JP6369779B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、複数の光源を用いた照明効果を実現する照明器具に関する。
従来から、屋内の天井面に取り付けられて壁面や床面等の屋内全般に光を照射するシーリングライトなどの照明器具が多用されている。このような照明器具の光源には、これまで一般的に円環型蛍光灯が用いられているが、近年では、低電力で高輝度の発光が可能なLEDを光源に用いたものも普及している。LEDは、照明器具における配置自由度が高く、夫々配光の異なる複数のLED光源を用いた照明器具もある。
このような複数のLED光源を用いた照明器具として、照明器具の下方を主として屋内全般に光を照射する主光源と、天井面に沿った方向に光を照射する間接光源と、を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この照明器具は、例えば、主光源及び間接光源の両方を点灯させて、ユーザに屋内活動に適した明るい照明環境を与え、また、ユーザの就寝時には、間接光源のみを点灯させて、ユーザに直接照射される光を減らし、ユーザに快適で心地良い入眠を促すことができる。
特開2013−145685号公報
しかしながら、例えば、ユーザが、就寝前にベッドで読書をしようとする場合、間接光源だけでは明るさが不足することがある。そこで、例えば、主光源をタイマ制御することで、入眠前の一定期間だけ屋内の明るさを確保することもできるが、この場合、屋内が明かるくなり過ぎてユーザが寝付けなくなる虞がある。また、起床時には、ユーザが自然に目覚められるように、屋内が緩やかに明るくなることが望ましいが、間接光源だけでは目覚めに必要な明るさが不足することがある。一方で、主光源を点灯させた場合、主光源の光がユーザの目に直接的に照射されると、ユーザは眩しさ感により自然な目覚めを得られない虞がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、ユーザの就寝時及び起床時に適した照明環境を実現することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、屋内の設置面に取り付けられる器具本体と、前記器具本体に設けられた複数の光源と、前記複数の光源を調光制御する制御部と、を備えた照明器具であって、前記複数の光源は、屋内の天井面を含むA領域に光を照射する間接光源と、壁面を含むB領域に光を照射する全般光源と、床面を含むC領域に光を照射する集光光源と、を有し、前記制御部は、予め設定された時間に応じて、前記A領域と、前記B領域と、前記C領域と、の各領域に光を個別に照射し、ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間において、前記全般光源及び集光光源を、前記間接光源よりも先に消灯させ、予め設定された照明作動時刻からユーザの起床時刻までの起床期間において、前記間接光源、全般光源及び集光光源をこの順番で点灯させることを特徴とする。
上記照明器具において、前記制御部は、前記全般光源を、前記集光光源よりも先に消灯させることが好ましい。
上記照明器具において、前記全般光源は、壁面を複数の領域に分割したとき、各領域に夫々光を照射することが好ましい。
上記照明器具において、壁面における前記複数の領域は、天井面に近接したB1領域と、ユーザの直立時の平均視線高さを含むB2領域と、床面に近接したB3領域と、を含むことが好ましい。
上記照明器具において、前記制御部は、ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間において、前記全般光源から前記B3領域、B2領域及びB1領域への光の照射をこの順番で停止することが好ましい。
上記照明器具において、前記制御部は、予め設定された照明作動時刻からユーザの起床時刻までの起床期間において、前記全般光源から前記B1領域、B2領域及びB3領域への光の照射をこの順番で開始することが好ましい。
上記照明器具において、前記間接光源が照射する光の色温度は、前記全般光源及び集光光源が照射する光の色温度よりも低いことが好ましい。
上記照明器具において、前記複数の光源は、照射する光の色温度が可変であり、前記制御部は、予め設定された照明作動時刻からユーザの起床時刻までの起床期間において、ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間よりも、高い色温度の光を前記光源から照射させることが好ましい。
本発明によれば、予め設定された時間に応じて、屋内の天井面を含むA領域と、壁面を含むB領域と、床面を含むC領域と、の各領域に光を個別に照射するように複数の光源を点灯制御するので、ユーザの就寝時及び起床時に適した照明環境を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具を取り付けた屋内を示す図。 (a)は同照明器具の斜視図、(b)は分解斜視図。 (a)は同照明器具の上面図、(b)は下面図。 (a)は同照明器具の側断面図、(b)同照明器具の間接光源の拡大断面図、(c)は同照明器具の集光光源の拡大側断面図。 同照明器具のブロック構成図。 同照明器具の動作例を示す図。
本発明の一実施形態に係る照明器具について、図1乃至図6を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の照明器具1は、天井面Ce(設置面)に取付けられるシーリングライト型の照明器具であり、図示したようにベッドBが置かれた寝室に好適に用いられる。照明器具1は、壁面Waを含むB領域、及び床面Flを含むC領域に広く光を照射する。なお、A領域、B領域及びC領域は、互いに重複する領域を含み得る。例えば、A領域は、天井面Ceに加えて、壁面Waのうち天井面Ceに近接した一定範囲を含んでいてもよい。また、B領域は、壁面Waに加えて、天井面Ceのうち壁面Waに近接した一定範囲や、床面Flの一部を含んでいてもよい。なお、C領域は、床面Flに加えて、壁面Waのうち床面Flに近接した一定範囲を含んでいてもよいが、床面Flの一部の範囲であってもよい。
照明器具1は、ユーザ10(10a,10b)がリモートコントローラ11を操作することで、その点灯を制御することができる。なお、本実施形態の照明器具1は、シーリングライト以外の照明器具として実現されてもよく、上記の各領域に夫々光を照射することができれば、例えば、ベースライト、ダウンライト又はスポットライトとして実現されてもよい。
B領域は、例えば、壁面Waにおいて天井面Ceに近接したB1領域、ユーザ10aの直立時の平均視線高さを含むB2領域、及び床面に近接したB3領域、といった複数の領域に分割され、照明器具1は、これらの各領域に夫々光を照射することができる。B領域は、室内の天井高さや室内広さ等によっても異なるが、例えば、B1領域は、天井面Ceから50cm程度の範囲を、B3領域は、ユーザ10bが就寝するベッドBeの高さから想定される床面Flから40cm程度の範囲をいう。また、B2領域は、ユーザ10aの直立時の平均視線高さを160cmと仮定し、この範囲を含むB1領域及びB3領域で挟まれた範囲をいう。なお、本実施形態においては、屋内の上記5領域に光を照射する例に基づいて説明するが、天井面Ce、壁面Wa、床面Flの夫々含む少なくとも3領域に光を照射できればよく、より多くの領域に分割されてもよい。また、各領域が一定範囲で重複していてもよい。
図2乃至図4に示すように、照明器具1は、屋内の設置面に取り付けられる器具本体2と、器具本体2に設けられた複数の光源3(31,32,33,34)と、各光源3を調光制御する制御部4と、を備える(図2(b)参照)。光源3は、屋内の天井面Ceを含むA領域(図1も参照)に光を照射する間接光源31と、壁面Waを含むB領域に光を照射する全般光源(32,33)と、床面Flを含むC領域に光を照射する集光光源34と、を含む。全般光源は、壁面WaのB1領域からB2領域に光を照射する上部光源32と、壁面WaのB2領域からB3領域に光を照射する下部光源32と、を含む。なお、全般光源は、配光特性の異なる2種以上の光源から構成されていてもよい。
器具本体2は、上面(取引付け面)が天井面Ceに対面した状態で天井面Ceに取り付けられる上面視6角形の板状部材であり、例えば、厚みの薄いダイカスト部材や、鉄板、アルミ板等で構成され、所定形状に一体成形されたものを含む(図3(a)参照)。器具本体2の外周を成す各辺の近傍には、6個の間接光源31が夫々設けられ、また、器具本体2の下面に制御部4が配置される。また、器具本体2の上面の中央部分には、取付金具(不図示)が設けられ、この取付金具が天井面Ceに設けられた引掛シーリング等に接続される。
制御部4は、器具本体2の下面の中央部分に設けられ、リモートコントローラ11から受信した無線信号に基づいて各光源3の点灯又は消灯を行う。ここで言う、無線通信は、赤外線、電波、可視光を含む。また、制御部4、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御や、アナログ調光制御により、各光源3の調光制御を行う。制御部4は、マイクロコンピュータ等によって実現される。なお、調光比とは、各光源3の最大輝度に対する輝度の割合を意味し、例えば、制御部4がPWM制御により光源3の調光制御を行う場合の調光比は、PWM信号のデューテイ比により定められる。
制御部4は、外周6角形のケース51により覆われる(図2(b)参照)。ケース51の外面には、下部光源33が設けられる。また、上部光源32と下部光源33との間にはフレーム52が設けられる。このフレーム52は、上部光源32と下部光源33との間隔を保持する。また、下部光源33と集光光源34との間にも、フレーム53が設けられる。フレーム53は、その内周側に平面部を有し、この平面部に集光光源34が設けられる。ケース51、フレーム52,53は、所定の剛性を有する金属又は樹脂等により構成される。
間接光源31は、基板31a上に複数のLED31bを搭載したLEDユニット31cと、LEDユニット31cを収容してLED31bが出射した光を放射するケース31dと、器具本体2の上面への固定のための保持部材31eを有する(図4(b)参照)。基板31aには、樹脂をベースとするもの、セラミックから成るもの、及びアルミ等の金属をベースとするものに加えて、フレキシブル基板等が用いられる。LED31bには、例えば、青色光を放射するGaN系青色LEDチップが用いられ、波長変換部材には、封止用の透光性樹脂材料に昼白色や電球色の光を出射できるようにするための蛍光体が混入されたものが用いられる。
基板31aは器具本体2に対して垂直に直交するように配置され、照明器具2が天井面Ceに取り付けられたときに、天井面Ceに沿う方向に光を照射する。LED31bには、例えば、色温度2500K以下の相対的に色温度が低い光を出射するLEDチップが好適に用いられる。ケース31dの基板31aと対向する面は、緩やかな円弧面となっており、6つの間接光源31が円環状に配置されたときに、全方位にムラなく光を照射することができる。
上部光源32は、基板32a上に複数のLED32bを搭載した複数のLEDユニット32cと、各LEDユニット32cのLED32bが出射した光を導光しながら外部に放射する導光板32dと、を有する(図2(b)又は図5(a)参照)。基板32aやLED32bは、上記と同様である。本実施形態では、6個のLEDユニット32cが用いられる。導光板32dは、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂により形成された外周が円盤状の透光板であり、内周面が6角形状となるよう形成され、上記内周面の各面がLED32bの光軸に対向して光を入射する入射面として機能する。導光体32dの入射面から入射した光は、導光体32dの内面で全反射しながら導光体32d内を外周方向へ導光される。また、導光体32dの表面は、光拡散性を有しており、導光された光の一部をその外表面から放射する。
下部光源33は、基板33a上に複数のLED33bを搭載した複数のLEDユニット33cと、各LEDユニット33cのLED33bが出射した光を導光しながら外部に放射する導光板33dと、を有する(図2(b))。基板33aやLED33bは、上記と同様である。下部光源33は、導光板33dの円周が、上部光源32の導光板32dの円周よりも小さい点を除いて、上部光源32と同様の構成である。なお、集光光源34は、環状のフレーム54により固定され、フレーム54の開口にはカバー55が設けられる。フレーム54及びカバー55には、後述する受信部61及び人感センサ62を露出させる孔部が夫々形成されている。
本実施形態では、上部光源32の調光比を上げて下部光源33の調光比を下げることにより、主として領域B1に光を照射し、逆に、上部光源32の調光比を下げて下部光源33の調光比を上げることにより、主として領域B3に光を照射する。また、上部光源32及び下部光源33の調光比を等しくすることで、主として領域B2に光を照射する。なお、上部光源32及び下部光源33は、導光板32d,33dを用いた構成に限らず、レンズ等の光学部材により所定領域に光を照射できるように配光制御された光源であってもよく、それらが照射する光が、乳白カバー等により適宜に拡散されていてもよい。
集光光源34は、基板34a上に複数のLED34bを搭載した複数のLEDユニット34cと、各LEDユニット34cのLED33bが出射した光を配光制御するカバー34dと、を有する((図2(b)又は図4(c)参照)。基板34aやLED34bは、上記と同様である。本実施形態では、半円形状の基板34aを用いた2個のLEDユニット34cが用いられる。カバー34dは、LEDユニット34cを覆うドーナツ形状とされ、例えば、アクリル樹脂等の透光性材料に光拡散性粒子又は顔料等を添加した樹脂材料から形成される。また、カバー33dは、透明なガラス材や樹脂の表面や裏面に、サンドブラスト処理を施して粗面としたもの、又はシボ加工を施したもの、ディンプル加工等により微細な凹凸形状を形成したもの等であってもよい。また、図4(c)に示すように、LED33bから出射された集光する反射鏡34eを設けることで、領域Cへ光を集光的に照射することができる。
全般光源(33,34)及び集光光源34が照射する光の色温度は、昼光色〜電球色(色温度7100K〜2600K)であればよいが、全般光源(上部光源32及び下部光源34)のLED32b,33bには、例えば、色温度5200K程度の昼白色光を出射するLEDチップが好適に用いられる。また、集光光源34のLED34bには、色温度5200K以上、例えば6500Kの昼光色光を出射するLEDチップが好適に用いられる。
また、照明器具1は、リモートコントローラ11との間で制御信号を受信するための受信部61、照明器具1に近接した人の存在を検知する人感センサ62と、を有する。受信部61は、リモートコントローラ11との間で赤外線により無線通信を行うための受光素子が好適に用いられるが、電波信号を受信するアンテナ等であってもよい。また、人感センサ62には、汎用の小型熱線式人感センサが好適に用いられる。
また、図5に示すように、制御部4は、マイコン41と、時刻を計時するタイマ42と、タイマ42で計時された時間に対する各光源3の調光比等のデータや過去の照明情報等を記憶するメモリ43と、を有する。また、照明器具1は、信号受信時に発信音を出力するブザー64を有する。ブザー64は、上記発信音に加えて、就寝者の目覚めを浅くする刺激音を適宜に出力することができる。
リモートコントローラ11は、就寝及び起床時における照明器具1の調光制御モードを設定するための入力部12と、入力内容を表示する表示部13と、照明器具1と通信するための送受信部14と、を備える。入力部12は、入力インターフェースであり、例えば、押しボタン式のスイッチや、タッチパネル等がから構成される。送受信部14は、例えば、汎用の赤外線通信や、WPAN(Wireless Persona1 Area Network)の標準規格の一つであるZigBee(登録商標)、その他の通信方式を用いて通信を行う。また、リモートコントローラ11は、上記各構成を制御するマイコンやメモリを内蔵した制御部15を有する。
このように構成された照明器具1の動作について、図6を参照して説明する。照明器具1は、ユーザ10がリモートコントローラ11を操作することにより、ユーザ10が就寝する際に光源3の調光比を漸増的に高めるお目覚めモードと、ユーザ10が起床する際に各光源3の調光比を漸増的に低めて所定時間後に消灯するお休みモードと、を実行する。なお、同図のt0は、入室時刻であり、照明器具1の点灯操作又は人感センサ62の検知をトリガとする。t1は、お休みモード動作時刻であり、ユーザ10によるリモートコントロータの入力時刻に基づく。t2は消灯時刻であり、t3はお目覚めモード起動時刻であり、t4は起床設定時刻であり、これらは、ユーザ10により入力及び設定される。
ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間において、全般光源(32,33)及び集光光源34を、間接光源31よりも先に消灯させる。また、全般光源(32,33)は、集光光源34よりも先に消灯させ、下部光源33は、上部光源32より先に消灯させる。これにより、図6に示すように、照明器具1が設置された屋内は、領域B3,領域B2,領域B1,領域C,領域Aの順で消灯する。
このように壁面Waへのあかりを、床面Flに近い位置から消灯していくことで、効果的にユーザ10の顔面照度を低下させることができ、照明光が睡眠を妨げることなく、睡眠時に快適な照明環境を得ることができる。また、壁面Waのあかりを調光し、天井面Ceへのあかりを残すことで、間接光のような照明環境となり、暗くても印象の良い、リラックスした照明環境を得ることができる。また、床面Flのあかりが保たれることで、暗くても手元のあかりを確保することができる。また、天井面Ceと床面Flに光を照射することで、メリハリの効いた照明環境となり、暗くても、より印象の良い照明環境を得ることができる。
なお、集光光源34は、領域Cへの手元のあかりを主としているので、ユーザ10の選択により点灯・消灯を選択可能とすることが好ましい。また、上記動作例に限らず、壁面Waへのあかり(領域B1〜B3)は、必要に応じて調光・消灯する順番を入れ替えてもよい。
また、間接光源31が照射する光の色温度は、全般光源(32、33)及び集光光源34が照射する光の色温度よりも低い。そのため、ユーザ10の就寝時には、ユーザ10のメラトニン分泌の抑制を低減しなおかつ、ユーザ10に就寝において心理的に良い影響を与えることができる。
一方、予め設定された照明作動時刻からユーザ10の起床時刻までの起床期間においては、間接光源31、全般光源(32,33)及び集光光源34をこの順番で点灯される。また、全般光源(32,33)から、B1領域、B2領域及びB3領域への光の照射をこの順番で開始する。
これにより、領域A、領域B1、領域B2、領域B3、領域Cの順で点灯が開始され、起床設定時刻に向けて徐々に明るくすることで、ユーザ10は快適に起床することができる。また、天井面Ceから順に点灯することで就寝者の顔面照度の急激な上昇を防ぐことができ、設定時刻に快適に起床することができる。
なお、ここで、最初の点灯はA領域であり、最後の点灯はC領域でれば、壁面Waへのあかり(領域B1〜B3)は、顔面照度の確保のし易さ等により、必要に応じて調光・消灯する順番を入れ替えてもよい。
なお、各光源3の基板上に設けられる複数のLEDには、色温度が異なる複数のLEDが含まれ、照射する光の色温度が可変とされてもよい。そして、予め設定された照明作動時刻からユーザ10の起床時刻までの起床期間において、ユーザ10の入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間よりも、高い色温度の光を光源3から照射させてもよい。こうすれば、ユーザ10の起床時には、ユーザ10に目覚めにおいて心理的に良い影響を与えることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、種々の変形が可能である。上記実施形態では、各光源にLEDを用いた構成を示したが、LEDに代えて、有機EL素子(OLED)または無機EL素子等のLED以外の固体発光素子により構成されたモジュールが用いられてもよい。また、リモートコントローラ11に代えて、スマートフオンやタブレット端末などの情報通信端末が用いられてもよい。この場合、照明器具1は、情報通信端末を備えた照明システムの一部構成として適用される。
1 照明器具
2 器具本体
3 光源
31 間接光源
32 上部光源(全般光源)
33 下部光源(全般光源)
34 集光光源
4 制御部
Ce 天井
Wa 壁面
Fl 床面

Claims (8)

  1. 屋内の設置面に取り付けられる器具本体と、前記器具本体に設けられた複数の光源と、前記複数の光源を調光制御する制御部と、を備えた照明器具であって、
    前記複数の光源は、屋内の天井面を含むA領域に光を照射する間接光源と、壁面を含むB領域に光を照射する全般光源と、床面を含むC領域に光を照射する集光光源と、を有し、
    前記制御部は、予め設定された時間に応じて、前記A領域と、前記B領域と、前記C領域と、の各領域に光を個別に照射し、ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間において、前記全般光源及び集光光源を、前記間接光源よりも先に消灯させ、予め設定された照明作動時刻からユーザの起床時刻までの起床期間において、前記間接光源、全般光源及び集光光源をこの順番で点灯させることを特徴とする照明器具。
  2. 前記制御部は、前記全般光源を、前記集光光源よりも先に消灯させることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記全般光源は、壁面を複数の領域に分割したとき、各領域に夫々光を照射することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
  4. 壁面における前記複数の領域は、天井面に近接したB1領域と、ユーザの直立時の平均視線高さを含むB2領域と、床面に近接したB3領域と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記制御部は、ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間において、前記全般光源から前記B3領域、B2領域及びB1領域への光の照射をこの順番で停止することを特徴とする請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記制御部は、予め設定された照明作動時刻からユーザの起床時刻までの起床期間において、前記全般光源から前記B1領域、B2領域及びB3領域への光の照射をこの順番で開始することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の照明器具。
  7. 前記間接光源が照射する光の色温度は、前記全般光源及び集光光源が照射する光の色温度よりも低いことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の照明器具。
  8. 前記複数の光源は、照射する光の色温度が可変であり、
    前記制御部は、予め設定された照明作動時刻からユーザの起床時刻までの起床期間において、ユーザの入室時刻から予め設定された消灯時刻までの就寝期間よりも、高い色温度の光を前記光源から照射させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の照明器具。
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