JP6370521B1 - 回転子及び回転電機 - Google Patents

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Abstract

回転子(10)は、筒状のスリーブ(2)と、スリーブ(2)の外周(2o)に間隔を空けて配置された複数の分割磁石(3)とを備える。回転子(10)は、無機材料で形成され、複数の分割磁石(3)の間でスリーブ(2)の外周(2o)に配置された複数の極間部材(4)を備える。回転子(10)は、周方向に一体構造の部品であり、複数の分割磁石(3)及び複数の極間部材(4)の外周(3o,4o)に配置された補強スリーブ(5)を備える。

Description

本発明は、表面永久磁石方式の回転子及び回転電機に関する。
分割磁石、スリーブ及び補強スリーブで構成される回転子部材をシャフトに固定した表面磁石型モータの回転子は、シャフトを回転子部材の回転子コアであるスリーブ内に圧入して締結することで、スリーブの外周に配置された分割磁石には内径側から外径側へ向かう拡径方向の力が加わる。したがって、シャフトを回転子部材に圧入した際に、補強スリーブには分割磁石から押し広げようとする力が加わる。ここで、補強スリーブは高強度かつ高剛性の材料で形成されており、分割磁石から加わる力を破断せずに受け止める。したがって、分割磁石は、内径側のスリーブと、外径側の補強スリーブとで両面から挟み込まれ締結される。分割磁石がスリーブと補強スリーブとに挟み込まれることにより、モータ駆動時に回転子がトルクを発生させる際に、分割磁石が円周方向に空転せずにシャフトに追従することができる。
特許文献1に開示される発明のように、スリーブの外周に配置される複数の分割磁石同士の間は空隙となっている。
特開昭59−117450号公報
分割磁石から補強スリーブに加えられる力は、シャフト圧入による力だけでなく、回転子が回転する際に、分割磁石の遠心力による力も発生する。しかしながら、特許文献1に開示される発明は、分割磁石同士の間が空隙であるため、回転子の回転時に遠心力によって補強スリーブに生じる応力が周方向に均一ではない。すなわち、遠心力によって補強スリーブにかかる応力は、分割磁石が配置されている部分と空隙の部分とで異なっている。したがって、分割磁石が配置された部分と空隙の部分との境界の部分には、遠心力によって発生する応力の大きさの違いによって剪断力が発生し、疲労により補強スリーブの強度が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回転時の遠心力による補強スリーブの強度の低下を抑制した回転子を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、筒状のスリーブと、スリーブの外周に間隔を空けて配置された複数の分割磁石と、無機材料で形成され、複数の分割磁石の間でスリーブの外周に配置された複数の極間部材とを備える。本発明は、周方向に一体構造の部品であり、複数の分割磁石及び複数の極間部材の外周に配置された補強スリーブを備える。
本発明に係る回転子は、回転時の遠心力による補強スリーブの強度の低下を抑制できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る回転子の回転軸に垂直な断面図 実施の形態1に係る回転子の回転軸に沿った断面図 実施の形態1に係る回転子の回転軸に沿った断面図 実施の形態1に係る回転子のスリーブの外周に極間部材を配置した状態での回転軸に垂直な断面図 実施の形態1に係る回転子のスリーブの外周に分割磁石を配置した状態での回転軸に垂直な断面図 実施の形態1に係る回転子の分割磁石の外周に補強スリーブを配置した状態での回転軸に垂直な断面図 本発明の実施の形態2に係る回転子のシャフトを圧入する前のスリーブと極間部材との接触状態を示す図 実施の形態1に係る回転子のシャフトを圧入する前のスリーブと極間部材との接触状態を示す図 本発明の実施の形態3に係る回転子の極間部材の断面形状を示す図 実施の形態3に係る回転子の極間部材を形成するのに素材を加工する必要がある部分を示す図 本発明の実施の形態4に係る回転子の極間部材とスリーブとの接触状態を示す図 実施の形態1から4のいずれかに係る回転子を用いた回転電機の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る回転子及び回転電機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る回転子の回転軸に垂直な断面図である。図2及び図3は、実施の形態1に係る回転子の回転軸に沿った断面図である。図2は、図1中のII-II線における断面を示し、図3は、図1中のIII-III線における断面を示す。実施の形態1に係る回転子10は、筒状のスリーブ2と、スリーブ2の外周2oに間隔を空けて複数配置された分割磁石3と、分割磁石3同士の空隙に配置された複数の極間部材4と、分割磁石3及び極間部材4の外周3o,4oに配置された補強スリーブ5とを有する。回転子10は、スリーブ2に挿入されて、スリーブ2を押し広げるシャフト1をさらに有している。回転子10は、軸Oを回転軸にして回転する。
スリーブ2は、内周2iがテーパを有している。シャフト1は、側面1sがテーパを有するテーパシャフトであり、スリーブ2に圧入されている。側面1sがテーパを有するシャフト1をスリーブ2に圧入することにより、分割磁石3を加熱することなくシャフト1とスリーブ2とを固定できる。分割磁石3及び極間部材4は、シャフト1が圧入されたスリーブ2と、補強スリーブ5との間に挟まれて、スリーブ2との間に生じる摩擦力及び補強スリーブ5との間に生じる摩擦力によって固定されている。
補強スリーブ5は、継ぎ目のない一体構造の部品である。補強スリーブ5の材料には、シャフト1をスリーブ2に圧入した際に拡径方向の力が内周5iに加わっても塑性変形を生じない強度を有する材料が適用される。補強スリーブ5の材料の一例には、炭素繊維強化プラスチックを挙げることができる。
実施の形態1では、極間部材4の材料には、比重が2よりも大きい無機材料が適用される。分割磁石3の比重が7程度であるのに対し、樹脂材料の比重は、高々2である。したがって、比重が2よりも大きい無機材料で極間部材4を形成することで、分割磁石3同士の間が空隙である場合又は極間部材4を樹脂材料で形成する場合よりも、極間部材4の遠心力によって発生して補強スリーブ5に加わる力と分割磁石3が配置されている部分において遠心力によって発生して補強スリーブ5に加わる力とが均一化される。なお、極間部材4の比重が分割磁石3の比重に近いほど補強スリーブ5に加えられる力が均一化されることは言うまでもない。
極間部材4の材料は、磁性材料であっても良い。極間部材4に適用する磁性材料には、比重7.9の炭素鋼、比重7.9のクロムモリブデン鋼、比重7.8のフェライト系ステンレス鋼及び比重7.8のマルテンサイト系ステンレス鋼を例示できるが、これらに限定はされない。
なお、極間部材4の材料は、回転子10を構成する磁気回路を考慮した場合、非磁性材料であることが好ましい。これは、極間部材4が磁性材料である場合、分割磁石3が発する磁束が極間部材4を鎖交してしまい、起磁力が弱まるためである。すなわち、極間部材4を非磁性材料で形成すれば、回転子10の起磁力が弱まることはない。極間部材4に適用する非磁性材料には、比重2.7のアルミニウム、比重4.5のチタン、比重7.9のオーステナイト系ステンレス鋼を例示できるが、これらに限定はされない。
実施の形態1に係る回転子10の組立手順について説明する。図4は、実施の形態1に係る回転子のスリーブの外周に極間部材を配置した状態での回転軸に垂直な断面図である。まず、スリーブ2の外周2oに極間部材4を接着剤で設置する。極間部材4を配置する際には、治具を用いて位置決めを行うことで、極間部材4の間隔を規定の値にする。
その後、スリーブ2の外周2oの極間部材4同士の間の部分に分割磁石3を接着剤で設置する。図5は、実施の形態1に係る回転子のスリーブの外周に分割磁石を配置した状態での回転軸に垂直な断面図である。ここで、極間部材4間の間隔を分割磁石3の寸法と等しくすることにより、分割磁石3は極間部材4間に配置するだけで位置決めを行えるため、治具を用いて分割磁石3の位置決めを行う必要が無くなり、製作が容易となる。なお、極間部材4間の間隔は、位置決めの誤差の許容範囲であれば、分割磁石3よりも大きくても良い。モータ特性上、分割磁石3同士の隙間は寸法を均等にすることが望ましい。
また、スリーブ2の外周2oに極間部材4及び分割磁石3を接着剤により設置する工程において、製作コスト削減に向けて時間短縮化を図るにあたり、接着剤は硬化時間が短いことが好ましい。したがって、極間部材4及び分割磁石3をスリーブ2の外周2oに設置する接着剤には、即硬性の接着剤を用いるとよい。なお、極間部材4及び分割磁石3は、同じ硬化型の接着剤を用いて設置することが好ましい。極間部材4の設置と分割磁石3の設置とに同じ硬化型の接着剤を用いることにより、接着剤を硬化させる工程を別々に行う必要がなく、工数を削減できる。具体例を挙げると、極間部材4の設置に熱硬化型の接着剤を用い、分割磁石3の設置に嫌気硬化型の接着剤を用いると、接着剤を硬化させる工程を別々に行う必要があるが、極間部材4の設置及び分割磁石3の設置に嫌気硬化型の接着剤を用いれば、接着剤を硬化させる工程は1工程となる。
分割磁石3をスリーブ2の外周2oに配置した後に、分割磁石3及び極間部材4の外周3o,4o側に補強スリーブ5を配置する。図6は、実施の形態1に係る回転子の分割磁石の外周に補強スリーブを配置した状態での回転軸に垂直な断面図である。分割磁石3及び極間部材4の外周3o,4o側に補強スリーブ5を配置した後、スリーブ2にシャフト1を圧入して組付けることにより、図1から図3に示した回転子10が構成される。
実施の形態1に係る回転子10は、分割磁石3同士の間に極間部材4が配置されているため、回転子10が回転する際に、分割磁石3が配置されている部分で遠心力によって発生して補強スリーブ5に加わる力と分割磁石3が配置されていない部分で遠心力によって発生して補強スリーブ5に加わる力との差は、分割磁石3同士の間に極間部材4を配置しない場合よりも小さくなる。したがって、回転時の遠心力に起因する疲労による補強スリーブ5の強度の低下を抑制することができる。
実施の形態1では極間部材4の形状は直方体であってもよいし、内周又は外周が円弧状に湾曲するなどしていてもよく、直方体には限定されない。また、スリーブ2にシャフト1ではなく、外周にテーパを持つ別のスリーブを挿入してもよい。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る回転子のシャフトを圧入する前のスリーブと極間部材との接触状態を示す図である。図8は、実施の形態1に係る回転子のシャフトを圧入する前のスリーブ2と極間部材4との接触状態を示す図である。実施の形態2に係る回転子10の極間部材4の内周4iには、回転子10の円周方向における中央部に軸方向に延びる溝41が形成されている。この他は実施の形態1に係る回転子10と同様である。回転子10の組立手順は、実施の形態1と同様である。
スリーブ2は、シャフト1が圧入されることにより、外径寸法が増大する。したがって、極間部材4の内周4iは、シャフト1を圧入した後のスリーブ2の外周2o以上の曲率を持っており、図8に示すように、実施の形態1に係る回転子10では、シャフト1を圧入する前のスリーブ2の外周2oと極間部材4の内周4iとはP部だけで線接触した状態で、接着剤により接着される。実施の形態2に係る回転子10は、極間部材4の内周4iに溝41が形成されているため、図7に示すように、シャフト1を圧入する前のスリーブ2の外周2oと極間部材4の内周4iとは、P部及びP部の2箇所で線接触した状態で、接着剤により接着される。よって、スリーブ2の外周2oに極間部材4を安定して配置でき、極間部材4の位置ずれに起因する組立不良が発生しにくい。
なお、極間部材4の内周4iではなく、スリーブ2の外周2oに溝を設けることによっても、スリーブ2の外周2oに極間部材4を安定して配置できる。ただし、スリーブ2に溝を設けると、シャフト1を圧入した際に溝の部分で応力集中が発生する。したがって、回転子10の強度が低下することを抑制するためには、極間部材4の内周4iに溝41を形成する方がよい。また、スリーブ2の外周2oに溝を設けると、極間部材4をスリーブ2の外周2oに配置する際に、溝にあわせて極間部材4を配置する必要が生じる。したがって、汎用性の低下を抑制するためには、極間部材4の内周4iに溝41を形成する方がよい。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3に係る回転子の極間部材の断面形状を示す図である。実施の形態3に係る回転子10の極間部材4の側面42は、回転子10の軸Oと、点Mとを結ぶ線Lと平行である。点Mは、軸Oに垂直な断面において外周4oがなす弧の中点である。この他は実施の形態1に係る回転子10と同様である。回転子10の組立手順は、実施の形態1と同様である。
工業製品の材料となる素材は、平板状又は平棒状で流通することが一般的であるため、回転子10の軸Oと、点Mとを結ぶ線Lと極間部材4の側面42とが平行であれば、素材の側面を極間部材4の側面42に利用することができる。図10は、実施の形態3に係る回転子の極間部材を形成するのに素材を加工する必要がある部分を示す図である。直方体の素材50のA部、B部及びC部を加工することにより、極間部材4を形成することができる。一方、極間部材4の側面43が、回転子10の軸Oと点Mとを結ぶ線Lと平行ではなく、分割磁石の側面に沿った形状とする場合、極間部材4の側面43は、機械加工によって面を作り出すテーパ出し加工が必要となる。すなわち、素材50から極間部材4を形成するにあたって、図10のA部、B部及びC部に加えて、D部及びE部も加工する必要がある。したがって、極間部材4の側面42を、回転子10の軸Oと点Mとを結ぶ線Lと平行にすることで、極間部材4の側面42へのテーパ出しの機械加工が不要となり、製造コストを低減することができる。
なお、実施の形態2では、極間部材4の側面42を平行とするが、平板から極間部材4を切り出す際に製造上の誤差で生じる範囲の角度は許容されるものとする。
なお、実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせて、スリーブ2の外周2o及び極間部材4の内周4iの一方に溝を設けるとともに、極間部材4の側面42を、軸Oに垂直な断面において外周4oがなす弧の中点と、回転子10の軸Oとを結ぶ線Lと平行にすることも可能である。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係る回転子の極間部材とスリーブとの接触状態を示す図である。実施の形態4に係る回転子10は、スリーブ2の外周2oに凸部21が設けられており、極間部材4の内周4iに凹部44が設けられている。この他は実施の形態1に係る回転子10と同様である。回転子10の組立手順は、実施の形態1と同様である。
スリーブ2側の凸部21と極間部材4側の凹部44とを係合させることにより、回転子10の回転速度を加減速する際に分割磁石3に作用する慣性力が、スリーブ2及び補強スリーブ5で挟まれることによって極間部材4に生じる摩擦力よりも大きくなっても、極間部材4はスリーブ2及び補強スリーブ5に対してずれることなく回転に追従できる。
なお、スリーブ2の外周2oに凹部を設け、極間部材4の内周4iに凸部を設けても、極間部材4のずれを防止する効果は得られる。ただし、上述のように、シャフト1を圧入することによってスリーブ2には応力が発生するため、応力集中によるスリーブ2の破損を防ぐためには、スリーブ2の外周2oに凸部21を設け、極間部材4の内周4iに凹部44を設ける方がよい。
なお、実施の形態3と実施の形態4とを組み合わせて、スリーブ2の外周2o及び極間部材4の内周4iの一方に凸部を設け他方に凹部を設けるとともに、極間部材4の側面42を、軸Oに垂直な断面において外周4oがなす弧の中点と回転子10の軸Oとを結ぶ線Lと平行にすることも可能である。
上記の各実施の形態においては、シャフト1がスリーブ2に圧入されるとしたが、テーパを持たないシャフトとスリーブとを焼き嵌めしてもよい。シャフトとスリーブとを焼き嵌めする場合には、分割磁石の磁力が低下しない温度で行う必要がある。分割磁石の磁力が低下する温度は、一例を挙げると140℃である。したがって、分割磁石の磁力が低下する温度以下でも設計強度を満たす焼き嵌め代を確保できる場合に、シャフトとスリーブとを焼き嵌めすることが可能となる。
図12は、実施の形態1から4のいずれかに係る回転子を用いた回転電機の構成を示す図である。実施の形態1から4のいずれかに係る回転子10は、筒状の固定子20の中に挿入することにより、回転電機30を構成することができる。すなわち、実施の形態1から4のいずれかに係る回転子10を用いることにより、疲労による補強スリーブの強度の低下を抑制した回転子10を備えた回転電機30を得られる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 シャフト、2 スリーブ、2i,4i,5i 内周、2o,3o,4o 外周、3 分割磁石、4 極間部材、5 補強スリーブ、10 回転子、20 固定子、21 凸部、30 回転電機、41 溝、42,43 側面、44 凹部、50 素材。

Claims (7)

  1. 筒状のスリーブと、
    前記スリーブの外周に間隔を空けて配置された複数の分割磁石と、
    無機材料で形成され、複数の前記分割磁石の間で前記スリーブの外周に配置された複数の極間部材と、
    周方向に一体構造の部品であり、複数の前記分割磁石及び複数の前記極間部材の外周に配置された補強スリーブとを備え
    前記極間部材は、内周のみに、軸方向に延びる溝が形成されていることを特徴とする回転子。
  2. 前記極間部材の側面は、軸方向と垂直な断面において、外周の中心点と前記回転子の回転軸とを結ぶ線に平行であることを特徴とする請求項に記載の回転子。
  3. 前記スリーブの外周には、前記極間部材の内周の前記溝と係合する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転子。
  4. 前記極間部材は、比重が2よりも大きい材料で形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の回転子。
  5. 前記極間部材は、非磁性材料で形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の回転子。
  6. 前記スリーブは内周にテーパを有し、前記スリーブ内に圧入されるシャフトを備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の回転子。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の回転子と、
    前記回転子が挿入される筒状の固定子とを有することを特徴とする回転電機。
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