JP6362368B2 - 日除け - Google Patents

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Description

この発明は日除けに係り、特に、複数の遮光面と透孔が三次元的に配置された構造の日除け用部材を複数組み合わせた日除けに関する。
都市部において深刻化しつつあるヒートアイランド現象を解消し、また消費電力の低減にも資するものとして、所謂フラクタル構造を備えた日除け用部材を多数組み合わせることによって形成される日除けが、既に提案されている。
特開2008−196254 特開2011−021460 特開2011−032808
ここで「フラクタル構造」とは、複数のクラスターを有する構造であって、クラスターが階層構造をなし、各階層に属するクラスターの形状が互いに相似するものをいう。このような自己相似立体図形の一つとして、シェルピンスキー四面体が知られている。
このようなフラクタル構造を体現した日除け用部材は、それ自体が極めて複雑な形状を備えているため、特許文献2の記述に基づき、以下に詳説する。
まず、各日除け用部材は射出成形により形成されるものであり、図19に示すように、日除け用部材1は、4つの基本要素2,3,4,5からなるフラクタル構造とされ、各基本要素2,3,4,5自体も、同じ形の三角形が対称状に一体化された二面体11,12,13,14を単位とするフラクタル構造をなしている。
各基本要素2,3,4,5は、平面から見て四角形となる4つの二面体11,12,13,14が左右、前後及び上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の二面体11と、第1の二面体11の右方に配置された第2の二面体12と、第1の二面体11の後方に配置された第3の二面体13と、第1から第3までの二面体11,12,13の上方に配置された第4の二面体14とからなる。
日除け用部材1は、4つの基本要素2,3,4,5が左右、前後及び上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の基本要素2と、第1の基本要素2の右方に配置された第2の基本要素3と、第1の基本要素2の後方に配置された第3の基本要素4と、第1から第3までの基本要素2,3,4の上方に配置された第4の基本要素5とからなる。
各基本要素2,3,4,5は、平面から見て四角形であり、また、日除け用部材1も、平面から見て四角形となっている。第1及び第4の基本要素2,5に含まれる第1及び第4の二面体11,14の各稜線は連続しており、これが全体として二面体形状をなす日除け用部材1の稜線Rとなっている。稜線Rは、水平面に対して所要角度(30〜40°程度)傾斜させられている。
図20に拡大して示すように、基本要素2(他の基本要素3,4,5でも同じ)を構成する4つの二面体11,12,13,14は同一形状とされており、各二面体11,12,13,14は、前面を形成する小三角形板部11a,12a,13a,14aと、側面を形成する小三角形板部11b,12b,13b,14bとからなる。
第1の二面体11は、水平面上に位置して正方形の二辺を形成する左右方向及び前後方向の下辺21,22と、下辺21,22同士の交差部から斜め上方にのびて稜線Rを形成する共通辺23と、共通辺23の上端部と各下辺21,22の端部とをつなぐ手前側及び奥側の上辺24,25とからなる。
第2の二面体12は、第1の二面体11の左右方向の下辺21が左右方向に延長された左右方向の下辺21と、第1の二面体11の前後方向の下辺22に平行な前後方向の下辺22と、第1の二面体11の共通辺23に平行な共通辺23と、第1の二面体11の手前側及び奥側の上辺24,25にそれぞれ平行な手前側及び奥側の上辺24,25とからなる。
第3の二面体13は、第1の二面体11の前後方向の下辺22が前後方向に延長された前後方向の下辺22と、第1の二面体11の左右方向の下辺21に平行な左右方向の下辺21と、第1の二面体11の共通辺23に平行な共通辺23と、第1の二面体11の手前側及び奥側の上辺24,25にそれぞれ平行な手前側及び奥側の上辺24,25とからなる。
第4の二面体14は、第1の二面体11の共通辺23が斜め上方に延長された共通辺23と、第2の二面体12の手前側の上辺24が斜め上方に延長された手前側の上辺24と、第3の二面体13の奥側の上辺25が斜め上方に延長された奥側の上辺25と、第1の二面体11の左右方向の下辺21に平行な左右方向の下辺21と、第1の二面体11の前後方向の下辺22に平行な前後方向の下辺22とからなる。
図20において、第1、第2及び第4の各二面体11,12,14の前面を形成する小三角形板部11a,12a,14aは、同一平面(前面)上にあり、この前面に対して、第2の二面体12の側面を形成する小三角形板部12bが底面側に屈曲させられていることで、基本要素2の前面には、三角形状の小三角形透孔15が形成されている。
また、第1、第3及び第4の各二面体11,13,14の側面を形成する小三角形板部11b,13b,14bは、同一平面(側面)上にあり、この側面に対して、第3の二面体13の前面を形成する小三角形板部13aが底面側に屈曲させられていることで、基本要素2の側面には、三角形状の小三角形透孔15が形成されている。
こうして、基本要素2は、中央部に小三角形透孔15を有する2つの中三角形板部2a,2bが稜線Rを介して接合された二面体本体部分と、中三角形板部2a,2bに対して底面側に折り曲げられた小三角形板部(突出部分)12b,13aとからなる二面体形状となっている。
各小三角形透孔15の大きさは、これを囲む3つの三角形板部11a,12a,14a,11b,13b,14bの大きさよりも一回り小さくなされており、これにより、隣り合う三角形板部11a,12a,14a,11b,13b,14bの間に所定の肉厚が確保され、三角形板部11a,12a,14a,11b,13b,14b同士は、その突き合わせ部において互いに接合されている。
左右、前後及び上下に隣り合う基本要素2,3,4,5同士についても、各突き合わせ部に所定の肉厚を確保することで互いに接合されている。
4つの基本要素2,3,4,5からなる日除け用部材1において、第1、第2及び第4の各基本要素2,3,5の前面を形成する中三角形板部2a,3a,5aは、同一平面(前面)上にあり、この前面に対して、第2の基本要素3の側面を形成する中三角形板部3bが底面側に屈曲させられていることで、前面の大三角形部1aには、三角形状の中三角形透孔6が形成されている。
また、第1、第3及び第4の各基本要素2,4,5の側面を形成する中三角形板部2b,4b,5bは、同一平面(側面)上にあり、この側面に対して、第3の基本要素4の前面を形成する中三角形板部4aが底面側に屈曲させられていることで、側面の大三角形部1bには、三角形状の中三角形透孔6が形成されている。
この結果、日除け用部材成形品1は、中央部に中三角形透孔6を有する2つの大三角形板部1a,1bが稜線Rを介して接合された二面体本体部分と、大三角形板部1a,1bに対して底面側に折り曲げられた中三角形板部(突出部分)3b,4aとからなる二面体形状となっている。
したがって、日除け用部材1を基本要素とみなして、これを4つ使用して上記の基本要素2,3,4,5と同じように左右、前後及び上下に配置することで、図21に示す日除け用部材1の組立品(ブロック)が得られ、使用する日除け用部材1の数を適宜増やしていくことで必要な大きさの日除けを得ることができる。
図22に示す平面図において、基準位置にある第1の基本要素2の角部のうち日除け用部材1の角部になっている部分(図22の下側にある角部)の角度は、90度とされており、稜線Rは、これを二等分するようになっている。
第2の基本要素3及び第3の基本要素4の角部のうち、日除け用部材1の角部になっている部分(図22の左右にある角部)の角度は、互いに等しくて90度よりも若干小さくなされており、したがって、第4の基本要素5の角部のうち日除け用部材1の角部になっている部分(図22の上側にある角部)の角度は、90度よりも大きくなっている。
また、図23に示す稜線Rを中央に据えたときの正面図において、日除け用部材1は、第1、第2及び第3の基本要素2,3,4の下面を底辺(斜辺)として第4の基本要素4の角部によって形成される頂角が90度の直角二等辺三角形となっており、この方向から見た場合には、各基本要素2,3,4,5の中三角形板部2a,2b,3a,3b,4a,4b,5a,5b、中三角形透孔6及び各二面体11,12,13,14も、直角二等辺三角形となっている。
したがって、日除け用部材1を組み立てていく際に、これらの直角二等辺三角形を基準とすることで、隣り合う日除け用部材1同士の位置合わせを容易に行うことができる。
各基本要素2,3,4,5の中三角形板部2a,2b,3a,3b,4a,4b,5a,5b、中三角形透孔6及び各二面体11,12,13,14の輪郭形状は、図23に示す稜線Rを中央に据えたときの正面図における形状が直角二等辺三角形となるように決定され、したがって、その輪郭形状は不等辺鈍角三角形となっている。
図24に示す底面図において、従来の板材から形成したフラクタル構造体では、矢印Pで示す第2の二面体12の底面側に折り曲げられた小三角形板部12bと第3の二面体13の底面側に折り曲げられた小三角形板部13aとの突き合わせ部が自由端となるため、強度が低く、また、形状を維持することも困難であったが、この日除け用部材1では、第2の二面体12の底面側に折り曲げられた小三角形板部12bと第3の二面体13の底面側に折り曲げられた小三角形板部13aとの突き合わせ部にも所定の肉厚が確保されて、各基本要素2,3,4,5の第2の二面体12と第3の二面体13とが接合され、これにより、日除け用部材1の各基本要素2,3,4,5の強度が大幅に向上している。
また、各基本要素2,3,4,5によって日除け用部材1を形成するに際し、矢印Qで示す第2の基本要素3の底面側に折り曲げられた中三角形板部3bと第3の基本要素4の底面側に折り曲げられた中三角形板部4aとの突き合わせ部にも所定の肉厚が確保されて、第2の基本構成要素3と第3の基本構成要素4とが接合され、これにより、日除け用部材1の強度がさらに向上している。
日除け用部材1は、上記のように大きさが異なる三角形透孔6,15が形成されており、これにより、日除け用部材1は、図19及び図21〜図24のいずれの図においても、複数カ所に隙間がある(三角形透孔6,15の向こう側に三角形板部3b,4a,12b,13aで塞がれていない部分がある)形状となっている。
そして、稜線Rを正面にして日除け用部材1を斜め上方から見た場合に(太陽方向から見た場合に相当)、図25に示すように、小三角形透孔15が折り曲げられた小三角形板部12b,13aによって、また、中三角形透孔6が折り曲げられた中三角形板部3b,4aによってそれぞれ塞がれるようになって、日除け用部材1内にある隙間が実質的にゼロとなっており、これにより、遮光性が高められている。
各三角形透孔6,15は、風通しをよくする効果があり、これにより、遮光性と風通しの良さとの両方が実現されている。
日除け用部材1は、また、稜線方向の上方から見た場合、図26に示すように、矢印Pで示す第2の二面体12の底面側に折り曲げられた小三角形板部12bと第3の二面体13の底面側に折り曲げられた小三角形板部13aとの突き合わせ部が接合されていることにより、第1の基本要素2及びこの向こう側にある第4の基本要素5の第1の二面体11の各小三角形板部11a,11b及びこの向こう側にある第4の二面体14の各小三角形板部14a,14bと第1の基本要素2及びこの向こう側にある第4の基本要素5の第2及び第3の二面体12,13の底面側に折り曲げられた各小三角形板部12b,13aとによって、横断面が菱形で稜線方向にのびる中空形状の筒状部(第1の筒状部7)が形成されている。
同様に、第2及び第3の基本要素34では、第1の二面体の各小三角形板部11a,11b及びこの向こう側にある第4の二面体14の各小三角形板部14a,14bと第2及び第3の二面体12,13の底面側に折り曲げられた各小三角形板部12b,13aとによって、横断面が菱形で長さが第1の筒状部7の半分である稜線方向にのびる中空形状の2つの筒状部(第2の筒状部8)が形成されている。
また、矢印Qで示す第2の基本要素3の底面側に折り曲げられた中三角形板部3bと第3の基本要素4の底面側に折り曲げられた中三角形板部4aとの突き合わせ部が接合されていることにより、第1の基本要素2及びこの向こう側にある第4の基本要素5の第2及び第3の二面体12,13の各小三角形板部12a,12b,13a,13bと第2及び第3の基本要素3の底面側に折り曲げられた中三角形板部3b,4aとによって、横断面がV字状で稜線方向にのびる中空形状の筒状部(第3の筒状部9)が形成されている。
これらの筒状部7,8,9の周壁は、隙間三角形透孔6,15に対応する箇所で切り取られたものとなっている。
日除け用部材1には、平面から見て四角形の角部を形成している4つの角部、すなわち第1の基本要素2の稜線方向の下端部、第2の基本要素3の右下端部、第3の基本要素4の後下端部及び第4の基本要素5の稜線方向の上端部に、それぞれ貫通孔31,32,33,34が設けられている。
これにより、隣り合う日除け用部材1同士は、図21に示すように、一方の日除け用部材1の貫通孔31,32,33,34に嵌め入れられる突起35a,36a,37aと他方の日除け用部材1の貫通孔31,32,33,34に嵌め入れられる突起35b,36b,37bとを有するジョイント35,36,37によって接続可能とされている。
この日除け用部材1を用いて日除けを形成するに際しては、4つの日除け用部材1を連結させたブロックを多数用意した上で、予め各ブロックをフレーム部材に組み付けられる。
図27はその一例を示すものであり、一対の縦桟40と一対の横桟41とからなる矩形状の枠内に、複数本のリーフ桟42を所定間隔をおいて平行に配置させたフレーム部材43を用意し、縦桟40、横桟41及びリーフ桟42上にブロック44を配置していき、各ブロック44に形成された貫通孔32, 33とフレーム部材43側に設けられたネジ穴とをビス45を介して係合することにより、ブロック44の固定がなされる。
この際、相互に隣接配置されたブロック44の貫通孔32, 33には、共通のビス45が挿通される。また、前後に配置されたブロック44の貫通孔31, 34にも共通のビス45が挿通され、図示しないナットを介して固定される。
上記ブロック44に含まれる各日除け用部材1の稜線Rを南側に向けることにより、太陽光線が日除け用部材1によって遮断されるため、日除け効果を発揮することが可能となる。
また、各日除け用部材1には三角形状の透孔部が多数形成されており、遮光面が3次元空間に分散配置された形となっているため、遮光面間に設けられた隙間を介して熱を素早く空気中に逃がすことが可能となる。
ところで、この日除けを用いて太陽光線を完全にシャットアウトできるのは、太陽光線が一定の角度、すなわち小三角形透孔15が折り曲げられた小三角形板部12b,13aによって、また、中三角形透孔6が折り曲げられた中三角形板部3b,4aによってそれぞれ塞がれることにより、日除け用部材1内にある隙間が実質的にゼロなるような角度(以下「最大遮蔽角度」)で入射する場合に限られる(図25参照)。
このため各日除け用部材1は、日中で最も暑くなる時間帯における太陽光線を完全に遮蔽できるように、その形状が最適化されている。例えば、上記の特許文献3においては、日除け用部材1の各構成部分間の角度が具体的な数値範囲を用いて定義されている。
しかしながら、この最大遮蔽角度は設置箇所の緯度によって異なるため、世界中の各地に日除けを設置するためには、予め当地の緯度に合わせて形状を最適化させた複数種類の日除け用部材1を用意する必要が生じる。因みに、上記特許文献3においては、設置箇所の緯度に応じて7〜14種類の日除け用部材1を準備する例が示されている(「0058」段落参照)。
このように、設置箇所の緯度に応じて複数種類の日除け部材1を準備するとなると、当然ながら複数の金型を調達する必要があり、製造コストの上昇を招くこととなる。
また、複数種類の日除け用部材1を製造し、保管するためには余計な管理コストも嵩むこととなる。
この発明は、従来のこのような問題を解決するために案出されたものであり、複数種類の日除け用部材を準備することなく、緯度の異なる世界各地に設置することを可能とする日除けを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した日除けは、複数の遮光面と複数の透孔が三次元的に配置され、所定の最大遮光角度から観察した場合に上記の各透孔が背後に配置された各遮光面によってほぼ塞がれた状態にみえる構造を備えた複数の日除け用部材を、一定の方向に揃えて連結した日除け用部材のブロックを、リーフ桟に複数組み付けてなる日除け用部材のユニットと、この日除け用部材のユニットを地面から所定の高さに支持する支持構造体と、上記日除け用部材のユニットと支持構造体との間に設けられた傾斜手段とを備えた日除けであって、上記傾斜手段が、上記支持構造体の上部に配置された基板と、上記日除け用部材のユニットが載置固定される可動板と、この可動板を上記基板の一端に回動自在に固定するヒンジと、上記基板と可動板との間に介装されるスペーサとからなり、上記スペーサの高さを変更することにより、上記可動板及び上記日除け用部材のユニットの傾斜角度を任意に調整可能となしたことを特徴としている。
請求項2に記載した日除けは、請求項1の日除けであって、上記日除け用部材のユニットの傾斜角度が、北半球における設置箇所の緯度−23.4度+0〜20度に設定されていることを特徴としている。


この発明に係る日除けの場合、傾斜手段によって日除け用部材のユニットが任意の傾斜角度で支持構造体上に載置固定される仕組みを備えているため、日除け用部材1の形状が設置箇所の緯度に最適化されていなくても、ユニットの傾斜角度を調整することによって当地に最適な最大遮蔽角度を実現することが可能となる。
このため、1種類の日除け用部材を準備するだけで、世界各地にフラクタル日除けを設置することが可能となり、コストを大幅に低減することが期待できる。
図1は、この発明に係る日除け用部材50を示す斜視図であり、その基本構造は図19〜図26において説明した従来の日除け用部材1と実質的に等しいため、対応部分には同一の符号を付することにより、重複の説明は省略する。
ただし、この日除け用部材50の場合、四隅に第1の接続片51a、第2の接続片51b、第3の接続片51c、第4の接続片51dが突設されており、各接続片の貫通孔52を用いて他の日除け用部材50や後述のフレーム部材と接続される。
また、小三角形板部11a,12a,13a,14a及び小三角形板部11b,12b,13b,14bが複数の「遮光面」に該当すると共に、小三角形透孔15及び中三角形透孔6が複数の「透孔」に該当する。
図2は、4個の日除け用部材50を用いて日除け用のブロックを形成する様子を示す模式図であり、第1の日除け用部材50a、第2の日除け用部材50b、第3の日除け用部材50c、第4の日除け用部材50dの接続片同士を、図示しないビスとナットを介して係合することにより、ブロック53, 54が形成される。具体的には、以下の接続片間が係合される。
(1)第1の日除け用部材50aの第2の接続片51bと第2の日除け用部材50bの第1の接続片51a間
(2)第1の日除け用部材50aの第3の接続片51cと第3の日除け用部材50cの第1の接続片51a間
(3)第1の日除け用部材50aの第4の接続片51dと第4の日除け用部材50dの第1の接続片51a間
(4)第2の日除け用部材50bの第3の接続片51cと第3の日除け用部材50cの第2の接続片51b間
(5)第2の日除け用部材50bの第4の接続片51dと第4の日除け用部材50dの第2の接続片51b間
(6)第3の日除け用部材50cの第4の接続片51dと第4の日除け用部材50dの第3の接続片51c間
このようにして形成された各ブロック53, 54は、多数の相似形を内包しており、それ自体がフラクタル構造を備えている(図26参照)。
また、第1の日除け用部材50aの第1の接続片51a、第2の日除け用部材50bの第2の接続片51b、第3の日除け用部材50cの第3の接続片51c、第4の日除け用部材50dの第4の接続片51dが、それぞれブロック53, 54の第1の接続片55a、第2の接続片55b、第3の接続片55c、第4の接続片55dを構成する。
この発明においてはブロックを図26に示されたのと同様の方向で用いる場合と、これを裏返した状態で用いる場合があるため、前者を正置ブロック53と称し、後者を倒置ブロック54と称することにより、両者を区別することとする。
また、図2以降において図示される正置ブロック53及び倒置ブロック54については、図示の便宜上、三角形状の透孔を全て省略した形で記載している。
このような正置ブロック53及び倒置ブロック54を、予め規格化された所定の大きさのフレーム部材に複数組み付けることにより、日除け用のユニットが形成される。
図3は、第1のフレーム部材60を示すものであり、一対の縦桟61と一対の横桟62によって形成された四角形の枠内に、4本のリーフ桟63を相互に所定の間隔を空けて平行に配置固定した構成を備えている。
この第1のフレーム部材60の各リーフ桟63に対して2個の正置ブロック53を載置した上で、それぞれの第2の接続片55b及び第4の接続片55dの貫通孔52にビス64を挿通し、横桟62あるいはリーフ桟63に螺合させる。この際、一方の正置ブロック53の第4の接続片55dと、他方の正置ブロック53の第2の接続片55bに対しては共通のビス64が挿通され、リーフ桟63に螺合される。
以上の結果、図4に示すように、1段目を構成する計8個の正置ブロック53が第1のフレーム部材60に固定される。
つぎに、隣接する一対の正置ブロック53上に2段目を構成する正置ブロック53を載置する。この際、上側の正置ブロック53の第2の接続片55b及び第4の接続片55dを、下側の各正置ブロック53の第1の接続片55aに合わせ、それぞれの貫通孔52にビス64を挿通させ、ナット(図示省略)で固定する。
この作業を繰り返すことにより、図5に示すように、計13個(1段目:8個、2段目:5個)の正置ブロック53を搭載した第1の正置ユニット66が完成する。
図示の通り、2段目を構成する各正置ブロック53については、前に位置する正置ブロック53の第3の接続片55cと後に位置する正置ブロック53の第1の接続片55aとが、ビス64及びナットを介して相互に接合されている。
図6は、第2のフレーム部材68を示すものであり、一対の縦桟61と一対の横桟62によって形成された四角形の枠内に、2本のリーフ桟63を相互に所定の間隔を空けて平行に配置固定した構成を備えている。
この第2のフレーム部材68の各リーフ桟63に対しては、倒置ブロック54を載置し、それぞれの第1の接続片55a及び第3の接続片55cの貫通孔52にビス64を挿通し、リーフ桟63あるいは縦桟61に螺合させることにより、固定していく。
図7に示すように、各リーフ桟63に沿って4個の倒置ブロック54が固定され、これら合計8個の倒置ブロック54により、1段目が構成される。
この場合、一方のリーフ桟63に載置された倒置ブロック54と、他方のリーフ桟63に載置された倒置ブロック54の上には、それぞれ棒状の補強部材69が載置される。
計4本の補強部材69には、それぞれ3個のビス穴70が形成されている。これらの中、先頭のビス穴70は、一方のリーフ桟63に配置された倒置ブロック54の第4の接続片55dの貫通孔52に合う位置に形成されている。また2番目のビス穴70は、一方のリーフ桟63に配置された倒置ブロック54の第2の接続片55bの貫通孔52及び他方のリーフ桟63に配置された倒置ブロック54の第4の接続片55dの貫通孔52と合う位置に形成されている。さらに3番目のビス穴70は、他方のリーフ桟63に配置された倒置ブロック54の第2の接続片55bの貫通孔52に合う位置に形成されている。
つぎに、図8に示すように、各補強部材69間に3個の倒置ブロック54が縦一列に配置され、それぞれの第1の接続片55a及び第3の接続片55cの貫通孔52が、各補強部材69のビス穴70に位置合わせされる。
その後、補強部材69の裏側からビス64が各ビス穴70及び貫通孔52に挿通され、ナット71によってネジ止めされる。
この結果、図9に示すように、計9個の倒置ブロック54が補強部材69間に配置固定され、これらの倒置ブロック54によって2段目が構成される。
この2段目を構成する縦一列に配置された3個の倒置ブロック54の上には、それぞれ比較的長尺な棒状の補強部材72が載置される。
計3本の補強部材72には、それぞれ4個のビス穴70が形成されており、各倒置ブロック54の接続片の貫通孔52と位置合わせされる。
そして、倒置ブロック54の裏側から各貫通孔52及びビス穴70にビス64が挿通され、ナット71によってネジ止めされる。
この結果、計17個(1段目:8個、2段目:9個)の倒置ブロック54を搭載した第1の倒置ユニット75が完成する。
第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75は、予め工場において必要個数製造された上で、設置現場にトラック輸送され、日除けとして組み立てられる。
図10は、完成した日除け76を例示するものであり、設置面77に立設された複数の脚フレーム78上に、それぞれ第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75が載置固定されている様子が描かれている。
第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75は、フォークリフトやユニック車によって脚フレーム78上に持ち上げられ、連結具79によって固定される。
図11は、上記日除け76の平面図であり、第1の正置ユニット66と第1の倒置ユニット75とが、前後左右方向において互い違いに配置されている様子が描かれている。
この第1の正置ユニット66と第1の倒置ユニット75の配置に際しては、第1の正置ユニット66に含まれる各正置ブロック53の稜線が南面に直交し、第1の倒置ユニット75に含まれる各倒置ブロック54の稜線が南面に平行するように位置決めすることが望ましい。
このように、複数の正置ブロック53を備えた第1のユニット66と、複数の倒置ブロック54を備えた第2のユニット75を、所謂市松模様状に配置することにより、一方のユニットから張り出したブロックが他方のユニットにおける空きスペースに嵌合する形となり、隙間の少ない遮光面を効率的に形成することが可能となる。
ただし、この発明はこのような構成に拘泥するものではなく、第1の正置ユニット66あるいは第1の倒置ユニット75の何れか一方のみを多数用いることにより、日除けを構成することを排除するものではない。
また、このようにユニットを用いて日除けを構成する場合、遮光面の所々に隙間が生じる可能性があるが、その場合にはブロックを追加的に取り付けることにより、隙間を個別に埋めてゆけばよい。
また、各ユニットの構成も上記に限定されるものではなく、リーフ桟63の本数や相互の間隔、取り付けるブロックの数や取付方法、段数については様々なバリエーションが考えられる。
その一例として、図12は、第1のフレーム部材60に正置ブロック53を1段で取り付けるパターンを示している。
すなわち、まず図12(a)に示すように、一対のリーフ桟63にそれぞれ4個の正置ブロック53を上記と同様の方法によって固定した後、同図(b)に示すように、組み付けた4列の正置ブロック53間に3個の正置ブロック53を潜り込ませるように配置してゆき、同図(c)に示すように、縦に並んだ3個の正置ブロック53間を、図示しないネジとナットを介して連結する。
この結果、合計17個の正置ブロック53を1段に配置させた第2の正置ユニット80が形成される。
また図13は、第2のフレーム部材68に倒置ブロック54を1段で取り付けるパターンを示している。
この場合、まず図13(a)に示すように、一対のリーフ桟63にそれぞれ4個の倒置ブロック54を上記と同様の方法によって配置し、補強部材(図示省略)を取り付けた後、同図(b)に示すように、組み付けた4列の倒置ブロック54間に5個の倒置ブロック54を潜り込ませるように縦1列に配置してゆき、最後に縦に並んだ倒置ブロック54間を、図示しないビスとナットを介して連結する。
この結果、合計13個の倒置ブロック54を1段に配置させた第2の倒置ユニット81が形成される。
図14は、上記した1段構成のユニットを用いた日除け82を例示するものであり、設置面77に立設された複数の脚フレーム78上に、それぞれ第2の正置ユニット80及び第2の倒置ユニット81が載置固定されている様子が描かれている。
この場合も、第2の正置ユニット80と第2の倒置ユニット81とは、市松模様状に交互に配置される。
上記にあっては、第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75が設置面77に対して水平に配置固定される例を示したが、第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75を設置面に対して任意の傾斜角度で配置固定することもできる。
図15はその一例を示すものであり、第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75が所定の角度で傾斜した可動板83の上に載置され、図示しないビス等によって固定されている。
可動板83の先端部は、ヒンジ84を介して基板85に回動自在に固定されている。
また、基板85は連結具79を介して脚フレーム78上に配置固定されている。
基板85と可動板83との間には、断面台形状の複数のスペーサ86が配置固定されている。
すなわち、ヒンジ84に近い位置には、比較的低い高さの第1のスペーサ86aが配置固定されると共に、可動板の後端部側には比較的高い第3のスペーサ86cが配置固定されている。また、両スペーサの中間付近には、中位の高さの第2のスペーサ86bが配置固定されている。
各スペーサ86の上面は、可動板83の傾斜角度に対応した角度の傾斜面となされている。
これらのスペーサ86の存在により、可動板83の傾斜角度が一定に保持されているのであるが、その設置個数や設置箇所について特に限定はない。
上記可動板83の傾斜角度は、各スペーサ86を異なる高さのものに交換することにより、簡単に調節することができる。
図16はその一例を示すものであり、第1のスペーサ86a〜第3のスペーサ86cをそれぞれ上記よりも高いものを用いることにより、可動板83の傾斜角度が拡大している。
図17は逆に、各スペーサ86を共通の高さを有する断面長方形状のものに交換することにより、可動板83の傾斜角度が最小化(水平化)されている例を示している。
このように、第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75の傾斜角度を可変とすることにより、一種類の日除け用部材1で緯度の異なる世界各地に対応可能となる利点が生じる。
例えば、赤道直下の地点に日除け76を設置する場合には、図17に示したように、可動板83を水平状態に固定する。
これに対し、北半球に位置する日本に日除け76を設置する場合には、図16に示したように、可動板83の傾斜角度を大きく設定する。この際、ヒンジ84と接続された可動板83の先端は南側に向けられる。
可動板83の傾斜角度については特に限定はないが、例えば、北半球では以下の式に基づいて傾斜角度を決定することができる。
■可動板83の傾斜角度=設置箇所の緯度−23.4度(地軸の傾き)
この式によって求まる角度は、設置箇所における夏至の太陽高度に最適化された傾斜角度を意味しているが、各日除け用部材1の最大遮蔽角度と一致する太陽高度を夏至よりも後にずらしたい場合には、1ヶ月あたり8度ほど水平方向に戻すことで対応できる。
ただし、20度以上水平方向に戻すと、夏至の直射日光遮蔽率が低下するので好ましくない。
比較的広い面積の日除け76が必要な場合には、図18に示すように、可動板83とヒンジ84、スペーサ86を備えた複数の日除け76を段々に組み合わせることで対応可能となる。この場合、各日除け76の傾斜角度及び傾斜方向は等しく設定される。
もちろん、大型の日除け76を形成するに際し、必要な面積を備えた大型の可動板83を製作すると共に、多数のスペーサ86を準備することで対応することもできるが、この場合には可動板83やヒンジ84に大きな荷重がかかるため、各部材の剛性を高める必要が生じる。
第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75の傾斜手段としては、上記した「可動板83+ヒンジ84+基板85+スペーサ86」の組合せに限定されるものではなく、例えば、必要な角度で傾斜した設置面を備えた架台を用意しておき、その設置面に第1の正置ユニット66及び第1の倒置ユニット75を配置固定させてもよい。
この発明に係る日除け用部材の一例を示す斜視図である。 4個の日除け用部材を用いてブロックを形成する様子を示す模式図である。 第1のフレーム部材に正置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第1のフレーム部材に正置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第1のフレーム部材に正置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第2のフレーム部材に倒置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第2のフレーム部材に倒置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第2のフレーム部材に倒置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第2のフレーム部材に倒置ブロックを2段に組み付ける様子を示す斜視図である。 第1の正置ユニット及び第1の倒置ユニットを用いて形成された日除けを示す側面図である。 第1の正置ユニット及び第1の倒置ユニットを用いて形成された日除けを示す平面図である。 第1のフレーム部材に正置ブロックを1段に組み付ける様子を示す模式図である。 第2のフレーム部材に倒置ブロックを1段に組み付ける様子を示す模式図である。 第2の正置ユニット及び第2の倒置ユニットを用いて形成された日除けを示す側面図である。 傾斜配置された可動板上に第1の正置ユニット及び第1の倒置ユニットを配置固定した日除けを示す側面図である。 傾斜配置された可動板上に第1の正置ユニット及び第1の倒置ユニットを配置固定した日除けを示す側面図である。 水平配置された可動板上に第1の正置ユニット及び第1の倒置ユニットを配置固定した日除けを示す側面図である。 傾斜配置された可動板上に第1の正置ユニット及び第1の倒置ユニットを配置固定した日除けを複数組み合わせることにより、比較的広い面積の日除けを形成する例を示す側面図である。 従来の日除け用部材を示す斜視図である。 従来の日除け用部材の基本要素の拡大斜視図である。 従来の日除け用部材を4個用いて組み立てられるブロックを示す斜視図である。 従来の日除け用部材の平面図である。 従来の日除け用部材の稜線を中央にした正面図である。 従来の日除け用部材の底面図である。 従来の日除け用部材を最大遮光方向から見た図である。 従来の日除け用部材を稜線方向から見た図である。 従来の日除け用部材を用いたブロックをフレーム部材に組み付けて日除けを形成する様子を示す斜視図である。
11a〜14d 小三角形板部
11b〜14b 小三角形板部
6 中三角形透孔
15 小三角形透孔
50 日除け用部材
51a 日除け用部材の第1の接続片
51b 日除け用部材の第2の接続片
51c 日除け用部材の第3の接続片
51d 日除け用部材の第4の接続片
52 貫通孔
53 正置ブロック
54 倒置ブロック
55a ブロックの第1の接続片
55b ブロックの第2接続片
55c ブロックの第3の接続片
55d ブロックの第4の接続片
60 第1のフレーム部材
61 縦桟
62 横桟
63 リーフ桟
64 ビス
66 第1の正置ユニット
68 第2のフレーム部材
69 補強部材
70 ビス穴
71 ナット
72 補強部材
75 第1の倒置ユニット
76 日除け
77 設置面
78 脚フレーム
79 連結具
80 第2の正置ユニット
81 第2の倒置ユニット
82 日除け
83 可動板
84 ヒンジ
85 基板
86 スペーサ

Claims (2)

  1. 複数の遮光面と複数の透孔が三次元的に配置され、所定の最大遮光角度から観察した場合に上記の各透孔が背後に配置された各遮光面によってほぼ塞がれた状態にみえる構造を備えた複数の日除け用部材を、一定の方向に揃えて連結した日除け用部材のブロックを、リーフ桟に複数組み付けてなる日除け用部材のユニットと、
    この日除け用部材のユニットを地面から所定の高さに支持する支持構造体と、
    上記日除け用部材のユニットと支持構造体との間に設けられた傾斜手段と、
    を備えた日除けであって、
    上記傾斜手段が、
    上記支持構造体の上部に配置された基板と、
    上記日除け用部材のユニットが載置固定される可動板と、
    この可動板を上記基板の一端に回動自在に固定するヒンジと、
    上記基板と可動板との間に介装されるスペーサとからなり、
    上記スペーサの高さを変更することにより、上記可動板及び上記日除け用部材のユニットの傾斜角度を任意に調整可能となしたことを特徴とする日除け。
  2. 上記日除け用部材のユニットの傾斜角度が、北半球における設置箇所の緯度−23.4度+0〜20度に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の日除け。
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