合を解除することで長手方向の相対移動が可能となり、ワイパブレード30とワイパアーム12とは着脱可能となる。
(メインノズル40について)
図4に示されるように、メインノズル40はワイパアーム12(アーム本体部14)の先端部(アーム側連結部20)に設けられている。メインノズル40は、略矩形ブロック状に形成されて、アーム本体部14の幅方向一方側の側壁14Bの外側面に当接した状態でアーム本体部14に組付けられている。また、メインノズル40はメインノズル接続部42を有している。このメインノズル接続部42は、アーム本体部14の側壁14Bに形成された切欠部(図示省略)内を通過して、アーム本体部14の内側に配置されている。また、メインノズル40の下面には、複数(本実施の形態では2箇所)のメインノズル噴射孔44A,44Bが凹設されており、メインノズル噴射孔44A,44Bは、ワイパアーム12の長手方向に並んで配置されると共に、メインノズル接続部42に連通されている。
さらに、メインノズル接続部42には、アーム本体部14の内側に配策されたメインノズル用ホース46の一端部が接続されており、メインノズル接続部42がメインノズル用ホース46を介して車両の第1ウォッシャポンプ(図示省略)と接続されている。これにより、車両のウォッシャタンク(図示省略)から第1ウォッシャポンプによって圧送された洗浄液がメインノズル用ホース46を介してメインノズル40に供給されるようになっている。そして、メインノズル40に供給された洗浄液が、メインノズル噴射孔44A,44BによってウインドシールドガラスWGへ噴射されるようになっている。具体的には、ワイパブレード30の往復回動においてワイパブレード30が往動側(図2の矢印A方向)へ回動するときに、メインノズル噴射孔44A,44Bから洗浄液がワイパブレード30の進行方向側に噴射されるようになっている。そして、メインノズル噴射孔のうち基端側に配置されたメインノズル噴射孔44Aから噴射される洗浄液は、ワイパブレード30の長手方向基端側へ噴射されて、ウインドシールドガラスWGへ着水するようになっている。また、メインノズル噴射孔のうち先端側に配置されたメインノズル噴射孔44Bから噴射される洗浄液は、ワイパブレード30の長手方向先端側へ向けて噴射されて、ウインドシールドガラスWGへ着水するようになっている。
(サブノズル50について)
図1に示されるように、サブノズル50は、ワイパアーム12の長手方向中間部における内側に組付けられている(以下、この位置を「本組位置」と称する)。具体的には、図4に示されるように、サブノズル50がワイパブレード30の長手方向中間部よりもアーム基端側(図4の矢印C方向側)の部分に対して回転方向他方側に配置されるように、サブノズル50がワイパアーム12に組付けられている。また、図1及び図5に示されるように、サブノズル50は、ノズル本体52と、一対の係合爪74と、を含んで構成されている。
ノズル本体52は、略直方体状に形成されて、アーム本体部14の長手方向に延在されている。そして、ノズル本体52が、ワイパアーム12の幅方向一方側の側壁14Bに隣接して配置されて、ノズル本体52の幅方向一方側の側面(側壁14Bと対向して配置される側面)が側壁14Bの内側面に当接されている。また、ノズル本体52の上面(ワイパアーム12の頂壁14Aとアーム上下方向に対向する面)には、一対のリブ54が一体に設けられている。このリブ54は、ノズル本体52からアーム上側へ突出されると共に、ノズル本体52の長手方向に延在されている。そして、リブ54の先端面がワイパアーム12の頂壁14Aに当接されている。一方、ノズル本体52の下面(裏面カバー28(図1及び図5では不図示)と対向する面)は、ワイパアーム12の側壁14Bの端面と面一に配置されている。
そして、ノズル本体52の長手方向一方側(アーム先端側)の端部が、第1被係合部56とされており、本組位置において、第1被係合部56が、ワイパアーム12の係合片22に対してアーム上側に隣接して配置されている。換言すると、第1被係合部56が、ワイパアーム12の頂壁14Aと係合片22との間にアーム基端側から差し込まれている。これにより、ノズル本体52(サブノズル50)のワイパアーム12に対するアーム下側(ウインドシールドガラスWG側)への相対移動が、係合片22によって制限されるようになっている。
また、ノズル本体52の幅方向一方側の側面には、ノズル本体52の長手方向他方側(アーム基端側)の位置において、溝部58が形成されている。この溝部58は、アーム上下方向から見てノズル本体52の幅方向一方側へ開放された凹状に形成されると共に、アーム上下方向に貫通されている(図6参照)。そして、溝部58の幅寸法(ノズル本体52の長手方向に沿った方向の寸法)が、ワイパアーム12のエンボス24の幅寸法(ワイパアーム12の長手方向に沿った方向の寸法)よりも大きく設定されている。
さらに、図6にも示されるように、ノズル本体52の下面には、溝部58に対してノズル本体52の長手方向他方側の位置において、収容凹部60が形成されている。この収容凹部60は、ノズル本体52の幅方向一方側及びノズル本体52の長手方向一方側へ開放されて、溝部58と連通されている。そして、ノズル本体52において、収容凹部60に対してアーム上側部分が第2被係合部62(図5及び図6参照)とされている。つまり、第2被係合部62の下面(収容凹部60の底面を構成する面)が、ノズル本体52の下面に対してアーム上側に一段窪んで配置されている(図5及び図6参照)。そして、本組位置では、収容凹部60内にアーム本体部14のエンボス24が配置されて、エンボス24が第2被係合部62のアーム上側に隣接して配置されている(図1及び図6参照)。これにより、ノズル本体52(サブノズル50)のワイパアーム12に対するアーム下側(ウインドシールドガラスWG側)への移動が、エンボス24によっても制限されるようになっている。
また、図1及び図5に示されるように、ノズル本体52の下面には、長手方向一方側の先端側の部分において、ストッパ部64が一体に形成されている。ストッパ部64は、略矩形ブロック状に形成されて、ノズル本体52からアーム下側へ突出されている。そして、本組位置において、ストッパ部64が、ワイパアーム12の係合片22に対してアーム基端側に隣接して配置されて、係合片22に当接されるようになっている(図1参照)。さらに、係合片22及びストッパ部64が、前述した裏面カバー28の切欠き部28Aの内部に配置されている(図4参照)。
ノズル本体52は、ウインドシールドガラスWGに洗浄液を噴射するノズル部66を有している。このノズル部66は、アーム下側から見て、前述した第1被係合部56及びストッパ部64に対してノズル本体52の長手方向他方側に配置されると共に、前述した溝部58及び第2被係合部62に対してノズル本体52の幅方向内側に配置されている。また、ノズル部66は、複数(本実施の形態では3箇所)の「ノズル孔」としてのサブノズル噴射孔68A,68B,68Cと、サブノズル噴射孔68A〜68Cを囲む囲繞壁70と、を含んで構成されている。
複数のサブノズル噴射孔68A〜68Cは、ノズル本体52の下面に凹設されると共に、ノズル本体52の長手方向に並んで配置されている。囲繞壁70は、略矩形枠状に形成される共に、ノズル本体52の下面からアーム下側へ突出されて、サブノズル噴射孔68A〜68Cを囲っている。そして、囲繞壁70が裏面カバー28の露出孔28Bの内部に配置されて、ノズル部66が裏面カバー28からアーム下側へ露出している(図4参照)。
さらに、ノズル本体52の長手方向他方側の端部には、サブノズル接続部72が一体に形成されている。このサブノズル接続部72は、ノズル本体52の長手方向を軸方向とした略円柱状に形成されて、ノズル本体52からアーム基端側へ突出されている。また、サブノズル50の内部は、ノズル本体52内においてサブノズル噴射孔68A〜68Cの内部と連通されている。
また、サブノズル接続部72には、アーム本体部14の内側に配策されたサブノズル用ホース80の一端部が接続されており、サブノズル接続部72がサブノズル用ホース80を介して車両の第2ウォッシャポンプ(図示省略)と接続されている。これにより、車両のウォッシャタンク(図示省略)から第2ウォッシャポンプによって圧送された洗浄液がサブノズル50へ供給されるようになっている。
そして、サブノズル50に供給された洗浄液が、サブノズル噴射孔68A〜68CによってウインドシールドガラスWGへ噴射されるようになっている。具体的には、ワイパブレード30の往復回動においてワイパブレード30が復動側(図2の矢印B方向)へ回動するときに、サブノズル噴射孔68A〜68Cから洗浄液がワイパブレード30の進行方向側に噴射されるようになっている。また、このときには、サブノズル噴射孔のうち先端側に配置されたサブノズル噴射孔68A,68Bからワイパブレード30の先端側へ洗浄液が噴射され、サブノズル噴射孔のうち基端側に配置されたサブノズル噴射孔68Cからはワイパブレード30の基端側へ洗浄液が噴射されるようになっている。すなわち、ワイパブレード30の上記復動側で且つワイパブレード30の長手方向中間部よりも基端側に洗浄液が着水するようになっている。
ここで、詳細については後述するが、サブノズル50をアーム本体部14に組付けるときには、先ずアーム本体部14のエンボス24をサブノズル50の溝部58に挿入するように、サブノズル50をアーム下側からアーム本体部14の内側に組付けるようになっている。また、このときには、サブノズル50の第1被係合部56がアーム本体部14の係合片22に干渉しないように係合片22に対して基端側に位置するよう設定されている。そして、エンボス24がサブノズル50の溝部58に挿入された位置が、仮組位置とされている。すなわち、仮組位置が本組位置に対してアーム基端側に設定されている。
一対の係合爪74は、ノズル本体52の下端部からアーム本体部14の幅方向他方側へ延出されると共に、ノズル本体52の長手方向から見て略L字形状に屈曲されている。具体的には、係合爪74は、ノズル本体52の下端部からアーム本体部14の幅方向他方側へ延出された「第1延出壁」としての第1係合爪74Aと、第1係合爪74Aの先端からアーム下側(アーム本体部14の開口側)へ延出された「第2延出壁」としての第2係合爪74Bと、を含んで構成されている。
また、一対の係合爪74は、ノズル本体52の長手方向に並んで配置されると共に、前述したアーム本体部14の係合孔26に対応した位置に配置されている。具体的には、係合爪74の一方は、ノズル本体52の長手方向一方側の部分からアーム本体部14の幅方向他方側に延出されており、係合爪74の他方は、ノズル本体52の長手方向他方側の端部からアーム本体部14の幅方向他方側に延出されている。また、第1係合爪74Aと第2係合爪74Bとの境界部分(屈曲部)は、ノズル本体52の長手方向から見て略円弧状に形成されて、第1係合爪74Aと第2係合爪74Bとを滑らかに接続している。さらに、係合爪74(主として第2係合爪74B)は、ワイパアーム12の幅方向に弾性変形可能(アーム本体部14の幅方向他方側に弾性押圧可能)に構成されている。
また、係合爪74の先端部(第2係合爪74B)には、ワイパアーム12の幅方向他方側へ突出された爪部76が一体に形成されている。この爪部76はワイパアーム12の長手方向に沿った略矩形ブロック状に形成されており、本組位置において係合孔26内に爪部76が嵌め込まれて(係合されて)いる。これにより、アーム上下方向及びワイパアーム12の長手方向における係合爪74(サブノズル50)のアーム本体部14に対する相対移動が制限されている。
また、前述したように、アーム本体部14の幅寸法Wは、アーム本体部14の基端側へ向かうに従い大きく設定されている。そして、サブノズル50が仮組位置に配置された状態では、係合爪74が弾性変形していない状態でアーム本体部14の一対の側壁14b,14C内に配置されるように構成されている。例えば、爪部76がアーム本体部14の側壁14Cの内側面に当接しないように構成されている。つまり、仮組位置において、爪部76がアーム本体部14の側壁14Cの内側面に当接しないように、仮組位置、アーム本体部14の幅寸法W、爪部76の突出量等が適宜設定されている。
次に、サブノズル50をワイパアーム12(のアーム本体部14)に組付ける組付手順を説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果を説明する。
サブノズル50をワイパアーム12に組付けるときには、まず、サブノズル50をワイパアーム12の開口側に配置する。そして、サブノズル50をアーム下側からワイパアーム12の内側に挿入して、サブノズル50を仮組位置に配置する。具体的には、ワイパアーム12のエンボス24をサブノズル50の溝部58に挿入しつつ、サブノズル50をワイパアーム12の内側に配置する。そして、この仮組位置では、ノズル本体52のリブ54がワイパアーム12の頂壁14Aに当接されて、サブノズル50のワイパアーム12に対するアーム上下位置が決定される。また、この状態では、サブノズル50におけるノズル本体52がワイパアーム12の側壁14Bに隣接して配置されており、サブノズル50における係合爪74の爪部76はワイパアーム12の側壁14Cに当接されていない。
この状態からサブノズル50をワイパアーム12に対してアーム先端側へスライドさせる。ここで、ワイパアーム12の幅方向の寸法は、ワイパアーム12の先端側へ向かうに従い小さく設定されている。このため、サブノズル50を仮組位置からアーム先端側へスライドさせると、サブノズル50における係合爪74の爪部76が、ワイパアーム12の側壁14Cに当接されて、係合爪74(主として第2係合爪74B)が側壁14Cによってワイパアーム12の幅方向内側へ押圧される。これにより、係合爪74がワイパアーム12の幅方向内側に徐々に弾性変形しつつ、サブノズル50がアーム先端側へスライドされる。
また、仮組位置からサブノズル50をアーム先端側へスライドさせると、ノズル本体52の第1被係合部56が、ワイパアーム12の係合片22と頂壁14Aとの間に差し込まれると共に、ワイパアーム12のエンボス24がノズル本体52の収容凹部60内に配置される(第2被係合部62のアーム上側に隣接して配置される)。これにより、アーム上下方向において、第1被係合部56と係合片22とが係合されると共に、第2被係合部62とエンボス24とが係合される。
そして、サブノズル50が本組位置に到達すると、サブノズル50における係合爪74の爪部76が、ワイパアーム12の係合孔26内に嵌め込まれる。これにより、ワイパアーム12の幅方向他方側において、アーム上下方向及びアーム長手方向におけるサブノズル50のアーム本体部14に対する相対移動が制限される。
また、サブノズル50が本組位置に到達すると、ノズル本体52のストッパ部64がワイパアーム12の係合片22のアーム基端側に隣接して配置されて係合片22に当接される。これにより、ノズル本体52のアーム先端側への移動が制限される。また、この状態では、上述したように、アーム上下方向において、第1被係合部56と係合片22とが係合されると共に、第2被係合部62とエンボス24とが係合される。これにより、本組位置において、ワイパアーム12の係合片22及び係合片22によってノズル本体52(サブノズル50)のアーム下側への移動が制限される。
以上説明したように、本実施の形態の車両用ワイパ装置10によれば、ワイパアーム12(アーム本体14)の幅寸法Wが、ワイパアーム12の先端側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。そして、サブノズル50を仮組位置に配置してワイパアーム12の先端側へスライドさせることで、サブノズル50が本組位置に組付けられる。具体的には、本組位置においてサブノズル50の係合爪74が、ワイパアーム12の側壁14Cに係合されて、ワイパアーム12の幅方向他方側においてサブノズル50のワイパアーム12に対する相対移動が制限される。したがって、サブノズル50を仮組位置から本組位置に組付けるときにワイパアーム12がサブノズル50に対するガイド部材として機能するため、サブノズル50に対する組付性を向上できる。
しかも、ワイパアーム12の幅方向一方側では、側壁14Bに形成された係合片22にサブノズル50の第1被係合部56と係合して、サブノズル50におけるワイパアーム12の開口側への移動が制限される。このため、サブノズル50におけるワイパアーム12の開口側への移動が、ワイパアーム12の幅方向両側において制限される。これにより、サブノズル50のワイパアーム12からの脱落を防止又は抑制できる。特に、裏面カバー28をワイパアーム12に取付ける前においてサブノズル50のワイパアーム12からの脱落を防止又は抑制できる。
また、係合片22は、ワイパアーム12の側壁14Bからワイパアーム12の幅方向内側へ突出されており、ノズル本体52が係合片22に対してアーム上側(ワイパアーム12の頂壁14A側)に隣接して配置されている。このため、上述したように、サブノズル50を本組位置にスライドさせるときに、ワイパアーム12の頂壁14Aと係合片22との間にサブノズル50の第1被係合部56を差し込んで、第1被係合部56と係合片22とを係合させることができる。これにより、従来技術のようなノズル本体52の幅方向一方側へ隆起(突出)された隆起部などを設けることなく、サブノズル50におけるワイパアーム12の開口側への移動を制限できる。したがって、幅方向及び開口方向へのサブノズル50の組付姿勢の安定化を図ることができ、ひいてはサブノズル50から噴射される洗浄液のワイパアーム12(ひいてはワイパアーム12に連結されたワイパブレード30)に対する着水ポイントを安定化することができる。
また、ノズル本体52には、ストッパ部64が形成されており、本組位置においてストッパ部64が係合片22に当接されてサブノズル50のアーム先端側への移動が制限される。これにより、サブノズル50が本組位置に組付けられたときのサブノズル50のワイパアーム12に対する位置決めとしてストッパ部64が機能する。これにより、サブノズル50の組付性を一層向上できる。
また、係合爪74の先端部(第2係合爪74B)には、ワイパアーム12の幅方向外側へ突出された爪部76が形成されており、ワイパアームの側壁14Cには、爪部76が嵌め込まれる係合孔26が形成されている。これにより、本組位置において、ワイパアーム12に対するサブノズル50の相対移動を簡易な構成で制限することができる。
また、サブノズル50が仮組位置に配置されたときには、サブノズル50の係合爪74の爪部76がアーム本体部14の側壁14Cに当接しておらず、係合爪74が弾性変形していない。このため、幅寸法が先端側へ向かうに従い小さく設定されているワイパアーム12の形態を活用して、サブノズル50が仮組位置に配置されたときに、係合爪74を弾性変形させないように構成できる。これにより、サブノズル50を仮組位置に配置するときに、アーム本体部14の側壁14Cが係合爪74を押圧しないため、サブノズル50を仮組位置に容易に配置することができる。
また、本組位置においてアーム本体部14の係合片22がサブノズル噴射孔68A〜68C(ノズル部66)よりもアーム先端側に配置されている。つまり、係合片22が、サブノズル噴射孔68A〜68C(ノズル部66)に対してアーム本体部14の幅方向に配置されていない。このため、係合片22とサブノズル噴射孔68A〜68C(ノズル部66)とをアーム本体部14の長手方向にラップして配置できる。その結果、仮にサブノズル噴射孔68A〜68C(ノズル部66)に対してアーム本体部14の幅方向に係合片22が配置された場合と比べて、ワイパアーム12を幅方向に小さくすることができる。これにより、幅方向におけるノズル本体52の小型化を図ることができる。したがって、ワイパアーム12の内部におけるノズル本体52の幅方向他方側に、メインノズル40に接続されるメインノズル用ホース46を配策できる。
また、ワイパアーム12の側壁14Bには、係合片22に対してアーム基端側の位置において、ワイパアーム12の幅方向内側へ突出されたエンボス24が形成されている。そして、上述したように、本組位置において、ノズル本体52の第2被係合部62がエンボス24に係合されて、サブノズル50におけるワイパアーム12の開口側への移動が制限される。これにより、サブノズル50におけるワイパアーム12の開口側への移動が、ワイパアーム12の係合片22に加えてエンボス24によっても制限される。このため、ワイパアーム12の側壁14Bでは、ワイパアーム12の長手方向における2箇所の部位において、サブノズル50のワイパアーム12の開口側への移動を制限することができる。これにより、サブノズル50のワイパアーム12からの脱落を効果的に防止又は抑制できる。
また、サブノズル50の係合爪74が、ワイパアーム12の長手方向から見て、ワイパアーム12の開口側へ屈曲されている。また、係合爪74の第1係合爪74Aと第2係合爪74Bの境界部分が円弧状に形成されている。このため、サブノズル50を仮組位置に配置するときに係合爪74とワイパアーム12の開口部との引っ掛かりを抑制できる。これにより、サブノズル50をワイパアーム12の内側に挿入して仮組位置に配置するときの作業性を向上できる。また、係合爪74がワイパアーム12の開口側へ屈曲されていることで、ワイパアーム12の係合孔26を側壁14Cの下端側に設定できる。このため、係合孔26を良好に形成できる。すなわち、ワイパアーム12は、長手方向から見て、略U字形に屈曲されているため、加工上の制約などによって、係合孔26のアーム上下位置を頂壁14Aからアーム上側に所定距離離間させる必要がある。これに対して、上述したように、係合爪74がワイパアーム12の開口側へ屈曲されているため、係合孔26を頂壁14Aからアーム上側に所定距離離間した位置に設定できる。これにより、係合孔26を良好に形成できる。
また、裏面カバー28をワイパアーム12に取付けるときには、係合片22及びストッパ部64が裏面カバー28の切欠き部28Aの内部に配置される。このため、裏面カバー28のワイパアーム12に対する位置決めとして、係合片22及びストッパ部64を機能させることができる。これにより、係合片22及びストッパ部64を活用して、裏面カバー28の取付性を向上できる。
なお、本実施の形態では、ワイパアーム12の係合片22がワイパアーム12の幅方向内側へ屈曲されて、係合片22とノズル本体52(の第1被係合部56)とが係合されているが、ワイパアーム12の側壁14Bとノズル本体52との係合形態はこれに限らない。例えば、ノズル本体52の幅方向一方側の側面に側壁14B側へ突出された突起を形成し、当該突起が嵌合される孔部を側壁14Bに形成してもよい。この場合には、サブノズル50を仮組位置から本組位置へスライドさせるときに、ワイパアーム12の側壁14Bがノズル本体52の突起を幅方向内側へ押圧して、係合爪74が弾性変形する。すなわち、サブノズル50のスライド時における係合爪74の弾性変形量が、本実施の形態よりも大きくなる。そして、組付位置において、ノズル本体52の突起が側壁14Bの孔部内に嵌合される。
また、例えば、係合片22をエンボス24と同様に側壁14Bからワイパアーム12の幅方向内側へ押し出す形状にしたり、係合片22を絞り加工等によって側壁14Bからワイパアーム12の幅方向内側へ絞り出された形状にしてもよい。また、この場合には、係合片22を側壁14Bのアーム上下方向中間部に配置して、ノズル本体52の幅方向一方側の側面に、係合片22が挿入されるスリットを形成してもよい。具体的には、ノズル本体52の幅方向一方側の側面に、ノズル本体52の長手方向一方側へ開放されたスリットを形成してもよい。
また、ノズル本体52の長手方向におけるサブノズル50の溝部58の位置は任意に設定することができる。例えば、本実施の形態に比べて、溝部58をノズル本体52の長手方向一方側に配置してもよい。この場合には、本実施の形態に比べて仮組位置がアーム基端側に設定される。このため、各種ワイパアームの幅寸法に対応してサブノズル50の仮組位置を適宜設定することができる。
また、サブノズル50のワイパアーム12からの脱落を防止するという観点からすると、ワイパアーム12の側壁14Bに係合片22及びエンボス24を形成して、係合片22及びエンボス24によってサブノズル50のアーム下側への移動を制限することが望ましいが、ワイパアーム12においてエンボス24を省略してもよい。この場合でも、ノズル本体52がワイパアーム12の係合片22に係合されるため、ワイパアーム12の幅方向一方側においてサブノズル50のアーム下側への移動を制限できる。
また、本実施の形態では、サブノズル50の係合爪74が、ノズル本体52の下端部からワイパアーム12の幅方向外側へ延出された第1係合爪74Aと、第1係合爪74Aの先端からワイパアーム12の開口側へ延出された第2係合爪74Bと、を含んで構成されている。これに代えて、図7に示されるように、係合爪74を、ノズル本体52の上端部からワイパアーム12の幅方向外側へ延出された第1係合爪74Aと、第1係合爪74Aの先端からワイパアーム12の頂壁14A側へ延出された第2係合爪74Bと、によって構成してもよい。この場合には、係合爪74の第1係合爪74Aとワイパアーム12の頂壁14Aとの間の空間内にメインノズル用ホース46を配置できる。これにより、メインノズル用ホース46がワイパアーム12の開口側へ抜け出ることを、第1係合爪74Aによって制限することができる。その結果、裏面カバー28をワイパアーム12に取付けるときの作業性を向上できる。
また、本実施の形態では、サブノズル50のノズル本体52に一対の係合爪74が形成されているが、係合爪74の形成箇所は任意に設定してもよい。すなわち、ノズル本体52において、係合爪74を1箇所形成してもよいし、3箇所以上形成してもよい。
また、本実施の形態では、サブノズル50が仮組位置に配置された状態では、係合爪74が弾性変形していないように爪部76がアーム本体部14の側壁14Cの内側面に当接しない構成としていた。しかし、これに限定されず、例えば、爪部76がアーム本体部14の側壁14Cの内側面に当接するが、その当接により作用する反力が極僅かとなるように構成しても良い。つまり、仮組位置において、爪部76がアーム本体部14の側壁14Cの内側面に当接してもその反力が極僅かな作用となるように、仮組位置、アーム本体部14の幅寸法W、爪部76の突出量等が設定されてもよい。
10・・・車両用ワイパ装置、12・・・ワイパアーム、14B・・・ワイパアームの幅方向一方側の側壁、14C・・・ワイパアームの幅方向他方側の側壁、22・・・係合片(係合部)、24・・・エンボス(突出部)、26・・・係合孔、30・・・ワイパブレード、50・・・サブノズル(ウォッシャノズル)、52・・・ノズル本体、64・・・ストッパ部、68A,68B,68C・・・サブノズル噴射孔(ノズル孔)、74・・・係合爪、WG・・・ウインドシールドガラス

Claims (8)

  1. 長尺状に形成され、長手方向から見てウインドシールドガラス側へ開口された断面凹状を成すと共に、幅寸法が先端側へ向かうに従い小さく設定されたワイパアームと、
    前記ワイパアームの長手方向中間部における内側に設定された本組位置に組付けられ、前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁に隣接され且つ前記ウインドシールドガラスへ洗浄液を噴射するノズル孔が形成されたノズル本体を有すると共に、前記本組位置に対して前記ワイパアームの基端側に設定された仮組位置から前記ワイパアームの先端側へスライドされることで前記本組位置に組付けられたウォッシャノズルと、
    前記ノズル本体から前記ワイパアームの幅方向他方側へ延出され、且つ前記ワイパアームの幅方向に弾性変形可能に構成され、前記ウォッシャノズルのスライド時に前記ワイパアームの幅方向他方側の側壁によって押圧されて前記ワイパアームの幅方向内側へ弾性変形すると共に、前記本組位置において前記ワイパアームの幅方向他方側の側壁に係合されて前記ウォッシャノズルの前記ワイパアームに対する相対移動を制限する係合爪と、
    前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁に形成され、前記本組位置において前記ノズル本体と係合されて前記ウォッシャノズルにおける前記ワイパアームの開口側への移動を制限する係合部と、
    を備えたノズル付ワイパアーム。
  2. 前記係合部は、前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁から前記ワイパアームの幅方向内側へ突出されており、
    前記ノズル本体が前記係合部に対して前記ワイパアームの頂壁側に隣接して配置されている請求項1に記載のノズル付ワイパアーム。
  3. 前記ノズル本体には、ストッパ部が形成されており、
    前記本組位置において前記ストッパ部が前記係合部に当接されて前記ウォッシャノズルにおける前記ワイパアームの先端側への移動が制限される請求項1又は請求項2に記載のノズル付ワイパアーム。
  4. 前記ウォッシャノズルが前記仮組位置に配置されたときには、前記係合爪が弾性変形しないことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のノズル付ワイパアーム。
  5. 前記本組位置において前記係合部が前記ノズル孔よりも前記ワイパアームの先端側に配置されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のノズル付ワイパアーム。
  6. 前記ワイパアームの幅方向一方側の側壁には、前記係合部に対して前記ワイパアームの基端側の位置において、前記ワイパアームの幅方向内側へ突出された突出部が形成されており、
    前記本組位置において前記ノズル本体が前記突出部に係合されて前記ウォッシャノズルにおける前記ワイパアームの開口側への移動が制限される請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のノズル付ワイパアーム。
  7. 前記係合爪が、
    前記ノズル本体から前記ワイパアームの幅方向他方側へ延出された第1延出壁と、
    前記第1延出壁の先端から前記ワイパアームの頂壁側へ延出された第2延出壁と、
    を含んで構成されている請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のノズル付ワイパアーム。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のノズル付ワイパアームと、
    前記ワイパアームの先端部に取付けられ、前記ウインドシールドガラスを払拭するワイパブレードと、
    を備えた車両用ワイパ装置。
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