JP6354378B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関する。
近年、フルカラーの画像形成装置が普及している。そして、多様な印刷表現の一つとして背景印刷済みの用紙、すなわち、色の付いた用紙(色紙と称する)に画像を印刷することがある。
従来の技術の一つとして、たとえば、色紙上に印刷する画像の色合いを元の画像データと同じようにするための技術がある。普通、画像データを印刷する際は、白色紙に印刷することを前提に印刷する色が決められている。このような画像データを色紙にそのまま印刷すると、色紙上の画像の色合いが、元の画像データの色と違ってきてしまうことがある。従来の技術はこのような問題を解決するためのもので、背景印刷済みの用紙の背景データを読み取り、この背景データに対して出力予定の画像データを印刷した際に、元の画像データと同じ色になるように、あらかじめ記憶してある補正情報に基づいてインク色を補正することとしている。これにより色の付いた用紙でも、画像データのままの色合いで印刷することができるものとされている(特許文献1)。
特開2006−203708号公報
従来の技術は、色紙の色に応じて画像データの色を補正することで、色紙上でも元の画像データの色を再現するというものである。
しかしながら、ユーザーの多様な印刷表現にあっては、セットされている色紙がユーザーの所望する色と微妙に異なる場合がある。このような場合、従来の技術のように背景色を読みとってそれに対応して印刷する画像データの色を補正してしまうと、そもそもユーザーが所望する背景色が得られていないのであれば、背景色を含めた印刷物全体としてユーザーの所望するような印刷物とはならない。
そこで、本発明の目的は、色の付いている用紙に画像形成する場合に背景色を含めて印刷物全体としてユーザーが所望する印刷物を得ることのできる画像形成装置、および画像形成方法を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷する画像データとともに当該画像データを印刷する用紙の色情報を含む印刷ジョブを受信する受信部と、
用紙に印刷する印刷部と、
色の異なる複数の用紙の色情報を記憶する記憶部と、
前記印刷ジョブ中の色情報と前記記憶部に記憶されている色情報を比較して、
両者の前記色情報が一致する場合は、色情報が一致する前記用紙に前記印刷ジョブ中の前記画像データを印刷部に印刷させ、
両者の前記色情報が一致しない場合は、前記記憶部に記憶されている色情報のなかの前記印刷ジョブ中の色情報に最も近い色情報を持つ用紙を選択して、前記選択した用紙の色情報の色と前記印刷ジョブ中の色情報の色との色差を補間して、前記画像データの背景部分の色となる印刷色を決定して、前記選択した用紙に前記決定した印刷色により印刷部に印刷させる制御部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)複数の用紙トレイを含む給紙部をさらに有し、
前記色の異なる複数の用紙は、前記複数の用紙トレイのそれぞれに収納されていて、
前記記憶部に記憶された色情報は、その色情報の用紙が収納されている前記用紙トレイと対応付けして記憶されていることを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記記憶部の複数の色情報ごとに、目標値として用紙に印刷したときに得られる色の色情報を入力、当該目標値の色を得るために用紙に印刷する印刷色を出力として対応付けしたルックアップテーブルをあらかじめ記憶しておき、
前記印刷ジョブ中の色情報を前記ルックアップテーブルへの入力として、前記ルックアップテーブルから当該入力した色を再現するために必要な印刷色を出力として得て、前記印刷色を決定することを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記記憶部に記憶されている色情報は、測色部によって実際の用紙を測色することにより得られた色情報である特徴とする(1)〜(3)のいずれか一つに記載の画像形成装置。
(5)前記測色部は、画像形成装置内に設けられていることを特徴とする(4)に記載の画像形成装置。
(6)色の異なる複数の用紙の色情報を記憶部に記憶しておいて、
印刷する画像データとともに当該画像データを印刷する用紙の色情報を含む印刷ジョブを受信する段階と、
前記印刷ジョブ中の色情報と前記記憶部に記憶されている色情報を比較する段階と、
前記比較の結果、両者の前記色情報が一致する場合は、色情報が一致する前記用紙に前記印刷ジョブ中の前記画像データを印刷部に印刷させ、
両者の前記色情報が一致しない場合は、前記記憶部に記憶されている色情報のなかの前記印刷ジョブ中の色情報に最も近い色情報を持つ用紙を選択して、前記選択した用紙の色情報の色と前記印刷ジョブ中の色情報の色との色差を補間して、前記画像データの背景部分の色となる印刷色を決定して、前記選択した用紙に前記決定した印刷色により印刷させる段階と、
を有することを特徴とする画像形成方法。
(7)前記色の異なる複数の用紙は、複数の用紙トレイのそれぞれに収納されていて、
前記記憶部に記憶された色情報は、その色情報の用紙が収納されている前記用紙トレイと対応付けして記憶されていることを特徴とする(6)に記載の画像形成方法。
(8)前記記憶部の複数の色情報ごとに、目標値として用紙に印刷したときに得られる色の色情報を入力、当該目標値の色を得るために用紙に印刷する印刷色を出力として対応付けしたルックアップテーブルをあらかじめ用意しておき、
前記印刷ジョブ中の色情報を前記ルックアップテーブルへの入力として、前記ルックアップテーブルから当該入力した色を再現するために必要な印刷色を出力として得て、前記印刷色を決定することを特徴とする(6)または(7)に記載の画像形成方法。
(9)前記記憶部に記憶されている色情報は、実際の用紙を測色することにより得られた色情報である特徴とする(6)〜(8)のいずれか一つに記載の画像形成方法。
(10)前記測色は、前記画像形成装置内に設けられている測色部よって測色することを特徴とする(9)に記載の画像形成方法。
本発明によれば、印刷ジョブによって指定された用紙色と同じ色情報の用紙があればそれに印刷し、同じ色が無い場合は近い色情報の用紙を選択して、その用紙に印刷ジョブによって指定された用紙色と同じ色が画像の背景そして印刷される印刷色を決定して印刷する。このため、印刷ジョブによって指定された色の用紙が存在していれば、もちろんユーザーの所望する印刷物を得ることができ、さらに印刷ジョブによって指定された色の用紙が無い場合でも、画像の背景色が印刷ジョブによって指定された色紙の色となるようにした印刷物を得ることができる。したがって印刷物全体として、ユーザーが所望する印刷結果を得ることができる。
本発明を適用した実施形態の画像形成装置の構成を説明するための説明図である。 画像形成装置内における制御部のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 画像形成手順を説明するためのフローチャートである。 PCに表示される用紙情報設定画面例を示した図である。 ジョブごとに設定される用紙情報の一例を説明する説明図である。 給紙部にセットされた用紙の用紙情報の一例を説明する説明図である。 印刷ジョブの用紙色と画像形成装置の各用紙トレイにある用紙の用紙色との色差の算出例を示す説明図である 最終的な印刷画像データの作成方法を説明するための説明図である。 ルックアップテーブルを説明する説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態の画像形成装置の構成を説明するための説明図である。また図2は、画像形成装置内における制御部の構成の一例を説明するブロック図である。
この画像形成装置10は外部機器であるクライアントコンピューター(以下PC(Personal Computer)という)30とネットワーク31を介して接続されている。
画像形成装置10は、制御部11、給紙部12、印刷部13、後処理装置14、操作パネル15、測色部18を備えている。
制御部11は図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)24、RIP(Raster Image Processing)25、ネットワークインターフェース(Network Interface:NIF)27を備える。これら各部は信号をやり取りするためのバス28により相互に接続されている。また、制御部11は、給紙部12、印刷部13、操作パネル15、測色部18、後処理装置14などと内部配線17によって制御信号のやり取りができるように接続されている(図1参照)。給紙部12、印刷部13、および後処理装置14は、用紙を搬送する搬送部16(第1搬送路161、第2搬送路162)によって接続されている。
制御部11は、画像形成装置10の各部の制御を行う。ここで行われる制御は、印刷ジョブ(画像データとその画像データを印刷するための設定などの情報)に従った印刷および印刷後の用紙に対する後処理の制御など、この画像形成装置10の動作に関わる制御である。このような印刷(画像形成)に関わる基本的な制御は、一般的な画像形成装置で使用されているものと同様であるので詳細な説明は省略する。
そして本実施形態では、この制御部11が色の付いた用紙の色と印刷ジョブによって指定された用紙色を判断してユーザーが所望する印刷物を得るための制御を行っている。
これら制御のためのプログラムは、あらかじめHDD24に記憶されていて必要なときにRAMに読み出されてCPU21が実行することになる。
ROM22は、画像形成装置10として最低限必要となる基本動作を実行するための各種プログラムを記憶している。たとえば、画像形成装置10に電源投入時に各部が正常に動作するか否かを判断したり、その後の処理に必要なプログラムをHDD24から読み出したりするなど、基本的な動作のためのプログラムを記憶している。
RAM23はCPU21の作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
HDD24は、制御に必要なプログラムを記憶している。また、HDD24は、給紙部12内の各用紙トレイに収納されている用紙の色情報を含む用紙情報(詳細後述)を記憶している。したがって、HDD24は記憶部である。また、HDD24は、PC30などから受信した印刷ジョブ(印刷設定や印刷データなどを含む)を記憶する。なおHDD24は、フラッシュROMなどの不揮発性メモリを使用することができる。
RIP25は、印刷におけるビットマップ画像を作成する。ビットマップ画像は、HDD24に一時記憶される。RIP25は、専用のプロセッサ(たとえばASIC)を配置してもよいし、CPUがRIPプログラムを実行することで行ってもよい。
ネットワークインターフェース27は印刷ジョブを受信する受信部である。ネットワークインターフェース27はネットワーク31を介して他の機器と通信する。ここではPC30とネットワーク31を介して接続されている。なお、本実施形態では、印刷ジョブは、PC30から送信されてくるものとして説明するが、そのほかにも、たとえば、画像形成装置10にUSBなどのような有線のインターフェースや、無線によるインターフェースを設けて、様々な端末機器(たとえば、USBメモリや携帯端末など)から直接印刷ジョブを受信できるようにしておいてもよい。このような場合はそれらのインターフェースが印刷ジョブを受信する受信部となり得る。
給紙部12は、複数の用紙トレイ121〜124があり、それぞれ異なる用紙が収容可能となっている。さらに図示しないが手差し用紙トレイが付属していてもよい。各用紙トレイには、用紙トレイ番号が付されていてそれぞれが識別できる(番号の代わりに符号など各用紙トレイを識別するためのIDであればよい)。図では4個の用紙トレイを示したが、さらに多くの用紙トレイがあってもよいし、または少なくてもよい。制御部11からの指示により、給紙部12から取り出された用紙は、搬送部16によって印刷部13へ搬送される。
印刷部13は、制御部11からの制御によって、電子写真方式や静電記録方式、またはインクジェット印刷等の公知の作像プロセスにより、画像を用紙等の印刷媒体に印刷する。印刷動作は、給紙部12から搬送されてきた印刷媒体に対して画像を印刷した後、印刷媒体は後処理装置14へ搬送される。印刷機能としては、たとえば、モノクロ/カラーなどの色印刷機能、拡大縮小機能、片面/両面印刷機能、2in1、4in1などのページ割り付け機能、画像の向きを入れ替える機能などを備えている。これらの印刷機能の一つひとつは、印刷設定のなかの一つの機能として設定される。印刷部13で印刷できる最大の画像サイズは、たとえばA3である。なお給紙部12には、当然のことながら、印刷部13において印刷可能な用紙サイズの用紙が収納できるようになっている。
後処理装置14は、制御部11からの制御によって印刷部13より搬送されてきた用紙に対して、様々な後処理を実行する。後処理機能は、たとえば、用紙の所定位置(綴じ方向)にパンチ穴を開けるパンチ機能、用紙の所定位置をステープルで止めるステープル機能、用紙を所定の折り方で折る折り機能などである。これらの後処理機能の一つひとつは、印刷ジョブのなかで設定される。
操作パネル15は、各種表示を行うディスプレイと、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタンなどを備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。
搬送部16は、給紙部12から取り出された用紙を印刷部13へ搬送する第1搬送路161、印刷部13で印刷された用紙を後処理装置14へ搬送する第2搬送路162を有する。第1搬送路161および第2搬送路162内には、用紙を搬送するために、複数のローラー163が設けられている。
測色部18は、色を測色するカラーセンサーである。測色部18は、装置搬送方向において印刷部13の下流に設けられている。これにより、測色部18は、印刷後の用紙の色をインライン測色することができる。
PC30は、一般的なパソコンなどのコンピューターであり、ネットワークインターフェース27(不図示)を備え、画像形成装置10との間で印刷ジョブの送信を行う。PC30は、印刷ジョブごとの印刷設定を行う。画像データに背景色がある場合は、画像データ中に背景となる領域とその部分の色が指定されることになる。背景色は、ベタ塗りの背景である場合、背景の色を用紙の色として指定することで背景部分の印刷は行わなくてもよい。これが色紙を使用する最大の目的である。しかし、用紙の色は、同じ色名でもメーカーが違っていたり、在庫管理(環境)が違っていたりなどによって微妙に違ってしまう場合がある。このような場合、ユーザーが求める背景色が得られないことになる。
またPC30には、画像形成装置10に適したプリンタードライバー(プログラム)がインストールされている。ユーザーは、このプリンタードライバーを用いて画像形成装置10に対して画像データとともに、印刷設定や使用する用紙の色情報などからなる印刷ジョブ情報を含む印刷ジョブを送信する。ここで印刷設定とは、通常の印刷に使用される設定、たとえば印刷する画像の印刷位置、印刷部数、用紙サイズ、両面・片面の指定、カラー・白黒の指定などを含む。
ネットワーク31は、PC30と画像形成装置10を接続して、印刷ジョブの受け渡しやその他の情報を送受信することになる。このようなネットワーク31としては、たとえばLANを使用することができる。またPC30と画像形成装置10を直接接続する回線、専用線などであってもよい。
次に、本実施形態における画像形成動作を説明する。図3は、画像形成手順を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部11は、ネットワークインターフェース27を介してPC30から印刷ジョブを受信したか否かを判断する(S1)。印刷ジョブ(図中「ジョブ」と略記する)は印刷ジョブ情報(ジョブチケット設定ともいう)と画像データとで構成される。ここで印刷ジョブを受信していなければ(S1:NO)、受信するまで待機することになる。
制御部11は、印刷ジョブを受信したなら(S1:YES)、受信した印刷ジョブをHDD24に一時的に記憶する。そして制御部11は、印刷ジョブ中の画像データはRIP25により印刷に用いるビットマップ画像への変換を開始させ、同時に印刷ジョブ情報を解析してその内容を把握する(S2)。印刷ジョブ情報の解析は、通常の印刷同様に印刷設定が把握されるともに、本実施形態では色紙使用の設定がされているかどうかを判断する(S3)。
ここで色紙使用の設定がされていなかったなら(S3:NO)、通常印刷として全ページが終了するまで通常ループ処理(S51〜53)を行うことになる。
通常ループ処理(S51〜53)では、制御部11はまずページ送りを行う(S51)。最初は第1ページであり最後は最終ページとなる。そしてRIPが終了しているページを印刷し(S52)、全ページが終了するまで繰り返すことになる(S53)。すべてのページの印刷が終了したならループを抜けて、その後は、必要に応じて後処理部にて後処理を施して、印刷物を出力用紙トレイに排出する(S60)。その後処理は、S2へ戻り待機状態となる。
一方、ステップS3において、色紙給紙の設定がある場合は(S3:YES)、全ページが終了するまで色紙印刷のループを繰り返すことになる。ここで色紙印刷の手順において使用する用紙情報について説明する。なお、印刷ジョブの中の一部にでも色紙の使用があればステップS3はYESとなる。
ここで色紙を使用した場合の用紙情報の設定について説明する。図4は、PCに表示される用紙情報設定画面例を示した図である。この画面はPC30において起動されたプリンタードライバーにより表示される。
図示するように、この用紙設定画面300では、サイズ、斤量、用紙種類、用紙色を設定するための用紙設定301、用紙色を設定する際に具体的なLab値を入力して設定する色紙詳細設定302、色紙として設定された色を確認するための色紙シミュレーション窓303がある。また、OKボタン304、適用ボタン305、キャンセルボタン306がある。なお、Lab値とは、L*a*b*表色系(色空間ともいう)によるL*(明度)と補色a*およびb*のそれぞれの値のことである。
この画面300から、用紙のサイズや斤量の他に用紙色を設定することができる。用紙色として、図示するようなカスタムが指定された場合は、色紙詳細設定302から具体的な色としてLab値の数値入力が可能となっている。そして入力されたLab値をもとに色紙シミュレーション窓303にその色が再現されて表示される。
この画面から設定された用紙情報は、一端PC30内で記憶される。図5は、印刷ジョブごとに設定される用紙情報の一例を説明する説明図である。
用紙情報は、図示するように、印刷ジョブごとに記憶されている。各項目を説明する。ジョブは印刷ジョブの番号、ページはそのジョブ内のページ番号、サイズは用紙サイズ、斤量は用紙の斤量(ここで「Auto」とは自動で装置側の設定に従う(斤量を指定しない)という意味))、色紙は色紙かどうかを識別するための符号(色紙の場合はOn、白色(普通紙)の場合はOff)、用紙色は色紙自体の名前、用紙色名は色の名前、色情報(Lab値)は色紙の色のLab値である。この色紙の色は、印刷される画像を基準としてみた場合に背景色ということになる。
このようにしてPC30において設定された用紙情報は、印刷ジョブ情報にまとめられて、さらに画像データと共に印刷ジョブとして画像形成装置10へ送信される。
なお、図4の例では、PC30上のプリンタードライバーで設定しているが、それに限らず、画像形成装置10側で操作部15から入力できるようにしておいてもよい。また、具体的なLab値は、JDFでも標準でサポートされているパラメータのため、必ずしもドライバ設定画面で入力する必要はなく、PC30上で動作する他のアプリケーションなどから送られるLab値を使ってもよい。
画像形成装置10側の給紙部12にセットされた用紙の用紙情報について説明する。給紙部12に入れられる用紙の用紙情報は、操作部15から登録設定する。
図6は、給紙部にセットされた用紙の用紙情報の一例を説明する説明図である。給紙部12にセットされた用紙の用紙情報は、図示するように、用紙トレイごとに記憶されている。各項目を説明する。用紙トレイは用紙トレイの番号、サイズは用紙サイズ、斤量は用紙の斤量、用紙色は色紙の名前、用紙色名は色紙の色の名前、色情報(Lab値)は色紙の色のLab値である。
このような用紙トレイごとの用紙情報がHDD24に記憶される。登録の方法は、ユーザーが手動で操作部15から登録したり、PC30から色紙の用紙情報として送信して登録したりしてもよい。
ユーザーが手動で操作部15から登録する場合、色のわかっている用紙については用紙トレイに用紙をセットする際に操作パネル15からその用紙の色情報としてLab値を直接入力する。
一方、実際の用紙の色情報(Lab値)がわからない用紙、または色情報の記録が存在していたとしても微妙な色の違いを高精度で把握したい場合などは、この画像形成装置10で用紙の色を直接測定して登録する。具体的には、たとえば、用紙トレイにセットした用紙を印刷動作なしで出力して、測色部18によって測色し、そのときの測色値(Lab値)と用紙をセットした用紙トレイ番号を対応付けして記憶する。なお、測色部18を有しない場合は、画像形成装置10に取り付けられているスキャナ(または外部のスキャナでもよい)、または他の測色器、濃度計などを測色部の代わりとして使用してもよい。たとえばスキャナを使用する場合は、スキャナで読み込んだ画像を一旦RAM23またはHDD24に記憶する。そして記憶した画像データを解析して色情報や濃度情報を抽出して登録する。
用紙トレイごとの用紙情報は、操作部15から登録するだけでなく、PCから用紙情報を送信して登録することもできる。この場合、たとえばネットワークを介して用紙メーカーなどから、色紙の仕様として提供されている色紙の型番からその色情報(Lab値)の提供を受けて、それを画像形成装置10に送信して登録するなどである。
色情報は、L*a*b*表色系ではなく、L*C*h表色系を用いてもよいし、RGBやCMYKの階調値などであってもよい。したがって色情報は客観的に色を表すことができる数値情報であればどのようなものであってもよく特に限定されない。ただし、印刷ジョブと画像形成装置10とで用いる色情報の規格(表色系か階調値かなど)は統一しておく。また、たとえば複数の規格を使用する場合は、PC側か画像形成装置10側のいずれか一方において、複数の規格(Lab値と階調値の両方など)が自在に使用可能とし、他方に合わせて使用できるようにしておいてもよい。
フローチャートに戻って説明を続ける。
制御部11は、色紙印刷を開始するためのページ送りを実行する(S4)。最初は第1ページであり最後は最終ページとなる。HDD24に記憶している色情報のなかに印刷ジョブで設定されている色情報(図中ジョブと略記する)と一致する色情報があるか否かを判断する(S5)。これには既に説明した印刷ジョブに含まれている用紙情報(図5参照)の中の色情報(Lab値)と、HDD24に記憶している各用紙トレイにある用紙の用紙情報(図6参照)の中の色情報(Lab値)とを比較することにより行われる。
制御部11は、ステップS5において、一致する色情報があれば(S5:YES)、色情報が一致する用紙を用紙トレイから給紙して印刷する(S20)。このときHDD24に記憶している色情報は、その色情報の用紙を収納している用紙トレイと対応付けされているので、色情報が一致した用紙は、対応付けされている用紙トレイから給紙すればよい。その後、制御部11は全ページが終了するまでS4へ戻りループを繰り返すことになる(S10)。
一方、ステップS5において、一致する色情報がなければ(S5:NO)、両者の色情報から色の差分(すなわち色差)を算出する(S6)。色差は色情報としてLab値を用いていることからΔE*ab(以下ΔE値という)を算出することになる。そして、色差ΔE値が最も小さな色情報の用紙を選択する(S7)。
ここで、この色差の算出について説明する。図7は、色差の算出例を示す説明図である。図7(a)は図4から印刷ジョブ番号0003の用紙情報を抜き出して示したものであり、図7(b)は、印刷ジョブ番号0003の用紙情報と図6で示した各用紙トレイの用紙情報を比較した結果を示している。
図7の例では、印刷ジョブ番号0003を印刷する際には、用紙トレイ4にセットされている用紙が、サイズや斤量などの色以外の項目における不一致も無く、そして色差ΔE値(図中の矢印で指しているΔE値)が最も小さい。ステップS8においては、この用紙トレイ4の用紙を選択することになる。なお、サイズや斤量などの色以外の項目において不一致の場合は、そもそも用紙トレイにセットされている用紙で印刷することができないので、エラーメッセージを表示して警告する(この場合終了とするか、他の用紙に印刷するかをユーザーに問い合わせるようにしてもよい)。
なお、色差ΔE値の許容範囲をあらかじめ決めておく必要がある。ΔE値の許容範囲は、色紙ごとにどの程度のΔE値であれば、後から印刷色を加えることで所望する色を再現できるかが異なる。このためどの程度の色差ΔE値の場合に、許容できるかをあらかじめ装置固有の値として決めて記憶させておく。また、たとえばセットする色紙に応じて、サービスモードなどから許容範囲の値を設定したり、書き換えたりできるようにしておいてもよい。
ステップS7で印刷する用紙が決定したなら、印刷ジョブ中の色情報(Lab値)と、使用する用紙の色情報(Lab値)の比較から、印刷ジョブによって指定された色紙と同じ色を背景色とした最終的に印刷する画像データ(印刷画像データ)を作成する(S8)。つまり、ステップS7で選択した用紙の色情報の色と印刷ジョブによって指定されている用紙色との色差を補間して、画像データの背景部分の色が印刷ジョブによって指定されている用紙色の色となる印刷色を決定して、印刷画像データを作成するのである。
図8は、最終的な印刷画像データの作成方法を説明するための説明図である。
図8(a)に示すように、ここではLight Green123の色紙が印刷ジョブ中の色情報に最も近い色情報を持つ用紙として選択されている。
そして、図8(b)は印刷ジョブ中の画像データを示している。この画像データでは、実際に印刷する画像としてはオブジェクトとして示されている部分のデータがあるだけで、背景部分の画像データは存在していない。その代わりに背景部分は印刷ジョブによって色紙(Lab値=37.18,−23.72,11.26)を使用することが指定されている。
このような場合に作成する最終的な印刷画像データは、図8(a)に示すLight Green123の色紙のLab値に対して、図8(b)に示す印刷ジョブによって指定された色紙の色を背景色として出すために必要なCMYK値を決定して、図8(c)に示す印刷画像データを作成するのである。これには、印刷ジョブに設定されているLab値を目標値としてルックアップテーブル(後述)を参照して印刷に使用するCMYK値を決定する。これにより図8(a)に示す用紙に、図8(c)の印刷画像データによって印刷すれば、図8(a)に示した印刷ジョブと同じ画像が得られることになる。
ルックアップテーブルの作成方法を説明する。
図9は、ルックアップテーブルを説明する説明図である。
作成されたルックアップテーブルは、図9に示すように、あらかじめ保有する色紙に対応してLUT1〜Nとなっている。ルックアップテーブルは、目標値として用紙に印刷したときに得られる色の色情報(Lab値)を入力、このような目標色を得るために用紙に印刷する印刷色を出力として対応付けしたものである。なお、Nは色の異なる用紙(色紙)の数となる。このNの値は、たとえばユーザーが使用する予定の色紙の種類の数となるが、ユーザーが使用予定の色紙が増えるごとに順次増やして行ってもよい。
このようなルックアップテーブルの作成は、あらかじめ保有する色紙にカラーパッチを印刷する。そしてカラーパッチを測色して測定チャートを得る。これはCMYKのプリンタデバイス値の組み合わせからなる数百色のパッチからなる測定チャートを作成する。このような測定チャートは複数のページにわたることもある。測定チャートの各色の測定を実施し、それらの測色結果に基づいて補間計算を行うことにより、数千色の対応関係を求める。これによりその色紙に印刷した際に目標色(Lab値)を得るために必要な印刷色が対応付けられたルックアップテーブルができあがる。このようにしてあらかじめ保有する色紙の数(ここではLUT1〜N)だけルックアップテーブルを作成しておくことになる。ルックアップテーブルは、画像形成装置10のHDD24に記憶しておく。作成されたルックアップテーブルは3次元空間のような形で記憶されているが、その空間の外の色のC,M,Y,Kを返すことはできない。
なお、このようなルックアップテーブル作成方法は、様々な方法が提案されているので既存の方法を用いればよい。たとえば特開2014−17638号公報のルックアップテーブル作成装置、画像データ変換装置、LUT作成方法およびLUT作成プログラムを挙げることができる。
図7の例では、Light Green123の用紙色に該当するルックアップテーブルを参照して、目標値となるLab値(=37.18,−23.72,11.26)をルックアップテーブルの目標値(入力)として読み込み、出力として印刷色であるC,M,Y,Kのそれぞれの階調値が返される。なお、ルックアップテーブルで再現できない範囲の目標値(入力)が指定された場合には、ユーザーへエラーメッセージを表示する。
このようにして、印刷する背景色を含む画像データができあがったなら、ステップS7で選択した用紙をその用紙が収納されている用紙トレイから給紙して、ステップS8で作成した印刷画像データを印刷する(S9)。その後は、全ページが終了するまでこのループを繰り返すことになる(S10)。すべてのページの印刷が終了したならループを抜けて、その後は、必要に応じて後処理部にて後処理を施して、印刷物を出力トレイに排出する(S60)。その後処理は、S2へ戻り待機状態となる。
以上説明したように、本実施形態では、印刷ジョブによって指定された用紙色と同じ色情報の用紙があればそれに印刷し、同じ色が無い場合は近い色情報の用紙を選択して、その用紙に印刷ジョブによって指定された用紙色と同じ色が画像の背景そして印刷される印刷色を決定して印刷することとした。このため、印刷ジョブによって指定された色の用紙が存在していれば、もちろんユーザーの所望する印刷物を得ることができ、さらに印刷ジョブによって指定された色の用紙が無い場合でも、画像の背景色が印刷ジョブによって指定された色紙の色となるようにした印刷物を得ることができる。したがって印刷物全体として、ユーザーが所望する印刷結果を得ることができる。
また、本実施形態では、背景色を印刷する場合でも、それに近い色の用紙を選択して用いることになるので、背景色をすべて白紙に印刷するような場合と比較して、印刷材(トナーやインクなど)を節約することができる。
以上本発明を適用した実施形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載された構成によって判断されるものであって、様々な変形形態もまた本発明の範疇である。
10 画像形成装置、
11 制御部、
12 給紙部、
13 印刷部、
14 後処理装置、
15 操作パネル、
16 搬送部、
18 測色部、
21 CPU、
22 ROM、
23 RAM、
24 HDD、
25 RIP、
27 ネットワークインターフェース、
30 PC。

Claims (10)

  1. 印刷する画像データとともに当該画像データを印刷する用紙の色情報を含む印刷ジョブを受信する受信部と、
    用紙に印刷する印刷部と、
    色の異なる複数の用紙の色情報を記憶する記憶部と、
    前記印刷ジョブ中の色情報と前記記憶部に記憶されている色情報を比較して、
    両者の前記色情報が一致する場合は、色情報が一致する前記用紙に前記印刷ジョブ中の前記画像データを印刷部に印刷させ、
    両者の前記色情報が一致しない場合は、前記記憶部に記憶されている色情報のなかの前記印刷ジョブ中の色情報に最も近い色情報を持つ用紙を選択して、前記選択した用紙の色情報の色と前記印刷ジョブ中の色情報の色との色差を補間して、前記画像データの背景部分の色となる印刷色を決定して、前記選択した用紙に前記決定した印刷色により印刷部に印刷させる制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の用紙トレイを含む給紙部をさらに有し、
    前記色の異なる複数の用紙は、前記複数の用紙トレイのそれぞれに収納されていて、
    前記記憶部に記憶された色情報は、その色情報の用紙が収納されている前記用紙トレイと対応付けして記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部の複数の色情報ごとに、目標値として用紙に印刷したときに得られる色の色情報を入力、当該目標値の色を得るために用紙に印刷する印刷色を出力として対応付けしたルックアップテーブルをあらかじめ記憶しておき、
    前記印刷ジョブ中の色情報を前記ルックアップテーブルへの入力として、前記ルックアップテーブルから当該入力した色を再現するために必要な印刷色を出力として得て、前記印刷色を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶部に記憶されている色情報は、測色部によって実際の用紙を測色することにより得られた色情報である特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 前記測色部は、画像形成装置内に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 色の異なる複数の用紙の色情報を画像形成装置の記憶部に記憶しておいて、
    印刷する画像データとともに当該画像データを印刷する用紙の色情報を含む印刷ジョブを受信する段階と、
    前記印刷ジョブ中の色情報と前記記憶部に記憶されている色情報を比較する段階と、
    前記比較の結果、両者の前記色情報が一致する場合は、色情報が一致する前記用紙に前記印刷ジョブ中の前記画像データを印刷部に印刷させ、
    両者の前記色情報が一致しない場合は、前記記憶部に記憶されている色情報のなかの前記印刷ジョブ中の色情報に最も近い色情報を持つ用紙を選択して、前記選択した用紙の色情報の色と前記印刷ジョブ中の色情報の色との色差を補間して、前記画像データの背景部分の色となる印刷色を決定して、前記選択した用紙に前記決定した印刷色により印刷させる段階と、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  7. 前記色の異なる複数の用紙は、複数の用紙トレイのそれぞれに収納されていて、
    前記記憶部に記憶された色情報は、その色情報の用紙が収納されている前記用紙トレイと対応付けして記憶されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。
  8. 前記記憶部の複数の色情報ごとに、目標値として用紙に印刷したときに得られる色の色情報を入力、当該目標値の色を得るために用紙に印刷する印刷色を出力として対応付けしたルックアップテーブルをあらかじめ記憶しておき、
    前記印刷ジョブ中の色情報を前記ルックアップテーブルへの入力として、前記ルックアップテーブルから当該入力した色を再現するために必要な印刷色を出力として得て、前記印刷色を決定することを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成方法。
  9. 前記記憶部に記憶されている色情報は、実際の用紙を測色することにより得られた色情報である特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  10. 前記測色は、前記画像形成装置内に設けられている測色部よって測色することを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
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