JP6357026B2 - 男性用下着 - Google Patents

男性用下着

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Description

本発明は、男性用の下着に関する。
近年、男性用の下着として、日本古来の褌の利点が見直されつつある。すなわち褌は、一般的な西洋の下着に比べて通気性がやや高く、陰嚢の温度低下に資するなどの利点がある。
一方で、従来の褌や西洋の男性用下着では、陰嚢と陰茎とを布地に対して体表側に収納するので、通気性がやや高いといっても、体表や陰嚢等からの発汗等による汗と、排尿後の残尿を同じ布地部で吸収することとなって蒸れが生じ、衛生面において懸念する声があった。
なお、特許文献1には、洋装において排尿の便を考慮し、陰茎を導出可能なスリットを形成した褌の例が開示されている。
特開2002−275701号公報
しかしながら、上記従来例に係る褌では、排尿時に陰茎を導出できるだけで、発汗や残尿等による蒸れなど、衛生上の懸念は変わらないという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、発汗などに起因する蒸れによる衛生上の懸念を軽減できる男性用下着を提供することをその目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決する本発明は、褌型の男性用下着であって、身頃の、臀部に当接する部位より前方の幅方向中心部に、陰茎及び陰嚢を身頃より外側へ導出する切り込みないし開口を形成し、当該形成された開口よりさらに前方に、前記身頃に取り付けた陰茎収納部を有するものである。
また前記陰茎収納部は、身頃の長手方向の両側面が開口していてもよい。さらに、前記身頃の臀部に当接する部位より前側の幅方向中心部に、前方側が幅方向にやや細くなるよう形成した涙型、ないし楕円形状の開口が形成されていてもよい。
本発明によると、陰茎及び陰嚢を身頃より外側へ導出し、また陰茎収納部を別途設けているので、発汗などに起因する蒸れによる衛生上の懸念を軽減できる。
本発明の実施の形態の一例に係る男性用下着を表す概略図である。 本発明の実施の形態のもう一つの例に係る男性用下着を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る男性用下着における当て布の縫付け状況を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る男性用下着に形成される開口の形状例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る男性用下着の腰紐の変形例を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る男性用下着の腰紐のさらにもう一つの変形例を表す概略図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で、図面は必ずしも現実の寸法、比率を表すものではなく、また長尺の部分は破断して記載する場合がある。
本発明の実施の形態の一例に係る男性用下着1は、図1に例示するように、身体を覆うとともに、一部は前当てとなるべき主布部(以下、身頃という)11を備えた六尺褌型の男性用下着であって、着用時にこの身頃11の臀部に当接する部位Aより前方、幅方向中心部に、切込み(スリット)、ないし開口(以下、開口という)110が形成されているものである。図1(a)は、本発明の実施の形態の一例に係る男性用下着1を、着用時に外側となる側から見た概略図であり、図1(b)は、男性用下着1を裏側(着用時に体に当接する側)から見た図である。
またこの身頃11の開口110よりさらに前方には、陰茎収納部12が縫い付けるなどして取り付けられている。この陰茎収納部12は、身頃の長手方向の端部、少なくとも開口110側の端部12aが開口している。なお、ここで前方、後方等は、着用者から見た状態において前方、後方であるものとする。
着用時には、一般的な六尺褌と同様に、身頃11の前縁側Fを顎下に当て、他端側を絞りながら股下をくぐらせる。このとき開口110を通じて陰茎及び陰嚢を身頃11より外側へ導出する。以下、当該他端側を腰部に巻き付けて体の後ろ側で縛って締める(一般的な六尺褌の締め方は、塙ちと著,「男のきもの雑学ノート」,ダイヤモンド社などを参照)。そして陰茎を、陰茎収納部12の端部12a側から陰茎収納部12内に挿入し、収納して着用する。
また、本実施の形態の別の例に係る男性用下着1′は、図2に例示するように、身頃11と、腰紐15とを備えた越中褌型の男性用下着であって、着用時にこの身頃11の臀部に当接する部位Aより前方、幅方向中心部に、開口110が形成されているものである。ここで図2(a)は、本発明の実施の形態の一例に係る男性用下着1′を、着用時に外側となる側から見た概略図であり、図2(b)は、男性用下着1′を裏側(着用時に体に当接する側)から見た図である。またこの身頃11の開口110よりさらに前方には、陰茎収納部12が取り付けられている。この陰茎収納部12は、身頃の長手方向の端部、少なくとも開口110側の端部12aが開口している。また身頃11は、その長手方向の一方側であって、幅方向両側に腰紐15を有している。この腰紐15は袋状にした表地に、芯地を内包したものであってもよい。ここで芯地は接着芯地とすることとしてもよい。
なお、図2の例では、前垂れとなる部分が、着用時に体に当接する側と同じ面となるが、本実施の形態はこれに限られず、例えば身頃の生地に模様が配されているなど、表裏がある場合は、股下(臀部当接部位Aから陰茎収納部12までの間)にて一度、表裏を返すようにねじって着用する場合もある。この場合には、当該ねじられた位置より後方と前方とで、着用時に体に当接する側が異なることとなる。すなわちこの場合は、陰茎収納部12の取り付け面は、図2の例とは異なり、臀部当接部位Aのある面と同じ面となる。そしてこの例によると、着用時に背面から見たときの表面側が、前垂れの表面に一致することとなり、模様の見栄えが向上する。
この例の男性用下着1′では、着用時には、越中褌と同様に、身頃11の、腰紐15のある端部を上側として、体の後方に身頃11を当て、腰紐両端を体の前方へ回して結ぶ。次いで、身頃11の下端側を、股下を通して体の前方へ回す。このとき、開口110を通じて陰茎及び陰嚢を身頃11より外側へ導出する。そして身頃11の下端側を、腰紐15と体との間を通じて前へ垂らす。また陰茎を、陰茎収納部12の端部12a側から陰茎収納部12内に挿入し、収納して着用する。
さらに本実施の形態の男性用下着1,1′において陰茎収納部12は、身頃の長手方向の両側面が開口していてもよい。すなわちこの例では、図3(a),(b)に例示するように、身頃11に対し、陰茎収納部12の当て布を、その幅方向両端部の辺に沿った範囲12sに亘って縫い付ける。また図3(a)に例示するように辺全体に亘って縫い付けるのではなく、図3(b)に例示するように、陰茎先端側の端部12a,b側のそれぞれから所定範囲を空けて、範囲12tに亘って縫い付けることにしてもよい。
本実施の形態の男性用下着1,1′に係るここでの例では、排尿時には陰茎収納部12の当て布を手前側に引き寄せて陰茎先端部を露出させるだけで排尿が可能となり、利便性が向上する。
さらにこのとき陰茎収納部12は、一枚の当て布を、その幅方向両端側の辺に沿って縫い付ける方法によって形成されたものに限られず、筒状に形成した布地を、身頃11に縫い付けることによって形成しても構わない。またこの陰茎収納部12の取り付け方法は、縫い付けに限らず、接着など他の方法によっても構わない。
本実施の形態の以上の例によると、残尿は主として陰茎収納部12の布地によって吸収され、体表からの発汗は身頃11の布地によって吸収されることとなる。また陰嚢からの発汗はその場で揮発することとなって、蒸れの発生を抑制でき、発汗などに起因する蒸れによる衛生上の懸念を軽減できる。
さらに本実施の形態の以上の例において、陰茎及び陰嚢を導出する開口110は、スリット状のものであってもよいし、図4(a)に例示するように前方側(陰茎収納部12側)が幅方向にやや細くなるよう形成した涙型としてもよい。また図4(b)に例示するように楕円形状としてもよい。また、この開口110の周縁部は、ボタンホールと同様の縫取りにより補強されていてもよいし、この周縁部の形状に沿った補強布を縫い合せて補強されていてもよい。
また図2に例示した、越中褌状の男性用下着1′の例では、腰紐を結ぶこととしていたが本実施の形態はこれに限られない。例えば身頃11の幅方向両端に設けた腰紐の一方にバックルを設け、他方の腰紐をこのバックルで締結することとしてもよい。またバックルではなく一方の腰紐表面をフック状に起毛し、他方の腰紐表面をループ状に起毛しておき、面ファスナーとして締結可能としてもよい。さらに両側の腰紐の長さは互いに異なっていてもよい。つまりここまでの説明では体の両側から伸ばしてきた腰紐を体の前面で縛るか、前面にてバックル等で固定することとしていたが、本実施の形態ではこれに限られず、やや長めに形成した腰紐と、これに比べて短く形成した腰紐とをそれぞれ身頃11の幅方向両端に固定し、長めに形成した腰紐を体の一方側から体の前を通して他方側へ導き、体の他方側にて短めに形成した腰紐と結ぶか、バックル等により締結するようにしてもよい。
さらにこの腰紐を伸縮可能なゴム等で形成してもよい。この場合は、図5に例示するように当該腰紐15′の各端部をそれぞれ身頃11の幅方向両端にそれぞれ縫い付けて予めループ状に形成しておいてもよい。
この図5の例に係る男性用下着1′を着用する場合は、ループ状とした腰紐に両足を通してウエスト周りに腰紐15′を位置させ、それから身頃11の下端側を股下を通して体の前方へ回す。このとき、開口110を通じて陰茎及び陰嚢を身頃11より外側へ導出する。そして身頃11の下端側を、腰紐15′と体との間を通じて前へ垂らす。また陰茎を、陰茎収納部12の端部12a側から陰茎収納部12内に挿入して収納して着用する。
本実施の形態のこの例によると、紐の締結が困難な利用者であっても着用が容易になる。
また図5の例における腰紐15′の前側には、少なくとも身頃11の幅に亘って外紐16がさらに取り付けられてもよい(図6)。この外紐16もまた、芯地を含んで形成されてもよい。この例の男性用下着1′の着用者は、ループ状とした腰紐に両足を通してウエスト周りに腰紐15′を位置させ、それから身頃11の下端側を、股下を通して体の前方へ回す。このとき、開口110を通じて陰茎及び陰嚢を身頃11より外側へ導出する。そして身頃11の下端側を、腰紐15′と体との間を通じ、さらに腰紐15′と外紐16との間を通して前へ垂らす。また陰茎を、陰茎収納部12の端部12a側から陰茎収納部12内に挿入し、収納して着用する。
本実施の形態のこの例によると、外紐16の表側Tがベルトのように外から見える状態になるので、当該外紐16の表側Tの部分に装飾を施すといったことが可能となる。
また、さらに本実施の形態の一例では、開口110の外部に、身頃11の長手方向の側面のうち少なくとも前方(陰茎収納部12側)が開口した陰嚢受け布が、身頃11に縫い付けるなどして取り付けられていてもよい。この陰嚢受け布は、身頃11の長手方向の両側面が開口しているものでもよい。この陰嚢受け布はその幅方向両端部の辺に沿った位置で、身頃11に取り付けておく。
1,1′ 男性用下着、11 身頃、12 陰茎収納部、15,15′ 腰紐、16 外紐、110 開口。

Claims (3)

  1. 褌型の男性用下着であって、
    身頃の、臀部に当接する部位より前方の幅方向中心部に、陰茎及び陰嚢を身頃より外側へ導出する開口を形成し、
    当該形成された開口よりさらに前方に、前記身頃に取り付けられ、着用時に、着用者の陰茎を収納する陰茎収納部を有する男性用下着。
  2. 請求項1記載の男性用下着であって、
    前記陰茎収納部は、その幅方向両側面の所定範囲を前記身頃に縫い付けた状態にあって、着用時に陰茎を挿入する方向両端に開口を有し、前記所定範囲は、当該陰茎収納部の陰茎先端側の端部から所定範囲を空けた範囲である男性用下着。
  3. 請求項1または2記載の男性用下着であって、
    前記身頃の臀部に当接する部位より前側の幅方向中心部に、前方側が幅方向にやや細くなるよう形成した涙型、ないし楕円形状の開口が形成されてなる男性用下着。
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