JP6369266B2 - 発光装置及び発光装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置及び発光装置の製造方法に関する。
従来、凹部を有するセラミックスパッケージの底面にLEDチップが配置された発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この発光装置は、LEDチップの周囲の凹部底面上に配置された光散乱層と、凹部内にLEDチップを保護する透光性封止材とを有している。この光散乱層は、拡散材が混入された樹脂をLEDチップ周辺のパッケージの凹部内に注入している。
特開平11−284234号公報
しかし、セラミックスパッケージは透光性が高いため、LEDチップからの光の一部がセラミックスパッケージを透過する。セラミックスパッケージの凹部の側面には光散乱層が形成されていないため、LEDチップからの光が凹部の側面から外部に漏れ出し、光取り出し効率の低下を生じていた。
そこで、光取り出し効率の高い発光装置を提供する。また、光取り出し効率の高い発光装置の製造方法を提供する。
本実施形態に係る発光装置の製造方法は、カップを持つパッケージに発光素子を載置する工程と、前記発光素子の上面を除く前記カップ内に、反射材入りの第1樹脂を注入する工程と、前記第1樹脂に遠心力をかけることにより、前記反射材を前記カップの底面側及び側面側に配置する工程と、前記発光素子の上面及び前記第1樹脂の上面に第2樹脂を注入する工程と、を有する。
本実施形態に係る発光装置は、カップを持つパッケージと、前記カップの底面に載置する、基板上に半導体層が配置された発光素子と、前記発光素子の上面を除く、前記カップの底面及び側面を覆う、反射材を含有する第1樹脂と、前記発光素子の上面及び前記第1樹脂の上面を覆う第2樹脂と、を有し、前記第1樹脂において、前記基板よりも薄い前記反射材の層を前記カップの底面に配置し、平面視で前記発光素子周辺において前記基板の上面よりも上側に前記反射材を実質的に配置していない。
本実施形態に係る発光装置は、カップを持つパッケージと、前記カップの底面に載置する、基板上に半導体層が配置された発光素子と、前記カップ内に充填される、反射材と蛍光体を含有する第3樹脂と、を有し、前記反射材は、前記発光素子の上面を除く、前記カップの底面及び側面を覆うように層状に配置し、前記蛍光体は、前記発光素子の上面及び前記反射材の層上に配置し、平面視で前記発光素子周辺において、前記反射材の層は、前記基板よりも薄い。
上記の構成にすることにより、光取り出し効率の高い発光装置及びその製造方法を提供することができる。
第1の実施形態に係る発光装置を示す概略斜視図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造工程を示す概略断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造工程を示す概略断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造工程を示す概略断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造工程を示す概略断面図である。 第2の実施形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第3の実施形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第4の実施形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
以下、実施形態に係る発光装置及びその製造方法を説明する。だたし、本発明は、この実施の形態及び実施例に限定されない。
<第1の実施の形態>
<発光装置100>
図1は、第1の実施形態に係る発光装置を示す概略斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
発光装置100は、カップ15を持つパッケージ10と、発光素子20と、第1樹脂30と、第2樹脂40と、を有している。
パッケージ10の外形は略直方体の形状を成し、底面と側面を持つカップ15を有している。パッケージ10は、一対のリード11と、一対のリード11を固定する枠体12と、を有する。平面視において、カップ15の形状は円形であるが、楕円形、四角形、三角形、五角形などの多角形、角部に丸みを帯びた略多角形などの形状を採ることができる。またカップ15は、開口部を有する筒状、錐台などの形状を採ることができる。一対のリード11はカップ15の底面に配置されている。パッケージ10の材質はセラミックスパッケージや樹脂パッケージが好ましいが金属パッケージにも使用することができる。樹脂パッケージは熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれも使用することができる。
発光素子20は、基板21上に半導体層22が配置されている。基板21は絶縁性のものを使用できる他、導電性のものも使用することができる。
発光素子20は、カップ15の底面に載置する。好ましくは一対のリード11の一方のリード上に載置する。このとき、発光素子20はフェイスアップで実装している。一方、発光素子20をフェイスダウンで実装する場合は、一対のリード11に跨がるように配置し、発光素子20が持つアノード電極、カソード電極がそれぞれ一対のリード11と電気的に接続している。
第1樹脂30は反射材31を含有している。第1樹脂30は、発光素子20の上面を除く、カップ15の底面及び側面を覆っている。反射材31は層を成し、少なくともカップ15の底面に配置している。反射材31の層は、カップ15の底面から側面まで連続して配置していることが好ましい。反射材31のカップ15の側面の配置は、カップ15の上端まで連続して配置していることが好ましい。ただし、光反射効率が低減するが、反射材31はカップ15の側面の底面側から上端までの途中の距離、例えば底面側から上端までの距離の4/5、3/5、2/5の高さとすることもできる。カップ15の側面に被着した反射材31は発光素子20の上面の高さよりも高いことが好ましい。発光素子20から出射された光がカップ15の側面に照射され、カップ15の側面で反射され、カップ15の上方に光が放出していくからである。
第1樹脂30において、基板21よりも薄い反射材31の層をカップ15の底面に配置しており、平面視で発光素子20の周辺において基板21の上面よりも上側に反射材31を実質的に配置していないことが好ましい。反射材31の層は発光素子20からの光を効率良く反射する一方、発光素子20が反射材31の層に覆われた場合、発光素子20からの光が反射材31の層に遮られ、発光素子20からの光が第2樹脂40に到達しないからである。そのため、発光素子20の半導体層22の真横には反射材31が実質的に配置されていないことが好ましいからである。ここで、「平面視で発光素子20の周辺」とは、発光素子20と第1樹脂30との界面付近をいい、カップ15の側面付近のことではない。
第1樹脂30において、平面視でカップ15と第1樹脂30との界面付近において、カップ15の上面まで第1樹脂30が配置されていることが好ましい。発光素子20からの光をカップ15の側面で反射させ、効率良く上方に放出することができるからである。「平面視でカップ15と第1樹脂30との界面付近」とは、カップ15の側面付近のことをいい、発光素子20と第1樹脂30との界面付近のことではない。
反射材31の層は発光素子20の厚さの1/2よりも薄いことが好ましい。反射材31の層の上側には、第1樹脂30の透明部分が配置されており、反射材31を実質的に配置していない。反射材31の層の厚みは、カップ15の底面側が厚く、カップ15の側面側が薄くなっていることが好ましい。また、反射材31の層の厚みは、カップ15の側面側において、底面側が厚く、上面側が薄いことが好ましい。
第1樹脂30は発光素子20の側面、カップ15の底面、側面を覆うように配置している。第1樹脂30は発光素子20の上面を覆っていない。
第1樹脂30は透光性であり、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることができる。
第2樹脂40は、発光素子20の上面及び第1樹脂30の上面を覆っている。第2樹脂40は発光素子20をゴミや埃から保護する役割を有する。第2樹脂40は透光性であり、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることができる。第2樹脂40は、第1樹脂30と同一若しくは同一種類のものを使用することもできる。また、第1樹脂30に耐熱性の高い樹脂を用い、第2樹脂40に硬質の樹脂を用いることもできる。第1樹脂30にシリコーン樹脂を用い、第2樹脂40にエポキシ樹脂を用いることもできる。シリコーン樹脂はエポキシ樹脂よりも一般に450nm〜500nm付近での耐光性が高いからである。また、エポキシ樹脂はシリコーン樹脂よりも硬質であるからである。
第2樹脂40は蛍光体41を含有することもできる。蛍光体41は発光素子20の上面及び第1樹脂30の上面に配置することもできる。蛍光体41を発光素子20の上面に配置することで、発光素子20からの光を効率良く波長変換し、外部に放出することができるからである。また、蛍光体41を第1樹脂30の上面に配置することで、第1樹脂30を透過する発光素子20からの光を効率良く波長変換し、外部に放出することができる。反射材31の層と第2樹脂40との間に透光性の第1樹脂30が配置されているため、発光素子20からの光がカップ15の底面と平行な水平方向に進むことがあるからである。
第2樹脂40に含有されている蛍光体41は第2樹脂40中に分散されていてもよい。第2樹脂40中に蛍光体41を分散することで、発光装置100から放出される光の配向バラツキを低減することができる。
このように構成することで、発光素子20から出射された光が反射材31の層に照射され、反射されることで、カップ15の開口方向に放出される。これにより発光素子20から出射された光がカップ15の底面及び側面から漏れるのを極力抑えることができ、光取り出し効率を向上することができる。また、色ムラが低減することができる。
<発光装置100の製造方法>
図3〜図6は、第1の実施形態に係る発光装置の製造工程を示す概略断面図である。
まず、カップ15を持つパッケージ10に発光素子20を載置する。
カップ15の底面の一部を構成する一対のリード11上に発光素子20を載置する。平面視においてカップ15の中央部に発光素子20を載置することが好ましい。配向の偏りを少なくすることができるからである。発光素子20は基板21と半導体層22とを有しており、基板21側がダイボンド材で一対のリード11の一方側のリード上に接合している。発光素子20は半導体層22上に異種電極を有しており、この異種電極は一対のリード11とワイヤを介して電気的に接続している。カップ15は外側に広口となる円錐台の形状を成している。
次に、発光素子20の上面を除くカップ15内に、反射材31入りの第1樹脂30を注入する。
硬化前の第1樹脂30には反射材31が混合されており、ポッティングやスプレー等でカップ15内に第1樹脂30を注入している。このときカップ15の底面に第1樹脂30を直接注入することもできるが、カップ15の側面に第1樹脂30をポッティングして、第1樹脂30がカップ15の側面から底面に流れるように注入することもできる。このとき第1樹脂30はカップ15の側面の上方に這い上がるように第1樹脂30の粘度を調整しても良いが、第1樹脂30はカップ15の側面の上方に這い上っていなくてもよい。第1樹脂30は発光素子20の上面を覆っていない。
第1樹脂30を注入する工程は、平面視で発光素子20周辺において、発光素子20の上面と面一若しくは上面よりも低い位置まで第1樹脂30を注入することが好ましい。発光素子の20の周辺は発光素子20の上面に第1樹脂30が配置されず、直接カップ15上に第1樹脂30が注入される位置であればよい。これにより発光素子20側からカップ15の側面側に向かって第1樹脂30を流すことができ、発光素子20の上面に第1樹脂30が這い上がるのを抑えることができる。
第1樹脂30を注入する工程は、平面視でカップ15と第1樹脂30との界面付近において、発光素子20の上面を除き、カップ15の上面に接するまで第1樹脂30を注入することが好ましい。上記とは反対に、カップ15の側面側から第1樹脂30を注入する。カップ15の側面側から発光素子20側に向かって第1樹脂30を流すことができる。これはカップ15の側面の一点だけでなく、数点から第1樹脂30を注入することができるし、また、カップ15の底面の中心を通り、カップ15の底面に垂直な軸を中心に数回転させ、カップ15の側面側から発光素子20側に向かって第1樹脂30を流すことができる。
第1樹脂30を注入する工程は、予めカップ15内面を有機溶剤で浸しておくこともできる。予めカップ15内面を有機溶剤で浸しておくことで、第1樹脂30のカップ15内の側面への這い上がりを促進することができる。
次に、第1樹脂30に遠心力をかけることにより、反射材31をカップ15の底面側及び側面側に配置する。
パッケージ10の上面側に回転軸を有するように、公転するA方向にパッケージ10を回転させる。カップ15の底面が外側になるような回転軸で遠心力をかける。パッケージ10の上面側の回転軸は、カップ15の底面に対し平行であり、カップ15を横切る方向であり、かつ、カップ15の上方に位置する。このA方向へのパッケージ10の回転により、第1樹脂30に含有されている反射材31がカップ15の底面側に強制的に沈降される。パッケージ10に回転をかける前において、カップ15の側面付近に第1樹脂30が配置されている場合、パッケージ10に回転をかけることで、カップ15の側面に反射材31が形成されることもある。このとき、カップ15の底面側はカップ15の側面側よりも反射材31の厚みが大きく、カップ15の底面側には反射材31が層状に形成される。
パッケージ10のカップ15の底面に垂直な方向に回転軸を有するように、自転するB方向にパッケージ10を回転させる。カップ15の側面が外側になるような回転軸で遠心力をかける。パッケージ10のカップ15の底面に垂直な方向の回転軸は、カップ15の底面の中心を回転軸とする。このB方向へのパッケージ10の回転により、第1樹脂30に含有されている反射材31がカップ15の側面側に強制的に配置される。
このA方向への回転とB方向への回転は、同時に行うことが好ましい。反射材31をカップ15の底面側及び側面側に配置する工程は、カップ15の底面が外側になるような回転軸で遠心力をかけ、同時に、カップ15の側面が外側になるような回転軸で遠心力をかける。
第1樹脂30の粘度やカップ15の大きさ、一対のリード11の表面状態などにより、反射材31の層の配置状態が異なってくるため、回転速度や回転数は適宜調整する。
反射材31をカップ15の底面側及び側面側に配置する工程は、発光素子20が持つ半導体層22よりもカップ15の底面側に反射材31を配置することが好ましい。このときにカップ15の側面に配置された反射材31の層を指しているのではなく、平面視において、発光素子20が載置されている付近の反射材31の層を指す。発光素子20が持つ半導体層22よりも反射材31の層がカップ15の底面側に配置されていること、半導体層22からの光を効率良くカップ15の上方に出すことができる。
発光素子20が持つ半導体層22より上側に、反射材31が実質的に含まれていないことが好ましい。反射材31の層で半導体層22を覆っていないため、半導体層22からの光を効率良くカップ15の上方に出すことができる。
第1樹脂30は第2樹脂40のカップ15内への注入の前に本硬化させている。これにより第2樹脂40の注入によって、第1樹脂30の表面が変形されないからである。
次に、発光素子20の上面及び第1樹脂30の上面に第2樹脂40を注入する。
第2樹脂40の注入は、ポッティングやスプレーなどを採ることができる。第2樹脂40中には蛍光体41が含有されている。第2樹脂40を注入後、蛍光体41が分散されている状態で硬化する。これにより、蛍光体41は反射材31の層上に分散して配置されている。
このようにして、第1の実施形態に係る発光装置を簡易に製造することができる。
<第2の実施の形態>
図7は、第2の実施形態に係る発光装置200を示す概略断面図である。第2の実施形態に係る発光装置200は、第1の実施形態に係る発光装置100と比べ、主に蛍光体141が第2樹脂140中で沈降している他は、ほぼ同じような構成となるため説明を一部省略する。
発光装置200は、カップを持つパッケージ110と、発光素子120と、第1樹脂130と、第2樹脂140と、を有している。パッケージ110は一対のリード111と枠体112とでカップを形成している。一対のリード111の一方のリード上には発光素子120を載置する。
第1樹脂130は反射材131を含有しており、カップの底面側に反射材131の層を形成している。
第2樹脂140は蛍光体141を含有しており、第1樹脂130の上面に蛍光体141の層を形成している。蛍光体141の上方の第2樹脂140には、実質的に蛍光体141が含有されていない。カップ内の断面視において反射材131の層、第1樹脂130、蛍光体141の層、第2樹脂140の順にカップの底面側から上面側に向かって配置している。
発光素子120の半導体層122の上面から出射された光は、蛍光体141の層に照射され、蛍光体141によって波長変換されて、外部に放出される。このとき蛍光体141の層の上方に第2樹脂140しか配置されていないため、蛍光体141からの光が遮られることなくカップの上方に放出される。これにより発光装置200からの光の取り出し効率を向上することができる。
発光素子120の半導体層122の側面若しくは下面から出射された光は、反射材131の層に照射される。半導体層122の側面から出射された光は第1樹脂130中を伝播し、又は、第1樹脂130と第2樹脂140との界面で反射して、反射材131の層に照射され、反射材131の層で反射された光が、蛍光体141の層に照射され、蛍光体141によって波長変換されて、外部に放出される。このように半導体層122の側面若しくは下面から出射された光も光を遮られることなく、カップの上方に放出される。これにより発光装置200からの光の取り出し効率を向上することができる。
発光装置200の製造方法は、まず、カップを持つパッケージ110に発光素子120を載置する。次に、発光素子120の上面を除くカップ内に、反射材131入りの第1樹脂130を注入する。次に、第1樹脂130に遠心力をかけることにより、反射材131をカップの底面側及び側面側に配置する。第1樹脂130を硬化する。次に、発光素子120の上面及び第1樹脂130の上面に第2樹脂140を注入する。第2樹脂140に遠心力をかけることにより、蛍光体141を第1樹脂130の上面に配置する。第2樹脂140を硬化する。これにより発光装置200を製造することができる。
<第3の実施の形態>
図8は、第3の実施形態に係る発光装置300を示す概略断面図である。第3の実施形態に係る発光装置300は、第1の実施形態に係る発光装置100と比べ、主に第1樹脂と第2樹脂との界面がなく第3樹脂250として一体となっている点、カップの底面側から上方に反射材251の層、蛍光体252の層、第3樹脂250の順に形成されている他は、ほぼ同じような構成となるため説明を一部省略する。
発光装置300は、カップを持つパッケージ210と、発光素子220と、第3樹脂250と、を有している。パッケージ210は一対のリード211と枠体212とでカップを形成している。一対のリード211の一方のリード上には発光素子220を載置する。
第3樹脂250は反射材251を含有しており、カップの底面側に反射材251の層を形成している。発光素子220は基板221と半導体層222とを有しており、反射材251の層は半導体層222よりもカップの底面側に配置しており、反射材251の層が半導体層222を覆っていない。
第3樹脂250は蛍光体252を含有しており、反射材251の上面に蛍光体252の層を形成している。反射材251と蛍光体252とは層状となって分かれている。ただし、反射材251と蛍光体252とは大部分が層状となって分かれており、一部反射材251と蛍光体252が混ざり合っている部分を作ることもできる。蛍光体252の層の上方の第3樹脂250には、実質的に蛍光体252が含有されていない。カップ内の断面視において反射材251の層、蛍光体252の層、第3樹脂250の順にカップの底面側から上面側に向かって配置している。
発光素子220の半導体層222の上面及び側面から出射された光は、蛍光体252の層に照射され、蛍光体252によって波長変換されて、外部に放出される。このとき蛍光体252の層の上方に第3樹脂250しか配置されていないため、蛍光体252からの光が遮られることなくカップの上方に放出される。また蛍光体252からカップの底面側及び側面側に向かう光は、反射材251の層によって反射され、カップの上方に放出される。これにより発光装置300からの光の取り出し効率を向上することができる。
発光素子220の半導体層222の下面から出射された光は、反射材251の層に照射されることもある。半導体層222の下面から出射された光は反射材251の層に照射され、反射材251の層で反射された光が、蛍光体252の層に照射され、蛍光体252によって波長変換されて、外部に放出される。このように半導体層222の下面から出射された光も光を遮られることなく、カップの上方に放出される。これにより発光装置300からの光の取り出し効率を向上することができる。
発光装置300の製造方法は、まず、カップを持つパッケージ210に発光素子220を載置する。次に、発光素子220の上面を除くカップ内に、反射材251入りの第1樹脂を注入する。次に、第1樹脂に遠心力をかけることにより、反射材251をカップの底面側及び側面側に配置する。第1樹脂を仮硬化する。次に、発光素子220の上面及び第1樹脂の上面に第2樹脂を注入する。第1樹脂と第2樹脂に熱を加え、本硬化すると同時にパッケージ210に遠心力をかけることにより、蛍光体252を反射材251の上面に配置する。本硬化の際に第1樹脂、第2樹脂の粘度が下がるのを利用する。ここでの第1樹脂、第2樹脂は本硬化の過程により混合され第3樹脂250となる。第1樹脂、第2樹脂は同一の材料でもよく、界面ができない程度の同質の材料でもよい。また第1樹脂にシリコーン樹脂、第2樹脂にエポキシ樹脂を用いて混合物になったものでも第3樹脂250はよい。これにより発光装置300を製造することができる。
第1樹脂は第2樹脂のカップ内への注入の前に、仮硬化させておく方が好ましい。第1樹脂が仮硬化していることで、第2樹脂の注入によって、第1樹脂の表面が変形されないからである。
第2樹脂のカップ内への注入前に第1樹脂を仮硬化しておき、その後、第2樹脂と第1樹脂とを同時に本硬化する。これにより、第1樹脂と第2樹脂との界面をなくすことができる。第1樹脂と第2樹脂との界面をなくすことで、この界面での光の反射を低減することができる。
なお、硬化前に反射材と蛍光体を単一の樹脂中に混合していた場合は、反射材の層と蛍光体の層が形成されず、発光装置からの光取り出し効率を向上させることができない。そのため、第3の実施形態に係る発光装置300は、反射材251の層、蛍光体252の層を別に形成でき、第3樹脂も内部に界面が形成されないため、光取り出し効率を向上させることができる。
<第4の実施の形態>
図9は、第4の実施形態に係る発光装置を示す概略断面図である。第4の実施形態に係る発光装置400は、第3の実施形態に係る発光装置300と比べ、主に発光素子320がフェイスダウン実装され、第3樹脂350中に蛍光体352が分散されている他は、ほぼ同じような構成となるため説明を一部省略する。
発光装置400は、カップを持つパッケージ310と、発光素子320と、第3樹脂350と、を有している。パッケージ310は一対のリード311と枠体312とでカップを形成している。一対のリード311の上には発光素子320をフェイスダウン実装する。
第3樹脂350は反射材351を含有しており、カップの底面側に反射材351の層を形成している。発光素子320は基板321と半導体層322とを有しており、半導体層322側がカップの底面側になる。反射材351の層は半導体層322の側面を覆わない程度に薄くカップの底面側に配置していることが好ましいが、半導体層322の側面の一部を覆っていてもよい。半導体層322からの光の一部が基板321で反射され、発光素子320の側面から放出されることもある。この光を反射材351の層で反射させ、カップの上方に放出することができるからである。
第3樹脂350は蛍光体352を含有しており、反射材351の層の上面において蛍光体352を分散している。分散は均一に分散されている他、濃度勾配がありカップの底面側の濃度を高く、カップの上面側の濃度を低くすることや、反射材351の層上に蛍光体352が堆積しており、カップの上方は蛍光体352の濃度を薄くして配置することもできる。
発光装置400の製造方法は、まず、カップを持つパッケージ310に発光素子320をフェイスダウンの向きで載置する。次に、発光素子320の上面を除くカップ内に、反射材351入りの第1樹脂を注入する。次に、第1樹脂に遠心力をかけることにより、反射材351をカップの底面側及び側面側に配置する。第1樹脂を仮硬化する。次に、発光素子320の上面及び第1樹脂の上面に第2樹脂を注入する。第1樹脂と第2樹脂に熱を加え、本硬化する。本硬化の際に第1樹脂、第2樹脂の粘度が下がるのを利用する。ここでの第1樹脂、第2樹脂は本硬化の過程により混合され第3樹脂350となる。第1樹脂、第2樹脂は同一の材料でもよく、界面ができない程度の同質の材料でもよい。また第1樹脂にシリコーン樹脂、第2樹脂にエポキシ樹脂を用いて混合物になったものでも第3樹脂350はよい。これにより発光装置400を製造することができる。
第1樹脂は第2樹脂のカップ内への注入の前に、仮硬化させておく方が好ましい。第1樹脂が仮硬化していることで、第2樹脂の注入によって、第1樹脂の表面が変形されないからである。
第2樹脂のカップ内への注入前に第1樹脂を仮硬化しておき、その後、第2樹脂と第1樹脂とを同時に本硬化する。これにより、第1樹脂と第2樹脂との界面をなくすことができる。第1樹脂と第2樹脂との界面をなくすことで、この界面での光の反射を低減することができる。
<各部材の説明>
発光素子は形状や大きさ等が特に限定されない。発光素子の発光色としては、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば、青色(波長430〜490nmの光)の発光素子としては、GaN系やInGaN系を用いることができる。InGaN系としては、InAlGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、X+Y≦1)等を用いることができる。
発光素子をフェイスアップ実装等する際に用いるワイヤは、発光素子や保護素子等の電子部品と、一対のリードとを電気的に接続するための導電性の配線である。ワイヤの材質としては、Au(金)、Ag(銀)、Cu(銅)、Pt(白金)、Al(アルミニウム)等の金属、及び、それらの合金を用いたものが挙げられる。
第1樹脂、第2樹脂、第3樹脂の材質としては、熱硬化性樹脂、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂等の透明な材料を挙げることができる。第1樹脂、第2樹脂、第3樹脂中には、所定の機能を持たせるために、反射材や蛍光体の他、光反射率が高い物質、遮光物質、熱導電性フィラー、着色剤、顔料等を含有させることもできる。
蛍光体は発光素子からの光を波長変換する物質であればよく、具体的には、例えば、YAG(YAl12:Ce)やシリケート等の黄色蛍光体、あるいは、CASN(CaAlSiN:Eu)やKSF(KSiF:Mn)等の赤色蛍光体、LAG、βサイアロン蛍光体等を挙げることができる。
反射材は、発光素子からの光に対して反射率の高い材料を用いる。例えば、SiO、TiO、Al、ZrO、MgO、ZnO等の光反射率が高い物質を好適に用いることができる。ただし、Ag、Alなどの金属を用いる場合は導電性を有しないように酸化被膜を形成したり、シリコーン樹脂などで被膜を形成したりしておくこともできる。反射材は平均粒径10nm〜10μm程度を使用することができ、100nm〜1μmを使用することが好ましい。
<実施例1>
実施例について図1〜図6を用いて説明する。第1の実施形態の説明と重複する部分については説明を一部省略することもある。
発光装置100は、カップ15を持つパッケージ10と、発光素子20と、第1樹脂30と、第2樹脂40と、を有している。
パッケージ10は底面と側面を持つカップ15を有している。パッケージ10は、一対のリード11と、一対のリード11を固定する枠体12と、を有する。パッケージ10は縦3.0mm、横3.0mm、高さ0.8mmの大きさを有する。カップ15は、上面側が直径2.5mm、底面側が2.3mmの円錐台形となっている。一対のリード11はカップ15の底面に配置されている。枠体12の材質はセラミックスであり、一対のリード11は銅材を用いる。
発光素子20は、サファイア基板21上に窒化物系半導体層22が配置されている。発光素子20の大きさは、おおよそ縦600μm、横600μm、高さ150μmであり、基板の厚みは140μm、半導体層22の厚みは0.5μmである。発光素子20は、カップ15の底面に載置する。一対のリード11の一方のリード上にダイボンド部材を用いて接着する。発光素子20はフェイスアップで実装している。発光素子20はAuワイヤを用いて一対のリード11と電気的に接続している。
第1樹脂30は反射材31を含有している。第1樹脂30は、発光素子20の上面を除く、カップ15の底面及び側面を覆っている。反射材31は層を成し、カップ15の底面に配置している。反射材31の層は、カップ15の底面から側面まで連続して配置している。カップ15の底面側の反射材31の層の厚みは40μm、カップ15の側面側の反射材31の層の厚みは30μmである。カップ15の側面の反射材31の層の厚みはカップ15の上面側が薄く、底面側が厚い。反射材31は平均粒径0.25μmの酸化チタン(TiO)を用いる。反射材31上の第1樹脂30の厚みは80μm程度である。カップ15の底面側の反射材31の厚みが40μmであり、発光素子20の基板21の厚みが140μmであるため、反射材31の層は半導体層22の側面を覆っていない。
第1樹脂30は発光素子20の側面、カップ15の底面、側面を覆うように配置している。第1樹脂30は発光素子20の上面を覆っていない。
第1樹脂30にシリコーン樹脂を用いる。
第2樹脂40は、発光素子20の上面及び第1樹脂30の上面を覆っている。第1樹脂30と第2樹脂40との間に界面が形成されている。第2樹脂40はエポキシ樹脂を用いる。第2樹脂40は(Y、Gd)(Al、Ga)12:Ceの蛍光体41を含有する。蛍光体41は発光素子20の上面及び第1樹脂30の上面に配置する。蛍光体41は第1樹脂30の上面側に堆積されており、その堆積層の上方は蛍光体41が分散されている。
このように構成することで、発光装置100からの光取り出し効率を向上することができる。また、発光装置100から出射される光の色ムラを低減することができる。
次に発光装置100の製造方法を説明する。
まず、カップ15を持つパッケージ10に発光素子20を載置する。
第1樹脂30を注入する前にカップ15内面に有機溶剤を浸しておく。
次に、発光素子20の上面を除くカップ15内に、反射材31入りの第1樹脂30を注入する。
硬化前の第1樹脂30には反射材31が混合されており、ポッティングでカップ15内に第1樹脂30を注入している。ポッティングはカップ15の底面と側面の角部分に第1樹脂30をポッティングする。パッケージ10を水平方向に一回転させ、カップ15の底面と側面の角部分に第1樹脂30を行き渡らせる。
次に、第1樹脂30に遠心力をかけることにより、反射材31をカップ15の底面側及び側面側に配置する。
パッケージ10に、公転するA方向及び自転するB方向に同時にパッケージ10を回転させる。回転は最初ゆっくりで、徐々に回転速度を上げていく。所定の速度で数十回回転させて後、回転速度を落とす。この回転と同時に第1樹脂30に80℃〜120℃程度の熱を加えていく。これにより、反射材31の層をカップ15の底面側及び側面側に形成し、第1樹脂30を仮硬化させる。その後、第1樹脂30に再び120℃〜160℃程度の熱を加え、第1樹脂30を本硬化させる。
次に、発光素子20の上面及び第1樹脂30の上面に第2樹脂40を注入する。
第2樹脂40中には蛍光体41が混合されており、ポッティングでカップ15内に第2樹脂40を注入している。ポッティングは発光素子20の上面から行い、第2樹脂40は第1樹脂30の上面からカップ15の側面方向に広がっていく。第2樹脂40を注入後、蛍光体41が分散されている状態で加熱し硬化する。これにより、蛍光体41は反射材31の層上に分散して配置されている。
このようにして、実施例に係る発光装置を簡易に製造することができる。
本実施形態に係る発光装置は、照明用装置、車載用発光装置などに利用することができる。
10、110、210、310 パッケージ
11、111、211、311 リード
12、112、212、312 枠体
15 カップ
20、120、220、320 発光素子
21 基板
22 半導体層
30、130、230、330 第1樹脂
31、131 反射材
40、140 第2樹脂
41、141 蛍光体
100、200、300、400 発光装置
250、350 第3樹脂
251、351 反射材
252、352 蛍光体

Claims (11)

  1. カップを持つパッケージに発光素子を載置する工程と、
    前記発光素子の上面を除く前記カップ内に、反射材入りの第1樹脂を注入する工程と、
    前記パッケージに遠心力をかけ、前記第1樹脂を、前記カップの底面から前記カップの側面における前記発光素子の上面の高さより高い位置まで連続して配置される前記反射材の層と、前記反射材の層の上側に配置され、前記反射材が実質的に配置されていない透明部分と、に分離して配置する工程と、
    前記発光素子の上面及び前記第1樹脂の上面に第2樹脂を注入する工程と、
    を有する発光装置の製造方法。
  2. 前記第1樹脂を注入する工程は、前記発光素子周辺において、前記発光素子の上面と面一若しくは前記上面よりも低い位置まで前記第1樹脂を注入する請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記第1樹脂を注入する工程は、前記カップと前記第1樹脂との界面付近において、前記カップの上面に接するまで前記第1樹脂を注入する請求項1又は2のいずれかに記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記反射材を配置する工程は、前記カップの底面が外側になるような回転軸で前記遠心力をかける請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記反射材を配置する工程は、前記カップの側面が外側になるような回転軸で前記遠心力をかける請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  6. 前記反射材を配置する工程は、前記カップの底面が外側になるような回転軸で前記遠心力をかけ、同時に、前記カップの側面が外側になるような回転軸で前記遠心力をかける請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記反射材を配置する工程は、前記発光素子が持つ半導体層よりも前記カップの底面側に前記反射材を配置する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  8. 前記反射材を配置する工程は、前記発光素子が持つ半導体層より上側に、前記反射材が実質的に含まれていない請求項1乃至7のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  9. カップを持つパッケージと、
    前記カップの底面に載置する、基板上に半導体層が配置された発光素子と、
    前記発光素子の上面を除く、前記カップの底面及び側面を覆う、反射材を含有する第1樹脂と、
    前記発光素子の上面及び前記第1樹脂の上面を覆う第2樹脂と、を有し、
    前記第1樹脂において、前記基板よりも薄い前記反射材の層を前記カップの底面に配置し、平面視で前記発光素子周辺において前記基板の上面よりも上側に前記反射材を実質的に配置しておらず、且つ、
    前記第1樹脂は、前記カップの底面から前記カップの側面における前記発光素子の上面の高さよりも高い位置まで連続して配置される前記反射材の層と、前記反射材の層の上側に配置され、前記反射材が実質的に配置されていない透明部分と、を有する発光装置。
  10. 前記反射材の層の厚みは、前記カップの底面側が厚く、前記カップの側面側が薄くなっている、請求項9に記載の発光装置。
  11. カップを持つパッケージと、
    前記カップの底面に載置する、基板上に半導体層が配置された発光素子と、
    前記カップ内に充填される、反射材と蛍光体を含有する第3樹脂と、を有し、
    前記第3樹脂は、
    前記発光素子の上面を除く、前記カップの底面から前記カップの側面における前記発光素子の上面の高さよりも高い位置まで連続して層状に配置される前記反射材の層と、
    前記発光素子の上面及び前記反射材の上面に配置される前記蛍光体の層と、
    前記蛍光体の層の上側に配置され、前記蛍光体及び前記反射材が実質的に配置されていない透明部分と、を有し、
    平面視で前記発光素子周辺において、前記反射材の層は、前記基板よりも薄い発光装置。
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