JP3145240U - 電動工具用ビット - Google Patents

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Abstract

【課題】作業対象物が電動工具用ビットの先端側部材から受ける圧力が一定ではないことに起因する不都合を抑制することができる、電動工具用ビットを提供する。
【解決手段】基端側部材22と先端側部材26とを軸心方向へ相対的に移動可能に連結部材23が連結しており、基端側部材22と先端側部材26との間に介装されているばね部材25が弾性変形によって上記移動を生じさせる。作業対象物に対する電動工具の押し付け圧力が強過ぎれば、ばね部材25が圧縮して、押し付け圧力が弱くなる。作業対象物に対する電動工具の押し付け圧力が弱過ぎれば、ばね部材25が伸長して、押し付け圧力が強くなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、電動工具に装着され作業対象物に押し付けられて作業を行う電動工具用ビットに関するものである。
図3は、本考案の第一従来形態である電動ドライバ用ビットを示している。この電動ドライバ用ビット11は全体が一体であり、基端部12を電動ドライバ(図示せず)に装着し、先端部13をねじ(図示せず)の頭部に押し付け、この電動ドライバ用ビット11を回転させることによって、ねじを締め付ける。本考案の第二従来形態として、特許文献1に記載されている電動ドライバに装着されているビットがある。この電動ドライバ用ビットも全体が一体であるが、電動ドライバのモータ軸と減速機軸との間にねじりコイルばねが介装されている。
特開昭53−73697号公報
ねじの締め付けに際しては、電動ドライバ用ビット11の先端部13をねじの頭部に押し付ける圧力が強過ぎると、ねじの頭部が破損する。また、この押し付け圧力が弱過ぎても、電動ドライバ用ビット11が空転して、ねじの締め付けそのものを行うことができないのみならず、ねじの頭部も破損する。このため、ねじの締め付けに際しては、電動ドライバ用ビット11の先端部13をねじの頭部に一定の圧力で押し付ける必要があるが、これは実際には容易でない。特に、ねじは締め付けの進行に伴って前進するので、この前進中にも電動ドライバ用ビット11の先端部13をねじの頭部に常に一定の圧力で押し付けることは容易でない。
上述の第二従来形態の電動ドライバ用ビットでは、電動ドライバのモータ軸と減速機軸との間にねじりコイルばねが介装されているが、これらのモータ軸と減速機軸とが軸心方向へ相対的に移動不能である。このため、ねじりコイルばねによって、トルクを吸収したり放出したりすることはできても、ねじの頭部に対する押し付け圧力を吸収したり放出したりすることはできない。この結果、上述の第二従来形態の電動ドライバ用ビットでも、第一従来形態の電動ドライバ用ビット11と同様に、ねじの頭部を破損したりねじの締め付けそのものを行うことができなかったりする可能性が高い。
従って、本考案は、作業対象物が電動工具用ビットの先端側部材から受ける圧力が一定ではないことに起因する作業対象物の破損等の不都合を抑制することができ、しかも、作業対象物に対する作業の効率が低下することもない、電動工具用ビットを提供することを目的としている。
本考案の電動工具用ビットでは、基端側部材と先端側部材とを軸心方向へ相対的に移動可能に連結部材が連結しており、基端側部材と先端側部材との間に介装されているばね部材が弾性変形によって上記移動を生じさせる。このため、先端側部材を作業対象物に押し付けて作業を行う際に、作業対象物に対する電動工具の押し付け圧力が強過ぎれば、ばね部材が基端側部材及び先端側部材から受ける圧力も強くてばね部材が圧縮し、この圧縮によって作業対象物に対する先端側部材からの押し付け圧力が吸収されて、作業対象物に対する先端側部材からの押し付け圧力が弱くなる。
逆に、作業対象物に対する電動工具の押し付け圧力が弱過ぎれば、ばね部材が基端側部材及び先端側部材から受ける圧力も弱くてばね部材が伸長し、この伸長によって作業対象物に対する先端側部材からの押し付け圧力が放出されて、作業対象物に対する先端側部材からの押し付け圧力が強くなる。つまり、作業対象物に対する電動工具の押し付け圧力が強過ぎても弱過ぎても、作業対象物に対する先端側部材からの押し付け圧力が一定に近くなる。
しかも、基端側部材と先端側部材との間にばね部材が介装されているが、基端側部材と先端側部材とを周方向へ相対的に回転不能に連結部材が連結している。このため、基端側部材から先端側部材へ電動工具のトルクが有効に伝達される。
本考案の電動工具用ビットでは、先端側部材を作業対象物に押し付けて作業を行う際に、作業対象物に対する電動工具の押し付け圧力が強過ぎても弱過ぎても、作業対象物に対する先端側部材からの押し付け圧力が一定に近くなる。このため、作業対象物が先端側部材から受ける圧力が一定ではないことに起因する作業対象物の破損等の不都合を抑制することができる。しかも、基端側部材から先端側部材へ電動工具のトルクが有効に伝達されるので、作業対象物に対する作業の効率が低下することもない。
以下、図1、2を参照して、電動ドライバ用ビットに適用した本考案の一実施形態を説明する。図1に示されている様に、本実施形態の電動ドライバ用ビット21では、電動ドライバに装着される略円柱状の基端側部材22に、円筒状の連結部材23の一部が外挿されている。図2に示されている様に連結部材23の直径と壁面とが交わる位置に一対の略円形の孔24が設けられており、これらの孔24において基端側部材22と連結部材23とがアルゴン溶接されている。従って、基端側部材22と連結部材23とは、互いに固定されていて、相対的に軸心方向へ移動することも周方向へ回転することもできない。
図1に示されている様に、連結部材23内にコイル状のばね部材25が装入されており、このばね部材25の基端側部材22とは反対側に、ねじの頭部に押し付けられてねじを締め付ける略円柱状の先端側部材26の一部が挿入されている。つまり、ばね部材25は、基端側部材22と先端側部材26との間に介装されている。図2に示されている様に、孔24と同様に連結部材23の直径と壁面とが交わる位置に、軸心方向へ長い一対の長孔27が設けられている。一方、先端側部材26にはその直径を貫通する円形の孔28が設けられており、この孔28内に円柱状のピン29が圧入されている。ピン29の長さは先端側部材26の直径よりも長く、ピン29の両端部は先端側部材26の外周面から連結部材23の長孔27内へ突出している。
ピン29の直径は長孔27の短径よりも僅かに短くてピン29の外周面が長孔27の内周面と摺接しており、連結部材23の内周面と先端側部材26の外周面とも摺接している。このため、ばね部材25が最も伸長している状態ではピン29は長孔27のうちで基端側部材22から最も遠い位置にあり、ばね部材25が最も圧縮している状態ではピン29は長孔27のうちで基端側部材22に最も近い位置にある。つまり、ばね部材25は、その弾性変形によって、基端側部材22及び連結部材23と先端側部材26とを軸心方向へ相対的に移動させる。なお、上述の様にピン29の直径が長孔27の短径よりも僅かに短くてピン29の外周面が長孔27の内周面と摺接しているので、基端側部材22及び連結部材23と先端側部材26とは周方向へは実質的に相対的に回転不能である。
以上の様な本実施形態の電動ドライバ用ビット21でねじを締め付けるためには、基端側部材22の基端部12を電動ドライバに装着し、先端側部材26の先端部13をねじの頭部に押し付けて、この電動ドライバ用ビット21を回転させる。この作業時に、ねじの頭部に対する電動ドライバの押し付け圧力が強過ぎれば、ばね部材25が基端側部材22及び先端側部材26から受ける圧力も強くてばね部材25が圧縮し、この圧縮によってねじの頭部に対する先端側部材26からの押し付け圧力が吸収されて、ねじの頭部に対する先端側部材26からの押し付け圧力が弱くなる。
逆に、ねじの頭部に対する電動ドライバの押し付け圧力が弱過ぎれば、ばね部材25が基端側部材22及び先端側部材26から受ける圧力も弱くてばね部材25が伸長し、この伸長によってねじの頭部に対する先端側部材26からの押し付け圧力が放出されて、ねじの頭部に対する先端側部材26からの押し付け圧力が強くなる。つまり、ねじの頭部に対する電動ドライバの押し付け圧力が強過ぎても弱過ぎても、ねじの頭部に対する先端側部材26からの押し付け圧力が一定に近くなる。
なお、以上の実施形態の電動ドライバ用ビット21では、基端側部材22と連結部材23とが溶接されていて、先端側部材26にピン29が圧入されているが、先端側部材26と連結部材23とが溶接されていて、基端側部材22にピン29が圧入されていてもよい。また、基端側部材22及び先端側部材26の何れもが略円柱状であるが、これらの基端側部材22及び先端側部材26は六角柱状等であってもよい。また、ねじの締め付けに要する力はねじの太さ等によって変わるので、締め付け対象であるねじの太さ等に応じてばね部材25のばね定数等を異ならせることが好ましい。更に、以上の実施形態は電動ドライバ用ビットに本考案を適用したものであるが、本考案は穿孔を行うための電動ドリル用ビット等にも適用することができる。
本考案は、電動工具に装着され作業対象物に押し付けられて作業を行う電動工具用ビットの製造等に利用することができる。
本考案の一実施形態の側面図である。 本考案の一実施形態における連結部材を示しており、(a)は側面図、(b)は(a)のb−b線に沿う断面図である。 本考案の第一従来形態の側面図である。
符号の説明
21 電動ドライバ用ビット(電動工具用ビット)
22 基端側部材
23 連結部材
25 ばね部材
26 先端側部材
27 長孔
29 ピン

Claims (2)

  1. 電動工具に装着される基端側部材と、
    作業対象物に押し付けられる先端側部材と、
    前記基端側部材と前記先端側部材とを軸心方向へ相対的に移動可能で且つ周方向へ相対的に回転不能に連結している連結部材と、
    前記基端側部材と前記先端側部材との間に介装されており弾性変形によって前記移動を生じさせるばね部材と
    を具備する電動工具用ビット。
  2. 前記連結部材に設けられており前記軸心方向へ長い長孔と、
    前記先端側部材または前記基端側部材の外周面から前記長孔内へ突出して外周面が前記長孔の内周面と摺接しているピンと
    を具備する請求項1に記載の電動工具用ビット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200006444A (ko) * 2018-07-10 2020-01-20 삼성중공업 주식회사 홀 가공 툴
KR20200006428A (ko) * 2018-07-10 2020-01-20 삼성중공업 주식회사 홀 가공 툴

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