JP6366074B2 - 品質の向上したポリマーポリオール - Google Patents

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Description

本発明は、高品質ポリマーポリオール、および高品質ポリマーポリオールを製造する方法に関する。また本発明は、それらのポリマーポリオールから製造されるポリウレタンフォーム、およびそれらポリウレタンフォームを製造する方法に関する。
ポリマーポリオール組成物は、主にポリウレタンの製造を構成するものとして、多様な用途での使用が見出されている商業製品である。ポリウレタンは、コーティング、接着剤、シーリング材、エラストマー、ならびに軟質、半軟質、および硬質ファームの製造に適する。ポリマーポリオールの主要な機能は、ポリウレタンの硬度または剛性を高めることであり、特に、ポリウレタンフォームの耐荷重能またはエネルギー吸着能を高めることである。ポリウレタンフォームの最終用途としては、例えば、マットレス、家具、絨毯パッド、包装およびエネルギー管理、断熱、ならびに自動車の座席、外装品(trim)、ルーフライニング、遮音、安全パッドなどが挙げられる。
そのようなポリマーポリオール組成物に関連する基本特許は、Stambergerの、米国再発行特許第28,715号(米国特許第3,383,351号の再発行)および米国再発行特許第29,118号(米国特許第3,304,273号の再発行)である。その中に記載されるように、ポリマー粒子のポリオールにおける安定した分散体が、ラジカル触媒の存在下でポリオールに溶解または分散する1種以上のエチレン性不飽和モノマーを重合することによって作られる。
当初、主なポリマーポリオール組成物は商業的に使用されるアクリロニトリルをとり入れた。これらの組成物の多くはある特定の用途には望ましくない高い粘性を有した。最近になって、ポリマーポリオールのポリマー構成成分を作るのに、アクリロニトリル・スチレンモノマー混合物が商業的に使用されている。ポリマーポリオールの拡大する需要は、幾つかの生成物の必要性を際立たせ、これによって技術のさらなる進歩がもたらされてきている。
そのような高スチレンモノマー混合物に由来するポリマーポリオールは、ポリウレタンフォームにおける厳しい安定性、濾過性、低粘性の要件およびさらに高い耐荷重特性を含む、増え続ける市場のニーズを満足できないようである。さらに高い耐荷重特性をもつポリウレタンフォームは、ポリマーもしくは固体含有量を増加すること、ならびに/またはポリオールの官能基およびヒドロキシル数を増やすことによって得られることが知られている。よって、ポリマーポリオールは、高い固形分、すなわち30〜60重量パーセント以上を有するポリマーポリオールが望ましい。しかし、ポリマーポリオールの固形分の増加は、一般に、ポリマーポリオールの他の性質(すなわち、濾過性、安定性、および粘性)を犠牲にする。ポリマーポリオールは、高い固形分を有し、相対的に低い粘性および良好な濾過性をもつことが望ましい。
高スチレンモノマー混合物および高固体含有量ポリマーポリオールを用いることは、従来、一般に望ましくない高粘性ポリマーポリオールをもたらした。ポリマーポリオールの粘性は、その製造中の取り扱いやすさのために十分に低いべきである。くわえて、粘性は、用いられる泡加工設備において、輸送、取り扱い、究極的には適切な加工性を容易にすべきである。衝突系などの高度混合系を使用することが増えているので、ポリマーポリオールの過剰な粘性は大きな問題になってきている。当該技術分野におけるこれらの需要の増加を満たすには、低粘性ポリマーポリオールに対する必要性は明らかである。
上述のように、ポリウレタンメーカーにとって、ポリマーポリオールの安定性は関心事である。かつては、ポリマーポリオールの安定性の尺度である、種の多さ(seediness)または濾過性は、商慣行において大きな問題ではなかった。
しかし、高圧二酸化炭素注入などのポリウレタン製造の技術水準の進歩により、結果としてポリマーポリオール安定性および濾過性基準が見直されてきている。
ポリウレタン形成成分を取り扱い、混合し、および反応させる高度な、高速大容量設備および系の商業的な開発が、安全性が高く、粘性の低いポリマーポリオールに対する必要性を発展させてきた。そのような高度な設備で満足に加工するには、ポリマーポリオールには、ある種の最小限の要件がある。典型的には、主要な要件は、ポリマーポリオールが十分に小さい粒子を有して、その結果、濾過装置、ポンプなどが比較的短い時間で詰まったり、汚損されたりしないことである。
粘性の減少およびポリマーポリオールの固体の増加に進歩はあったものの、依然として、粘性減少および固形分増加に改良の必要性が残る。粘性のより大きな減少が市場の需要を満たすために必要とされ、固形分のより大きな効果的な増加もまた市場に必要とされる。さらに重要なことには、最大限に粘性を減らす一方で、より高い固形分への実行可能なメカニズムももたらす、ポリマーポリオールにおける技術に対する必要性がある。
米国特許第5,196,476号および米国特許第5,268,418号は、ポリマーポリオールおよびそれらのポリマーポリオールを製造するための予備成形された安定剤系を開示する。それらのポリマーポリオールは、30重量%を超えて最大で約60重量%の固形分、低粘性、150メッシュスクリーンを100%通るような優れた製品安定性、700メッシュスクリーンを通るような非常に大量の高固形分ポリマーポリオールを有し、それらポリマーポリオールから製造されるポリウレタンが向上すると記載されている。
ポリオール市場では、高固体ポリマーポリオールが通常求められる。ポリマーポリオールの固形分が増加するにつれて、ポリマーポリオールは不純物の影響をより受け易くなる。不純物は、反応物の製造中に副産物として形成されうるので、不純物が1種以上の反応物に存在することがある。
特に、スチレンモノマー中の不純物は、ポリマーポリオールの品質、特に濾過性に影響を及ぼす可能性があることがわっている。スチレンモノマーは、ポリマーポリオールを製造するのに使用される最も一般的なエチレン性不飽和化合物の1つである。スチレンモノマー中の典型的な不純物としては、例えば、ベンゼン、エチルベンゼン、ベンズアルデヒド、フェニルアセチレン、キシレン、およびポリスチレンなどの芳香環を含有する化合物が挙げられる。それらの不純物は、スチレンモノマーを製造する過程の間に生じる生成物に典型的である。最も一般的なのは、ポリスチレンおよびフェニルアセチレンである。
また、ジビニルベンゼンの存在に起因して、ポリマーポリオールに関する問題が生じる可能性がある。ジビニルベンゼンは、典型的には、ポリマーポリオールの不純物とみなされていない。むしろ、ジビニルベンゼンは、スチレン系ポリマーを製造する方法における架橋剤として使用されることの多い一般的な添加物/モノマーである。しかし、両方の材料を取り扱う施設では、管理が施されて一般的なプロセス設備を適切に手入れしなければ、ジビニルベンゼンによるスチレンモノマー原料の汚染が起こる可能性がある。我々は、比較的少量のジビニルベンゼンが、PMPO特性に悪い影響を来たす可能性があることを見出した。
驚くべきことに、非常に高い固体レベルで、1000ppm以下の少なくとも1種の芳香環を含有する不純物および他の化合物がスチレンモノマー中に存在するようにそれらの不純物の量を制御することによって、ポリマーポリオールの良好な安定性および濾過性が達成できることは見出されていない。スチレンモノマー中に存在する不純物の量が増加するにつれて、ポリマーポリオールの品質は悪影響を受ける。
本発明は、高品質ポリマーポリオールに関する。これらのポリオールは、(A)1種以上のベースポリオールと、(B)所望により、1種以上の予備成形された安定化剤と、(C)1種以上のエチレン性不飽和モノマーであって、前記エチレン性不飽和モノマーの少なくとも1種が1000ppm以下の不純物を含有するスチレンである1種以上のエチレン性不飽和モノマーとの、(D)少なくとも1種のラジカル重合触媒、および所望により、(E)1種以上の連鎖移動剤、の存在下でのラジカル重合生成物を含んでなる。
本発明によれば、スチレンモノマーが1000ppm未満の不純物を含有することが好ましく、スチレンモノマーが750ppm未満の不純物を含有することがより好ましく、スチレンモノマーが400ppm以下の不純物を含有することが最も好ましい。
これらの高品質ポリマーポリオールを製造する方法は、(I)(A)1種以上のベースポリオールと、(B)所望により、1種以上の予備成形された安定化剤と、(C)1種以上のエチレン性不飽和モノマーであって、前記エチレン性不飽和モノマーの少なくとも1種が1000ppm以下の不純物を含有するスチレンである、1種以上のエチレン性不飽和モノマーとを、(D)少なくとも1種のラジカル重合触媒、および所望により、(E)1種以上の連鎖移動剤の存在下でラジカル的に重合することを含んでなる。
また本発明は、発泡剤、触媒、および界面活性剤の存在下での、ポリイソシアネートと、本明細書の高品質ポリマーポリオールを含んでなるイソシアネート反応性成分との反応生成物であるポリウレタンフォームに関する。
そして最後に、本発明はまた、ポリウレタンフォームの製造方法に関する。この製造方法は、発泡剤、触媒、および界面活性剤の存在下で、ポリイソシアネートと、本明細書の高品質ポリマーポリオールを含んでなるイソシアネート反応性成分とを反応させることを含んでなる。
本明細書で使用される場合、次の用語は以下の意味を有するものとする。
予備成形された安定剤という用語は、所望により希釈剤または溶媒(すなわち、メタノール、イソプロパノール、トルエン、エチルベンゼン、ポリエーテルポリオールなど)中で、反応性不飽和(例えば、アクリル酸塩、メタクリル酸塩、マレイン酸塩など)を含有するマクロマーを、モノマー(すなわち、アクリロニトリル、スチレン、メタクリル酸メチルなど)と反応させて、共重合体(例えば、低固形分(例えば、<25%)を有する分散体、または可溶性グラフトなど)を作り出すことによって得られる中間体として定義される。
「モノマー」という用語は、相対的低い分子量を有する化学化合物、例えば、アクリロニトリル、スチレン、メタクリル酸メチルなどの単一の非重合形を意味する。
「ラジカル的に重合可能なエチレン性不飽和モノマー」という句は、ラジカル的に誘導された付加重合反応を経ることができるエチレン性不飽和(>C=C<、すなわち、2つの二重結合した炭素原子)を含有するモノマーを意味する。
「安定性」という用語とは、溶液または懸濁液にとどまる能力などの、安定形態を維持する材料の能力を意味する。
「ポリマーポリオール」という句は、ラジカル触媒の存在下でポリオールに溶解または分散して、ポリオール中でポリマー粒子の安定した分散体を形成する、1種以上のエチレン性不飽和モノマーを重合することによって作られる組成物を指す。これらのポリマーポリオールは、例えば、それらから製造されるポリウレタンフォームおよびエラストマーに、対応する非改良のポリオールによって付与されるのと比べて高い耐荷重性を付与する価値ある性質を有する。
本明細書において使用する場合、「粘度」は、25℃にてキャノン・フェンスケ粘度計で測定されるセンチストーク(cSt)である。
本明細書で使用される場合、ポリマーポリオールに関して「高品質」という用語は、150メッシュ濾過試験を低ポリマー残渣(典型的には、<5ppm)で通り、600秒未満で700メッシュ濾過試験を通るポリマーポリオールを意味する。
本発明においてベースポリオールとして使用される好適なポリオールとしては、例えば、ポリエーテルポリオールが挙げられる。好適なポリエーテルポリオールとしては、少なくとも約2つの官能基を有するものが挙げられる。典型的には、好適なポリエーテルポリオールの官能基は、約8つ以下、好ましくは約7つ以下、より好ましくは6つ以下、および最も好ましくは約5つ以下である。また、好適なポリエーテルポリオールは、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲の官能基を有してもよい。好適なポリエーテルポリオールのOH数は、少なくとも約10、好ましくは少なくとも約15、より好ましくは少なくとも約15、および最も好ましくは少なくとも約20である。また典型的には、ポリエーテルポリオールは、約1000以下、好ましくは約500以下、より好ましくは約200以下、および最も好ましくは約75以下のOH数を有する。また、好適なポリエーテルポリオールは、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲のOH数を有してもよい。典型的には、好適なポリエーテルポリオールの(数平均)分子量は、少なくとも約100、好ましくは少なくとも約225、より好ましくは少なくとも約560、および最も好ましくは少なくとも約1,500である。典型的には、ポリエーテルポリオールは、約45,000以下、好ましくは約26,200以下、より好ましくは約22,500以下、および最も好ましくは14,000以下の(数平均)分子量を有する。また、好適なベースポリエーテルポリオールは、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲の(数平均)分子量を有してもよい。ベースポリオールとして使用されるポリエーテルポリオールは、所望により低レベルの不飽和を有する。低不飽和ポリオールが、ベースポリオールとして使用される場合、ベースポリオールの不飽和レベルは典型的には、少なくとも約0.001meq/g、好ましくは少なくとも約0.001、および最も好ましくは少なくとも約0.002である。また典型的には、好適なベースポリエーテルポリオールは、0.1以下、好ましくは0.09以下、および最も好ましくは0.08以下の不飽和レベルを有する。また、好適なポリエーテルポリオールは、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲の不飽和レベルを有してもよい。
また、それらのポリエーテルポリオールは、約2つ〜約8つ、好ましくは約2つ〜約7つ、より好ましくは約2つ〜6つ、および最も好ましくは約2つ〜約5つの範囲の官能基、約10〜1000、好ましくは約15〜約500、より好ましくは約15〜約200、および最も好ましくは約20〜約75のOH数、約100〜約45,000、好ましくは約225〜約26,200、より好ましくは約560〜約22,500、および最も好ましくは約1,500〜約14,000の範囲の(数平均)分子量を有してもよい。くわえて、ポリエーテルポリオールは所望により、約0.001〜0.1、好ましくは0.001〜0.09、および最も好ましくは0.002〜0.08meq/グラムの範囲の不飽和のレベルを有してもよい。
本明細書において使用される場合、ヒドロキシル数は、1グラムのポリオールから製造される完全フタル化(fully phthalylated)誘導体の完全加水分解に要する水酸化カリウムのミリグラム数として定義される。また、ヒドロキシル数は次式によって定義できる。
OH=(56.1×1000×f)/mol.wt.
(式中、
OHはポリオールのヒドロキシル数を表わし、
fはポリオールの官能性、すなわち、ポリオール1分子当たりのヒドロキシル基の平均数を表わし、
mol.wt.はポリオールの分子量を表わす。)
そのような化合物の例としては、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシエチレントリオール、ポリオキシエチレンテトロール、およびポリオキシエチレン高次官能性ポリオール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレントリオール、ポリオキシプロピレンテトロール、およびポリオキシプロピレン高次官能性ポリオール、それらの混合物などが挙げられる。混合物が使用される場合、エチレンオキシドおよび酸化プロピレンは同時または連続的に加えてもよく、ポリエーテルポリオールにおけるオキシエチレン基および/またはオキシプロピレン基の内部ブロック、末端ブロック、不規則分布をもたらす。これらの化合物のための好適な開始剤(starters)またはイニシエーター(initiators)としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセロール、ペンタエリスリトール、ソルビトール、スクロース、エチレンジアミン、トルエンジアミンなどが挙げられる。開始剤のアルコキシル化によって、ベースポリオール構成成分に好適なポリエーテルポリオールが形成できる。
本発明のベースポリオール用の他の好適なポリオールとしては、非還元糖および糖誘導体のアルキレンオキシド付加物、亜リン酸およびポリ亜リン酸(phosphorus and polyphosphorus acids)のアルキレンオキシド付加物、ポリフェノールのアルキレンオキシド付加物、例えばひまし油などの天然油から調製されるポリオール、ならびに上記のもの以外のポリヒドロキシアルカンのアルキレンオキシド付加物が挙げられる。
例示的なポリヒドロキシアルカンのアルキレンオキシド付加物としては、例えば、1,3−ジヒドロキシプロパン、1,3−ジヒドロキシ−ブタン、1,4−ジヒドロキシブタン、1,4−、1,5−、および1,6−ジヒドロキシヘキサン、1,2−、1,3−、1,4−、1,6−、および1,8−ジヒドロキシオクタント(dihydroxyoctant)、1,10−ジヒドロキシデカン、グリセロール、1,2,4−トリヒドロキシブタン、1,2,6−トリヒドロキシヘキサン、1,1,1−トリメチロールエタン、1,1,1−トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、カプロラクトン、ポリカプロラクトン、キシリトール、アラビトール、ソルビトール、マンニトールなどのアルキレンオキシド付加物が挙げられる。
用いることができる他のポリオールとしては、アルコキシドが2〜4つの炭素原子を有する非還元糖のアルキレンオキシド付加物が挙げられる。非還元糖および糖誘導体としては、スクロース、メチルグリコシド、エチルグリコシドなどのアルキルグリコシド、エチレングリコールグリコシド、プロピレングリコールグリコシド、グリセロールグリコシド、1,2,6−ヘキサントリオールグリコシドなどのグリコールグリコシド、および米国特許第3,073,788号に開示されているようなアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加物が挙げられ、該開示は参照により本明細書に組み込まれる。
他の好適なポリオールとしては、ポリフェノールおよび好ましくはアルキレンオキシドが2〜4つの炭素原子を有するそのアルキレンオキシド付加物が挙げられる。好適なポリフェノールには、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、フェノールとホルムアルデヒドの縮合物、ノボラック樹脂、例えば、1,1,3−トリス(ヒドロキシフェニル)プロパンを含む種々のフェノール化合物とアクロレインの縮合物、例えば、1,1,2,2−テトラキス(ヒドロキシフェノール)エタンを含む種々のフェノール化合物とグリオキサール、グルタルアルデヒド、他のジアルデヒドの縮合物などが挙げられる。
また、亜リン酸およびポリ亜リン酸(phosphorus and polyphosphorus acid)のアルキレンオキシド付加物も有用なポリオールであり、これらは、エチレンオキシド、1,2−エポキシプロパン、エポキシブタン、3−クロロ−1,2−エポキシプロパンなどを好ましいアルキレンオキシドとして含む。リン酸、亜リン酸(phosphorus acid)、トリポリリン酸などのポリリン酸、ポリメタリン酸などが、本明細書における使用に望ましい。
また、好適なベースポリオールとしては、例えば、米国特許第3,278,457号、同第6,008,263号、および同第6,066,683号に開示されているような低不飽和ポリオールが挙げられ、それらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。また、所望の場合は、種々の有用なポリオールの混合物または混和物を使用してもよいことが理解されるべきである。好ましい種類以外のポリオールの場合、有用なモノマーの含有量およびモノマーの種類が幾分変わりうる。同様に、そのような他のポリオールが使用される場合、本発明の安定剤を変更することが望ましい場合もあり、または変更する必要さえある場合もある。このことは、好ましいポリオールに使用される安定剤に関して以降に論じられる基準に従うことによって達成できる。
本発明に好適な予備成形された安定剤は、当該技術分野において公知である高い有効性を有する予備成形された安定剤であり、限定されないが、本明細書で論じられている参考文献に記載のものが挙げられる。好ましい予備成形された安定剤としては、例えば、米国特許第4,148,840号(Shah)、同第5,196,476号(Simroth)、同第5,268,418号(Simroth)、同第5,364,906号(Critchfield)、および同第6,013,731号(Holeschovsky et. al.)に論じられているものが挙げられ、それらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。
PFSを利用する場合、本発明における高い有効性を有する予備成形された安定剤(B)の量は典型的には、ポリマーポリオールの合計重量に対して、少なくとも約0.25%、好ましくは少なくとも約2%、より好ましくは少なくとも約4%、および最も好ましくは少なくとも約5重量%である。また、典型的なのは、本発明にかかる高い有効性を有する予備成形された安定剤(B)を、ポリマーポリオールの合計重量に対して、35重量%以下、好ましくは32重量%以下、より好ましくは27重量%以下、および最も好ましくは22重量%以下の量で使用することである。本発明のポリマーポリオール中の高い有効性を有する予備成形された安定剤の量は、ポリマーポリオールの合計重量に対して、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲、例えば、0.25%〜35%、好ましくは2%〜32%、より好ましくは4%〜27%、および最も好ましくは5%〜22重量%であってもよい。
エチレン性不飽和モノマー、すなわち本発明の構成成分(C)として使用される好適な化合物としては、例えば、予備成形された安定剤に対する上記のエチレン性不飽和モノマーが挙げられる。好適なモノマーとしては、例えば、スチレンモノマー、アクリロニトリル、メタクリル酸塩、メタクリル酸メチル、好ましくは、アクリロニトリルおよびスチレンモノマーであり、スチレンモノマーが特に好ましい。他のモノマーとしては、例えば、ブタジエンおよびイソプレンなどの脂肪族共役ジエン;スチレンモノマー、α−メチル−スチレン、(t−ブチル)スチレン、クロロスチレン、シアノスチレン、およびブロモスチレンなどのモノビニリデン芳香族モノマー;アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ブチル、イタコン酸、無水マレイン酸などのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸およびそのエステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−(ジメチルアミノメチル)−アクリルアミドなどのα,β−エチレン性不飽和ニトリルおよびアミド;酢酸ビニルなどのビニルエステル;ビニルエーテル、ビニルケトン、ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリデン、ならびに前述モノマー付加物または反応性モノマーと共重合である幅広い種類の他のエチレン性不飽和材料が挙げられる。2つ以上の前述のモノマーの混合物もまた、予備成形された安定剤を作るのに好適に採用されることが理解される。上記モノマーのなかでは、モノビニリデン芳香族モノマー、特にスチレン、およびエチレン性不飽和亜硝酸塩、特にアクリロニトリルが好ましい。本発明のこの態様においては、これらのエチレン性不飽和モノマーは、スチレンモノマーおよびその誘導体、アクリロニトリル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、塩化ビニリデンを含むことが好ましく、スチレンモノマーおよびアクリロニトリルが特に好ましいモノマーである。
好ましい実施形態では、ポリマーポリオールを形成するのに利用されるスチレンモノマーは、≦1000ppmの不純物を含有し、該不純物は、ベンゼン、エチルベンゼン、ベンズアルデヒド、フェニルアセチレン、キシレン、およびポリスチレンなどの化合物を主に含んでなる。これらの不純物は、スチレンモノマーを製造する過程の間、および/またはスチレンモノマーの保存中に生じる典型的な副産物である。最も一般的なものは、ポリスチレンおよびフェニルアセチレンである。スチレンモノマー中のポリスチレン不純物によって、明らかに応力のかかった(clearly stressed)ポリマーポリオールが生じる。よって、ポリスチレン不純物がスチレンモノマー中に存在する場合、ポリスチレンの量は、製造されるポリマーポリオールの合計重量に対して10ppm以下であることが特に好ましい。くわえて、ジビニルベンゼンなどのスチレン系の混入物によるスチレンモノマーの汚染を取り除くこと/防ぐことが重要である。スチレンモノマーとジビニルベンゼンの両方を取り扱う施設では、管理が施されて一般的なプロセス設備を適切に手入れしなければ、ジビニルベンゼンによるスチレンモノマー原料の汚染が起こる可能性がある。
スチレンモノマーおよびアクリロニトリルは、スチレンモノマーのアクリロニトリルに対する重量比(S:AN)は、約100:0〜20:80、好ましくは約80:20〜30:70、より好ましくは約75:25〜40:60、および最も好ましくは約75:25〜約50:50であるように、十分な量で使用することが好ましい。スチレンモノマーのアクリロニトリルに対する特に好ましい重量比は、約65:35〜約50:50である。これらの比は、ポリマーポリオールおよびそれらを製造する方法に適する。
全体として、本発明のポリマーポリオール中に存在する固形分は、ポリマーポリオールの合計重量に対して、約20重量%超、好ましくは少なくとも約30%、および最も好ましくは少なくとも約40重量%である。ポリマーポリオール中に存在する固形分は、ポリマーポリオールの合計重量に対して、約75重量%以下、好ましくは約70重量%以下、より好ましくは約65重量%以下、および最も好ましくは約60重量%以下である。本発明のポリマーポリオールは、典型的には、ポリマーポリオールの合計重量に対して、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲、例えば、約20%〜75重量%、好ましくは約30%〜70重量%、より好ましくは約30%〜約65重量%、および最も好ましくは約40%〜約65重量%の固形分を有してもよい。
本発明における構成成分(D)として使用される好適なラジカル重合開始剤としては、例えば、アルキルおよびアリール双方のヒドロペルオキシド、過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、アゾ化合物などを含む過酸化物など開始剤が挙げられる。幾つかの具体例としては、過酸化水素、ジ(t−ブチル)ペルオキシド、t−ブチルペルオキシ酢酸ジエチル、t−ブチルペルオクトエート、t−ブチルペルオキシイソブチレート、t−ブチルペルオキシ3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルペルベンゾエート、t−ブチルペルオキシピバレート、t−アミルペルオキシピバレート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、過酸化ラウロイル、クメンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、アゾビス(イソブチロニトリル)、すなわちAIBN、2,2’−アゾビス−(2−メチルブチロニトリル)、すなわちAMBNなどの触媒が挙げられる。
また、有用な開始剤としては、例えば、ポリマーポリオールを形成するのに使用される温度範囲内で十分な半減期を有する触媒が挙げられる。典型的には、どの時点でも半減期は反応器の滞留時間の約25%以下であるべきである。本発明のこの部分に関する好ましい開始剤としては、ジデカノイルペルオキシドおよびジラウロイルペルオキシドなどのアシル過酸化物、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−アミルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシピバレート、t−アミルペルオキシピバレート、ジ−(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルペルオキシジカーボネート、ジ−sec−ブチルペルオキシジカーボネート、3−ヒドロキシ−1,1−ジメチルブチルペルオキシネオデカノエート、α−クミルペルオキシネオデカノエート、3−ヒドロキシ−1,1−ジメチルブチルペルオキシネオヘプタノエート、α−クミルペルオキシネオヘプタノエート、t−アミルペルオキシネオデカノエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、ジイソノナノイルペルオキシド、ジドデカノイルペルオキシド、ジオクタノイルペルオキシド、コハク酸パーオキサイド、t−アミルペルオクトエート、過ネオデカン酸t‐ブチル、t−ブチルペルオキシベンゾエート、および1,1−ジメチル−3−ヒドロキシブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、過酸化ジベンゾイル、1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシピバレート、ジ−(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペルオキシド、1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエートなどのアルキル過酸化物、ならびにアゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス−(2−メトキシルブチロニトリル)などのアゾ触媒およびそれらの混合物が挙げられる。最も好ましいのは、上記のアシルおよびペルオキシエステル過酸化物ならびにアゾ触媒である。
本明細書において使われるラジカル開始剤の量は、決定的に重要ではなく、広い範囲内でさまざまであることができる。一般には、開始剤の量は、構成成分の総供給原料に対して、好ましくは0.05〜2.0重量%、より好ましくは0.10〜1.5重量%、および最も好ましくは0.15〜1.0重量%である。触媒濃度の増加はある点まではモノマー転化率の増加をもたらすが、それを過ぎると、さらなる増加は転化率の実質的な増加をもたらさない。過酸化物開始剤が使用される場合、その量は、望ましくない粘性の増加がなく、良好な濾過性を有するポリマーポリオールを生じさせる量に限定されることが好ましい。
本発明における構成成分(E)としての使用に好適な連鎖移動剤としては、例えば、米国特許第3,953,393号、同第4,119,586号、同第4,463,107号、同第5,324,774号、同第5,814,699号、および同第6,624,209号に記載されているものなどのポリマーポリオールおよびポリオールを製造する方法に有用であると知られているものが挙げられ、それらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。連鎖移動剤として使用される好適な化合物の数例としては、メルカプタン(好ましくは、アルキルメルカプタン)、アルコール、ハロゲン化炭化水素(ハロゲン化アルキル)、ケトン、エノールエーテル、およびアルキル置換第三級アミンが挙げられる。また、連鎖移動剤は一般に、反応調節剤(reaction moderator)および/またはポリマー制御剤(polymer control agent)とも呼ばれる。これらは、共重合体の分子量を制御することが知られている。
好適な連鎖移動剤としては、例えば、ベンジルメルカプタンを含むメルカプタン、および例えば、ドデシルメルカプタン、ブチルメルカプタン、オクチルメルカプタン、ラウリルメルカプタン、シクロヘキシルメルカプタンなどのアルキルメルカプタンが挙げられる。アルキル置換第三級アミンとしては、例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N、N−ジエチルピペラジンなどの化合物が挙げられる。アルコールとしては、例えば、イソプロパノール、エタノール、メタノール、tert‐ブタノール、アリルアルコールなどが挙げられる。エノールエーテルとしては、例えば、(シクロヘキス−3−エニリデンメトキシメチル)ベンゼンなどが挙げられる。ハロゲン化炭化水素としては、例えば、四塩化炭素、四臭化炭素、クロロホルム、塩化メチレンなどが挙げられる。他の公知の連鎖移動剤としては、例えば、エチルベンゼンおよびトルエンなどの化合物が挙げられる。本発明においては、好ましい連鎖移動剤としては、イソプロパノール、エタノール、tert‐ブタノール、トルエン、エチルベンゼン、トリエチルアミン、ドデシルメルカプタン、オクタデシルメルカプタンなどが挙げられる。
連鎖移動剤は、0.1重量%〜、好ましくは少なくとも約1%、より好ましくは少なくとも約2%、および最も好ましくは少なくとも約3重量%の量で用いられる。また、連鎖移動剤は、30重量%以下、好ましくは約26%以下、より好ましくは24%以下、最も好ましくは約21重量%以下の量で用いられる。連鎖移動剤に対する重量基準は、反応器に入れられるすべての構成成分の合計重量である。連鎖移動剤は、値自体を含めてこれらの上限値および下限値のいずれの組み合わせの間の範囲、例えば、0.1%〜約30重量%、好ましくは約1%〜約26重量%、より好ましくは約2%〜約24重量%、および最も好ましくは約3%〜約21重量%のいずれの量で用いられうる。
好ましくは、ポリマーポリオールは、反応混合物の全体にわたって過程の間維持される低いモノマー対ポリオール比を用いることによって製造される。これは、モノマーのポリマーへの急速な転化をもたらす条件を用いることによって達成される。実際には、セミバッチおよび連続操作の場合、温度および混合条件の制御によって、低いモノマー対ポリオール比が維持され、セミバッチ操作の場合、モノマーをゆっくりとポリオールに加えることによっても維持される。
温度範囲は決定的に重要ではなく、約80℃〜約150℃または恐らくそれを超えてさまざまであってよく、好ましい範囲は、約90℃〜約140℃、より好ましくは約100℃〜約135℃、および最も好ましくは約110℃〜約130℃である。本明細書で述べてきたように、触媒および温度は選択されるべきであり、その結果、触媒が、連続流動反応器については反応器の保持時間またはセミバッチ反応器については供給時間に対して適切な分解の速度を有する。
用いられる混合条件は、逆混合反応器(例えば、撹拌したフラスコまたは撹拌したオートクレーブ)を使って得られるものである。このタイプの反応器は、反応混合物を比較的均質に保ち、その結果、管式反応器は、反応器の始めに加えたすべてのモノマーを用いて操作される場合に、そのような反応器で起こるような、局所的な高いモノマー対ポリオール比を防ぐ。
本発明のポリマーポリオールは、ポリマー粒子(個々粒子または個々の粒子の凝集体のいずれでも同じ)の大きさが比較的小さく、好ましい実施形態では、重量平均の大きさが約10ミクロン未満である分散体を含んでなる。しかし、高含有量のスチレンが使用される場合、粒子が大きくなる傾向があることになるが、特に、出来る限りスコーチがないことを最終用途が求める場合には、結果として得られるポリマーポリオールは非常に有用である。
本発明においては、安定した超高固体生成物(すなわち、100%)のすべてが、低いポリマー残渣(典型的に、<5ppm)で、150メッシュろ過障害(濾過性)試験を通ることになり、非常に大量の生成物が、700メッシュスクリーンを600秒以内に通ることになる。少なくとも99%が700メッシュスクリーンを通ることが好ましく、少なくとも100%が700メッシュスクリーンを通ることがより好ましい。本発明においては、100%の生成物が、700メッシュスクリーンを600秒以内に通るべきである。150メッシュろ過および700メッシュろ過試験は、米国特許第5,196,476号に記載され、該開示は参照により本明細書に組み込まれる。
これは、ポリマーポリオール生成物が、例えば、いかなる有意量の比較的大きな粒子をも許容できないフィルターの使用を必要とする衝突型混合を用いる系を含む、ポリウレタン生成物の大量生産に現在使用されている比較的高度な機械系の全タイプで成功裏に加工できることを保証する。くわえて、例中においてより完全に特徴付けられるように、有意な量のポリマーポリオールが、700メッシュ濾過障害試験を通る。700メッシュ濾過障害試験は、ポリマーポリオール安定性の最も厳密な試験を提示することが理解されるべきである。
以下の実施例によって、本発明の組成物の製造および使用の詳細をさらに説明する。以上の開示に記載された本発明は、趣旨または範囲のいずれにおいても、これらの実施例に限定されることはない。以下の製造手順の条件および過程の公知の変形が、これらの組成物を製造するのに使用できることを、当業者なら容易に理解するであろう。他の指示がない限り、すべての温度は摂氏であり、すべての部および%はそれぞれ重量部および重量%である。
以下の構成成分を使用して、本明細書において記載されているポリマーポリオールを製造した。
ベースポリオールA: ヒドロキシル数が52、粘度が520mPa.sの、12%内部エチレンオキシドを含有するグリセリンの酸化プロピレン付加物
ベースポリオールB: ヒドロキシル数が36、粘度が825mPa.sの、15%エチレンオキサイドキャップ(ethylene oxide cap)を含有するグリセリンの酸化プロピレン付加物
開始剤: 2,2’−アゾ−ビス−イソブチロニトリル(AIBN)、VAZO64の名前で市販されているイー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニーのラジカル重合開始剤
スチレン: 5ppm未満の不純物を含有するスチレンモノマー
この一連の例は、ポリマーポリオールの製造に関する。ポリマーポリオールを、羽根車および4つのバッフルを備えた連続撹拌タンク反応器(CSTR)(第1段階)および押し出し流れ反応器(第2段階)を含む2段階反応系で製造した。各反応器での滞留時間は約60分であった。反応物を、供給タンクからライン内スタティックミキサーを通して連続的にポンプで注入し、次に供給チューブを通して反応器にポンプで注入し、それを良く混ぜた。原料消費量を表Aに報告する。適切な場合には、開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第7,179,882号の表1に開示されているタイプの予備成形された安定剤を使用してポリマーポリオールを製造した。特に、米国特許第7,179,882号の表1の予備成形された安定剤B(すなわち、PFS B)を使用して、本明細書の表Aに記載のポリマーポリオールA(PMPO A)を製造した。製造、試験したポリマーポリオールの組成物を表Aに記載する。
反応混合物の温度は115±5℃に制御した。
第2段階反応器からの生成物を、各段階の圧力を45psigに制御するように設計された圧力調整器を通して連続的に溢流した。
次に、ポリマーポリオールを冷却器に通し、回収容器に入れた。粗生成物を真空揮散して揮発性物質を除去した。生成物中の総ポリマー重量%は、揮散前の粗ポリマーポリオールで測定されるモノマーの濃度から計算した。
Figure 0006366074
表Aに上記の組成物は、表Bに示される2つの異なる種類のポリマーポリオールの代表的なものである。当業者は、ポリマーポリオール製剤中のスチレン/アクリロニトリル固体のさまざまな量が、表Aに各構成成分の量を適宜変化させることによって容易に得ることができることを認識する。固形分の変化の他に、固体中のスチレンのアクリロニトリルに対する比を含む、2つのポリマーポリオール製剤の他の態様はすべて同一のままである。
下表Bは、最終ポリマーポリオールの質に対する、さまざまな量の異なる不純物の影響を示す。表Bにおけるポリマーポリオールの質は、150メッシュ濾過ポリマー残渣および700メッシュ濾過時間によって決定される。不純物を加えなかった例は対照例である。表Bの例では、はじめにポリマーポリオールを150メッシュ(100ミクロン)ワイヤースクリーンに通して濾過して、固体残渣をモニターする(ppmで表わされる)。次に、同一材料を700メッシュ(35ミクロン)ワイヤースクリーンに通して濾過し、濾過の時間を、(ろ過通過については)秒で、または問題のある濾過(failing filtration)については%割合として記録される。問題のある濾過とは、100%未満のポリマーポリオールが700メッシュスクリーンを600秒で通ることを意味する。
Figure 0006366074
以上において例示の目的で本発明を詳細に記載してきたが、そのような詳細は単にその目的のためにすぎず、請求項によって限定され得る場合を除いて、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、当業者によって変形がなされることができることが理解されよう。

Claims (18)

  1. ポリマーポリオールであって、
    (A)1種以上のベースポリオールと、
    (B)所望により、1種以上の予備成形された安定化剤と、
    (C)1種以上のエチレン性不飽和モノマーであって、前記エチレン性不飽和モノマーの少なくとも1種が1000ppm以下の不純物を含有するスチレンである1種以上のエチレン性不飽和モノマーとの、
    (D)少なくとも1種のラジカル重合触媒、および所望により、
    (E)1種以上の連鎖移動剤、
    の存在下でのラジカル重合生成物を含んでなる、ポリマーポリオール。
  2. 前記不純物が、ポリスチレン、フェニルアセチレン、およびジビニルベンゼンからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含有する、請求項1のポリマーポリオール。
  3. 前記スチレンモノマーが、750ppm未満の不純物を含有する、請求項1のポリマーポリオール。
  4. 前記スチレンモノマーが、400ppm以下の不純物を含有する、請求項1のポリマーポリオール。
  5. 前記1種以上のエチレン性不飽和モノマー(C)が、スチレンモノマーとアクリロニトリルの混合物を含んでなる、請求項1のポリマーポリオール。
  6. 種以上の予備成形された安定化剤(B)を含んでなり、前記安定化剤が、前記ポリマーポリオールの合計重量に対して少なくとも約0.25重量%の量で存在する、請求項1のポリマーポリオール。
  7. 前記ラジカル重合触媒が、過酸化物、過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、アゾ化合物、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1のポリマーポリオール。
  8. 固形分が、前記ポリマーポリオールの合計重量に対して約20重量%を超えて最大で約75重量%の範囲に及ぶ、請求項1のポリマーポリオール。
  9. ポリマーポリオールの製造方法であって、
    (I)
    (A)1種以上のベースポリオールと、
    (B)所望により、1種以上の予備成形された安定化剤と、
    (C)1種以上のエチレン性不飽和モノマーであって、前記エチレン性不飽和モノマーの少なくとも1種が1000ppm以下の不純物を含有するスチレンである、1種以上のエチレン性不飽和モノマーとを、
    (D)少なくとも1種のラジカル重合触媒、および所望により、
    (E)1種以上の連鎖移動剤
    の存在下でラジカル的に重合することを含んでなる、方法。
  10. 前記不純物が、ポリスチレン、フェニルアセチレン、およびジビニルベンゼンからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を含有する、請求項9の方法。
  11. 前記スチレンモノマーが、750ppm未満の不純物を含有する、請求項9の方法。
  12. 前記スチレンモノマーが、400ppm以下の不純物を含有する、請求項9の方法。
  13. 前記1種以上のエチレン性不飽和モノマー(C)が、スチレンモノマーとアクリロニトリルの混合物を含んでなる、請求項9の方法。
  14. 種以上の予備成形された安定化剤(B)を含んでなり、前記安定化剤が、前記ポリマーポリオールの合計重量に対して少なくとも約0.25重量%の量で存在する、請求項9の方法。
  15. 前記ラジカル重合触媒が、過酸化物、過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、アゾ化合物、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項9の方法。
  16. 固形分が、前記ポリマーポリオールの合計重量に対して約20重量%を超えて最大で約75重量%の範囲に及ぶ、請求項9の方法。
  17. ポリウレタンフォームの製造方法であって、
    (1)ポリイソシアネートと
    (2)請求項1のポリマーポリオールを含んでなるイソシアネート反応性成分とを、
    (3)少なくとも1種の触媒、
    および
    (4)少なくとも1種の発泡剤
    の存在下で反応させることを含んでなる、方法。
  18. (1)ポリイソシアネートと
    (2)請求項1のポリマーポリオールを含んでなるイソシアネート反応性成分との、
    (3)少なくとも1種の触媒、
    および
    (4)少なくとも1種の発泡剤
    の存在下での反応生成物を含んでなる、ポリウレタンフォーム。
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