JP6359912B2 - 方立、引込戸構造および引込戸の施工方法 - Google Patents

方立、引込戸構造および引込戸の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は方立に関し、より詳しくは、引戸の戸袋に設置される方立、引戸の戸袋に方立が設置されてなる引込戸構造および引込戸の施工方法に関する。
隣接する2つの部屋ないし空間を仕切る壁に形成される開口部に引戸を設置して該開口部を開閉可能にする場合、開口部に隣接する一方の壁に、戸を開けたときに収納するための空間(戸袋)を設けた、いわゆる引込戸とすることが行われている(特許文献1)。この引戸構造によると、戸を開けたときに、隣接する2つの部屋ないし空間のいずれの側からも戸が見えないので、すっきりした印象や開放的な印象を与えることができる。
このような引込戸の施工は、従来、開口部に開口側縦枠、戸袋側戸当たり部材(縦材)、鴨居(または鴨居レール)、敷居(または敷居レール)、戸袋下地などを固定し、戸袋下地に石膏ボードを固定し、鴨居(または鴨居レール)に引戸を吊り込み、戸袋開口端に方立を取り付けた後、最後に石膏ボードにクロスを貼って化粧を行っている。石膏ボードにクロスを貼る際には、開口部に取り付けた部材(方立など)とクロスとの継ぎ目にコーキング剤を塗布する必要がある。クロスを貼った後に開口部に方立などの部材を取り付け、コーキング剤を塗布することも作業的には可能であるが、コーキング剤の塗布はクロス貼り工程の一環として内装施工業者が行う作業であり、クロス貼りとコーキング剤塗布の作業を分けて行うことは非効率的である。したがって、上記したように、クロス貼りおよびコーキング剤塗布の作業は、開口部に方立などの必要部材をすべて取り付けた後に、最後の仕上げ作業として行われる。
特開2007−056506号公報
しかしながら、建具部材としての方立は一般に化粧シートなどで化粧が施されているため、これを開口部に取り付けた後にクロス貼り作業を行うと、方立の化粧が剥がれたり方立が破損したりして補修作業や交換作業が必要になることがあった。方立は開口部にネジや接着剤などで固定されているので、その補修や交換を行うには、固定された方立を取り外した後、補修した方立または新たな方立を取り付ける必要があり、多大な手間を要するものであった。また、傷付きを防止するために方立を養生シートで覆うことも行われているが、その作業に余分な手間がかかっていた。また、引戸の補修や交換が必要になった場合も、固定されている方立を一旦取り外した後に再度取り付けなければならず、多大な作業手間を要していた。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、前記施工順で引込戸を施工する場合であっても、クロス貼りの際に方立の化粧が損なわれず、また、方立や引戸の補修や交換の際に方立の取り外し・取り付けを容易に行うことができるような、新規な方立構造を提供することである。
この課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、引戸の戸袋に設置する方立であって、戸袋の開口端に固定される化粧が施されない下地方立と、化粧が施された化粧方立とからなり、下地方立の前面と化粧方立の後面にはそれぞれ連結溝が形成され、これら連結溝同士を一致させた状態でこれら連結溝に連結部材の両端嵌合部を嵌合させることにより化粧方立が下地方立に着脱可能に連結され、この連結状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容され、且つ、該突出部の前面と該切欠の後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の方立において、化粧方立が下地方立に連結された状態において、下地方立の突出部の側面と化粧方立の切欠の側面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、引戸の戸袋に方立が設置されてなる引込戸構造であって、方立は、戸袋の開口端に固定される化粧が施されない下地方立と、化粧が施された化粧方立とからなり、下地方立の前面と化粧方立の後面にはそれぞれ連結溝が形成され、これら連結溝同士を一致させた状態でこれら連結溝に連結部材の両端嵌合部を嵌合させることにより化粧方立が下地方立に着脱可能に連結され、この連結状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容され、且つ、該突出部の前面と該切欠の後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする。
請求項4に係る本発明は、引戸の戸袋に方立が設置されてなる引込戸構造の施工方法であって、開口部に戸袋下地材を固定し、戸袋下地材に化粧が施されない下地方立を固定し、下地方立に壁材端部を突き当てた状態で壁材を固定し、壁材および下地方立に連続してクロスを貼った後、下地方立に化粧が施された化粧方立を着脱可能に取り付ける各工程からなり、下地方立の前面と化粧方立の後面にはそれぞれ連結溝が形成され、これら連結溝同士を一致させた状態でこれら連結溝に連結部材の両端嵌合部を嵌合させることにより化粧方立が下地方立に着脱可能に連結され、この連結状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容され、且つ、該突出部の前面と該切欠の後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする。
本発明によれば、引込戸構造において引戸の戸袋に設置される方立が、化粧が施されない下地方立と、化粧が施される化粧方立とからなり、下地方立を戸袋の開口端に固定し、クロス貼りを行った後の施工最終段階で、化粧方立を下地方立に取り付けて方立が完成される。したがって、方立の化粧が施工時に傷付けられることがなく、方立を施工中に養生する必要もない。
また、化粧方立を下地方立に連結した状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容されるので、化粧方立の取付方が悪かったり、施工後に化粧方立がずれて下地方立との間に隙間が生じた場合であっても、この隙間が外部から観察されることがなく、意匠性が低下しない。
また、同連結状態において、下地方立の突出部前面と化粧方立の切欠後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されるので、これら部材の加工精度が多少悪くても、下地方立の前面と化粧方立の後面とを密接させた状態で連結させることができる。また、下地方立施工後に突出部外面から前面にかけて貼着されクロスや、化粧方立に貼着されている化粧シートを傷付けることがない。
また、好適な実施形態によれば、下地方立の突出部側面と化粧方立の切欠側面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されるので、これら部材の加工精度が多少悪くても、連結溝同士を一致させて連結部材で連結する作業を支障なく行うことができる。
本発明の一実施形態による方立を用いて施工された引込戸構造を、開口部が引戸で閉じられた状態として示す正面図である。 図1中A−A切断部分の断面図である。 図2中B部分の拡大図である(引戸および鴨居レールは図示省略)。 図1の引込戸構造に用いられる方立を構成する一部材である下地方立の正面図(a)および側面図(b)である。 図1の引込戸構造に用いられる方立を構成する他部材である化粧方立の正面図(a)および側面図(b)である。 図4の下地方立と図5の化粧方立を連結する連結部材の正面図(a)、平面図(b)および側面図(c)である。 図1の引込戸構造に用いられる開口側上枠の平面図(a)および側面図(b)である。 図1の引込戸構造に用いられる開口側鴨居レールの平面図(a)および側面図(b)である。 図1の引込戸構造に用いられる戸袋側上枠の平面図(a)および側面図(b)である。 図1の引込戸構造に用いられる戸袋側鴨居レールの平面図(a)および側面図(b)である。 図1の引込戸構造の施工を工程順に示す説明図である。これら図11(a)〜(d)はいずれも床面から開口部上面を見上げた状態で示されている。図11(d)は図2と同一である。 本発明の他実施形態による方立を用いて施工された引込戸構造を、開口部が引戸で閉じられた状態として示す正面図である。 図12中C−C切断部分の断面図である。 図13中D部分の拡大図である(引戸および鴨居レールは図示省略)。 図12の引込戸構造に用いられる方立を構成する一部材である下地方立の正面図(a)および側面図(b)である。 図12の引込戸構造に用いられる方立を構成する他部材である化粧方立の正面図(a)および側面図(b)である。 図12の引込戸構造に用いられる上枠の平面図(a)、開口側側面図(b)および戸袋側側面図(c)である。 図12の引込戸構造に用いられる鴨居レールの平面図(a)および側面図(b)である。 図12の引込戸構造の施工を工程順に示す説明図である。これら図19(a)〜(c)はいずれも床面から開口部上面を見上げた状態で示されている。図19(c)は図13と同一である。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
図1および図2に示される引込戸構造10は、柱11,12間の開口部29において、柱11の内面に固定される縦枠13と、柱12の内面に固定される戸当たり部材14と、これら縦枠13および戸当たり部材14の上端同士の間に架設される上枠15とからなる三方枠に引戸16が横方向にスライド移動可能に設けられ、戸当たり部材14の両側に、戸袋下地板17および戸袋下地桟18からなる戸袋下地材19および方立20を取り付け、それらの外側に各々壁材として石膏ボード21およびクロス22を貼って戸袋23,23を形成したものである。縦枠13、戸当たり部材14および上枠15はいずれもMDFで形成される。この実施形態において、開口部は高さ2470mm、幅1580mmであり、引戸16は高さ2440mm、幅790mmであり、戸袋23は高さ2470mm、幅785mmである。
縦枠13は、少なくとも施工状態において露出する部分に化粧シート貼りなどによる化粧が施された単一部材からなるものであっても良い(実施例2)が、この実施形態の縦枠13は、開口部29に固定する下地縦枠131と、この下地縦枠131の表面に固定する化粧縦枠132とからなるものとして示されている。下地縦枠131は化粧縦枠132より幅広であり、下地縦枠131には化粧が施されていないが、化粧縦枠132の少なくとも施工状態露出面を覆うように、たとえば、表面から側面を回り込んで裏面側に至る部分にかけて化粧が施されている。下地縦枠131の表面には長手方向に延長する凹条133が形成されると共に、化粧縦枠132の裏面には長手方向に延長する凸条134が形成され、この凸条134を凹条133に嵌合して固定することにより、下地縦枠131と化粧縦枠132とを一体化して縦枠13としている。また、化粧縦枠132の表面には、引戸16を閉じたときにその閉じ側端を受ける戸じゃくり135が形成されている。この実施形態において、下地縦枠131は長さ2467m、幅147mmであり、化粧縦枠132は長さ2467mm、幅110mmである。
上枠15は、少なくとも施工状態において露出する部分に化粧シート貼りなどによる化粧が施された単一部材からなるものであっても良い(実施例2)が、この実施形態の上枠15は、開口側上枠151(図7)と戸袋側上枠152(図9)とからなるものとして示されている。開口側上枠151は、その長手方向一端を縦枠13(化粧縦枠132)の上端表面に突き当てた状態で方立20近くまで延長し、戸袋側上枠152は、その長手方向一端を戸当たり部材14の上端表面に突き当てた状態で縦枠13に向けて方立20から突出し、開口側上枠151の延長先端と戸袋側上枠152の突出先端とは実質的に突き当てられた状態で一体化して、一直線に延長する上枠15が形成されている。
開口側上枠151と戸袋側上枠152は、厚さが略同一であるが、長さは開口側上枠151が戸袋側上枠152より短く、幅は開口側上枠151が壁厚さと略同一であるのに対し戸袋側上枠152は壁厚さより小さく、表裏の戸袋下地材19間の隙間に入り込むことが可能な幅寸法とされている。この実施形態において、開口側上枠151は長さ774.5mm、幅104mmであり、戸袋側上枠152は長さ790mm、幅62mmである。
なお、開口側上枠151には、少なくとも施工状態で露出する面を化粧するために化粧シート157が貼着される(図7(b))が、戸袋側上枠152は方立20を取り付けて戸袋23を施工したときに隠れるので化粧を施す必要はない。また、戸袋側上枠152の開口側先端部には、後述する下地方立25と化粧方立26を収容する段部159,159が幅方向両側に形成されている(図9(a))。この実施形態では、各段部159の寸法は長さ56mm、幅11.3mmとされている。
上枠15の下面には鴨居レール24が取り付けられ、床面30には敷居レール31が取り付けられる。この実施形態では、上枠15が開口側上枠151と戸袋側上枠152とで構成されていることに伴い、開口側上枠151の下面に開口側鴨居レール241(図8)が取り付けられ、戸袋側上枠152の下面に戸袋側鴨居レール242(図10)が取り付けられる。
より詳しくは、開口側上枠151下面の幅方向中央には、開口側鴨居レール241の戸車走行溝243を嵌合収容する溝153を含む鴨居レール取付凹部155が凹設され、開口側鴨居レール241は、その両端係止縁245が鴨居レール取付凹部155の開口縁に係止され且つ戸車走行溝243が溝153に嵌合収容された状態で、鴨居レール取付凹部155に嵌着固定される。同様に、戸袋側上枠152下面の幅方向中央には、戸袋側鴨居レール242の戸車走行溝244を嵌合収容する溝154を含む鴨居レール取付凹部156が凹設され、戸袋側鴨居レール242は、その両端係止縁246が鴨居レール取付凹部156の開口縁に係止され且つ戸車走行溝244が溝154に嵌合収容された状態で、鴨居レール取付凹部156に嵌着固定される。
開口側鴨居レール241と戸袋側鴨居レール242の断面形状は略同一であり、開口側鴨居レール241と戸袋側鴨居レール242が上述したように開口側上枠151および戸袋側上枠152にそれぞれ固定されたときに、開口側鴨居レール241と戸袋側鴨居レール242とが一直線に延長する鴨居レール24を形成して、引戸16の上端に取り付けられる戸車(図示せず)が鴨居レール24の戸車走行溝243,244内で走行することにより引戸16の開閉方向移動を円滑に案内する。
開口側鴨居レール241および戸袋側鴨居レール242はいずれも合成樹脂で形成される。開口側鴨居レール241は戸袋側鴨居レール242より長く形成されて、これらの継ぎ目が戸袋23,23側に位置するように寸法設定することが好ましく、この実施形態では、開口側鴨居レール241は長さ830.5mmであり、戸袋側鴨居レール242は長さ734mmである。このように寸法設定することにより、開口側上枠151と戸袋側上枠152との間の継ぎ目は開口側鴨居レール241で隠され、開口側鴨居レール241と戸袋側鴨居レール242との間の継ぎ目は戸袋23,23で隠されるので、見栄えが良好になる。
方立20は、下地方立25(図4)と、化粧方立26(図5)と、これらを連結する連結部材27(図6)とからなる。下地方立25と化粧方立26は、連結部材27により、図2およびそのB部分拡大図である(引戸16および鴨居レール24は図示省略)図3に示されるように連結された状態で、引込戸構造10の戸袋23開口端の表裏にそれぞれ設けられる。
図4を参照して、下地方立25はMDFで形成され、施工状態においては石膏ボード21の外面から連続して突出部外面253dおよび突出部前面253cにかけてクロス22が貼着される(図3)が、下地方立25自体に化粧シートは貼着されない。下地方立25は、一定の断面形状が長手方向(施工状態において壁高さ方向)に連続する長尺部材であり、略方形の断面形状を有する下地本体部251と、この下地本体部251の外方および前方に突出する突出部252とからなる。より詳しくは、下地方立25は、下地本体部251の前面253aと、突出部252の側面253bと、突出部252の前面253cと、突出部252の外面253dと、突出部252の後面253fと、突出部252の外面253dと後面253fとの間の傾斜面253eと、下地本体部251の外面253gと、下地本体部261の背面253hと、下地本体部261の内面253iの各面を有するものとして形成されている。
下地本体部251の前面253aと突出部252の下面253bとの間には化粧方立26を嵌合するための切欠254が形成され、突出部252の後面253fと下地本体部251の外面253gとの間には石膏ボード21を納めるための(したがって石膏ボード21の厚さと略同一幅を有する)切欠255が形成される。この実施形態における下地方立25の寸法は、長さ2469mm、幅(突出部252の外面253dと下地本体部261の内面253iの間隔)51.5mm、厚さ(突出部252の前面253cと下地本体部261の背面253hの間隔)30mmであり、切欠254を形成する下地本体部前面253aおよび突出部側面253bはそれぞれ幅29mm、幅5mmであり、切欠255を形成する突出部後面253fと下地本体部外面253gはいずれも幅13.5mm(石膏ボード21の厚さと略同一)である。また、突出部252の前面253cは幅22.5mm、外面253dは幅16.5mmである。突出部252の外面253dと後面253fとの間の傾斜面(面取り)253eは、施工時に、石膏ボード21の端面との間にパテ(図示せず)を埋め込んで下地方立25と石膏ボード21との継ぎ目を略平坦にするための隙間28(図3)を与える。
下地本体部251の前面253aには長手方向に延長する連結溝256が形成されると共に、この連結溝256の中心線上に中心を持つ円形断面を有するネジ頭収容凹部257が長手方向に任意間隔をおいて複数個設けられ、さらに各ネジ頭収容凹部267の底面の中心から背面253h近くまでの深さにネジ穴258が形成される。連結溝256は、下地方立25が化粧方立26と組み合わされたときに、化粧方立26の連結溝262(後述)と一致する位置に形成される。この実施形態では、連結溝256は深さ7mm、幅3mmであり、13mm径、深さ10mmのネジ頭収容凹部257と、2.5mm径、深さ13mmのネジ穴258が、長手方向に550mmの等間隔で各々5箇所(図4では2箇所を図示省略)に設けられている。
図5を参照して、化粧方立26はMDFで形成され、一定の断面形状が長手方向(施工状態において壁高さ方向)に連続する長尺部材である。化粧方立26は略方形の断面形状を有するが、下地方立25と組み合わされるときに向かい合う側の面(後面)に切欠261および連結溝262が形成されている。化粧方立26は、前面263aと、外面263cと、これらの間の傾斜面263bと、切欠261を形成する面263d,263eと、後面263fと、内面263gの各面を有するものとして形成されており、面263g,263a〜263eを完全に被覆してその両端が後面263fに回り込むように、化粧シート264が貼着されている。既述したように、連結溝262は、化粧方立26が下地方立25と組み合わされたときに、下地方立25の連結溝256と一致する位置に形成される。
この実施形態における化粧方立26の寸法は、長さ2469mm、幅(外面263cと内面263gの間隔)33mm、厚さ(前面263aと後面263fの間隔)30mmであり、連結溝262は深さ7mm、幅3mmであり、切欠261を形成する面263dおよび263eはそれぞれ幅5mmおよび幅9mmであり、後面263fは幅18mmである。化粧方立26は、対向する化粧縦枠132の幅に合わせて統一感を出すため、また、目立たないようにしてすっきりした外観に仕上げるために、下地方立25より幅を小さく形成している。
図6を参照して、連結部材27は合成樹脂で形成された細板状の長尺部材であり、その表裏には凹凸271が形成され、幅方向の一方が下地方立25の連結溝256に嵌合する嵌合部272となり、他方が化粧方立26の連結溝262に嵌合する嵌合部273となる。表裏の凹凸271は、嵌合部272,273では各々挿入方向に傾斜して先端鋭角状に突出する形状とされ、且つ、嵌合部272,273の先端も鋭角状に形成されている。これにより、嵌合部272,273を連結溝256,262に嵌合しやすく、且つ、一旦嵌合すれば凹凸271が連結溝256,262の溝内面に喰い込んで容易には離脱しない嵌合状態が得られる。
連結部材27の厚さは連結溝256,262の幅(この実施形態では3mm)と略同一またはそれよりわずかに大きい寸法であり、その幅(嵌合部272,273の長さ合計)は連結溝256,262の深さ合計(14mm)と略同一またはそれよりわずかに小さい寸法である。この実施形態では、連結部材27は、長さ2469mm、幅14mm、厚さ(凹凸271を含む)4mmである。なお、連結部材27は全体を単一の合成樹脂で一体に形成しても良いが、硬質樹脂を主体としながら、嵌合部272,273の先端から表裏面の一部にかけて軟質樹脂を設けて形成しても良い。
図1および図2記載の引込戸構造10の施工について、図11を参照して説明する。図11(a)は下地工程を示すものであり、柱11に下地縦枠131、柱12に戸当たり部材14、開口部29の上面に戸袋側上枠152をそれぞれ取り付け、戸袋側上枠152に戸袋側鴨居レール242を嵌合固定し、開口部29の上下面および柱12に戸袋下地板17および戸袋下地桟18からなる戸袋下地材19を取り付け、戸袋下地材19の外面に石膏ボード21を取り付けて表裏に戸袋23,23を形成し、各戸袋23の開口端部に下地方立25を取り付ける。戸袋側上枠152は、あらかじめ戸袋側鴨居レール242を嵌合固定して一体化した後に開口部29の上面に取り付けても良い。各戸袋下地材19の外面に石膏ボード21を取り付け、その端部を下地方立25の切欠255に納めて隙間28にパテ(図示せず)を埋め、下地方立25の外面253dとの継ぎ目を略平坦にする。
図11(b)はクロス貼り工程を示すものであり、戸袋23,23側においては、石膏ボード21の表面から下地方立25の突出部外面253dおよび前面253cを完全に被覆するようにクロス22を貼る。下地方立25の切欠255の深さ(突出部外面253dと下地本体部外面253gの間隔)は石膏ボード21の厚さに略等しいので、石膏ボード21の表面から下地方立25の外面253にかけて連続的にクロス22を貼ると、石膏ボード21と下地方立25との間の継ぎ目においても段差のない平滑な化粧面が得られる。同様に、柱11の側においても、石膏ボード21の表面から下地縦枠131の外面および前面を覆うようにクロス22を貼る。
次いで、図11(c)に示すように、柱12側において下地縦枠131に化粧縦枠132を取り付けて縦枠13を形成し、戸袋側上枠152と連続するように開口側上枠151を開口部29の上面に取り付けて上枠15を形成し、さらに、戸袋側鴨居レール242と連続するように開口側上枠151に開口側鴨居レール241を取り付けて鴨居レール24を形成する。開口側上枠151は、開口側鴨居レール241を嵌合固定した後に、開口部29の上面に取り付けても良い。図示されないが、鴨居レール24の直下において、床面30に敷居レール31を取り付ける。また、各下地方立25の連結溝256に、連結部材27の嵌合部272を嵌合させ、他方の嵌合部273が開口部29に突出した状態としておく。
図11(d)は仕上げ工程を示すものであり、鴨居レール24に引戸16を吊り込むと共に、図11(c)で突出状態にある連結部材27の嵌合部273を、化粧方立26の連結溝262に差し込んで嵌合することにより、下地方立25に化粧方立26を取り付ける。あるいは、図11(c)では連結部材27を下地方立25の連結溝256に嵌合させずに、図11(d)において、連結部材27の嵌合部273を連結溝262に嵌合させた状態の化粧方立26を下地方立25に近づけていき、突出する嵌合部272を下地方立25の連結溝256に差し込んで嵌合することによって、これらを一体化するようにしても良い。図1に示すように、化粧方立26は、開口側上枠151に対していわゆる縦勝ちに固定される。
このとき、下地方立25の前面253aと化粧方立26の後面263fとが接した状態となり、下地方立25の内面253iと化粧方立26の内面263gは略面一となって連続した面を形成する。また、下地方立25の突出部252は化粧方立26の切欠261に納められるが、既述した寸法関係から、下地方立25の突出部側面253bおよび前面253cは化粧方立26の切欠面263d,263eとは非接触状態に維持され、これらの面の間には隙間が確保される。つまり、下地方立25において、連結溝256の上面から突出部側面253bまでの距離をa1、突出部側面253bの幅をa2とし、化粧方立26において、連結溝262の上面から切欠面263eまでの距離をb1、切欠面263の幅をb2とすれば、a1>b1であり且つb2>a2である。したがって、上記のように化粧方立26を下地方立25に組み付けて一体化したときに、下地方立25および/化粧方立26の加工精度が悪い場合であっても、それらの連結溝256,262同士を一致させて、連結部材17で連結することができる。また、下地方立25の突出部外面253dおよび突出部前面253cを完全に被覆するように貼着されたクロス22や、化粧方立26の面263g,263a〜263eを完全に被覆してその両端が後面263fに回り込むように貼着された化粧シート264を傷付けることがない。
図12および図13に示される引込戸構造10は、実施例1の引込戸構造10に近似しているが、その構成部材である縦枠13、上枠15、鴨居レール24、下地方立25および化粧方立26に相違がみられる。以下、主にこれらについて説明し、実施例1と同様の構成部材や作用については、説明を省略する。また、実施例1と同様または対応する部材や要素には同一の符号が付されている。
上枠15については、実施例1ではこれを開口側上枠151と戸袋側上枠152の2部材からなるものとして示されているが、この実施例ではこれらを連続一体化させたような形状および構成を有する単一部材であり、その開口側において、実施例1の開口側上枠151と同様の化粧シート157が貼着されている(図17)。上枠15が単一部材として構成されていることに伴い、鴨居レール24もこの実施例では単一部材であり、実施例1の開口側鴨居レール241と戸袋側鴨居レール242とを連続一体化させたような形状および構成を有する(図18)。図示しないが、縦枠13についても、実施例1ではこれを下地縦枠131と化粧縦枠132の2部材からなるものとして示されているが、この実施例ではこれらを一体化させた単一部材として用いている。
下地方立25については、実施例1の下地方立25における切欠255が省略された形状に変更されている(図15)。化粧方立26については、実施例1の化粧方立26と形状的には近似しているが、その幅(外面263cと内面263gの間隔)を大きくして、下地方立25の幅(外面253dと内面253iの間隔)と同一幅に変更されている。しかしながら、この実施例においても、実施例1と同様に、下地方立25の連結溝256の上面から突出部側面253bまでの距離a3は、化粧方立26の連結溝262の上面から切欠面263eまでの距離b3より大きく(a3>b3)、且つ、下地方立25の突出部側面253bの幅a4は、化粧方立26の切欠面263の幅b4より小さい(b4>a4)。
この実施例による引込戸構造10の施工について、図19を参照して説明する。図19(a)は下地工程を示すものであり、柱11に縦枠13、柱12に戸当たり部材14、開口部29の上面に上枠15をそれぞれ取り付け、上枠15に鴨居レール24を嵌合固定し、開口部29の上下面および柱12に戸袋下地板17および戸袋下地桟18からなる戸袋下地材19を取り付けて表裏に戸袋23,23を形成し、各戸袋23の開口端部に下地方立25を取り付ける。上枠15は、あらかじめ鴨居レール24を嵌合固定して一体化した後に、開口部29の上面に取り付けても良い。各戸袋下地材19の外面に石膏ボード21を取り付け、その端部を下地方立25の後面253hに突き当て、傾斜面253eによる隙間28にパテ(図示せず)を埋めて下地方立25の突出部外面253dと石膏ボード21との継ぎ目を略平坦にする。
図19(b)はクロス貼り工程を示すものであり、戸袋23,23側においては、石膏ボード21の表面から下地方立25の外面253dおよび前面253cを完全に被覆するようにクロス22を貼る。また、柱11の側において、石膏ボード21の表面から縦枠13との継ぎ目までクロス22を貼る。
次いで、実施例1と同様にして引戸16を吊り込み、連結部材27(実施例1の連結部材27(図6)と同様のものであって良い)を連結溝256,262に嵌合することにより化粧方立26を下地方立25に組み付けて一体化する。このとき、下地方立25の前面253aと化粧方立26の後面263fとが接した状態となり、下地方立25の内面253iと化粧方立26の内面263gは略面一となって連続した面を形成する。下地方立25の突出部252は化粧方立26の切欠261に納められるが、既述した寸法関係から、下地方立25の突出部側面253bおよび前面253cは化粧方立26の切欠面263d,263eとは非接触状態に維持され、これらの面の間には隙間が確保される。したがって、実施例1と同様に、連結溝256,262同士を一致させて化粧方立25と化粧方立26とを支障なく連結することができ、クロス22や化粧シート264を傷付けることもない。
本発明について実施例を挙げて詳述したが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定される発明の範囲内において広く変形ないし変更して実施可能である。たとえば、下地方立25と化粧方立26を連結するための連結溝256,262を複数本設けることにより、これらをより強固に一体化するような構成を採用しても良い。この場合は、連結溝256,262の本数に対応して同数の連結部材27が用いられる。
なお、下地方立25と化粧方立26を組み合わせる場合、下地方立25の前面253aと化粧方立26の後面263fとを当接させた状態とする(図3,図14)ことが基本であるが、これらの面253a,263f同士が離れていてそれらの間に隙間が生じていても、化粧方立26の切欠261内に納められる下地方立25の突出部252によって隠蔽されるので、意匠性が損なわれない。たとえば、化粧方立26の後面263fを下地方立25の前面253aに密接させた状態で連結すると、化粧方立26の前面263aと上枠端面158(図7,図17)との間に隙間が生じてしまうような場合には、連結部材27を介して下地方立25と連結した状態を維持しながら、化粧方立26を連結部材27から離れる方向に移動させて、この隙間を無くすことができる。
10 引込戸構造
11 柱(開口側)
12 柱(戸袋側)
13 縦枠
131 下地縦枠
132 化粧縦枠
133 凹条
134 凸条
135 戸じゃくり
14 戸当たり部材
15 上枠
151 開口側上枠
152 戸袋側上枠
153,154 溝
155,156 鴨居レール取付凹部
157 化粧シート
158 開口側上枠の端面
159 段部
16 引戸
17 戸袋下地板
18 戸袋下地桟
19 戸袋下地材
20 方立
21 石膏ボード(壁材)
22 クロス
23 戸袋
24 鴨居レール
241 開口側鴨居レール
242 戸袋側鴨居レール
243,244 戸車走行溝
245,246 係止縁
25 下地方立
251 下地本体部
252 突出部
253a〜253i 面
254,255 切欠
256 連結溝
257 ネジ頭収容凹部
258 ネジ穴
26 化粧方立
261 切欠
262 連結溝
263a〜263g 面
264 化粧シート
27 連結部材
271 凹凸
272,273 嵌合部
28 隙間
29 開口部
30 床面
31 敷居レール

Claims (4)

  1. 引戸の戸袋に設置する方立であって、戸袋の開口端に固定される化粧が施されない下地方立と、化粧が施された化粧方立とからなり、下地方立の前面と化粧方立の後面にはそれぞれ連結溝が形成され、これら連結溝同士を一致させた状態でこれら連結溝に連結部材の両端嵌合部を嵌合させることにより化粧方立が下地方立に着脱可能に連結され、この連結状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容され、且つ、該突出部の前面と該切欠の後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする方立。
  2. 化粧方立が下地方立に連結された状態において、下地方立の突出部の側面と化粧方立の切欠の側面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする、請求項1記載の方立。
  3. 引戸の戸袋に方立が設置されてなる引込戸構造であって、方立は、戸袋の開口端に固定される化粧が施されない下地方立と、化粧が施された化粧方立とからなり、下地方立の前面と化粧方立の後面にはそれぞれ連結溝が形成され、これら連結溝同士を一致させた状態でこれら連結溝に連結部材の両端嵌合部を嵌合させることにより化粧方立が下地方立に着脱可能に連結され、この連結状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容され、且つ、該突出部の前面と該切欠の後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする引込戸構造。
  4. 引戸の戸袋に方立が設置されてなる引込戸構造の施工方法であって、開口部に戸袋下地材を固定し、戸袋下地材に化粧が施されない下地方立を固定し、下地方立に壁材端部を突き当てた状態で壁材を固定し、壁材および下地方立に連続してクロスを貼った後、下地方立に化粧が施された化粧方立を着脱可能に取り付ける各工程からなり、下地方立の前面と化粧方立の後面にはそれぞれ連結溝が形成され、これら連結溝同士を一致させた状態でこれら連結溝に連結部材の両端嵌合部を嵌合させることにより化粧方立が下地方立に着脱可能に連結され、この連結状態において、下地方立の前方に突出する突出部の少なくとも一部が化粧方立の後面の切欠に収容され、且つ、該突出部の前面と該切欠の後面とが接触することなくそれらの間に隙間が確保されることを特徴とする引込戸の施工方法。
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