JP6975850B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機の室内熱交換器を清潔な状態にする技術として、例えば、特許文献1には、「制御部は、室内熱交換器を蒸発器として機能させ、室内熱交換器を凍結又は結露させ、室内熱交換器を凍結させた後、制御部は、膨張弁の開度を大きくする」空気調和機について記載されている。
国際公開第2018/198390号公報 特開平8−313070号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、発明者らは、室内熱交換器の洗浄のため意図的に凍結処理を行った場合、圧縮機で液圧縮しやすい現象を見出し、室内熱交換器を適切に洗浄するための課題について各種検討した。
特許文献2には、圧縮機の信頼性を向上させると共にその保障運転エリアを拡大することができる冷凍装置が提案されている。しかし、この特許文献2には、本発明の狙いである、室内熱交換器の洗浄のため意図的に凍結処理を行った場合についての記載はない。すなわち、特許文献2には、本発明の課題が解決するための動機付けが存在しない。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、室内熱交換器を適切に洗浄可能な空気調和機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記室外ファンを制御する制御部とを備えると共に、室外機に備える電気品の温度を検知する温度センサ、を備え、所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室外ファンの回転速度を下げるか、又は前記室外ファンを停止する室外ファン制御を行い、前記第1制御としての前記室外ファン制御中に、前記温度センサの温度が所定温度以上に上昇した場合、前記制御部は、前記室外ファンの回転速度を上げるか、又は前記室外ファンを断続して運転する制御を行うことを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、室内熱交換器を適切に洗浄可能な空気調和機を提供できる。
第1実施形態に係る空気調和機を示す外観構成図である。 第1実施形態に係る空気調和機の室内機の縦断面構成を示す説明図である。 第1実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す説明図である。 第1実施形態に係る空気調和機の制御機能を示すブロック図である。 第1実施形態に係る空気調和機の制御部が実行する洗浄処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る室内熱交換器を凍結させるための処理の詳細を示すフローチャートである。 室内空気の相対湿度と凍結時間との関係を示すマップである。 室外温度と圧縮機の回転速度との関係を示すマップである。 室内熱交換器の温度の時間的な変化の一例を示す説明図である。 液圧縮防止制御の制御対象と制御方法を示す説明図である。 液圧縮防止制御の連動制御の一例を示すフローチャートである。 液圧縮防止制御の連動制御の他の例を示すフローチャートである。 室内熱交換器を解凍するための処理の詳細を示すフローチャートである。 室内熱交換器を乾燥させるための処理の詳細を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す説明図である。 第2実施形態に係る第2室内熱交換器を凍結させるための処理を示すフローチャートである。 各種アキュムレータの冷媒量に対するアキュムレータの内容積を示す説明図である。
≪第1実施形態≫
<空気調和機の構成>
図1は、第1実施形態に係る空気調和機100を示す外観構成図である。図1には、空気調和機100が備える室内機10、室外機30、及びリモコン40の正面図を示す。空気調和機100は、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)で冷媒を循環させることによって、空調を行う機器である。図1に示すように、空気調和機100は、室内(被空調空間)に設置される室内機10と、屋外に設置される室外機30と、ユーザによって操作されるリモコン40と、を備えている。
室内機10は、リモコン信号送受信部11を備えている。リモコン信号送受信部11は、赤外線通信等によって、リモコン40との間で所定の信号を送受信する。例えば、リモコン信号送受信部11は、運転/停止指令、設定温度の変更、運転モードの変更、タイマの設定等の信号をリモコン40から受信する。また、リモコン信号送受信部11は、室内温度の検出値等をリモコン40に送信する。なお、図1では省略しているが、室内機10と室外機30とは冷媒配管を介して接続されるとともに、通信線を介して接続されている。
図2は、第1実施形態に係る空気調和機100の室内機10の縦断面構成を示す説明図である。室内機10は、前記したリモコン信号送受信部11(図1参照)の他に、室内熱交換器12と、ドレンパン13と、室内ファン14と、筐体ベース15と、フィルタ16,16と、前面パネル17と、左右風向板18と、上下風向板19と、を備えている。
室内熱交換器12は、伝熱管12gを通流する冷媒と、室内空気と、の熱交換が行われる熱交換器である。ドレンパン13は、室内熱交換器12から滴り落ちる水を受けるものであり、室内熱交換器12の下側に配置されている。なお、ドレンパン13に落下した水は、ドレンホース(図示せず)を介して外部に排出される。室内ファン14は、例えば、円筒状のクロスフローファンであり、室内ファンモータ14a(図4参照)によって駆動する。筐体ベース15は、室内熱交換器12や室内ファン14等の機器が設置される筐体である。
フィルタ16,16は、空気吸込口h1等を介して取り込まれる空気から塵埃を除去するものであり、室内熱交換器12の上側・前側に設置されている。前面パネル17は、前側のフィルタ16を覆うように設置されるパネルであり、下端を軸として前側に回動可能になっている。なお、前面パネル17が回動しない構成であってもよい。
左右風向板18は、室内に向けて吹き出される空気の通流方向を、左右方向において調整する板状部材である。左右風向板18は、室内ファン14の下流側に配置され、左右風向板用モータ21(図4参照)によって左右方向に回動するようになっている。
上下風向板19は、室内に向けて吹き出される空気の通流方向を、上下方向において調整する板状部材である。上下風向板19は、室内ファン14の下流側に配置され、上下風向板用モータ22(図4参照)によって上下方向に回動するようになっている。
そして、空気吸込口h1を介して吸い込まれた空気が、伝熱管12gを通流する冷媒と熱交換し、熱交換した空気が吹出風路h2に導かれるようになっている。この吹出風路h2を通流する空気は、左右風向板18及び上下風向板19によって所定方向に導かれ、さらに、空気吹出口h3を介して室内に吹き出される。
図3は、第1実施形態に係る空気調和機100の冷媒回路Qを示す説明図である。なお、図3の実線矢印は、暖房運転時における冷媒の流れを示している。また、図3の破線矢印は、冷房運転時における冷媒の流れを示している。図3に示すように、室外機30は、圧縮機31と、室外熱交換器32と、室外ファン33と、室外膨張弁34(第1膨張弁)と、四方弁35と、アキュムレータ39と、を備えている。
圧縮機31は、圧縮機モータ31aの駆動によって、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する機器である。室外熱交換器32は、その伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室外ファン33から送り込まれる外気と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。アキュムレータ39は、圧縮機31の吸込配管側に設置され、圧縮機31に液冷媒が多量に吸い込まれると、液圧縮が生じて圧縮機31が損傷することを防ぐ目的がある。
室外ファン33は、室外ファンモータ33aの駆動によって、室外熱交換器32に外気を送り込むファンであり、室外熱交換器32の付近に設置されている。室外膨張弁34は、「凝縮器」(室外熱交換器32及び室内熱交換器12の一方)で凝縮した冷媒を減圧する機能を有している。なお、室外膨張弁34において減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器32及び室内熱交換器12の他方)に導かれる。
四方弁35は、空気調和機100の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。すなわち、破線矢印の方向に冷媒が流れる冷房運転時には、圧縮機31、室外熱交換器32(凝縮器)、室外膨張弁34、及び室内熱交換器12(蒸発器)が、四方弁35を介して環状に順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
また、実線矢印の方向に冷媒が流れる暖房運転時には、圧縮機31、室内熱交換器12(凝縮器)、室外膨張弁34、及び室外熱交換器32(蒸発器)が、四方弁35を介して環状に順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
すなわち、圧縮機31、「凝縮器」、室外膨張弁34、及び「蒸発器」を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路Qにおいて、前記した「凝縮器」及び「蒸発器」の一方は室外熱交換器32であり、他方は室内熱交換器12である。
図4は、第1実施形態に係る空気調和機100の制御機能を示すブロック図である。図4に示す室内機10は、前記した構成の他に、撮像部23と、室内環境検出部24と、室内制御回路25と、を備えている。撮像部23は、室内(被空調空間)を撮像するものであり、CCDセンサ(Charge Coupled Device)やCMOSセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備えている。この撮像部23の撮像結果に基づき、室内制御回路25によって、室内にいる人(在室者)が検出される。なお、被空調空間に存在する人を検出する「人検出部」は、撮像部23と、室内制御回路25と、を含んで構成される。
室内環境検出部24は、室内の状態や室内機10の機器の状態を検出する機能を有し、室内温度センサ24aと、湿度センサ24bと、室内熱交換器温度センサ24cと、を備えている。室内温度センサ24aは、室内(被空調空間)の温度を検出するセンサである。この室内温度センサ24aは、フィルタ16,16(図2参照)よりも空気の吸込側に設置されている。これによって、後記するように室内熱交換器12を凍結させているとき、その熱輻射の影響に伴う検出誤差を抑制できる。
湿度センサ24bは、室内(被空調空間)の空気の湿度を検出するセンサであり、室内機10の所定位置に設置されている。室内熱交換器温度センサ24cは、室内熱交換器12(図2参照)の温度を検出するセンサであり、室内熱交換器12に設置されている。室内温度センサ24a、湿度センサ24b、及び室内熱交換器温度センサ24cの検出値は、室内制御回路25に出力される。
室内制御回路25は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成されている。そして、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。
図4に示すように、室内制御回路25は、記憶部25aと、室内制御部25bと、を備えている。記憶部25aには、所定のプログラムの他、撮像部23の撮像結果、室内環境検出部24の検出結果、リモコン信号送受信部11を介して受信したデータ等が記憶される。室内制御部25bは、記憶部25aに記憶されているデータに基づいて、所定の制御を実行する。なお、室内制御部25bが実行する処理については後記する。
室外機30は、前記した構成の他に、室外環境検出部36(室外温度センサ36a、室外熱交換器温度センサ36c)と、室外制御回路37と、を備えている。室外温度センサ36aは、室外の温度(外気温)を検出するセンサであり、室外機30の所定箇所に設置されている。室外熱交換器温度センサ36cは、室外熱交換器32(図3参照)の温度を検出するセンサであり、室外熱交換器32に設置されている。なお、図4では省略しているが、室外機30は、圧縮機31(図3参照)の吐出温度を検出するセンサも備えている。その他、圧縮機31(図3参照)の吸入温度、吐出圧力、冷媒の流量等を検出する各センサが設けられていてもよい。室外温度センサ36aを含む各センサの検出値は、室外制御回路37に出力される。
室外制御回路37は、図示はしないが、CPU、ROM、RAM、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成され、室内制御回路25と通信線を介して接続されている。また、室外制御回路37には、電気品の温度を検知する温度センサ38が設置されている。なお、この温度センサ38が省略された構成であってもよい。図4に示すように、室外制御回路37は、記憶部37aと、室外制御部37bと、を備えている。記憶部37aには、所定のプログラムの他、室外温度センサ36aを含む各センサの検出値等が記憶される。室外制御部37bは、記憶部37aに記憶されているデータに基づいて、圧縮機モータ31a(つまり、圧縮機31)、室外ファンモータ33a、室外膨張弁34等を制御する。以下では、室内制御回路25及び室外制御回路37を「制御部K」という。
次に、室内熱交換器12(図2参照)を洗浄するための処理について説明する。
前記したように、室内熱交換器12の上側・前側(空気の吸込側)には、塵や埃を捕集するためのフィルタ16(図2参照)が設置されている。しかしながら、細かい塵や埃がフィルタ16を通り抜けて、室内熱交換器12に付着することがあるため、室内熱交換器12を定期的に洗浄することが望まれる。そこで、本実施形態では、室内機10に取り込まれた空気に含まれる水分を室内熱交換器12で凍結させ、その後、室内熱交換器12の氷を溶かすことで、室内熱交換器12を洗浄するようにしている。このような一連の処理を、室内熱交換器12の「洗浄処理」という。
図5は、第1実施形態に係る空気調和機100の制御部Kが実行する洗浄処理を示すフローチャートである。適宜、図3、図4を参照してこのフローチャートを説明する。なお、図5の「START」時までは、所定の空調運転(冷房運転、暖房運転等)が行われていたものとする。
また、室内熱交換器12の洗浄処理の開始条件が「START」時に成立したものとする。この「洗浄処理の開始条件」とは、例えば、前回の洗浄処理の終了時から空調運転の実行時間を積算した値が所定値に達したという条件である(室内熱交換器12の表面に汚れが付着して洗浄をすべきタイミング)。なお、ユーザによるリモコン40の操作によって、洗浄処理を行う時間帯を設定できるようにしてもよい。
ステップS101において制御部Kは、空調運転を所定時間(例えば、数分間)停止させる。前記した所定時間は、冷凍サイクルを安定させるための時間であり、予め設定されている。例えば、「START」時まで行われていた暖房運転を中断して、室内熱交換器12を凍結させる際(S102)、制御部Kは、暖房運転時とは逆向きに冷媒が流れるように四方弁35を制御する。
ここで、仮に、冷媒の流れる向きを急に変えると、圧縮機31に過負荷がかかり、また、音等でユーザに違和感を生じさせる。そこで、本実施形態では、室内熱交換器12の凍結(S102)に先立って所定時間、空調運転を停止させるようにしている(S101)。この場合において制御部Kが、空調運転の停止時から所定時間が経過した後、室内熱交換器12の凍結を行うようにしてもよい。
なお、冷房運転を中断して室内熱交換器12を凍結させる場合には、ステップS101の処理を省略してもよい。冷房運転中(START時)に冷媒が流れる向きと、室内熱交換器12の凍結中(S102)に冷媒が流れる向きは同じだからである。
次に、ステップS102において制御部Kは、室内熱交換器12を凍結させる(制御部Kは凍結処理を実行する)。すなわち、制御部Kは、室内熱交換器12を蒸発器として機能させ、室内機10に取り込まれた空気に含まれる水分を室内熱交換器12の表面に着霜・着氷させて凍結させる。
ステップS103において制御部Kは、室内熱交換器12(その表面に付着した氷)を解凍する。例えば、制御部Kは、室内熱交換器12を凝縮器として機能させることによって、室内熱交換器12の表面の氷を溶かして解凍する。これによって、室内熱交換器12に付着していた塵や埃が洗い流される。なお、自然解凍でもよいし、室内ファン14を回して風を当てた解凍でもよい。
ステップS104において制御部Kは、室内熱交換器12を乾燥させる。例えば、制御部Kは、室内ファン14の駆動によって、室内熱交換器12の表面の水を乾燥させる。これによって、室内熱交換器12を清潔な状態にすることができる。ステップS104の処理を行った後、制御部Kは、一連の処理を終了する(END)。
次に、図5の各ステップの詳細について説明する。
図6は、室内熱交換器12を凍結させるための処理(図5のS102,凍結処理)の詳細を示すフローチャートである。適宜、図3、図4を参照する。ステップS11において制御部Kは、初期設定をする。初期設定項目として、凍結時間(凍結処理開始後からの凍結処理終了までの時間)、凍結の判定基準である温度(凍結上限温度Tu、凍結下限温度Td1(第1条件の温度)、凍結下限温度Td2(第2条件の温度))等がある。
図7は、室内空気の相対湿度と凍結時間との関係を示すマップである。図7の横軸は、室内空気の相対湿度であり、湿度センサ24b(図4参照)によって検出される。図7の縦軸は、室内空気の相対湿度に対応して設定される凍結時間である。
図7に示すように、制御部Kは、室内空気の相対湿度が高いほど、室内熱交換器12の凍結を行う凍結時間を短くする。室内空気の相対湿度が高いほど、所定体積の室内空気に含まれる水分の量が多く、室内熱交換器12に水分が付着しやすいからである。このように凍結時間を設定することで、室内熱交換器12の洗浄に要する適量の水分を、室内熱交換器12に付着させ、さらに凍結させることができる。
なお、図7に示すマップ(データテーブル)に代えて、所定の数式を用いるようにしてもよい。また、制御部Kが、室内空気の相対湿度に代えて、室内空気の絶対湿度に基づき、凍結時間を設定するようにしてもよい。すなわち、制御部Kは、室内空気の絶対湿度が高いほど、凍結時間を短くするようにしてもよい。
図6に戻り、ステップS12において制御部Kは、四方弁35を制御する。すなわち、制御部Kは、室外熱交換器32を凝縮器として機能させ、室内熱交換器12を蒸発器として機能させるように四方弁35を制御する。なお、「洗浄処理」(図5に示す一連の処理)を行う直前に冷房運転を行っていた場合、制御装置は、ステップS12において四方弁35の状態を維持する。
次に、ステップS13において制御部Kは、圧縮機31の回転速度を設定する。すなわち、制御部Kは、室外温度センサ36aの検出値である室外温度に基づいて、圧縮機モータ31aの回転速度を設定し、圧縮機31を駆動する。
図8は、室外温度と圧縮機31の回転速度との関係を示すマップである。室内熱交換器12を凍結させる際、制御部Kは、図8に示すように、室外温度が高いほど、圧縮機モータ31aの回転速度を大きくする。室内熱交換器12において室内空気から熱を奪うには、それに対応して、室外熱交換器32での放熱が充分に行われることを要するからである。例えば、室外温度が比較的高い場合、制御部Kは、圧縮機モータ31aの回転速度を大きくすることで、圧縮機31から吐出される冷媒の温度・圧力を高くする。これによって、室外熱交換器32での熱交換が適切に行われ、ひいては、室内熱交換器12の凍結も適切に行われる。なお、図8に示すマップ(データテーブル)に代えて、所定の数式を用いるようにしてもよい。
ちなみに、通常の空調運転(冷房運転や暖房運転)では、圧縮機31から吐出される冷媒の温度等に基づいて、圧縮機31の回転速度が制御されることが多い。一方、室内熱交換器12を凍結させているときには、圧縮機31から吐出される冷媒の温度が通常の空調運転時よりも低くなりやすいため、別のパラメータとして、室外温度を用いるようにしている。
図6に戻り、ステップS14において制御部Kは、室外膨張弁34の開度を調整する。なお、ステップS14では、通常の冷房運転時よりも室外膨張弁34の開度を小さくすることが望ましい。これによって、通常の冷房運転時よりも低温低圧の冷媒が、室外膨張弁34を介して室内熱交換器12に流入する。したがって、室内熱交換器12に付着した水が凍結しやすくなり、また、室内熱交換器12の凍結に要する消費電力量を低減できる。
ステップS15において、室内ファン14を停止している。なお、室内熱交換器12を凍結させているとき(つまり、所定の凍結時間が経過するまでの間)、制御部Kは、室内ファン14を停止状態にしてもよいし、また、室内ファン14を所定の回転速度で駆動してもよい。いずれの場合でも、室内熱交換器12の凍結が進むからである。
ステップS16において制御部Kは、室外ファン33の回転速度を設定する。すなわち、通常、制御部Kは、圧縮機モータ31aの回転速度に基づいて、室外ファン33の回転速度を設定している。
次に、ステップS20において、制御部Kは、液圧縮防止制御を含む凍結処理の終了処理を行う。凍結処理の終了処理は、ステップS21〜ステップS26により構成される。
ステップS21において、制御部Kは、液圧縮防止制御の第1条件(詳細は後記する。)を満たすか否かを判定する。制御部Kは、第1条件を満たさない場合(S21:No)、ステップS22に進み、第1条件を満たす場合(S21:Yes)、液圧縮防止制御に入り(ステップS24、詳細は後記する)、ステップS23に進む。
ステップS22において、制御部Kは、液圧縮防止制御中(S24中)か否かを判定する。制御部Kは、液圧縮防止制御中でなければ(S22:No)、ステップS23に進み、液圧縮防止制御中であれば(S22:Yes)、第2条件(詳細は後記する)を満たすか否かを判定する(ステップS25)。制御部Kは、第2条件を満たさない場合(S25:No)、ステップS24に進み、第2条件を満たす場合(S25:Yes)、液圧縮防止制御を解除し(ステップS26)、ステップS23に進む。
そして、ステップS23において、凍結終了条件を満たすか否かを判定し、凍結終了条件を満たす場合(S23:Yes)、処理を終了し、凍結終了条件を満たさない場合(S23:No)、ステップS21に戻る。具体的には、凍結終了条件として凍結処理を開始してからの所定時間とすると、凍結処理が、ステップS11で設定した凍結時間に達したか否かで判定する。他の凍結終了条件(例えば、室内熱交換器の温度が所定温度以下で所定時間継続した場合)で終了してもよい。
次に、ステップS21での第1条件、ステップS25での第2条件、ステップS24での液圧縮防止制御について説明する。
第1条件(所定条件)としては、
(1)室内熱交換器12の温度が所定温度以下であるとき、
(2)室内温度センサ24a(室温センサ)の温度と室内熱交換器12の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、
(3)圧縮機31の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、
(4)圧縮機31の吸入冷媒の乾き度が所定時間に所定乾き度以下であるとき、
である。少なくともいずれかの条件(前記第1条件)を満たすと、液圧縮防止制御(ステップS24)を開始する。
なお、前記(2)において、温度差が所定温度差以上であるときとは、温度差がありすぎて、蒸発器で蒸発しにくい状態になっていることを意味する。例えば、室温が20℃で、室内熱交換器12の温度が−30℃とすると、室内熱交換器12を通過する空気の風量が少ないため、熱交換しても、冷媒の蒸発量が少なく、液冷媒が残る状態となる。
第2条件としては、第1条件の1点で制御するとチャタリングしたり、ノイズの影響を受けるために幅を持たせたものであり、この幅を設定幅(ヒステリシス・調節感度・動作スキマ・不感帯)という。すなわち、前記(1)の場合、室内熱交換器12の温度が所定温度にある設定幅を加算した値以上であるときとなる。これにより、液圧縮防止制御を解除した後、直ぐに再度、液圧縮防止制御の繰り返し動作を防ぐことを防止している。
すなわち、第2条件としては、
(5)室内熱交換器12の温度が所定温度に所定設定幅を加算した値以上であるとき、
(6)室内温度センサ24a(室温センサ)の温度と室内熱交換器12の温度との温度差が所定温度差に所定設定幅を減算した値以下であるとき、
(7)圧縮機31の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度に所定設定幅を加算した値以上であるとき、
(8)圧縮機31の吸入冷媒の乾き度が所定時間に所定乾き度に所定設定幅を加算した値以上であるとき、
である。少なくともいずれかの条件(前記第2条件)を満たすと、液圧縮防止制御(ステップS24)を解除する(ステップS26)。
液圧縮防止制御として、圧縮機31、室内ファン14、室外ファン33、室外膨張弁34のうち少なくとも1以上の制御対象を制御する。
(A)圧縮機31:圧縮機31の回転速度を下げるか、又は圧縮機31を停止する。圧縮機31の回転速度を下げて、冷媒の流量を下げると、アキュムレータ39が溢れにくくなり、単位流量あたりの室内熱交換器12の熱交換量を大きくし、蒸発量を大きくする。圧縮機31を停止すると、冷凍サイクルが停止するため、液圧縮による圧縮機31を保護することができる。
(B)室内ファン14:室内ファンの回転速度を上げる。室内ファン14の回転速度を上げて(風量をあげて)、室内熱交換器12による室内熱交換量を上げる。
(C)室外ファン33:室外ファン33の回転速度を下げるか、又は室外ファン33を停止する。室外ファン33の回転速度を下げて、凝縮器での液量を下げ、結果的に蒸発器出口の液量を下げる。
(D)室外膨張弁34:室外膨張弁34の開度を絞る。室外膨張弁34を絞ると、流通する冷媒量が減少し、相対的に蒸発を盛んにする。
なお、前記(3)(4)の圧縮機31の吸入冷媒の乾き度は、圧縮機31の吐出温度と、凝縮器の凝縮温度(室外熱交換32の温度)と、蒸発器の蒸発温度(室内熱交換器12の温度)と、冷媒の流量と、圧縮機31の圧縮機消費電力とを検知し、吐出温度、凝縮温度、蒸発温度、冷媒の流量、圧縮機消費電力などに基づいて圧縮機31の吸入乾き度を推定するとよい。また、例えば、圧縮機31の吐出温度と、凝縮器の凝縮温度と、蒸発器の蒸発温度と、冷媒の流量と、圧縮機31の消費電力とを検知し、検知した吐出温度、凝縮温度、蒸発温度、冷媒流量、圧縮機31の消費電力に基づいて圧縮機効率ηcを算出する。そして、制御部Kは、算出した圧縮機効率ηcに基づいて圧縮機31の吸入乾き度Xsを推定してもよい。
以上説明したステップS20の処理について、図9を参照して具体的に説明する。
図9は、室内熱交換器12の温度の時間的な変化の一例を示す説明図である。図9では、第1条件(所定条件)として、室内熱交換器12の温度TE(室内熱交換器温度センサ24cの検出値:図4参照)が所定温度以下であるときについて示す。
図9の横軸は、図6の「START」時からの経過時間である。図9の縦軸は、室内熱交換器12の温度TEである。なお、温度が0℃未満には、凍結の上限の判定基準温度である凍結上限温度Tu、凍結の下限の判定基準温度である凍結下限温度Td1,Td2(Td1<Td2)がある。ここでは、凝縮温度防止の第1条件として、凍結下限温度Td1を用い、第2条件として凍結下限温度Td2とする。
室内熱交換器12の温度TEは、凍結処理を開始すると、室内空気(被空調空間)の相対湿度等に基づいて、凍結が順調に進む場合(曲線C1)、又は凍結が急速に進む場合(曲線C2)がある。この場合において、曲線C1のように、凍結が順調に進む際に、室内熱交換器12の温度TEが凍結下限温度Td1以下にならないので、凍結時間(例えば、20分)に達すると、凍結処理を終了し、次の工程に移行する。
一方、曲線C2のように急速に凍結が進む際に、室内熱交換器12の温度TEが凍結下限温度Td1以下になると(第1条件を満たすと)、液圧縮防止制御を開始する(時刻t21参照)。液圧縮防止制御により蒸発機能が進むと、室内熱交換器12の温度TEが上昇する。そして、室内熱交換器12の温度TEが凍結下限温度Td2以上になると(第2条件を満たすと)、液圧縮防止制御を解除し(液圧縮防止制御処理前の制御値に戻し)、冷凍処理をする(時刻t22参照)。その後、凍結時間に達すると、凍結処理を終了し、次の工程に移行する。
図10は、液圧縮防止制御の制御対象と制御方法を示す説明図である。液圧縮防止制御として、前記したように、圧縮機31、室内ファン14、室外ファン33、室外膨張弁34のうち少なくとも1以上の制御対象を制御する。
(A)圧縮機31:凍結処理運転を開始後、第1条件が成立すると、回転速度を下げる又は停止する液圧縮防止制御に入り、第2条件が成立すると、凍結処理を再開する。
(B)室内ファン14:凍結運転を開始後、第1条件が成立すると、回転速度を上げる液圧縮防止制御に入り、第2条件が成立すると、凍結処理を再開する。
(C)室外ファン33:凍結運転を開始後、第1条件が成立すると、回転速度を下げる又は停止する液圧縮防止制御に入り、第2条件が成立すると、凍結処理を再開する。
(D)室外膨張弁34:凍結運転を開始後、第1条件が成立すると、開度を絞る液圧縮防止制御に入り、第2条件が成立すると、凍結処理を再開する。
図10では、各制御対象の制御内容を示したが、複数の制御対象を連動制御してもよい。
図11は、液圧縮防止制御の連動制御の一例を示すフローチャートである。図11は、圧縮機31、室外ファン33及び室内ファン14の連動制御の例をします。液圧縮防止制御が開始すると、制御部Kは、圧縮機31を停止し(ステップS31)、室外ファン33を停止する(ステップS32)。そして、制御部Kは、液圧縮防止制御を開始してからの累積時間である液圧縮防止制御時間が所定時間を経過したか否かを判定し(ステップS33)、液圧縮防止制御時間が所定時間を経過した場合(S33:Yes)、室内ファン14の回転速度を上げ、液圧縮防止制御時間が所定時間を経過していない場合(S33:No)、ステップS23(図6参照)に進む。
図11の場合、圧縮機31及び室外ファン33の停止によっても、例えば、図9において、時刻t21以降で室内熱交換器12の温度TEが上がらないとき、室内ファン14の回転速度を上げる液圧縮防止制御を追加して液圧縮防止制御の効果を高めている。
図12は、液圧縮防止制御の連動制御の他の例を示すフローチャートである。図12は、圧縮機31及び室外膨張弁34の連動制御の例をします。液圧縮防止制御が開始すると、制御部Kは、圧縮機31の回転速度を下げる(ステップS41)。そして、制御部Kは、液圧縮防止制御を開始してからの累積時間である液圧縮防止制御時間が所定時間を経過したか否かを判定し(ステップS42)、液圧縮防止制御時間が所定時間を経過した場合(S42:Yes)、室外膨張弁34を絞り、液圧縮防止制御時間が所定時間を経過しない場合(S42:No)、ステップS23(図6参照)に進む。
図12の場合、圧縮機31の回転速度を下げても、例えば、図9において、時刻t21以降で室内熱交換器12の温度TEが上がらないとき、室外膨張弁34を絞る液圧縮防止制御を追加して液圧縮防止制御の効果を高めている。
図13は、室内熱交換器12を解凍するための処理(図5のS103)の詳細を示すフローチャートである(適宜、図3、図4を参照)。制御部Kは、前記したステップS102(図6参照)の処理によって室内熱交換器12を凍結させた後、図13に示すステップS103の一連の処理を実行する。
ステップS103aにおいて制御部Kは、室内温度(被空調空間の温度)が所定値以上であるか否かを判定する。この所定値は、室内熱交換器12を凝縮器として機能させるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
ステップS103aにおいて室内温度が所定値(例えば、室内熱交換器12の氷が自然解凍で解ける温度)以上である場合(S103a:Yes)、制御部Kは、室内熱交換器12を解凍するための処理を終了する(END)。次に説明するように、室内熱交換器12を解凍させる際には暖房運転時と同様に四方弁35が制御されるが、室内温度が所定値以上の場合には冷凍サイクルの凝縮側(ここでは室内熱交換器12)の熱負荷が大きくなり過ぎて、蒸発側(ここでは室外熱交換器32)との均衡がとれなくなるからである。また、室内温度が比較的高い場合には、室内熱交換器12の氷が時間の経過とともに自然に溶けるからである。
ステップS103b以降の処理は、変形例の制御方法である。ステップS103bにおいて制御部Kは、四方弁35を制御する。すなわち、制御部Kは、室内熱交換器12を凝縮器として機能させ、室外熱交換器32を蒸発器として機能させるように四方弁35を制御する。つまり、制御部Kは、暖房運転時と同様に四方弁35を制御する。
ステップS103cにおいて制御部Kは、上下風向板19(図2参照)を閉じる。これによって、次に室内ファン14を駆動させても(S103d)、水滴が空気とともに室内に飛び出すことを防止できる。
ステップS103dにおいて制御部Kは、室内ファン14を駆動する。これによって、空気吸込口h1(図2参照)を介して空気が取り込まれ、さらに、取り込まれた空気が上下風向板19の隙間等を介して室内に漏れ出る。したがって、室内熱交換器12(凝縮器)の温度が高くなり過ぎることを抑制できる。
ステップS103eにおいて制御部Kは、圧縮機31の回転速度を所定の値に設定し、圧縮機31を駆動する。ステップS103fにおいて制御部Kは、室外膨張弁34の開度を調整する。このように圧縮機31及び室外膨張弁34が適宜に制御されることで、凝縮器である室内熱交換器12を介して高温の冷媒が通流する。その結果、室内熱交換器12の氷が一気に溶けるため、室内熱交換器12に付着していた塵や埃が洗い流される。そして、塵や埃を含む水はドレンパン13(図2参照)に落下し、ドレンホース(図示せず)を介して外部に排出される。
ステップS103gにおいて制御部Kは、図13の「START」時から所定時間が経過したか否かを判定する。この所定時間は、室内熱交換器12の解凍に要する時間であり、予め設定されている。ステップS103gにおいて「START」時から所定時間が経過していない場合(S103g:No)、制御部Kの処理はステップS103fに戻る。一方、「START」時から所定時間が経過した場合(S103g:Yes)、制御部Kは、室内熱交換器12を解凍するための一連の処理を終了する(END)。
なお、圧縮機31や室内ファン14を停止状態で維持するようにしてもよい。室内熱交換器12を凝縮器として機能させずとも、室内熱交換器12の氷が室温で自然に溶けるからである。これによって、室内熱交換器12の解凍に要する消費電力を低減できる。また、上下風向板19(図2参照)の内側に水滴が付くことを抑制できる。
図14は、室内熱交換器12を乾燥させるための処理(図5のS104)の詳細を示すフローチャートである。制御部Kは、前記したステップS103a〜S103gの処理(図13参照)によって室内熱交換器12を解凍した後、図14に示す一連の処理を実行する。
ステップS104aにおいて制御部Kは、四方弁35、圧縮機31、室内ファン14等の駆動状態を維持する。すなわち、制御部Kは、室内熱交換器12の解凍時と同様に四方弁35を制御して室内熱交換器12を凝縮機となるようにし、また、圧縮機31や室内ファン14等を駆動させ続ける。このように暖房運転時と同様の制御を行うことで、室内熱交換器12に高温の冷媒が流れ、また、室内機10に空気が取り込まれる。その結果、室内熱交換器12に付着した水が蒸発する。
次に、ステップS104bにおいて制御部Kは、ステップS104aの処理を開始してから所定時間(例えば、予め設定された暖房乾燥時間)が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していない場合(S104b:No)、制御部Kの処理はステップS104aに戻る。一方、所定時間が経過した場合(S104b:Yes)、制御部Kの処理はステップS104cに進む。
ステップS104cにおいて制御部Kは、送風運転を実行する。すなわち、制御部Kは、圧縮機31を停止させ、室内ファン14を所定の回転速度で駆動する。これによって、室内機10の内部が乾燥するため、防菌・防黴の効果が奏される。
なお、ステップS104aやステップS104cの処理中、上下風向板19(図2参照)を閉じていてもよいし、また、上下風向板19を開いていてもよい。
次に、ステップS104dにおいて制御部Kは、ステップS104cの処理を開始してから所定時間(例えば、予め設定された送風乾燥時間)が経過しているか否かを判定する。所定時間が経過していない場合(S104d:No)、制御部Kの処理はステップS104cに戻る。一方、所定時間が経過した場合(S104d:Yes)、制御部Kは、室内熱交換器12を乾燥させるための一連の処理を終了する(END)。
<効果>
第1実施形態によれば、制御部Kは、室内熱交換器12を凍結させる凍結処理中に、所定条件(例えば、第1条件)を満たすと、液圧縮防止制御を行う。これによって、圧縮機31で液圧縮することを防止できる。
液圧縮防止制御の第1制御には、圧縮機31の回転速度を下げるか又は圧縮機31を停止する、室内ファン14の回転速度を上げる、室外ファン33の回転速度を下げるか又は室外ファン33を停止する、室外膨張弁34(膨張弁)の開度を絞ることがある。
また、室内熱交換器12を凍結させる際、制御部Kは、例えば、室内空気の相対湿度に基づいて凍結時間を設定する(図6のS11、図7参照)。これによって、室内熱交換器12の洗浄に要する適量の水を、室内熱交換器12において凍らせることができる。
また、室内熱交換器12を凍結させているとき、制御部Kは、室外温度に基づいて圧縮機モータ31aの回転速度を設定する(図6のS11、図8参照)。これによって、室内熱交換器12の凍結中、室外熱交換器32での放熱を適切に行うことができる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態は、室内熱交換器12A(図15参照)が第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bを有し、これらの第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bが室内膨張弁V(図15参照)を介して接続されている点が、第1実施形態とは異なっている。
また、第2実施形態は、いわゆる再熱除湿運転を行うことによって室内熱交換器12Aの一部を凍結させる点が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他の点(図1、図4に示す構成、図5、図6のフローチャート等)については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
図15は、第2実施形態に係る空気調和機100Aの冷媒回路QAを示す説明図である。図15に示すように、室内機10Aは、室内熱交換器12A、室内膨張弁V(第2膨張弁)、室内ファン14等を備えている。また、室内熱交換器12Aは、第1室内熱交換器12aと、第2室内熱交換器12bと、を有している。そして、室内膨張弁Vを介して、第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bが相互に接続されることで、室内熱交換器12Aが構成されている。また、図14に示す例では、第2室内熱交換器12bが、第1室内熱交換器12aの上側に位置している。
通常の空調運転(冷房運転、暖房運転等)を行う際には、室内膨張弁Vが全開になるように制御され、また、室外膨張弁34の開度が適宜に調整される。一方、いわゆる再熱除湿運転を行う際には、室外膨張弁34が全開になるように制御され、室内膨張弁Vの開度が適宜に調整される。なお、再熱除湿運転については後記する。
図16は、第2室内熱交換器12bを凍結させるための処理(図5のS102に対応)を示すフローチャートである。適宜、図4、図15を参照する。図16のステップS102Aでは、ステップS12において四方弁35を設定した後、制御部Kの処理はステップS17に進む。
ステップS17において制御部Kは、再熱除湿運転を実行する。すなわち、制御部Kは、室外熱交換器32及び第1室内熱交換器12aを凝縮器として機能させ、第2室内熱交換器12bを蒸発器として機能させるように四方弁35を制御する。言い換えると、制御部Kは、第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bのうち、室内膨張弁Vの下流側に位置する一方(第2室内熱交換器12b)を蒸発器として機能させる。
さらに、制御部Kは、室外膨張弁34を全開とし、室内膨張弁Vを所定開度にする。これによって、蒸発器である第2室内熱交換器12bで熱交換した低温の空気が、凝縮器である他方の第1室内熱交換器12aで適度に温められ、また、除湿される。
ステップS17の処理を行った後、ステップS18において制御部Kは、圧縮機31の回転速度を設定し、その回転速度で圧縮機31を駆動する。ステップS19において制御部Kは、室内膨張弁Vの開度を適宜に調整する。
次に、ステップS20以降の処理を実行する。この処理中のステップS21及びステップS25において、例えば、室内熱交換器12の温度TEを、第2室内熱交換器12bの温度として変更して判定処理する。
なお、第2室内熱交換器12bを解凍し、さらに、第1室内熱交換器12aや第2室内熱交換器12bを乾燥させる処理については、第1実施形態(図13、図14参照)と同様であるから、説明を省略する。ちなみに、解凍時・乾燥時には、制御部Kが、室内膨張弁Vを全開とし、室外膨張弁34の開度を適宜に調整する。
前記したように、図15に示す第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bのうち、一方(第2室内熱交換器12b)は、他方(第1室内熱交換器12a)の上側に位置している。このような構成によれば、凍結した第2室内熱交換器12bの氷が溶けると、その水が第1室内熱交換器12aに流れ落ちる。これによって、第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bの両方を洗浄できる。
<効果>
第2実施形態によれば、制御部Kは、再熱除湿運転中に、所定条件(例えば、第1条件)を満たすと、液圧縮防止制御を行う。これによって、圧縮機31で液圧縮することを防止できる。
第2実施形態によれば、再熱除湿運転を行うことによって、第2室内熱交換器12bを凍結させることができる。また、第1室内熱交換器12aが第2室内熱交換器12bの下側に位置しているため、第2室内熱交換器12bを解凍させると、その水によって、第1室内熱交換器12a及び第2室内熱交換器12bの両方を洗浄できる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る空気調和機100等について各実施形態で説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
空気調和機100は、室外機30に備える電気品の温度を検知する温度センサ38を有し、第1制御としての室外ファン制御中に、温度センサの温度が所定温度以上に上昇した場合、制御部Kは、室外ファン33の回転速度を上げるか、又は室外ファン33を断続して運転する制御を行うとよい。これにより、電気品を冷却し、電気品の信頼性を向上することができる。
第1制御中に室外熱交換器32の温度又は圧縮機31の吐出冷媒の温度が所定値以上になった場合、制御部Kは、第1制御の制御内容を元に戻す第2制御を行うとよい(図9参照)。これにより、圧縮機31の吐出圧力の著しい上昇が抑えられ、圧縮機31の信頼性が向上することができる。
第1制御中に室内熱交換器12の温度が所定温度以上の場合、制御部Kは、室外ファン33の回転速度を上げるか、又は室外ファン33を断続して運転する第2室外ファン制御を行うとよい。これにより、室内熱交換器12の着霜量の著しい低下を避け、圧縮機31の液圧縮の防止と着霜を両立することができる。
制御部Kは、第1制御としての室外ファン制御中に室外ファン33の回転速度に基づいて、予め決められた圧縮機31の回転速度(圧縮機モータ31aの回転速度)を設定するとよい。例えば、室外ファン33の回転速度が500rpmのとき、圧縮機31の回転速度は2000rpmとした場合、室外ファン33の回転速度が300rpm、100rpmと下がるにつれて、圧縮機31の回転速度は1500rpm、1000rpmと下げるとよい。第1制御中に室外ファン33の回転速度が下がったとき、又は停止することで、圧縮機31からの騒音が顕著になる場合がある。室外ファン33の回転速度を下げる又は停止する際に、圧縮機31の回転速度を下げることにより、圧縮機31から発生する騒音を低減することができる。
室内ファン14以外の第1制御を行った後も、所定条件(第1条件)を解消できない場合、制御部Kは、室内ファン14の回転速度を上げる第2室内ファン制御を行うとよい(図11参照)。これにより、室内ファン14の回転速度を上げる液圧縮防止制御を追加して液圧縮防止制御の効果を高めることができる。
第1制御としての膨張弁(例えば、室外膨張弁34)制御中に室内熱交換器12の温度が所定温度よりも高くなった場合、制御部Kは、膨張弁の絞りを緩和する第2膨張弁制御を行うとよい。つまり、室内熱交換器12を通流する冷媒の過熱度(スーパーヒート)が所定値よりも高くなった場合、制御部Kが、膨張弁の絞りを緩和するようにしてもよい。これにより、膨張弁の絞りすぎによる循環流量の著しい低下を回避し、液圧縮の防止と着霜を両立することができる。なお、前記した膨張弁に代えてキャピラリチューブ(図示せず)を設け、制御部Kが、圧縮機31の回転速度、 室内ファン14の回転速度、 室外ファン33の回転速度等を適宜に制御するようにしてもよい。
第1制御中に、所定条件を解消できた場合、制御部Kは、第1制御の制御内容を元に戻す第2制御を行うとよい。これにより、不要な液圧縮防止制御により着霜量が低下することを防ぐことができる。
所定条件は、室内熱交換器12の温度が所定温度以下であるとき、又は室内温度センサ24a(室温センサ)の温度と室内熱交換器12の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、圧縮機31の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、又は圧縮機31の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、である。
制御部Kは、凍結処理時に、圧縮機31の吸入冷媒の所定乾き度は通常の空調運転中の乾き度(例えば、0.8)よりも低く設定する(例えば、0.6)とよい。
通常の空調運転(冷房等)においては、圧縮機31の回転速度が比較的高く、冷媒回路Q(図3参照)の冷媒の循環量が多いため、乾き度に敏感な制御が要求される。室内熱交換器12での熱交換が悪くなると、液冷媒の量が多くなる。このため、乾き度は例えば、0.8以上に設定される。これに対し、本実施形態の凍結洗浄の凍結処理においては、圧縮機31の回転速度は、通常の空調運転時よりも下げて設定される。このため、冷媒回路Qの冷媒の循環量は少なくなるため、乾き度を低く設定できる。すなわち、乾き度を低く設定することにより、液冷媒防止制御を有効に機能させることができる。
制御部Kは、凍結処理の際に、予め設定された凍結時間の後半の少なくともいずれかのときに、第1制御を実行するとよい。凍結処理を開始しても、凍結時間の前半において、液冷媒圧縮が生じることはまれである。このため、液圧縮保護制御の判定は、凍結時間の前半では行わず、処理時間を短縮し、凍結時間の後半で実行したとしても、液圧縮保護の適切な保護制御ができる。
本実施形態の液冷媒保護制御は、冷媒回路Q(図3参照)において、圧縮機31の吸入側にアキュムレータ39が設置されていない空気調和機にも適用できる。これにより、空気調和機の原価低減ができる。
また、冷媒回路Q(図3参照)において、圧縮機31の吸入側にアキュムレータ39が設置されており、冷媒量に対するアキュムレータの内容積は、700mL/kg以下である空気調和機に適用するとよい。
図17は、各種アキュムレータA〜Cの冷媒量に対するアキュムレータの内容積を示す説明図である。アキュムレータA〜Cにおいて、内容積は中に液冷媒が満たされたと仮定した場合の有効内容積を示す。有効内容積は、アキュムレータ外形寸法と内部のパイプの容積の差を示す。アキュムレータAは、冷媒としてR410Aの場合、アキュムレータB,Cは、冷媒としてR32の場合である。発明者らの実証実験等により、冷媒量に対するアキュムレータの内容積は、700mL/kg以下の場合、圧縮機31で液冷媒圧縮が起こる頻度が高くなることが分かった。このため、アキュムレータの内容積が小さい場合に、本実施形態の液冷媒保護制御により、圧縮機31が保護できるとともに、室内熱交換器を適切に洗浄可能である。
本実施形態によれば(図3、図6参照)、制御部Kは、室内熱交換器12を蒸発器として機能させ、室内熱交換器12を凍結させる凍結処理中に、第1条件を満たすと(ステップS21:Yes)、液圧縮防止制御を行い(ステップS24)、液圧縮防止制御中に第2条件を満たすと(ステップS25:Yes)、液圧縮防止制御を解除する(ステップS26)。これにより、凍結洗浄中の圧縮機の液圧縮を防止できる。
また、各実施形態では、室内機10(図3参照)及び室外機30(図3参照)が一台ずつ設けられる構成について説明したが、これに限らない。すなわち、並列接続された複数台の室内機を設けてもよいし、また、並列接続された複数台の室外機を設けてもよい。
また、各実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
100,100A 空気調和機
10,10A 室内機
12,12A 室内熱交換器(蒸発器/凝縮器)
12a 第1室内熱交換器
12b 第2室内熱交換器
14 室内ファン
18 左右風向板
19 上下風向板
23 撮像部(人検出部)
24 室内環境検出部
30 室外機
31 圧縮機
31a 圧縮機モータ(圧縮機のモータ)
32 室外熱交換器(凝縮器/蒸発器)
33 室外ファン
34 室外膨張弁(第1膨張弁、膨張弁)
35 四方弁
36 室外環境検出部
38 温度センサ
39 アキュムレータ
40 リモコン
K 制御部
Q,QA 冷媒回路
S20 液圧縮防止制御を含む凍結処理
S24 液圧縮防止制御
S26 液圧縮防止制御解除
Tu 凍結上限温度
Td1 凍結下限温度(第1条件の温度)
Td2 凍結下限温度(第2条件の温度)
V 室内膨張弁(第2膨張弁)

Claims (13)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記室外ファンを制御する制御部とを備えると共に、室外機に備える電気品の温度を検知する温度センサ、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室外ファンの回転速度を下げるか、又は前記室外ファンを停止する室外ファン制御を行い、
    前記第1制御としての前記室外ファン制御中に、前記温度センサの温度が所定温度以上に上昇した場合、
    前記制御部は、前記室外ファンの回転速度を上げるか、又は前記室外ファンを断続して運転する制御を行う空気調和機。
  2. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、少なくとも前記圧縮機を制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記圧縮機の回転速度を下げるか、又は前記圧縮機を停止する圧縮機制御を行い、
    前記第1制御中に前記室外熱交換器の温度が所定値以上になった場合、
    前記制御部は、前記第1制御の制御内容を元に戻す第2制御を行う空気調和機。
  3. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記室内熱交換器に室内の空気を送風する室内ファンと、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、少なくとも前記室内ファンを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室内ファンの回転速度を上げる室内ファン制御を行い、
    前記第1制御中に前記室外熱交換器の温度が所定値以上になった場合、
    前記制御部は、前記第1制御の制御内容を元に戻す第2制御を行う空気調和機。
  4. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記室外ファンを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室外ファンの回転速度を下げるか、又は前記室外ファンを停止する室外ファン制御を行い、
    前記第1制御中に前記室外熱交換器の温度が所定値以上になった場合、
    前記制御部は、前記第1制御の制御内容を元に戻す第2制御を行う空気調和機。
  5. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流量を調整する膨張弁前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、少なくとも前記膨張弁を制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記膨張弁の開度を絞る膨張弁制御を行い、
    前記第1制御中に前記室外熱交換器の温度が所定値以上になった場合、
    前記制御部は、前記第1制御の制御内容を元に戻す第2制御を行う空気調和機。
  6. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記圧縮機と前記室外ファンとを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記圧縮機の回転速度を下げるか、又は前記圧縮機を停止する圧縮機制御を行い、
    前記第1制御中に前記室内熱交換器の温度が所定温度以上の場合、
    前記制御部は、前記室外ファンの回転速度を上げるか、又は前記室外ファンを断続して運転する第2室外ファン制御を行う空気調和機。
  7. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記室内熱交換器に室内の空気を送風する室内ファンと、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記室内ファンと前記室外ファンとを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室内ファンの回転速度を上げる室内ファン制御を行い、
    前記第1制御中に前記室内熱交換器の温度が所定温度以上の場合、
    前記制御部は、前記室外ファンの回転速度を上げるか、又は前記室外ファンを断続して運転する第2室外ファン制御を行う空気調和機。
  8. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記室外ファンを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室外ファンの回転速度を下げるか、又は前記室外ファンを停止する室外ファン制御を行い、
    前記第1制御中に前記室内熱交換器の温度が所定温度以上の場合、
    前記制御部は、前記室外ファンの回転速度を上げるか、又は前記室外ファンを断続して運転する第2室外ファン制御を行う空気調和機。
  9. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記圧縮機と前記室外ファンとを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室外ファンの回転速度を下げるか、又は前記室外ファンを停止する室外ファン制御を行い、
    前記制御部は、前記第1制御としての前記室外ファン制御中に前記室外ファンの回転速度に基づいて、予め決められた前記圧縮機の回転速度を設定する空気調和機。
  10. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記室内熱交換器に室内の空気を送風する室内ファンと、少なくとも前記圧縮機と前記室内ファンとを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記圧縮機の回転速度を下げるか、又は前記圧縮機を停止する圧縮機制御を行い、
    前記第1制御を行った後も、前記所定条件を解消できない場合、
    前記制御部は、前記室内ファンの回転速度を上げる第2室内ファン制御を行う空気調和機。
  11. 冷媒を圧縮する圧縮機前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記室内熱交換器に室内の空気を送風する室内ファンと、前記冷媒と室外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、前記室外熱交換器に室外の空気を送風する室外ファンと、少なくとも前記室外ファンと前記室内ファンとを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記室外ファンの回転速度を下げるか、又は前記室外ファンを停止する室外ファン制御を行い、
    前記第1制御を行った後も、前記所定条件を解消できない場合、
    前記制御部は、前記室内ファンの回転速度を上げる第2室内ファン制御を行う空気調和機。
  12. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流量を調整する膨張弁前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、前記室内熱交換器に室内の空気を送風する室内ファンと、少なくとも前記膨張弁と前記室内ファンとを制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記膨張弁の開度を絞る膨張弁制御を行い、
    前記第1制御を行った後も、前記所定条件を解消できない場合、
    前記制御部は、前記室内ファンの回転速度を上げる第2室内ファン制御を行う空気調和機。
  13. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流量を調整する膨張弁前記冷媒と室内の空気とを熱交換する室内熱交換器と、少なくとも前記膨張弁を制御する制御部と、を備え、
    所定条件は、前記室内熱交換器の温度が所定温度以下であるとき、室温センサの温度と前記室内熱交換器の温度との温度差が所定温度差以上であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定乾き度以下であるとき、前記圧縮機の吸入冷媒の乾き度が所定時間に前記所定乾き度以下であるとき、の少なくともいずれかの条件であり、
    前記制御部は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室内熱交換器を凍結させる凍結処理中に、前記所定条件を満たすと、第1制御として、前記膨張弁の開度を絞る膨張弁制御を行い、
    前記第1制御としての膨張弁制御中に前記室内熱交換器の温度が所定温度よりも高くなった場合、
    前記制御部は、前記膨張弁の絞りを緩和する第2膨張弁制御を行う空気調和機。
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