JP6370643B2 - アウトセット引き戸用錠前 - Google Patents
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Description
かかる錠前は『引戸錠装置は、引戸の戸先側引手寄りに錠ケース本体を埋設して引戸錠を取り付ける一方、引戸が閉止位置にあるとき引戸錠と対向する扉開口部戸先側の開口縁に錠受入れ凹部を嵌め込んで引戸錠受けを取り付ける。そして、引戸錠のサムターンを施錠位置又は解錠位置に回動し、その回動をギヤ列を介して伝達して回転体を回転させると、その回転体のねじ穴にねじ部が螺合する一方で回転ストッパにて回転規制したロック棒を、回転体の回転力に応じて引戸開閉方向と直交する方向に出没させて、引戸錠受けの錠受入れ凹部に対し係脱させる構成』を有している。
このようなアウトセット引き戸は、バリアフリー化のためにスイング式のドアからの改造されるものが多い。
アウトセット引き戸は、引き戸本体600が、壁700の開口部710の周囲に設けられた枠部720より室外側に位置しており、壁700に沿ってスライドすることで、壁700に開設された開口部710を開閉するものである。一般に、スイング式のドアを改造することで構成されるものが多く、引き戸本体600は吊り具750によって上吊り式になっているものが多い。なお、引き戸本体600の下端縁部には、スライド方向に沿った凹溝(図示省略)が形成されており、床面に立設されたガイド部材(図示省略)がこの凹溝に嵌まり込むことでスライドをガイドされるようになっている。
なお、この木口カバー610は、2つの部材を組み合わせたものであって、引き戸本体600の室内側から取り付けられる室内側カバー611と、引き戸本体600の室外側から取り付けられる室外側カバー612とを有している。室内側カバー611の内面部には脚部613が設けられており、この脚部613が引き戸本体600の木口に接触することで引き戸本体600としての幅寸法を増加させるようになっている。この幅寸法の増加は、引き戸本体600と枠部720との間の隙間を埋めるためのものである。
この雌側部材200は、図2、図3に示すように、貫通孔620に取り付けられるフレーム210と、このフレーム210に内蔵される作動部材220と、この作動部材220を弾発付勢する弾性部材240とを有している。なお、図2においては、作図の都合上、弾性部材240の描画は省略している。
前記室内側フレーム211は、引き戸本体600の室内面640に密着する略長方形状の室内側台座部211Aと、この室内側台座部211Aの裏面側から突出される室内側円筒部211Bとが一体に形成されたものである。
なお、室内側フレーム211と室外側フレーム212とは、ダイキャスト製に限らず、合成樹脂等の他の素材から構成されるものであってもよいことはいうまでもない。
なお、前記室内側台座部211Aの引き戸本体600への取り付けは、ねじに限定されることなく、後述する室内側フレーム211の室内側円筒部211Bと、後述する室外側フレーム212の室外側円筒部212Bとに対応する凹凸を設けておき、フレーム210を構成する樹脂のしなりを利用して前記凹凸を嵌合させるようにしたものであってもよい。
前記室外側円筒部212Bの外側周面には、前記スリット211Eに対応した一条の外側凸脈212Eが形成されている。
前記表示部253にはアウトセット引き戸用錠前が施錠状態にあることを視覚的に示すために他の部材とは異なる色彩(例えば、赤色)に塗装されている。なお、前記表示部253は、他の箇所と色彩を異ならせる手段は塗装に限られることはなく、シール等を添付することで他の箇所とは色彩を異なるものとすることも可能である。
また、前記非常用押圧部254には、表示部材250の作動部材220への取り付けと位置調整とに利用される十字溝255が形成されている。なお、この十字溝255は、一般的なプラスドライバーやマイナスドライバーの刃先や硬貨(特に、10円硬貨、5円硬貨、1円硬貨)に対応した形状になっている。
まず、室内側フレーム211の室内側円筒部211Bに受け座221を開口211Cに臨ませるようにして作動部材220を入れ込む。この作動部材220の軸部222に弾性部材240を外嵌させる。その後、中間壁部230を室内側円筒部211Bに嵌め込む。もちろん、作動部材220の軸部222は中間壁部230の貫通孔231Aを貫通させておく。
これで、弾性部材240が作動部材220と中間壁部230との間に介在されるので、解錠状態にあれば、作動部材220の受け座221が必ず室内側フレーム211の開口211Cを閉塞する。
なお、木口カバー610を使用せず、しかもこのアウトセット引き戸用錠前が取り付けられないほど引き戸本体600が薄い場合には、段差カバー630を室内側フレーム211と引き戸本体600との間、室外側フレーム212と引き戸本体600との間にそれぞれ介在させることで、アウトセット引き戸用錠前を引き戸本体600に取り付けることができるようになる。
このように表示部材250の位置決めが不正確な場合には、室外側フレーム212を取り外して、再度、表示部材250の位置調整を行う。
これにより、雌側部材200が引き戸本体600に取り付けられる。
かかる雄側部材100は、枠部720に固定される雄側本体部110と、この雄側本体部110に抜き差し可能に取り付けられるボルト部120と、このボルト部120の後端に取り付けられる把持部130とを有している。
このガイド部118は、雄側本体部110の開放された面115に対向する面である表面112の裏面側に形成された凸脈である。かかるガイド部118には、室内側ボルト用開口114A側と室外側ボルト用開口114A側とにそれぞれ1つずつ小凹部118A、118Bが形成されている。この小凹部118A、118Bは、後述する小玉123と対応しており、ボルト部120の位置決めを行うものである。
また、この雄側本体部110の表面112には4つのねじ孔113が開設されている。このねじ孔113は、雄側本体部110を枠部720に取り付けるためのものである。
また、このボルト部120は、雄側本体部110より長く設定されている。また、先端の楔状部121は、室外側ボルト用開口114Aにぴったりと嵌まり込む形状、サイズに設定され、それ以外の部分は室内側ボルト用開口116Aにぴったりと嵌まり込む形状、サイズに設定されている。従って、ボルト部120の先端の楔状部121は、それ以外の部分より大きく設定されている。
『解錠状態』
解錠状態では、雄側部材100の把持部130が図1(B)のように室内側に位置している。この状態では、ボルト部120の先端の楔状部121が完全に雄側部材100の雄側本体部110内に引っ込んでいるので、引き戸本体600は自由に開閉することができる。なお、この状態では、ボルト部120の小玉123は室内側に位置する小凹部118Bに嵌まり込んでいる。
また、この解錠状態では、図1(B)に示すように、把持部130は枠部720内におさまっているので、室内にいる人が身体や被服を引っかけるおそれが少ない。
図1(B)に示すように、雄側部材100のボルト部120を室内側に位置させ、さらに引き戸本体600を閉止位置に位置させ開口部710閉じた状態にする。この状態では、雄側部材100のボルト部120は、雌側部材200の開口211Cに臨んだ作動部材220に向かい合っている。
この状態から、把持部130を室外側に向かって押し込む(図1(A)参照)。すると、ボルト部120の楔状部121は、雌側部材200の作動部材220を雌側部材200の内部側に向かって押し込み、雌側部材200の室内側円筒部211B内へと進入する。
この状態で引き戸本体600は施錠状態となる。施錠状態にある雌側部材200では、表示部材250の表示部253が表示用開口212Cに臨むので、施錠状態にあることが一目瞭然となる。
施錠状態から解錠状態へと移行すると、作動部材220の先端に取り付けられた表示部材250も室内側へと移動するので、表示部材250の表示部253は室内側へと移動するので、表示用開口212Cに臨まず、室内側に引っ込んだ状態(図3参照)になるので、解錠状態であることも一目瞭然となる。
施錠状態にあるボルト部120は、小玉123が室外側ボルト用開口部114A側にある小凹部118Aに嵌まり込んでいるが、室内側への力が加えられることによって、小玉123が小凹部118Aから外れ、ボルト部120は室内側へと押し込まれる。
ボルト部120が雄側本体部110の内部まで十分に押し込まれると、解錠状態となる。
なお、前記非常用解錠孔212Gに挿入されるのは、爪楊枝やクリップ等に限定されるものではなく、非常用解錠孔212Gに挿入でき、表示部材250を室内側に押し込むことができるものであればどのようなものでもよいことはいうまでもない。
また、上述した説明では、引き戸本体600は吊り具750によって上吊り式になっているものが多いとしたが、本発明に係るアウトセット引き戸用錠前がこのような上吊り式のものにのみ適用されるものでないこともいうまでもない。
雄側本体部110にぴったりと接する必要はないし、雄側本体部と違和感がないようなデザインである必要はない。
110 雄側本体部
120 ボルト部
200 雌側部材
210 フレーム
220 作動部材
240 弾性部材
600 引き戸本体
700 壁
710 開口部
720 枠部
Claims (4)
- 引き戸本体が壁に開設された開口部の枠部より室外側に位置するアウトセット引き戸を閉止位置で施錠するアウトセット引き戸用錠前において、枠部に取り付けられる雄側部材と引き戸本体に取り付けられる雌側部材とを具備しており、前記雄側部材は、枠部に固定される雄側本体部と、この雄側本体部に抜き差し可能に取り付けられるボルト部とを有しており、前記雌側部材は、引き戸本体に貫通して取り付けられ、前記ボルト部を受けるフレームと、このフレームに内蔵され、前記ボルト部を受け入れる際にボルト部によって押し込まれる作動部材と、この作動部材をボルト部側に弾発付勢する弾性部材とを有しており、前記作動部材の先端には、アウトセット引き戸用錠前が解錠状態、施錠状態のいずれにあるかを表示する表示部材が設けられており、この表示部材はアウトセット引き戸用錠前が施錠状態にある場合、前記フレームの表示用開口に臨むことを特徴とするアウトセット引き戸用錠前。
- 前記フレームは、引き戸本体の室内側から埋め込まれる室内側フレームと、室外側から埋め込まれる室外側フレームとを組み合わせたものであることを特徴とする請求項1記載のアウトセット引き戸用錠前。
- 前記作動部材の先端に設けられた表示部材は、ボルト部の抜き差し方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1又は2記載のアウトセット引き戸用錠前。
- 前記ボルト部の後端には、施錠状態で雄側本体部と接する把持部が取り付けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のアウトセット引き戸用錠前。
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