JP6364395B2 - 油圧ショベル用グラップル - Google Patents

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本発明は、油圧ショベルのアーム先端に取付けられ、爪を先側に保持する複数の爪フレームを、油圧ショベル本体からの油圧によりチルト(首振り)及び旋回させながら該爪フレーム内にそれぞれ格納された油圧機構により開閉させて、爪で対象物を掴む油圧ショベル用グラップルに関する。
従来の油圧ショベル用グラップルは、爪フレームの開閉を行う油圧シリンダや油圧配管等の油圧機器が、爪フレームに露出状態で取付けられていた。このため、対象物(例えば、スクラップ等の産業廃棄物)を掴む際に、油圧機器に対象物が衝突したり、引っ掛かったりして、油圧機器が破損していた。
そこで、図4(A)、(B)に示すように、油圧ショベル用グラップル80に設けられた各爪フレーム81の基側(油圧ショベルのアーム側)を箱状にして、油圧シリンダ82等の油圧機器を爪フレーム81内に格納し、開口部83が形成された台座84を、開口部83が格納された油圧機器の上方に位置するように爪フレーム81に取付けると共に、開口部83には蓋85を被せ、蓋85の周囲を複数のボルト86により台座84に固定することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、爪フレーム81内に格納された油圧機器を保護することができると共に、蓋84を取り外すことにより、開口部83を利用して油圧機器のメンテナンスを行うことができる。
なお、図4(A)、(B)において、符号87、88はボルト86で蓋85を台座84に固定する際に使用するスプリングワッシャ、平座金、符号89は台座84に螺合しているボルト86の頭部を保護するボルトガード、符号90は台座84に形成されたボルト86と螺合する雌ねじ部である。
特開2005−240431号公報
しかしながら、図4に示すように、蓋85を台座84に取付けて、油圧ショベル用グラップル80で対象物を掴む場合、対象物が蓋85に衝突又は接触したり、爪フレーム81による把持力が対象物を介して蓋85に加わったり、作業中に爪フレーム81に加わる振動や衝撃により、あるいは爪フレーム81で対象物を把持した際に爪フレーム81に加わる反力で爪フレーム81がしなったり、撓んだりすることにより、ボルト86が緩んで脱落したり、折損したりして、蓋85が爪フレーム81(台座84)から外れるという問題が発生している。
そこで、ボルト86のサイズ(雄ねじ部の外径)を大きくしたり、緩み防止部材(ねじロック)を設けたりしたが、緩み(脱落)、折損を防止をするには至らなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、爪フレーム内に格納された油圧機器を保護する蓋が、爪フレームから脱落するのを防止した油圧ショベル用グラップルを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る油圧ショベル用グラップルは、油圧ショベルのアーム先端に取付けられ、対象物を掴む複数の爪フレームが、該爪フレーム内にそれぞれ格納された油圧機構により開閉可能に設けられた油圧ショベル用グラップルにおいて、
前記各爪フレームには、格納された前記油圧機構に対向して、中央に開口部が、該開口部の周囲に取付け面がそれぞれ形成された台座が取付けられ、
前記台座には、裏面側を前記取付け面に当接して配置され、一端側が該台座の一端側に設けられた挿入部内に隙間を有して差し込まれ、他端側が該取付け面の他端側に複数の可動連結機構を介して取付けられた油圧機構保護用の蓋が設けられ、
前記各可動連結機構は、前記取付け面の他端側に突設され、中央に雌ねじ部が形成され、高さHが前記蓋の厚さTより大きく外径がDの台座側ボスと、
前記蓋に形成され、前記台座側ボスが挿通される内径がDの貫通孔と、
前記台座側ボスの前記雌ねじ部にして前記台座に固定されるボルトと、該ボルトと共に使用され、最も半径方向外側に突出し、前記貫通孔の内径Dより大きな外径Dの平座金と、該ボルトのボルト頭部と該平座金の間に挿入されるスプリングワッシャとを有する雄ねじ手段と、
前記蓋の表面の前記貫通孔の外周側となる領域に該貫通孔と同心状に立設され、内径Dが、前記平座金の外径Dより大きく、高さが、前記貫通孔の軸心位置を前記台座側ボスの軸心位置に合わせて前記蓋の裏面が前記取付け面に当接された状態で、前記貫通孔から突出する前記台座側ボスに締め付けられた前記ボルトのボルト頭部の高さ位置より高い円筒部材とを有し、
前記ボルトが、前記貫通孔から前記円筒部材側に突出する前記台座側ボスに締め付けられて、前記平座金の裏面が前記ボルト頭部と前記スプリングワッシャにより前記台座側ボスの表面に押圧された際に、前記蓋の表面と前記平座金の裏面との間に前記台座側ボスの高さHと該蓋の厚さTの差H−Tである段差δが、前記円筒部材の内周面と前記平座金の外周面との間に該円筒部材の内径Dと該平座金の外径Dとの差D−Dに基づく(D−D)/2の隙間Cが、前記貫通孔の内周面と前記台座側ボスの外周面との間に該貫通孔の内径Dと該台座側ボスの外径Dとの差D−Dに基づく(D−D)/2の隙間Cがそれぞれ形成される。
挿入部に差し込まれた蓋の一端側の周囲には隙間が存在し、台座の取付け面に可動連結機構を介して取付けられた蓋の他端側では、蓋の表面と雄ねじ手段の頭部との間、蓋の貫通孔と台座側ボスとの間、及び円筒部材の内周面と雄ねじ手段の頭部との間にそれぞれ隙間が形成されるので、雄ねじ手段で蓋が締め付けられることはなく、蓋は台座の取付け面内で移動することが可能になる。
このため、油圧ショベル用グラップルで対象物を掴んだ際に、対象物が蓋に衝突しても、対象物が蓋に接触しても、爪フレームによる把持力が対象物を介して蓋に加わっても、雄ねじ手段に外力が直接作用することはない
その結果、雄ねじ手段が緩んで脱落したり、折損したりして、蓋が爪フレーム(台座の取付け面)から外れることを防止できる。
(A)は本発明の一実施の形態に係る油圧ショベル用グラップルの正面図、(B)は同油圧ショベル用グラップルに設けられた爪フレームに蓋を取付ける方法を示した斜視図である。 可動連結機構の断面構造の分解図である。 台座の取付け面に蓋を取付けた状態の可動連結機構を示す一部切欠き断面図である。 (A)は従来例に係る油圧ショベル用グラップルの正面図、(B)は同油圧ショベル用グラップルに設けられた爪フレームに蓋を取付ける方法を示した斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る油圧ショベル用グラップル10は、図示しない油圧ショベルのアーム先端に連結部11を介して取付けられ、産業廃棄物(対象物の一例)を掴む複数(本実施の形態では4本)の爪フレーム12(先側には、産業廃棄物に直接当接する爪13が取付けられている)が、爪フレーム12内にそれぞれ格納された油圧機構14により開閉可能に設けられている。そして、各爪フレーム12には、格納された油圧機構14に対向して、中央に開口部15が、開口部15の周囲に取付け面17がそれぞれ形成された台座16が取付けられ、台座16には、裏面側を取付け面17に当接して配置され、一端側が台座16の一端側に設けられた挿入部18内に隙間を有して差し込まれ、他端側が取付け面17の他端側に複数(本実施の形態では2つ)の可動連結機構19を介して取付けられた油圧機構14の保護用の蓋20が設けられている。ここで、可動連結機構19の個数を2としたのは、可動連結機構19が1つでは、可動連結機構19に損傷が生じると蓋20が確実に脱落することになり、可動連結機構19が3以上では、蓋20の取付けが煩雑になるためである。以下、詳細に説明する。
図1(B)、図2、図3に示すように、各可動連結機構19は、取付け面17の他端側に突設され、中央に雌ねじ部21が形成され、取付け面17から突出する高さHが蓋20の厚さTより大きな台座側ボス22と、蓋20に形成され、台座側ボス22が隙間を有して挿通される貫通孔23と、台座側ボス22の雌ねじ部21にねじ込まれる雄ねじ部26a及び雄ねじ部26aに連接して設けられ、外径が蓋20に形成された貫通孔23の内径より大きな頭部とを備えた雄ねじ手段24とを有する。
更に、可動連結機構19は、蓋20の表面の貫通孔23の外周側となる領域に貫通孔23と同心状に立設され、内径Dが、雄ねじ手段24の頭部の外径より大きく、高さHが、貫通孔23の軸心位置を台座側ボス22の軸心位置に合わせて蓋20の裏面が取付け面17に当接された状態で、貫通孔23から突出する台座側ボス22に締め付けられた雄ねじ手段24の頭部の高さ位置より高い円筒部材25を有する。
ここで、雄ねじ手段24は、雌ねじ部21に合するボルト26と、ボルト26と共に使用される平座金27と、ボルト26のボルト頭部28と平座金27の間に挿入されるスプリングワッシャ29とを有している。このため、図3に示すように、雄ねじ手段24の頭部は、ボルト頭部28とスプリングワッシャ29と平座金27から構成されることになって、雄ねじ手段24の頭部の外径は、ボルト頭部28、スプリングワッシャ29、及び平座金27の中で最も半径方向外側に突出している平座金27の外径Dに一致する。
このため、平座金27の外径Dは、貫通孔23の内径Dより大きく、円筒部材25の内径Dより小さい(D<D<D)。また、台座側ボス22に締め付けられた雄ねじ手段24の頭部の高さ位置とは、台座側ボス22の表面に平座金27の裏面がボルト頭部28とスプリングワッシャ29により押圧された状態におけるボルト頭部28の高さ位置のことをさす。
図3に示すように、ボルト頭部28の高さをH、平座金27及びスプリングワッシャ29の厚さをそれぞれa、bとすると、取付け面17に対する円筒部材25の高さ位置はT+H、取付け面17に対するボルト頭部28の高さ位置はH+a+b+Hとなるので、円筒部材25の高さHが、貫通孔23から突出する台座側ボス22に締め付けられた雄ねじ手段24のボルト頭部28の高さ位置より高いことから、T+H>H+a+b+Hの関係が成立する。
従って、円筒部材25と平座金27との間には、円筒部材25の内径Dと平座金27の外径Dとの差(D−D)に基づく隙間C(=(D−D)/2)が形成され、円筒部材25の上面とボルト頭部28の上面との間には、段差δ(=T+H−H−a−b−H)が形成される。
以上の構成とすることにより、平座金27の裏面がボルト頭部28とスプリングワッシャ29により台座側ボス22の表面に押圧された際、平座金27の裏面と蓋20の表面との間には段差δ(=H−T)が形成されて、蓋20はボルト26により取付け面17に固定(押圧)されない。このため、蓋20は取付け面17から浮上がることができる。なお、平座金27の外径Dは、貫通孔23の内径Dより大きいので、蓋20が浮上がった際、蓋20の貫通孔23の縁が平座金27の裏面に当接する(掛止される)ことになって、台座16の取付け面17からの浮上がり距離が制限される(即ち、蓋20の他端側が取付け面17の他端側から外れることがない)。
また、円筒部材25と平座金27との間には隙間Cが、貫通孔23と台座側ボス22との間には隙間C(=(D−D)/2)がそれぞれ形成されている。なお、Dは、台座側ボス22の外径である。このため、蓋20は取付け面17内で移動することができる。
図3において、円筒部材25の内径Dと平座金の外径Dとの差(=D−D)が、貫通孔23の内径Dと台座側ボス22の外径Dとの差(=D−D)より大きく設定されている。このため、円筒部材25と平座金27との間の隙間Cは、貫通孔23と台座側ボス22との間の隙間Cより大きくなるので、蓋20が取付け面17内を移動した際、台座側ボス22の外周面が貫通孔23の内周面に接触すると(即ち、隙間Cが消失すると)、取付け面17内での蓋20の移動が停止することになる。即ち、円筒部材25と平座金27との間の隙間Cを、貫通孔23と台座側ボス22との間の隙間Cより大きく設定することにより、取付け面17内での蓋20の移動を、貫通孔23と台座側ボス22との間に形成される隙間Cの大きさに基づいて規制することができる。
続いて、本発明の一実施の形態に係る油圧ショベル用グラップル10の作用について説明する。
図1(A)、(B)に示すように、挿入部18に差し込まれた蓋20の一端側の周囲には隙間が存在している。また、台座16の取付け面17に可動連結機構19を介して取付けられた蓋20の他端側では、蓋20の表面と雄ねじ手段24の頭部(平座金27の裏面)との間には隙間δが、蓋20の貫通孔23と台座側ボス22の外周面との間には隙間Cが、蓋20の円筒部材25の内周面と雄ねじ手段24の頭部(平座金27の外周面)との間には隙間Cがそれぞれ形成されるので、雄ねじ手段24(ボルト頭部28とスプリングワッシャ29により押圧された平座金27)により蓋20が台座16の取付け面17に締め付けられることはなく、蓋20は台座16の取付け面17内で、かつ予め設定された範囲内で自由に移動すること(取付け面17内での移動及び取付け面17からの浮上がり)が可能になる。
このため、油圧ショベル用グラップル10で産業廃棄物を掴んだ際に、産業廃棄物が蓋20に衝突しても、産業廃棄物が蓋20に接触しても、爪フレーム12による把持力が産業廃棄物を介して蓋20に加わっても、その度毎に蓋20が移動することにより、過剰な外力が雄ねじ手段24に直接作用することを防止できる。その結果、油圧ショベル用グラップル10の作業中に、雄ねじ手段24のボルト26が、緩んで台座側ボス22から脱落したり、折損したりすることが防止され、蓋20が爪フレーム12(台座16の取付け面17)から外れることを防止できる。
本実施の形態では、円筒部材25の内径Dと平座金27の外径Dとの差(=D−D)を、貫通孔23の内径Dと台座側ボス22の外径Dとの差(=D−D)より大きく設定したが、円筒部材25の内径Dと平座金27の外径Dとの差を、貫通孔23の内径Dと台座側ボス22の外径Dとの差より小さく設定することもできる。この場合、蓋20が取付け面17内を移動した際、円筒部材25の内周面が平座金27の外周面に接触すると(即ち、隙間Cが消失すると)、取付け面17内での蓋20の移動が停止することになる。即ち、貫通孔23と台座側ボス22との間の隙間Cを、円筒部材25と平座金27との間の隙間Cより大きく設定することにより、取付け面17内での蓋20の移動を、円筒部材25の内周面と平座金27との間に形成される隙間Cの大きさに基づいて規制することができる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
更に、本実施の形態とその他の実施の形態や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
10:油圧ショベル用グラップル、11:連結部、12:爪フレーム、13:爪、14:油圧機構、15:開口部、16:台座、17:取付け面、18:挿入部、19:可動連結機構、20:蓋、21:雌ねじ部、22:台座側ボス、23:貫通孔、24:雄ねじ手段、25:円筒部材、26:ボルト、26a:雄ねじ部、27:平座金、28:ボルト頭部、29:スプリングワッシャ

Claims (3)

  1. 油圧ショベルのアーム先端に取付けられ、対象物を掴む複数の爪フレームが、該爪フレーム内にそれぞれ格納された油圧機構により開閉可能に設けられた油圧ショベル用グラップルにおいて、
    前記各爪フレームには、格納された前記油圧機構に対向して、中央に開口部が、該開口部の周囲に取付け面がそれぞれ形成された台座が取付けられ、
    前記台座には、裏面側を前記取付け面に当接して配置され、一端側が該台座の一端側に設けられた挿入部内に隙間を有して差し込まれ、他端側が該取付け面の他端側に複数の可動連結機構を介して取付けられた油圧機構保護用の蓋が設けられ、
    前記各可動連結機構は、前記取付け面の他端側に突設され、中央に雌ねじ部が形成され、高さHが前記蓋の厚さTより大きく外径がDの台座側ボスと、
    前記蓋に形成され、前記台座側ボスが挿通される内径がDの貫通孔と、
    前記台座側ボスの前記雌ねじ部にして前記台座に固定されるボルトと、該ボルトと共に使用され、最も半径方向外側に突出し、前記貫通孔の内径Dより大きな外径Dの平座金と、該ボルトのボルト頭部と該平座金の間に挿入されるスプリングワッシャとを有する雄ねじ手段と、
    前記蓋の表面の前記貫通孔の外周側となる領域に該貫通孔と同心状に立設され、内径Dが、前記平座金の外径Dより大きく、高さが、前記貫通孔の軸心位置を前記台座側ボスの軸心位置に合わせて前記蓋の裏面が前記取付け面に当接された状態で、前記貫通孔から突出する前記台座側ボスに締め付けられた前記ボルトのボルト頭部の高さ位置より高い円筒部材とを有し、
    前記ボルトが、前記貫通孔から前記円筒部材側に突出する前記台座側ボスに締め付けられて、前記平座金の裏面が前記ボルト頭部と前記スプリングワッシャにより前記台座側ボスの表面に押圧された際に、前記蓋の表面と前記平座金の裏面との間に前記台座側ボスの高さHと該蓋の厚さTの差H−Tである段差δが、前記円筒部材の内周面と前記平座金の外周面との間に該円筒部材の内径Dと該平座金の外径Dとの差D−Dに基づく(D−D)/2の隙間Cが、前記貫通孔の内周面と前記台座側ボスの外周面との間に該貫通孔の内径Dと該台座側ボスの外径Dとの差D−Dに基づく(D−D)/2の隙間Cがそれぞれ形成されることを特徴とする油圧ショベル用グラップル。
  2. 請求項1記載の油圧ショベル用グラップルにおいて、前記円筒部材の内径Dと前記平座金の外径Dとの差は、前記貫通孔の内径Dと前記台座側ボスの外径Dとの差より大きく、前記取付け面内での前記蓋の移動は、前記貫通孔と前記台座側ボスとの間の隙間Cにより規制されることを特徴とする油圧ショベル用グラップル。
  3. 請求項1記載の油圧ショベル用グラップルにおいて、前記円筒部材の内径Dと前記平座金の外径Dとの差は、前記貫通孔の内径Dと前記台座側ボスの外径Dとの差より小さく、前記取付け面内での前記蓋の移動は、前記円筒部材の内周面と前記平座金との間の隙間Cにより規制されることを特徴とする油圧ショベル用グラップル。
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