JP6358025B2 - 電動ウォータポンプ装置 - Google Patents

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本発明は、動ウォータポンプ装置に関するものである。
極寒冷地などにおいては外気温が低くなると混合気の点火性が低下するなど、エンジン始動性が低下してしまうことがある。このため、ブロックヒータと呼ばれるヒータでエンジン始動前にエンジンを予熱するようにしている。このようなヒータでエンジンを予熱することにより、エンジン冷却水の凍結防止や走行開始後に速やかに車室内の暖機を行うことも可能となる。
このようなヒータとして、シース内で耐熱絶縁粉末中に埋設した発熱体を有するシーズヒータと、このシーズヒータ後端部を保持するとともに自動車用エンジンブロックのヒータ取付部に取付けられる筒状ボディーと、一端に電源コンセントを有するケーブルを備えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−257299号公報
上記特許文献1に記載されたようなブロックヒータは、自動車用エンジンブロックの車両後方側等に設けられた専用の穴に筒状ボディーを差し込むとともに電源コンセントを家庭用電源に接続した後、シーズヒータを通電させることで自動車用エンジンブロック等の加熱が開始される。
しかし、このようなブロックヒータは自動車用エンジンブロックの車両後方側等、作業性の低い部位に差し込んで取り付ける構造となっているため、ブロックヒータの取り付け作業はユーザの大きな負担となっている。
また、上記特許文献1に記載されたようなブロックヒータは、自動車用エンジンブロック等に取り付けられ、自動車用エンジンブロックを介して冷却水を暖める構造となっている。しかし、自動車用エンジンブロックは熱容量が大きいため暖機に時間がかかるといった問題もある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、取り付け作業の負担を低減し、かつ、より速やかに冷却水を暖められるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1〜4に記載の発明は、車両に搭載された発熱機器を冷却する冷却水が流れる冷却経路(2)に設けられ、冷却水を循環させる電動ウォータポンプであって、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で冷却水を加熱する加熱手段(61)を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、冷却水を循環させる電動ウォータポンプは、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で冷却水を加熱する加熱手段(61)を備えたので、取り付け作業の負担を低減し、かつ、より速やかに冷却水を暖められるようにすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電動ウォータポンプを用いたエンジン冷却装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態における電動ウォータポンプの構成を示した図である。 電源接続コードを示した図である。 本発明の第2実施形態に係るエンジンECUによる電動ウォータポンプの制御処理を示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る電動ウォータポンプを用いたエンジン冷却装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態における電動ウォータポンプの構成を示した図である。 本発明の第3実施形態に係るエンジンECUによる電動ウォータポンプの制御処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る電動ウォータポンプを用いたエンジン冷却装置の構成を図1に示す。本実施形態では、走行用の動力源となるエンジンを発熱機器として、この発熱機器を対象にエンジン冷却装置を構築するものとしている。
本実施形態に係るエンジン冷却装置は、エンジン1、冷却経路2、ラジエータ3、バイパス経路4、熱交換器5、電動ウォータポンプ6、サーモスタット7、水温センサ8およびエンジンECU(制御部に相当する)9を備えている。
エンジン1は、例えば自動車の走行に使用される駆動力を発生させるものである。エンジン1はエンジンECU9と接続されており、エンジンECU9によって制御される。エンジンECU9は、エンジン1に設けられたクランク角センサ(図示せず)などによってエンジン回転数を算出し、エンジン1に設けられた吸気圧センサ(図示せず)の吸気圧やインジェクタ(図示せず)の燃料噴射量などからトルクを算出する。
また、エンジン1は、内部のシリンダ(図示せず)で燃料を爆発させて動力を取り出すため、エンジンブロックなどの高温部の冷却が必須となる。そのため、エンジン1を冷却するための冷却水のための冷却経路2がエンジン1の周囲に設けられている。冷却経路2には、冷却水を循環させるための電動ウォータポンプ(図中では、電動W/Pと記す)6が設置されている。本実施形態における電動ウォータポンプ6は、エンジン1の近くのエンジンルーム内に配置される。また、電動ウォータポンプ6は、エンジンECU9によって制御される。
エンジンECU9は、CPU、RAM、ROMなどを備えたコンピュータとして構成されており、CPUはROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
また、冷却経路2には、冷却水の水温を検出する水温センサ8が設けられており、水温センサ8から冷却水の水温を示す情報がエンジンECU9に出力されるようになっている。
また、水温センサ8以外にも、エンジンECU9は、車外の気温を測定するための外気温センサ(図示せず)から外気温情報を受け取るとともに、車輪の回転センサ(図示せず)から車速の情報を受け取るようになっている。また、エンジンECU9は、スロットル開度センサ(図示せず)からスロットル開度情報を受け取るとともに、車速センサ(図示せず)から車速に応じた車速信号を受け取るようになっている。
ラジエータ3は車両の前方において、冷却経路2に設けられ、車両の走行により発生する車速風によって冷却水の冷却を行なう。ただし、ラジエータ3への冷却経路2には、それの開閉を行なうサーモスタット7が設けられており、冷却水温が低温で冷却水の冷却が不要な場合は、ラジエータ3への冷却経路2は閉じ、冷却水の冷却は行なわない。その場合に、電動ウォータポンプ6を動作させ冷却水を流す時は、冷却水はバイパス経路4や熱交換器5を介して循環する。
熱交換器5は、車室内において、冷却経路2に設けられ、ドライバーから暖房の指示があった場合に、車室内の大気と熱交換を行なう。この熱交換器5による熱交換により車室内の暖房が行われる。
次に、本実施形態における電動ウォータポンプ6の構成について説明する。図2は、本実施形態の電動ウォータポンプ6の構成を示したものである。電動ウォータポンプ6は、モータやコントローラ等の電気部品、インペラ等(いずれも図示せず)を収納するケース60、冷却水が流入する冷却水流入口IN、冷却水が流出する冷却水流出口OUT、冷却水を加熱するためのPTCヒータ(加熱手段に相当する)61および外部電源に接続するための外部電源コネクタ(電源接続手段に相当する)62を備えている。
電動ウォータポンプ6の冷却水流入口INは、冷却経路2を構成する配管を介してサーモスタット7および熱交換器5に接続される。また、電動ウォータポンプ6の冷却水流出口OUTは、冷却経路2を構成する配管を介してエンジン1に接続される。
PTCヒータ61は、エンジン始動前に冷却水を予熱するためのものであり、冷却水流出口OUTの近くに配置されている。このようにPTCヒータ61を冷却水流出口OUTの近くに配置することで、電動ウォータポンプ6のケース60内に収納されているモータやコントローラ等の電気部品への熱の影響が低減される。
PTCヒータ61は、発熱体の温度上昇に応じて抵抗値が増加する、所謂PTC特性を有するヒータである。この特性によって、PTCヒータ61が所定の上限温度まで達すると電気抵抗値の増加によって電流が流れにくくなり、それ以上温度が上昇しなくなる。また、電流が流れにくくなるため消費電力も低下する。
外部電源コネクタ62は、家庭用電源に接続するためのものであり、ケース60の外周面に設けられている。本実施形態に係る電動ウォータポンプ6は、車両に搭載された補器類用バッテリと接続線(いずれも図示せず)を介して接続されており、車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、補器類用バッテリからの電源供給により動作するようになっている。なお、補器類用バッテリは、各種ECUやランプ類等に電力を供給しているバッテリである。
また、本実施形態の電動ウォータポンプ6は、図3に示すような電源接続コード90を用いて家庭用電源コンセントと外部電源コネクタ62との間を接続して家庭用電源からの電源供給を受けることで、ポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動が可能となる。なお、外部電源コネクタ62は、電源接続コード90の接続時の作業性を行い易い部位に設けられている。
また、本実施形態の電動ウォータポンプ6は、エンジンECU9からの信号入力がなく、かつ、外部電源コネクタ62への家庭用電源からの通電がある場合、家庭用電源からの電力でポンプ駆動を実施するとともにPTCヒータ61による加熱動作を実施し、外部電源コネクタ62への家庭用電源からの通電がある場合でも、エンジンECU9からの信号入力がある場合、エンジンECU9による制御に従って車両バッテリ(補器類用バッテリ)からの電力でポンプ駆動を実施する切替回路64を有している。
次に、車両走行時におけるエンジンECU9による電動ウォータポンプ6の制御について説明する。エンジンECU9は、車両走行時、エンジン1の負荷が高くなるほど大量の冷却水が冷却経路2内を循環するように電動ウォータポンプ6を制御する。具体的には、エンジンECU9は、水温センサ8により入力される冷却水の水温を示す情報、スロットル開度センサより入力されるスロットル開度情報、車速センサより入力される車速信号等に基づいて冷却経路2内を循環する冷却水の適切な流量を算出し、適量の冷却水が冷却経路2内を循環するように指示する信号を電動ウォータポンプ6へ出力する。電動ウォータポンプ6は、車両走行時、エンジンECU9より入力される信号に応じて冷却水を循環させるポンプ駆動を実施する。
また、エンジンECU9は、車両走行前の冷却水の余熱時にPTCヒータ61を作動させるようになっている。なお、エンジンECU9は、車両走行時には、電動ウォータポンプ6に設けられたPTCヒータ61を作動させない。
また、本実施形態の電動ウォータポンプ6は、電源接続コード90を用いて家庭用電源コンセントと外部電源コネクタ62との間が接続され、外部電源コネクタ62への家庭用電源から通電があり、かつ、エンジンECU9からの信号入力がない場合、家庭用電源からの電力で自律的にポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動を開始する。
具体的には、電動ウォータポンプ6は、冷却水の循環流量が一定流量となるようにポンプ駆動を開始する。また、PTCヒータ61は、一定電力(例えば、400ワット)で冷却水を加熱する。
ここで、冷却水の循環流量が多すぎると冷却水の放熱が多くなってしまうため、冷却水を所定値未満の流量で循環させるように作動する。本実施形態では、1分間当たりの流量が5リットル未満となるように冷却水が循環するように作動する。
また、PTCヒータ61が所定の上限温度まで達すると電気抵抗値の増加によって電流が流れにくくなり、それ以上温度が上昇しなくなる。このように、PTCヒータ61の温度が上昇すると、電気抵抗値の増加によって電流が流れにくくなるため消費電力も低下する。
また、電動ウォータポンプ6は、イグニッションスイッチがオン状態となり、エンジンECU9からの信号が入力されると、外部電源コネクタ62への家庭用電源からの通電がある場合でも、エンジンECU9からの信号に従ってポンプ駆動を実施する。
なお、イグニッションスイッチがオフ状態となり、車両のエンジン1が作動を停止し、かつ、外部電源コネクタ62への家庭用電源からの通電が遮断された場合、電動ウォータポンプ6は作動を停止する。
上記した構成によれば、冷却水を循環させる電動ウォータポンプ6は、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で冷却水を加熱するPTCヒータ61を備えたので、例えば、ブロックヒータを自動車用エンジンブロック等に取り付ける場合と比較して取り付け作業の負担を低減することができる。また、本電動ウォータポンプ6は、自動車用エンジンブロックと比較して熱容量が小さいので、より速やかに冷却水を暖められることができる。また、本電動ウォータポンプ6は、自動車用エンジンブロックと比較して熱容量が小さいので、冷却水を均等に加熱することができ、冷却水の劣化を抑制することもできる。また、冷却水の加熱によりエンジンブロック等も加熱されるため、エンジンの始動性を向上することも可能となる。
また、本電動ウォータポンプ6は、外部電源に接続するための外部電源コネクタ62を備えているので、ユーザが走行開始前に電源接続コード90を用いて家庭用電源コンセントと外部電源コネクタ62との間の電気的な接続を行うだけで、走行開始時に冷却水の余熱(暖機)を完了することが可能である。
また、電動ウォータポンプ6は、エンジンECU9からの信号入力がなく、かつ、外部電源コネクタ62を介して外部電源からの通電がある場合、外部電源からの電力で電動ウォータポンプをポンプ駆動させるとともに冷却水を加熱するようPTCヒータ61を駆動し、外部電源コネクタ62を介して外部電源からの通電がなく、かつ、エンジンECU9からの信号が入力された場合、エンジンECU9による制御に従って車両バッテリの電力でポンプ駆動を実施する切替回路64を備えたので、ユーザは冷却水を余熱したい場合に電源接続コード90を接続し、車両走行前に電源接続コード90を取り外すだけで速やかに走行を開始することができる。
また、本電動ウォータポンプ6は、PTCヒータ61を用いて冷却水を加熱するようになっており、PTCヒータ61の温度が上昇すると、電気抵抗値の増加によって電流が流れにくくなるため消費電力抑制することもできる。
また、本電動ウォータポンプ6は、冷却水を循環させるための電気部品より冷却水流れ下流側にPTCヒータ61が配置されているので、モータやコントローラ等の電気部品への熱の影響を低減することができる。
また、PTCヒータ61による冷却水の加熱動作時に、冷却水の循環流量が多すぎると冷却水の放熱が多くなってしまうが、本電動ウォータポンプ6は、PTCヒータ61による冷却水の加熱動作時に、冷却水を所定値(例えば、1分間当たり5リットル)未満の流量で循環させるようにポンプ駆動するので、冷却水を効率よく、かつ、均等に加熱することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る電動ウォータポンプ6を用いたエンジン冷却装置の構成は上記第1実施形態と同じである。本実施形態では電動ウォータポンプ6と該電動ウォータポンプ6を制御するエンジンECU9と、を備えた電動ウォータポンプ装置として構成されている。
上記第1実施形態の電動ウォータポンプ6は、家庭用電源から外部電源コネクタ62への通電がある場合、自律的にポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動を開始する構成となっている。これに対し、本実施形態の電動ウォータポンプ装置は、家庭用電源から外部電源コネクタ62への通電がある場合でも、エンジンECU9の制御によりポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動を行うようになっている。
図4は、本実施形態に係るエンジンECU9による電動ウォータポンプ6の制御処理を示したフローチャートである。なお、各図面のフローチャートにおける各制御ステップは、エンジンECU9が有する各種の機能実現手段を構成している。また、本実施形態におけるエンジンECU9は、車両のイグニッションスイッチがオン状態の場合、通常の動作モードで作動するとともに、車両のイグニッションスイッチがオフ状態の場合でも低消費電力モードで作動するようになっている。ただし、エンジンECU9が低消費電力モードの場合、エンジンECU9から電動ウォータポンプ6へ信号出力されない。
エンジンECU9は、図4に示す処理を定期的に実施する。まず、イグニッションスイッチがオフ状態となっているか否かを判定する(S100)。ここで、イグニッションスイッチがオフ状態となっている場合、S100の判定はYESとなり、次に、外部電源コネクタ62を介して外部電源からの通電があるか否かを判定する(S102)。外部電源コネクタ62を介して外部電源からの通電があるか否かについては、電動ウォータポンプ6からの通電情報(家庭用電源から外部コネクタ62への通電があるか否かを示す情報)に基づいて判定することができる。
ここで、ユーザにより電源接続コード90を用いて家庭用電源コンセントと外部電源コネクタ62との間が接続され、家庭用電源から外部電源コネクタ62への通電が開始された場合、S102の判定はYESとなり、次に、電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動させる(S104)。具体的には、冷却水の循環流量が一定流量となるように電動ウォータポンプ6を制御するとともに、一定電力(例えば、400ワット)で冷却水を加熱するようにPTCヒータ61を駆動する。ここで、冷却水の循環流量が多すぎると冷却水の放熱が多くなってしまうため、本実施形態では、1分間当たりの流量が5リットル未満となるように電動ウォータポンプ6を制御する。
次に、イグニッションスイッチがオフ状態となっているか否かを判定する(S106)。ここで、イグニッションスイッチがオフ状態となっている場合、S106の判定はYESとなり、次に、加熱後一定時間が経過したか、あるいは、冷却水の水温が一定温度まで上昇したか否かを判定する(S108)。
ここで、加熱後一定時間が経過しておらず、かつ、冷却水の水温が一定温度まで上昇していない場合、S108の判定はNOとなり、S102へ戻る。したがって、電動ウォータポンプ6のポンプ駆動およびPTCヒータ61の駆動が継続される。
なお、S108にてYESと判定される前に、PTCヒータ61が所定の上限温度まで達すると電気抵抗値の増加によって電流が流れにくくなり、それ以上温度が上昇しなくなる。これにより消費電力が低減される。ただし、この場合でも、電動ウォータポンプ6は、ポンプの作動を継続する。
また、加熱後一定時間が経過した場合、あるいは、冷却水の水温が一定温度まで上昇した場合、S108の判定はYESとなり、電動ウォータポンプ6のポンプ駆動およびPTCヒータ61の駆動を停止させる(S110)。具体的には、電動ウォータポンプ6に対し、ポンプ駆動およびPTCヒータ61の駆動を停止するように指示する信号を出力し、本処理を終了する。これにより、電動ウォータポンプ6は、ポンプ駆動およびPTCヒータ61の駆動を停止する。
また、ユーザ操作に応じてイグニッションスイッチがオン状態となった場合、S100の判定はNOとなり、通常の車両走行時の電動ウォータポンプ6の制御を行う(S112)。具体的には、エンジンECU9は、冷却経路2内を循環する冷却水の適切な流量を算出し、適量の冷却水が冷却経路2内を循環するように電動ウォータポンプ6を制御する。このように、イグニッションスイッチがオン状態となり、エンジン1の作動が開始されると、電動ウォータポンプ6はエンジンECU9により制御される。上記したようにエンジンECU9により図4に示す処理が定期的に実施される。
上記した構成によれば、冷却水を循環させる電動ウォータポンプ6は、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で冷却水を加熱するPTCヒータ61を備えたので、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、エンジンECU9は、車両のエンジン1(イグニションスイッチ)がオフ状態で、かつ、外部電源コネクタ62を介して外部電源からの通電がある場合、電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともに冷却水を加熱するようPTCヒータ61を駆動するので、外部電源コネクタ62と外部電源の間を電源接続コード90を用いて接続するだけで、冷却水の余熱を開始することが可能である。
また、エンジンECU9は、車両のエンジン1(イグニションスイッチ)がオン状態、または、外部電源コネクタ62を介して外部電源からの通電がない場合、エンジンECU9による制御に従って電動ウォータポンプ6が作動するように切り替えるので、外部電源コネクタ62と外部電源の間の電源接続コード90を取り外すだけで、電動ウォータポンプ6の制御を通常のエンジンECU9による制御に切り替えることが可能である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る電動ウォータポンプを用いたエンジン冷却装置の構成を図5に示す。本実施形態では、走行用の動力源となるエンジンとモータを搭載したプラグインハイブリッド車両におけるエンジンを発熱機器として、この発熱機器を対象にエンジン冷却装置を構築するものとしている。
図6は、本発明の第3実施形態に係る電動ウォータポンプ6の構成を示した図である。上記第1実施形態の電動ウォータポンプ6は、家庭用電源からの電力供給により電動ウォータポンプ6のポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動を行うようにしたが、本実施形態の電動ウォータポンプ6は、プラグインハイブリッド車両における走行用の動力源となるモータに電力を供給する駆動用バッテリ(図示せず)に接続される電源コード63を有し、この電源コード63に接続された駆動用バッテリからの電力供給により電動ウォータポンプ6のポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動を行うことが可能となっている。
本実施形態に係る電動ウォータポンプ6は、車両に搭載された補器類用バッテリと接続線(いずれも図示せず)を介して接続されており、車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、補器類用バッテリからの電源供給により動作するようになっている。
また、本実施形態の電動ウォータポンプ6は、車両のイグニッションスイッチがオフの状態であっても、駆動用バッテリからの電力供給によりポンプの駆動とPTCヒータ61の駆動が可能となっている。
また、本実施形態のエンジンECU9は、ユーザ操作によって設定されたプラグインハイブリッド車両の充電開始時刻(作動開始時刻)になると、駆動用バッテリの充電を開始するとともに、電動ウォータポンプ6のポンプ駆動とPTCヒータ61の駆動を行って冷却水の余熱を開始する処理を実施する。この充電開始時刻(作動開始時刻)の設定は、エンジンECU9と車両LAN11を介して接続されたナビゲーション装置10を用いて行うようになっている。
ナビゲーション装置10は、表示部、操作部、位置検出器、地図データ記憶部、スピーカ、制御部(いずれも図示せず)等を備えている。ナビゲーション装置10の制御部は、位置検出器より入力される情報に基づいて現在位置を特定する現在位置特定処理、現在位置から目的地に至る案内経路を探索する経路探索処理、案内経路に従って走行案内を行う走行案内処理等を実施する。
また、本実施形態のナビゲーション装置10は、ユーザ操作に応じて充電開始時刻(作動開始時刻)の入力を受け付けるとともに、受け付けた作動開始時刻をエンジンECU9へ送出する処理を行うことが可能となっている。エンジンECU9は、ナビゲーション装置10より送出された電動ウォータポンプ6の作動開始時刻を受信するとRAMに記憶させるようになっている。
図7は、本発明の第3実施形態に係るエンジンECU9による電動ウォータポンプ6の制御処理を示したフローチャートである。本実施形態におけるエンジンECU9は、車両のイグニッションスイッチがオフ状態の場合でも低消費電力モードで作動するようになっている。
エンジンECU9は、図7に示す処理を定期的に実施する。なお、本実施形態におけるエンジンECU9のRAMには、ナビゲーション装置10を用いて設定された電動ウォータポンプ6の作動開始時刻が記憶されているものとする。また、駆動用バッテリには家庭用電源(外部電源)が接続されているものとする。
まず、イグニッションスイッチがオフ状態となっているか否かを判定し(S100)、イグニッションスイッチがオフ状態となっている場合、次に、電動ウォータポンプ6の作動開始時刻(プラグインハイブリッド車両の充電開始時刻)になったか否かを判定する(S202)。ここで、電動ウォータポンプ6の作動開始時刻になっていない場合、S100の判定へ戻る。
また、電動ウォータポンプ6の作動開始時刻になると、S202の判定はYESとなり、次に、電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動させる(S104)。このように、駆動用バッテリの充電時刻(充電開始時刻)に合わせて電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともに冷却水を加熱するようにPTCヒータ61を駆動する。これにより、電動ウォータポンプ6による冷却水の余熱が開始される。
次に、イグニッションスイッチがオフ状態となっているか否かを判定し(S106)、イグニッションスイッチがオフ状態となっている場合、S106の判定はYESとなり、次に、加熱後一定時間が経過したか、あるいは、作動完了時刻になったか、あるいは、冷却水の水温が一定温度まで上昇したかを判定する(S208)。
ここで、加熱後一定時間が経過しておらず、作動完了時刻になっておらず、更に、冷却水の水温が一定温度まで上昇していない場合、S208の判定はNOとなり、S104へ戻る。したがって、電動ウォータポンプ6のポンプ駆動およびPTCヒータ61の駆動が継続される。
なお、S208にてYESと判定される前に、PTCヒータ61が所定の上限温度まで達すると電気抵抗値の増加によって電流が流れにくくなり、それ以上温度が上昇しなくなる。これにより消費電力が低減される。ただし、この場合でも、電動ウォータポンプ6は、ポンプの作動を継続する。
また、加熱後一定時間が経過した場合、あるいは、作動完了時刻になった場合、あるいは、冷却水の水温が一定温度まで上昇した場合、S208の判定はYESとなり、電動ウォータポンプ6のポンプ駆動およびPTCヒータ61の駆動を停止させる(S110)。
また、ユーザ操作によって車両のイグニッションスイッチがオン状態となり、エンジン1が作動を開始すると、S100の判定はNOとなり、通常の車両走行時の電動ウォータポンプ6の制御を行う(S112)。具体的には、エンジンECU9は、冷却経路2内を循環する冷却水の適切な流量を算出し、適量の冷却水が冷却経路2内を循環するように電動ウォータポンプ6を制御する。
上記した構成によれば、冷却水を循環させる電動ウォータポンプ6は、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で冷却水を加熱するPTCヒータ61を備えたので、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、エンジンECU9は、予め設定された時刻(電動ウォータポンプ6の作動開始時刻またはプラグインハイブリッド車両の充電開始時刻)になった場合、電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともに冷却水を加熱するようにPTCヒータ61を駆動するので、ユーザは事前に冷却水の余熱の開始時刻を設定することで、電動ウォータポンプ6による冷却水の余熱を開始させることができる。例えば、電動ウォータポンプ6の作動開始時刻を早朝に設定することで、夜間電力を用いた冷却水の余熱を行うことが可能である。
また、エンジンECU9は、駆動用バッテリの充電時には駆動用バッテリより供給される電力で電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともに冷却水を加熱するようPTCヒータ61を駆動し、駆動用バッテリの非充電時には制御部による制御に従って電動ウォータポンプが作動するように切り替えるので、上記第1、第2実施形態のようにユーザが電源接続コード90の接続や取り外しを行うことなく、冷却水の余熱を行い、その後、速やかに走行を開始することができる。
(他の実施形態)
上記第1〜第3実施形態では、電動ウォータポンプ6をエンジン1の近くのエンジンルーム内に配置するようにしたが、例えば、熱交換器5の近くの車室内に配置するようにしてもよい。
また、上記第3実施形態では、S202にて、電動ウォータポンプ6の作動開始時刻(プラグインハイブリッド車両の充電開始時刻)になった場合、電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動させるようにしたが、予め電動ウォータポンプ6の作動終了時刻を設定しておき、電動ウォータポンプ6の作動終了時刻になったときに冷却水の余熱が完了しているように、作動終了時刻より所定時間前に電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動させるようにしてもよい。また、予めプラグインハイブリッド車両の充電完了時刻を設定しておき、プラグインハイブリッド車両の充電完了時刻になったときに冷却水の余熱が完了しているように、充電完了時刻より所定時間前に電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動させるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、加熱手段としてPTC特性を有するPTCヒータ61を用いたが、PTC特性を有していないヒータを用いることもできる。
また、上記第3実施形態では、S100にて、イグニッションスイッチがオフ状態となっていると判定され、かつ、S202にて、プラグインハイブリッド車両の充電開始時刻になったと判定された場合、電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動するようにしたが、例えば、プラグインハイブリッド車両の充電時には、駆動用バッテリより供給される電力で電動ウォータポンプ6をポンプ駆動させるとともにPTCヒータ61を駆動し、駆動用バッテリの非充電時には、エンジンECU9による制御に従って電動ウォータポンプ6が作動するように切り替えるようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、切替回路64が第1切替手段に相当し、図4に示したS100〜S106、S112が第2切替手段に相当し、S104が駆動手段に相当し、図7に示したS100、S202、S104、S112が第3切替手段に相当する。
1 エンジン
2 冷却経路
3 ラジエータ
5 熱交換器
6 電動ウォータポンプ
9 エンジンECU
61 PTCヒータ
62 外部電源コネクタ
64 切替回路

Claims (4)

  1. 車両に搭載された発熱機器を冷却する冷却水が流れる冷却経路(2)に設けられ、前記冷却水を循環させる電動ウォータポンプであって、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で前記冷却水を加熱する加熱手段(61)と、前記外部電源に接続するための電源接続手段(62)と、を備えた電動ウォータポンプと、
    前記電動ウォータポンプを制御する制御部(9)と、を備えた電動ウォータポンプ装置であって、
    前記電動ウォータポンプは、前記制御部からの信号入力がなく、かつ、前記電源接続手段を介して前記外部電源からの通電がある場合、前記外部電源からの電力で電動ウォータポンプをポンプ駆動させるとともに前記冷却水を加熱するよう前記加熱手段を駆動し、前記電源接続手段を介して前記外部電源からの通電がなく、かつ、前記制御部からの信号が入力された場合、前記制御部による制御に従って車両バッテリの電力でポンプ駆動を実施する第1切替手段(64)を備えたことを特徴とする電動ウォータポンプ装置。
  2. 車両に搭載された発熱機器を冷却する冷却水が流れる冷却経路(2)に設けられ、前記冷却水を循環させる電動ウォータポンプであって、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で前記冷却水を加熱する加熱手段(61)と、前記外部電源に接続するための電源接続手段(62)と、を備えた電動ウォータポンプと、
    前記電動ウォータポンプを制御する制御部(9)と、を備えた電動ウォータポンプ装置であって、
    前記制御部は、前記車両のイグニションスイッチがオフ状態で、かつ、前記電源接続手段を介して前記外部電源からの通電がある場合、前記外部電源からの電力で電動ウォータポンプをポンプ駆動させるとともに前記冷却水を加熱するよう前記加熱手段を駆動し、前記車両のイグニションスイッチがオン状態、または、前記電源接続手段を介して前記外部電源からの通電がない場合、前記制御部による制御に従って前記電動ウォータポンプが作動するように切り替える第2切替手段(S100〜S106、S112)を備えたことを特徴とする電動ウォータポンプ装置。
  3. 車両に搭載された発熱機器を冷却する冷却水が流れる冷却経路(2)に設けられ、前記冷却水を循環させる電動ウォータポンプであって、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で前記冷却水を加熱する加熱手段(61)と、前記外部電源に接続するための電源接続手段(62)と、を備えた電動ウォータポンプと、
    前記電動ウォータポンプを制御する制御部(9)と、を備えた電動ウォータポンプ装置であって、
    前記外部電源より供給される電力で走行用の動力源となるモータに電力を供給する駆動用バッテリを充電することが可能な車両に搭載された電動ウォータポンプ装置であって、
    前記制御部は、予め設定された時刻になった場合、前記駆動用バッテリより供給される電力で前記電動ウォータポンプをポンプ駆動させるとともに前記冷却水を加熱するように前記加熱手段を駆動する駆動手段(S104)を備えたことを特徴とする電動ウォータポンプ装置。
  4. 車両に搭載された発熱機器を冷却する冷却水が流れる冷却経路(2)に設けられ、前記冷却水を循環させる電動ウォータポンプであって、外部電源に接続され、該外部電源より供給される電力で前記冷却水を加熱する加熱手段(61)と、前記外部電源に接続するための電源接続手段(62)と、を備えた電動ウォータポンプと、
    前記電動ウォータポンプを制御する制御部(9)と、を備え、前記外部電源より供給される電力で走行用の動力源となるモータに電力を供給する駆動用バッテリを充電することが可能な車両に搭載された電動ウォータポンプ装置であって、
    前記制御部は、前記駆動用バッテリの充電時には前記駆動用バッテリより供給される電力で前記電動ウォータポンプをポンプ駆動させるとともに前記冷却水を加熱するよう前記加熱手段を駆動し、前記駆動用バッテリの非充電時には前記制御部による制御に従って前記電動ウォータポンプが作動するように切り替える第3切替手段(S100、S202、S104、S112)を備えたことを特徴とする電動ウォータポンプ装置。
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