JP6355587B2 - リベット締結装置 - Google Patents
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Description
現在市販されているリベット打ち工具は特製のマンドレルを採用している。つまり、製造者はそれぞれ独自にマンドレルを設計している。マンドレルとねじ部分の規格が合致していないと組み合わせて使えないため、使用者の手持ちのリベットナットと工具に付いているマンドレルが不適合という状況も起こってしまう。最も顕著な例は、使用者の工具に組み合わせるのがメートル法のマンドレルであり、使用者のリベットナットがインチねじの規格の場合である。もしマンドレルが破損したら、使用者は工具と同じメーカーのマンドレルを探す必要があるが、輸入元では入荷していない場合もある。
市販の空気圧式リベットツールは既存のボルトをマンドレルに用いる方式を採用しているが、現在市販されているのは六角穴付きボルト(Hexagon socket head cap screw)がマンドレルに使用されている物のみである。図1で示すように、スリーブ10の大きさはボルト12の直径の大きさにより変化する。固定素子14はボルト12と工具中の部品を合体させて同時回転させるのに必要な物である。
手動式リベット打ち工具においては、マンドレルの一端が工具内の部品に固定され、使用者がこの部品を回転させるとマンドレルが正逆回転する。つまり、マンドレルとこの部品は同時回転する必要がある。使用時には、まずリベットナットをマンドレル上に締め付け、かつ締結後にマンドレルを回転させてリベットナットから引き出す。空気圧式リベット打ち工具も同様であるが、この部品は空気圧モーターにより回転する。
現在の市販品の設計は、ボルト12が勝手に単独回転するのを防ぐため、固定素子14によるこのような方法を採用しているが、ここには大きな問題がある。1つ目は、使用者は六角穴付きボルトしかマンドレルとして使用できない点である。2つ目は、ボルトのサイズにより六角穴付きボルトの六角穴の大きさが異なる点である。つまり、六角穴付きボルトのサイズに基づきそれに合った固定素子14を用いる必要がある。六角穴付きボルトに合う固定素子14がない場合は、その六角穴付きボルトは使用できなくなる。
プッシュロッド16は金属プッシュロッドであり、ボルト18は金属ボルトであってマンドレルとなり、このボルト18の形状は制限されない。インナースリーブ20は金属インナースリーブであり、アウタースリーブ22は金属アウタースリーブであり、留めリング24は金属留めリングである。ここでのアクチュエータ26は手動式のアクチュエータを例にとり、手動式ハンドルのように、インナースリーブ20と相互に組み付けて固定される。アクチュエータ26とインナースリーブ20との間には第一スペース32を形成する。インナースリーブ20は第一スペース32と連通する第二スペース34を有し、第一スペース32は第二スペース34を部分的に取り囲む。プッシュロッド16の頭部の側壁には第一ねじ部を有し、第二スペース34の側壁には第二ねじ部を有し、プッシュロッド16は第一ねじ部と第二ねじ部を利用してインナースリーブ20と相互に螺合して第一スペース32と第二スペース34中に挿設される。
ボルト18のボルト頭部は第一スペース32中に位置し、かつ第三表面40とプッシュロッド16の間に密着し、かつこのボルト頭部の上面には凹部44が設けられ、プッシュロッド16は凹部44中に挿設されてボルト頭部に密着するとともに、プッシュロッド16、留めリング24およびアウタースリーブ22によりボルトは固定される。ボルト18が単独で回転するのを効果的に防止するために、たとえば留めリング24は円錐状のリングの設計にするが、これに限定されない。第一表面36はアウタースリーブ22の内側から外側に向かって徐々に窄まってゆく第一円錐面であり、第二表面38は第一円錐面に対応する第二円錐面であり、第三表面40は平面である。
プッシュロッド16が第一ねじ部と第二ねじ部を利用してインナースリーブ20と相互に螺合する時、プッシュロッド16はボルト18を前方に押し、ボルト18が前方に押される時、留めリング24はボルト18をきつく挟む。第二円錐面の傾斜は第一円錐面の傾斜に沿って小さくなり、留めリング24の金属の靭性の関係で、逆に傾斜にそってボルト18を後方に押し出す。この原理は筒(コレット)と同様である。このような、相互の押し合いと金属間の摩擦によりプッシュロッド16、ボルト18、インナースリーブ20、アウタースリーブ22および留めリング24が合体して同時に動作する部品ユニットを形成する。
本発明は、プッシュロッド16、アウタースリーブ22および留めリング24を利用してボルト18を固定するので、ボルト18の頭部の凹部44のサイズや形状の制限を受けなくてすみ、さまざまな頭部のボルト18を使用することができる。アクチュエータ26はインナースリーブ20の動きを利用し、インナースリーブ20、プッシュロッド16、アウタースリーブ22、留めリング24、ボルト18およびリベットナット42が連動してアクチュエータ26上を同時に移動することでリベットナット42が締結される。
12 ボルト
14 締結素子
16 プッシュロッド
18 ボルト
20 インナースリーブ
22 アウタースリーブ
24 留めリング
26 アクチュエータ
28 外部保護管
30 内部保護管
32 第一スペース
34 第二スペース
36 第一表面
38 第二表面
40 第三表面
42 リベットナット
44 凹部
Claims (12)
- 第一スペースと、
前記第一スペースと連通する第二スペースを有するインナースリーブであって、前記第一スペースは前記第二スペースを部分的に取り囲み、前記第一スペースと前記第二スペース中にはプッシュロッドが挿設される、インナースリーブと、
一端の内周縁に第一表面を有し、別の一端は前記第一スペース中に位置し、かつ前記第二スペースを部分的に取り囲んで前記インナースリーブ上に冠設される、アウタースリーブと、
互いに対応して設置される第二表面と第三表面を有する留めリングであって、前記留めリングは前記アウタースリーブ内に位置して前記第二表面を利用して前記第一表面に密着し、前記アウタースリーブと前記留めリングにはボルトが挿設され、前記ボルトのねじ体は前記アウタースリーブから露出してリベットナットと螺合し、前記ボルトのボルト頭部は前記第一スペース中に位置し、かつ前記第三表面と前記プッシュロッドの間に密着し、前記プッシュロッド、前記留めリングおよび前記アウタースリーブにより前記ボルトは固定される、留めリングと、
前記インナースリーブと組み付けられるアクチュエータであって、前記インナースリーブの動きを利用し、前記インナースリーブ、前記プッシュロッド、前記アウタースリーブ、前記留めリングおよび前記リベットナットが連動して前記アクチュエータ上を同時に移動することで前記リベットナットを締結する、アクチュエータと、を含み、
前記第一スペースは、前記アクチュエータと前記インナースリーブとの間に形成する、
リベット締結装置。 - 前記留めリングとそれに密着する前記アウタースリーブの一端はいずれも前記第一スペース中に位置する、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 一部が前記第一スペース中に位置して前記アウタースリーブ上に冠設される外部保護管であって、前記ねじ体は前記外部保護管を貫通するとともに前記外部保護管から露出して前記リベットナットと螺合する、外部保護管をさらに含む、請求項2に記載のリベット締結装置。
- 一部が前記外部保護管の内側壁上に挿設される内部保護管であって、前記ねじ体が前記内部保護管を貫通するとともに前記内部保護管から露出して前記リベットナットと螺合する、内部保護管をさらに含む、請求項3に記載のリベット締結装置。
- 前記プッシュロッドの側壁に第一ねじ部を有し、前記第二スペースの側壁に第二ねじ部を有し、前記プッシュロッドは前記第一ねじ部と前記第二ねじ部を利用して前記インナースリーブと相互に螺合することで前記第一スペースと前記第二スペース中に挿設される、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 前記プッシュロッドのロッド頭部の前記側壁に前記第一ねじ部を有する、請求項5に記載のリベット締結装置。
- 前記ボルト頭部の上面に凹部が設けられ、前記プッシュロッドは前記凹部中に挿設されて前記ボルト頭部に密着する、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 前記留めリングは円錐状のリングであり、前記第一表面は前記アウタースリーブの内側から外側に向かって徐々に窄まってゆく第一円錐面であり、前記第二表面は前記第一円錐面に対応する第二円錐面であり、前記第三表面は平面である、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 前記留めリングは金属留めリングであり、前記アウタースリーブは金属アウタースリーブである、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 前記インナースリーブは金属インナースリーブであり、前記プッシュロッドは金属プッシュロッドであり、前記ボルトは金属ボルトである、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 前記アクチュエータは手動式、電動式、油圧式または空気圧式いずれかのアクチュエータである、請求項1に記載のリベット締結装置。
- 前記手動式アクチュエータは手動式ハンドルである、請求項11に記載のリベット締結装置。
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