JP6362976B2 - トルクセンサおよび電動パワーステアリング装置 - Google Patents

トルクセンサおよび電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、トルクセンサおよび電動パワーステアリング装置に関する。
たとえば特許文献1に記載されるように、電動パワーステアリング装置(EPS)にはトルクセンサが備えられている。トルクセンサは、操舵トルクの印加を通じて捩れるトーションバーを有し、その捩れ角に応じて操舵トルクを検出する。EPSのモータは操舵トルクに応じたアシストトルクを発生させる。モータに適切なアシストトルクを発生させるためには、操舵トルクを適切に検出する必要がある。
特開2007−99005号
トルクセンサの検出精度を十分に得るためには、トーションバーの軸方向の長さを確保する必要がある。しかし、トーションバーの長さを長くするほど、トルクセンサ、ひいてはEPSの体格が大きくなり、車両に配置する際の自由度が低下するおそれある。
そのため、トルクセンサの検出精度を確保しつつ、トーションバーの軸方向における長さを短縮する工夫が必要であった。
上記目的を達成しうるトルクセンサは、第1の回転軸と第2の回転軸との間に連結されるトーションバーと、前記トーションバーの捩れ量に応じた電気信号を生成するセンサとを備えている。前記トーションバーは、前記第1の回転軸に連結される第1の軸部と、前記第1の軸部と同軸上に設けられて前記第2の回転軸に連結される第2の軸部と、前記第1の軸部の外周を覆った状態で前記第1の軸部における前記第1の回転軸と反対側の端部と前記第2の軸部とを連結する連結部と、を含んでいる。前記連結部は、前記第1の軸部の外周を覆うかたちで同心状に設けられる2つの筒部を有し、これら筒部の第1の端部は当該筒部の半径方向において互いに連結されている。前記2つの筒部のうち、内側の筒部の第2の端部は前記第1の軸部に連結され、外側の筒部の第2の端部に連結されている。
上記目的を達成しうるトルクセンサは、第1の回転軸と第2の回転軸との間に連結されるトーションバーと、前記トーションバーの捩れ量に応じた電気信号を生成するセンサと、を備えている。前記トーションバーは、前記第1の回転軸または前記第2の回転軸に連結される軸部と、前記軸部の外周を覆った状態で前記軸部と前記第2の回転軸との間を連結する筒部とを有している。前記筒部は、前記軸部が挿通される周壁と、前記周壁における前記第1の回転軸と反対側の端部に設けられて前記軸部が連結される底壁とを有している。前記周壁は、その外周が前記第2の回転軸により覆われる状態に設けられ、かつ前記底壁と反対側の端部における外周面において前記第2の回転軸に連結される。
上記目的を達成しうるトルクセンサは、第1の回転軸と第2の回転軸との間に連結されるトーションバーと、前記トーションバーの捩れ量に応じた電気信号を生成するセンサとを備えている。前記トーションバーは、前記第1の回転軸に連結される第1の軸部と、前記第1の軸部と同軸上に設けられて前記第2の回転軸に連結される第2の軸部と、前記第1の軸部の外周を覆った状態で前記第1の軸部における前記第1の回転軸と反対側の端部と前記第2の軸部とを連結する連結部と、を含んでいる。前記連結部は、前記第1の軸部の外周を覆うかたちで同心状に設けられる少なくとも3つの筒部を有し、これら筒部の半径方向において互いに隣り合う筒部は、それらの第1の端部同士および第2の端部同士が前記半径方向において交互に連結されている。前記少なくとも3つの筒部のうち、最も内側の筒部における他の筒部と連結されていない第1または第2の端部は前記第1の軸部に、最も外側の筒部における他の筒部と連結されていない第1または第2の端部は前記第2の軸部に連結されている。
これらの構成によれば、トーションバーは軸部と筒部からなる多重構造を有しており、トーションバーを介して連結される第1の回転軸と第2の回転軸との間の力の伝達する経路がより長くなるように設定されている。そのため、軸方向の長さを短く設定してもトーションバーの捩ることのできる長さを確保することができる。トルクセンサの検出精度を十分に確保しつつ、軸方向の長さを短く設定することができる。
前記軸部と前記筒部は、それぞればね定数が略等しく設定されることが好ましい。
この構成によれば、軸部と筒部のばね定数を略等しく設定することにより、各部が一体化してなるトーションバーのばね定数を略一つに設定することができる。そのため、トーションバーの固有振動数を略一つに設定することができる。
前記筒部の周壁には、穴を設けてもよい。
この構成によれば、筒部に設けられる穴により、筒部の剛性を調整することができる。また、複数の筒部を持たせる場合には、たとえば、各筒部の肉厚を同じにしても、それぞれの筒部の剛性を、穴を設けて調整することにより、各筒部のばね定数を等しく設定することができる。このため、それぞれの筒部を同じ肉厚にすることができる。
前記トルクセンサは電動パワーステアリング装置に好適である。
この構成によれば、前記のトルクセンサを採用することにより、EPSの軸方向の長さを短縮することができる。そのため、EPSの車両への配置が容易となる。
本発明に係るトルクセンサによれば、トルクセンサの精度を確保しつつ、トーションバーの軸方向における長さを短縮することができる。
一実施の形態におけるステアリング装置の構成を示すブロック図。 一実施の形態におけるトーションバーの断面図。 他の形態におけるトーションバーの断面図。
以下、トルクセンサを車両の電動パワーステアリング装置に適用した一実施形態について説明する。ここでは、いわゆるデュアルピニオンアシスト型の電動パワーステアリング装置(DP−EPS)を例に挙げる。
図1に示すように、EPS10は運転者のステアリングホイール21の操作に基づいて転舵輪29を転舵させる操舵機構20、運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構30、およびステアリングホイール21に付与される操舵トルクを検出するトルクセンサ50を備えている。
操舵機構20は、ステアリングホイール21およびステアリングホイール21と一体回転するステアリングシャフト22を備えている。ステアリングシャフト22は、ステアリングホイール21と連結されたコラムシャフト23と、コラムシャフト23の下端部に連結されたインターミディエイトシャフト24、およびインターミディエイトシャフト24の下端部に連結された第1ピニオンシャフト25を有している。第1ピニオンシャフト25の下端部は、第1ピニオンシャフト25に交わる方向へ延びるラックシャフト26(正確にはそのラック歯26a)に噛合っている。したがって、ステアリングシャフト22の回転運動は、第1ピニオンシャフト25およびラックシャフト26からなる第1ラックアンドピニオン機構27を介してラックシャフト26の軸方向の往復直線運動に変換される。当該往復直線運動が、ラックシャフト26の両端にそれぞれ連結されたタイロッド28を介して左右の転舵輪29にそれぞれ伝達されることにより、転舵輪29の転舵角が変化する。
アシスト機構30は、アシスト力の発生源であるモータ31、モータ31に連結されるウォームシャフト32、ウォームシャフト32と噛み合うウォームホイール33、およびウォームホイール33と一体的に回転する第2ピニオンシャフト34を備えている。第2ピニオンシャフト34の下端部はラックシャフト26(正確にはそのラック歯26b)に噛合っている。したがって、第2ピニオンシャフト34の回転運動は、第2ピニオンシャフト34およびラックシャフト26からなる第2ラックアンドピニオン機構27aを介してラックシャフト26の軸方向の往復直線運動に変換される。すなわち、モータ31によりラックシャフト26の軸方向のアシスト力が付与されることにより、運転者のステアリング操作は補助される。ECU40はトルクセンサ50の検出結果に基づいてモータ31を制御する。
トルクセンサ50は、コラムシャフト23に設けられている。トルクセンサ50は、運転者のステアリング操作に伴いステアリングシャフト22に付与される操舵トルクτを検出する。トルクセンサ50は、ECU40に対して独立して設けられている。トルクセンサ50は、運転者が操作するステアリングホイール21に対してできるだけ近付けて設けられることが好ましい。より検出効率を高めることができるからである。
図2に示すように、コラムシャフト23は、ステアリングホイール21側のインプットシャフト23aと、インターミディエイトシャフト24側のロアシャフト23bとが、トーションバー23cを介して同一の軸m上で連結されている。ステアリングホイール21の操作に伴って、インプットシャフト23aに操舵トルクτが付与されると、この操舵トルクτがインプットシャフト23aからトーションバー23cを介してロアシャフト23bに伝達される際にトーションバー23cに捩れ変形が生じる。これにより、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間には、操舵トルクτに応じた相対的な回転変位が生じる。
トルクセンサ50は、インプットシャフト23aの端部に取り付けられる多極磁石51と、ロアシャフト23bの端部に設けられる一組の磁気ヨーク52,53、および一組の磁気ヨーク52,53の間に生じる磁束密度を検出する磁気センサ54を有している。
多極磁石51は、円筒状に設けられるともに、N極およびS極の各磁極が周方向に交互に配置されている。一組の磁気ヨーク52,53は、それぞれ円筒状に設けられている。一組の磁気ヨーク52,53は、それぞれ同一の軸m上に設けられ、かつ軸mに平行な方向において互いに対向している。一組の磁気ヨーク52,53の内部には多極磁石51が挿入されている。一組の磁気ヨーク52,53の内周面は、それぞれ多極磁石51の外周面に近接している。一組の磁気ヨーク52,53は、それぞれ多極磁石51の磁極と同数の爪(図示しない)を有している。各爪は、一組の磁気ヨーク52,53の内周全周にわたって等間隔に設けられている。一組の磁気ヨーク52,53は、互いの爪が周方向にずれて交互に配置されるように、固定部55により位置決めされている。また、一組の磁気ヨーク52,53と多極磁石51は、トーションバー23cが捩れていない状態で、一組の磁気ヨーク52,53の各爪の中心と多極磁石51のN極とS極との各境界とが一致するように配置されている。
磁気センサ54は、軸方向に対向する一方の磁気ヨーク52と他方の磁気ヨーク53との間に形成される隙間に挿入されている。磁気センサ54は、一組の磁気ヨーク52,53と接触しないように設けられている。たとえば磁気センサ54は磁気ヨーク52,53の外側に設けられるセンサハウジング(図示しない)に固定される。本実施形態では、磁気センサ54の一例としてホール素子が採用されている。インプットシャフト23aに操舵トルクτが入力されることにより、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間に相対的な回転変位が生じる。すると、多極磁石と一組の磁気ヨーク52,53との位置関係が変化するため、一組の磁気ヨーク52,53の間の隙間に発生する磁束密度、ひいては磁気センサ54へ作用する磁束密度も変化する。磁気センサ54は、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間の相対的な回転変位、すなわちトーションバー23cの捩れ角に応じた電気信号を生成する。
ECU40は、磁気センサ54により生成される電気信号に基づき操舵トルクτを演算し、この算出される操舵トルクτに応じてモータ31を制御する。
なお、ECU40は、アシスト機構30、正確には制御対象であるモータ31の近くに設けられることが好ましい。ECU40は、たとえばアシスト機構30のハウジングに設けられてもよい。ECU40をモータ31に近づけるほど、ECU40とモータ31との間の配線を短縮することが可能である。ECU40とモータ31との間の信号の伝達時間のロスなどを低減することもできる。
次に、トーションバー23cの構成について詳述する。
図2に示すように、トーションバー23cは複数の軸部と複数の筒部からなる多重構造を有している。すなわち、トーションバー23cは、軸mに沿って延びる第1軸部60と、第1軸部60を覆う円筒状の第1筒部61と、第1筒部61を覆う円筒状の第2筒部62と、軸mに沿って延びる第2軸部63とを有している。トーションバー23cの各部材(60〜63)は、それぞれのばね定数が等しく設定されている。
第1軸部60および第2軸部63は、同一の軸m上、かつ軸mの延びる方向において間隔をおいて設けられている。第1軸部60の上端には接続部60aが設けられている。接続部60aの外径は、第1軸部60の他の部分の外径よりも大きく、且つインプットシャフト23aの外径よりも小さく設定されている。接続部60aはインプットシャフト23aに連結されている。第1軸部60の下端(図2中の左端)は、軸mの延びる方向において第2軸部63の上端(図2中の右端)に対向している。第2軸部63の下端には接続部63aが設けられている。接続部63aの外径は、第2軸部63の他の部分の外径よりも大きく、かつロアシャフト23bの外径よりも小さく設定されている。接続部63aはロアシャフト23bに連結されている。なお、トーションバー23cの各部材は同じ材質であって、その材質の一例としてはばね鋼鋼材などの金属が用いられる。
第1筒部61には第1軸部60が挿入されている。第1筒部61の内径は第1軸部60の外径より大きく設定されている。そのため、第1筒部61の内周面と第1軸部60の外周面との間には隙間64が存在する。また、第1筒部61の下端における内周面には、環状に突出した第1の連結部65が形成されている。第1の連結部65の内径は第1軸部60の外径と同程度に設定(縮径)されている。第1の連結部65は、第1軸部60の下端における外周面に固定されている。第1筒部61の周壁には、その内外を貫通する複数の第1の孔部68が設けられている。第1の孔部68は円形状であってもよい。
第2筒部62には第1筒部61が挿入されている。第2筒部62の内径は第1筒部61の外径より大きく設定されている。そのため、第2筒部62と第1筒部61との間には隙間66が存在する。第2筒部62の上端における内周面には、環状に突出した第2の連結部67が形成されている。第2の連結部67の内径は第1筒部61の外径と同程度に設定(縮径)されている。第2の連結部67は、第1筒部61の上端における外周面に固定されている。
また、第2筒部62の軸mに沿った方向における長さは第1筒部61よりも長く設定されている。このため、第2筒部62の下端は、第1筒部61の下端よりも下方に位置している。第2筒部62の下端には第3の連結部69が設けられている。第3の連結部69は、軸mに沿った下方へ向かうにつれて縮径するテーパ状に設けられている。第3の連結部69の開口径は第2軸部63の上端の外径と同程度に設定されている。第3の連結部69の開口には、第2軸部63の上端部がわずかに挿入されている。この状態で、第3の連結部69は第2軸部63の上端部の外周面に固定されている。第2筒部62には、その内外を貫通する複数の第2の孔部70が設けられている。第2の孔部70は、第1の孔部68と同一の内径を有する円形状であってもよい。
なお、第1〜第3の連結部65,67,69の固定手段としては、たとえば溶接を採用してもよい。また、第1筒部61の厚さt1と第2筒部62の厚さt2とは等しい厚さに設定されることが好ましい。第1筒部61および第2筒部62は同一の板材から製作することができるからである。この場合、第2の孔部70の個数は第1の孔部68より多く設けることが好ましい。この点については、後に詳しく述べる。
つぎに、トーションバー23cを製作する工程について説明する。
まず第1軸部60および第2軸部63を用意する。第1軸部60および第2軸部63はそれぞれ従来と同様のトーションバーからなる。ここでは、第1軸部60の軸mに沿った方向の長さは第2軸部63の軸mに沿った方向の長さよりも長く設定される。
つぎに、第1筒部61および第2筒部62を用意する。
第1筒部61および第2筒部62の厚さt1,t2を同一に設定する場合、第1筒部61および第2筒部62はそれぞれ同一の板材から形成することができる。第1筒部61および第2筒部62は、それぞれ同じ材質の同じ厚さの板材を所定の寸法に切り取り、円筒状に丸めて端を溶接により固定することにより得られる。第1筒部61および第2筒部62にそれぞれ第1および第2の孔部68,70を設ける場合、切り取った板材を丸める前に当該板材に打ち抜き加工などを通じて第1および第2の孔部68,70を形成する。その後、第1の孔部68または第2の孔部70が形成された板材を円筒状に丸めて端を溶接などにより固定する。
そして、第1筒部61に対応する円筒の一端を、その内径が第1軸部60の外径と同一となるように折り曲げて縮径させる。これにより、第1筒部61に対応する円筒の一端に第1の連結部65が形成される。また、第2筒部62に対応する円筒の第1の端部を、その内径が第1筒部61の外径と同一となるように折り曲げて縮径させる。これにより、第2筒部62に対応する円筒の第1の端部に第2の連結部67が形成される。また、第2筒部62に対応する円筒の第2の端部を、その開口径が第2軸部63の外径と同一となるように折り曲げて縮径させる。これにより、第2筒部62に対応する円筒の第2の端部に第3の連結部69が形成される。
つぎに、第1軸部60、第1筒部61、第2筒部62、および第2軸部63を組み立てる。まず第1筒部61における第1の連結部65と反対側の端部から第1軸部60を挿入し、この第1軸部60の先端(図2中の左端)に、第1の連結部65を溶接により固定する。つぎに、第1軸部60が固定された第1筒部61を、第2筒部62における第2の連結部67側の端部から挿入し、第1筒部61における第1の連結部65と反対側の端部(図2中の右端)に第2の連結部67を溶接により固定する。最後に、第2筒部62における第3の連結部69の開口に第2軸部63をわずかに挿入し、この第2軸部63に第3の連結部69を溶接により固定すれば、トーションバー23cの製造は完了となる。第1軸部60、第1筒部61、第2筒部62、および第2軸部63は一体化した状態に維持される。
なお、第2軸部63と第2筒部62とを先に連結し、その後第2筒部62を第1筒部61に連結してもよい。
次にトーションバー23cの作用について詳述する。
操舵トルクτが印加されることによってトーションバー23cには軸mを中心として捩れ変形が生じる。このトーションバー23cの捩れ変形に伴い、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間には相対的な回転変位が生じる。棒状のトーションバーの場合、同一の操舵トルクτが印加されるとき、同じ材質であれば、その軸m方向の長さが長いほど捩れ変形することができる量は大きい。
インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間に相対的な回転変位が生じるとき、多極磁石51と一組の磁気ヨーク52,53との間にも相対的な回転変位が生じるため、一組の磁気ヨーク52,53間に付与される磁束密度が変化する。したがって、磁気センサ54は、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの相対的な回転変位に応じた電気信号を生成する。ECU40は、単純には磁気センサ54により生成される電気信号に基づきトーションバー23cの捩れ角を算出し、当該算出される捩れ角にトーションバー23cのばね定数を乗算することにより操舵トルクτを検出する。そのため、トルクセンサ50によりトーションバー23cの捩れ角を検出する精度は、操舵トルクτを検出する精度に大きく関係する。同一の操舵トルクτが印加されるとき、トーションバー23cの捩れ角が大きくなるほど、すなわちインプットシャフト23aとロアシャフト23bとの相対的な回転変位が大きくなるほど、トルクセンサ50の捩れ角の検出精度は高くなる。そのため、従来と同じ棒状のトーションバーであれば、その軸m方向の長さが長いほど、トルクセンサ50の検出精度は向上する。
従来のトーションバーは、第1軸部60を軸m方向に延長して第2軸部63と接続されるような、単純な棒状の構造をなしている。そのため、従来のトーションバーの捩り角を大きくするためには、トーションバーの軸m方向の長さを長くする必要があった。しかし、トーションバーの軸m方向の長さを長くするほど、トルクセンサ50全体としての軸m方向の長さも長くなる。トーションバーが軸m方向に長くなりすぎることは、EPS10を車両に配置する際の自由度を失わせることになるため、好ましくない。特に、図1に示されるように、車両にトルクセンサ50を単体で配置する場合、トルクセンサ50の軸m方向における長さを短縮することが要求される。
この点、本実施形態でのトーションバー23cでは、第1軸部60に第1筒部61が接続され、第1筒部61に第2筒部62が接続され、第2筒部62に第2軸部63が接続されている。トーションバー23cの各部材(60〜63)は、一体化されているため、トーションバー23cの各部材(60〜63)は、それぞれインプットシャフト23aを介して操舵トルクτが印加されることにより捩れ変形する。
ところで、従来のトーションバーを採用する場合、従来のトーションバーの軸m方向の長さがトーションバー23cの軸方向の長さLと同じであるとき、従来のトーションバー23cの捩ることのできる長さも長さL(正確には、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間の長さ)である。
しかし、トーションバー23cの捩ることのできる長さL23cは、次式(A)で示されるように、単純に表記すると、各部材(60〜63)の軸m方向の長さの和である。
L23c=L60+L61+L62+L63… (A)
ただし、L60は第1軸部の長さ、L61は第1筒部61の長さ、L62は第2筒部62の長さ、L63は第2軸部63の長さである。
長さL60,L61,L62,L63の和は長さLに比べて長く設定することができる。そのため、トーションバー23cの軸m方向の長さを短く設定しつつ、トーションバー23cの捩ることのできる長さL23cを長く設定することができる。すなわち、トーションバー23cの軸m方向の長さを短く設定しても、トルクセンサ50の精度を維持しうる。
ここで、第1軸部60,第1筒部61,第2筒部62,および第2軸部63は、それぞれ別の部材により形成されているために、応力集中することが考えられる。しかし、トーションバー23cの各部材(60〜63)のばね定数はそれぞれ等しく設定され、各部材(60〜63)は一体化して設けられている。そのため、トーションバー23cが軸mを中心として捩り変形される場合には、応力は各部材(60〜63)に均等に作用する。したがって、応力が一点に集中し難い。
また、第1軸部60,第1筒部61,第2筒部62,および第2軸部63は、それぞれの部材に固有の固有振動数(共振周波数)をもつ。固有振動数とは、その部材が有している最も振動しやすい振動数のことである。たとえば、車両の揺れの振動数と、ある部材の固有振動数が一致する場合には、当該部材は共振するため、より大きく揺れる。そのため、トーションバー23cが複数の固有振動数を有するのは好ましくなく、トーションバー23cは一つの固有振動数のみが設定されていることが好ましい。ここで、自由振動における固有振動数は、一般的にばね定数の平方根に比例する。本実施形態のトーションバー23cは、第1軸部60,第1筒部61,第2筒部62,および第2軸部63が一体化して設けられているため、各部材(60〜63)のばね定数を等しく設定することにより、トーションバー23cの各部材(60〜63)の固有振動数をそれぞれ等しく設定することができる。そのため、トーションバー23cは一つの固有振動数のみが設定される。
なお、固有振動数はトーションバー23cの質量にも関係するが、実際にはステアリングホイール21やインプットシャフト23aなどの方がトーションバー23cよりも十分重い。このため、トーションバー23cの質量は考慮しなくてよい。
トーションバー23cの第1軸部60、第1筒部61、第2筒部62、および第2軸部63はその径が大きくなるにつれて、軸mを中心とする捩り変形に対する剛性は大きくなる(ばね定数は小さくなる)。たとえば、同じ厚さt1,t2で同じ材質から第1筒部61および第2筒部62を形成したとしても、通常は第1筒部61と第2筒部62とは同じばね定数にはならない。
したがって、第1軸部60、第1筒部61、第2筒部62、および第2軸部63をそれぞれ同じばね定数に設定するために、第1筒部61および第2筒部62の周壁にそれぞれ第1の孔部68および第2の孔部70を設けている。
第1筒部61に設けられた第1の孔部68により、第1筒部61は変形しやすくなり、第1筒部61の剛性は小さくなる(ばね定数は大きくなる)。また、第2筒部62に設けられた第2の孔部70により、第2筒部62の剛性は小さくなる(ばね定数は大きくなる)。第2筒部62の径は第1筒部61の径よりも大きいため、第2の孔部70の個数は第1の孔部68よりも多く設けられる。第1の孔部68および第2の孔部70の個数を適宜調節することにより、第1筒部61および第2筒部62のばね定数は調節され、各部材(60〜63)のばね定数は等しく設定される。トーションバー23cの各部材のばね定数が等しく設定されることにより、トーションバー23cは単一の固有振動数を持つ。
ちなみに、単一に設定する固有振動数は人が不快に感じ難い振動数に設定されることが好ましい。たとえば数Hz以下の低振動数だと人は振動を感知して、振動した際に人に不快感を与えてしまうし、可聴領域だと騒音として人に不快感を与えてしまう。そのため、単一に設定する固有振動数は、前記振動数領域を避けて設定されることが好ましい。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)トーションバー23cは第1軸部60、第1筒部61、第2筒部62、および第2軸部がそれぞれ接続されて多重構造をなしている。このため、トーションバー23cの軸m方向の長さを短く設定してもトーションバー23cの捩ることのできる長さを確保することができる。したがって、トルクセンサ50の検出精度を十分に確保することができる。また、トーションバー23cの軸m方向の長さを短く設定することができるので、トルクセンサ50、ひいてはEPS10の体格を小さくすることが可能である。このため、EPS10の車両での配置の自由度を向上させることが可能である。また、トーションバー23cは従来と同様の使い方ができる。すなわち、インプットシャフト23aとロアシャフト23bとの間にトーションバー23cの両端(本例では、第1軸部60の第1接続部60aおよび第2軸部63の第2接続部63a)をインプットシャフト23aおよびロアシャフト23bに接続するだけである。トルクセンサ50を取り付けるための新しい構成を必要としない。
(2)第1軸部60,第1筒部61,第2筒部62,および第2軸部63のばね定数がそれぞれ等しく設定されている。そのため、トーションバー23cの固有振動数を1つに設定することも可能となり、共振を起こす固有振動数をより少なく設定することができる。
(3)第1筒部61および第2筒部62の周壁にそれぞれ第1の孔部68および第2の孔部70を設けることにより、第1筒部61および第2筒部62のばね定数を調節し、各部材(60〜63)のばね定数を等しく設定することができる。さらに、第1の孔部68および第2の孔部70により第1筒部61および第2筒部62のばね定数を変更することができるので、第1筒部61および第2筒部62の厚さt1,t2を等しく設定することができる。
(4)トーションバー23cの固有振動数を、人が不快に感じる振動数領域を避けて設定することにより、ある振動が固有振動数と一致して増幅されたとしても、人が振動により感じる不快感を低減することができる。
なお、前記実施形態は次のように変更してもよい。なお、以下の他の実施の形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・第1筒部61の厚さt1および第2筒部62の厚さt2を調整することによって、第1筒部61および第2筒部62のばね定数を調節することができる。すなわち、厚さt1と厚さt2が等しく設定されなくてよい。その場合、第1の孔部68および第2の孔部70は必ずしも設けなくてもよい。
・第1の連結部65および第2の連結部67は折り曲げ形成されていなくてもよい。たとえば第1の連結部65は第1筒部61とは別部材として設けられ、第1軸部60と第1筒部61の間の隙間64を埋めるような円環状に形成されていてもよい。この場合の第1の連結部65は、内径が第1軸部60の外径と、外径が第1筒部61の内径とほぼ等しくなるように設定される。第2の連結部67についても同様である。
・第1の孔部68および第2の孔部70の径の大きさを変えてばね定数を調節してもよい。この場合、第2の孔部70の径は、第1の孔部68の径よりも大きく設定する。ただし、径が大きいほど応力が集中してしまうため、第1の孔部68および第2の孔部70の径は小さい方が好ましい。
・第1の孔部68および第2の孔部70の形状は円形であることが好ましいが、どのような形状であってもよい。たとえば、四角形であってもよい。
・本実施形態では、多極磁石51、磁気ヨーク52,53、および磁気センサ54を備えるトルクセンサを採用したが、どのような検出構造であってもよい。
・磁気センサ54はたとえばホール素子が用いられたが、磁気抵抗素子(MR素子)などの他の磁気検出素子を採用してもよい。また、磁気検出素子でなくても、インプットシャフト23aとロアシャフト23bの相対的な位置変化を検出するポテンショメータを用いてもよい。
・トーションバー23cは単一の固有振動数となるように、第1軸部60,第1筒部61,第2筒部62,および第2軸部63のばね定数をそれぞれ等しく設定したが、トーションバー23cは複数の固有振動数を持っていてもよい。ただし、できるだけ少ない固有振動数を持つことが好ましく、かつ固有振動数は人が不快に感じる振動数領域を避けて設定されることが好ましい。
・図3に示すように、第1軸部60と第1軸部60に接続される第1筒部61からなるトーションバー23cを採用してもよい。ロアシャフト23bの上部(図3中の右端)には、トーションバー23cを収容する収容部56を設ける。収容部56の内径は、第1筒部61の外径よりも大きく設定される。収容部56の軸m方向の長さは第1筒部61の軸m方向の長さよりも長く設定される。この場合、トーションバー23cの捩ることのできる長さを十分に確保するために、収容部56の上部における内周面と第1筒部61の上部における外周面とが接続されることが好ましい。トーションバー23c(第1筒部61)は、ロアシャフト23bにより覆われた状態(収容部56に収容された状態)に維持される。なお、ロアシャフト23b(収容部56)の上端(図3中の右端)における周面には、多極磁石51が設けられている。また、インプットシャフト23aの下端には、一組の磁気ヨーク52,53が設けられている。一組の磁気ヨーク52,53の間には磁気センサ54が設けられている。
なお、図3に示される構成を採用する場合、第1軸部60および第1筒部61は別々の部材ではなく、1つの部材として形成されてもよい。
・本実施形態では、第1筒部61および第2筒部62を設けたが、さらに第3筒部を設けてもよい。すなわち、3重以上の構造であってもよい。たとえば3重筒構造の場合、図2に示される第2筒部62の径方向外側に第3筒部が設けられ、第3筒部と第2筒部62はそれらの下端で接続される。そして、たとえば図3に示すようにインプットシャフト23aとロアシャフト23bを設けることにより、第3筒部の上端における外周面はロアシャフト23bの収容部56における内周面に接続される。4つ以上の筒部を設ける場合も同様である。
・本実施形態では、第1軸部60をインプットシャフト23aに連結し、第2軸部63をロアシャフト23bに連結したが、逆にしてもよい。すなわち、第1軸部60をロアシャフト23bに連結し、第2軸部63をインプットシャフト23aに連結してもよい。
・本実施形態では、EPS10としてDP−EPSを例に挙げたが、EPS10はコラムタイプ(C−EPS)、ラックダイレクト(RD−EPS)など、どのようなタイプであってもよい。
次に前記実施形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記センサは、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸の相対回転角度に応じた電気信号を生成する。
この構成によれば、センサはトーションバーの両端に接続されている第1および第2回転軸の相対回転角度を検出する。相対回転角度からトルクを計算することができる。
10…EPS、20…操舵機構、21…ステアリングホイール、22…ステアリングシャフト、23…コラムシャフト、23a…インプットシャフト、23b…ロアシャフト、23c…トーションバー、24…インターミディエイトシャフト、25…ピニオンシャフト、26…ラックシャフト、27…第1ラックアンドピニオン機構、27a…第2ラックアンドピニオン機構、28…タイロッド、29…転舵輪、30…アシスト機構、31…モータ、32…ウォームシャフト、40…ECU、50…トルクセンサ、51…多極磁石、52…磁気ヨーク、53…磁気ヨーク、54…磁気センサ、55…固定部、56…収容部、60…第1軸部、60a…第1接続部、61…第1筒部、62…第2筒部、63…第2軸部、63a…第2接続部、64…隙間、65…第1の連結部、66…隙間、67…第2の連結部、68…第1の孔部、69…第3の連結部、70…第2の孔部。

Claims (5)

  1. 第1の回転軸と第2の回転軸との間に連結されるトーションバーと、前記トーションバーの捩れ量に応じた電気信号を生成するセンサとを備え、
    前記トーションバーは、前記第1の回転軸に連結される中実の第1の軸部と、前記第1の軸部と同軸上に設けられて前記第2の回転軸に連結される中実の第2の軸部と、前記第1の軸部の外周を覆った状態で前記第1の軸部における前記第1の回転軸と反対側の端部と前記第2の軸部とを連結する連結部と、を含み、
    前記連結部は、前記第1の軸部の外周を覆うかたちで同心状に設けられる円筒状の第1筒部及び円筒状の第2筒部からなる2つの筒部を有し、これら筒部の第1の端部は当該筒部の半径方向において互いに連結され、
    前記2つの筒部のうち、内側の前記第1筒部の第2の端部は前記第1の軸部に連結され、外側の前記第2筒部の第2の端部は前記第2の軸部に連結されているトルクセンサ。
  2. 第1の回転軸と第2の回転軸との間に連結されるトーションバーと、前記トーションバーの捩れ量に応じた電気信号を生成するセンサとを備え、
    前記トーションバーは、前記第1の回転軸に連結される中実の第1の軸部と、前記第1の軸部と同軸上に設けられて前記第2の回転軸に連結される中実の第2の軸部と、前記第1の軸部の外周を覆った状態で前記第1の軸部における前記第1の回転軸と反対側の端部と前記第2の軸部とを連結する連結部と、を含み、
    前記連結部は、前記第1の軸部の外周を覆うかたちで同心状に設けられる少なくとも3つの円筒状の筒部を有し、これら筒部の半径方向において互いに隣り合う筒部は、それらの第1の端部同士および第2の端部同士が前記半径方向において交互に連結され、
    前記少なくとも3つの筒部のうち、最も内側の筒部における他の筒部と連結されていない第1または第2の端部は前記第1の軸部に、最も外側の筒部における他の筒部と連結されていない第1または第2の端部は前記第2の軸部に連結されているトルクセンサ。
  3. 請求項1または2に記載のトルクセンサにおいて、
    前記軸部と前記筒部とを構成する各部材のばね定数が略等しく設定されるトルクセンサ。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のトルクセンサにおいて、
    前記筒部の周壁には、穴が設けられているトルクセンサ。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載のトルクセンサを有する電動パワーステアリング装置。
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