JP6360593B1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内熱交換器を適切に洗浄可能な空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機100は、圧縮機31、凝縮器、室外膨張弁34、及び蒸発器を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路Qと、少なくとも圧縮機31及び室外膨張弁34を制御する制御部と、を備える。前記した凝縮器及び蒸発器の一方は室外熱交換器32であり、他方は室内熱交換器12であり、制御部は、水で濡れた状態の室内熱交換器12を蒸発器として機能させ、この室内熱交換器12を凍結させる。【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機の室内熱交換器を清潔な状態にする技術として、例えば、特許文献1には、「暖房運転後に、前記フィン表面に水を付着させる水分付与手段を備える」空気調和機について記載されている。なお、前記した水分付与手段は、暖房運転後に冷房運転を行うことによって、室内熱交換器のフィン表面に水を付着させる。
特許第4931566号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、暖房運転後に冷房運転を行ったとしても、室内熱交換器を洗浄するには、この室内熱交換器に付着する水の量が足りない可能性がある。
そこで、本発明は、室内熱交換器を適切に洗浄可能な空気調和機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、制御部が、室内熱交換器の凍結及び解凍を順次に行うか、又は、前記室内熱交換器を結露させて、前記室内熱交換器を水で濡れた状態にし、前記室内熱交換器が水で濡れた前記状態で、圧縮機の駆動を開始して前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、当該室内熱交換器を凍結させ、前記制御部が、前記室内熱交換器の凍結及び解凍を順次に行って、前記室内熱交換器を水で濡れた前記状態にする場合において、前記室内熱交換器の解凍時間は、その直前の凍結時間よりも短いことを特徴とする。
また、本発明は、制御部が、室内熱交換器が水で濡れた状態で、圧縮機の駆動を開始して前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、当該室内熱交換器を凍結させ、人検出部によって検出された人の頭部の高さが所定範囲内であり、かつ、当該人が室内機から見て左右方向又は奥行方向に往復している場合、水で濡れた前記状態の前記室内熱交換器を凍結させることを特徴とする。
本発明によれば、室内熱交換器を適切に洗浄可能な空気調和機を提供できる。
本発明の実施形態に係る空気調和機が備える室内機、室外機、及びリモコンの正面図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機が備える室内機の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の制御部が実行する洗浄処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る空気調和機において、被空調空間にキッチンが存在する場合の圧縮機及び室内ファンの駆動状態を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機において、室内熱交換器を凍結させるための処理を示すフローチャートである。
≪実施形態≫
<空気調和機の構成>
図1は、実施形態に係る空気調和機100が備える室内機10、室外機30、及びリモコン40の正面図である。
空気調和機100は、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)で冷媒を循環させることによって、空調を行う機器である。空気調和機100は、室内(被空調空間)に設置される室内機10と、屋外に設置される室外機30と、ユーザによって操作されるリモコン40と、を備えている。
図1に示すように、室内機10は、リモコン送受信部11を備えている。リモコン送受信部11は、赤外線通信等によって、リモコン40との間で所定の信号を送受信する。例えば、リモコン送受信部11は、運転/停止指令、設定温度の変更、運転モードの変更、タイマの設定等の信号をリモコン40から受信する。また、リモコン送受信部11は、室内温度の検出値等をリモコン40に送信する。
なお、図1では省略しているが、室内機10と室外機30とは冷媒配管を介して接続されるとともに、通信線を介して接続されている。
図2は、室内機10の縦断面図である。
室内機10は、前記したリモコン送受信部11(図1参照)の他に、室内熱交換器12と、ドレンパン13と、室内ファン14と、筐体ベース15と、フィルタ16,16と、前面パネル17と、左右風向板18と、上下風向板19と、を備えている。
室内熱交換器12は、その伝熱管12gを通流する冷媒と、室内空気と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。
ドレンパン13は、室内熱交換器12から滴り落ちる水を受けるものであり、室内熱交換器12の下側に配置されている。なお、ドレンパン13に滴り落ちた水は、ドレンホース(図示せず)を介して外部に排出される。
室内ファン14は、例えば、円筒状のクロスフローファンであり、室内ファンモータ14a(図4参照)によって駆動する。
筐体ベース15は、室内熱交換器12や室内ファン14等の機器が設置される筐体である。
フィルタ16,16は、空気吸込口h1等を介して取り込まれる空気から塵埃を除去するものであり、室内熱交換器12の上側・前側に設置されている。
前面パネル17は、前側のフィルタ16を覆うように設置されるパネルであり、下端を軸として前側に回動可能になっている。なお、前面パネル17が回動しない構成であってもよい。
左右風向板18は、室内に吹き出される空気の風向きを、左右方向において調整する板状部材である。左右風向板18は、室内ファン14の下流側に配置され、左右風向板用モータ21(図4参照)によって左右方向に回動するようになっている。
上下風向板19は、室内に吹き出される空気の風向きを、上下方向において調整する板状部材である。上下風向板19は、室内ファン14の下流側に配置され、上下風向板用モータ22(図4参照)によって上下方向に回動するようになっている。
空気吸込口h1を介して吸い込まれた空気は、伝熱管12gを通流する冷媒と熱交換し、熱交換した空気が吹出風路h2に導かれる。この吹出風路h2を通流する空気は、左右風向板18及び上下風向板19によって所定方向に導かれ、さらに、空気吹出口h3を介して室内に吹き出される。
図3は、空気調和機100の冷媒回路Qを示す説明図である。
なお、図3の実線矢印は、暖房運転時の冷媒の流れを示している。
また、図3の破線矢印は、冷房運転時の冷媒の流れを示している。
図3に示すように、室外機30は、圧縮機31と、室外熱交換器32と、室外ファン33と、室外膨張弁34(膨張弁)と、四方弁35と、を備えている。
圧縮機31は、圧縮機モータ31aの駆動によって、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する機器である。
室外熱交換器32は、その伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室外ファン33から送り込まれる外気と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。
室外ファン33は、室外ファンモータ33aの駆動によって、室外熱交換器32に外気を送り込むファンであり、室外熱交換器32の付近に設置されている。
室外膨張弁34は、「凝縮器」(室外熱交換器32及び室内熱交換器12の一方)で凝縮した冷媒を減圧する機能を有している。なお、室外膨張弁34において減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器32及び室内熱交換器12の他方)に導かれる。
四方弁35は、空気調和機100の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。例えば、冷房運転時(破線矢印を参照)には、圧縮機31、室外熱交換器32(凝縮器)、室外膨張弁34、及び室内熱交換器12(蒸発器)が、四方弁35を介して環状に順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
また、暖房運転時(実線矢印を参照)には、圧縮機31、室内熱交換器12(凝縮器)、室外膨張弁34、及び室外熱交換器32(蒸発器)が、四方弁35を介して環状に順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
すなわち、圧縮機31、「凝縮器」、室外膨張弁34、及び「蒸発器」を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路Qにおいて、前記した「凝縮器」及び「蒸発器」の一方は室外熱交換器32であり、他方は室内熱交換器12である。
図4は、空気調和機100の機能ブロック図である。
図4に示す室内機10は、前記した構成の他に、撮像部23と、環境検出部24と、室内制御回路25と、を備えている。
撮像部23は、室内を撮像するものであり、CCDセンサ(Charge Coupled Device)やCMOSセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備えている。この撮像部23の撮像結果に基づき、室内制御回路25によって、室内に存在する人が検出される。なお、室内(被空調空間)に存在する人を検出する「人検出部」は、撮像部23と、室内制御回路25と、を含んで構成される。
環境検出部24は、室内の状態や室内機10の機器の状態を検出する機能を有している。図4に示すように、環境検出部24は、室内温度センサ24aと、湿度センサ24bと、室内熱交換器温度センサ24cと、を備えている。
室内温度センサ24aは、室内の温度を検出するセンサであり、室内機10の所定位置(例えば、図2に示すフィルタ16,16の空気吸込側)に設置されている。
湿度センサ24bは、室内の空気の湿度を検出するセンサであり、室内機10の所定位置に設置されている。
室内熱交換器温度センサ24cは、室内熱交換器12(図2参照)の温度を検出するセンサであり、室内熱交換器12に設置されている。
室内温度センサ24a、湿度センサ24b、及び室内熱交換器温度センサ24cの検出値は、室内制御回路25に出力される。
室内制御回路25は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成されている。そして、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。
図4に示すように、室内制御回路25は、記憶部25aと、室内制御部25bと、を備えている。
記憶部25aには、所定のプログラムの他、撮像部23の撮像結果、環境検出部24の検出結果、リモコン送受信部11を介して受信したデータ等が記憶される。
室内制御部25bは、記憶部25aに記憶されているデータに基づいて、所定の制御を実行する。なお、室内制御部25bが実行する処理については後記する。
室外機30は、前記した構成の他に、室外温度センサ36と、室外制御回路37と、を備えている。
室外温度センサ36は、室外の温度(外気温)を検出するセンサであり、室外機30の所定箇所に設置されている。その他、図4では省略しているが、室外機30は、圧縮機31(図3参照)の吸入温度、吐出温度、吐出圧力等を検出する各センサも備えている。室外温度センサ36を含む各センサの検出値は、室外制御回路37に出力される。
室外制御回路37は、図示はしないが、CPU、ROM、RAM、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成され、室内制御回路25と通信線を介して接続されている。図4に示すように、室外制御回路37は、記憶部37aと、室外制御部37bと、を備えている。
記憶部37aには、所定のプログラムの他、室外温度センサ36を含む各センサの検出値等が記憶される。
室外制御部37bは、記憶部37aに記憶されているデータに基づいて、圧縮機モータ31a、室外ファンモータ33a、室外膨張弁34等を制御する。以下では、室内制御回路25及び室外制御回路37を総称して「制御部K」という。
次に、室内熱交換器12(図2参照)を洗浄するための一連の処理について説明する。
前記したように、室内熱交換器12の上側・前側(空気吸込側)には、塵や埃を捕集するためのフィルタ16,16(図2参照)が設置されている。しかしながら、細かい塵や埃の他、調理等に伴う油分がフィルタ16を通り抜けて室内熱交換器12に付着する可能性がある。したがって、室内熱交換器12を定期的に洗浄することが望まれる。そこで、本実施形態では、室内機10内の空気に含まれる水分を室内熱交換器12で凍結させ、その後、室内熱交換器12の氷や霜を溶かすことで、室内熱交換器12を洗浄するようにしている。このような一連の処理を、室内熱交換器12の「洗浄処理」という。
図5は、空気調和機100の制御部Kが実行する洗浄処理のフローチャートである(適宜、図3、図4を参照)。
なお、図5の「START」時までは、所定の空調運転(冷房運転、暖房運転等)が行われていたものとする。また、室内熱交換器12の洗浄処理の開始条件が「START」時に成立したものとする。この「洗浄処理の開始条件」とは、例えば、前回の洗浄処理の終了時から空調運転の実行時間を積算した値が、所定値に達したという条件である。
ステップS101において制御部Kは、空調運転を所定時間(例えば、数分間)停止させる。前記した所定時間は、冷凍サイクルを安定させるための時間であり、予め設定されている。例えば、「START」時まで行われていた暖房運転を中断して、室内熱交換器12を凍結させる際(S103)、制御部Kは、暖房運転時とは逆向きに冷媒が流れるように四方弁35を制御する。ここで、仮に、冷媒の流れる向きを急に変えると、圧縮機31に過負荷がかかり、また、冷凍サイクルの不安定化を招く可能性がある。そこで、本実施形態では、制御部Kが、室内熱交換器12の凍結(S103)に先立って所定時間、空調運転を停止するようにしている(S101)。
なお、冷房運転を中断して室内熱交換器12を凍結させる場合には、ステップS101の処理を省略してもよい。冷房運転中(STARTの直前)に冷媒が流れていた向きと、室内熱交換器12の凍結中(S103)に冷媒が流れる向きと、は同じだからである。
次に、ステップS102において制御部Kは、被空調空間にキッチンが存在するか否かを判定する。すなわち、制御部Kは、前記した「人検出部」(撮像部23及び室内制御部25b:図4参照)によって検出された人の位置の変化に基づいて、被空調空間にキッチンが存在するか否かを判定する。
ステップS102の処理について具体的に説明すると、まず、制御部Kは、撮像部23の撮像結果に基づいて、被空調空間に存在する人を検出する。そして、制御部Kは、検出された人が立った状態で、室内機10から見て左右方向又は奥行方向に(所定距離内で)往復している場合、その人はキッチンで調理している(つまり、被空調空間にキッチンが存在する)と判定する。人がキッチンで調理している場合、その人が立った状態で左右方向又は奥行方向に往復することが多いからである。なお、被空調空間に存在する人が立った状態であるか否かは、その人の頭部の高さに基づいて判定される。
ステップS102において被空調空間にキッチンが存在する場合(S102:Yes)、制御部Kの処理はステップS103に進む。この場合、調理に伴って発生する油分が室内熱交換器12に付着している可能性が高い。したがって、制御部Kが室内熱交換器12の凍結及び解凍を2回繰り返すことで(S103〜S106)、室内熱交換器12に付着した油分等をしっかりと洗い流すようにしている。以下では、これらの処理について順に説明する。
ステップS103において制御部Kは、室内熱交換器12を凍結させる。すなわち、制御部Kは、室内熱交換器12を蒸発器として機能させ、室内機10内の空気に含まれる水分を室内熱交換器12の表面に着霜させて凍結させる。なお、ステップS103の処理の詳細については後記する。
次に、ステップS104において制御部Kは、室内熱交換器12を解凍する。例えば、制御部Kは、図3に示す圧縮機31、室外ファン33、及び室内ファン14を含む機器の停止状態を所定時間継続させる。これによって、室内熱交換器12の霜が室温で自然に溶けるため、室内熱交換器12に付着していた塵や埃が洗い流される。そして、塵や埃を含む水はドレンパン13に落下し、ドレンホース(図示せず)を介して外部に排出される。
このように、室内熱交換器12の凍結(S103)及び解凍(S104)が順次に行われることで、室内熱交換器12の霜が溶けて、室内熱交換器12が水で濡れた状態になる。さらに、後記する2回目の凍結(S105)が行われると、水で濡れていた室内熱交換器12の表面に氷の層ができるため、1回目の凍結時よりも室内熱交換器12に霜が付きやくなる。
なお、ステップS104の「解凍」を終えた時点で、室内熱交換器12に付着した霜がほぼ完全に溶けていてもよいし、また、室内熱交換器12に霜が残っていてもよい。いずれの場合でも、室内熱交換器12が水で濡れた状態になるからである。
また、室内熱交換器12に付着した油分は、1回目の凍結及び解凍(S103、S104)によって、その一部が洗い流されるものの、残りは室内熱交換器12に残存している可能性が高い。塵や埃に比べて、油分は洗い流されにくいからである。
図6は、被空調空間にキッチンが存在する場合の圧縮機31及び室内ファン14の駆動状態を示す説明図である。
なお、図6の横軸は時刻である。また、図6の縦軸は、圧縮機31(図3参照)のON/OFF、及び室内ファン14(図3参照)のON/OFFを示している。
図6に示す例では、所定の空調運転が時刻t1まで行われており、圧縮機31及び室内ファン14が駆動している(つまり、ON状態である)。その後、時刻t1〜t2において圧縮機31及び室内ファン14が停止している(図5のS101)。そして、時刻t2〜t3において室内熱交換器12が凍結され(S103)、さらに、時刻t3〜t4において室内熱交換器12が解凍されている(S104)。前記したように、室内熱交換器12に付着した霜は、室温で自然に解凍される。
また、時刻t2〜t3において室内ファン14が停止状態であっても、室内熱交換器12において水蒸気が氷結することで室内機10内の水蒸気圧が低くなり、水蒸気の拡散現象等(自然対流)によって室内熱交換器12の表面に水蒸気が供給され続けて、霜が成長する。
なお、制御部Kが室内熱交換器12の凍結(図5のS103)及び解凍(S104)を順次に行う場合において、室内熱交換器12の解凍時間(時刻t3〜t4:例えば、3分間)は、その直前の凍結時間(時刻t2〜t3:例えば、20分間)よりも短いことが好ましい。仮に、室内熱交換器12の解凍時間が長すぎると、場合によっては、室内熱交換器12が乾燥しきって、水で濡れた状態でなくなるためである。
再び、図5に戻って説明を続ける。
ステップS105において制御部Kは、室内熱交換器12を再び凍結させる。すなわち、制御部Kは、室内熱交換器12を蒸発器として機能させ、室内機10内の空気に含まれる水分を室内熱交換器12の表面に着霜させて凍結させる。
ステップS105の「凍結」が行われる際には、前記したように、室内熱交換器12が水で濡れた状態になっている。このような状態で、室内熱交換器12の伝熱管12g(図2参照)に低温の冷媒が流れると、室内熱交換器12の表面の水が冷やされて氷になる。したがって、室内機10内の空気に含まれる水分が、室内熱交換器12の氷の層に着霜しやすくなる。その結果、室内熱交換器12の油分等を洗い流すための十分な量の水分を、前記した氷の層及び霜として確保できる。
このようにして制御部Kは、前記した「人検出部」によって検出された人の頭部の高さが所定範囲内であり、かつ、当該人が室内機10から見て左右方向又は奥行方向に往復している場合(S102:Yes)、水で濡れた状態の室内熱交換器12を再び凍結させる(S105)。
次に、ステップS106において制御部Kは、室内熱交換器12を解凍する。例えば、制御部Kは、圧縮機31、室外ファン33、及び室内ファン14を含む機器の停止状態を所定時間継続させる。これによって、室内熱交換器12における氷の層や多量の霜が室温で溶けるため、室内熱交換器12に残存していた油分が洗い流される。さらに、前記した氷の層に混在していた塵や埃も、油分とともに洗い流される。
次に、ステップS107において制御部Kは、室内熱交換器12を乾燥させる。例えば、制御部Kは、ステップS107の処理として暖房運転及び送風運転を順次に実行する。前記した暖房運転によって室内熱交換器12に高温の冷媒が流れるため、室内熱交換器12の表面の水が蒸発する。さらに、暖房運転後の送風運転によって、室内機10の内部が乾燥するため、防菌・防黴の効果が奏される。ステップS107の処理を行った後、制御部Kは、一連の洗浄処理を終了する(END)。
図6に示す例では、時刻t2〜t4において1回目の凍結及び解凍が順次に行われた後(図5のステップS103、S104)、時刻t4〜t6において2回目の凍結及び解凍が順次に行われている(図5のステップS105、S106)。その後、時刻t6〜t8において暖房運転及び送風運転が順次に行われることで、室内熱交換器12が乾燥する(図5のステップS107)。
また、図5のステップS102において、被空調空間にキッチンが存在しないと判定した場合(S102:No)、制御部Kの処理はステップS105に進む。この場合、室内熱交換器12には油汚れがほとんどない(又は少ない)可能性が高い。したがって、制御部Kは、室内熱交換器12の凍結(S105)及び解凍(S106)を順次に1回ずつ行う。これによって、室内熱交換器12に付着した塵や埃が洗い流される。そして、ステップS107において制御部Kは、防菌・防黴のために室内熱交換器12を乾燥させ、一連の洗浄処理を終了する(END)。
図7は、室内熱交換器12を凍結させるための処理(図5のS103)を示すフローチャートである(適宜、図3、図4を参照)。
ステップS103aにおいて制御部Kは、四方弁35を制御する。すなわち、制御部Kは、室外熱交換器32を凝縮器として機能させ、室内熱交換器12を蒸発器として機能させるように四方弁35を制御する。なお、「洗浄処理」(図5に示す一連の処理)を行う直前に冷房運転を行っていた場合、制御装置は、ステップS103aにおいて四方弁35の状態を維持する。
ステップS103bにおいて制御部Kは、凍結時間を設定する。この「凍結時間」とは、室内熱交換器12を凍結させるための所定の制御(S103c〜S103e)が継続される時間である。例えば、制御部Kは、湿度センサ24b(図4参照)の検出値が高いほど、凍結時間を短く設定する。これによって、室内熱交換器12の洗浄に要する適量の水分を室内熱交換器12に着霜させることができる。なお、室内熱交換器12の凍結時間が固定値であってもよい。
次に、ステップS103cにおいて制御部Kは、圧縮機31の回転速度を設定する。その一例を挙げると、制御部Kは、室外温度センサ36(図4参照)の検出値が高いほど、圧縮機モータ31aの回転速度を大きくする。室内熱交換器12において室内空気から熱を奪うには、それに対応して、室外熱交換器32での放熱が充分に行われることを要するからである。このように圧縮機31の回転速度を設定することで、室外熱交換器32での熱交換が適切に行われ、ひいては、室内熱交換器12の凍結も適切に行われる。
次に、ステップS103dにおいて制御部Kは、室外膨張弁34の開度を調整する。なお、ステップS103dでは、通常の冷房運転時よりも室外膨張弁34の開度を小さくすることが望ましい。これによって、通常の冷房運転時よりも低温低圧の冷媒が、室外膨張弁34を介して室内熱交換器12に流入する。したがって、室内熱交換器12が凍結しやすくなり、また、室内熱交換器12の凍結に要する消費電力量を削減できる。
ステップS103eにおいて制御部Kは、室内熱交換器12の温度が所定範囲内であるか否かを判定する。前記した「所定範囲」とは、室内機10内の空気に含まれる水分が室内熱交換器12で凍結し得る範囲であり、予め設定されている。なお、室内熱交換器12の温度は、室内熱交換器温度センサ24c(図4参照)によって検出される。
ステップS103eにおいて室内熱交換器12の温度が所定範囲外である場合(S103e:No)、制御部Kの処理はステップS103dに戻る。例えば、室内熱交換器12の温度が所定範囲よりも高い場合、制御部Kは、室外膨張弁34の開度をさらに小さくする(S103d)。このように制御部Kは、室内熱交換器12を凍結させているとき、室内熱交換器12の温度が所定範囲内に収まるように室外膨張弁34の開度を調整する。
なお、室内熱交換器12を凍結させているとき、制御部Kは、室内ファン14を停止状態にしてもよいし(図6の時刻t2〜t3を参照)、また、室内ファン14を所定の回転速度で駆動してもよい。いずれの場合でも室内熱交換器12の凍結が進むからである。
図7のステップS103eにおいて室内熱交換器12の温度が所定範囲内である場合(S103e:Yes)、制御部Kの処理はステップS103fに進む。
ステップS103fにおいて制御部Kは、ステップS103bで設定した凍結時間が経過したか否かを判定する。「START」時から所定の凍結時間が経過していない場合(S103f:No)、制御部Kの処理はステップS103cに戻る。一方、「START」時から所定の凍結時間が経過した場合(S103f:Yes)、制御部Kは、室内熱交換器12を凍結させるための一連の処理を終了する(END)。
なお、図5に示すステップS105の処理(室内熱交換器12の凍結)に関しては、ステップS103と同様であるから、詳細な説明を省略する。
<効果>
本実施形態によれば、被空調空間にキッチンが存在する場合(図5のS102:Yes)、制御部Kは、室内熱交換器12の凍結及び解凍を順次に行って水で濡らした状態にした後(S103、S104)、この室内熱交換器12を凍結させる(S105)。これによって、室内熱交換器12の表面に氷の層ができるため、室内機10内の空気に含まれる水分が室内熱交換器12に着霜しやすくなる。その結果、室内熱交換器12において多量の水分が、氷の層及び霜として付着する。これらの氷や霜を溶かすことで室内熱交換器12に多量の水が流れるため、室内熱交換器12に付着した塵や埃の他、1回の凍結及び解凍ではとれにくい油分も洗い流すことができる。
また、被空調空間にキッチンが存在しない場合(図5のS102:No)、制御部Kは、室内熱交換器12の凍結及び解凍を1回ずつ行う(S105、S106)。したがって、室内熱交換器12の凍結及び解凍を2回ずつ行う場合に比べて、一連の洗浄処理に要する時間を短くすることができる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る空気調和機100について実施形態で説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、実施形態では、室内熱交換器12の凍結及び解凍を順次に行って、室内熱交換器12を水で濡れた状態にする処理(図5のS103、S104)について説明したが、これに限らない。すなわち、図5に示すステップS103、S104の処理に代えて、室内熱交換器12を結露させてもよい(水分を凍結させないで、結露にとどめてもよい)。これによって、室内熱交換器12が水で濡れた状態になるため、その後に室内熱交換器12を蒸発器として機能させて多量の霜を付着させることができる。
このように室内熱交換器12を結露させる場合において、制御部Kは、通常の冷房運転時よりも冷媒の蒸発温度が低くなるようにする。具体的に説明すると、制御部Kは、図4に示す室内温度センサ24aの検出値と、湿度センサ24bの検出値と、に基づいて、室内空気の露点を算出する。そして、制御部Kは、室内熱交換器12の温度が、前記した露点以下であり、かつ、所定の凍結温度よりも高くなるように、室外膨張弁34の開度等を調整する。前記した「凍結温度」とは、室内空気の温度を低下させたとき、室内空気に含まれる水分が室内熱交換器12において凍結し始める温度である。
なお、室内熱交換器12を結露させる場合の制御内容は、室外膨張弁34の開度が異なる点を除いて、室内熱交換器12を凍結させる場合の制御内容(図7参照)と同様である。したがって、実施形態で説明した事項は、室内熱交換器12を結露させる場合にも適用できる。また、結露によって室内熱交換器12を水で濡らした後の処理は、図5に示すステップS105〜S107(室内熱交換器12の凍結、結露、及び乾燥)と同様である。
また、実施形態では、制御部Kが、圧縮機31を含む各機器の停止状態を所定時間継続させることで、室内熱交換器12を解凍する処理(図5のS104、S106)について説明したが、これに限らない。例えば、暖房運転時と同様に、制御部Kが室内熱交換器12を凝縮器として機能させることで、室内熱交換器12を解凍するようにしてもよい。また、制御部Kが送風運転を実行することで、室内熱交換器12を解凍するようにしてもよい。
また、実施形態では、制御部Kが暖房運転及び送風運転を順次に行うことで(図6のt6〜t8)、室内熱交換器12を乾燥させる処理について説明したが、これに限らない。すなわち、制御部Kが、暖房運転のみを所定時間行うことで、室内熱交換器12を乾燥させるようにしてもよい。また、制御部Kが、送風運転のみを所定時間行うことで、室内熱交換器12を乾燥させるようにしてもよい。
また、実施形態では、制御部Kが、撮像部23(図4参照)の撮像結果に基づいて、被空調空間にキッチンが存在するか否かを判定する処理(図5のS102)について説明したが、これに限らない。例えば、サーモパイルや焦電型赤外線センサ等の室内温度センサ24a(人検出部:図4参照)によって、室内の熱画像を取得するようにしてもよい。この場合において制御部Kは、前記した熱画像に基づいて人の位置の変化を検出し、被空調空間にキッチンが存在するか否かを判定する。
また、実施形態では、被空調空間にキッチンが存在すると判定した場合(図5のS102:Yes)、制御部Kが、室内熱交換器12の凍結及び解凍を2回繰り返す処理(S103〜S106)について説明したが、これに限らない。例えば、ユーザによるリモコン40(図1参照)の操作に基づいて、制御部Kが、室内熱交換器12の凍結及び解凍を2回繰り返すようにしてもよい。言い換えると、ユーザによるリモコン40の操作に基づいて、制御部Kが、水で濡れた状態の室内熱交換器12を凍結させるようにしてもよい。これによって、室内熱交換器12の洗浄方法をユーザの意図に沿って適切に設定できる。
また、被空調空間にキッチンが存在するか否かに関わらず、室内熱交換器12の凍結及び解凍を2回繰り返すようにしてもよい。また、室内熱交換器12の凍結及び解凍を3回以上繰り返すようにしてもよい。これによって、室内熱交換器12に付着した塵、埃、油分等の汚れを適切に洗い流すことができる。
また、実施形態では、室内熱交換器12を凍結させているとき、制御部Kが、圧縮機モータ31aの回転速度を設定し、室外膨張弁34の開度を調整する処理(図7のS103c、S103d)について説明したが、これに限らない。例えば、室内熱交換器12を凍結(又は結露)させているとき、制御部Kが、室外膨張弁34を所定開度で維持し、室内熱交換器12の温度が所定の目標温度に近づくように圧縮機モータ31aの回転速度を調整するようにしてもよい。
また、実施形態では、室内機10(図3参照)及び室外機30(図3参照)が一台ずつ設けられる構成について説明したが、これに限らない。すなわち、並列接続された複数台の室内機を設けてもよいし、並列接続された複数台の室外機を設けてもよい。
また、実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
100 空気調和機
10 室内機
12 室内熱交換器(蒸発器/凝縮器)
14 室内ファン
18 左右風向板
19 上下風向板
23 撮像部(人検出部)
30 室外機
31 圧縮機
32 室外熱交換器(凝縮器/蒸発器)
33 室外ファン
34 室外膨張弁(膨張弁)
35 四方弁
40 リモコン
K 制御部
Q 冷媒回路

Claims (4)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路と、
    少なくとも前記圧縮機及び前記膨張弁を制御する制御部と、を備え、
    前記凝縮器及び前記蒸発器の一方は室外熱交換器であり、他方は室内熱交換器であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器の凍結及び解凍を順次に行うか、又は、前記室内熱交換器を結露させて、前記室内熱交換器を水で濡れた状態にし、前記室内熱交換器が水で濡れた前記状態で、前記圧縮機の駆動を開始して前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、当該室内熱交換器を凍結させ
    前記制御部が、前記室内熱交換器の凍結及び解凍を順次に行って、前記室内熱交換器を水で濡れた前記状態にする場合において、前記室内熱交換器の解凍時間は、その直前の凍結時間よりも短いこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 被空調空間に存在する人を検出する人検出部を備え、
    前記制御部は、前記人検出部によって検出された人の頭部の高さが所定範囲内であり、かつ、当該人が室内機から見て左右方向又は奥行方向に往復している場合、水で濡れた前記状態の前記室内熱交換器を凍結させること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御部は、ユーザによるリモコンの操作に基づいて、水で濡れた前記状態の前記室内熱交換器を凍結させること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路と、
    少なくとも前記圧縮機及び前記膨張弁を制御する制御部と
    被空調空間に存在する人を検出する人検出部と、を備え、
    前記凝縮器及び前記蒸発器の一方は室外熱交換器であり、他方は室内熱交換器であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器が水で濡れた状態で、前記圧縮機の駆動を開始して前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、当該室内熱交換器を凍結させ
    前記制御部は、前記人検出部によって検出された人の頭部の高さが所定範囲内であり、かつ、当該人が室内機から見て左右方向又は奥行方向に往復している場合、水で濡れた前記状態の前記室内熱交換器を凍結させること
    を特徴とする空気調和機。
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