JP6359103B2 - 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステム - Google Patents

制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6359103B2
JP6359103B2 JP2016539477A JP2016539477A JP6359103B2 JP 6359103 B2 JP6359103 B2 JP 6359103B2 JP 2016539477 A JP2016539477 A JP 2016539477A JP 2016539477 A JP2016539477 A JP 2016539477A JP 6359103 B2 JP6359103 B2 JP 6359103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controllable device
control
mobile controller
electronic tag
access control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016539477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016535925A (ja
Inventor
イウリア ドバイ
イウリア ドバイ
ヤン ヘンドリク プッセ
ヤン ヘンドリク プッセ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2016535925A publication Critical patent/JP2016535925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6359103B2 publication Critical patent/JP6359103B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C17/00Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
    • G08C17/02Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using a radio link
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/16Controlling the light source by timing means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/19Controlling the light source by remote control via wireless transmission
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/196Controlling the light source by remote control characterised by user interface arrangements
    • H05B47/1965Controlling the light source by remote control characterised by user interface arrangements using handheld communication devices
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C2201/00Transmission systems of control signals via wireless link
    • G08C2201/20Binding and programming of remote control devices
    • G08C2201/21Programming remote control devices via third means
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C2201/00Transmission systems of control signals via wireless link
    • G08C2201/30User interface
    • G08C2201/34Context aware guidance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムに関し、制御可能なデバイスは、デジタルコマンドを受信するように構成されたレシーバを有し、制御可能なデバイスは、デジタルコマンドを受信することに基づいて、制御可能なデバイスの態様を変更するように構成される。
制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムは以前に提案されている。例えば、参照のためにここに含まれる、"スマート電球"というタイトルの米国特許第6528954号明細書は、そのハウジングに照明光源と照明光源を制御するためのプロセッサとを含むスマート電球を提案している。また、スマート電球は、外部デバイスからのデータ信号を受信するためのプロセッサに結合されたレシーバを有する。
それ故、スマート電球は、他のデバイスからの信号に応答することができ、プロセッサが例えば照明光源の強度又は色を制御することをもたらすことができる。例えば、スマート電球は、レシーバが照明光源を制御するために制御信号を受信するエンターテイメントシステムの部分であってもよい。
スマート電球を含む斯様な既知のシステムの欠点は、個々のユーザによる制御にあまり適していないということである。
個々のユーザが制御可能なデバイスを制御可能な、制御可能なデバイスを遠隔制御するための改良されたシステムを有することが有利であるだろう。更に、複数のユーザが制御可能なデバイスを制御することができるシステムを提供することが有利であるだろう。
制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムが提供される。制御可能なデバイスは、デジタルコマンドを受信するように構成されたレシーバを有する。制御可能なデバイスは、デジタルコマンドを受信することに基づいて制御可能なデバイスの態様を変更するように構成される。
システムは、モバイルコントローラとアクセス制御モジュールとを有する。モバイルコントローラは、第1の無線チャネルを介して電子タグに直接接続し、制御可能なデバイスを識別するタグからの情報を受信するように構成されたタグ読取部と、制御可能なデバイスを識別する情報を用いてデジタルコマンドを第2の無線チャネルを介して制御可能なデバイスに無線送信するように構成された送信部とを有する。
アクセス制御モジュールは、モバイルコントローラがデジタルコマンドを介して制御可能なデバイスを制御するのを選択的に許容するか又はブロックするように構成され、アクセス制御モジュールは、モバイルコントローラが制御可能なデバイスを制御期間内に制御するのを可能にするように構成され、制御期間は、タグ読取部が電子部品タグに無線接続すると開始し、制御解放状態が満たされたときに終了する。
ユーザは、制御可能なデバイスを制御するために該ユーザのモバイルコントローラを用いることができる。しかしながら、ユーザはそれだけしか行わない。即ち、モバイルコントローラは、制御期間が開始したときに、制御可能なデバイスを制御するためにイネーブルにされるだけである。制御期間を開始させるために、モバイルコントローラは、電子タグへの無線接続を行う必要がある。この手法において、モバイルコントローラが、少なくともその時点で、電子タグの近くにあることが確立される。それ故、同じデバイスを制御することができるユーザが、電子タグにおいて又はその周辺で互いに直面する可能性があるといった、アクセスコンフリクトが自然に解決される。実際に、制御期間は、制御解放状態が満たされたときに終了する。更に、リソースがユーザによりモバイルコントローラ(即ち、スマートフォン)から制御され得るときに、リソースの近くにいないユーザがそのための制御コマンドを発行し得ることは大抵望ましくない。
それ故、システムは、制御を取得及び解放する非対称の方法を与える。モバイルコントローラは、狭いゲート(即ち、電子タグ)を介して制御を獲得し、あまり厳しくない状態(即ち、制御解放状態)に基づいて制御を解放する。好ましくは、アクセス制御モジュールは、制御期間が終了した後、タグ読取部が電子タグに再び無線接続するまで新たな制御期間を開始しないように構成される。
多種多様なデバイスは、制御可能なデバイスとしての使用に適している。実例は、照明器具、及び暖房、換気及び空調(HVAC;Heating Ventilation Air Conditioning)デバイスを含む。本システムは、遠隔制御可能なブラインドのようなホームオートメーションデバイスのために用いられてもよい。
制御解放状態は、ユーザに関連付けられた特性(例えば、アクセス制御システムにおけるユーザのいわゆる"役割"、時間等)を含む多数のパラメータに依存し得る。2つの状態は、とりわけ複数のユーザがデバイスを制御したいかもしれないという状況に対して特に有利であることを証明した。即ち、これらはモバイルコントローラの位置及び制御期間の長さに基づく。
例えば、制御解放状態は、地理的エリアを規定してもよく、アクセス制御モジュールは、モバイルコントローラの地理的な位置を示す位置情報を取得し、モバイルコントローラの地理的な位置が地理的エリアの外にある場合に制御期間を終了するように構成される。
例えば、制御解放状態は、時間期間を規定してもよく、アクセス制御モジュールは、制御期間が少なくとも時間期間の間持続した後、制御期間を終了するように構成される。
例えば、位置及び期間の組み合わせが、"and"及び"or"演算子で状態を組み合わせることにより可能である。更なるバリエーションが考えられる。例えば、システムは、(期間の60%及び/又は地理的範囲の80%のような)部分的に満たされた状態を要求してもよい。代わりに、位置及び期間が事前に計算されてもよい。特別な状態のための補正因子が追加されてもよい(例えば、緊急時又は特定のインシデントの場合においては時間及び期間の33%)。
小さな状態(即ち、小さなエリア及び/又は短い期間)を選択することにより、アクセスコンフリクトが"物理的"コンフリクトに対応することが実施され得る。即ち、双方が制御する2人のユーザが互いに近くにいる可能性があり、それ故、彼らが直接通信することができ、アクセスコンフリクトを解決することができる。これらの技術的な手段を介して、壁スイッチの自然なアクセス制御は、モバイルコントローラによる遠隔制御まで拡張される。どれくらい小さいかは、建物及び空間(例えば部屋)の通常の使用に依存する。例えば、中心(即ち、制御可能なデバイス又は電子タグの位置、及び半径)を有する球体として地理的エリアを規定してもよい。半径は、4メートル、2メートル、1メートル又は50cmより小さくてもよい。例えば、4分、2分、1分又は30秒より小さな時間期間を規定してもよい。このエリアは、例えば大小の半径R1及びR2により規定された楕円体であってもよい。
一方、より大きな状態を選択することにより、人が必要とする可能性がある限り制御し続けるが、その人がそれを必要とする可能性がないときに解放するように構成されてもよい。例えば、半径は、制御を解放するためにモバイルコントローラが建物を出ることを必要とするようなものであってもよく、又は、20メートル、40メートル若しくは100メートルより大きくてもよい。例えば、期間は、2時間、4時間又は8時間より大きくてもよい。この手法において、即ち、会社員は、お昼休みの間に一時的に彼の仕事場を去ってもよく、彼が戻ったときに依然として制御を有してもよい。それにもかかわらず、制御は夜の間解放される。
エリア及び期間の他の組み合わせが同様に選択されてもよい。
モバイルコントローラは、スマートフォンであってもよい。電子タグは、NFCタグ、RFIDタグ又は電子ラベル又は(Bluetoothスマートタグのような)近接タグであってもよい。
一実施形態において、電子タグは、第3のチャネルを介して設定サーバ(即ち、ビル管理システム)と通信するように構成される。電子タグは、第3のチャネルと接続するための有線インタフェースを有する。設定サーバは、電子タグにおける制御解放状態及び/又は識別情報を格納するように構成される。一実施形態において、アクセス制御モジュールは、モバイルコントローラに含まれ、アクセス制御モジュールは、電子タグ読取部を介して電子タグから制御解放状態を受信するように構成される。
第1の無線チャネルは、(モバイルフォンのような)モバイルコントローラとタグとの間の直接的且つ短距離接続である。第1の無線チャネルは、NFC又は場合によりBluetoothであってもよい。第2の無線チャネルは、第1の無線チャネルより長い範囲を有する。第2の無線チャネルは、モバイルコントローラ及び制御可能なデバイスを接続する。第2の無線チャネルは、直接である必要はなく、完全に無線である必要はない。少なくとも、第2のチャネルは、モバイルコントローラで開始する無線である。典型的には、第2の無線チャネルは、モバイルコントローラを制御可能なデバイス及び場合によりアクセス制御モジュールと接続するデジタル通信ネットワークにモバイルコントローラを接続する。第3のチャネルは、電子タグと他のサーバとの間にある。第3のチャネルは、第1のチャネルとは異なる。第3のチャネルは、少なくともタグに接続する側において、典型的には配線される。
一実施形態において、第1の通信チャネルの範囲は、50センチメートルより小さい。例えば、電子タグは、RFID又はNFCタグであってもよい。例えば50センチメートルより小さい短い範囲をもつ第1の通信チャネルが他の手段(例えば、50cm又はそれより小さいような、予め規定された短い距離においてのみ応答するようにプログラムされたBluetooth近接タグ)によって実装されてもよい。
第2の無線チャネルは、例えば"IEEE 802.11"において説明されているような、いわゆるWLAN(Wireless Local Area Networks)を有してもよい。第2の無線チャネルは、また、IrDA、ワイヤレスUSB又はBluetoothのようないわゆるWPAN(wireless personal area network)を有してもよい。第2の無線チャネルは、いわゆるMeshネットワーク(例えば、例えば"IEEE 802.15.4"又は"IEEE 802.15.4g"において説明されているような、Z−Wave及びZigBee)を有してもよい。
モバイルコントローラは、モバイルフォン、又はタブレット、又はラップトップ等であってもよい。本発明の一態様は、制御可能なデバイス及び電子タグを更に有する制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムに関する。本発明の一態様は、前記システムにおいて使用されるモバイルコントローラ、電子タグ及びアクセスモジュールに関する。
本発明の一態様は、制御可能なデバイスを遠隔制御するための方法に関する。
本発明の一態様は、制御可能なデバイスを遠隔制御するための、コンピュータプログラムに関する。
本発明の方法は、コンピュータ実装された方法としてのコンピュータ上に、又は専用のハードウェアにおいて、又は双方の組み合わせにおいて実装されてもよい。本発明による方法のための実行可能コードは、コンピュータプログラム製品上に格納されてもよい。コンピュータプログラム製品の例は、メモリデバイス、光格納デバイス、集積回路、サーバ、オンラインソフト等を含む。好ましくは、コンピュータプログラム製品は、前記プログラム製品がコンピュータ上で実行されたときに本発明による方法を実行するためのコンピュータ可読媒体上に格納された非一時的プログラムコード手段を有する。
好ましい実施形態において、コンピュータプログラムは、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されたときに本発明による方法の全てのステップを実行するように適合されたコンピュータプログラムコード手段を有する。好ましくは、コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体上に具現化される。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下で述べられる実施形態から明らかになり、これらを参照して説明されるだろう。
制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムを示すブロック図である。 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムを示すブロック図である。 2つの電子タグを示すブロック図である。 アクセス制御モジュールを示すブロック図である。 パブリック情報ストレージを示すブロック図である。 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムの概略図である。 モバイルコントローラの概略図である。 制御可能なデバイスを遠隔制御するための種々の方法を示すフローチャートである。 制御可能なデバイスを遠隔制御するための種々の方法を示すフローチャートである。 制御可能なデバイスを遠隔制御するための種々の方法を示すフローチャートである。 制御可能なデバイスを遠隔制御するための種々の方法を示すフローチャートである。
異なる図面において同一の参照番号を有するアイテムは、同じ構造的なフィーチャ及び同じ機能を有するか、又は、同じ信号であることに留意されるべきである。
斯様なアイテムの機能及び/又は構造が説明された場合、詳細な説明においてその反復説明の必要がない。
本発明は、多くの異なる形式における実施形態を可能とする一方で、これらは、図面において示され、本開示が、本発明の原理の例示的なものであるとみなされ、本発明を示され述べられた特定の実施形態に限定することを意図しないという理解のもとで、1又はそれ以上の特定の実施形態がここで詳細に述べられるだろう。
図1は、制御可能なデバイス110を遠隔制御するためのシステム100を示している。
システム100は、制御可能なデバイス110、モバイルコントローラ120及び電子タグ140を有する。
制御可能なデバイス110は、デジタルコマンドを受信するように構成されたレシーバ112を有する。制御可能なデバイス110は、デジタルコマンドを受信することに基づいて、制御可能なデバイスの態様を変更するように構成される。図1に示された制御可能なデバイスは、コマンドプロセッサ114とデバイスパラメータストレージ116とを有する。プロセッサ114は、受信したコマンドを解釈し、パラメータストア116に格納された1又はそれ以上のデバイスパラメータを変えるように構成される。デバイスパラメータは、デバイスの態様に影響するか又はこれを決定する。ここで述べられる遠隔制御するためのシステムは、ホーム及びオフィスオートメーションに適している。制御可能なデバイスは、ホーム又はオフィス環境デバイスであってもよい。ここで述べられる遠隔制御するためのシステムは、病院、公共ビルオートメーション等に適している。多数の例が以下に与えられる。例えば、制御可能なデバイス110は照明器具であってもよい。照明器具により放射される光の態様が遠隔制御される。例えば、システム100は、照明器具の調光レベル、光強度、色、白色レベル及びオン/オフ状態の1又はそれ以上を遠隔制御してもよい。例えば、パラメータストア116は、光強度を表すパラメータを有してもよい。制御可能なデバイス110は、パラメータストア116に格納された光強度パラメータに応じて光強度をセットするように構成される。コマンドがレシーバ112において受信された場合、プロセッサ114は、光強度を増大させることを要求するよう決定してもよい。そして、プロセッサ114は、まだ最大ではない場合、パラメータストア116に格納された光強度パラメータを増大させる。そして、制御可能なデバイス110は、その光をより高い強度に変える。ストア116は、メモリであってもよい。
制御可能なデバイス110の他の例は、以下のものを含む。制御可能なデバイス110は、加熱デバイスであってもよい。遠隔制御される態様は、加熱強度、周囲温度等のうちの1つであってもよい。制御可能なデバイス110は、換気デバイスであってもよく、その態様は通気強度である。制御可能なデバイス110は、空調デバイスであってもよく、その態様は空調強度、周囲温度等のうちの1つである。制御可能なデバイス110は、遠隔で制御可能なブラインドであってもよく、その態様は、ブラインドの開/閉状態等である。
デジタルコマンドは、デジタルフォーマット(即ち、ASN.1又はXML等)においてエンコードされてもよい。レシーバ112は、無線レシーバ(即ち、Wi−Fiレシーバ)であってもよい。レシーバ112は、有線レシーバ(即ち、イーサネットケーブル用のレシーバ)であってもよい。レシーバ112は、Zigbeeレシーバ、IEEE 802.15.4レシーバ又はIEEE 802.15.4gレシーバのようなメッシュネットワークの部分、無線レシーバ等であってもよい。
電子タグ140は、制御可能なデバイス110に関連付けられる。電子タグは、モバイルコントローラ120のタグ読取部122を有する第1の無線チャネル152を介して直接無線電子通信のために構成される。例えば、電子タグ140は、RFID、NFCタグ又は近接タグ(例えば、Bluetooth Smart)であってもよい。典型的には、第1の無線チャネル152は、NFC接続であるだろう。接続がモバイルコントローラ120と電子タグ140との間で行われ得る範囲は、モバイルコントローラ120がタグ140の近くにあることが分かるほど小さい。好ましくは、斯様な範囲は、モバイルコントローラ120及び電子タグ140が接触を行うために同じの部屋になければならないように選択される。実施形態において、第1の無線チャネル152の範囲は、50センチメートルより小さくなるように選択される。幾つかの実施形態において、第1の無線チャネル152の範囲は、モバイルコントローラ120に電子タグ140にほぼ触れるようにさせるよう、10cmより小さい。幾つかの実施形態において、電子タグ140及びモバイルコントローラ120は、接続が確立される前にこれらが接触するのを要求するように構成されてもよい。更に代わりに、モバイルコントローラとタグとの間のリンクは、ユーザBCC(Body Coupled Communication)により行われてもよく、BCCは、ユーザの身体を用いてモバイルコントローラとタグとの間の無線接続を確立する。
タグ140のためのシステム100及び102において用いられ得る2つのタグが図3に示されている。タグ140aは、(単純にストレージとも呼ばれる)パブリック情報ストレージ142を有する。ストレージ142は、タグ読取部、とりわけモバイルコントローラ120のタグ読取部122により読み出されてもよい。また、図3は、より高度なタグ140bを示している。パブリック情報ストレージ142に加えて、タグ140bは、プライベート情報ストレージ144を有する。プライベート情報ストレージ144は、権限のないユーザに対して読み取り可能ではない。プライベートストレージ144は、タグの外側において全く読み取り可能ではない。例えば、プライベートストレージ144は、代替インタフェース(例えば、NFCを介さないいわゆるデュアルインタフェース)を介してのみタグの外側でアクセス可能であってもよい。プライベートストレージ144は、書き込みのみ可能であってもよい。また、電子タグ140bは、プライベートストレージ144にアクセスできるプロセッサ146を有する。電子タグ140bは、チャレンジ−応答プロトコルのような、より高度な通信オプションに適している。これらのオプションは、以下でより詳細に説明される。
タグ140bは、デュアルインタフェースに適している。例えば、タグ140bは、プライベートストレージ144が代替の有線のインタフェースを介してのみアクセス可能であるように構成されてもよく、依然としてパブリックストレージ142は無線インタフェースを介してアクセス可能なアクセス可能、少なくとも読み取りアクセス可能である。
タグ140、例えばタグ140a及び140bは、無線インタフェースを介して読み取りのみアクセス可能であるが有線インタフェースを介して読み取り及び書き込みアクセス可能であるデュアルインタフェースタグであってもよい。有線インタフェースは、例えば設定サーバにより、タグを設定するために用いられる。
パブリック及びプライベートという用語は、異なるアクセス制御を示す。また、制御可能なデバイス110を制御するように構成されたモバイルコントローラは、パブリックストレージを読み出すように構成される。プライベートストレージは、通常のユーザから秘密であるべきであり、信用されたユーザに対してのみアクセス可能であるべきである。
典型的には、タグ140及びストレージ142は、任意のタグ読取部がそのコンテンツを読み出し得るように構成される。しかしながら、その後であっても、幾つかのアクセス制御が使用されてもよい。例えば、ストレージ142のコンテンツは鍵により暗号化されてもよい。モバイルコントローラ120は、異なるソース(即ち帯域外)、アクセスモジュール、ビル管理システム(BMS;Building Management System)等から鍵を受信する。
ストレージ142は、制御可能なデバイス120を識別する情報を格納する。その情報は、モバイルコントローラ120と制御可能なデバイス110との間で第2の無線接続154を確立するために、モバイルコントローラ120により用いられてもよい。識別情報のための異なるオプションが存在する。例えば、識別情報は、制御可能なデバイス110の識別子を有してもよい。また、制御可能なデバイス110は、同じ識別子を有する。その場合、コマンドは、複数の制御可能なデバイスに報知されてもよい。制御可能なデバイスは、これらが同じ識別子を有する場合にコマンドを実行し、そうでなければ無視するように構成される。
受動的なタグと比較して、デュアルインタフェースタグは、2つのインタフェース、即ちRFインタフェース及び他のインタフェース(例えば、I2C(Inter-Integrated Circuit)インタフェース)を有する。パブリック/プライベートメモリの概念は、異なるが関連する。RF及びデュアルインタフェースタグは、双方がパブリック及びプライベートメモリを有し得るが、デュアルインタフェース上に実装するのがより容易である。例えば、デュアルインタフェースタグは、RFインタフェースを介してアクセスできないメモリの部分を有し得る。後者は必要ではなく、システムは、全てのそのメモリがRFを介して読み取り可能であるデュアルインタフェースタグを用い得る。
識別情報は、制御可能なデバイス110の、IPアドレスのような電子アドレス、又は、固有の識別子、例えば特定の数又はMACアドレスであってもよい。識別情報は、制御可能なデバイス110への接続を確立するために必要とされるネットワーク認証情報、例えばパスワード(例えば、制御可能なデバイス110が接続される無線ネットワークにアクセスするためのパスワード)を含んでもよい。識別情報は、制御可能なデバイス110に接続される無線ネットワークのSSIDを含んでもよい。
モバイルコントローラ120は、制御可能なデバイス110が電子メッセージ中のコマンドをデバイス110に送信するために識別情報を用いる。電子メッセージは、識別情報に基づいて制御情報を含んでもよく、それ故、制御可能なデバイス110に達するようにメッセージを構成する。例えば、デバイス120は、コマンドと一緒に電子メッセージに識別情報を含めてもよい。
例えば、電子タグ140に格納された識別情報は、"照明器具ID"としても知られる制御するための照明器具の識別子のようなリソース識別子を有してもよい。
電子タグ140は、複数の制御可能なデバイスに関連付けられてもよい。この場合、電子タグ140は、複数のデバイスのための識別情報を有する。以下の説明は、単一の制御可能なデバイスのみが電子タグ140に関連付けられると仮定するが、複数の制御可能なデバイスに容易に適合され得る。例えば、特定の制御可能なデバイスに特有な任意の情報が電子タグ140上に格納された場合、電子タグ140は、他のデバイスのための対応する情報を格納してもよい。例えば、コントローラデバイスは、タグからの識別子情報を聴取するように構成されてもよく、適合する識別子をもつ全てのコントローラデバイスが応答するだろう。動作中、複数の制御可能なデバイス及び1つの関連付けられたタグは、通常、全てが同じ部屋に設けられるだろう。
複数のデバイスにより単一の電子タグを用いることは、複数の制御可能なデバイス(例えば複数の光)、又は光及びHVACデバイス等を有する部屋に適している。HVACは、Heating Ventilation and Air Conditioningを表わす。
ストレージ142は、制御可能なデバイス110を遠隔制御するためにモバイルコントローラ120により必要とされるコンピュータプログラムコードに関する情報を格納してもよい。例えば、ストレージ142は、コンピュータプログラムコードそのものを格納してもよく、例えばスマートフォン120上での実行に適したいわゆる"アプリ"として格納してもよい。ストレージ142は、ソフトウェアをどこで取得するかについての情報を格納してもよい。例えば、ストレージ142は、アプリの名前又はURI又はURLをソフトウェアに格納してもよい。とりわけ、モバイルコントローラ120は、アクセス制御モジュールを実装するコンピュータプログラムコードを電子タグ140から受信するように構成されてもよい。
ストレージ142は、電子タグ読取部を介して電子タグからの制御解放状態を格納してもよい。これは、アクセス制御ポリシーが中央管理システムからよりもむしろタグ140から取得されることを意味する。図1において、モバイルコントローラ120は、タグから受信したアクセス制御ポリシーを実施する。
電子タグ140は、いわゆるデュアルインタフェースタグであってもよい。デュアルインタフェースタグは、無線及び有線の双方のインタフェースで構成される。これは、タグが第1の無線チャネル152のために構成されるが、それ自身が第3のチャネルを用いてビル管理システムを介して構成され得ることを意味する。例えば、電子タグ140は、従来のNFCコンタクトレスインタフェース及びICインタフェースのような有線インタフェースで構成されてもよい。
電子タグ140は、無線インタフェースのみを有してもよい。電子タグ140は、そのインタフェースを介して設定されてもよい。しかしながら、電子タグ140は、各々が同じ識別子を格納する制御可能なデバイス110、タグ140及び制御可能なデバイス110と一緒に製造されてもよい。タグ140及び制御可能なデバイス110は、一緒に販売されるのに適したキットを一緒に形成する。
モバイルコントローラ120は、タグ読取部122、送信部124及びユーザインタフェースコントローラ128を有する。オプションとして、モバイルコントローラ120は、クロック及びロケータのうち一方又は双方を有する。図1に示されたモバイルコントローラ120は、双方とも含み、ロケータ126のみが示される。
タグ読取部122は、第1の無線チャネルを介して電子タグに直接接続し、制御可能なデバイスを識別する情報をタグから受信するように構成される。タグ読取部122は、NFC読取デバイスであってもよい。例えば、タグ読取部122は、電子タグ140からストレージ142を読み出してもよい。タグ140bが用いられた場合、モバイルコントローラ120はプライベートストレージ144へのアクセスをもたない。
送信部124は、制御可能なデバイスを識別する情報を用いて第2の無線チャネル154を介して制御可能なデバイスにデジタルコマンドを無線送信するように構成される。送信部124は、電子メッセージを送信するために、変調された無線周波数を用いてもよい。例えば、送信部124は、Wi−Fi送信デバイス又は(例えばZigbee、802.15.4、802.15.gのような)メッシュネットワークであってもよい。タグ読取部122は、例えば3G又は4Gサービスを介して、無線インターネットサービスにアクセスするように構成されてもよい。
第1の無線チャネル152は、直接無線接続である。即ち、モバイルコントローラ120と電子タグ140との間に中間デバイスが存在しない。しかしながら、第2の無線チャネル154は、直接接続である必要はない。第2の無線チャネル154は、制御可能なデバイス110への直接無線接続であってもよいが、例えば複数の無線接続に接続されるメッシュネットワークを介して、中間デバイスまで無線であってもよく、中間デバイスから制御可能なデバイス110まで配線されてもよい。中間デバイスは、BMS及び/又はモジュール130(外部である)であってもよい。
モバイルコントローラ120は、ユーザインタフェースコントローラ128を有する。ユーザインタフェースコントローラ128は、モバイルコントローラ120のディスプレイ(図1において図示省略)上で制御可能なデバイス110の制御オプションの1又はそれ以上をユーザに与える。ユーザインタフェースコントローラ128は、制御オプションに関するユーザからの入力を受信する。例えば、ユーザは、制御可能なデバイス110の幾つかの態様が増大又は減少してもよいことを表してもよい。
図6bは、スマートフォン400の形式の、モバイルコントローラ120の一例を示している。モバイルコントローラ400のディスプレイはスライダ410を示す。スライダ410は、その態様を制御するためにユーザにより用いられ得る。例えば、スライダ410を介して、ユーザは、光強度が増大又は減少することを望むことを、例えばスライダを上又は下にそれぞれ摺動することによりユーザインタフェースコントローラ128に通知してもよい。モバイルコントローラ400のディスプレイはタッチセンサ式である。
ユーザインタフェースコントローラ128は、制御可能なデバイス110により実行され得るデジタルコマンドを直接生成するように構成されてもよい。しかしながら、このタスクは、モバイルコントローラ120の他のユニット(即ち、アクセス制御モジュール130)により行われてもよい。
モバイルコントローラ120は、ロケータ126を有してもよい。ロケータ126は、即ち、モバイルコントローラ120の地理的な位置を示す位置情報を生成するために、モバイルコントローラ120の現在位置を決定するように構成される。ロケータ126は、例えばGPSデバイスを含めることにより、GPS信号を用いて、又は、例えば既知の位置をもつWi−Fiアクセスポイントからの、Wi−Fi信号を用いて、又は、例えばBluetoothビーコンからの、Bluetooth信号を用いて、又は、GSM信号を用いて、又は、他の屋内位置システムを用いて、モバイルコントローラ120の現在位置を決定するように構成され得る。例えば、既知の位置からのBluetoothビーコンからのBluetooth信号を用いることは、既知の位置からのWi−Fi信号を用いることと同様に機能する。
使用される位置システムが、必ずしも非常に正確である必要はない。通常、これは、部屋サイズの解像度で位置を決定するのに十分である。幾つかのアプリケーションに関して、これは、モバイルコントローラ120がビルにあるか否かを決定するのに十分であってもよい。
モバイルコントローラ120は、少なくともアクセス制御モジュール130を実装するコンピュータプログラムコードを電子タグ140からタグ読取部122を介して受信するように構成されてもよい。場合により、コンピュータプログラムコードは、ユーザインタフェースコントローラ128のような、モバイルコントローラ120の他の部分を有する。モバイルコントローラ120は、ソフトウェアの位置及び/又は識別子(即ち、名前)を受信してもよい。モバイルコントローラ120は、第2の無線チャネル154及び/又はインターネットを用いて、電子タグ140又は他のサーバからソフトウェアを直接取得してもよい。モバイルコントローラ120は、モバイルコントローラ120上にソフトウェアをインストールして実行するように構成される。
モバイルコントローラ120は、アクセス制御モジュール130を有する。アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120がデジタルコマンドを介して制御可能なデバイス110を制御するのを選択的に可能にするか又はブロックするように構成される。アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120が制御期間内に制御可能なデバイス110を制御するのを可能にするように構成される。制御期間は、タグ読取部122が電子タグ140に無線接続したときに開始し、制御解放状態が満たされたときに終了する。アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120が制御可能なデバイス110を制御するのを可能にする前に、モバイル通信デバイスの制御期間が開始しており未だ終了していないことを確認するように構成される。
アクセス制御モジュール130の位置のための多数のオプションが存在する。発明者らは、制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムが種々の手段において異なるデバイスに渡って分配され得ることを見出した。図1に示す実施形態では、アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120の部分である。しかしながら、これは必要でない。アクセス制御モジュール130は、制御可能なデバイス110の部分であってもよく、又は、別のデバイスであってもよい。
制御可能なデバイス110を制御することは、ビル管理システム(BMS;Building Management System)の制御を介して行われてもよい。BMSは、制御可能なデバイス110に接続され、これを制御し得る。BMSは、モバイルコントローラ120又はアクセス制御モジュール130からコマンドを受信し、これらを実行する。例えば、BMSは、これらへのモバイルコントローラ120又はアクセス制御モジュール130からのコマンドを受信することに基づいて照明器具の光強度を増大してもよい。他の可能性は、制御可能なデバイス110がそのコマンドを受け入れる前に、スマートフォンがBMSからの証明書を必要とすることである。例えば、モバイルコントローラ120は、デジタル証明書(例えば、BMSからのX.509証明書)を受信してもよく、これをデジタルコマンドにデジタル署名するために用いる。制御可能なデバイス110は、サインを確認することができ、サイン確認が失敗した場合、コマンドを拒絶するだろう。
また、制御の選択的な許容又はブロッキングは、複数の手段で行われてもよい。即ち、制御可能なデバイス110でコマンドの実行をブロックすることにより、制御可能なデバイス110に決して達しないようにデジタルコマンドを送信又は転送するのを拒絶することにより、又は、ユーザがコマンドを公式化することができないようにユーザインタフェースコントローラ128により提供されるユーザインタフェースの部分を使用不能にすることにより、行われてもよい。高セキュリティが必要とされる場合、これらのオプションの幾つか又は全てが同時に用いられてもよい。
アクセス制御モジュール130がモバイルコントローラ120の部分であるシステムは、概していくらか作りやすくする。アクセス制御モジュール130が取り込まれ得るビル管理システムは必要とされない。また、制御可能なデバイス110は、より単純に、それ故より安価に維持されてもよい。これは、アクセス制御モジュール130を実行する必要がないためである。しかしながら、モバイルコントローラ120内部にアクセス制御モジュール130を有することは、あまり安全であるとはみなされない。
セキュリティは、種々の手段において対処されてもよい。例えば、許可されたユーザのみが有効なコマンドを送信することができるように、モバイルコントローラ120のプライベートキーにより、デジタルコマンドが認証されるのを要求する追加のアクセス制御をシステムに追加してもよい。代わりに、より低いセキュリティ要件を受け入れてもよく、ソーシャル制御又は立法上の抑止力に依存してもよい。
システムは、モバイルコントローラ120が電子タグ140の近く(例えば、50cm又は10cm以内)にあること、又は、第1の無線チャネルを作るために電子タグ140にもタッチすることを必要とする。その時点において、モバイルコントローラ120は、制御可能なデバイス110を制御し始め得る。制御はしばらく維持されるが、システムは制御の固有の解放を有する。制御解放状態は、達成されるべき効果に依存する種々のパラメータに依存して規定されてもよい。2つの特定のパラメータが非常に効果的であると判明した(即ち、モバイルコントローラ120の位置、及び、モバイルコントローラ120が電子タグ140に接触してから経過した時間)。
例えば、制御解放状態は、地理的エリアを規定してもよい。アクセス制御モジュールは、モバイルコントローラの地理的な位置を示す位置情報を取得し、モバイルコントローラの地理的な位置が地理的エリアの外にある場合に制御期間を終了するように構成される。例えば、地理的エリアは、タグの近くになるように選択されてもよい。例えば、地理的エリアは、電子タグ140の100cm以内、又は、電子タグ140の範囲内にあってもよい。後の選択は、ロケータ(例えば、ロケータ126)の必要性を回避する。位置を用いることは、従来の壁スイッチの動作を模倣する。従来の光を制御ために、その光を制御する壁スイッチに物理的に進むことを必要とする。この制御解放状態は、ユーザが制御可能なデバイス110を制御できる電子部品タグ140の近くに物理的に存在する限り、同様の効果を与える。この制御解放状態は、アクセスコンフリクトを自然に解決する。2人のユーザが(ほぼ)同時に光を制御しようとする場合、彼らは物理的に互いに隣り合っている。これは、技術的な解決策を介してよりもむしろソーシャル設定におけるアクセスコンフリクトを解決するのを直ちに可能にする。
地理的エリアは、(部屋のサイズまで)より大きくなるように設定されてもよい。これは、ミーティング部屋に非常に適している。ユーザがミーティング部屋にいる限り、そのユーザは制御可能なデバイス110を制御することができる。しかしながら、そのユーザがミーティング部屋を出ると、そのユーザは、制御可能なデバイス110の制御を解除する。
地理的エリアは、(ビルのサイズまで)更に大きくなるように設定されてもよい。これは、個人部屋に非常に適している。ユーザがビルにいる限り、そのユーザは、制御可能なデバイス110を制御することができる。しかしながら、そのユーザがビルを出ると、そのユーザは、制御可能なデバイス110の制御を解除する。これは、ユーザが家からオフィス照明を制御し得るのを回避するが、ユーザがオフィスを出たときはいつでも制御を解放するのを回避する。
他の可能性は、制御解放状態が時間期間を規定することである。アクセス制御モジュール130は、制御期間が少なくとも時間期間の間持続した後に制御期間を終了するように構成される。例えば、アクセス制御モジュール130は、時間期間が経過したときに遮断を与えるように構成されたタイマーを開始してもよい。遮断が受信されたとき、アクセス制御モジュール130は制御期間を終了する。アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120が電子タグ140と接触したとき、又は、接触が遮断されたとき、タイマーを開始してもよい。後者のオプションは、ユーザが電子タグ140の前に立っている間、制御の解放を回避し、これは直観に反していてもよい。一方、電子タグ140が作業エリア(例えば、机)において一体化されるときには、接触が行われたときにカウントダウンを開始することが好ましいかもしれない。そうでなければ、ユーザは、少なくともモバイルコントローラ120を再び手に取るまで、制御を維持するように電子タグ140上にモバイルコントローラ120を配置することができた。
例えば、時間期間は、約30秒にセットされ、第1の無線チャネル152が遮断されたときに開始する。これは、従来の壁スイッチの動作を模倣するが、その効果を異なる態様で実現する。ユーザは、モバイルコントローラ120に接触しているか、又は、電子タグ140の近くにいる間、制御可能なデバイス110を制御することができる。ユーザが電子タグ140から離れたとき、即ち歩き続けたとき、短い間隔の間、制御を続けることができる。間隔が短いので、ユーザは、制御を解放することなく電子タグ140から遠くに離れて行くことができない。
時間期間は、予め規定された期間であってもよい。この場合、電子タグ140は、時間期間が用いられることだけしか特定する必要がない。アクセス制御モジュール130は、その長さによって設定される。時間期間は、1分未満(即ち、30秒)であってもよく、又は、1分を超えてもよい(即ち、2時間又は8時間)。
時間期間の代わりに、電子タグ140は、絶対時間を規定してもよい。例えば、制御は、日の終わり(即ち19:00)に解放されてもよい。制御を解放するための絶対時間は、ビル管理システムが制御可能なデバイス110、及び場合によりビルにおける多くの他の制御可能なデバイスの制御を引き継ぐのを開始するために用いられてもよい。制御を解放するための絶対時間は、オフィス空間スケジューリングソフトウェアと一緒に用いられてもよく、例えば、制御は、予定されたミーティング終了時に解放されてもよい。
制御解放状態がよりフレキシブルであるとき、とりわけ絶対時間が用いられるとき、システムは、第1の無線チャネル152を介して読み出されることに加えて、サーバ(即ち、ビル管理システム)からプログラムされ得るデュアルインタフェースタグを用いるのにより適している。
他の可能性は、制御解放状態が地理的エリア及び時間期間を規定することである。これらの2つの状態は、"and"又は"or"の態様で組み合わせられてもよい。例えば、"and"オプションを実装するために、アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラの地理的な位置を示す位置情報を取得し、モバイルコントローラの地理的な位置が地理的エリアの外側にあり、且つ、制御期間が少なくとも時間期間の間持続した場合に、制御期間を終了するように構成されてもよい。例えば、"or"オプションを実装するために、アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラの地理的な位置を示す位置情報を取得し、モバイルコントローラの地理的な位置が地理的エリアの外側にあるか、若しくは、制御期間が少なくとも時間期間の間持続したか、又はこれらの双方の場合に、制御期間を終了するように構成されてもよい。これは、何かの理由でモバイルコントローラがその位置を取得又は決定することができない状況(例えば、GPS及び/又は他の位置手段がオフにされている場合、又は、その位置の信頼性が高くない場合)に適している。
例えば、時間期間は、後者がビルに対応するとき、"or"オプションと組み合わせられてもよい。これは、ユーザの時間が終了するか又はユーザがビルを出るとユーザが制御を解放することを意味する。例えば、ユーザは、(期間又は絶対解放時間を用いて)ミーティングの間に制御を有し得る。ミーティングが終了したとき、又は、ユーザがビルを出たとき、制御は解放される。ユーザがコーヒーブレイクの間にミーティングから離れるが、ミーティングが終わる前に戻る場合、制御は解放されない。面白いことに、アクセス制御モジュールは、制御期間が終了した後、タグ読取部が電子タグに再び無線接続するまで、新たな制御期間を開始しないように構成される。
アクセス制御モジュール130は、電子タグ読取部を介して電子タグから制御解放状態を受信してもよい。これは、異なる制御解放状態が異なる制御可能なデバイスに対して設定されてもよいことを意味する。
アクセス制御ポリシーは、中央ビル管理システムにおいてよりもむしろ、NFCタグにおいて規定される。モバイルコントローラ120に与えられるスマートフォンアプリケーションは、アクセス制御ポリシーを実施することができる。例えば、電子タグ140は、位置及び時間に関してアクセスポリシーをストレージ142に格納してもよい。
図1は、オプショナルな設定サーバ150を更に示している。設定サーバは、電子タグ140に識別情報及び/又は制御解放状態を格納するように構成される。タグ140の設定は、例えば製造の間において、設定サーバ150とは異なる手段を用いてもよい。電子タグ140及び設定サーバ150は、第3のチャネルを介して互いに通信するように構成される。第3のチャネルは有線チャネルである。即ち、少なくともインタフェースにおいてタグ140と配線される。第3のチャネルは、I2Cチャネルであってもよい。設定サーバを用いるとき、タグ140は、第3のチャネルを介して設定サーバと接続するための有線インタフェースを有する。設定サーバ150は、BMS及び/又はアクセス制御モジュール130と組み合わせられてもよい。
一実施形態において、パーソナル照明制御のためのスマートフォンアプリケーションは、NFCタグからポリシーを読み取る。スマートフォンアプリケーションは、ユーザのスマートフォンが(位置及び/又は時間の観点で)ポリシーの範囲内にあるとき、照明制御コマンドが照明器具又はBMS(building management system)にのみ送信されるのを保証する。例えば、ユーザのスマートフォンが照明器具からあまりに離れているとき、ユーザはその照明の制御を失う。一実施形態において、アプリケーションは、暗号鍵を取得するように構成される。例えば、アプリケーションは、例えばアプリケーションに埋め込まれた鍵を有してもよく、又は、アプリケーションがBMSから鍵を取得してもよい。アプリケーションは、タグから取得された情報を復号及び/又は認証するために鍵を用いてもよい。
図2は、制御可能なデバイス110を遠隔制御するためのシステム102を示している。多くの点でシステム102はシステム100と同じであってもよいが、システム102において、アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120の外部にある。送信部124は、デジタルコマンドを第2の無線チャネル154を介してアクセス制御モジュール130に無線送信するように構成される。アクセス制御モジュール130は、モバイル通信デバイスの制御期間が開始しており終了していないことを確認し、もしそうならば、デジタルコマンドを制御可能なデバイスに送信するように構成される。
図2は、アクセス制御モジュール130を別のデバイスとして示している。アクセス制御モジュール130は、BMSにおいて一体化されてもよい。アクセス制御モジュール130は、制御可能なデバイス110において一体化されてもよい。後者のオプションは、BMSを回避するが、制御可能なデバイス110の価格を増大するかもしれない。
一実施形態において、電子タグ140bは、電子タグ140のために用いられ、アクセス制御モジュール130は、タグ読取部122を介して電子タグ140とのチャレンジ応答プロトコルを実行するように構成される。例えば、アクセス制御モジュール130は、ワンタイムパスワード(例えばシリアル番号又は乱数)を生成してもよい。そして、アクセス制御モジュール130は、アクセス制御モジュール130からのワンタイムパスワードを第2の無線チャネル154を用いてモバイルコントローラ120に送信し、その後、第1の無線チャネル152を用いて電子タグ140に送信することにより、ワンタイムパスワードをチャレンジとして電子タグに送信してもよい。アクセス制御モジュール130は、ワンタイムパスワードに依存して電子タグからの応答を受信してもよい。例えば、プロセッサ146は、プライベートストレージ144上で動作することにより応答を生成し、ワンタイムパスワードを生成してもよい。例えば、プロセッサ146は、プライベートストレージ144に格納された鍵を用いてワンタイムパスワードに署名してもよいか又はこれを暗号化してもよい。アクセス制御モジュール130は、第1の無線チャネル152、タグ読取部122、送信部124及び第2の無線チャネル154(の部分)を介してワンタイムパスワードを受信してもよい。そして、アクセス制御モジュール130は、ワンタイムパスワードに関して応答の信頼性を確認するように構成される。アクセス制御モジュール130は、前記信頼性確認が失敗した場合、制御期間の開始をブロックし、又は、すでに始まっている場合、制御期間を終了する。
アクセス制御モジュール130が制御可能なデバイス110内に配置される場合、完全な第2の無線チャネル154が用いられる。アクセス制御モジュール130がモバイルコントローラ120内に配置される場合、第2の無線チャネル154は、アクセス制御モジュール130と電子タグ140との間で通信するために必要とされない。
チャレンジ応答プロトコルは、モバイルコントローラ120が実際に電子タグ140の近くにいるという高いレベルの信用を与える。潜在的に中間攻撃者が依然として考えられるが、これは、深刻な脅威とみなされない。依然として誰かが物理的に電子タグ140の近くにいることを必要とするからである。
典型的には、システム100及び102の双方において、デバイス120及び110は、各々が、デバイス120及び110で格納された適切なソフトウェアを実行するマイクロプロセッサ(図示省略)を有する。例えば、ソフトウェアは、ダウンロードされてもよく、対応するメモリ(例えばRAM又はFlash(いずれも図示省略))に格納されてもよい。デバイス140及び130は、マイクロプロセッサ及びメモリ(図示省略)を備えていてもよい。
位置に基づく制御解放状態がシステム102において用いられる場合において、ロケータ126が、モバイルコントローラ120において用いられてもよく、及び、含まれてもよい。モバイルコントローラ120は、位置情報をモバイルコントローラ120からアクセス制御モジュール130に送信するように構成されてもよい。しかしながら、ロケータは、モバイルコントローラ120の外側にあってもよい。例えば、モバイルコントローラ120は、複数のアクセスポイントのうちの1又はそれ以上で検出されたWi−Fi信号に基づいて配置されてもよい。後者の場合、モバイルコントローラ120は位置情報を与える必要はない。これは、モバイルコントローラ120が報告する位置情報を攻撃者が不法に変更するのをブロックするので、セキュリティを増大させる。
図4は、アクセス制御モジュール130の考えられる実装を示している。アクセス制御モジュール130は、ストレージ132(即ち、メモリ)、プロセッサ134及び送信部/レシーバ(トランシーバ)136を有する。トランシーバ136は、モバイルコントローラ120及び制御可能なデバイス110と第2のチャネルを介して通信するように構成される。制御可能なデバイス110とアクセス制御モジュール130との間にBMSが存在してもよい。アクセス制御モジュール130が他のシステムに含まれる場合、プロセッサ、メモリ及び通信機能を他のシステムと共有してもよい。
動作の間、システム100及び102は、以下のように動作してもよい。モバイルコントローラ120は、電子タグ140の通信範囲内に導かれる。モバイルコントローラ120及び電子タグ140は、第1の無線チャネル152を確立する。モバイルコントローラ120は、制御可能なデバイス110に関して電子タグ140から情報を受信する(例えば、モバイルコントローラ120は、タグ140のメモリ142を読み取る)。モバイルコントローラ120は、制御可能なデバイス110のための少なくとも識別情報を受信する。モバイルコントローラ120は、電子タグ140から制御解放状態を受信してもよい。アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120及び電子タグ140が接続を確立したことを通知される。そして、アクセス制御モジュール130は、制御期間を開始する。例えば、アクセス制御モジュール130は、電子タグ140から受信した制御可能なデバイス110の識別子、制御解放状態を格納する。アクセス制御モジュール130は、接続がいつ確立されたかを示すタイムスタンプを格納してもよい。モバイルコントローラ120又はアクセス制御モジュール130は、この目的のためにクロックを有してもよい。タイムスタンプの代わりに、タイマーが用いられてもよい。
モバイルコントローラ120とタグ140との間の接続が遮断されたときに時間期間が開始するようにシステムが構成される場合、後者のイベントのためのタイムスタンプが代わりに格納されてもよい。
そして、ユーザインタフェースコントローラ128を用いて、ユーザは、制御可能なデバイス110を制御する。ユーザの動作に基づいて、コマンドが生成され、オプションとしてモバイルコントローラ120の現在位置と一緒に、アクセス制御モジュール130に送信される。そして、アクセス制御モジュール130は、制御可能なデバイス110が制御され得るかどうかを確認する。例えば、制御解放状態に依存して、アクセス制御モジュール130は、電子タグ140とモバイルコントローラ120との間の接続が確立された(又は、遮断された)時から経過した時間が制御解放状態において規定される時間期間内であることを確認する。例えば、アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120の現在位置が制御解放状態により規定される地理的エリアの範囲内にあることを確認する。制御解放状態が満たされた場合、制御期間は終了される。例えば、アクセス制御モジュール130は、電子タグ140から受信した情報を削除してもよい。例えば、アクセス制御モジュール130は、制御が解放されたことを表すフラグを有する情報を記録してもよい。
アクセス制御モジュール130がモバイルコントローラ120の外側にある場合、必要とされる情報は、モバイルコントローラ120からアクセス制御モジュール130に転送されてもよい。コマンドは、アクセス制御モジュール130を介して送信され、アクセス制御モジュール130は、制御期間が終了した場合に制御可能なデバイス110へのコマンドの転送をブロックするように構成されてもよい。アクセス制御モジュール130がモバイルコントローラ120内にある場合、コマンドは送信されることからブロックされてもよい。アクセス制御モジュール130は、ユーザインタフェースコントローラ128におけるコマンドの生成をブロックしてもよい。アクセス制御モジュール130が制御可能なデバイス110内に配置される場合、アクセス制御モジュール130はコマンドの実行をブロックしてもよい。
アクセス制御モジュール130がモバイルコントローラ120の外部にあり、電子タグ140がデュアルインタフェースである場合、アクセス制御モジュール130は、モバイルコントローラ120を含まないチャネルを介して(例えば電子タグ140とアクセス制御モジュール130との間の有線接続を介して)第1の無線チャネル152の確立及び/又は遮断を通知され得る。これは、セキュリティを向上させる。
制御期間が終了した後、アクセス制御モジュール130は、新たな制御期間を開始する前にモバイルコントローラ120が電子タグ140に再び接続するのを要求する。
図5は、ストレージ142の考えられる実装を示している。タグ140は、モバイルコントローラ120によりアクセス可能なストレージ内に以下のフィールド、即ち、認可されたソフトウェア情報312、制御可能なデバイスの識別子314及び制御解放情報316を格納する。
例えば、オプショナルなフィールドである認可されたソフトウェア情報312は、ユーザインタフェースコントローラ128、及び/又は、アクセス制御モジュール130のためのコンピュータコードの位置を有する。制御可能なデバイスの識別子314は、制御可能なデバイス110の識別情報(即ち、識別子又はIPアドレス)を有する。制御解放情報316は、制御解放状態に関する情報を有する。フィールド316は、オプショナルである。アクセス制御モジュール130は、他のソースから制御解放状態を取得してもよいためである。例えば、アクセス制御モジュール130は、制御可能なデバイス110の識別子によりインデックス付けされるテーブルから制御解放状態を取得してもよく、又は、例えば、全ての状態が同等でもよく、アクセス制御モジュール130においてハードコードされてもよく、又は、例えば、アクセス制御モジュール130は、外部ソース(例えば、BMS)から情報を受信してもよい。それにもかかわらず、電子タグ140から制御解放状態を受信することは、好ましい実施形態である。
解放状態は、種々の手段においてエンコードされてもよい。例えば、複数の制御解放状態が表され得るテンプレートが規定されてもよい。そして、制御解放状態は、テンプレートに従ってタグ140に書き込まれ得る。例えば、トランシーバ136は、4つのフィールドを含んでもよい(位置、範囲、期間、and/or)。位置及び範囲は、中心としての位置及び半径としての範囲を有する球体を一緒に規定する。規定される球体は地理的エリアである。期間は、どれくらいの長さで制御が解放されるかを表す時間期間であってもよい。"and/or"は、制御が解放されるか又はいずれかの状態になる前に、双方の状態が満たされなければならないかどうかを示す。位置/範囲又は期間は、対応する状態が用いられないことを示すためにゼロにセットされてもよい。
図6aは、ビル200を示している。ビル200は、少なくとも1つのフロア210を有する。フロア210は、複数の部屋を有する。3つの部屋、即ち第1の部屋220、第2の部屋230及び第3の部屋240が示される。第3の部屋240はシステムを用いない。制御可能なデバイスを有してもよいにもかかわらず、BMSによる、異なるシステムの制御下にある。第1の部屋220は、第1の照明器具224及び第1のタグ222を有する。第2の部屋230は、第2の照明器具234及び第2のタグ232を有する。タグ及び照明器具は、ここで述べられるように遠隔制御するためのシステムに従って構成される。本例において、位置に基づく制御のみによって設定される第1のタグ222及び第2のタグ232がここで述べられ、規定されたエリアは部屋に対応する。
ユーザは、モバイルコントローラ120(即ちスマートフォン)とともに第1の部屋まで歩いてもよい。そこで、モバイルコントローラ120は、第1のタグ222との接続を行う。そして、ユーザは、第1の照明器具224の制御を得る。例えば、ユーザは、照明をオンにする。ユーザが部屋を出たとき、制御は解放される。モバイルコントローラ120は、第1の照明器具224をもはや制御することができない。これは、BMS(図示省略)が第1の照明器具224、例えば照明の切替えを制御することであってもよい。そして、ユーザが第2の部屋230に入ったとき、ユーザは、第2のタグ232との接続を確立してもよい。ユーザは、第2の照明器具234をオンにすることができる。
以下、追加のシステム、オプション及び実施形態が、制御可能なデバイス、モバイルコントローラ及び電子タグの例として照明器具、スマートフォン及びNFCタグをそれぞれ用いて述べられる。ここで示されるように、他の選択も考えられる。
幾つかの場合において、リソース又は機器は、1よりも多い人がアクセスを有する共有エリアに配置され、制御コマンドを発行し得る。オフィスビル内の照明器具は斯様な一例である。幾つかのスマートフォンは、例えばGPS位置座標、Wi−Fiアクセスポイント、Bluetoothビーコン、GSM信号のうちの全て又は1つを考慮することにより、比較的良好な精度で位置を検出する能力を有し、これは、近い将来より良好になるだろう。近距離無線通信(NFC;Near Field Communication)は、近距離通信のための周知の及び(規格により)確立した技術である。この数年において、ほとんどのスマートフォンは、埋め込まれたNFCコントローラ(リーダ−ライタ)を備えていた。リソースの付近にいないユーザがそのための制御コマンドを発行し得ることが望ましくない。斯様な一例は、照明制御スマートフォンアプリケーションである。ユーザが所与の空間に入ったとき、我々は、ユーザがそのエリアにおける照明のパーソナル制御を利用し、ユーザのパーソナル優先度を適用することができて欲しい。発明者らは、制御を付与することにより、あなたが制御を解放するためのメカニズムを確立することを必要とし、そうでなければ、あなたは、エリアを制御することができる一方で、その日の間に離れたところで又は連続的にそのエリアに物理的に存在するものの制御動作と干渉することを実現した。例えば、ユーザが制御された空間(又は、その付近)を出たとき、我々はユーザが照明ソリューションの制御を解放することを望む。これは、とりわけ(オフィスビルのような)共有空間に関連している。
壁スイッチが照明を制御するために用いられたとき、照明を制御しているユーザはその位置に拘束されるが、制御がパーソナルモバイルデバイス上で移動される場合、空間制約がなくなる。或る距離から或る空間内で照明を制御している複数のユーザは、非常に予想外の/混乱する状況を生成し得る。
ユーザのスマートフォンにおける既存のGPSセンサ及びマッピングソフトウェアは、ユーザの位置及びユーザが制御している照明器具までの相対距離を決定するために用いられ得る。ビル内の照明器具は固定された既知の位置を有する。ユーザは、以下のような情報を含むNFCソリューションをエリア又は照明器具(のセット)に与えることにより、照明器具の制御を取得及び解放することができる。
− 制御する照明器具の識別子
− 位置及び/又は期間を含む、照明器具のアクセスポリシー
− 照明器具を制御するために使用するアプリケーション
− 照明器具が制御され得るネットワーク認証情報
アプリケーションに対するアクセスを制限する手段は期間によるものである(例えば、ユーザが部屋の制御を利用すると、そのユーザは、制限された時間の間、その部屋にある機器を制御することができる)。しかしながら、このアプローチは、ユーザがかなりの時間を費やすオフィス空間のような幾つかの場合に限定される。照明器具に対する制御を制限する他の手段は、ビル管理システムを介して、任意の時点で誰が制御しているのかどの照明を制御しているのかを監視し、そのレベルでアクセスポリシーを実施し得ることである。このアプローチは待ち時間を取り込み、例えば調光レベルを制御する場合においてあまり滑らかではない光遷移をし得る。
特定の実施形態は、以下の要素を含んでもよい。
− GPS、3Gネットワーク、Wi−Fi、Bluetoothのような1又はそれ以上の位置システムと、NFC及びWi−Fiコネクティビティと、ユーザインタフェースとを有するスマートフォン
− 照明器具又は照明器具のセット(制御可能なデバイス)
− 照明器具の位置
− 照明制御のために用いられるアプリケーション、リソース識別子(照明器具ID)、リソースに対するアクセスポリシー(タイマー及び/又は位置境界)のような読み取り専用情報を含む照明器具又は照明器具のセットに各々属しているNFCタグ
アクセス制御ポリシーは、中央管理システムにおいてよりもむしろNFCタグにおいて規定されてもよい。ユーザに提供されるスマートフォンアプリケーションは、アクセス制御ポリシーを実施することができる。タグは、位置及び時間に関するアクセスポリシーを含んでもよい。パーソナル照明制御のためのスマートフォンアプリケーションは、そのポリシーをNFCタグから読み取る。スマートフォンアプリケーションは、ユーザのスマートフォンが(位置及び時間の観点で)ポリシーの範囲内にあるとき、照明制御コマンドが照明器具又はBMSにのみ送信されることを保証してもよい。例えば、ユーザのスマートフォンが照明器具からあまりにはるかに離れているとき、ユーザはその照明を失い得る。このメカニズムは、照明制御アプリケーションのような制御アプリケーションが、物理的に制御されたリソースの付近においてのみ用いられ得ることを保証する。照明器具の多数の光特性は、オン/オフ状態、調光レベル、光強度及び色、白色レベル等のように制御され得る。
照明器具のセットの各照明器具は、NFCタグによって識別されてもよい。NFCタグは、その中心及び半径の長さにより表される球体の形をした位置境界を規定してもよい。NFCタグは、時間境界を規定してもよい。アクセスポリシーが権限のない人によって変更されないことを保証するために、NFCタグは、読み取り専用であってもよく、又は、ビル管理システムによってのみ書き込み可能であってもよい。
読み取り専用NFCタグに関するNFCタグ情報の例:
認可されたスマートフォンアプリ:名前
照明器具ID:3452233
照明器具位置:L(x,y,z)
(球体により規定される)位置境界:球体中心C_s(x,y,z)及び球体半径R、又は、幾つかの他の規定されたエリア(例えば、楕円体(x,y,z,R1,R2)
時間境界:T
加えて、NFCタグは、光が制御され得るネットワークへのアクセス方法に関する情報を含むことができる。例えば、照明がWi−Fiを介して制御される場合、NFCタグは、Wi−Fi SSID(及び、パスワード)を含むだろう。照明制御アプリケーションは、光の制御を可能にするために、規定されたネットワークに自動的に接続することができる。
この発明は、パーソナルオフィスルーム内の照明を制御するために適用され得る。NFCタグは、照明壁スイッチの近くに配置されてもよい。部屋の全ての居住者は、タグにタッチすることによりその部屋における全ての照明を制御するためのアクセスを得る。これらのアクセスは、タイムアウト(例えば10時間)が満了すると、終了する。規定されたタイムアウトの後、彼らは、制御を解放する。彼らは、NFCタグに再びタッチすることにより、制御を回復することができる。考えられる拡張は、例えば100mの位置境界を過ぎると、制御を失うことを含み得る(これは、例えば、ユーザが出発する直前にNFCタグにタッチし、家から照明を制御し続けることを保証する)。
本発明は、共有オフィス空間における照明を制御するために適用されてもよい。NFCタグは、各机上に配置されてもよい。スマートフォンによってNFCタグにタッチすることにより、ユーザは、机の真上の照明のアクセスを得る。アクセス制御ポリシーは、制限される時間及び位置の双方であり得る。これは、制限された時間(例えば2時間)の間に机の付近(例えば10メートル)にいるユーザが照明を制御し得ることを保証する。彼らが制御を解放すると、彼らは照明設定を変えるためにNFCタグに再びタッチしなければならない。
他のアプリケーションは、共有されたミーティング部屋に関するものである。NFCタグは、部屋への入口に配置されてもよい。NFCタグにタッチすることにより、ユーザは、部屋内の全ての照明へのアクセスを得る。アプリケーションは、ユーザに多数の予め規定されたシーン(例えばプレゼンテーション、ミーティング、ブレインストーミング等)を与えることができる。照明制御に対するアクセスは、部屋の位置に制限され得る。ユーザが部屋の付近を出ると、アクセスは失われる。他のオプションは、部屋が予約された時間からミーティングが開始する毎にBMSがNFCタグを変更することである(例えば、ユーザが午前10時に開始する2時間の部屋の予約を行った場合、そのユーザは、タグにタッチすることにより部屋の照明の制御を獲得し、そのアクセスは午前12時に終了する)。これは、アクセスを獲得しているユーザが予約を行ったユーザであることを認証することと組み合わせられ得る(これは、ミーティング主催者のみが照明を制御することができることを保証することができる)。
ほとんどのオフィス空間は、我々が2つの球体の共通部分で終えることができる球体の形をした位置境界を規定することにより隣り合う。この状況において、ユーザは、(それぞれのNFCタグにタッチしたという条件で)、2又は複数の位置の証明を同時に制御することができる。スマートフォンアプリケーションは、ユーザが照明の1つを超えるセットを制御することができる場合においてどの照明を制御するかの選択をユーザに与えるような態様で設計され得る。代替手段は、照明制御アプリケーションが、ユーザがNFCタグにタッチすることにより制御を利用した照明の最後のセットだけを制御することである。
地理的エリアは、例えば多角形等のような、球体とは異なる態様で規定されてもよい。これは、より正確なロケータに適している。
図7aは、制御可能なデバイスを遠隔制御するための方法700をフローチャートとして示している。方法700は、システム100又は102において用いられ得る。方法700は、以下のものを有する。
モバイルコントローラ120により、第1の無線チャネルを介して電子タグに直接接続する(702)。モバイルコントローラ120により、制御可能なデバイスを識別するタグから情報を受信する(704)。モバイルコントローラ120により、制御可能なデバイスを識別する情報を用いて第2の無線チャネルを介して制御可能なデバイスにデジタルコマンドを無線送信する(706)。アクセス制御モジュール130により、制御可能なデバイスの制御を制御期間内で許容する(708)。タグ読取部が電子タグに無線接続すると制御期間が開始し、制御解放状態が満たされたときに終了する。制御可能なデバイス110により、制御可能なデバイスにおけるデジタルコマンドを受信する(710)。制御可能なデバイス110により、デジタルコマンドを受信することに基づいて、制御可能なデバイスの態様を変更する(712)。
図720、740及び760は、幾つかの実施形態を与える。これらの実施形態は、制御可能なデバイス110、モバイルコントローラ120及び電子タグ140の例として、それぞれ照明制御、スマートフォン及びNFCタグを用いる。ここで示されるように、他の選択も可能である。
図7bは、位置のみに基づく方法を示すフローチャートを示している。721において、ユーザは、スマートフォンによってNFCタグにタッチする。722において、スマートフォンは、動き出し、及び/又は、認可されたアプリをダウンロードして、タグを読み取る。723において、ユーザは、スマートフォンアプリをアクティブにする。724において、スマートフォンは、例えば位置機能を介して、スマートフォン座標(M(x,y,z))を取り出す。726において、スマートフォンは、スマートフォン座標が位置境界の範囲内にあるかどうかを決める。コネクタ725は、(30秒ごとに)ステップ724の周期的繰り返しを示す。728において、この評価は、条件付きの分岐をもたらす(即ち、スマートフォンは境界の範囲内にあるか、例えば、距離(C_s(M))は≦Rであるか)。ここで、C_sは、球体の中心、言わば制御可能なデバイス110又は電子タグ140の位置)を表す。Rは、球体の半径を表す。スマートフォンが依然として球体内にある場合、732への分岐が利用され、そうでなければ730が利用される。732において、アプリケーション制御がイネーブルにされる。734において、ユーザは、照明設定を変えるためにUIを動作させる。736において、スマートフォンは、照明設定を照明器具に送信する。730において、アプリケーション制御が使用不能にされる(例えば灰色にされる)。
図7c、ダイヤグラム740は、位置のみに基づくとともに、制御コマンドを送信する直前に極めて最後の瞬間にポリシーを実施する、考えられるフローチャートの一例を与える。
741において、ユーザは、スマートフォンによってNFCタグにタッチする。742において、スマートフォンは、動き出し、及び/又は、認可されたアプリをダウンロードして、タグを読み込む。743において、ユーザは、スマートフォンアプリをアクティブにする。744において、アプリケーション制御がイネーブルにされる。746において、ユーザは、照明設定を変えるようにユーザインタフェースを動作させる。748において、スマートフォンアプリは、例えばロケータ機能を介して、スマートフォン座標(M(x,y,z))を取り出す。750において、スマートフォンは、スマートフォン座標が位置境界の範囲内にあるかどうかを決める。752において、分岐が条件付きで行われる:スマートフォンが境界の範囲内にあるか:距離(C_s,M)≦R。もしそうならば、分岐は754に進み、そうでなければ756に進む。754において、スマートフォンは、照明設定を照明器具に送信する。756において、ユーザインタフェースは、スマートフォンが範囲外にあることをユーザに通知する。
図7d、ダイヤグラム760は、タイムアウトにのみ基づく考えられるフローチャートの一例を与える。761において、ユーザは、スマートフォンによってNFCタグにタッチする。762において、スマートフォンは、動き出し、及び/又は、認可されたアプリをダウンロードして、タグを読み込む。スマートフォンは、タグから時間Tを取得する。764において、スマートフォンアプリは、Tで特定された時間の間のアクセス時間を開始する。765において、ユーザは、スマートフォンアプリをアクティブにする。766において、アプリケーション制御はイネーブルにされる。768において、ユーザは、照明設定を変えるためにUIを動作させる。770において、スマートフォンは、照明設定を照明器具に送信する。772において、スマートフォンアプリは、スマートフォン時間を取り出し、時間が満了したかどうかを確認する。774において、時間が満了すると、分岐が条件付きで行われる。もしそうならば、776への分岐が利用され、そうでなければ778が利用される。776において、時間外指標がユーザに与えられる。778において、スマートフォンは、照明設定を照明器具に送信する。
当業者にとって明らかであるように、これらの方法を実行する多くの異なる態様が考えられる。例えば、ステップの順序は変えられてもよく、又は、一部のステップが並列に実行されてもよい。更に、ステップの間において、他の方法ステップが挿入されてもよい。挿入されたステップは、ここで述べられたような方法の改良を表してもよく、又は、方法に無関係であってもよい。
本発明による方法は、プロセッサシステムにこれらの方法(例えば、700、720,740又は760)を実行させるための命令を有するソフトウェアを用いて実行されてもよい。ソフトウェアは、システムの特定のサブエンティティにより利用されるそれらのステップのみを含んでもよい。例えば、モバイルコントローラ120、又は制御可能なデバイス110、又はアクセス制御モジュール130等により行われるステップだけが特定のソフトウェア製品に含まれてもよい。ソフトウェアは、適切な格納媒体(例えば、ハードディスク、フロッピー、メモリ等)に格納されてもよい。ソフトウェアは、有線若しくは無線に沿った信号として送られてもよく、又は、データネットワーク(例えば、インターネット)を用いてもよい。ソフトウェアは、ダウンロードのため、及び/又は、サーバ上でのリモート使用のために利用可能であってもよい。
本発明は、本発明を実現するために適合される、コンピュータプログラム、とりわけ担体上の又はそれにおけるコンピュータプログラムにも拡張することはいうまでもないだろう。プログラムは、部分的にコンパイルされた形式のような、ソースコード、オブジェクトコード、コード中間ソース及びオブジェクトコードの形式、又は、本発明の方法の実装における使用に適した任意の他の形式であってもよい。コンピュータプログラム製品に関する一実施形態は、記載された方法のうちの少なくとも1つの処理ステップのそれぞれに対応するコンピュータ実行可能な命令を有する。これらの命令は、サブルーチンに再分割されてもよく、及び/又は、静的又は動的に連結され得る1又はそれ以上のファイルに格納されてもよい。コンピュータプログラム製品に関する他の実施形態は、製品及び/又はシステムのうちの少なくとも1つの手段のそれぞれに対応するコンピュータ実行可能な命令を有する。
上述の実施形態は、本発明を限定するよりはむしろ例示であり、当業者は、多くの代替実施形態を設計することが可能であることが留意されるべきである。
請求項において、括弧間に配置された任意の参照符号は、請求項を限定するものとして考慮されるべきではない。"有する"という動詞の使用及びその活用は、請求項に記載されたもの以外の要素又はステップの存在を除外するものではない。要素の単数標記は、斯様な要素の複数の存在を除外するものではない。本発明は、幾つかの異なる要素を有するハードウェアによって、及び、適切にプログラムされたコンピュータによって実装されてもよい。幾つかの手段を列挙している装置に係る請求項において、これらの手段の幾つかは、ハードウェアの全く同一のアイテムにより具現化されてもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有効に用いられ得ないことを示すものではない。
100 遠隔制御するためのシステム
102 遠隔制御するためのシステム
110 制御可能なデバイス
112 デジタルコマンドを受信するように構成されたレシーバ
114 コマンドプロセッサ
116 デバイスパラメータストレージ
120 モバイルコントローラ
122 タグ読取部
124 発信部
126 ロケータ
128 ユーザインタフェースコントローラ
130 アクセス制御モジュール
132 ストレージ
134 プロセッサ
136 トランシーバ
140 電子タグ
140a 電子タグ
140b 電子タグ
142 パブリック情報ストレージ
144 プライベート情報ストレージ
146 プロセッサ
150 設定サーバ
152 第1の無線チャネル
154 第2の無線チャネル
156 第3のチャネル
200 ビル
210 フロア
220 第1の部屋
222 第1のタグ
224 第1の照明器具
230 第2の部屋
232 第2のタグ
234 第2の照明器具
240 第3の部屋
312 認可されたソフトウェア情報
314 制御可能なデバイス識別子
316 制御解放情報
400 モバイルコントローラ
410 スライダユーザインタフェース要素

Claims (15)

  1. 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステムであって、
    前記制御可能なデバイスは、
    デジタルコマンドを受信するように構成されたレシーバであって、前記制御可能なデバイスは、前記デジタルコマンドを受信することに基づいて前記制御可能なデバイスの態様を変更するように構成される、レシーバを有し前記システムは、
    モバイルコントローラであって、前記モバイルコントローラは、第1の無線チャネルを介して電子タグに直接接続し、前記制御可能なデバイスを識別する情報を前記電子タグから受信するように構成されるタグ読取部と、前記制御可能なデバイスを識別する前記情報を用いて前記デジタルコマンドを第2の無線チャネルを介して前記制御可能なデバイスに無線送信するように構成された送信部とを有する、モバイルコントローラと、
    前記モバイルコントローラが前記デジタルコマンドを介して前記制御可能なデバイスを制御するのを選択的に可能にするか又はブロックするように構成されたアクセス制御モジュールであって、前記アクセス制御モジュールは、前記モバイルコントローラが制御期間内に前記制御可能なデバイスを制御するのを可能にするように構成され、前記制御期間は、前記タグ読取部が前記電子タグに無線接続すると開始し、制御解放状態が満たされたときに終了する、アクセス制御モジュールとを有する、システム。
  2. 前記制御可能なデバイスは照明器具であり、前記態様は、前記照明器具により放射される光の特性であり、前記光の特性は、調光レベル、光強度、色、白色レベル及びオン/オフ状態のうちの1つであり、又は、
    前記制御可能なデバイスは加熱デバイスであり、前記態様は、加熱強度及び周囲温度のうちの1つであり、又は、
    前記制御可能なデバイスは換気デバイスであり、前記態様は、換気強度であり、又は、
    前記制御可能なデバイスは空調デバイスであり、前記態様は、空調強度及び周囲温度のうちの1つであり、又は、
    前記制御可能なデバイスは遠隔制御可能なブラインドであり、前記態様は、ブラインドの開/閉状態である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記制御解放状態は地理的エリアを規定し、前記アクセス制御モジュールは、前記モバイルコントローラの地理的位置を示す位置情報を取得し、前記モバイルコントローラの前記地理的位置が前記地理的エリアの外にある場合に前記制御期間を終了するように構成され、又は、
    前記制御解放状態は時間期間を規定し、前記アクセス制御モジュールは、前記制御期間が少なくとも前記時間期間の間持続した後、前記制御期間を終了するように構成され、又は、
    前記制御解放状態は、地理的エリア及び時間期間を規定し、前記アクセス制御モジュールは、前記モバイルコントローラの地理的位置を示す位置情報を取得し、前記モバイルコントローラの地理的な位置が前記地理的エリアの外側にあり、且つ、前記制御期間が少なくとも前記時間期間の間持続した場合、前記制御期間を終了するように構成され、又は、
    前記制御解放状態は、地理的エリア及び時間期間を規定し、前記アクセス制御モジュールは、前記モバイルコントローラの地理的位置を示す位置情報を取得し、前記モバイルコントローラの前記地理的位置が前記地理的エリアの外側にあるか、若しくは、前記制御期間が少なくとも前記時間期間の間持続した場合、前記制御期間を終了するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記モバイルコントローラは、前記モバイルコントローラの前記地理的位置を示す位置情報を生成するように構成されるロケータを有する、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記アクセス制御モジュールは、前記制御期間が終了した後、前記タグ読取部が前記電子タグに再び無線接続するまで新たな制御期間を開始しないように構成される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記アクセス制御モジュールは、前記モバイルコントローラに含まれ、
    前記アクセス制御モジュールは、前記制御解放状態を電子タグ読取部を介して前記電子タグから受信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記モバイルコントローラは、前記アクセス制御モジュールを実装するコンピュータプログラムコードを前記電子タグから受信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第1の無線チャネルの範囲は50センチメートルより小さい、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記アクセス制御モジュールは、ワンタイムパスワードを生成し、前記ワンタイムパスワードをチャレンジとして前記電子タグに送信し、前記ワンタイムパスワードに依存して前記電子タグから応答を受信することにより、前記タグ読取部を介して前記電子タグとのチャレンジ−応答プロトコルを実行するように構成され、
    前記アクセス制御モジュールは、前記ワンタイムパスワードに関して応答の真正を確認するように構成され、
    前記アクセス制御モジュールは、前記の真正の確認が失敗した場合、前記制御期間の開始をブロックする、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記アクセス制御モジュールは、モバイルコントローラの外部にあり、
    前記送信部は、前記デジタルコマンドを前記第2の無線チャネルを介して前記アクセス制御モジュールに無線送信するように構成され、
    前記アクセス制御モジュールは、前記モバイルコントローラの制御期間が開始しており終了していないことを確認し、もしそうならば、前記デジタルコマンドを前記制御可能なデバイスに送信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記制御可能なデバイス及び前記電子タグを有する、請求項1に記載のシステム。
  12. 請求項1に記載の制御解放状態及び/又は識別情報を電子タグに格納するように構成された設定サーバであって、
    前記電子タグは、第3のチャネルを介して当該設定サーバと通信するように構成され、
    前記電子タグは、第3のチャネルを介して当該設定サーバと接続するための有線インタフェースを有する、設定サーバ。
  13. 制御可能なデバイスを遠隔制御するための方法であって、
    第1の無線チャネルを介して電子タグに直接接続するステップと、
    前記制御可能なデバイスを識別する情報を前記電子タグから受信するステップと、
    前記制御可能なデバイスを識別する前記情報を用いてデジタルコマンドを第2の無線チャネルを介して前記制御可能なデバイスに無線送信するステップと、
    制御期間の範囲内で前記制御可能なデバイスの制御を可能にするステップであって、前記制御期間は、前記電子タグに無線接続すると開始し、制御解放状態が満たされたときに終了する、ステップと、
    前記制御可能なデバイスにおける前記デジタルコマンドを受信するステップと、
    前記デジタルコマンドを受信することに基づいて前記制御可能なデバイスの態様を変更するステップとを有する、方法。
  14. 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのコンピュータプログラムであって、
    前記制御可能なデバイスは、
    デジタルコマンドを受信するように構成されたレシーバであって、前記制御可能なデバイスは、前記デジタルコマンドを受信することに基づいて前記制御可能なデバイスの態様を変更するように構成される、レシーバを有し、
    当該コンピュータプログラムは、モバイルコントローラ上で実行するように構成され、
    当該コンピュータプログラムは、
    タグ読取部を第1の無線チャネルを介して電子タグに直接接続し、前記制御可能なデバイスを識別する情報を前記電子タグから受信するように構成されたタグ読み取りコードと、
    前記制御可能なデバイスを識別する前記情報を用いてデジタルコマンドを第2の無線チャネルを介して前記制御可能なデバイスに無線送信するように構成された送信コードと、
    前記モバイルコントローラが前記デジタルコマンドを介して前記制御可能なデバイスを制御するのを選択的に可能にするか又はブロックするように構成されたアクセス制御コードであって、前記アクセス制御コードは、前記モバイルコントローラが制御期間内に前記制御可能なデバイスを制御するのを可能にするように構成され、前記制御期間は、前記タグ読取部が前記電子タグに無線接続すると開始し、制御解放状態が満たされたときに終了する、アクセス制御コードとを有する、コンピュータプログラム。
  15. コンピュータ読み取り可能な媒体上に具現化された、請求項14に記載のコンピュータプログラム。
JP2016539477A 2013-09-04 2014-08-28 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステム Active JP6359103B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13182909 2013-09-04
EP13182909.5 2013-09-04
PCT/EP2014/068229 WO2015032679A1 (en) 2013-09-04 2014-08-28 System for remotely controlling a controllable device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016535925A JP2016535925A (ja) 2016-11-17
JP6359103B2 true JP6359103B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=49084874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016539477A Active JP6359103B2 (ja) 2013-09-04 2014-08-28 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9668327B2 (ja)
EP (1) EP3042544B1 (ja)
JP (1) JP6359103B2 (ja)
CN (1) CN105493635B (ja)
RU (1) RU2673471C2 (ja)
WO (1) WO2015032679A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3018978B1 (en) * 2014-11-10 2021-01-20 Schreder Method for setting up and operating a network of luminaires
US9795015B2 (en) * 2015-06-11 2017-10-17 Harman International Industries, Incorporated Automatic identification and localization of wireless light emitting elements
EP3332612B1 (en) * 2015-08-05 2019-12-11 Lutron Technology Company LLC Load control system responsive to the location of an occupant and/or mobile device
KR102546654B1 (ko) * 2015-12-11 2023-06-23 삼성전자주식회사 조명 시스템, 조명 장치 및 그 제어 방법
US20170176963A1 (en) * 2015-12-21 2017-06-22 Carrier Corporation Method for setting user preferences
ES2579104B1 (es) * 2016-02-24 2017-05-10 Beabloo, S.L. Sistema y método de control de una pluralidad de dispositivos eléctricos o electrónicos basado en la ubicación
US10054919B2 (en) 2016-06-21 2018-08-21 Abl Ip Holding Llc Integrated lighting and building management control gateway
US11666728B2 (en) 2016-07-29 2023-06-06 Thomas Jefferson University Circadian-friendly and distance-responsive lighting system
US11439156B2 (en) 2016-09-16 2022-09-13 Bellwether Coffee Co. Systems, apparatuses, and methods of substance processing
EP3607806B1 (en) 2017-04-06 2020-08-26 Signify Holding B.V. Controller and method for a lighting system
CN107195061B (zh) * 2017-07-07 2018-11-13 东峡大通(北京)管理咨询有限公司 一种智能车锁、智能车锁的控制方法及系统
GB2566324B (en) * 2017-09-11 2019-11-20 Dyson Technology Ltd Method of establishing wireless connection between a mobile controller and a controllable device
USD856745S1 (en) 2017-09-18 2019-08-20 Integrated Roasting Technologies, Inc. Roaster
DE102018100718A1 (de) 2018-01-15 2019-07-18 Gcs Gmbh Lüftersystem, Lüfter und Verfahren zum Betrieb und zur Installation eines Lüfters
US11839230B2 (en) 2018-06-08 2023-12-12 Bellwether Coffee Co. Systems, apparatuses, and methods of substance processing
US11419261B2 (en) 2018-06-25 2022-08-23 Deere & Company Prescription cover crop seeding with combine
RU190962U1 (ru) * 2018-12-25 2019-07-17 Комаров Александр Сергеевич Устройство изменения конфигурации блока управления скроллерной системой
KR20210119966A (ko) * 2019-01-29 2021-10-06 소니그룹주식회사 정보 기기, 정보 처리 방법, 정보 처리 프로그램, 제어 장치, 제어 방법 및 제어 프로그램
CN110312355A (zh) * 2019-07-19 2019-10-08 安徽亿联网络科技有限公司 一种智能场景切换系统
DE102019124834B4 (de) * 2019-09-16 2021-06-10 Enocean Gmbh Funkschalter sowie Verfahren zur Kommunikation mit einem Funkschalter
US11237534B2 (en) * 2020-02-11 2022-02-01 Honeywell International Inc. Managing certificates in a building management system
CN113630945A (zh) * 2020-05-06 2021-11-09 朗德万斯公司 网络设备的网络形成方法及系统
JP6949183B1 (ja) * 2020-08-21 2021-10-13 ソフトバンク株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、通信端末、通信端末の制御方法、及び通信端末の制御プログラム。
CN114513771A (zh) * 2020-11-16 2022-05-17 Oppo广东移动通信有限公司 IoT设备的控制方法、装置、控制系统及终端设备
CN112716252A (zh) * 2021-01-15 2021-04-30 宁波森瑞机电技术有限公司 一种电动窗帘控制系统及方法
CN115189698B (zh) * 2021-03-22 2023-10-03 Oppo广东移动通信有限公司 Uwb标签、通信方法及相关产品
CN115604672A (zh) * 2021-07-08 2023-01-13 Oppo广东移动通信有限公司(Cn) 设备控制方法、装置、控制系统、设备及存储介质
EP4142325A1 (de) * 2021-08-23 2023-03-01 Siteco GmbH Sicherer zugriff auf eine steuerung einer leuchte
CN114115003B (zh) * 2021-11-12 2023-08-22 浙江银盾云科技有限公司 远程启停控制平台

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6528954B1 (en) 1997-08-26 2003-03-04 Color Kinetics Incorporated Smart light bulb
CN101102808A (zh) * 2005-01-12 2008-01-09 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于在房间中建立一种气氛的系统
JP2006324860A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器制御システムおよび機器制御方法
KR100643307B1 (ko) * 2005-07-18 2006-11-10 삼성전자주식회사 원격 제어 방법 및 원격 제어 시스템의 제어 기기 및피제어 기기
JP2011087016A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Panasonic Electric Works Co Ltd 所在管理システム
US8731583B2 (en) * 2010-01-04 2014-05-20 Alcatel Lucent Interactive ID system using mobile devices
US8981913B2 (en) * 2010-02-18 2015-03-17 Redwood Systems, Inc. Commissioning lighting systems
US8381981B2 (en) * 2010-05-03 2013-02-26 Redwood Systems, Inc. Radio frequency identification of lighting fixtures
US8682245B2 (en) * 2010-09-23 2014-03-25 Blackberry Limited Communications system providing personnel access based upon near-field communication and related methods
US8929861B2 (en) * 2011-02-24 2015-01-06 Blackberry Limited Personnel access system with verification features utilizing near field communication (NFC) and related methods
US20120303827A1 (en) 2011-05-24 2012-11-29 Microsoft Corporation Location Based Access Control
US20120306621A1 (en) * 2011-06-03 2012-12-06 Leviton Manufacturing Co., Inc. Lighting control network configuration with rfid devices
CN103959911B (zh) 2011-11-07 2016-11-23 科泰克工业有限公司 可适配的无线功率、照明和自动化系统
EP2602677B1 (en) * 2011-12-05 2018-02-21 Nxp B.V. Localization method, computer program product and localization device
WO2013085600A2 (en) 2011-12-05 2013-06-13 Greenwave Reality, Pte Ltd. Gesture based lighting control
EP2817788A2 (en) * 2012-02-24 2014-12-31 Identive Group, Inc. Method and system for providing identity, authentication, and access services
CN202975622U (zh) * 2012-11-16 2013-06-05 南京物联传感技术有限公司 无线通信手表装置
KR101911253B1 (ko) * 2012-11-21 2018-10-24 엘지전자 주식회사 전자 태그와 모바일 디바이스 및 디스플레이 장치를 포함하는 시스템의 제어 방법, 모바일 디바이스 그리고 디스플레이 장치
CA2926206C (en) * 2013-02-07 2018-03-20 Schlage Lock Company Llc A system and method for nfc peer-to-peer authentication and secure data transfer
US10395452B2 (en) * 2013-06-20 2019-08-27 Honeywell International Inc. Systems and methods for enabling access control via mobile devices
US8922333B1 (en) * 2013-09-10 2014-12-30 Gregory Paul Kirkjan Contactless electronic access control system
US9445482B2 (en) * 2014-05-23 2016-09-13 Gecko Alliance Group Inc. Light bulb and method and system for use in configuring same

Also Published As

Publication number Publication date
EP3042544B1 (en) 2021-01-13
RU2016112125A3 (ja) 2018-06-15
RU2016112125A (ru) 2017-10-09
JP2016535925A (ja) 2016-11-17
US20160212831A1 (en) 2016-07-21
CN105493635A (zh) 2016-04-13
US9668327B2 (en) 2017-05-30
WO2015032679A1 (en) 2015-03-12
RU2673471C2 (ru) 2018-11-27
EP3042544A1 (en) 2016-07-13
CN105493635B (zh) 2019-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6359103B2 (ja) 制御可能なデバイスを遠隔制御するためのシステム
CN109196825B (zh) 用于基于附件状态生成场景的系统、方法和介质
TWI578830B (zh) 用於配件管理系統之控制器網路
US10097529B2 (en) Semiconductor device for controlling access right to server of internet of things device and method of operating the same
US10511456B2 (en) Presenting accessory group controls
US11003147B2 (en) Automatically grouping accessories
RU2620992C2 (ru) Дистанционное управление и системы дистанционного управления
US10575178B2 (en) Bluetooth device networking method and system
US20220303154A1 (en) Techniques for utilizing a coordinator device
US10572530B2 (en) Prefetching accessory data
CN110249608B (zh) 设备配对
CN107079266B (zh) 用于控制设备的方法和系统
US20210341889A1 (en) Coordinationg modifications by multiple users to a shared automated environment
US20140213181A1 (en) Linking Manager
CN106797333B (zh) 基于用户日常习惯修改自动环境行为
US10834680B2 (en) Method for controlling a radio signal emitted by a gateway, and corresponding gateway and computer program
US10356067B2 (en) Device and method for providing user-configured trust domains
CN105766026B (zh) 控制主机和客户端的目标设备的方法和设备
KR102307726B1 (ko) 근접 통신을 이용한 건물 자동화 시스템
WO2016181347A1 (en) A system, device and method for indicating authentication decisions in uniquely identifiable computing devices

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170828

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170828

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20171117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6359103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250