JP6364868B2 - 情報処理装置、プレビュー画面表示方法、および、プログラム - Google Patents

情報処理装置、プレビュー画面表示方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プレビュー画面表示方法、および、プログラムに関し、特に、コンテンツデータに基づいてプレビュー画面を生成すると共に、プレビュー画面を生成するためのコンテンツデータを編集するための情報処理装置、プレビュー画面表示方法、および、プログラムに関する。
近年、タブレット端末が急速に普及し始めている。これに伴い、タブレット端末を用いて、社内または社外のWebサービスやWebアプリケーションを利用するケースが増えている。
関連技術として、特許文献1には、複数の画面を3次元の複数の階層に重ねて表示するとともに、上位の階層の画面を透過して下位の階層の画面の内容を視認可能に表示する技術が記載されている。
また、特許文献2には、画面データに対する変更前のバージョンと変更後のバージョンの差分を特徴的な表示態様で描画する技術が記載されている。
特開2013−257666号公報 特開2008−070947号公報
上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
タブレット端末(以下「タブレット」という。)はPC(Personal Computer)と比較すると携帯性に優れるものの、一般に、文書やコンテンツのデータを編集する作業には適していない。そのため、タブレットを使って利用するWebサービスやWebアプリケーション用の画面を作成したり編集したりする作業は、タブレットではなくPCを用いて行われる。また、タブレットが利用できるWebサービス、Webアプリケーションについては、PCからも利用可能である場合が大半である。したがって、コンテンツの作成者は、PC向けの画面とタブレット向けの画面を並行して作成することが多い。
PC向けの画面とタブレット向けの画面をPCを用いて作成する場合、以下の方針に基づいて作成することが考えられる。
・PC向けとタブレット向けの2つの画面のレイアウト(画面構成)を同一とする。
・両画面の間で見た目(例えば、色、画像、フォントなど)を変更する。
・WebサービスおよびWebアプリケーションの動作に関わるイベントや処理を、両者の間で変更する。なぜなら、PCで使用可能なイベントや処理が、タブレットではサポートされていないことがあり、タブレット向けにイベントや処理の変更が必要になることが多いからである。
上記の方針に従ってタブレット向けの画面を作成する際、以下の問題が生じる。
(1)PC用の画面をベースとしてタブレット用の画面を構築すると、コンテンツ作成者がPC用コンテンツの画面表示とタブレット用コンテンツの画面表示を目視によって比較しなければならない。しかしながら、端末(デバイス)の種類に応じた異なる画面表示になっているかどうか、端末に依存しない部分は同一の内容になっているかどうか、といった点を確認することは、コンテンツ作成者にとって大きな負担となる。
(2)コンテンツデータにおいて、PCやタブレットなどの端末の種類に応じて異なるコンテンツ情報を記述しなければならない部分と、同一のコンテンツ情報を記述できる部分とが存在する。前者に対しては、端末に応じたリソースを個別に用意し、後者に対しては、共通のリソースを用意することが望ましい。しかし、画面を作成するに際して、これらのコンテンツ情報(前者と後者の両方)は頻繁に書き換えられ、どのコンテンツ情報をどのリソースで定義するかを適切に記述することは、コンテンツ作業者にとって大きな負担となる。
(3)コンテンツデータの中には、PC用またはタブレット用のどちらか一方でサポートされていない不適切なデータが存在することがある。不適切なデータを特定するためには、端末ごとにサポートされるデータとされないデータに関する十分な知識を有するコンテンツ作成者が、コンテンツデータのソースファイルを細かくチェックしなければならない。なぜなら、これらのデータは、プレビュー画面上には表示されないからである。したがって、コンテンツ編集作業の負荷が増大する要因となる。
(4)上記(3)のように、コンテンツデータ中に不適切なデータが存在する場合、コンテンツデータを適切に修正するためには、端末ごとにサポートされるデータとされないデータに関する十分な知識を有するコンテンツ作成者が、不適切なコンテンツデータを特定した上で、適切なデータに修正しなければならない。したがって、コンテンツ編集作業の負荷が増大する要因となる。
以上のように、(1)端末に応じた画面表示の差分を判別する作業、(2)端末に依存するデータと端末に依存しない共通データを管理する作業、(3)端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを判別する作業、(4)端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを修正する作業は、コンテンツ編集者にとって大きな負担となる。
そこで、端末の種類に応じて生成された複数のプレビュー画面間の差分を容易に判別できるようにすることが課題となる。本発明の目的は、かかる課題解決に寄与する情報処理装置、プレビュー画面表示方法、および、プログラムを提供することにある。なお、その他の課題、および、これを解決するための手段については、以下の記載から明らかにされる。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、第1の端末用のプレビュー画面と第2の端末用のプレビュー画面との、同一のデータ要素に対応する、画面要素を共通部分として抽出する抽出手段と、前記第1の端末用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様を調整して前記第1の端末用のプレビュー画面を表示すると共に、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥側に前記第2の端末用のプレビュー画面を表示する表示手段と、を備えている。
本発明の第2の態様に係るプレビュー画面表示方法は、情報処理装置が、第1の端末用のプレビュー画面と第2の端末用のプレビュー画面との、同一のデータ要素に対応する、画面要素を共通部分として抽出するステップと、前記第1の端末用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様を調整して前記第1の端末用のプレビュー画面を表示するステップと、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥側に前記第2の端末用のプレビュー画面を表示するステップと、を含む。
本発明の第3の態様に係るプログラムは、第1の端末用のプレビュー画面と第2の端末用のプレビュー画面との、同一のデータ要素に対応する、画面要素を共通部分として抽出する処理と、前記第1の端末用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様を調整して前記第1の端末用のプレビュー画面を表示する処理と、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥側に前記第2の端末用のプレビュー画面を表示する処理と、をコンピュータに実行させる。なお、プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することもできる。
本発明に係る情報処理装置、プレビュー画面表示方法、および、プログラムによると、端末の種類に応じて生成された複数のプレビュー画面間の差分を容易に判別することが可能となる。
一実施形態に係る情報処理装置の構成を例示するブロック図である。 一実施形態に係る情報処理装置の他の構成を例示するブロック図である。 プレビュー画面の移動の様子を例示する図である。 プレビュー画面の画面要素に対する透過率をz座標に応じて変化させる様子を例示する図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を例示するブロック図である。 第1の実施形態における画面表示の準備動作を例示するフロー図である。 共通コンテンツデータの内容を例示する図である。 PC用コンテンツデータの内容を例示する図である。 コンテンツデータ作用テーブルの内容を例示する図である。 タブレット用コンテンツデータの内容を例示する図である。 第1の実施形態におけるプレビュー画面を表示する動作を例示するフロー図である。 編集対象画面を選択する動作を例示するフロー図である。 コンテンツデータの内容を例示する図である。 第1の実施形態において、コンテンツデータに対するユーザの編集をコンテンツデータに反映する動作を例示するフロー図である。 編集後のデータの内容を例示する図である。 編集前後のデータの差分の内容を例示する図である。 PC用コンテンツデータおよび共通コンテンツデータに対するユーザの編集をコンテンツデータに反映する動作を例示するフロー図である。 PC用コンテンツデータに対する編集内容を例示する図である。 共通コンテンツデータに対する編集内容を例示する図である。 差分に相当する画面要素の削除をコンテンツデータに反映する動作を例示するフロー図である。 タブレット用プレビュー画面における差分に相当する画面要素が削除されたときの動作を例示する図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の構成を例示するブロック図である。 不適合コンテンツデータ辞書の内容を例示する図である。 第2の実施形態における画面表示の準備動作を例示するフロー図である。 第2の実施形態におけるプレビュー画面を表示する動作を例示するフロー図である。 第2の実施形態において、コンテンツデータに対するユーザの編集を受け付ける動作を例示するフロー図である。
はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
図1は、一実施形態の情報処理装置の構成を例示するブロック図である。図1を参照すると、情報処理装置310は、第1の端末(例えば、タブレット)用のプレビュー画面と第2の端末(例えば、PC(Personal Computer))用のプレビュー画面との共通部分を抽出する抽出手段111と、第1の端末(タブレット)用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様(例えば、透過率)を調整して第1の端末(タブレット)用のプレビュー画面を表示すると共に、第1の端末(タブレット)用のプレビュー画面の奥側に第2の端末(PC)用のプレビュー画面を表示する表示手段157と、を備えている。
かかる情報処理装置310によると、端末の種類(例えば、PC、タブレット)に応じて生成されたプレビュー画面間の共通部分の表示態様を調整することで、両画面間の差分が強調して表示されるため、差分に相当する箇所を容易に判別することが可能となる。
図2は、一実施形態の情報処理装置320の他の構成を例示するブロック図である。図2を参照すると、情報処理装置320は、上記共通部分の透過率を設定する設定手段112を備え、表示手段157は、第1の端末(例えば、タブレット)用のプレビュー画面に含まれる上記共通部分を、設定された透過率で表示してもよい。図3は、タブレット用のプレビュー画面における共通部分の透過率を調整して、PC用のプレビュー画面の手前側に表示する様子を例示する図である。
また、設定手段112は、第1の端末(例えば、タブレット)用のプレビュー画面の奥行き方向の表示位置に応じて、透過率を設定してもよい。図4は、プレビュー画面の奥行方向(z軸方向)の位置に応じて、透過率を設定する様子を例示する図である。
かかる情報処理装置320によると、プレビュー画面の表示位置に応じて共通部分の透過率を変化させることができ、ユーザはプレビュー画面の表示位置を操作することで、両プレビュー画面における差分に相当する箇所を容易に把握することが可能となる。
図2を参照すると、情報処理装置320は、第1の端末(例えば、PC)および第2端末(例えば、タブレット)の双方のプレビュー画面を構成する複数の画面要素に対応する複数のデータ要素(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)要素)を保持する第1の記憶手段141と、前記複数のデータ要素に基づいて第1の端末(PC)用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を保持する第2の記憶手段142と、前記複数のデータ要素に基づいて第2の端末(タブレット)用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を保持する第3の記憶手段143と、を備え、抽出手段111は、第1の端末(PC)または第2の端末(タブレット)用のプレビュー画面を生成する際にプレースホルダが置換されないデータ要素(HTML要素)に対応する画面要素を、前記共通部分として抽出してもよい。
また、表示手段157は、第1の記憶手段141が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを第2の記憶手段142が保持する値で置換して第1の端末(PC)用のプレビュー画面を生成すると共に、第1の記憶手段141が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを第3の記憶手段143が保持する値で置換して第2の端末(タブレット)用のプレビュー画面を生成してもよい。
さらに、情報処理装置320は、第1の端末(例えば、PC)用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値に対するユーザの編集を受け付ける編集手段131を備え、第1の記憶手段141は、編集対象とされたデータ要素(例えば、HTML要素)において編集された値をプレースホルダに置換したものを保持し、第2の記憶手段142は、前記プレースホルダと前記編集前の値の対応関係を保持し、第3の記憶手段143は、前記プレースホルダと前記編集後の値の対応関係を保持するようにしてもよい。
かかる情報処理装置320によると、利用者は、一方の端末(例えば、PC)の画面要素を生成するためのデータ要素を、他方の端末(例えば、タブレット)の画面要素を生成するためのデータ要素に書き換えるだけで、端末の種類に依存するデータと端末に依存しない共通データとを自動的に生成することが可能となり、これらのデータを管理する作業が容易となる。
図2を参照すると、情報処理装置320は、第1の端末(例えば、PC)用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値として不適切な値を保持する辞書手段160を備え、表示手段157は、第1の記憶手段141が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを第2の記憶手段142が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が辞書手段160に登録された不適切な値を含む場合、第1の端末(PC)用のプレビュー画面において、不適切な値を含むデータ要素に対応する画面要素の表示態様を調整して(例えば、色を変更する、点滅させる等して)表示してもよい。
かかる情報処理装置320によると、利用者が端末によってはサポートされない不適切な値をデータ要素(例えば、HTML要素)に挿入した場合、当該データ要素に対応する画面要素が強調して表示されるため、利用者は不適切なデータ要素を容易に判別することができるようになる。
また、辞書手段160は、不適切な値に対する修正候補の値を保持し、表示手段157は、第1の記憶手段141が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを第2の記憶手段142が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が辞書手段160に登録された不適切な値を含む場合、該不適切な値に対する修正候補を表示してもよい。
かかる情報処理装置320によると、利用者が端末によってはサポートされない不適切な値をデータ要素(例えば、HTML要素)に挿入した場合、その修正候補が提供されるため、端末の種類ごとにサポートされるデータとされないデータに関する十分な知識を有していない利用者であっても、データ要素を適切な値に修正することが可能になる。
以上のように、一実施形態によると、例えば、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面を2つ同時に表示し、2つの画面の位置関係を変化させると、一方のプレビュー画面に表示される内容を、他方のプレビュー画面を基準とした差分の内容だけに変化させることが可能となる。
また、一実施形態によると、端末の種類に応じた画面表示の差分を強調表示する統合プレビュー画面生成装置が提供され、特に、異なる端末のプレビュー画面間で、差分のない共通の画面要素を抽出し、抽出した要素の透過率が設定される。さらに、当該統合プレビュー画面生成装置において、端末の種類に応じて不適合なコンテンツデータを含む画面要素に対して警告が出力される。かかる統合プレビュー画面生成装置によると、端末に応じた画面表示の差分を判別する作業や、端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを判別する作業が容易となる。
また、一実施形態によると、例えば、PC用プレビュー画面またはタブレット用プレビュー画面を編集すると、2つのコンテンツの間で共通する内容と異なる内容とを自動的に判別して記憶する。これにより、端末に依存するデータと端末に依存しない共通データを管理する画面編集装置が提供される。また、編集時に選択された画面要素に基づいて、編集対象データを特定し、編集前後のコンテンツデータの差分を特定し、特定した差分に従って、端末に依存するデータと端末に依存しないデータを更新する画面編集装置が提供される。さらに、当該画面編集装置において、端末の種類に応じて不適合なコンテンツデータに対する警告が表示され、修正案として適切なコンテンツデータが提示される。かかる画面編集装置によると、端末に依存するデータと端末に依存しない共通データを管理する作業や、端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを判別して修正する作業が容易となる。
<実施形態1>
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置について、図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
図5は、本実施形態の情報処理装置100の構成を例示するブロック図である。情報処理装置100は、例えば、PC(Personal Computer)等の一般的な電子計算機であってもよい。図5を参照すると、情報処理装置100は、コンテンツ表示・編集部200、共通コンテンツデータ記憶部41、PC用コンテンツデータ記憶部42、および、タブレット用コンテンツデータ記憶部43を備えている。
PC用コンテンツデータ記憶部42、共通コンテンツデータ記憶部41、および、タブレット用コンテンツデータ記憶部43は、それぞれ、PCまたはタブレットに表示されるコンテンツのデータを保持する。本実施形態では、PC用とタブレット用とに分けているが、端末の種類が増加した場合、コンテンツデータ記憶部を追加してもよい。例えば、スマートフォン用コンテンツデータ記憶部をさらに設けてもよい。
コンテンツ表示・編集部200は、ユーザ(例えば、コンテンツの作成者)に対して、PC用およびタブレット用コンテンツのプレビュー画面を表示し、コンテンツデータの編集機能を提供する。コンテンツ表示・編集部200は、統合プレビュー画面生成部10、統合プレビュー画面操作部20、画面編集部30、PC用プレビュー画面生成部50、タブレット用プレビュー画面生成部51、PC用プレビュー画面記憶部52、PC用コンテンツデータ作用テーブル記憶部53、タブレット用プレビュー画面記憶部54、タブレット用コンテンツデータ作用テーブル記憶部55、統合プレビュー画面記憶部56、および、画面表示部57を備えている。
統合プレビュー画面生成部10は、PC用コンテンツとタブレット用コンテンツの2つのプレビュー画面を、2つの画面間の差分を分かりやすい形に加工して生成する。統合プレビュー画面生成部10は、共通画面要素抽出部11、プレビュー画面透過部12、および、プレビュー画面統合部13を備えている。
共通画面要素抽出部11は、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面の間で、同一の内容の画面要素を抽出する。プレビュー画面透過部12は、共通画面要素抽出部11により抽出された画面要素の透過率(透明度)を、一例として、0%から100%の範囲で変更する。プレビュー画面統合部13は、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面を同一の画面上に表示する。
統合プレビュー画面操作部20は、PC用コンテンツとタブレット用コンテンツの2つのプレビュー画面を、ユーザの入力に従って操作(例えば、移動)する。統合プレビュー画面操作部20は、プレビュー画面移動部21およびプレビュー画面位置取得部22を備えている。
図3は、プレビュー画面の移動の様子を例示する。プレビュー画面移動部21は、図3に示すように、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面を、ユーザの入力に従って、例えば、環状に移動する。プレビュー画面を円環状に移動する場合、図3に示したz軸(奥行き方向)に垂直な軸を移動の中心軸としてもよい。プレビュー画面位置取得部22は、プレビュー画面移動部21が移動した2つのプレビュー画面のそれぞれの位置情報(例えば、z座標)を取得する。
画面編集部30は、PC用コンテンツデータ、タブレット用コンテンツデータ、および、共通コンテンツデータを編集する。画面編集部30は、編集部31、コンテンツデータ特定部32、コンテンツデータ差分特定部33、および、コンテンツデータ更新部34を備えている。
編集部31は、PC用プレビュー画面およびタブレット用プレビュー画面内の画面要素のコンテンツデータを編集する。コンテンツデータ特定部32は、ユーザが編集した画面要素に対応するコンテンツデータを特定する。コンテンツデータ差分特定部33は、コンテンツデータの編集前後の差分を特定する。コンテンツデータ更新部34は、編集されたコンテンツデータの内容を、PC用コンテンツデータ記憶部42、共通コンテンツデータ記憶部41、および、タブレット用コンテンツデータ記憶部43に反映する。
PC用プレビュー画面生成部50は、PC用コンテンツデータ記憶部42、および、共通コンテンツデータ記憶部41からコンテンツデータを取得し、PC用のプレビュー画面を生成する。一方、タブレット用プレビュー画面生成部51は、共通コンテンツデータ記憶部41、および、タブレット用コンテンツデータ記憶部43からコンテンツデータを取得し、タブレット用のプレビュー画面を生成する。
また、PC用プレビュー画面生成部50は、プレビュー画面生成時に、PC用のコンテンツデータが作用してPC用の独自のコンテンツに変化した画面要素のIDを記録する。一方、タブレット用プレビュー画面生成部51は、プレビュー画面生成時に、タブレット用のコンテンツデータが作用してタブレット用の独自のコンテンツに変化した画面要素のIDを記録する。本実施形態では、PC用とタブレット用に、PC用プレビュー画面生成部50およびタブレット用プレビュー画面生成部51を設けている。ただし、対象とする端末の種類が増加した場合、プレビュー画面生成部をさらに追加してもよい。
PC用プレビュー画面記憶部52は、PC用プレビュー画面生成部50が生成したプレビュー画面を保持する。一方、タブレット用プレビュー画面記憶部54は、タブレット用プレビュー画面生成部51が生成したプレビュー画面を保持する。本実施形態では、PC用とタブレット用に、PC用プレビュー画面記憶部52とタブレット用プレビュー画面記憶部54を設けている。ただし、端末の種類が増加した場合、プレビュー画面記憶部をさらに追加してもよい。
PC用コンテンツデータ作用テーブル記憶部53は、PC用プレビュー画面生成部50により記録された、PC用の独自のコンテンツに変化した画面要素のIDを保持する。一方、タブレット用コンテンツデータ作用テーブル記憶部55は、タブレット用プレビュー画面生成部51により記録された、タブレット用の独自のコンテンツに変化した画面要素のIDを保持する。本実施形態では、PC用とタブレット用に、PC用コンテンツデータ作用テーブル記憶部53とタブレット用コンテンツデータ作用テーブル記憶部55を設けている。ただし、端末の種類が増加した場合、コンテンツデータ作用テーブル記憶部をさらに追加してもよい。
統合プレビュー画面記憶部56は、統合プレビュー画面生成部10によって生成された画面を保持する。
画面表示部57は、統合プレビュー画面記憶部56が保持する画面を、情報処理装置100のディスプレイに表示する。
[動作]
次に、本実施形態の情報処理装置100の動作について説明する。情報処理装置100の動作は、<1.準備>、<2.(初期)表示>、<3.画面の移動・更新>、<4.編集:差分の作成>、<5.編集:差分の更新>、および、<6.編集:差分の削除>の動作に大別することができる。
<1.準備>
図6は、情報処理装置100の画面表示の準備動作を例示するフロー図である。
PC用プレビュー画面生成部50は、PC用コンテンツデータ記憶部42および共通コンテンツデータ記憶部41から取得したデータに基づいて(ステップS11)、PC用プレビュー画面を生成し(ステップS12)、生成したPC用プレビュー画面をPC用プレビュー画面記憶部52に保存する。
図7は、共通コンテンツデータの内容を例示する図である。図8は、PC用コンテンツデータの内容を例示する図である。ここでは、これらの例に基づいて、具体的な動作を説明する。PC用プレビュー画面生成部50は、図7に示した共通コンテンツデータを走査し、当該データ中に存在するプレースホルダ(placeholder、$xxxなど)を、図8に示したPC用コンテンツデータを用いて置換する。次に、PC用プレビュー画面生成部50は、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)レンダリングエンジンを用いて、プレビュー画面を生成する(ステップS12)。ここでは、一例としてHTMLレンダリングエンジンを用いる場合について説明するが、本発明におけるプレビュー画面生成方法は、これに限定されない。
次に、PC用プレビュー画面生成部50は、共通コンテンツデータ(図7)に対してPC用コンテンツデータ(図8)が作用した部分を記録し、それをPC用コンテンツデータ作用テーブル記憶部53に保存する(ステップS13)。図9は、コンテンツデータ作用テーブルの内容を例示する図である。例えば、PC用プレビュー画面生成部50は、ステップS12において置換されたプレースホルダを含むHTML要素のIDを図9に示した形式で記録する。
一方、タブレット用プレビュー画面生成部51は、タブレット用コンテンツデータ記憶部43および共通コンテンツデータ記憶部41から取得したデータに基づいて(ステップS11)、タブレット用プレビュー画面を生成し(ステップS12)、生成したタブレット用プレビュー画面をタブレット用プレビュー画面記憶部54に保存する。
図10は、タブレット用コンテンツデータの内容を例示する図である。タブレット用プレビュー画面生成部51は、PC用コンテンツデータ(図8)の代わりに、図10に示したタブレット用コンテンツデータを用いて、図7に示した共通コンテンツデータ中に存在するプレースホルダ(placeholder、$xxxなど)を置換する(ステップS12)。
次に、タブレット用プレビュー画面生成部51は、共通コンテンツデータ(図7)に対してタブレット用コンテンツデータ(図10)が作用した部分(置換された部分)を記録し、それをタブレット用コンテンツデータ作用テーブル記憶部55に保存する(ステップS13)。
<2.(初期)表示>
図11は、情報処理装置100によるプレビュー画面表示時の動作を例示するフロー図である。初期表示では、例えば、タブレット用プレビュー画面をディスプレイの手前側に表示し、PC用プレビュー画面を奥側に表示する。
統合プレビュー画面生成部10は、PC用プレビュー画面、PC用コンテンツデータ作用テーブル、タブレット用プレビュー画面、および、タブレット用コンテンツデータ作用テーブルを取得する(ステップS21)。
プレビュー画面位置取得部22は、プレビュー画面の位置情報を取得する(ステップS22)。ただし、初期表示の際には、デフォルトとして、タブレット用プレビュー画面をディスプレイの手前(z=−1の位置)に配置し、PC用プレビュー画面をディスプレイの奥(z=1の位置)に配置してもよい。
共通画面要素抽出部11は、2つのプレビュー画面の位置情報に応じて、z座標が小さい方の(すなわち、ディスプレイの手前側に位置する)プレビュー画面を選択する(ステップS23)。初期表示の際には、共通画面要素抽出部11は、タブレット用プレビュー画面を選択する。
共通画面要素抽出部11は、タブレット用コンテンツデータ作用テーブルを参照することによって、タブレット用コンテンツデータが作用していない(すなわち、プレースホルダが置換されていない)画面要素を抽出する(ステップS24)。
プレビュー画面透過部12は、ステップS24で抽出された画面要素の透過率を、z座標に応じて決定する(ステップS25)。プレビュー画面透過部12は、一例として、透過率を、z=−1のときに100%とし、z=0のときに0%としてもよい。また、プレビュー画面透過部12は、−1<z<0のとき、透過率をz座標に比例して線形に変化するように決定してもよい。初期表示の際にタブレット用プレビュー画面の位置をz=−1とした場合、プレビュー画面透過部12は、例えば、透過率を100%に設定する。図4は、プレビュー画面の画面要素に対する透過率をz座標に応じて変化させる様子を例示する図である。
プレビュー画面統合部13は、ステップS22で取得した位置情報に従って、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面を配置し、統合された画面を統合プレビュー画面記憶部56に保存する(ステップS26)。初期表示の際には、一例として、タブレット用プレビュー画面の差分プレビュー画面をディスプレイの手前側に配置し、PC用プレビュー画面をディスプレイの奥側に配置する。
次に、画面表示部57は、統合プレビュー画面を情報処理装置100のディスプレイに出力する(ステップS27)。
<3.画面の移動・更新>
図11を参照して、プレビュー画面の移動、更新時の動作について説明する
ユーザによる入力インタフェース(例えば、キーボード、マウスなど)を介した入力に従って、統合プレビュー画面操作部20のプレビュー画面移動部21は、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面(または、その差分プレビュー画面)を移動させる。これらのプレビュー画面は、例えば、図3に示すように、環状に移動することができる。
プレビュー画面位置取得部22は、移動後の2つのプレビュー画面の位置情報を取得する(ステップS22)。
以下、情報処理装置100は、図11のステップS23〜S27の動作を実行して、プレビュー画面を表示する。
<4.編集:差分の作成>
本実施形態の情報処理装置100は、PC用コンテンツデータ、タブレット用コンテンツデータ、および、共通コンテンツデータに対するユーザによる編集を受け付ける。
図12は、情報処理装置100による編集対象画面を選択する動作を例示するフロー図である。PC用またはタブレット用の差分に相当するコンテンツデータを編集する場合、上記<3.画面の移動・更新>で説明した動作に基づいて、編集対象となるプレビュー画面をディスプレイの手前側に移動させる。
図12を参照すると、プレビュー画面位置取得部22は、移動後の2つのプレビュー画面の位置情報を取得する(ステップS31)。手前側(z<0)に位置する半透明になった状態のプレビュー画面を編集すると(ステップS32のYes)、その画面に対応するPC用またはタブレット用のコンテンツデータを編集することができる(ステップS33〜S35)。一方、共通コンテンツデータを編集する場合、ディスプレイの奥側(z≧0)に不透明で表示されているプレビュー画面を編集する(ステップS32のNo)。このとき、編集されるプレビュー画面がPC用であるかタブレット用であるかに依らず、共通コンテンツデータを対象とした編集となる(ステップS36)。
ここでは、一例として、図13に示す共通のコンテンツデータを元にして、PC用コンテンツデータとタブレット用コンテンツデータを作成する場合について説明する。ここでは、共通コンテンツデータに存在するデータは図13に示すものであり、PC用コンテンツデータとタブレット用コンテンツデータには、まだ何もデータが登録されていない状態とする。
図14は、コンテンツデータに対するユーザの編集を、情報処理装置100がコンテンツデータに反映する動作を例示するフロー図である。
画面編集部30の編集部31は、ユーザから、タブレット用プレビュー画面の画面要素に対するユーザの編集を受け付ける。ここでは、一例として、編集部31は、図13に示した<div id = "1">のHTML要素において、図15に示すようにstyle属性値を"color:blue"に変更し、onmousedown属性名をontouchstart属性名に変更する編集をユーザから受け付けたとする。
コンテンツデータ差分特定部33は、図16に示すように、編集前のデータ(図13の<div id="1">の部分)と編集後のデータを比較して差分を特定する(ステップS41)。
コンテンツデータ更新部34は、ステップS41で特定した差分に基づいて、共通コンテンツデータ、PC用コンテンツデータ、および、タブレット用コンテンツデータを次のように更新する。
コンテンツデータ更新部34は、図16の差分1および差分2に該当する部分を、それぞれプレースホルダ$xxxと$yyyで置換し、それを共通コンテンツデータに反映する(ステップS42)。結果として、図13のデータが、図7に示す<div id="1">の部分に書き換えられる。
コンテンツデータ更新部34は、プレースホルダ$xxxの値として、図16の編集前のデータ"color:green"を対応付けて、PC用コンテンツデータに反映する。同様に、コンテンツデータ更新部34は、プレースホルダ$yyyの値(value)として、図16の編集前のデータonmousedownを対応付けて、PC用コンテンツデータに反映する(ステップS43)。結果として、図8における$xxxおよび$yyyのデータが追加される。
コンテンツデータ更新部34は、プレースホルダ$xxxの値として、図16の編集後のデータ"color:blue"を対応付けて、タブレット用コンテンツデータに反映する。同様に、コンテンツデータ更新部34は、プレースホルダ$yyyの値として、図16の編集後のデータontouchstartを対応付けて、タブレット用コンテンツデータに反映する(ステップS44)。結果として、図10における$xxxおよび$yyyのデータが追加される。
コンテンツ表示・編集部200は、上記<1.準備>および<2.(初期)表示>を再度実行し、更新後のコンテンツデータを用いてプレビュー画面を再描画する。
<5.編集:差分の更新>
次に、上記<4.編集:差分の作成>の結果に対し、さらに、PC用コンテンツデータと共通コンテンツデータを対象として差分データを更新する動作について説明する。図17は、PC用コンテンツデータおよび共通コンテンツデータに対するユーザの編集をコンテンツデータに反映する動作を例示するフロー図である。
「PC用コンテンツデータの更新」
統合プレビュー画面操作部20のプレビュー画面移動部21は、ユーザによる入力インタフェース(キーボード、マウスなど)を介した入力を受け付ける。プレビュー画面移動部21は、入力に従ってPC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面(またはその差分プレビュー画面)を移動させ、PC用プレビュー画面をタブレット用プレビュー画面よりもディスプレイの手前側に移動する(ステップS51)。
上記<3.画面の移動・更新>の動作によって、ディスプレイの手前側には「PC用プレビュー画面の差分プレビュー画面」が表示され、ディスプレイの奥側にはタブレット用プレビュー画面が表示される(ステップS52)。
画面編集部30の編集部31は、PC用プレビュー画面の差分プレビュー画面上の画面要素に対するユーザの編集を受け付ける(ステップS53)。ここでは、一例として、編集部31は、図18に示すように、style属性値を"color:red"に変更する編集をユーザから受け付けたものとする。
コンテンツデータ差分特定部33は、図18の編集前のデータと編集後のデータを比較して、差分を特定する(ステップS54)。
コンテンツデータ更新部34は、ステップS54で特定した差分に基づいて、PC用コンテンツデータのプレースホルダ$xxxの値をcolor:redに変更する(ステップS55)。
コンテンツ表示・編集部200は、上記の<1.準備>と<2.(初期)表示>を再度実行し、更新後のコンテンツデータを用いてプレビュー画面を再描画する(ステップS56)。
「共通コンテンツデータの更新」
画面編集部30の編集部31は、タブレット用プレビュー画面の画面要素に対するユーザの編集を受け付ける(ステップS57)。ここでは、一例として、編集部31は、図19に示すように、"func1()"を"func9()"に変更する編集をユーザから受け付けたものとする。
コンテンツデータ更新部34は、図19に示した編集後のデータを、共通コンテンツデータに反映する(ステップS58)。
コンテンツ表示・編集部200は、上記の<1.準備>と<2.(初期)表示>を再度実行し、更新後のコンテンツデータを用いてプレビュー画面を再描画する(ステップS59)。
<6.編集:差分の削除>
図20は、タブレット用プレビュー画面における差分に相当する画面要素の削除をコンテンツデータに反映する動作を例示するフロー図である。
画面編集部30の編集部31は、ユーザから、タブレット用プレビュー画面の差分プレビュー画面に表示された画面要素の削除を受け付ける(ステップS61)。
コンテンツデータ特定部32は、削除された要素に対応する共通コンテンツデータ、PC用コンテンツデータ、および、タブレット用コンテンツデータを特定する(ステップS62)。コンテンツデータ特定部32は、削除された要素のIDと、当該要素に含まれるプレースホルダの名前を参照することによって、これらのコンテンツデータを特定することができる。
コンテンツデータ更新部34は、ステップ62で特定したタブレット用コンテンツデータを削除する(ステップS63)。
コンテンツデータ更新部34は、ステップ62で特定したPC用コンテンツデータを用いて、共通コンテンツデータのプレースホルダ部分を置換する(ステップS64)。図21は、タブレット用プレビュー画面における差分に相当する画面要素の削除を、共通コンテンツデータに反映する様子を例示する。
コンテンツデータ更新部34は、ステップS62で特定したPC用コンテンツデータを削除する(ステップS65)。
コンテンツ表示・編集部200は、上記<1.準備>および<2.(初期)表示>を再度実行し、更新後のコンテンツデータを用いてプレビュー画面を再描画する(ステップS66)。
次に、本実施形態の情報処理装置100によってもたらされる効果について説明する。
情報処理装置100は、異なる端末のプレビュー画面を同時に表示し、差分のない画面要素をz座標に応じて徐々に透明にして、差分のある画面要素だけを強調表示する。これにより、端末に応じた画面表示の差分を判別するユーザの負担を軽減することができる。ここで、情報処理装置100は、画面要素の透過率をz座標とともに非単調に変化させることによって、差分をより判別しやすくすることができる。また、情報処理装置100は、差分を有する画面要素を振動させることによって、差分をより判別しやすくすることもできる。さらに、情報処理装置100は、差分を有する画面要素を本来の色と補色との間で交互に変化させることによって、差分をより判別しやすくすることもできる。
また、情報処理装置100は、端末に応じたコンテンツデータを編集する際に、編集前後のコンテンツデータの差分を判定すると共に、編集時に選択された画面に基づいて編集対象データを特定し、共通データまたは端末毎のデータの更新のいずれであるかを判断する。これにより、端末に依存するデータと端末に依存しない共通データを管理するユーザの負担を軽減することができる。
<実施形態2>
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置について、図面を参照して詳細に説明する。PCを用いてタブレット向けの画面を作成する際、Webアプリケーション・Webサービスの動作に関わるイベント関係の定義情報はプレビュー画面上に表れない。したがって、実機を用いて動作させない限り、コンテンツデータが正しく記載されているかどうか確認することできない。
例えば、PC向けのonmousedownというイベントは、タブレット上ではサポートされていない。この場合、タブレット用のイベントとして、onmousedownの代わりに、ontouchstartを使用する必要がある。しかし、タブレット向けのイベントとして誤ってPC向けのイベントを使用した場合であっても、かかる誤りはプレビュー画面上に表示されない。したがって、コンテンツ作成者は、プレビュー前のコンテンツのソースファイルを確認しなければならず、大きな負担となる。
そこで、本実施形態の情報処理装置においては、タブレットでサポートされないイベント系の情報が共通コンテンツデータで定義されている場合、その情報が定義されている画面要素を点滅させるなどして、コンテンツの作成者に警告を与える。これにより、コンテンツ作成の負担を軽減し、作業効率の向上を図る。
[構成]
図22は、本実施形態の情報処理装置110の構成を例示するブロック図である。第1の実施形態の情報処理装置100(図5)と比較すると、本実施形態の情報処理装置110は、不適合コンテンツデータ辞書60、PC用不適合コンテンツ記憶部61、タブレット用不適合コンテンツ記憶部62、警告表示部15、および、不適合コンテンツデータ校正部35をさらに備えている。
図23は、不適合コンテンツデータ辞書の内容を例示する図である。図23を参照すると、不適合コンテンツデータ辞書60は、端末の種類に応じてサポートされていない(すなわち、不適合な)データと、当該データの修正候補の(すなわち、適切な)データとを関連付けて保持する。
PC用不適合コンテンツ記憶部61、および、タブレット用不適合コンテンツ記憶部62は、それぞれ、PC用プレビュー画面生成部50、および、タブレット用プレビュー画面生成部51が取り扱ったコンテンツデータにおいて、不適合コンテンツデータを含む画面要素のIDを保持する。PC用プレビュー画面生成部50およびタブレット用プレビュー画面生成部51は、それぞれ、不適合コンテンツデータ辞書60を参照することによって、不適合コンテンツデータを含んでいるかどうかを検査する。
警告表示部15は、PC用不適合コンテンツ記憶部61、および、タブレット用不適合コンテンツ記憶部62から、不適合コンテンツデータを含む画面要素のIDを取得し、当該画面要素を強調表示する。
不適合コンテンツデータ校正部35は、不適合コンテンツデータ辞書60の内容を参照して、編集後のコンテンツデータを検査し、不適合なコンテンツデータを指摘する。また、不適合コンテンツデータ校正部35は、不適合なコンテンツデータの修正候補を提示する。
[動作]
次に、本実施形態の情報処理装置110(図22)の動作について説明する。
<1.準備>
図24は、本実施形態の情報処理装置110による画面表示の準備動作を例示するフロー図である。図24のステップS71、S72、S75、S76は、第1の実施形態の情報処理装置100の動作を示す図6のステップS11〜S13に相当する。ここでは、第1の実施形態に対して追加された動作を中心に説明する。
PC用プレビュー画面生成部50およびタブレット用プレビュー画面生成部51は、PC用コンテンツデータとタブレット用コンテンツデータを用いて、共通コンテンツデータのプレースホルダをそれぞれ展開する(ステップS72)。ここでは、一例として、タブレット用のコンテンツデータとして、図13に示すデータが得られたものとする。
PC用プレビュー画面生成部50およびタブレット用プレビュー画面生成部51は、ステップS72で生成したコンテンツデータについて、不適合コンテンツデータ辞書60に登録されたデータを参照して、不適合なデータの有無を検査する(ステップS73)。
不適合コンテンツデータ辞書60は、図23に例示するように、端末の種類に応じてサポートされていないデータと、当該データの修正候補のデータを保持する。タブレット用のコンテンツデータが図13に示すデータである場合、タブレット用プレビュー画面生成部51は、タブレットではサポートされていないonmousedownを不適合データとして検出する。
PC用プレビュー画面生成部50は、不適合コンテンツデータ辞書60に定義されているものと同一のデータが存在する場合、該当する画面要素のIDをPC用不適合コンテンツ記憶部61に記録する。一方、タブレット用プレビュー画面生成部51は、不適合コンテンツデータ辞書60に定義されているものと同一のデータが存在する場合、該当する画面要素のIDをタブレット用不適合コンテンツ記憶部62に記録する(ステップS74)。
タブレット用のコンテンツデータが図13に示すデータである場合、タブレット用プレビュー画面生成部51は、onmousedownを含む画面要素<div id="1">のID=1をタブレット用不適合コンテンツ記憶部62に記録する。
以下の動作(ステップS75、S76)は、第1の実施形態における動作(ステップS12の後半、ステップS13)と同様である。
<2.(初期)表示>
図25は、本実施形態におけるプレビュー画面を表示する動作を例示するフロー図である。図25のステップS81〜S85、S88、および、S89は、第1の実施形態の情報処理装置100の動作を示す図11のステップS21〜S27に相当する。ここでは、本実施形態で追加された動作を中心に説明する。
プレビュー画面透過部12は、画面要素の一部の透過率を設定した後(ステップS85)、上記<1.準備>のステップS74(図24)において記憶した、不適合なデータを含む画面要素のID一覧を取得する(ステップS86)。ここでは、一例として、プレビュー画面透過部12は、タブレット用不適合コンテンツ記憶部62からID=1を取得したものとする。
警告表示部15は、取得したIDを有する画面要素の透過率を0%に変更し、当該画面要素の上に、例えば、点滅する警告画像を表示する(ステップS87)。なお、警告表示部15による警告の方法は、かかる方法に限定されない。
<3.編集:差分の作成>
図26は、本実施形態において、コンテンツデータに対するユーザの編集を受け付ける動作を例示するフロー図である。
画面編集部30の編集部31は、PC用またはタブレット用プレビュー画面の画面要素に対するユーザの編集を受け付ける(ステップS91)。
不適合コンテンツデータ校正部35は、不適合コンテンツデータ辞書60に格納されているデータを用いて、編集後のコンテンツデータを検査する(ステップS92)。
編集後のコンテンツデータに不適合なコンテンツデータが存在する場合、不適合コンテンツデータ校正部35は、当該コンテンツデータを強調表示し(例えば、赤字にする、点滅させる等)、さらに、適切なコンテンツデータを修正候補として提示する(ステップS93)。
本実施形態の情報処理装置110は、端末の種類によってはサポートされていないイベント系の情報を検出し、プレビュー画面上に表示する。なお、本実施形態において、不適合コンテンツデータ辞書60が保持する知識の内容を増やすことによって、さらに、以下の機能を実現することもできる。
一例として画面要素の大きさ(高さ、幅)を相対値で指定していない箇所(例えば、100pxのように、ピクセル数で指定されている箇所)において、タブレットの画面には収まりきらないような大きさが指定されている場合、これを警告するようにしてもよい。また、警告とともに、または、警告の代わりに、その端末に適した画面要素の大きさを提示するようにしてもよい。さらに、PCで見やすいフォントやタブレットで見やすいフォントが設定されていない画面が存在する場合、これらを警告するようにしてもよい。また、警告とともに、または、警告の代わりに、各端末上で見やすいフォントを提示するようにしてもよい。
本実施形態の情報処理装置110は、端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを保持する辞書を用いて、コンテンツデータを検査し、該当するデータを含んだ画面要素をプレビュー画面で強調表示する。これにより、端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを判別するユーザの負担を軽減することができる。
また、情報処理装置110は、端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータの辞書を用いて、コンテンツデータを検査し、該当するデータに対する修正候補を提示する。これにより、端末の種類に応じた不適合なコンテンツデータを修正するユーザの負担を軽減することができる。
<実施形態の変形例>
上記実施形態の変形例として、z座標の変化に応じて、透過率を単調に変化させる代わりに、次のように透過率を非単調に変化させてもよい。上記実施形態では、透過率はz座標(の絶対値)に比例して一定の割合で単調に変化させるものとした。変形例として、z座標の所定の桁が奇数の場合、透過率を半分の数値に再定してもよい。例えば、z座標が−0.50から−0.51,−0.52と変化した場合、透過率を50%,25.5%,52%のように変化させてもよい。これによって、プレビュー画面のz座標を変化させたときの透過率の変化が単調な変化ではなくなる。人間の目には、透過率を単調に変化させるよりも非単調に変化させた方が視認しやすい。したがって、かかる変形例によると、ユーザは2つのプレビュー画面間の差分をより簡単に判別することができる。
また、他の変形例として、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面の間で異なる画面要素(差分)を、ディスプレイのz座標の変化に応じて振動させてしてもよい。人間の目には、静止している対象よりも動いている対象の方が判別しやすい。したがって、かかる変形例によると、ユーザは2つのプレビュー画面間の差分をより簡単に判別することができる。
さらに、他の変形例として、PC用プレビュー画面とタブレット用プレビュー画面の間で異なる画面要素(差分)の色を、ディスプレイのz座標の変化に応じて、本来の色とその補色(反対色)とで交互に変化させて表示してもよい。補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立てる効果がある。したがって、かかる変形例によると、ユーザは2つのプレビュー画面間の差分をより簡単に判別することができる。
本発明に係る情報処理装置は、一例として、WebサービスおよびWebアプリケーションのコンテンツ編集(画面、レイアウト、デザイン)に適用することができる。
なお、本発明において、下記の形態が可能である。
[形態1]
上記第1の態様に係る情報処理装置のとおりである。
[形態2]
前記第1の端末および前記第2端末の双方のプレビュー画面を構成する複数の画面要素に対応する複数のデータ要素を保持する第1の記憶手段と、
前記複数のデータ要素に基づいて前記第1の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を保持する第2の記憶手段と、
前記複数のデータ要素に基づいて前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を保持する第3の記憶手段と、を備え、
前記抽出手段は、前記第1の端末または前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際にプレースホルダが置換されないデータ要素に対応する画面要素を、前記共通部分として抽出する、
形態1に記載の情報処理装置。
[形態3]
前記表示手段は、前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換して前記第1の端末用のプレビュー画面を生成すると共に、前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第3の記憶手段が保持する値で置換して前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する、
形態2に記載の情報処理装置。
[形態4]
前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値に対するユーザの編集を受け付ける編集手段を備え、
前記第1の記憶手段は、編集対象とされたデータ要素において編集された値をプレースホルダに置換したものを保持し、
前記第2の記憶手段は、前記プレースホルダと前記編集前の値の対応関係を保持し、
前記第3の記憶手段は、前記プレースホルダと前記編集後の値の対応関係を保持する、
形態2または3に記載の情報処理装置。
[形態5]
前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値として不適切な値を保持する辞書手段を備え、
前記表示手段は、前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、前記第1の端末用のプレビュー画面において、不適切な値を含むデータ要素に対応する画面要素の表示態様を調整して表示する、
形態2ないし4のいずれか一に記載の情報処理装置。
[形態6]
前記辞書手段は、前記不適切な値に対する修正候補の値を保持し、
前記表示手段は、前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、該不適切な値に対する修正候補を表示する、
形態5に記載の情報処理装置。
[形態7]
前記共通部分の透過率を設定する設定手段を備え、
前記表示手段は、前記第1の端末用のプレビュー画面に含まれる前記共通部分を、設定された透過率で表示する、
形態1ないし6のいずれか一に記載の情報処理装置。
[形態8]
前記設定手段は、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥行き方向の表示位置に応じて、前記透過率を設定する、
形態7に記載の情報処理装置。
[形態9]
上記第2の態様に係るプレビュー画面表示方法のとおりである。
[形態10]
前記情報処理装置が、前記第1の端末および前記第2端末の双方のプレビュー画面を構成する複数の画面要素に対応する複数のデータ要素を第1の記憶手段に保持するステップと、
前記複数のデータ要素に基づいて前記第1の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を第2の記憶手段に保持するステップと、
前記複数のデータ要素に基づいて前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を第3の記憶手段に保持するステップと、を含み、
前記情報処理装置は、前記第1の端末または前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際にプレースホルダが置換されないデータ要素に対応する画面要素を、前記共通部分として抽出する、
形態9に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態11]
前記情報処理装置が、前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換して前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するステップと、
前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第3の記憶手段が保持する値で置換して前記第2の端末用のプレビュー画面を生成するステップと、を含む、
形態10に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態12]
前記情報処理装置が、前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値に対するユーザの編集を受け付けるステップと、
編集対象とされたデータ要素において編集された値をプレースホルダに置換したものを前記第1の記憶手段に蓄積するステップと、
前記プレースホルダと前記編集前の値の対応関係を前記第2の記憶手段に蓄積するステップと、
前記プレースホルダと前記編集後の値の対応関係を前記第3の記憶手段に蓄積するステップと、を含む、
形態10または11に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態13]
前記情報処理装置が、前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値として不適切な値を辞書手段に保持するステップと、
前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、前記第1の端末用のプレビュー画面において、不適切な値を含むデータ要素に対応する画面要素の表示態様を調整して表示するステップと、を含む、
形態10ないし12のいずれか一に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態14]
前記情報処理装置が、前記不適切な値に対する修正候補の値を前記辞書手段に保持するステップと、
前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、該不適切な値に対する修正候補を表示するステップと、を含む、
形態13に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態15]
前記情報処理装置が、前記共通部分の透過率を設定するステップを含み、
前記情報処理装置は、前記第1の端末用のプレビュー画面に含まれる前記共通部分を、設定された透過率で表示する、
形態9ないし14のいずれか一に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態16]
前記情報処理装置は、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥行き方向の表示位置に応じて、前記透過率を設定する、
形態15に記載のプレビュー画面表示方法。
[形態17]
上記第3の態様に係るプログラムのとおりである。
[形態18]
前記第1の端末および前記第2端末の双方のプレビュー画面を構成する複数の画面要素に対応する複数のデータ要素を第1の記憶手段に保持する処理と、
前記複数のデータ要素に基づいて前記第1の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を第2の記憶手段に保持する処理と、
前記複数のデータ要素に基づいて前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を第3の記憶手段に保持する処理と、
前記第1の端末または前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際にプレースホルダが置換されないデータ要素に対応する画面要素を、前記共通部分として抽出する処理と、を前記コンピュータに実行させる、
形態17に記載のプログラム。
[形態19]
前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換して前記第1の端末用のプレビュー画面を生成する処理と、
前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第3の記憶手段が保持する値で置換して前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する処理と、を前記コンピュータに実行させる、
形態18に記載のプログラム。
[形態20]
前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値に対するユーザの編集を受け付ける処理と、
編集対象とされたデータ要素において編集された値をプレースホルダに置換したものを前記第1の記憶手段に蓄積する処理と、
前記プレースホルダと前記編集前の値の対応関係を前記第2の記憶手段に蓄積する処理と、
前記プレースホルダと前記編集後の値の対応関係を前記第3の記憶手段に蓄積する処理と、を前記コンピュータに実行させる、
形態18または19に記載のプログラム。
[形態21]
前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値として不適切な値を辞書手段に保持する処理と、
前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、前記第1の端末用のプレビュー画面において、不適切な値を含むデータ要素に対応する画面要素の表示態様を調整して表示する処理と、を前記コンピュータに実行させる、
形態18ないし20のいずれか一に記載のプログラム。
[形態22]
前記不適切な値に対する修正候補の値を前記辞書手段に保持する処理と、
前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、該不適切な値に対する修正候補を表示する処理と、を前記コンピュータに実行させる、
形態21に記載のプログラム。
[形態23]
前記共通部分の透過率を設定する処理と、
前記情報処理装置は、前記第1の端末用のプレビュー画面に含まれる前記共通部分を、設定された透過率で表示する処理と、を前記コンピュータに実行させる、
形態17ないし22のいずれか一に記載のプログラム。
[形態24]
前記第1の端末用のプレビュー画面の奥行き方向の表示位置に応じて、前記透過率を設定する処理を、前記コンピュータに実行させる、
形態23に記載のプログラム。
なお、上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 統合プレビュー画面生成部
11 共通画面要素抽出部
12 プレビュー画面透過部
13 プレビュー画面統合部
15 警告表示部
20 統合プレビュー画面操作部
21 プレビュー画面移動部
22 プレビュー画面位置取得部
30 画面編集部
31 編集部
32 コンテンツデータ特定部
33 コンテンツデータ差分特定部
34 コンテンツデータ更新部
35 不適合コンテンツデータ校正部
41 共通コンテンツデータ記憶部
42 PC用コンテンツデータ記憶部
43 タブレット用コンテンツデータ記憶部
50 PC用プレビュー画面生成部
51 タブレット用プレビュー画面生成部
52 PC用プレビュー画面記憶部
53 PC用コンテンツデータ作用テーブル記憶部
54 タブレット用プレビュー画面記憶部
55 タブレット用コンテンツデータ作用テーブル記憶部
56 統合プレビュー画面記憶部
57 画面表示部
60 不適合コンテンツデータ辞書
61 PC用不適合コンテンツ記憶部
62 タブレット用不適合コンテンツ記憶部
100、110、310、320 情報処理装置
111 抽出手段
112 設定手段
131 編集手段
141〜143 記憶手段
157 表示手段
160 辞書手段
200、210 コンテンツ表示・編集部

Claims (10)

  1. 第1の端末用のプレビュー画面と第2の端末用のプレビュー画面との、同一のデータ要素に対応する、画面要素を共通部分として抽出する抽出手段と、
    前記第1の端末用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様を調整して前記第1の端末用のプレビュー画面を表示すると共に、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥側に前記第2の端末用のプレビュー画面を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の端末および前記第2端末の双方のプレビュー画面を構成する複数の画面要素に対応する複数のデータ要素を保持する第1の記憶手段と、
    前記複数のデータ要素に基づいて前記第1の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を保持する第2の記憶手段と、
    前記複数のデータ要素に基づいて前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際、前記複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを置換するための値を保持する第3の記憶手段と、を備え、
    前記抽出手段は、前記第1の端末または前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する際にプレースホルダが置換されないデータ要素に対応する画面要素を、前記共通部分として抽出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換して前記第1の端末用のプレビュー画面を生成すると共に、前記第1の記憶手段が保持するデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第3の記憶手段が保持する値で置換して前記第2の端末用のプレビュー画面を生成する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値に対するユーザの編集を受け付ける編集手段を備え、
    前記第1の記憶手段は、編集対象とされたデータ要素において編集された値をプレースホルダに置換したものを保持し、
    前記第2の記憶手段は、前記プレースホルダと前記編集前の値の対応関係を保持し、
    前記第3の記憶手段は、前記プレースホルダと前記編集後の値の対応関係を保持する、
    請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の端末用のプレビュー画面を生成するためのデータ要素に含まれる値として不適切な値を保持する辞書手段を備え、
    前記表示手段は、前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、前記第1の端末用のプレビュー画面において、不適切な値を含むデータ要素に対応する画面要素の表示態様を調整して表示する、
    請求項2ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記辞書手段は、前記不適切な値に対する修正候補の値を保持し、
    前記表示手段は、前記第1の記憶手段が保持する複数のデータ要素に含まれるプレースホルダを前記第2の記憶手段が保持する値で置換したときに、置換後のデータ要素が前記辞書手段に登録された不適切な値を含む場合、該不適切な値に対する修正候補を表示する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記共通部分の透過率を設定する設定手段を備え、
    前記表示手段は、前記第1の端末用のプレビュー画面に含まれる前記共通部分を、設定された透過率で表示する、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定手段は、前記第1の端末用のプレビュー画面の奥行き方向の表示位置に応じて、前記透過率を設定する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、第1の端末用のプレビュー画面と第2の端末用のプレビュー画面との、同一のデータ要素に対応する、画面要素を共通部分として抽出するステップと、
    前記第1の端末用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様を調整して前記第1の端末用のプレビュー画面を表示するステップと、
    前記第1の端末用のプレビュー画面の奥側に前記第2の端末用のプレビュー画面を表示するステップと、を含む、
    ことを特徴とするプレビュー画面表示方法。
  10. 第1の端末用のプレビュー画面と第2の端末用のプレビュー画面との、同一のデータ要素に対応する、画面要素を共通部分として抽出する処理と、
    前記第1の端末用のプレビュー画面における前記共通部分の表示態様を調整して前記第1の端末用のプレビュー画面を表示する処理と、
    前記第1の端末用のプレビュー画面の奥側に前記第2の端末用のプレビュー画面を表示する処理と、をコンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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