JP6358650B2 - 中継装置、中継方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は中継装置、中継方法及びプログラムに関し、特に通信経路上の不具合を検出する中継装置、中継方法及びプログラムに関する。
近年、通信機能を有する情報家電、無線LAN(Local Area Network)機能を有する携帯電話端末等が普及することに伴い、自宅内等において、情報家電及び携帯電話端末等を集約して接続するためにホームゲートウェイが用いられている。ホームゲートウェイは、光回線等を介してISP(Internet Service Provider)ネットワークと接続している。ISPネットワークは、ホームゲートウェイとインターネットとの間の通信を中継する。
ホームゲートウェイ配下に接続される通信装置は、ホームゲートウェイを介してインターネットに接続する。この時、通信装置と、インターネット上のサーバ装置等との間の通信経路において不具合が発生した場合、通信装置は、インターネット上のサーバ装置へ接続することができなくなる。このような場合に、通信装置を操作しているユーザが、不具合を取り除くために、容易に不具合の発生を検出する方法が望まれている。
特許文献1には、ホームゲートウェイを通過したパケット数と、ホームゲートウェイに接続されているエンド端末において受信したパケット数とを用いて、不具合を検出する構成が開示されている。具体的には、不具合箇所検出装置が、ホームゲートウェイから、ホームゲートウェイを通過したパケット数に関する情報を取得し、さらに、エンド端末から、エンド端末において受信したパケット数に関する情報を取得する。不具合箇所検出装置は、取得した情報を比較して、パケット数が一致しているか否かに応じて、不具合があったか否かを検出する。不具合検出装置において、比較したパケット数が異なる場合、不具合が発生していると判定される。
特開2010−220048号公報
しかし、特許文献1に開示されている不具合検出方法を用いる場合、ホームゲートウェイ及びエンド端末の両方が、不具合検出装置に対してカウントしたパケット数に関する情報を通知する必要がある。つまり、ホームゲートウェイ及びエンド端末の両方が、不具合検出装置に対してカウントしたパケット数に関する情報を通知する機能に対応する必要がある。ホームゲートウェイには複数のエンド端末が接続されていることが多く、エンド端末に新たな機能を盛り込む場合、複数のエンド端末のソフトウェア等をバージョンアップさせるための操作負担が生じるという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決するために、ネットワーク上に発生した不具合を検出する際に、ホームゲートウェイのみにおいて不具合を検出することができる中継装置、中継方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる中継装置は、LAN回線を介して接続される通信装置から送信されたリクエスト情報を含むリクエスト信号を、WAN回線を介して接続されるサーバ装置へ送信した後に、前記サーバ装置から前記リクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定する判定部と、前記判定部において、前記応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、自装置と前記サーバとの間に設けられた少なくとも1つの装置にアクセスし、アクセス結果に応じて、当該装置に不具合が生じているかどうかを判定する不具合要因検査処理部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる中継方法は、LAN回線を介して接続される通信装置から送信されたリクエスト情報を含むリクエスト信号を、WAN回線を介して接続されるサーバ装置へ送信した後に、前記サーバ装置から前記リクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定し、前記応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、自装置と前記サーバとの間に設けられた少なくとも1つの装置にアクセスし、アクセス結果に応じて、当該装置に不具合が生じているかどうかを判定するものである。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、LAN回線を介して接続される通信装置から送信されたリクエスト情報を含むリクエスト信号、WAN回線を介して接続されるサーバ装置へ送信した後に、前記サーバ装置から前記リクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定し、前記応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、自装置と前記サーバとの間に設けられた少なくとも1つの装置にアクセスし、アクセス結果に応じて、当該装置に不具合が生じているかどうかを判定することをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、ネットワーク上に発生した不具合を検出する際に、ホームゲートウェイのみにおいて不具合を検出することができる中継装置、中継方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるホームゲートウェイの構成図である。 実施の形態2にかかるパケットフロー監視部における処理動作の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるパケットフロー監視部における処理動作の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる不具合要因検査処理部が実行する、不具合要因検査処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる検査結果処理部における検査結果の通知先を選択する処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるパケットフロー監視部における処理動作の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるHTTPリクエスト代理応答処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかるHTTPリクエスト代理応答処理の流れを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1の通信システムは、中継装置10、通信装置20及びサーバ装置30を有している。中継装置10は、通信装置20とサーバ装置30との間の通信を中継する装置である。例えば、通信装置20は、中継装置10と無線LAN通信方式に従って通信を行う。中継装置10は、例えば、宅内において複数の通信装置と接続するホームゲートウェイ、ルータもしくはスイッチ装置等であってもよい。通信装置20は、例えば、スマートフォン端末等を含む携帯電話端末、情報家電装置等であってもよい。
さらに、サーバ装置30は、中継装置10と光通信回線等を介して通信を行ってもよい。サーバ装置30は、例えば、様々なISPネットワーク等を介して接続されるインターネット上に配置される装置であってもよい。
次に、中継装置10の構成例について説明する。中継装置10は、例えば、メモリに格納されているプログラムをCPUが実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。中継装置10は、LAN(Local Area Network)インタフェース部11、WAN(Wide Area Network)インタフェース部12、判定部13及び不具合要因検査処理部14を有している。
LANインタフェース部11は、LAN回線を介して通信装置20と通信を行う。LAN回線は、例えば無線LAN通信方式が用いられてもよく、近距離無線通信方式が用いられてもよい。近距離無線通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)もしくは赤外線通信等であってもよい。また、LAN回線は、有線ケーブルを用いた有線LANが用いられてもよい。本図においては、中継装置10は、1台の通信装置20と通信している様子を示しているが、複数台の通信装置20と通信してもよい。
WANインタフェース部12は、WAN回線を介してサーバ装置30と通信を行う。WAN回線は、例えば、光通信回線が用いられてもよく、もしくは、ISP(Internet Service Provider)ネットワークと接続するための他の通信回線が用いられてもよい。WANインタフェース部12は、サーバ装置30と通信する際に、複数の中継装置もしくはネットワークを介してサーバ装置30と通信してもよい。
通信装置20は、サーバ装置30と通信する際に、中継装置10を介してリクエスト信号をサーバ装置30へ送信する。リクエスト信号は、リクエストメッセージと称されてもよい。サーバ装置30は、リクエスト信号に対する応答信号を、中継装置10を介して通信装置20へ送信する。中継装置10は、通信装置20から送信されたリクエスト信号を受信すると、受信したリクエスト信号をサーバ装置30へ送信する。さらに、中継装置10は、サーバ装置30から送信された応答信号を受信すると、受信した応答信号を通信装置20へ送信する。
判定部13は、通信装置20から送信されたリクエスト信号を、サーバ装置30へ転送した後に、サーバ装置30からリクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定する。例えば、判定部13は、予め定められた期間の間、応答信号を監視し、応答信号が送信されてきたか否かを判定してもよい。判定部13は、予め定められた期間の間に、応答信号が送信されてこなかった場合、応答信号が送信されてきていない、と判定してもよい。
不具合要因検査処理部14は、判定部13において、送信したリクエスト信号に対する応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、不具合箇所を特定する処理を実行する。不具合箇所を特定する処理は、例えば、自装置と前記サーバとの間に設けられた少なくとも1つの装置にアクセスし、アクセス結果に応じて、当該装置に不具合が生じているかどうかを判定することである。不具合要因検査処理部14は、例えば、中継装置10に不具合が発生しているのか、もしくは、WAN回線に不具合が発生しているのかを特定してもよい。
以上説明したように、図1にかかる中継装置10は、サーバ装置30へ転送したリクエスト信号に対する応答信号を受信したか否かに応じて、通信システムに不具合が発生しているか否かを判定することができる。さらに、中継装置10は、不具合が発生していると判定すると、不具合箇所を特定する処理を実行することができる。
具体的には、中継装置10は、通信装置20とサーバ装置30との間の通信ネットワーク上の装置等において発生した不具合を検出することができる。この時、中継装置10は、通信装置20とサーバ装置30との間において通常送受信される応答信号の有無を用いて不具合を検出する。そのため、通信装置20とサーバ装置30との間の通信ネットワーク上の装置における不具合を検出するために、通信装置20及びサーバ装置30の両方へ機能を追加する必要はない。言い換えると、中継装置10のみが、応答信号の有無を用いて不具合を検出する判定部13を有することによって、通信装置20とサーバ装置30との間の通信ネットワーク上の装置における不具合を検出することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、ローカルネットワーク、ISPネットワーク及びインターネットを有している。ローカルネットワークは、例えば、自宅内における複数の通信装置を有する小規模なネットワークである。本図においては、ホームゲートウェイ40が、通信装置20と通信装置22との間の通信、さらに、通信装置20とISPネットワークとの間の通信、通信装置22とISPネットワークとの間の通信を中継する装置であることを示している。
ホームゲートウェイ40は、図1における中継装置10に相当する。ホームゲートウェイ40と通信装置20との間の通信、さらに、ホームゲートウェイ40と通信装置22との間の通信には、例えば無線LAN通信方式が用いられてもよい。ホームゲートウェイ40は、ISPネットワークと通信を行う際に、光通信回線を介して通信を行ってもよい。本図においては、ホームゲートウェイ40が、2台の通信装置と通信を行う例を示しているが、3台以上の通信装置と通信を行ってもよい。
ISPネットワークは、ローカルネットワーク内の通信装置と、インターネットとの間の通信を中継するネットワークである。言い換えると、ISPネットワークは、ローカルネットワーク内の通信装置に対して、インターネットへの接続サービスを提供するネットワークである。インターネットは、IP(インターネットプロトコル)を利用して相互に接続するネットワークの総称である。そのため、ISPネットワークは、インターネットの一部を構成するネットワークとして扱われてもよい。本図においては、ISPネットワークと、インターネットとは異なるネットワークとして説明する。
ISPネットワークは、回線終端装置50、サポート端末60、上位ルータ70及びDNSサーバ80を有している。回線終端装置50は、ホームゲートウェイ40と接続する装置である。回線終端装置50は、例えば、ホームゲートウェイ40と光通信回線を介して接続してもよい。ISPネットワーク内においては、例えば、回線終端装置50と上位ルータ70とが接続しており、サポート端末60は、回線終端装置50と接続し、DNSサーバ80は、上位ルータ70と接続してもよい。また、ISPネットワーク内は、本図に示す接続構成以外の構成であってもよい。
サポート端末60は、ISPネットワークを監視もしくは管理する端末である。ISPネットワーク内において、通信障害等の不具合が発生した場合、管理者等がサポート端末60を用いて通信障害の復旧等を行ってもよい。
上位ルータ70は、インターネットと通信するために用いられるルータ装置である。ISPネットワークは、ある特定の事業者によって定められた管理ポリシーに従って管理されるネットワークである。上位ルータ70は、管理ポリシーの異なるネットワーク、具体的にはインターネットと接続する際に用いられるルータである。
DNSサーバ80は、例えば、通信装置20が通信先として指定したサーバ装置30に関する名前解決を行う装置である。具体的には、DNSサーバ80は、通信装置20からサーバ装置30のドメイン名を通知された場合、通信装置20に対してサーバ装置30のIPアドレスを通知する。
サーバ装置30は、インターネット上に配置されている装置である。つまり、通信装置20は、ローカルネットワーク、ISPネットワーク及びインターネットを介してサーバ装置30と通信する。
続いて、図3を用いてホームゲートウェイ40の構成例について説明する。ホームゲートウェイ40は、LANインタフェース部41、WANインタフェース部42、パケットフロー監視部43、不具合要因検査処理部44及び検査結果処理部45を有している。
LANインタフェース部41及びWANインタフェース部42は、図1のLANインタフェース部11及びWANインタフェース部12と同様であるため、詳細な説明を省略する。
パケットフロー監視部43は、図1の判定部13に相当する。パケットフロー監視部43は、LANインタフェース部41から出力されたリクエストメッセージをWANインタフェース部42へ出力する。リクエストメッセージは、通信装置20もしくは通信装置22から送信されたメッセージであり、サーバ装置30を宛先としている。リクエストメッセージは、LANインタフェース部41、パケットフロー監視部43及びWANインタフェース部42を介してサーバ装置30へ送信される。
パケットフロー監視部43は、リクエストメッセージをWANインタフェース部42へ出力すると、リクエストメッセージに対する応答メッセージが、WANインタフェース部42から出力されるか否かを監視する。応答メッセージは、リクエストメッセージを受信したサーバ装置30が、通信装置20もしくは通信装置22へ送信するメッセージである。
例えば、パケットフロー監視部43は、リクエストメッセージを受け取った時もしくはリクエストメッセージをWANインタフェース部42へ出力した時から監視タイマーを起動し、所定の時間経過後に、監視タイマーを停止してもよい。つまり、パケットフロー監視部43は、監視タイマーがタイムアウトするまでに、応答メッセージを受け取ったか否かを判定してもよい。また、パケットフロー監視部43は、監視タイマーが起動中に応答メッセージを受け取った場合、監視タイマーを停止してもよい。
ここで、図4を用いて、ホームゲートウェイ40のパケットフロー監視部43における処理動作の流れについて説明する。はじめに、ホームゲートウェイ40は、通信装置20からリクエストメッセージを受信する(S11)。次に、パケットフロー監視部43は、監視タイマーをスタートする(S12)。監視タイマーは、予め定められた時間の間起動している。次に、ホームゲートウェイ40は、ISPネットワークへリクエストメッセージを転送する(S13)。ここで、パケットフロー監視部43は、リクエストメッセージをISPネットワークへ転送してから監視タイマーをスタートさせてもよい。つまり、ステップS12及びS13の処理の順番が入れ替わってもよい。
次に、監視タイマーは、予め定められた時間を経過するとタイムアウトし、停止する(S14)。本図においては、ホームゲートウェイ40が、監視タイマーの起動中に、応答メッセージを受け取らなかった例について説明している。次に、図5を用いて、ホームゲートウェイ40が、監視タイマーの起動中に、応答メッセージを受け取った場合の例について説明する。
図5のステップS21〜S23は、図4のステップS11〜S13と同様であるため詳細な説明を省略する。ホームゲートウェイ40は、ステップS23においてリクエストメッセージをISPネットワークへ送信した後に、ISPネットワークを介してサーバ装置30から応答メッセージを受信する(S24)。
次に、パケットフロー監視部43は、ステップS22において起動した監視タイマーを停止する(S25)。次に、ホームゲートウェイ40は、受信した応答メッセージを通信装置20へ送信する(S26)。
図4のように、パケットフロー監視部43が、リクエストメッセージに対する応答メッセージを受け取らなかった場合、通信装置20とサーバ装置30との間の通信システムにおいて不具合が発生した可能性がある。また、図5のように、パケットフロー監視部43が、リクエストメッセージに対する応答メッセージを受け取った場合、通信装置20とサーバ装置30との間の通信システムは正常であると判定される。
図3に戻り、パケットフロー監視部43は、監視タイマーが起動中に応答メッセージを受け取らなかった場合、不具合要因検査処理部44へ、不具合が発生している可能性があることを通知するメッセージ(以下、不具合通知メッセージと称する)を出力する。不具合要因検査処理部44は、不具合通知メッセージを受け取ると、不具合要因検査処理を実行する。ここで、図6を用いて、不具合要因検査処理部44が実行する、不具合要因検査処理の流れについて説明する。
はじめに、不具合要因検査処理部44は、上位ルータ70と通信することができるか否かを判定する(S31)。例えば、不具合要因検査処理部44は、WANインタフェース部42を介して、上位ルータ70へリクエストパケットを送信する。不具合要因検査処理部44は、リクエストパケットに対する応答パケットを受信することによって、上位ルータ70と通信することができると判定する。リクエストパケットは、例えば、pingによるICMPパケットであってもよいが、上位ルータ70との間において、予め定められているポート番号を使用して、TCPもしくはUDPによる通信を行ってもよい。
不具合要因検査処理部44は、ステップS31において、上位ルータ70と通信することができると判定した場合、DNSサーバ80と通信することができるか否かを判定する(S32)。DNSサーバ80と通信することができるか否かに関する判定方法は、上位ルータ70と通信することができるか否かに関する判定方法と同様である。
不具合要因検査処理部44は、DNSサーバ80と通信することができると判定した場合、通信装置20が通信先として指定したサーバ(以下、目的サーバと称する)と、通信することができるか否かを判定する(S33)。ここでは、目的サーバは、サーバ装置30とする。目的サーバと通信することができるか否かに関する判定方法は、上位ルータ70と通信することができるか否かに関する判定方法と同様である。
不具合要因検査処理部44は、目的サーバ、つまり、サーバ装置30と通信することができると判定した場合、通信装置20とサーバ装置30との間には、不具合は発生していないと判定する(S34)。
ステップS31において、不具合要因検査処理部44は、上位ルータ70と通信することができないと判定した場合、ホームゲートウェイ40の設定が正しいか否かを判定する(S38)。不具合要因検査処理部44は、例えば、WANインタフェース部42のリンクが正常に立ち上がっているか、WANインタフェース部42を介したPPP接続において認証エラーが発生していないか等を確認することによって、ホームゲートウェイ40の設定が正しいか否かを判定する。
不具合要因検査処理部44は、WANインタフェース部42のリンクが正常に立ち上がっていない、もしくは、PPP接続において認証エラーが発生している等によって、ホームゲートウェイ40の設定が正しくないと判定した場合、ホームゲートウェイ40に不具合が発生していると判定する(S40)。
不具合要因検査処理部44は、ステップS38においてホームゲートウェイ40の設定が正しいと判定した場合、もしくは、ステップS32において、DNSサーバと通信することができないと判定した場合、ISPネットワークに不具合が発生していると判定する(S39)。
不具合要因検査処理部44は、ステップS33において目的サーバと通信することができないと判定した場合、目的サーバとは異なる他のサーバと通信することができるか否かを判定する。他のサーバと通信することができるか否かに関する判定方法は、上位ルータ70と通信することができるか否かに関する判定方法と同様である。目的サーバとは異なる他のサーバとは、インターネット上のサーバであり、例えば、時刻同期を行うNTPサーバ等であってもよい。
不具合要因検査処理部44は、他のサーバと通信することができないと判定した場合、インターネット上において、何らかの不具合が発生していると判定する(S37)。不具合要因検査処理部44は、他のサーバと通信することができると判定した場合、目的サーバであるサーバ装置30において不具合が発生していると判定する(S36)。
図3に戻り、不具合要因検査処理部44は、不具合要因検査処理の結果を検査結果処理部45へ出力する。検査結果処理部45は、不具合要因検査処理の結果を受け取ると、検査結果の通知先を選択する処理を行う。
図7を用いて、検査結果処理部45における検査結果の通知先を選択する処理の流れについて説明する。はじめに、検査結果処理部45は、受け取った検査結果において、ホームゲートウェイ40に不具合があるか否かを判定する(S51)。検査結果処理部45は、ホームゲートウェイ40に不具合があると判定した場合、ホームゲートウェイ40の管理者が保持する端末(以下、管理者端末と称する)へ、ホームゲートウェイ40に不具合があることを示すメッセージを送信する(S52)。ホームゲートウェイ40の管理者が保持する端末は、例えば、通信装置20もしくは通信装置22であってもよく、予め登録されている他の通信装置であってもよい。
例えば、ホームゲートウェイ40は、Webサーバ機能を有し、Webブラウザを介してクライアント端末からアクセスされた際に、ホームゲートウェイ40における正しい設定内容及び上位ルータ70への接続方法等をクライアント端末に表示させてもよい。この場合、ステップS52において、ホームゲートウェイ40に不具合があることを通知された管理者は、管理者端末のWebブラウザを介して、ホームゲートウェイ40にアクセスしてもよい。さらに、ホームゲートウェイ40は、Webブラウザに表示される、ホームゲートウェイ40における正しい設定内容に従って、ホームゲートウェイ40の設定を変更する。
検査結果処理部45は、管理者端末によって、ホームゲートウェイ40の設定内容が修正された場合に、図6の不具合要因検査処理を再度実施してもよい。
検査結果処理部45は、ステップS51において、ホームゲートウェイ40以外に不具合があると判定した場合、ISPネットワークを管理するサポート端末60へ、不具合を通知するメッセージを送信する(S53)。検査結果処理部45は、サポート端末60へ、例えば、Eメールを用いて不具合を通知するメッセージを送信してもよく、その他の手段によってメッセージを送信してもよい。また、本図においては、ホームゲートウェイ40以外に発生した不具合をすべてISPネットワークを管理するサポート端末60へ送信する例について説明しているが、インターネットの不具合に対応するサポート端末、サーバ装置30の不具合に対応するサポート端末等がある場合には、不具合要因に応じてぞれぞれのサポート端末へメッセージを送信してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかるホームゲートウェイ40を介して通信されるリクエストメッセージ及び応答メッセージを用いることによって、通信装置20とサーバ装置30との間に発生した不具合を検出することができる。ホームゲートウェイ40において不具合を検出する際に、通信装置20及びサーバ装置30は、不具合を検出するために新たな機能を追加する必要はなく、ホームゲートウェイ40のみに、パケットフローを監視する機能を追加することによって、通信装置20とサーバ装置30との間の不具合を検出することができる。
(実施の形態3)
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態3にかかるホームゲートウェイ40のパケットフロー監視部43における処理動作の流れについて説明する。本図においては、通信装置20が、調査目的等を理由として、応答メッセージを想定しないリクエストメッセージを送信する場合について説明する。この場合、通信装置20は、同じリクエストメッセージを複数回送信する。具体的には、応答メッセージを想定しないリクエストメッセージは、ポートスキャンによるTCP80パケットであってもよい。
ステップS61〜S63は、図4のステップS11〜S13と同様であるため、詳細な説明を省略する。通信装置20は、ステップS61においてリクエストメッセージを送信した後に、再送リクエストメッセージを送信する(S64)。次に、ホームゲートウェイ40は、通信装置20から送信された再送リクエストメッセージをISPネットワークへ送信する。この時、ホームゲートウェイ40は、再送リクエストメッセージが送信されてきた回数を管理するリトライカウンタを有し、リトライカウンタの値を増加させる(S66)。例えば、ステップS66においては、ホームゲートウェイ40は、リトライカウンタの値を1に設定する。
通信装置20は、ステップS67及びS70においても、ステップS64と同様に再送リクエストメッセージを送信し、ホームゲートウェイ40も、ステップS65と同様に、ステップS68及びS71において、再送リクエストメッセージをISPネットワークへ送信する。また、ホームゲートウェイ40は、ステップS68において、再送リクエストメッセージを送信した後に、リトライカウンタの値を2に更新する(S69)。さらに、ホームゲートウェイ40は、ステップS71において、再送リクエストメッセージを送信した後に、リトライカウンタの値を3に更新する(S72)。
次に、ホームゲートウェイ40における監視タイマーは、予め定められた時間を経過するとタイムアウトし、停止する(S73)。次に、ホームゲートウェイ40は、リトライカウンタの値が、予め定められている値を超えているか否かを判定する(S74)。ホームゲートウェイ40は、リトライカウンタの値が閾値を超えている場合、図6において説明した不具合要因検査処理を実行する。ホームゲートウェイ40は、リトライカウンタの値が閾値を超えていない場合、不具合要因検査処理を行わない。
例えば、リトライカウンタの閾値が2と設定されている場合、ステップS72において、リトライカウンタの値は3となっているため、ホームゲートウェイ40は、不具合要因検査処理を実行する。リトライカウンタにおける閾値は、変更可能とする。
以上説明したように、図8におけるホームゲートウェイ40のパケットフロー監視部43における処理動作を行うことによって、応答メッセージが送信されてくる予定のない、すべてのリクエストメッセージ対して、不具合要因検査処理を行う必要がなくなり、不要な検査処理の実行を減少させることができる。
(実施の形態4)
続いて、図9を用いて、本発明の実施の形態4にかかるHTTPリクエスト代理応答処理の流れについて説明する。図7にて説明した例においては、ホームゲートウェイ40の不具合を通知された管理者は、管理者端末を介してホームゲートウェイ40にアクセスする。本図においては、管理者端末が、ホームゲートウェイ40にアクセスせずに、インターネット上のサーバ等へアクセスする場合における動作を説明する。図7の説明においては、管理者端末がWebブラウザを介してホームゲートウェイ40にアクセスすることによって、管理者端末においてホームゲートウェイ40の正しい設定内容等を表示することができる。しかし、管理者端末が、ホームゲートウェイ40へアクセスせずに、インターネット上のサーバ等へアクセスする場合、ホームゲートウェイ40のWebサーバへアクセスすることはない。つまり、管理者端末が、ホームゲートウェイ40を宛先として設定せず、インターネット上のサーバを宛先に設定する場合、管理者端末が、Webブラウザに、ホームゲートウェイ40の正しい設定内容を表示することができない。本図においては、管理者端末が、ホームゲートウェイ40へアクセスしない場合においても、ホームゲートウェイ40が、管理者端末に対して、ホームゲートウェイ40の正しい設定内容等を表示させる手順について説明する。
はじめに、通信装置20は、インターネット上のサーバへアクセスするために、DNSサーバ80を用いた名前解決を行う。そのため、通信装置20は、DNS queryメッセージをホームゲートウェイ40へ送信する(S81)。例えば、通信装置20は、example.co.jpとのドメイン名の名前解決を要求する。
次に、ホームゲートウェイ40は、通信装置20から送信されたDNS queryメッセージをDNSサーバ80へ転送する(S82)。次に、DNSサーバ80は、DNS replyメッセージをホームゲートウェイ40へ送信する(S83)。例えば、DNSサーバ80は、DNS replyメッセージにおいて、example.co.jpに対応するIPアドレスとして、50.0.0.5を設定する。次に、ホームゲートウェイ40は、代理HTTP応答を設定する(S84)。代理HTTP応答は、50.0.0.5を宛先とするパケットを送信してきた通信装置20に対して、ホームゲートウェイ40のWebサーバ情報を表示させることである。ホームゲートウェイ40は、代理HTTP応答を設定する代理応答部をさらに設けていてもよい。
次に、ホームゲートウェイ40は、通信装置20へDNS replyメッセージを転送する(S85)。次に、通信装置20は、宛先アドレスに50.0.0.5を設定して、TCP SYNメッセージを送信する(S86)。次に、ホームゲートウェイ40は、50.0.0.5宛てのパケットに対して、インターネット上のサーバの代わりに、TCP SYN, ACKメッセージを送信する(S87)。次に、通信装置20は、宛先アドレスに50.0.0.5を設定して、TCP ACKメッセージを送信する(S88)。
次に、通信装置20は、宛先アドレスに50.0.0.5を設定して、HTTP GETメッセージを送信する(S89)。次に、ホームゲートウェイ40は、インターネット上のサーバの代わりに、HTTP 200 OKメッセージを送信する(S90)。ホームゲートウェイ40は、HTTP 200 OKメッセージにおいて、ホームゲートウェイ40の正しい設定内容等を通知する。通信装置20は、HTTP 200 OKメッセージを受信すると、Webブラウザ上に、ホームゲートウェイ40の正しい設定内容等を表示することができる。
ホームゲートウェイ40は、ステップS90においてHTTP 200 OKメッセージを送信した後に、代理HTTP応答設定を解除する(S91)。これ以降は、通信装置20から、50.0.0.5を宛先とするパケットが送信されてきた場合、送信されたパケットをISPネットワークへ送信する。
続いて、図10を用いて、本発明の実施の形態4にかかるHTTPリクエスト代理応答処理の流れについて図9とは異なる例について説明する。図10を用いて、DNSサーバ80を用いた名前解決が行えない場合の処理の流れについて説明する。
はじめに、通信装置20は、インターネット上のサーバへアクセスするために、DNSサーバ80を用いた名前解決を行う。そのため、通信装置20は、DNS queryメッセージをホームゲートウェイ40へ送信する(S101)。例えば、通信装置20は、example.co.jpとのドメイン名の名前解決を要求する。ここで、ホームゲートウェイ40は、DNSサーバ80と通信を行うことができず、DNS queryメッセージをDNSサーバ80へ送信することができないとする。この場合、ホームゲートウェイ40は、DNSサーバ処理を実行する(S102)。例えば、ホームゲートウェイ40は、DNSサーバ処理として、自装置のIPアドレスである192.168.0.1を設定したDNS replyメッセージを生成する。次に、ホームゲートウェイ40は、自装置のIPアドレスである192.168.0.1を設定したDNS replyメッセージを通信装置20へ送信する(S103)。ステップS104〜S109は、図9のステップS86〜S91における宛先アドレスに、ホームゲートウェイ40のアドレスである192.168.0.1を設定し、図9のステップS86〜S91と同様の処理を実行する。
以上説明したように、図9及び図10を用いることによって、ホームゲートウェイ40が、通信装置20へホームゲートウェイ40における不具合を通知した後に、通信装置20が、ホームゲートウェイ40へアクセスしない場合においても、ホームゲートウェイ40がHTTP代理応答もしくはDNSサーバ処理を実行する。これによって、ホームゲートウェイ40は、通信装置20へホームゲートウェイ40における正しい設定内容等の情報を通知することができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、図4〜図10において説明した処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 中継装置
11 LANインタフェース部
12 WANインタフェース部
13 判定部
14 不具合要因検査処理部
20 通信装置
22 通信装置
30 サーバ装置
40 ホームゲートウェイ
41 LANインタフェース部
42 WANインタフェース部
43 パケットフロー監視部
44 不具合要因検査処理部
45 検査結果処理部
50 回線終端装置
60 サポート端末
70 上位ルータ
80 DNSサーバ

Claims (4)

  1. LAN回線を介して通信装置と通信を行うLANインタフェース部と、
    WAN回線を介してインターネット上に配置されているサーバ装置及び前記インターネットへの接続を中継するISPネットワーク上に配置されているDNSサーバと通信を行うWANインタフェース部と、
    前記LAN回線を介して接続される通信装置から送信されたリクエスト情報を含むリクエスト信号を、前記WAN回線を介して接続されるサーバ装置へ送信した後に、前記サーバ装置から前記リクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部において、前記応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、前記DNSサーバとの間に配置されている上位ルータと通信できず、前記WANインタフェース部における設定内容が誤っている場合、自装置に不具合が発生していると判定し、前記DNSサーバと通信できず、前記自装置に不具合が発生していない場合、前記ISPネットワークに不具合が発生していると判定し、前記DNSサーバと通信可能であり、前記サーバ装置と通信できない場合、前記インターネットに不具合が発生していると判定する不具合要因検査処理部と、
    前記不具合要因検査処理部において、前記自装置に不具合が発生していると判定された場合、前記自装置を管理するユーザが保持する通信装置へ判定結果を送信し、前記ISPネットワークに不具合が発生していると判定された場合、前記ISPネットワークに接続されているサポート端末へ判定結果を送信する判定結果通知部と、
    前記判定結果通知部によって前記自装置を管理するユーザが保持する通信装置へ判定結果が送信された後に、前記通信装置から、DNS queryメッセージを受信し、前記DNSサーバへ前記DNS queryメッセージを送信することができない場合、前記DNSサーバに代理して、前記通信装置から受信した前記DNS queryメッセージに対して自装置のIPアドレスを設定したDNS replyメッセージを前記通信装置へ送信する代理応答部と、を備える中継装置。
  2. 前記不具合要因検査処理部は、
    前記判定部において、前記リクエスト信号の再送信号の数が、予め定められた閾値を超えたと判定された場合に、不具合箇所を特定する、請求項1に記載の中継装置。
  3. LAN回線を介して接続される通信装置から送信されたリクエスト情報を含むリクエスト信号を、WAN回線を介して接続されるインターネット上に配置されているサーバ装置へ送信した後に、前記サーバ装置から前記リクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定し、
    前記応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、ISPネットワーク上に配置されているDNSサーバとの間に配置されている上位ルータと通信できず、前記サーバ装置及び前記DNSサーバと通信を行うWANインタフェース部における設定内容が誤っている場合、自装置に不具合が発生していると判定し、前記DNSサーバと通信できず、前記自装置に不具合が発生していない場合、前記ISPネットワークに不具合が発生していると判定し、前記DNSサーバと通信可能であり、前記サーバ装置と通信できない場合、前記インターネットに不具合が発生していると判定し、
    前記自装置に不具合が発生していると判定された場合、前記自装置を管理するユーザが保持する通信装置へ判定結果を送信し、前記ISPネットワークに不具合が発生していると判定された場合、前記ISPネットワークに接続されているサポート端末へ判定結果を送信し、
    前記自装置を管理するユーザが保持する通信装置へ判定結果が送信された後に、前記通信装置から、DNS queryメッセージを受信し、前記DNSサーバへ前記DNS queryメッセージを送信することができない場合、前記DNSサーバに代理して、前記通信装置から受信した前記DNS queryメッセージに対して自装置のIPアドレスを設定したDNS replyメッセージを前記通信装置へ送信する、中継方法。
  4. LAN回線を介して接続される通信装置から送信されたリクエスト情報を含むリクエスト信号を、WAN回線を介して接続されるインターネット上に配置されているサーバ装置へ送信した後に、前記サーバ装置から前記リクエスト信号に対する応答信号が送信されてきたか否かを判定し、
    前記応答信号が送信されてきていないと判定された場合に、ISPネットワーク上に配置されているDNSサーバとの間に配置されている上位ルータと通信できず、前記サーバ装置及び前記DNSサーバと通信を行うWANインタフェース部における設定内容が誤っている場合、自装置に不具合が発生していると判定し、前記DNSサーバと通信できず、前記自装置に不具合が発生していない場合、前記ISPネットワークに不具合が発生していると判定し、前記DNSサーバと通信可能であり、前記サーバ装置と通信できない場合、前記インターネットに不具合が発生していると判定し、
    前記自装置に不具合が発生していると判定された場合、前記自装置を管理するユーザが保持する通信装置へ判定結果を送信し、前記ISPネットワークに不具合が発生していると判定された場合、前記ISPネットワークに接続されているサポート端末へ判定結果を送信し、
    前記自装置を管理するユーザが保持する通信装置へ判定結果が送信された後に、前記通信装置から、DNS queryメッセージを受信し、前記DNSサーバへ前記DNS queryメッセージを送信することができない場合、前記DNSサーバに代理して、前記通信装置から受信した前記DNS queryメッセージに対して自装置のIPアドレスを設定したDNS replyメッセージを前記通信装置へ送信することをコンピュータに実行させるプログラム。
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