JP6358844B2 - 泡消火設備及び泡消火システム - Google Patents

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Description

本発明は、泡消火設備及び泡消火システムに関する。
従来から、泡消火薬剤と水とを混合して混合液を生成する混合器と、混合器から供給される混合液を、圧縮空気を用いて発泡する発泡器と、発泡器より供給される消火泡を噴出する消火ノズルと、を備える泡消火設備が知られている。このような泡消火設備は、例えば特許文献1に開示されている。
これに対して、予め泡消火薬剤を含む水溶液を収容する容器を設け、上述した混合液を生成する混合器を有しない泡消火設備とすることも可能である。
特開2012−165944号公報
図4は、泡消火薬剤を含む水溶液を収容する消火剤容器の一例を示す。図4の消火剤容器200は、図示しない圧力供給器及びフォームノズルが管状部材を介して接続されており、圧力供給器から供給される気体Gの圧力により消火剤容器内の圧力が高まると、水溶液Wがフォームノズルの方へと押し出され、フォームノズルから消火対象に向かって消火泡が放出される。
泡消火薬剤を含む水溶液を発泡させる手段は各種存在するが、より簡易な手段により発泡させることが望まれている。
本発明の目的は、泡消火薬剤を含む水溶液を、消火剤容器内で発泡させることが可能な泡消火設備及び泡消火システムを提供することである。
本発明の第1の態様としての泡消火設備は、泡消火薬剤を含む水溶液を収容する消火剤容器と、前記消火剤容器の内部に気体を供給する気体供給器と、前記気体供給器からの前記気体の圧力により前記消火剤容器の内部から押し出される前記水溶液を泡放出するフォームノズルと、備える泡消火設備において、前記気体供給器から供給される前記気体は、前記消火剤容器の内部のうち、前記水溶液中、及び前記水溶液外の空間の両方に同時に排出可能であることを特徴とするものである。
本発明の1つの実施形態として、前記消火剤容器の内部には、前記気体を前記消火剤容器の内部に排出する管状部が延在しており、前記管状部は、前記水溶液中に前記気体を排出する第1排出口と、前記水溶液外の前記空間に前記気体を排出する第2排出口と、を区画していることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1排出口は、前記管状部の先端開口であり、
前記第2排出口は、前記管状部の側壁に区画された開口であることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記気体供給器は、前記気体を収容する気体容器と、前記気体を前記気体容器から前記消火剤容器の内部へと供給する管状部材と、を備え、前記消火剤容器の前記管状部は、前記管状部材の先端部により構成されており、前記管状部材には、前記気体の流路が縮径する圧力調整部が形成されていることが好ましい。
本発明の第2の態様としての泡消火システムは、上記泡消火設備と、鉛直方向に延在する鉛直部を有するケーブルトレイと、前記ケーブルトレイの鉛直部に沿って配置されるケーブルと、を備え、前記フォームノズルは、前記ケーブルトレイに向かって泡放出することを特徴とするものである。
本発明によれば、泡消火薬剤を含む水溶液を、消火剤容器内で発泡させることが可能な泡消火設備及び泡消火システムを提供することができる。
本発明の実施形態としての泡消火設備及び泡消火システムを示す図である。 本発明の一実施形態としての泡消火設備における消火剤容器を示す図である。 本発明の一実施形態としての泡消火設備におけるフォームノズルを示す図である。図3(a)は、フォームノズルを水平方向から側壁を見た図であり、図3(b)は、図3(a)のI‐I断面図である。 泡消火薬剤を含む水溶液を収容する消火剤容器の一例を示す図である。
以下、本発明に係る泡消火設備及び泡消火システムの実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
図1は、本発明の1つの実施形態である泡消火システム100を示す図である。泡消火システム100は、本発明の1つの実施形態である泡消火設備1を含むものである。以下、本発明の実施形態としての、泡消火システム100及び泡消火設備1について、詳細に説明する。
図1に示すように、泡消火システム100は、泡消火設備1と、鉛直方向に延在する鉛直部を有するケーブルトレイ2と、このケーブルトレイ2の鉛直部50に沿って配置されるケーブル3と、を備える。まず、本発明の一実施形態としての泡消火設備1について説明する。
<泡消火設備1>
図1に示すように、泡消火設備1は、泡消火薬剤を含む水溶液Wを収容する消火剤容器5と、この消火剤容器5の内部に気体Gを供給する気体供給器6と、この気体供給器6からの気体Gの圧力により消火剤容器5の内部から押し出される水溶液Wを泡放出するフォームノズル7と、消火対象の火災を検知する検知器40と、備える。以下、泡消火設備1の各構成及び特徴部について、詳細に説明する。
[消火剤容器5]
図2は、消火剤容器5の詳細を示す図である。図2に示すように、消火剤容器5の内部には、泡消火薬剤を含む水溶液Wが収容されている。消火剤容器5の内部には、水溶液Wを収容する内部空間に延在する2つの管状部8及び9が設けられている。また、消火剤容器5には、内部の圧力を検出して表示する圧力計10が取り付けられている。なお、本実施形態としての泡消火設備1における水溶液Wは、泡消火薬剤として水成膜泡消火薬剤を含むものであるが、泡消火薬剤は水成膜泡消火薬剤に限られるものではなく、合成界面活性剤などの各種の泡消火薬剤を使用することができる。
ここで、気体供給器6から供給される気体Gは、一方の管状部8を通じて、消火剤容器5の内部のうち、水溶液W中、及び水溶液W外の空間の両方に排出される(図2の破線矢印参照)。気体供給器6から消火剤容器5の内部に供給された気体の圧力によって、消火剤容器5の水溶液Wは、他方の管状部9を通じてフォームノズル7へと供給される(図2の実線矢印参照)。なお、図2に示す2つの管状部8、9の詳細については後述する。
[気体供給器6]
気体供給器6は、気体Gを高圧状態で収容する気体容器11と、気体Gを気体容器11から消火剤容器5の内部へと供給する管状部材12と、この管状部材12の内径を縮径させる圧力調整部を形成する圧力調整用オリフィス部材13と、気体容器11から管状部材12に供給する気体量を可変可能な弁部材14としての容器弁ソレノイド14aと、を備える。
本実施形態における気体容器11は、容量が2L〜60Lであって、気体Gとして、充填圧力が10.8Mpaの窒素ガスを収容するものである。弁部材14としての容器弁ソレノイド14aが開くと、この窒素ガスが、管状部材12及び圧力調整用オリフィス部材13を通じて消火剤容器5の内部に供給される。なお、本実施形態における気体容器11は、気体Gとして窒素ガスを収容しているが、収容される気体は窒素ガスに限られず、各種気体を用いることができる。また、気体容器11の容量や、気体の充填圧力及び放出圧力は、設計目標値に応じてそれぞれ適宜変更することができ、上述した数値のものに限られるものではない。
本実施形態における管状部材12は銅管であって、圧力調整用オリフィス部材13を介して、気体容器11の内部と、消火剤容器5の内部とを繋いでいる。消火剤容器5内に延在する一方の管状部8は、管状部材12の先端部により構成されている。従って、気体容器11内の気体Gとしての窒素ガスは、管状部材12を通じて、消火剤容器5の内部に排出される。
圧力調整用オリフィス部材13は、気体容器11から管状部材12を通じて消火剤容器5内に供給される窒素ガスの圧力を減圧するために用いられている。換言すれば、本実施形態における管状部材12には、気体Gの流路が縮径する圧力調整部が、圧力調整用オリフィス部材13により形成されている。圧力調整用オリフィス部材13は、管状部材12のうち、上述した管状部8を構成する先端部よりも基端側であって、消火剤容器5の外部に設けられている。なお、本実施形態における圧力調整用オリフィス部材13は、気体容器11内に10.8Mpaの充填圧力で充填されていた窒素ガスを0.9Mpa以下に減圧して消火剤容器5内に供給できるように形成されている。圧力調整用オリフィス部材13の絞り径や長さ等は、上述のような減圧前後の圧力目標値や、供給する気体流量に応じて適宜変更することができ、圧力目標値及び気体流量に応じて設計される。
弁部材14としての容器弁ソレノイド14aは、消火対象の火災を検知する検知器40の検知結果に基づいて制御される。具体的に、検知器40が火災を検知した場合に、容器弁ソレノイド14aを開放する制御が実行され、その結果、気体Gが、気体容器11から消火剤容器5へと供給される。検知器40についての詳細は後述する。
[フォームノズル7]
フォームノズル7は、消火剤容器5から管状部9を通じて供給される水溶液Wを、消火対象に対して泡放出するものである。より具体的に、図2に示す管状部9内に押し上げられた水溶液Wは、図1に示す管状部材15を通じてフォームノズル7まで運ばれ、フォームノズル7から外方に消火泡となって泡放出される。
図3は、フォームノズル7を示す図である。本実施形態におけるフォームノズル7は、図1、図3に示すように、中空棒状であって、本実施形態では略円筒形状を有している。図3(a)、図3(b)に示すように、フォームノズル7の周状の側壁は、中空部内に供給された水溶液Wを泡放出する複数の放出口30を区画している。また、本実施形態におけるフォームノズル7は、略水平方向に延在するように配置され、複数の放出口30は、フォームノズル7の中心線Oを含む鉛直平面内には設けられておらず、鉛直平面で分けられる2つの半円筒部のうち一方の半円筒部の側壁に設けられている(図3(b)参照)。そのため、図1に示す泡消火システム100におけるフォームノズル7は、ケーブルトレイ2に沿って鉛直方向に延在するケーブル3に向かって、水平方向へと泡放出することができる。なお、本実施形態におけるフォームノズル7は、略円筒形状であるが、この形状に限られるものではなく、消火対象の形状等に応じて適宜変更することが可能である。また、本実施形態における放出口30は、フォームノズル7の長手方向及び周方向のそれぞれにおいて複数配置されているが、放出口30の数や位置は、消火対象の形状等に応じて適宜変更することが可能である。例えば、本実施形態の放出口30は、フォームノズル7の長手方向の位置に応じて、周方向の位置が異なる配置とされているが、フォームノズル7の長手方向の位置によらず、周方向の位置が同じ配置としてもよい。
また、図3(b)に示すように、フォームノズル7の中空部には、水溶液Wが通過する複数の微小な間隙を区画するステンレススチール製のメッシュシート(金網)19が配置され、金属メッシュ構造が形成されている。このステンレススチール製のメッシュシート19により、水溶液Wを撹拌させ、より発泡させることができる。更に、図1に示すように、本実施形態におけるフォームノズル7は、消火対象であるケーブル3が載置されている鉛直型のケーブルトレイ2に沿って、複数設けられている。なお、本実施形態ではステンレススチール製のメッシュシート19を用いているが、メッシュシートの材質としては、防錆効果のある材質であればよく、ステンレス製やステンレススチール製に限られるものではない。
[検知器40]
検知器40は、消火対象の火災を検知する検知部と、検知部の検知結果を受信する受信器42と、受信器42の受信情報に基づいて、上述した容器弁ソレノイド14aの開閉を制御するコントローラ43と、を備える。
図1に示す泡消火システム100では、ケーブルトレイ2上のケーブル3が消火対象であり、泡消火設備1の検知部は、ケーブル3の火災を検知するように構成される。具体的に、泡消火設備1の検知部は、ケーブル3上に接触するように配置された検知線44と、ケーブル3の火災を赤外線により検知する赤外線式スポット型検知センサ45と、を備えるリダンダントシステムである。
検知線44は、金属線(本実施形態ではピアノ線)上にビニールが被覆された2本の線状部材を捩って一体化したもので構成される。図1に示す破線は、2本の線状部材を捩って一体化したものが2つ、ケーブル3上に張り巡らされていることを表している。ケーブル3で火災が発生すると、検知線44の被覆されたビニールが熱により溶け、金属線同士が接触して短絡する。受信器42は、この短絡による電気信号を受信することができる。また、赤外線式スポット型検知センサ45は、ケーブル3の炎による赤外線を検知することができる。従って、検知センサ45が炎を検知した場合、検知センサ45は、ケーブル3に火災があることを受信器42に送信し、受信器42はその情報を受信することができる。コントローラ43は、受信器42が検知線44又は検知センサ45からケーブル3の火災を表す情報を受信した場合に、容器弁ソレノイド14aを開放する制御を実行する。その結果、気体容器11に高圧状態で収容されている気体Gは、管状部材12及び圧力調整用オリフィス部材13を通じて、消火剤容器5内に供給される。
[消火剤容器5内に延在する管状部8]
次に、消火剤容器5内に延在する一方の管状部8について説明する。本実施形態における一方の管状部8は、上述したように、気体供給器6の管状部材12の先端部により構成されている。この管状部8は、上述したように、気体容器11内に収容された気体Gを、消火剤容器5の内部のうち、水溶液W中、及び水溶液W外の空間の両方に排出する部位である。より具体的に、管状部8は、図2に示すように、水溶液W中に気体Gを排出する第1排出口16と、水溶液W外の内部空間に気体Gを排出する第2排出口17と、を区画しており、本実施形態の泡消火設備1では、第1排出口16は、管状部8の先端開口であり、第2排出口17は、管状部8の周状の上部側壁に区画された開口である。
つまり、第1排出口16としての、管状部8の先端開口から排出される気体Gは、水溶液W中に排出され、水溶液Wを撹拌しながら上昇し、水溶液W外の内部空間に溜まっていく。第2排出口17としての、管状部8の側壁に区画された開口から排出される気体Gは、水溶液W外の内部空間に直接排出されて、その内部空間に溜まっていく。その結果、第1排出口16及び第2排出口17から排出され、水溶液W外の内部空間に溜まった気体Gが、水溶液Wを押圧し、他方の管状部9及び管状部材15を通じて、フォームノズル7へと供給される。
このような構成とすることにより、管状部8の第1排出口16及び第2排出口17から排出される気体Gにより、消火剤容器5内で、水溶液Wの撹拌と加圧とが同時に実行され、消火剤容器5で水溶液Wを発泡させることが可能となる。そのため、消火剤容器5内の水溶液Wは、他方の管状部9に押し出される際には発泡状態となるため、消火剤容器5内で水溶液Wの撹拌と加圧とを行わない構成と比較して、より高発泡状態の消火泡をフォームノズル7から放出することができる。
なお、本実施形態の管状部材15には、手動で管状部材15の流路を開閉可能なバルブ18が設けられており、このバルブ18は、例えばメンテナンス作業中などにおいて、作業者により操作される。
ここで、本実施形態における管状部8は、気体供給器6の管状部材12の先端部により構成されているが、例えば、管状部を消火剤容器に一体で形成し、気体供給器の管状部材の先端部を管状部に接続するように構成してもよい。
[消火剤容器5内に延在する管状部9]
次に、消火剤容器5内に延在する他方の管状部9について説明する。本実施形態における管状部9は、消火剤容器5に一体で形成されたサイフォン管であり、管状部材15と連結されている。上述したように、消火剤容器5内で気体Gの圧力が上昇すると、水溶液Wはサイフォン管である管状部9及び管状部材15を通じて、フォームノズル7に運ばれる。
なお、本実施形態の泡消火設備1では、管状部9を消火剤容器5に一体で成形しているが、例えば、管状部を消火剤容器に溶接結合するようにすることもできる。また、管状部を消火剤容器に対して、ボルト及びナットなどの締結手段により連結することも可能である。更に、この管状部を、消火剤容器とフォームノズルを連結する管状部材の基端部により構成することもできる。
<泡消火システム100>
次に、本発明の別の実施形態である泡消火システム100について詳しく説明する。泡消火システム100は、上述した泡消火設備1と、鉛直方向に延在する鉛直部50を有するケーブルトレイ2と、このケーブルトレイ2の鉛直部50に沿って配置されるケーブル3と、を備える。なお、本実施形態の泡消火システム100は、鉛直型のケーブルトレイ2に沿って配置されるケーブル3を消火対象とするものである。また、泡消火設備1の詳細は上述したため、ここでは説明を省略する。
泡消火システム100のケーブルトレイ2は、鉄製の躯体に亜鉛メッキが施されたものであって、鉛直方向に延在する鉛直部50と、この鉛直部50と連続し、水平方向に延在する水平部51と、を有している。ケーブル3は、ケーブルトレイ2の鉛直部50及び水平部51に支持されるように、ケーブルトレイ2に沿って配置されている。
図1に示すように、本実施形態の泡消火システム100におけるフォームノズル7は、ケーブルトレイ2の鉛直部50に対して水平方向に所定間隔を空けた位置に配置されており、フォームノズル7の複数の放出口30からケーブルトレイ2の鉛直部50に向かって泡放出される。
本実施形態の泡消火システム100によれば、泡消火設備1の消火剤容器5内で、管状部8の第1排出口16及び第2排出口17から排出される気体Gにより、水溶液Wの撹拌と加圧とを同時に実行することにより、フォームノズル7から高発泡状態の消火泡を放出することができる。そのため、フォームノズル7から放出される消火泡は、例えば本実施形態におけるケーブル3のような、鉛直方向に延在する消火対象に対しても、消火対象の表面から流れ落ち難く、消火対象の表面に滞留し易い。その結果、鉛直方向に延在する消火対象であっても、十分な窒息効果を実現することができる。
本発明は、泡消火設備及び泡消火システムに関する。
1:泡消火設備
2:ケーブルトレイ
3:ケーブル
5:消火剤容器
6:気体供給器
7:フォームノズル
8:管状部(管状部材の先端部)
9:管状部
10:圧力計
11:気体容器
12:管状部材
13:圧力調整用オリフィス部材(圧力調整部)
14:弁部材
14a:容器弁ソレノイド
15:管状部材
16:第1排出口(管状部の先端開口)
17:第2排出口
18:バルブ
19:メッシュシート
30:放出口
40:検知器
42:受信器
43:コントローラ
44:検知線
45:赤外線式スポット型検知センサ
50:鉛直部
51:水平部
100:泡消火システム
200:消火剤容器
G:気体
O:フォームノズルの中心線
W:泡消火薬剤を含む水溶液

Claims (5)

  1. 泡消火薬剤を含む水溶液を収容する消火剤容器と、
    前記消火剤容器の内部に気体を供給する気体供給器と、
    前記気体供給器からの前記気体の圧力により前記消火剤容器の内部から押し出される前記水溶液を泡放出するフォームノズルと、備える泡消火設備において、
    前記気体供給器から供給される前記気体は、前記消火剤容器の内部のうち、前記水溶液中、及び前記水溶液外の空間の両方に同時に排出可能であることを特徴とする泡消火設備。
  2. 前記消火剤容器の内部には、前記気体を前記消火剤容器の内部に排出する管状部が延在しており、
    前記管状部は、前記水溶液中に前記気体を排出する第1排出口と、前記水溶液外の前記空間に前記気体を排出する第2排出口と、を区画していることを特徴とする、請求項1に記載の泡消火設備。
  3. 前記第1排出口は、前記管状部の先端開口であり、
    前記第2排出口は、前記管状部の側壁に区画された開口であることを特徴とする、請求項2に記載の泡消火設備。
  4. 前記気体供給器は、前記気体を収容する気体容器と、前記気体を前記気体容器から前記消火剤容器の内部へと供給する管状部材と、を備え、
    前記消火剤容器の前記管状部は、前記管状部材の先端部により構成されており、
    前記管状部材には、前記気体の流路が縮径する圧力調整部が形成されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の泡消火設備。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の泡消火設備と、
    鉛直方向に延在する鉛直部を有するケーブルトレイと、
    前記ケーブルトレイの前記鉛直部に沿って配置されるケーブルと、を備え、
    前記フォームノズルは、前記ケーブルトレイの前記鉛直部に向かって泡放出することを特徴とする、泡消火システム。
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