JP6368629B2 - 鉄道車両 - Google Patents

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Description

本発明は鉄道車両に関し、特に妻部に案内表示器が設置される鉄道車両に関するものである。
従来から、車体の妻部に設けられた扉の上方の空間に、案内情報を表示する案内表示器が設置される鉄道車両がある(特許文献1)。案内表示器に表示できる情報量を増加させると共に表示される文字を大きくして視認性を向上させるため、案内表示器の大型化が望まれている。
特許第3382706号公報
しかしながら特許文献1に開示される技術では、扉の開閉装置と天井との間に案内表示器を設置するので、設置できるスペースが限られており、案内表示器を大きくすると案内表示器が開閉装置に干渉するという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、案内表示器を大型化できる鉄道車両を提供することを目的とする。
この目的を達成するために請求項1記載の鉄道車両は、車体の妻部に配置される扉の開閉装置と、その開閉装置より客室側に配置され、枕木方向へ延びる梁と、その梁に支持されて前記開閉装置より客室側に配置される案内表示器と、その案内表示器を客室側から視認できる開口部が形成された正面部、及び、その正面部の下縁に連設されると共に前記正面部と交わって前記梁の下方に位置する底面部を有するパネルとを備えている。
請求項2記載の鉄道車両によれば、請求項1記載のものにおいて、前記正面部は、前記車体に設けられた部材に下方から係合する係合部を備え、前記底面部は、前記部材に前記係合部が係合した状態で前記梁に固定される固定部を備えている。
請求項3記載の鉄道車両は、請求項2記載のものにおいて、前記梁は、枕木方向へ延びる本体部と、レール方向の客室側へ向かって前記本体部に延設される延設部とを備え、その延設部に前記固定部が固定される。
請求項4記載の鉄道車両は、請求項2又は3に記載のものにおいて、前記正面部は、前記係合部が、前記開口部より枕木方向の外側に形成されている。
請求項1記載の鉄道車両によれば、車体の妻部に扉の開閉装置が配置され、枕木方向へ延びる梁が、開閉装置より客室側に配置される。梁に支持される案内表示器が開閉装置より客室側に配置される。パネルは、案内表示器を客室側から視認できる開口部が正面部に形成され、正面部の下縁に連設される底面部が、正面部と交わって梁の下方に位置する。パネルの正面部に形成された開口部によって客室から案内表示器を視認でき、パネルの底面部によって客室から梁を視認できないように隠すことができる。開閉装置より客室側に案内表示器が配置されるので、開閉装置に妨げられることなく案内表示器を大型化できる効果がある。
請求項2記載の鉄道車両によれば、パネルの正面部の係合部は車体に設けられた部材に下方から係合し、底面部は、その部材に係合部が係合した状態で固定部が梁に固定される。案内表示器のメンテナンスを行うときには、梁に対して固定部の固定を解除し、パネルの底面部と共に正面部を下方へ向かって移動させ、係合部の係合を解除してパネルを取り外すことができる。パネルの着脱を容易にできるので、請求項1の効果に加え、案内表示部のメンテナンス性を向上できる効果がある。
請求項3記載の鉄道車両によれば、梁は、枕木方向へ延びる本体部に、レール方向の客室側へ向かう延設部が延設される。パネルに備えられた固定部が、延設部に固定される。パネルが取り付けられた状態では、係合部のあるパネルの正面部から、パネルの固定部がある延設部までの水平距離は、パネルの正面部から本体部までの水平距離より短いので、梁の本体部にパネルの固定部が固定される場合と比較して、係合部のあるパネルの正面部からパネルの固定部までの水平距離を短くできる。よって、梁の本体部にパネルの固定部が固定される場合と比較して、固定部の回りの係合部における力のモーメントを小さくできる。その結果、請求項2の効果に加え、梁の本体部にパネルの固定部が固定される場合と比較して、パネルの底面部の曲げ変形を小さくできるので、車体に設けられた部材と係合部が係合するパネルの正面部をずり落ちにくくできる効果がある。
請求項4記載の鉄道車両によれば、パネルの正面部は開口部より枕木方向の外側に係合部が形成されている。そのため、パネルの開口部の上側や下側に係合部が形成される場合と比較して、パネルの正面部に形成される開口部を大きくすることができる。開口部から視認される案内表示器を上側や下側に大きくできるので、請求項2又は3の効果に加え、より大型の案内表示器を配置できる効果がある。
本発明の第1実施の形態における鉄道車両の客室側から見た妻部の正面図である。 図1のII−II線における鉄道車両の断面図である。 図1のIII−III線における鉄道車両の断面図である。 第2実施の形態における鉄道車両の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず図1から図3を参照して第1実施の形態について説明する。図1は本発明の第1実施の形態における鉄道車両10の客室側から見た妻部の正面図である。具体的には、図1は鉄道車両10を枕木方向に沿う線で切断した断面図であり、妻部を客室側から見た状態を示している。なお、図1では屋根構体13と中天井14との間に設置される部材の図示を省略する。
図1に示すように鉄道車両10は、台枠11と、台枠11の枕木方向の両側に立設される側構体12と、側構体12の上部に設置される屋根構体13とを備えている。屋根構体13は中天井14を吊り下げ支持する。側構体12の枕木方向の内側にパネル15が配置され、パネル15間に引き戸式の扉16が設置される。パネル15の上部にパネル17,18が枕木方向に並んで配置され、扉16の上部であってパネル18間にパネル20が配置されている。パネル20は開口部23が形成されており、開口部23を通して客室側(図1紙面手前側)から案内表示器30が視認できる。案内表示器30は、本実施の形態では正面視が矩形に形成された液晶ディスプレイである。但し、案内表示器30は液晶ディスプレイに限定されるものではなく、有機ELディスプレイ等の他の表示装置を用いることは当然可能である。
次に図2を参照して案内表示器30の取付構造について説明する。図2は図1のII−II線における鉄道車両10の断面図である。なお、図2では鉄道車両10のレール方向の外側の図示および扉16の下部側の図示を省略する。
図2に示すように鉄道車両10は、扉16を枕木方向(図2紙面垂直方向)へ移動させることで開閉する開閉装置19を備えている。開閉装置19は、開閉装置19より客室側(図2左側)に配置される第1梁40に支持部材(図示せず)を介して支持される。第1梁40は、側構体12,12(図1参照)に両端が固定されて枕木方向へ延びる部材であり、本実施の形態ではZ形鋼により形成されている。第1梁40は、水平に配置される本体部41と、開閉装置19に近い本体部41の長手方向の第1の側縁に連設されると共に鉛直下向きに延びる第1鉛直部42と、開閉装置19から離れた本体部41の長手方向の第2の側縁に連設されると共に鉛直上向きに延びる第2鉛直部43とを備えている。
開閉装置19の上方、且つ、第1梁40よりレール方向の外側(図2右側)に第2梁50が設置されている。第2梁50は、側構体12,12(図1参照)に両端が固定されて枕木方向へ延びる部材であり、本実施の形態では溝形鋼により形成されている。第2梁50は、水平に配置される本体部51と、本体部51の長手方向の2つの側縁に連設されると共に鉛直下向きに配置される一対の鉛直部52とを備えている。
案内表示器30は、取付部材60を介して第1梁40及び第2梁50に取り付けられている。取付部材60は、第1梁40の第2鉛直部43に下端部がボルト71で締結固定されると共に上端側が鉛直上向きに延びて案内表示器30の背面に配置される平板状の第1面61と、第1面61の上縁に連設されると共に第2梁50へ向かって水平に延びる平板状の第2面62と、第2面62に連設されると共に鉛直上向きに延びる平板状の第3面63とを備えている。第1面61は、案内表示器30より鉛直方向(図2上下方向)長さが短く、枕木方向(図2紙面垂直方向)長さが長い矩形の板状に形成されている。取付部材60は、第1面61及び第2面62と垂直に平板状の補強部64が第1面61及び第2面62に取り付けられている。第3面63は、第2梁50の鉛直部52にボルト73で締結固定されている。これにより取付部材60は、第1面61が開閉装置19より客室側(図2左側)に配置され、第2面62が開閉装置19より上方に配置される。
案内表示器30は、背面に背面板31が取り付けられている。背面板31は、案内表示器30より鉛直方向(図2上下方向)長さが短く、枕木方向(図2紙面垂直方向)長さが長い矩形の板状に形成されている。よって、背面板31は案内表示器30に対して枕木方向の両側に張り出している。なお、背面板31の枕木方向長さは、取付部材60の第1面61の枕木方向長さと同一に設定されている。
取付部材60の第1面61に背面板31を当接し、背面板31の案内表示器30に対して枕木方向の両側へ張り出した部分に一対の当て板65を当て、ボルト72で締結することにより、背面板31及び取付部材60を介して第1梁40及び第2梁50に案内表示器30が取り付けられる。なお、本実施の形態では、当て板65は山形鋼により形成されている。
以上のように開閉装置19より客室側(図2左側)に案内表示器30が設置されるので、開閉装置19の上側に案内表示器30を設置する場合と比較して、開閉装置19に妨げられることなく案内表示器30を大型化できる。また、案内表示器30は取付部材60を介して下部側が第1梁40に取り付けられ、上部側が第2梁50に取り付けられるので、強固に固定できる。よって、鉄道車両10の走行中の振動等により案内表示器30が不安定に揺れ動くことを防止できる。さらに、開閉装置19が支持される第1梁40を利用して案内表示器30を固定するので、案内表示器30を固定する部材を別途設ける場合と比較して、部材の増加を抑制して軽量化を図ることができる。
パネル20は、開閉装置19や案内表示器30、第1梁40等を客室側(図2左側)から視認できなくするための板状の部材である。パネル20は、正面部21と、正面部21の下縁に連設されると共に正面部21と直交する底面部22とを備え、レール方向に沿う線で切断した断面が略L形に形成されている。正面部21は、第1梁40の下端から中天井14までの鉛直方向長さに等しい長さを有し、案内表示器30の正面側に配置される。正面部21は厚さ方向に貫通する矩形の開口部23(図1参照)が形成されているので、開口部23を通して客室側から案内表示器30を視認できる。パネル20の正面部21が案内表示器30の正面側に配置された状態で、底面部22は、案内表示器30及び第1梁40の底面側に配置される。正面部21は、上端の背面が、ゴム状弾性体により断面矩形の棒状に形成された緩衝体33に当接する。緩衝体33は、中天井14の下面に取り付けられた支持体32に支持されている。
次に図3を参照してパネル20の取付構造について説明する。図3は図1のIII−III線における鉄道車両10の断面図である。パネル20はアーム部80を介して第2梁50に、延長部材90を介して第1梁40に取り付けられている。アーム部80は、水平に配置される板状の水平部81と、水平部81の第2梁50に近い方の端縁に連設されると共に鉛直下向きに延びる板状の鉛直部82と、垂直に水平部81及び鉛直部82に取り付けられる板状の補強部83とを備えている。鉛直部82は、第2梁50の鉛直部52に取り付けられて鉛直下方に延びる下垂板53にボルト74で固定されている。
水平部81は、レール方向の客室側(図3左側)の端部に挿入部84がボルト75で固定されている。挿入部84(被係合部)は、レール方向に沿う線で切断した断面が略L形に形成される板状の部材である。挿入部84は、略L形の短辺が、鉛直下向きに延びた状態で水平部81に固定される。挿入部84は、パネル20の正面部21の背面に取り付けられた板ばね26と受け部27(係合部)との間に挟まれて係合する。板ばね26は、ばね鋼により湾曲板状に形成される部材であり、下端が、正面部21より突出する支持部25に取り付けられ、上端が、正面部21より突出する受け部27に当接する。板ばね26は、自身の弾性によって受け部27側へ向かって上端が付勢されている。受け部27は、板ばね26と対向する対向面の上端に傾斜面が形成されている。
延長部材90は、第1梁40の一部を構成する部材であり、第2鉛直部43に取り付けられる取付部91と、取付部91の下縁に連設されると共にレール方向の客室側(図3左側)へ延びる延設部92とを備えている。パネル20は、板ばね26及び受け部27が挿入部84を挟んだ状態で、延設部92に対応する底面部22の所定の位置に固定部28が取り付けられている。固定部28は、延設部92の底面に上端が当接する略円筒状の部材である。固定部28は、底面部22の上面に取り付けられる。底面部22は、固定部28が取り付けられた位置に、厚さ方向に貫通する孔部24が形成されている。孔部24からドライバ等の工具を挿入して、固定部28に設けられたボルト76を延設部92に締結できる。
なお、挿入部84は、枕木方向(図3紙面垂直方向)に延びた状態に設けられており、板ばね26及び受け部27は、挿入部84が設けられた枕木方向の範囲内で、複数箇所に設けられている。これと同様に固定部28及び孔部24も、枕木方向に所定の間隔をあけて複数箇所に設けられている。板ばね26及び受け部27、固定部28及び孔部24が複数箇所に設けられることでパネル20を固定する強度を確保できる。
以上の鉄道車両10からパネル20を取り外すには、パネル20の底面部22に形成された孔部24にドライバ等の工具を挿入しボルト76の締結を解く。ボルト76が延設部92から外れると、パネル20を下方へスライドさせることができる。板ばね26と受け部27との間から挿入部84が外れると、パネル20を取り外すことができる。
パネル20を取り付けるには、パネル20を押し上げながら受け部27と板ばね26との間に挿入部84を挟み込む。受け部27に傾斜面が形成されているので、挟み込み作業を容易にできる。次に、正面部21の上端を緩衝体33に当接させ、固定部28の上端を延設部92に押し付ける。次いで、底面部22の孔部24からドライバ等の工具を挿入してボルト76を締結し、固定部28と延設部92とを結合する。
以上のように、板ばね26及び受け部27を下方から挿入部84と係合させ、底面部22の外面側(下側)から固定部28を延設部92に固定するので、パネル20の着脱作業を容易にできる。よって、案内表示部30のメンテナンス性を向上できる。また、ボルト76の頭部が孔部24の内側に入り込むので、ボルト76の頭部を目立ち難くすることができる。そのため、ボルト76の頭部が孔部24の内側に入り込まない場合と比較して、パネル20の底面部22の美観が損なわれるのを防ぐことができる。
第1梁40は、枕木方向へ延びる本体部41の延長線上に、レール方向の客室側へ向かう延設部92が配置されており、その延設部92に固定部28が固定される。パネル20が取り付けられた状態では、板ばね26及び受け部27が設けられたパネル20の正面部21から延設部92までの水平距離は、パネル20の正面部21から本体部41までの水平距離より短いので、本体部41に固定部28が固定される場合と比較して、本体部41から固定部28までの水平距離を短くできる。よって、本体部41に固定部28が固定される場合と比較して、固定部28の回りの正面部21における力のモーメントを小さくできる。その結果、本体部41に固定部28が固定される場合と比較して、底面部22の変形を小さくできるので、板ばね26及び受け部27で挿入部84(車体側)と係合するパネル20の正面部21をずり落ちにくくできる。
また、正面部21は開口部23より枕木方向の外側に板ばね26及び受け部27が設けられているので、板ばね26及び受け部27が開口部23の上側や下側に設けられる場合と比較して、正面部21に形成される開口部23を大きくすることができる。開口部23の大きさに対応して案内表示器30を上側や下側に大きくできるので、より大型の案内表示器30を設置できる。
また、案内表示器30が固定される第1梁40を利用してパネル20の底面部22を固定するので、パネル20の底面部22を固定する部材を別途設ける場合と比較して、部品点数を削減できると共に、軽量化を図ることができる。
なお、正面部21はゴム状弾性体製の緩衝体33に上端の背面が当接するので、振動等によって、仮に固定部28を中心にパネル20の正面部21がレール方向へ揺動しても、正面部21の上端が緩衝体33に衝突するときに異音が生じるのを防止できる。
次に図4を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、第1梁40の延設部92に固定部28が固定される場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、第1梁140の本体部141に固定部128が固定される場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4は第2実施の形態における鉄道車両110の断面図であり、第1実施の形態と同様にIII−III線(図1参照)におけるものである。
第1梁140は、水平に配置されると共に第1鉛直部42及び第2鉛直部43が連設される本体部141を備えている。パネル120は、正面部21の下縁に連設されると共に正面部21と直交する底面部122を備えている。パネル120は、板ばね26及び受け部27が挿入部84を挟んだ状態で、本体部141に対応する底面部122の所定の位置に固定部128が取り付けられている。固定部128は、本体部141の底面に上端が当接する略円筒状の部材であり、底面部122の上面に取り付けられている。底面部122は、固定部128が取り付けられた位置に、厚さ方向に貫通する孔部124が形成されている。
以上の鉄道車両110によれば、第1実施の形態で説明した延長部材90を省略できるので、部品点数を削減できる。また、底面部122の扉16に近い位置に孔部124が形成されるので、孔部124を目立ち難くできる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、第1梁40,140、第2梁50、取付部材60、アーム部80等の形状や大きさは適宜設定できる。
上記各実施の形態では、パネル20,120に板ばね26及び受け部27が設けられる一方、アーム部80(車体側)に挿入部84が設けられる場合について説明したが、これを逆にして、パネル20,120に挿入部84を設け、アーム部80に板ばね26及び受け部27を設けることは当然可能である。この場合は、パネル20,120の挿入部84を上向きにして、アーム部80の板ばね26及び受け部27を下向きにする。これにより、上記各実施の形態と同様の作用・効果を実現できる。なお、この場合にはパネル20,120に設けられる挿入部84が係合部、アーム部80に設けられる板ばね26及び受け部27が被係合部である。
上記各実施の形態では、パネル20,120の底面部22,122に設けられた固定部28,128にボルト76が固定される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、ボルト76(軸状部材)に代えて、第1梁40,140に差し込まれることで固定するピン等の他の軸状部材を用いることは当然可能である。
10,110 鉄道車両
13 屋根構体(車体の一部)
16 扉
19 開閉装置
20 パネル
21 正面部
22 底面部
26 板バネ(係合部の一部)
27 受け部(係合部の一部)
28 固定部
30 案内表示器
40,140 第1梁(梁)
41 本体部
84 挿入部(車体に設けられた部材)
92 延設部

Claims (4)

  1. 車体の妻部に配置される扉の開閉装置と、
    その開閉装置より客室側に配置され、枕木方向へ延びる梁と、
    その梁に支持されて前記開閉装置より客室側に配置される案内表示器と、
    その案内表示器を客室側から視認できる開口部が形成された正面部、及び、その正面部の下縁に連設されると共に前記正面部と交わって前記梁の下方に位置する底面部を有するパネルとを備えていることを特徴とする鉄道車両。
  2. 前記正面部は、前記車体に設けられた部材に下方から係合する係合部を備え、
    前記底面部は、前記部材に前記係合部が係合した状態で前記梁に固定される固定部を備えていることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両。
  3. 前記梁は、枕木方向へ延びる本体部と、レール方向の客室側へ向かって前記本体部に延設される延設部とを備え、
    その延設部に前記固定部が固定されることを特徴とする請求項2記載の鉄道車両。
  4. 前記正面部は、前記係合部が、前記開口部より枕木方向の外側に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の鉄道車両。
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