JP3136767U - ドリルチャック用レバー - Google Patents
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Abstract
【課題】強度の大きいレバーを取り付けることにより、片手でも安全で十分な締め付け力の得られるチャック用レバーを提供する。
【解決手段】十分な強度を持つボスにギヤー取り付け用のボス穴を開け、そのボス穴の軸方向に直角に十分な太さを持つ長めのレバーを設ける。ボス穴にシャフトと一体に成型されたギヤーを挿入して、固着手段によってギヤーシャフトを固定する構造のチャック用レバーとする。
【選択図】図1
【解決手段】十分な強度を持つボスにギヤー取り付け用のボス穴を開け、そのボス穴の軸方向に直角に十分な太さを持つ長めのレバーを設ける。ボス穴にシャフトと一体に成型されたギヤーを挿入して、固着手段によってギヤーシャフトを固定する構造のチャック用レバーとする。
【選択図】図1
Description
本考案はボール盤や旋盤作業の時に用いるドリルチャックの締め付け用レバーに関するものである。
従来のドリルチャックは図3に示すようにギヤーが一体的に加工されたシャフトにその軸と直交するハンドルがシャフトの両側に突き出るよう取り付けられている。
尚、関連技術に下記文献がある。
登録実用新案番号 第3009926号公報 上記特許文献1による考案は図4に示すようにハンドルと中空軸を一体としたものにギヤーとつながる本体シャフトがボルトナットを介して止められている工具が記載されている。
尚、関連技術に下記文献がある。
従来のチャックハンドルのハンドル部は細く短いためにドリルの締め付け力が弱く、ドリルの滑り等を招くことがあった。強く締め付けようとすると掌にハンドルの端部が当たるため痛いばかりかギヤーがチャックから外れて怪我をする恐れもある。このためパイプをハンドルへ挿入したり、工具を使用してハンドルを回そうとすると、ハンドルが曲がったり折れる問題があった。
また、上記特許文献1ではレバーが両側に長く、締め付けに寄与しない他方のレバーがボール盤本体等にぶつかるため、回転角度の範囲が狭く、作業性が良いとは言えない。また、ボルトが中空軸の外側にあるため、ドリルの締め付け作業時にこれが指に当たり傷を負う等の安全上の問題がある。本考案では上記問題を解決し、強度の大きいレバーを取り付けることにより片手でも安全で十分な締め付け力の得られるチャック用レバーを提供することを目的とするものである。
本考案は上記課題を解決するために、ボスに直交する形で所定長さのレバーを設けて、該ボスにはボス穴を形成し、このボス穴には一端にギヤーが設けられているシャフトを一体的に設け、このシャフトをボス穴に固着手段をもって止めることを特徴とするチャック用レバーを提供する。
本考案は上記構成からなるので、以下に示す効果が期待できる。
1. レバーがギヤーシャフトに対して非対称となっているので、チャックを締め付けるときにボール盤等の他の構成物にぶつかりにくい。
2. レバーが太いため締め付け時に変形せず力を入れやすい。
3. 操作部に突起物がないため安全である。
1. レバーがギヤーシャフトに対して非対称となっているので、チャックを締め付けるときにボール盤等の他の構成物にぶつかりにくい。
2. レバーが太いため締め付け時に変形せず力を入れやすい。
3. 操作部に突起物がないため安全である。
以下本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1乃至図2に示すようにのボス1に直交する形で長さ10cm〜15cm程度のレバー2が設けられてあって、このボス1には1.0cm〜1,5cmぐらいのボス穴6が穿けられてある。このボス穴6には一端にギヤー4がもうけられたシャフト3が挿入される形で作られてあって、このボス穴6にシャフト3が止めネジ5等の固着材を持って止められるが、固着手段はこの外にボルトや丸ビス、ノックピン等の機械的締結手段または溶接等であっても良い。また、ボス1とレバー2は機械加工や鍛造加工などによって一体的に作ることができるが、分割して作って溶接、ねじ込みなどによって一体化しても良い。
本考案は製造業で広く用いられているボール盤や旋盤に使用されるドリルチャックの締め付け用ハンドルの問題点を改善したものであるが、ギヤー部を角頭にすると旋盤などのスクロールチャックや単動チャックに使える等他の用途にも応用が可能である。
1.ボス
2.一体型レバー
3.シャフト
4.ギヤー
5.止めボルト
6.ボス穴
7.本体シャフト
8.ハンドル
9.レバー一体型中空軸
10.ボルトナット
2.一体型レバー
3.シャフト
4.ギヤー
5.止めボルト
6.ボス穴
7.本体シャフト
8.ハンドル
9.レバー一体型中空軸
10.ボルトナット
Claims (1)
- ボール盤や旋盤に用いられるドリルを固定するためのドリルチャック締め付け用工具において、ボスに直交する形で所定長さのレバーが設けられており、該ボスにはボス穴が形成されてあって、このボス穴には一端にギヤーが設けられているシャフトが一体的に設けられており、このシャフトはボス穴に固着手段をもって止められていることを特徴とするチャック用レバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006281U JP3136767U (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | ドリルチャック用レバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006281U JP3136767U (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | ドリルチャック用レバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3136767U true JP3136767U (ja) | 2007-11-08 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007006281U Expired - Fee Related JP3136767U (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | ドリルチャック用レバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3136767U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017121726A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 大森機械工業株式会社 | 製函機 |
-
2007
- 2007-07-18 JP JP2007006281U patent/JP3136767U/ja not_active Expired - Fee Related
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