JP6369169B2 - 反射鏡、及び道路用照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、反射鏡、及び道路用照明器具に関する。
光源の光を配光する配光部材として反射鏡を備えた道路灯やトンネル照明器具等の道路用照明器具が広く一般に用いられている。また、この種の道路用照明器具では、上記反射鏡が光源を挟んで対面配置された1組の反射面を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−187304号公報
しかしながら、1組の反射面を用いて配光を制御する構成において、光源からみて反射面の裏側に位置する箇所の照度が不足する場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、反射面の裏側に位置する箇所の照度不足を解消できる反射鏡、及び道路用照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光源を挟んで対面し、前記光源の光を配光する第1反射面、及び第2反射面を備えた反射鏡であって、前記第1反射面、及び前記第2反射面の配光によって、前記光源の光が道路の路面の交通方向に沿って横長に配光され、前記第1反射面、及び前記第2反射面の少なくともいずれか一方が前記光源と前記路面の間に配置され、前記光源と前記路面の間に配置される反射面には裏側に光を通す開口部が設けられており、前記第1反射面、及び前記第2反射面の一方が、前記交通方向の遠方に配光し、他方が前記光源の光軸方向に配光して前記横長に配光し、前記開口部は、前記第1反射面、及び前記第2反射面の他方に設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上記反射鏡において、前記光源からみて前記交通方向の両側のそれぞれに、1つの孔から成る前記開口部を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記反射鏡において、前記第1反射面を有する第1パーツと、前記第2反射面を有する第2パーツと、を備え、前記第1パーツ、及び前記第2パーツのそれぞれの両端部に、前記第1パーツ、及び前記第2パーツを結合する結合部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記反射鏡において、前記第1パーツ、及び前記第2パーツの一方は、他方よりも多くの箇所でネジ止めされ、前記結合部は、前記一方に前記他方を挿入する挿入構造を有し、かつ、前記一方が前記他方を押さえ付ける押え部を有することを特徴とする。
また本発明は、光源と、上記のいずれかに記載の反射鏡と、を備え、道路の路面を交通方向に沿って照明することを特徴とする道路用照明器具を提供する。
また本発明は、上記道路用照明器具において、前記光源、及び前記反射鏡を収めた器具本体と、前記器具本体の内壁に向う光を外部に向けて反射する補助反射板と、を備えたこと特徴とする。
本発明によれば、光源と照射面の間に配置される方の反射面には裏側に光を通す開口部を設ける構成としたため、当該開口部を通った光により反射面の裏側に位置する箇所の照度不足が解消される。
本発明の実施形態に係るトンネル照明器具が設置されたトンネルの模式図である。 トンネル照明器具の正面図である。 図2のA−A断面図である。 図3のB部拡大図である。 光源ユニットの構成を示す斜視図であり、(A)は第2パーツの側からみた斜視図、(B)は第1パーツの側からみた斜視図である。 光源ユニットの構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 反射鏡、及び発光部の光軸を、トンネル照明器具の灯具光軸に合せたときの配光分布の説明図である。 第1パーツ、及び第1反射面の構成を発光部とともに示す斜視図である。 第2パーツ、及び第2反射面の構成を発光部とともに示す斜視図である。 反射鏡の組立図である。 図6(A)のC部拡大図である。 本発明の変形例に係る反射鏡の構成を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態では、道路用照明器具の一例として、トンネル照明器具を例示する。
図1は、本実施形態に係るトンネル照明器具1が設置されたトンネル80を模式的に示す断面図である。
同図に示すように、トンネル80の中には道路81が延び、この道路81は路面82が互いに平行に延びる2本の車道外側線82A、82Bで区画されている。また、道路81は、道路幅が2×W1とされており、路面82が幅W1の2つの車線83に区画された、いわゆる2車線道路とされている。
トンネル80の天井面80Aには、道路81の延在方向(車両が通行する方向:交通方向J)に沿って所定間隔でトンネル照明器具1が設置されている。
それぞれのトンネル照明器具1は、トンネル80の天井面80Aのうち、断面中心C1よりも車道外側線82Aの側に寄せた高さH1の設置位置Pに設置されている(いわゆる片側配列)。この設置位置Pは、車道外側線82Aから幅W2だけ路面82に進入した位置に相当する。
トンネル照明器具1は、この設置位置Pにおいて、灯具光軸G1が遠方側の車道外側線82Bを向く取付角度θ1で設置され、設置位置Pからみて横断方向(交通方向Jに垂直な方向)Mの手前側から奥側に亘る路面82の全域に加え、手前側の壁面84A、及び奥側の壁面84Bを含む範囲を照明する。壁面84A、84Bの照明において、トンネル照明器具1は、少なくとも地面から所定高さH2までの範囲を照度が所定照度を下回らないように照明している。
すなわち、トンネル照明器具1は、設置位置Pからみて鉛直下方向(以下、単に「直下」と言う)Fから横断方向Mの奥側にかけた正面側の範囲のみならず、トンネル照明器具1からみて背面側に位置する壁面84Aまでも照明するように配光が制御されている。
またトンネル照明器具1は、この横断方向Mの照明範囲を、当該設置位置Pを中心に交通方向Jの両方向に延ばした範囲を照明している。
このトンネル照明器具1が道路81の交通方向Jに沿って設置されることで、道路81の路面82が所定の明るさ、及び均斉度で照明される。
なお、このトンネル80の照明にあっては、トンネル照明器具1の取付角度θ1(器具正面方向G2の鉛直角)は約30度、灯具光軸G1と器具正面方向G2の角度θ2は20度であり、直下Fに対する灯具光軸G1の角度θ3は50度となっている。
図2はトンネル照明器具1の正面図である。図3は図2のA−A断面図であり、図4は図3のB部拡大図である。なお、図3はトンネル照明器具1がトンネル80の天井面80Aに設置された状態を示している。
トンネル照明器具1は、図2に示すように、正面が開口した金属製のケースである器具本体2を備えている。器具本体2は、正面視で左右方向に長い視矩形の箱型に形成されており、正面開口2Aが平板状の前面ガラス3で閉塞されている。また正面開口2Aには、前面ガラス3との間をシールするシール部材としてのパッキン9が開口縁に沿って設けられている。器具本体2の裏側には、トンネル80に設置するための2本のフラットバー6が取り付けられており、これらのフラットバー6の両端部には、トンネル80の天井面80Aに固定された固定脚88(図1)に取り付けるための取付孔6Aが設けられている。
器具本体2をトンネル80の天井面80Aに固定する際には、前面ガラス3を道路の路面82に対面させ、左側面1C、及び右側面1Dを結ぶ方向である左右方向Iを道路81の交通方向Jに合わせた姿勢で固定脚88にあてがい、フラットバー6の取付孔6Aの各々にボルト等を通して固定脚88に固定する。
器具本体2の中には、取付板5が収められ、この取付板5の面上には、複数(図示例では4つ)の光源ユニット10、及び補助反射板11が載置されている。この他にも器具本体2には電源端子台12と、電源ボックス13とが収められている。
光源ユニット10は、発光素子の一例たるLEDを光源に備えるユニットであり、補助反射板11は、器具光束を高めるための反射板である。これら光源ユニット10、及び補助反射板11の詳細については後述する。
電源端子台12は、器具本体2の外から引き込まれた配線と、電源ボックス13の配線とを結線する。電源ボックス13は、光源ユニット10を駆動する直流電力を生成するものであり、AC−DC変換器を内蔵し、外部から供給される商用の交流電力を直流電力に変換し光源ユニット10に供給する。なお、電源ボックス13は、外部からの調光指示に基づいて直流電力(例えば直流電流)を可変し、光源ユニット10の光量を可変しても良い。また器具本体2には、停電時等に使用する非常用の電力としてバッテリーを内蔵しても良い。
図5は光源ユニット10の構成を示す斜視図であり、図5(A)は後述する第2パーツ31の側からみた斜視図、図5(B)は後述する第1パーツ30の側からみた斜視図である。図6は光源ユニット10の構成を示す図であり、図6(A)は平面図、図6(B)は側面図である。
光源ユニット10はトンネル照明器具1の光源を構成するユニットであり、図2〜図6に示すように、ベース板20と、LEDモジュール21と、反射鏡22とを備えている。
ベース板20は、LEDモジュール21、及び反射鏡22が組み付けられる板状のベース部材である。なお図5では、ベース板20が省略されている。
一方、上記取付板5には、図4に示すように、金属製の板材から成る組付板18が設けられており、この組付板18にベース板20が固定される。この組付板18は、取付板5に固定される固定部18Aと、光源ユニット10が組み付けられる組付部18Bとを有し、この組付部18Bは、図3、及び図4に示すように、取付板5に対し角度αで傾斜するように固定部18Aが側面視くの字状に折り曲げられている。この角度αは、トンネル照明器具1の灯具光軸G1と、当該光源ユニット10の反射鏡22、及びLEDモジュール21の光軸K(図4)に基づいて設定される。
なお、上記組付板18を取付板5と別体に構成するのではなく、当該取付板5の一部を折り曲げて一体に構成することもできる。
LEDモジュール21は、図6に示すように、発光素子の一例たる多数のLEDを基板の上に密集配置して正面視略円形(四角形も有り得る)の面状の発光部26を形成したチップオンボード(COB)構造のモジュールであり、ベース板20に位置決め固定されたセラミック製のLEDソケット29に装着されている。LEDソケット29は、上面に円形開口部29Aを有し、この円形開口部29Aから発光部26を露出させるように、LEDモジュール21が装着されている。
面状の発光部26は、図4に示すように、この発光部26の面に略垂直な方向に光軸Kを有する面状光源を成し、この光軸Kが取付板5の組付部18Bの面に垂直な姿勢で当該組付部18Bに組み付けられている。
LEDモジュール21の光度分布は、完全拡散面光源の光度分布とほぼ近い分布となっており、次に説明する反射鏡22によってLEDモジュール21が放射する光が配光制御される。
図7は、反射鏡22、及び発光部26の光軸Kを、上記トンネル照明器具1の灯具光軸G1に合せたときの配光分布の説明図である。
反射鏡22は、図7に示すように、LEDモジュール21の光を左右の横方向に配光し、いわゆる横長配光を作るものである。光源ユニット10が横長配光を有することで、横長配光の横方向を道路81の交通方向Jに合せれば、当該交通方向Jに沿った広い範囲を照明できる。
この反射鏡22は、前掲図5、及び図6に示すように、第1パーツ30、及び第2パーツ31の2つの樹脂製の部品を組み合わせて構成されている。これら第1パーツ30、及び第2パーツ31は、LEDモジュール21の発光部26を挟んで対向配置された横方向に延びた部材である。
第1パーツ30、及び第2パーツ31の各々の両端部には、これら第1パーツ30、及び第2パーツ31を結合するための結合部35が設けられている。結合部35は、第1パーツ30が備える結合片32と、第2パーツ31が備える結合片33とを有し、これら結合片32、33が互いに結合することで、これら第1パーツ30、及び第2パーツ31が両端部で結合される。
第1パーツ30、及び第2パーツ31は、それぞれ発光部26の光軸Kを挟んで対面する面を有し、第1パーツ30の側の面には第1反射面40が設けられ、第2パーツ31の側の面には第2反射面41が設けられている。これら第1反射面40、及び第2反射面41は、上記横長配光を作るための光制御面であり、発光部26の光軸Kを挟んで互いに対面配置され、当該光軸Kを基準に線対称な横長形状に形成されている。
図8は、第1パーツ30、及び第1反射面40の構成を発光部26とともに示す斜視図である。
第1反射面40は、横長配光における主として横方向の遠方を照らす配光を得るものである。
詳述すると、第1反射面40は、発光部26を基準に左右対称の反射面形状を有し、第1反射面40の左右のそれぞれには横方向反射面42が設けられている。
横方向反射面42は、発光部26の中心Oに焦点が設定された放物面に、照度ムラの調整のための多数のファセットを設けて形成されている。この放物面の中心軸Qの方向は、横長配光における遠方の照射位置T(図7)に向けて設定されている。
また第1反射面40は、図8に示すように、左右に設けた横方向反射面42の間のスペース44が、発光部26の光を横長配光における縦幅方向に反射し、図7に示すように、発光部26から縦幅方向の遠方に亘る第2範囲Rbに配光される。
このスペース44には、図8に示すように、複数の凸状反射面45が形成され、各凸状反射面45が左右の遠方に発光部26の光を反射することで左右の上記第1範囲Raを照射する光量が補われている。
図9は、第2パーツ31、及び第2反射面41の構成を発光部26とともに示す斜視図である。
第2パーツ31に設けられた第2反射面41もまた、第1反射面40と同様に、発光部26を基準に左右対称の反射面形状を成し、発光部26に対応する中央部に凸状反射面47を有し、当該凸状反射面47の左右両側に平面反射面48を有している。
凸状反射面47は、上記第1反射面40の凸状反射面45と同様に、左右の上記第1範囲Raに光を反射する。
平面反射面48は、発光部26の光を、図7に示すように、縦幅方向の遠方において左右に横長に延びた第3範囲Rcに向けて反射する反射面である。
また第2パーツ31にあっては、結合片33にも、発光部26と対面する面に反射面49が設けられ、この反射面49が上記第1範囲Raに向けて光を反射している。
そして、これら第1、第2、及び第3範囲Ra、Rb、Rcが重なって、横長の範囲が照射されることとなる。
なお、図6に示すように、反射鏡22の左右の両端部に設けられた結合部35は、第1反射面40、及び第2反射面41から横方向に反射される光の遮蔽を抑えるために、ベース板20からの高さが低く制限されている。
係る反射鏡22を備える光源ユニット10は、図3に示すように、トンネル照明器具1の組付板18に、反射鏡22、及びLEDモジュール21の光軸Kが灯具光軸G1に合うように組み付けられる。
ここで、トンネル照明器具1の設置状態においては、図3、及び図4に示すように、灯具光軸G1が直下Fに対して所定の取付角度θ1(図1)だけ傾けられることから、反射鏡22の第1反射面40、及び第2反射面41のいずれか(この反射鏡22では第2反射面41)が発光部26よりも直下Fの側に位置し、何ら対策を施さなければ、発光部26から直下Fに向かう光を遮蔽してしまう。この遮蔽により、前掲図7に示すように、反射鏡22の直下Fの近傍の第4範囲Rdの照度が不足し、トンネル照明器具1の直下F近傍の路面82が暗くなることから路面均斉度が低下し、さらに、手前側(トンネル照明器具1からみて背面側)の壁面84Aも暗くなってしまう。
そこで、この反射鏡22にあっては、図9に示すように、第2パーツ31には第2反射面41に入射する光の一部を当該第2反射面41の裏側に通す開口部50が設けられている。開口部50は、第2反射面41の左右のそれぞれに1つの孔51をあけて形成されている。
光源ユニット10にあっては、図4に示すように、発光部26の直射光S1、及び第1反射面40から第2反射面41に反射される反射光S2が開口部50を通過し、これらの光によって、発光部26からみて第2反射面41の裏側(トンネル照明器具1を基準にした場合には直下Fの方向)に位置する、前掲図7に示す上記第4範囲Rdが照らされる。
これにより、トンネル照明器具1の直下Fを含め、均斉度良く路面82、及び両側の壁面84A、80Bが照明されることとなる。
開口部50の孔51の開口面積は第4範囲Rdの照射に分配する光量に基づいて決定され、また開口部50の孔51の開口形状は第4範囲Rdの位置や大きさに基づいて決定される。
この開口部50は、1つの孔51に限らず、例えばスリット状の多数の孔によって構成しても良い。
ただし、開口部50の孔51の内周面50Aは、図9に示すように、第2パーツ31の厚さdに相当する厚みを有し、この内周面50Aで反射による損失が生じる。そして、開口部50を構成する孔が多いほど、各孔の内周面50Aで反射による損失が増大し、効率の点において無視できないほどに大きくなる。また、第2反射面41から直下Fの路面82までの距離が比較的短いことから、第4範囲Rdの照度は開口部50を通る光量に大きく影響を受ける。したがって、開口部50を通る光量に損失が生じると、第4範囲Rdの照度に比較的大きな照度低下を招く恐れがある。
換言すれば、この反射鏡22のように、上記開口部50を1つの孔51で構成することで、内周面50Aでの反射による損失を抑えられ、また照度低下、及び効率の低下が十分に抑えられることとなる。
またトンネル照明器具1の設置状態において、仮に、反射鏡22の第1反射面40が発光部26よりも直下Fの側に位置する場合には、当該第1反射面40に、上記開口部50が設けられる。
ただし、第1反射面40は遠方の照射位置Tに光を配分することから、開口部50により反射光量が低下すると、照射位置Tまでの距離が遠いこともあり当該照射位置Tでの照度低下が顕著に生じる。このため、照射位置Tの設定値を反射鏡22に近づけて当該照射位置Tでの照度低下を抑える等の対策の必要が生じてしまう。
したがって、この反射鏡22のように、第1反射面40が照射している箇所よりも比較的近い箇所を照射する第2反射面41に上記開口部50を設けることで、遠方での照度低下が抑えられ、横長配光における横幅が短縮されるのを防止できる。
なお、開口部50には、光を透過する透明なカバー部材、或いは透過光量や透過光の波長を制御するフィルタ部材といった光透過性部材を設けても良い。
前掲図2に示す上記補助反射板11は、光源ユニット10の光のうち、器具本体2の内壁に遮蔽される成分、及び前面ガラス3に反射して器具本体2の中に戻ってくる成分を路面82に向けて反射するものである。これにより、器具効率の向上が図られるとともに、道路81の照明率(=路面82への光束/器具光束)が向上する。
補助反射板11は、器具本体2の四方の内壁のうち、光源ユニット10からみて道路81の交通方向Jの遠方に向かう側の内壁2Bに沿って配置されている。
このトンネル照明器具1では、光源ユニット10が上下方向(鉛直方向)に複数列(図示例では2列)だけ並べて設けられており、補助反射板11には、光源ユニット10の列ごとに対応して反射面11Aが設けられている。これにより、光源ユニット10の列ごとに正確に反射光が制御される。
ところで、この反射鏡22の第1反射面40にあっては、横方向反射面42が放物面であることから、図6(B)、及び図8に示すように、この横方向反射面42には、成形品を金型から取出すとき、そのままの状態では離型できない凹形状である、いわゆるアンダーカット部60が生じる。このため、この反射鏡22を1つのパーツで構成しようとすると、金型成形に用いる金型が複雑化するという問題がある。
これに対して、この反射鏡22にあっては、上述の通り、第1反射面40を有する第1パーツ30、及び第2反射面41を有する第2パーツ31の2つのパーツに分けて構成していることから、第1反射面40がアンダーカット部60を有していても、複雑な金型を用いることなく金型成形することができ、製造が容易となる。
なお、この反射鏡22の第1パーツ30、及び第2パーツ31は、樹脂を材料とした金型成形により形成され、成形後の表面に、光を反射する金属メッキ等が塗布されて製造されている。
ここで、反射鏡22を第1パーツ30、及び第2パーツ31の2つのパーツに分けて構成すると、それぞれを複数のネジを用いて、組付部材であるベース板20に固定する必要があり、ネジ数量が増加してしまう。また、単にネジ数量を削減すると、固定強度、及び剛性が低下してしまう。
そこで、この反射鏡22にあっては、上述の通り、第1パーツ30、及び第2パーツ31を、長手方向の両端部のそれぞれで結合部35(図6(A))によって結合する構成としている。結合部35の結合によって、第1パーツ30、及び第2パーツ31の結合が確保されることから、反射鏡22をベース板20にネジ止めするためのネジ数量を削減できる。この反射鏡22のネジ止めについて、より詳細に説明する。
図10は、反射鏡22の組立図である。
同図に示すように、反射鏡22は、第1パーツ30、及び第2パーツ31を、ベース板20にネジ61でネジ止め固定して組み付けられる。
この反射鏡22では、第1パーツ30が、複数(この例では2本)のネジ61でネジ止め固定されており、固定強度、及び剛性が高められている。
上述の通り、第1パーツ30、及び第2パーツ31は、互いに結合部35で結合されることから、第2パーツ31は、ネジ止めに用いるネジ61の本数が第1パーツ30のネジ止めに用いられている本数より少なくても、十分な固定強度、及び剛性が確保される。
そこで、この反射鏡22では、第2パーツ31を、第1パーツ30のネジ止めに用いた本数よりも少ない本数(この例では1本)のネジ61でネジ止め固定し、ネジ数量を削減している。
結合部35の構成について詳述すると、この結合部35は、上述の通り、第1パーツ30が備える結合片32と、第2パーツ31が備える結合片33とを有している。
第2パーツ31の結合片33には、図10に示すように、ベース板20に対して略垂直に延びるリブ65が設けられており、第1パーツ30の結合片32には、リブ65が挿入される挿入溝66が設けられている。
反射鏡22の組付時には、先ず、結合片33にリブ65を有した第2パーツ31をベース板20に1本のネジ61でネジ止め固定する。次いで、第2パーツ31の結合片33のリブ65を、結合片32の挿入溝66に挿入させて結合片32、33を結合し、第1パーツ30を2本のネジ61でベース板20にネジ止め固定する。
この例では、合計3本のネジ61がネジ止めに使用され、またそれぞれのネジ止め箇所を三角形の頂点に位置するように配置されている。
また、複数のネジ61で強固に固定される第1パーツ30にあっては、結合片32が第2パーツ31の結合片33をベース板20に向かって押さえ付ける押え部67を有している。この押え部67は、結合片33に設けた鍔部68に上側から係合して押さえ付けるものである。この押え部67による押さえにより、第2パーツ31の固定強度が高められる。
図11は、図6(A)のC部拡大図である。
この反射鏡22にあっては、図11に示すように、結合片32の挿入溝66と、結合片33のリブ65との間に、クリアランス程度の隙間δが設けられている。ただし、この隙間δの大きさは、第1パーツ30、及び第2パーツ31を結合部35で結合したときに位置ズレが発生しない程度の大きさになされている。
一方、第1パーツ30、及び第2パーツ31は発光部26の熱の影響等で変形が生じ易くなる。特に、ネジ数量が少ない第2パーツ31は、第1パーツ30よりも剛性、及び固定強度が弱いことから、第1パーツ30に比べて変形が生じ易くなっている。
そこで、この反射鏡22の結合部35には、上述したように、剛性、及び固定強度が比較的大きな第1パーツ30の挿入溝66に第2パーツ31のリブ65を挿入して嵌め合わされる挿入構造70(図11)が設けられていることから、第2パーツ31の変形が第1パーツ30によって抑えられて位置ズレが防止される。これに加え、第1パーツ30の押え部67で第2パーツ31が押さえ付けられていることから、第2パーツ31が浮き上がりも確実に防止される。
このように、第1パーツ30、及び第2パーツ31の位置ズレ、及び浮き上がりが防止されることで、第1反射面40、及び第2反射面41の位置ズレ等による配光特性の劣化が防止される。
以上説明したように、本実施形態によれば、次の効果を奏する。
すなわち、反射鏡22の第2反射面41が、光源たる発光部26と路面82との間に配置されるトンネル照明器具1において、当該第2反射面41には、当該第2反射面41の裏側に光を通す開口部50を設ける構成とした。
この構成により、トンネル照明器具1が路面82の上に設置された場合でも、第2反射面41の裏側に位置する、直下Fの照度不足を解消し、良好な均斉度を実現できる。
また本実施形態の反射鏡22によれば、開口部50を、主として交通方向Jの遠方に配光する第1反射面40ではなく、発光部26の光軸Kの方向に配光する第2反射面41に設ける構成とした。
これにより、交通方向Jの遠方での照度低下を招いたり、遠方までの距離を短縮させることなく、直下Fの照度不足を解消することができる。
また本実施形態の反射鏡22によれば、発光部26からみて交通方向Jの両側のそれぞれに、1つの孔51から成る開口部50を設ける構成とした。
開口部50を構成する孔51を1つとすることで、孔51の内周面50Aで遮蔽される光量を少なくできる。
また本実施形態の反射鏡22によれば、第1反射面40を有する第1パーツ30と、第2反射面41を有する第2パーツ31との2つのパーツに分けた構成となっている。この構成により、第1反射面40、又は第2反射面41がアンダーカット部60を有していても、金型成形が容易となる。
これに加え、反射鏡22には、第1パーツ30、及び第2パーツ31のそれぞれの両端部に、これら第1パーツ30、及び第2パーツ31を結合する結合部35が設けられている。
これにより、結合部35の結合によって、第1パーツ30、及び第2パーツ31の結合が確保されることから、反射鏡22をベース板20にネジ止めするためのネジ数量を削減できる。
また本実施形態の反射鏡22によれば、結合部35は、第2パーツ31よりも多くの箇所でネジ止めされて剛性、及び固定強度が高められた第1パーツ30に第2パーツ31を挿入する挿入構造70を有し、かつ、第1パーツ30が第2パーツ31を押さえ付ける押え部67を備える構成とした。
これにより、第1パーツ30に比べて発光部26の熱の影響等で変形が生じ易い第2パーツ31の位置ズレや浮き上がりが防止される。
また本実施形態のトンネル照明器具1によれば、器具本体2の内壁2Bに向う光を外部に向けて反射する補助反射板11を備えることから、器具効率の向上が図られる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態において、光源ユニット10の発光部26を、LEDによって構成したが、これに限らず、有機EL等の任意の発光素子を用いて構成しても良い。
また反射鏡22の第1反射面40、及び第2反射面41の形状は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、第1反射面40、及び第2反射面41の形状を、光源たる発光部26の光軸Kを中心に対称形状としたが、これらの形状を非対称形状とし、道路照明における、いわゆるカウンタービーム及びプロビームを異ならせることもできる。
またトンネル照明器具1には、反射鏡22の第2反射面41が発光部26と路面82の間に位置するように当該反射鏡22を組み付けたが、これに限らず、第1反射面40を発光部26と路面82の間に位置するように当該反射鏡22を組み付けても良い。
ただし、この場合、開口部50は、第2反射面41ではなく第1反射面40に設けられる。
また、図12に示すように、トンネル照明器具1の器具本体2へ光源ユニット10を取付るときの角度α、又は反射鏡122が組み付けられるトンネル照明器具1の設置における取付高さH1および取付角度θ1によっては、当該反射鏡122は、第1反射面140、及び第2反射面141の両方が発光部26と照射面Yの間に配置されるようにトンネル照明器具1に組み付けられても良い。第1反射面140、及び第2反射面141は、光源たる発光部26を挟んで対面し、当該発光部26の光を配光する反射面である。
この場合、発光部26と照射面の間に配置される第1反射面140、及び第2反射面141の両方に、第1反射面140、及び第2反射面141のそれぞれの裏側に光を通す開口部50が設けられる。
また反射鏡22において、第1パーツ30よりも第2パーツ31を多くのネジ61でネジ止めし、第2パーツ31の剛性、及び固定強度を第1パーツ30より高めても良い。この場合、結合部35にあっては、第2パーツ31に第1パーツ30が挿入される挿入構造70となり、また第2パーツ31が第1パーツ30を押さえ付けるように構成される。
またトンネル80におけるトンネル照明器具1の配列は、片側配列に限らず、向き合せ配列、千鳥配列、及び中央配列等の他の配列であっても良い。
また本発明は、トンネル照明器具1に限らず、路肩に設置されて路面を照明する道路灯等の任意の道路用照明器具に適用することができる。
1 トンネル照明器具
2 器具本体
2B 内壁
10 光源ユニット
11 補助反射板
11A 反射面
20 ベース板
21 LEDモジュール
22、122 反射鏡
26 発光部(光源)
30 第1パーツ
31 第2パーツ
32 第1パーツの結合片
33 第2パーツの結合片
35 結合部
40、140 第1反射面
41、141 第2反射面
42 横方向配光面
42A 縦幅方向反射面
45、47 凸状反射面
48 平面反射面
49 反射面
50 開口部
50A 内周面
51 孔
60 アンダーカット部
61 ネジ
65 リブ
66 挿入溝
67 押え部
68 鍔部
70 挿入構造
80 トンネル
80A 天井面
81 道路
82 路面(照射面)
84A、84B 壁面
F 直下
G1 灯具光軸
G2 器具正面方向
J 交通方向
K 光軸
M 横断方向
T 照射位置
P 設置位置
Ra 第1範囲
Rb 第2範囲
Rc 第3範囲
Rd 第4範囲
Y 照射面
θ1 取付角度
θ2 灯具光軸と器具正面方向の角度
θ3 、直下に対する灯具光軸の角度

Claims (6)

  1. 光源を挟んで対面し、前記光源の光を配光する第1反射面、及び第2反射面を備えた反射鏡であって、
    前記第1反射面、及び前記第2反射面の配光によって、前記光源の光が道路の路面の交通方向に沿って横長に配光され、
    前記第1反射面、及び前記第2反射面の少なくともいずれか一方が前記光源と前記路面の間に配置され、
    前記光源と前記路面の間に配置される反射面には裏側に光を通す開口部が設けられており、
    前記第1反射面、及び前記第2反射面の一方が、前記交通方向の遠方に配光し、他方が前記光源の光軸方向に配光して前記横長に配光し、
    前記開口部は、前記第1反射面、及び前記第2反射面の他方に設けられている
    ことを特徴とする反射鏡。
  2. 前記光源からみて前記交通方向の両側のそれぞれに、1つの孔から成る前記開口部を設けたことを特徴とする請求項に記載の反射鏡。
  3. 前記第1反射面を有する第1パーツと、
    前記第2反射面を有する第2パーツと、を備え、
    前記第1パーツ、及び前記第2パーツのそれぞれの両端部に、前記第1パーツ、及び前記第2パーツを結合する結合部を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の反射鏡。
  4. 前記第1パーツ、及び前記第2パーツの一方は、他方よりも多くの箇所でネジ止めされ、
    前記結合部は、前記一方に前記他方を挿入する挿入構造を有し、かつ、前記一方が前記他方を押さえ付ける押え部を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の反射鏡。
  5. 光源と、
    請求項1〜4のいずれかに記載の反射鏡と、を備え、
    道路の路面を交通方向に沿って照明する
    ことを特徴とする道路用照明器具。
  6. 前記光源、及び前記反射鏡を収めた器具本体と、
    前記器具本体の内壁に向う光を外部に向けて反射する補助反射板と、
    を備えたこと特徴とする請求項に記載の道路用照明器具。
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