JP6356534B2 - 作業用車両 - Google Patents

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Description

本発明は、複数台が隣接し、作業用の駆動アームで遠隔操作により作業をする作業用車両に関する。
隣接した複数台の作業用車両で同時に作業することは、作業能率を上げる目的で一般に行われている。そのような複数台の作業用車両が安全に作業を進めるためには、互いの干渉を防ぐための機構が必要となる。このような機構は、例えば特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1には、アーム旋回方向から、アームの動く先の映像にカメラ映像を切り替えることで操縦者がアームと干渉するおそれのある対象の有無をチェックし、干渉を防ぐ干渉防止装置が開示されている。
特許文献2には、複数の作業用車両の回転位置を検出するセンサを装備し、旋回範囲を相手側建設機械と干渉しないようにアーム旋回角度範囲を設定し、その範囲から外れるおそれのある位置に近づいた場合に停止または減速処理を行う干渉防止装置が開示されている。
特許文献3には、複数台のクレーン相互間での衝突の発生をシミュレーションモデルから予想し、その予想結果から複数台のクレーンのそれぞれにおいて警報を発生させるクレーン接近警報装置が開示されている。
特開2009−202689号公報 特開2010−143727号公報 特開2003−118981号公報
遠隔操作で駆動する作業用車両に、上述の特許文献1の干渉防止装置を使用すると、遠隔操作で通信遅延が生じる場合、操縦者が画像を見て判断するタイミングが遅くなり、安全確保が不十分となるおそれがあった。
また、特許文献2の干渉防止装置を遠隔操作で駆動する作業用車両に使用する場合は互いの位置や方位が正確に計測されている必要がある。しかし地面の起伏がある現場で移動する車両が正確な位置を短時間で把握するのは困難である。
また複数台の作業用車両のそれぞれのアームを相手と干渉するおそれのある空間に移動させる場合、その干渉防止装置を解除しなければならないため、安全にその空間を駆動させるのは困難であった。
また特許文献3のクレーン接近警報装置は、GPS等の位置検出装置で得た情報のみを使用してシミュレーションモデルを構築しており、設置位置が固定されているクレーンに使用されている。しかし、このクレーン接近警報装置を移動可能な作業用車両に使用した場合、複数の位置情報のうち一つでも取得が遅れたり、複数の位置情報を取得する時間がずれたりするだけで、車両の姿勢を誤って認識する可能性がある。そのため、このクレーン接近警報装置を、移動可能な作業用車両に使用するには、安全面で問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、地面の起伏がある場所であっても隣接した複数台が互いに干渉せずに遠隔操作で駆動することができる作業用車両を提供することにある。
本発明によれば、作業用の駆動アームと、
前記駆動アームを遠隔操作させる操作信号を受信する操作用通信装置と、
自身の姿勢を検出し自身の姿勢情報として出力する自車両位置センサと、
自身の前記駆動アームの位置を検出し自身のアーム位置情報として出力するアーム位置センサと、をそれぞれが備え、互いに隣接して前記作業を行う複数の作業用車両であって、
各作業用車両は、独立して移動可能であり、他車両の方向の障害物を検出しその障害物情報を出力する障害物認識センサと、
前記他車両と通信可能な相互通信装置と、
自車両と前記他車両との干渉を防止する干渉防止装置と、を備え、
前記他車両と前記自車両とが干渉する可能性がある場合には前記駆動アームの駆動を停止または減速する旨の抑制指令を前記自車両へ出力し、前記他車両への警報もしくは前記抑制指令を前記相互通信装置へ出力する、ことを特徴とする作業用車両が提供される。
また前記干渉防止装置は、前記自車両の前記姿勢情報及び前記アーム位置情報と前記操作信号とから前記自車両の前記駆動アームの位置を予測しその予測値を前記自車両のアーム位置予測値として出力するアーム動作モデルと、
前記障害物情報と前記他車両から受信した前記他車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両の前記駆動アームの位置を同定しその同定結果を出力するアーム位置同定処理部と、
前記同定結果と前記自車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両と前記自車両との位置関係を算出し前記他車両と前記自車両とが干渉する可能性の有無を検査する干渉チェック部と、を有する。
もしくは前記相互通信装置は、前記自車両の前記障害物認識センサから出力された前記障害物情報を他車両へ送信し、他車両の前記障害物認識センサから出力された前記障害物情報を受信し、
前記作業用車両は、自車両の前記障害物認識センサから出力された前記障害物情報と前記相互通信装置を介して他車両から受信した前記障害物情報とを入力し重ね合わせ複合障害物情報として出力する障害物情報処理装置、を備え、
前記干渉防止装置は、前記自車両の前記姿勢情報及び前記アーム位置情報と前記操作信号とから前記自車両の前記駆動アームの位置を予測しその予測値を前記自車両のアーム位置予測値として出力するアーム動作モデルと、
前記複合障害物情報と前記他車両から受信した前記他車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両の前記駆動アームの位置を同定しその同定結果を出力するアーム位置同定処理部と、
前記同定結果と前記自車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両と前記自車両との位置関係を算出し前記他車両と前記自車両とが干渉する可能性の有無を検査する干渉チェック部と、を有する。
また前記障害物認識センサは、他車両の形状やその周辺の障害物を計測しその三次元形状を把握するレーザレンジファインダである。
また前記駆動アームを駆動するアクチュエータと、
前記駆動アームの駆動を制御するアクチュエータ制御部と、を備え、
前記アクチュエータ制御部は、前記相互通信装置を介して前記他車両から出力された前記警報もしくは前記抑制指令を受信したときは、前記駆動アームの前記駆動を停止または減速する。
また前記駆動アームを駆動するアクチュエータと、
前記駆動アームの駆動を制御するアクチュエータ制御部と、を備え、
前記干渉チェック部は、前記他車両と前記自車両とが干渉する前記可能性が無い場合には前記操作信号に基づく前記駆動アームの動作を許可する旨の動作継続許可信号を前記相互通信装置と前記アクチュエータ制御部とに出力する。
また前記相互通信装置を介して前記他車両から出力された前記動作継続許可信号を受信したときは、前記駆動アームの前記駆動を継続する。
また前記作業用車両の本体と前記駆動アームとにGPSを備え、
前記姿勢情報と前記アーム位置情報とは、GPSにより得られる位置情報に基づき算出される。
前記操作用通信装置は、前記操作信号を送信する操縦装置に前記複合障害物情報を送信する。
上述した本発明の作業用車両によれば、作業用車両を遠隔操作する際に通信遅延時間に関係なく停止または減速動作をするため、早急な状況判断が可能であり、作業用車両同士の干渉を防いで安全に作業用車両の駆動アームを駆動できる。また本発明の作業用車両は、自車両位置センサやアーム位置センサで得た情報だけでなく、他車両の方向の障害物を検出して得た障害物情報を使用して干渉の可能性を検査するので、確実な状況判断が可能であり、作業用車両同士の干渉を防いで安全に作業用車両の駆動アームを駆動できる。
すなわち本発明の作業用車両は、障害物認識センサを備えることにより、自車両位置センサやアーム位置センサの検出がたとえ遅くなったとしても、他車両(相手車両)の位置や姿勢、及びその周辺の障害物について障害物認識センサで正確に検出することができ、干渉を未然に防ぐことができる。そのため複数の作業用車両が互いに移動したとしても、互いの作業用車両の位置関係を把握することができる。
また各作業用車両が自車両へ抑制指令を出力し、警報もしくは抑制指令を他車両へ出力するので、たとえ自車両の作業領域と他車両の作業領域とが重なっていても、互いの駆動アームを干渉させずにその作業領域を双方の車両が作業することができる。
本発明の作業用車両の斜視図である。 本発明の第1実施形態の作業用車両のシステム構成図である。 本発明の第1実施形態の作業用車両の動作フローチャートである。 本発明の第1実施形態と第2実施形態の作業用車両の動作フローチャートである。 本発明の第2実施形態の作業用車両のシステム構成図である。 本発明の第2実施形態の作業用車両の動作フローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の作業用車両1の斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態の作業用車両1のシステム構成図である。
本発明の作業用車両1は、互いに隣接して作業を行う複数の作業用車両である。図1に示す作業用車両1の台数は2台であるが、それに限らず3台以上でもよい。本発明の作業用車両1は、それぞれの車両1について遠隔操縦者が別個に操縦する遠隔操作用の作業用車両である。しかしそれに限らず作業用車両1は自動操縦される作業用車両でもよい。
また作業用車両1は、キャタビラ式、もしくはクローラ式のバックホウ又はクレーン、等であることが好ましい。
また各作業用車両1は、独立して移動可能であり、駆動アーム3、アクチュエータ5、アクチュエータ制御部7を備える。さらに本発明の作業用車両1は、操作用通信装置9、自車両位置センサ11、アーム位置センサ13、障害物認識センサ15、相互通信装置17、及び干渉防止装置20を備える。また作業用車両1は、作業用車両1の本体と駆動アーム3とにGPS19を備えてもよい。
駆動アーム3は、作業用車両1が作業に使用する作業用の駆動アームである。作業は、掘削、運搬、吊上げ、等、駆動アーム3を使用して出来る作業であればいかなるものでもよい。
アクチュエータ5は、駆動アーム3を駆動するアクチュエータである。アクチュエータ5は、油圧シリンダ、空圧シリンダ、水圧シリンダ、電動シリンダのいずれでもよく、またその他のアクチュエータでもよい。
アクチュエータ制御部7は、アクチュエータ5を制御する制御装置である。またアクチュエータ制御部7は、相互通信装置17を介して他車両1Bから出力された警報もしくは抑制指令27aを受信したときに、駆動アーム3の駆動を停止または減速する。
またアクチュエータ制御部7は、相互通信装置17を介して他車両1Bから出力された動作継続許可信号27bを受信したときには、駆動アーム3の駆動を継続する。
操作用通信装置9は、駆動アーム3を遠隔操作させる操作信号9aを受信する。本発明の作業用車両1の遠隔操縦者は、作業用車両1毎に少なくとも1名ずつ配置され、各遠隔操縦者が担当の作業用車両1を操縦する。そのため、例えば自車両1Aに送信される操作信号9aと他車両1Bに送信される操作信号9aとは、異なる。遠隔操縦者は、作業用車両1から離れた位置に設置される操縦装置9bから操作用通信装置9に操作信号9aを送信する。
また操作用通信装置9は、自車両位置センサ11、アーム位置センサ13、障害物認識センサ15で検出した情報(姿勢情報11a、アーム位置情報13a、障害物情報15a)、または干渉チェック部27から出力された後述する抑制指令27aもしくは動作継続許可信号27bを操縦装置9bへ送信してもよい。
自車両位置センサ11は、自身の姿勢(すなわち自身の車両の姿勢)を検出し、それを自身の姿勢情報11aとして出力する。本発明の自車両位置センサ11は、方位磁石のような磁気センサを有していることが好ましい。または本発明の自車両位置センサ11は、離れた位置やアーム上に2台以上のGPS19を有し、それらのGPS19で検出した位置情報に基づいて自車両1Aの姿勢を検出してもよい。もしくは本発明の自車両位置センサ11は、位置情報に加え方向も検出できるGPS19を有していてもよい。つまり姿勢情報11aは、GPS19により得られる位置情報に基づき算出されてもよい。
それにより、本発明の自車両位置センサ11は、自車両1Aが向く方位や傾きを複数の位置情報の相対距離から求めることができる。
アーム位置センサ13は、自身の駆動アーム3の位置や角度を検出し自身のアーム位置情報13aとして出力する。アーム位置情報13aは、GPS19により得られる位置情報に基づき算出されてもよい。
障害物認識センサ15は、自車両1Aに隣接する作業用車両1である他車両1Bの方向の障害物Cを検出しその障害物情報15aを出力する。
すなわち障害物認識センサ15は、他車両1Bの形状やその周辺の障害物Cをレーザレンジファインダで計測し、その三次元形状を把握することで、GPS19の誤差を補足する。後述する干渉チェック部27は、姿勢情報11a、アーム位置情報13a、及び操作信号9aから導き出したアーム位置予測値23aと障害物情報15aから干渉の有無を検査する。
言い換えると、本発明の作業用車両1は、自車両位置センサ11及びアーム位置センサ13で検出する情報と障害物認識センサ15で検出する情報とで自車両1Aの周辺の位置情報や障害物情報15aをダブルチェックしている。
なお、障害物情報15aは、例えば、レーザレンジファインダで計測した他車両1Bの形状の三次元形状やその周辺の障害物Cの三次元形状等の三次元データを含んでもよい。
本発明の作業用車両1は、障害物認識センサ15を備えることにより、GPS19等による位置情報の検出がたとえ遅くなったとしても、他車両1B(相手車両)の位置や姿勢、及びその周辺の障害物Cについて正確に検出することができる。そのため複数の作業用車両1が互いに移動したとしても、互いの作業用車両1の位置関係を把握することができる。
また、地面の起伏がある現場で一方の作業用車両1が傾いたとしても、その傾いた状態で障害物認識センサ15が障害物情報15aを取得するため、傾いた作業用車両1にとって正確な周辺の障害物情報15aを得ることができる。
相互通信装置17は、他車両1Bと通信可能な通信装置である。通信方法は無線が好ましい。
干渉防止装置20は、自車両1Aと他車両1Bとの干渉を防止する装置であり、アーム動作モデル23、アーム位置同定処理部25、及び干渉チェック部27を有する。
アーム動作モデル23は、自車両1Aの姿勢情報11a及びアーム位置情報13aと操作信号9aとから自車両1Aの駆動アーム3の位置を逐一(例えば10ミリ秒ごとに)予測しその予測値を自車両1Aのアーム位置予測値23aとして逐一(例えば10ミリ秒ごとに)出力する。
アーム位置同定処理部25は、障害物情報15aと他車両1Bから受信した他車両1Bのアーム位置予測値23aとから他車両1Bの駆動アーム3の位置を同定しその同定結果25aを出力する。
干渉チェック部27は、同定結果25aと自車両1Aのアーム位置予測値23aとから他車両1Bと自車両1Aとの位置関係を算出し他車両1Bと自車両1Aとが干渉する可能性の有無を検査する。
また干渉チェック部27は、他車両1Bと自車両1Aとが干渉する可能性がある場合には駆動アーム3の駆動を停止または減速する旨の抑制指令27aを自車両1Aのアクチュエータ制御部7に出力し、他車両1Bへの警報もしくは抑制指令27aを相互通信装置17へ出力する。
反対に他車両1Bと自車両1Aとが干渉する可能性が無い場合には、干渉チェック部27は、操作信号9aに基づく駆動アーム3の動作を許可する旨の動作継続許可信号27bを相互通信装置17とアクチュエータ制御部7とに出力する。
このように本発明の作業用車両1は障害物認識センサ15を備えることにより、移動する他車両1Bに対して位置計測に時間をかけることなく精度良い干渉チェックが可能である。
また本発明の作業用車両1は、他車両1Bから受信した他車両1Bの姿勢情報11aとアーム位置情報13aだけに頼るのではなく、障害物認識センサ15で自車両1A独自に検出した障害物情報15aをも使用して他車両1Bからの情報をダブルチェックする。そのため、自車両1Aを主体としたときの他車両1Bの駆動アーム3の位置を正確かつ早急に把握することができ安全性が向上する。
また本発明の作業用車両1は、他車両1Bから受信したアーム位置予測値23aと、自車両1Aが独自に他車両1Bとその周辺を監視して得た障害物情報15aとから、他車両1Bの駆動アーム3の位置を同定する。そしてその同定結果25aと自車両1Aのアーム位置予測値23aとから自車両1Aと他車両1Bとが干渉する可能性の有無を検査した上で駆動アーム3を作動させる。この作業を、複数の作業用車両1がそれぞれに行うことにより、複数の作業用車両1が干渉するおそれのある空間を作業する場合でも、従来の作業用車両のように干渉防止機能を解除する必要も無く、安全に作動することができる。
また本発明の作業用車両1は、それぞれの作業用車両1が自律的に干渉する可能性の有無を検査し、駆動アーム3を停止又は減速するので、たとえ相互通信装置17に通信遅延が発生した場合でも、安全を確保することができる。
また互いに隣接して作業を行う複数の作業用車両1が情報をやり取りするので、たとえ1つの作業用車両1のセンサ(自車両位置センサ11、アーム位置センサ13、もしくは障害物認識センサ15)や干渉防止装置20が不動作をおこした場合でも、他の作業用車両1のセンサや干渉防止装置20が補うことで互いに安全に操作を続けることができる。
次に図2〜図4を使用して、本発明の第1実施形態の作業用車両1の動作について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態の作業用車両1の動作フローチャートである。図4は、本発明の第1実施形態と第2実施形態の作業用車両1の動作フローチャートである。図3はS1〜S7までを説明する動作フローチャートであり、図4はS7〜S15までを説明する動作フローチャートである。
S1 まず、複数台の作業用車両1の相互通信装置17が、互いに周囲の他車両1Bと通信を確立する。そして通信が確立すると、相互通信装置17からその旨の信号をアーム動作モデル23と障害物認識センサ15とに出力する。
S2 障害物認識センサ15は、周囲の作業用車両1との通信が確立した旨の信号を相互通信装置17から入力すると他車両1Bの方向にある周囲の障害物Cを検出し、その障害物情報15aをアーム位置同定処理部25に出力する。
S3 一方、周囲の作業用車両1との通信が確立した旨の信号をアーム動作モデル23が受信すると、アーム動作モデル23が自車両1Aの駆動アーム3の位置を予測する。その駆動アーム3の位置の予測は、操作用通信装置9を介して入力された遠隔操縦者の操作信号9a、自車両位置センサ11から入力される姿勢情報11a、及びアーム位置センサ13から入力されるアーム位置情報13aに基づいてなされる。そしてアーム動作モデル23は、その予測値を自車両1Aのアーム位置予測値23aとして、相互通信装置17と(S3a)、干渉チェック部27とに(S3b)、出力する。
S4 アーム位置予測値23aを受信した相互通信装置17は、そのアーム位置予測値23aを他車両1Bの相互通信装置17に送信する。
S5 同様に相互通信装置17は、他車両1Bのアーム動作モデル23から出力された他車両1Bのアーム位置予測値23aを受信し、アーム位置同定処理部25に出力する。
S6 次に、アーム位置同定処理部25は、他車両1Bのアーム動作モデル23から出力されたアーム位置予測値23aと自車両1Aの障害物認識センサ15から出力された障害物情報15aとから他車両1Bの駆動アーム3の位置を同定しその同定結果25aを干渉チェック部27に出力する。
S7 その後、干渉チェック部27は、自車両1Aのアーム動作モデル23から出力されたアーム位置予測値23aとアーム位置同定処理部25から出力された同定結果25aとに基づき、自車両1Aと他車両1Bとの位置関係を算出する。
S8 そして干渉チェック部27は、自車両1Aと他車両1Bとが干渉する可能性があるか否かについて検査する。
S9 自車両1Aと他車両1Bが干渉する可能性がある場合、干渉チェック部27は、抑制指令27aをアクチュエータ制御部7に出力し、駆動アーム3の駆動を停止または減速させる。
S10 また、自車両1Aと他車両1Bが干渉する可能性がある場合、干渉チェック部27はS9と同様に他車両1Bへの警報もしくは抑制指令27aを相互通信装置17へ出力する。
S11 そして自車両1Aから警報もしくは抑制指令27aを受信した他車両1Bの相互通信装置17は、抑制指令27aを他車両1Bのアクチュエータ制御部7に出力する。そして相互通信装置17を介して自車両1Aから出力された警報もしくは抑制指令27aを受信した他車両1Bのアクチュエータ制御部7は、駆動アーム3の駆動を停止または減速させる。
S12 一方、干渉チェック部27は、他車両1Bと自車両1Aとが干渉する可能性が無い場合には、動作継続許可信号27bをアクチュエータ制御部7に出力し、操作信号9aに基づく駆動アーム3の動作を許可する。そして駆動アーム3は、操作信号9aに基づいた駆動を継続する。
S13 同様に、干渉チェック部27は、他車両1Bと自車両1Aとが干渉する可能性が無い場合には、相互通信装置17にも動作継続許可信号27bを出力する。
S14 動作継続許可信号27bを入力した相互通信装置17は、他車両1Bの相互通信装置17に動作継続許可信号27bを送信する。
S15 他車両1Bの相互通信装置17は、自車両1Aから受信した動作継続許可信号27bを他車両1Bのアクチュエータ制御部7に出力する。そして他車両1Bのアクチュエータ制御部7は、他車両1B自身に向けて送信された操作信号9aに基づき、駆動アーム3の駆動を継続する。
このように本発明の作業用車両1は、例えば図3、4で自車両1Aを主体としたときに、各作業用車両1で操作信号9aやアーム動作モデル23、等により、自車両(この場合は自車両1A)の駆動アーム3の位置を予測し、GPS19や自車両位置センサ11で得られた自己位置等の情報を含めて周囲の他車両1Bに伝送する。同様に他車両1Bでも、自車両(すなわち他車両1B)の駆動アーム3の位置が予測され、自車両(すなわち他車両1B)の自己位置等の情報が相手車両(すなわち自車両1A)に伝送される。この情報の受信信号を受けた相手車両(この場合は自車両1A)は、他車両1Bの方向周辺の状況を障害物認識センサ15で計測し、これらの情報(すなわち自己位置等の情報や障害物情報15a)から自車両1Aと他車両1Bとの位置関係を算出し、それらが干渉する可能性があるか否かについて検査する。そして検査の結果、干渉するおそれがある場合は、作業用車両1の駆動アーム3を停止、または減速する。
そしてこれらの動作を繰り返し継続する。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態の作業用車両1のシステム構成図である。
第2実施形態の作業用車両1は、障害物情報処理装置28を備える。
第2実施形態の自車両1Aの障害物認識センサ15は、自車両1Aに隣接する作業用車両1である他車両1Bの方向の障害物Cを検出し、その障害物情報15bを自車両1Aの障害物情報処理装置28と相互通信装置17へ出力する。同様に、第2実施形態の他車両1Bの障害物認識センサ15は、自車両1Aの方向の障害物Cを検出し、その障害物情報15cを他車両1Bの障害物情報処理装置28と相互通信装置17へ出力する。
なお、説明のため、第2実施形態において、自車両1Aから出力された障害物情報を障害物情報15bとし、他車両1Bから出力された障害物情報を障害物情報15cとする。
障害物情報15bは、例えば、レーザレンジファインダで計測した他車両1Bの周辺の障害物Cの三次元形状の三次元データであってよい。また障害物情報15bは、自車両1Aのレーザレンジファインダで計測した他車両1Bの三次元形状(すなわち自車両1Aからみたときの他車両1Bの三次元形状)の三次元データを含んでいてもよい。
なお、障害物情報が障害物情報15cであり、他車両1Bで検出された三次元データである場合も同様である。
自車両1Aの相互通信装置17は、自車両1Aの障害物認識センサ15から出力された障害物情報15bを、他車両1Bへ送信する。同様に、他車両1Bの相互通信装置17は、他車両1Bの障害物認識センサ15から出力された障害物情報15cを、自車両1Aへ送信する。
自車両1Aの障害物情報処理装置28は、自車両1Aの障害物認識センサ15が出力した障害物情報15bと、相互通信装置17を介して受信した他車両1Bから出力された障害物情報15cとを受信し、障害物情報15bと障害物情報15cとを重ね合わせた新たな障害物情報(以下、複合障害物情報28a)をアーム位置同定処理部25へ出力する。他車両1Bの障害物情報処理装置28についても、同様である。
第2実施形態のアーム位置同定処理部25は、第1実施形態の障害物情報15aとして複合障害物情報28aを使用し、複合障害物情報28aと他車両1Bから受信した他車両1Bのアーム位置予測値23aとから他車両1Bの駆動アーム3の位置を同定しその同定結果25aを出力する。
第2実施形態の操作用通信装置9は、自車両位置センサ11、アーム位置センサ13、障害物認識センサ15で検出した情報(姿勢情報11a、アーム位置情報13a、障害物情報15a)、干渉チェック部27から出力された抑制指令27a、動作継続許可信号27b、または複合障害物情報28aを操縦装置9bへ送信してもよい。
なお、操作用通信装置9が操縦装置9bへ送信する情報に複合障害物情報28aを含む場合、操縦装置9bへ送信する情報に障害物情報15aを含んでも含まなくてもよい。
その他の第2実施形態の作業用車両1の構成は、第1実施形態と同様である。
次に本発明の第2実施形態の作業用車両1の動作について説明する。
次に図5、図6と、図4を使用して、本発明の第2実施形態の作業用車両1の動作について説明する。なお、S7〜S15までの第2実施形態の作業用車両1の動作は、図4に表す第1実施形態のS7〜S15までの動作と同様である。
図6は、本発明の第2実施形態の作業用車両1の動作フローチャートである。図6の動作フローチャートはS1〜S7までを表す。
第2実施形態の作業用車両1の動作において、S1は、第1実施形態と同様である。
S2a 第2実施形態の障害物認識センサ15は、周囲の作業用車両1との通信が確立した旨の信号を相互通信装置17から入力すると他車両1Bの方向にある周囲の障害物Cを検出し、その障害物情報15bを相互通信装置17と障害物情報処理装置28に出力する。
なお、障害物認識センサ15は、障害物情報15bを操作用通信装置9に出力してもよい。その場合、障害物情報15bは、操作用通信装置9を介して操縦装置9bへ送信される。
S2b 障害物情報15bを受信した相互通信装置17は、その障害物情報15bを他車両1Bの相互通信装置17に送信する。
S2c 同様に相互通信装置17は、他車両1Bの障害物認識センサ15から出力された他車両1Bの障害物情報15cを受信し、障害物情報処理装置28に出力する。
S2d 障害物情報処理装置28は、自車両1Aの障害物認識センサ15から出力された障害物情報15bと、相互通信装置17を介して他車両1Bから受信した障害物情報15cとを入力する。そして障害物情報処理装置28は、障害物情報15bと障害物情報15cとを重ね合わせ、複合障害物情報28aとしてアーム位置同定処理部25へ出力する。
また障害物情報処理装置28は、複合障害物情報28aを、操作用通信装置9に出力してもよい。この場合、複合障害物情報28aは、操作用通信装置9を介して操縦装置9bへ送信される。
第2実施形態のS3は、第1実施形態のそれと同様である。なお、自車両位置センサ11からは姿勢情報11aが、アーム位置センサ13からはアーム位置情報13aが、操作用通信装置9に出力され、操作用通信装置9を介して操縦装置9bへ送信されてもよい。
第2実施形態のS4とS5は、第1実施形態のそれらと同様である。
S6 次に、アーム位置同定処理部25は、他車両1Bのアーム動作モデル23から出力されたアーム位置予測値23aと、障害物情報処理装置28から出力された複合障害物情報28aと、から、他車両1Bの駆動アーム3の位置を同定しその同定結果25aを干渉チェック部27に出力する。
その他の第2実施形態の作業用車両1の動作は、第1実施形態の作業用車両1の動作と同様である。
第2実施形態の作業用車両1は、障害物情報処理装置28を備え、自車両1Aで得た障害物情報15bと他車両1Bから受信した障害物情報15cとを重ね合わせた複合障害物情報28aを、第1実施形態の障害物情報15aとして使用する。それにより第2実施形態の作業用車両1は、他車両1Bの視点から障害物Cをみたときの障害物情報15cを、自車両1Aが得ることができるため、干渉チェック部27でより正確に干渉の有無を検査することができる。
また複合障害物情報28aが操作用通信装置9を介して操縦装置9bへ送信されるため、自車両1Aで得られる障害物情報15bからは死角となって把握できない場所を表す他車両1Bからの障害物情報15cを、自車両1Aの遠隔操縦者が把握することができる。そのため第2実施形態の作業用車両1は、より安全に作業用車両1の駆動アーム3を駆動することができる。
上述した本発明の作業用車両1によれば、作業用車両1を遠隔操作する際に通信遅延時間に関係なく停止または減速動作をするため、早急な状況判断が可能であり、作業用車両1同士の干渉を防いで安全に作業用車両1の駆動アーム3を駆動できる。また本発明の作業用車両1は、自車両位置センサ11やアーム位置センサ13で得た情報だけでなく、他車両1Bの方向の障害物Cを検出して得た障害物情報15aを使用して干渉の可能性を検査するので、確実な状況判断が可能であり、作業用車両1同士の干渉を防いで安全に作業用車両1の駆動アーム3を駆動できる。
すなわち本発明の作業用車両1は、障害物認識センサ15を備えることにより、自車両位置センサ11やアーム位置センサ13の検出がたとえ遅くなったとしても、他車両1B(相手車両)の位置や姿勢、及びその周辺の障害物Cについて障害物認識センサ15で正確に検出することができ、干渉を未然に防ぐことができる。そのため複数の作業用車両1が互いに移動したとしても、互いの作業用車両1の位置関係を把握することができる。
また本発明の作業用車両1は、障害物認識センサ15を有するので、自車両1Aからみた他車両1Bの方向の障害物Cを検出し、把握できる。そのため、例えば作業用車両1が地面の起伏がある現場で使用されたとしても、自車両1Aの傾斜を踏まえた正確な位置を短時間で把握することができる。
すなわち、地面の起伏がある現場で一方の作業用車両1が傾いたとしても、その傾いた状態で障害物認識センサ15が障害物情報15aを取得するため、その傾いた作業用車両1にとっての正確な周辺の障害物情報15aを得ることができる。
また各作業用車両1が自車両1Aへ抑制指令27aを出力し、警報もしくは抑制指令27aを他車両1Bへ出力するので、たとえ自車両1Aの作業領域と他車両1Bの作業領域とが重なっていても、互いの駆動アーム3を干渉させずにその作業領域を双方の車両が作業することができる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 作業用車両、1A 自車両、1B 他車両、
3 駆動アーム、5 アクチュエータ、
7 アクチュエータ制御部、
9 操作用通信装置、9a 操作信号、9b 操縦装置、
11 自車両位置センサ、11a 姿勢情報、
13 アーム位置センサ、13a アーム位置情報、
15 障害物認識センサ、15a,15b,15c 障害物情報、
17 相互通信装置、19 GPS、
20 干渉防止装置、
23 アーム動作モデル、23a アーム位置予測値、
25 アーム位置同定処理部、25a 同定結果、
27 干渉チェック部、27a 抑制指令、27b 動作継続許可信号、
28 障害物情報処理装置、28a 複合障害物情報、C 障害物

Claims (9)

  1. 作業用の駆動アームと、
    前記駆動アームを遠隔操作させる操作信号を受信する操作用通信装置と、
    自身の姿勢を検出し自身の姿勢情報として出力する自車両位置センサと、
    自身の前記駆動アームの位置を検出し自身のアーム位置情報として出力するアーム位置センサと、をそれぞれが備え、互いに隣接して前記作業を行う複数の作業用車両であって、
    各作業用車両は、独立して移動可能であり、他車両の三次元形状レーザレンジファインダで検出しその三次元データを障害物情報として出力する障害物認識センサと、
    前記他車両と通信可能な相互通信装置と、
    前記他車両から受信した該他車両の前記姿勢情報及び前記アーム位置情報を自車両で独自に検出した前記障害物情報でダブルチェックすることで前記自車両と前記他車両との干渉を防止する干渉防止装置と、を備え、
    前記他車両と前記自車両とが干渉する可能性がある場合には前記駆動アームの駆動を停止または減速する旨の抑制指令を前記自車両へ出力し、前記他車両への警報もしくは前記抑制指令を前記相互通信装置へ出力する、ことを特徴とする作業用車両。
  2. 前記干渉防止装置は、前記自車両の前記姿勢情報及び前記アーム位置情報と前記操作信号とから前記自車両の前記駆動アームの位置を予測しその予測値を前記自車両のアーム位置予測値として出力するアーム動作モデルと、
    前記自車両で独自に検出した前記障害物情報と前記他車両から受信した前記他車両の前記アーム位置予測値とから該アーム位置予測値の誤差を前記障害物情報で補足することで前記他車両の前記駆動アームの位置を同定しその同定結果を出力するアーム位置同定処理部と、
    前記同定結果と前記自車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両と前記自車両との位置関係を算出し前記他車両と前記自車両とが干渉する可能性の有無を検査する干渉チェック部と、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
  3. 前記相互通信装置は、前記自車両の前記障害物認識センサから出力された前記障害物情報を他車両へ送信し、他車両の前記障害物認識センサから出力された前記障害物情報を受信し、
    前記作業用車両は、自車両の前記障害物認識センサから出力された前記障害物情報と前記相互通信装置を介して他車両から受信した前記障害物情報とを入力し重ね合わせ複合障害物情報として出力する障害物情報処理装置、を備え、
    前記干渉防止装置は、前記自車両の前記姿勢情報及び前記アーム位置情報と前記操作信号とから前記自車両の前記駆動アームの位置を予測しその予測値を前記自車両のアーム位置予測値として出力するアーム動作モデルと、
    前記複合障害物情報と前記他車両から受信した前記他車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両の前記駆動アームの位置を同定しその同定結果を出力するアーム位置同定処理部と、
    前記同定結果と前記自車両の前記アーム位置予測値とから前記他車両と前記自車両との位置関係を算出し前記他車両と前記自車両とが干渉する可能性の有無を検査する干渉チェック部と、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
  4. 前記障害物認識センサは、他車両の形状を計測しその三次元形状を把握するレーザレンジファインダである、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の作業用車両。
  5. 前記駆動アームを駆動するアクチュエータと、
    前記駆動アームの駆動を制御するアクチュエータ制御部と、を備え、
    前記アクチュエータ制御部は、前記相互通信装置を介して前記他車両から出力された前記警報もしくは前記抑制指令を受信したときは、前記駆動アームの前記駆動を停止または減速する、ことを特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
  6. 前記駆動アームを駆動するアクチュエータと、
    前記駆動アームの駆動を制御するアクチュエータ制御部と、を備え、
    前記干渉チェック部は、前記他車両と前記自車両とが干渉する前記可能性が無い場合には前記操作信号に基づく前記駆動アームの動作を許可する旨の動作継続許可信号を前記相互通信装置と前記アクチュエータ制御部とに出力する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の作業用車両。
  7. 前記相互通信装置を介して前記他車両から出力された前記動作継続許可信号を受信したときは、前記駆動アームの前記駆動を継続する、ことを特徴とする請求項6に記載の作業用車両。
  8. 前記作業用車両の本体と前記駆動アームとにGPSを備え、
    前記姿勢情報と前記アーム位置情報とは、GPSにより得られる位置情報に基づき算出される、ことを特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
  9. 前記操作用通信装置は、前記操作信号を送信する操縦装置に前記複合障害物情報を送信する、ことを特徴とする請求項3に記載の作業用車両。
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