JP2023166254A - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、色精度を検証するためのチャートを印刷する際に、使用される測定器に従ってチャートの印刷内容を調整する仕組みを提供する。【解決手段】本情報処理装置は、色検証に関する設定を行い、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する。また、本情報処理装置は、判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる。【選択図】 図11

Description

本発明は、プリンタの色精度を検証する情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
一般に、商業用のカラープリンタでは、一定の色再現性を確保するために、定期的に色管理(カラーマネジメント)が行われている。色管理は、ISO等の規格で定められた目標となる色(目標色)と、プリンタで実際に印刷した際の色(印刷色)とを比較し、色精度が合格基準を満たしていることをチェックすることで行われる。ISOはInternational Organization for Standardizationの略記を示す。色精度が合格基準を満たしていない場合、色精度を改善するために、印刷プロファイルの再作成や、プリンタの色補正機能を用いた補正処理が必要となるが、これらは手間と時間が掛かる作業であるため効率よく行うことが求められる。この点、プリンタの色精度の検証(色検証)を複数の印刷時点で実施し、検証結果に基づいて、補正作業の実施周期を決定するとともに、検証結果の履歴を表示する技術が提案されている。
色検証において印刷色を得る際には、目標色に対応するカラーパッチが配されたチャートをプリンタで印刷し、カラーパッチ毎の色値を測定器で測定する。この際、カラーパッチのサイズや数が測定器の仕様に合っていないと測定を実施することができない。そのため一般的には、使用する測定器ごとに、仕様を満たすようISO等の規格で定められた規定チャートを用いることで対応している。また特許文献1では、2つの異なる測定器の仕様をそれぞれ満たすような1枚のチャートを、自動でレイアウト調整を行い生成する技術が提案されている。
特開2019-14051号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。色検証では、測定に使用する測定器を変更したり、ユーザが独自に定義したカスタムチャートを用いて色検証を実施したりするケースもある。このようなケースには、特定の測定器とチャートの組み合わせの場合にのみにチャートの自動調整を行うだけでは対応できない。従って、任意の測定器で任意のカスタムチャートを測定したい場合にもチャートの自動調整を行って対処することが望まれる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、色精度を検証するためのチャートを印刷する際に、使用される測定器に従ってチャートの印刷内容を調整する仕組みを提供する。
本発明は、例えば、チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置であって、色検証に関する設定を行う設定手段と、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、色精度を検証するためのチャートを印刷する際に、使用される測定器に従ってチャートの印刷内容を調整することにより、色精度の検証においてユーザ所望の任意のチャートを利用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態に係る色検証システムの全体構成を示す図。 一実施形態に係る色検証用チャートのパッチ信号値、色特性の一例を示す図。 一実施形態に係る色検証装置及び制御装置のハードウェア構成を示すブロック図。 一実施形態に係る色検証装置の主要な機能構成を示すブロック図。 一実施形態に係る色検証システムにおける処理の流れを示すシーケンス図。 一実施形態に係る色検証システムにおける処理の流れを示すシーケンス図。 一実施形態に係る表示部105の一例を示す図。 一実施形態に係る表示部105の一例を示す図。 一実施形態に係る表示部105の一例を示す図。 一実施形態に係る測色可否判定処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係るスペック適合判定処理の詳細を示すフローチャート。 一実施形態に係るチャート適合処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係る自動レイアウト変更処理の詳細を示すフローチャート。 一実施形態に係る色検証システムにおける処理の流れを示すシーケンス図。 一実施形態に係る色検証システムにおける処理の流れを示すシーケンス図。 一実施形態に係る適合済チャート保存処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係る表示部105の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<実施形態1>
<システム構成>
まず図1を参照して、本実施形態に係る色検証システムの構成例を説明する。本色検証システムにおいて色精度の検証を行う際には、まず、検証対象のプリンタから所定のチャートを印刷出力する。次に、印刷出力されたチャート上のカラーパッチを測色器によって測色し、得られた測色データが色検証装置100に送信される。そして色検証装置100が印刷色と目標色とのずれ(色精度)をチェックする。なお、チャート上に配されるカラーパッチは色票や色見本とも称され、本明細書では単に「パッチ」と称する。
図1に示すように、本色検証システムは、色検証装置100と拠点1~3とがネットワーク160で接続されている。拠点1は、制御装置110、モニタ120、プリンタ1~3(130a~130c)、測定器1~3(150a~150c)を含んで構成される。また、拠点2及び拠点3もそれぞれ、制御装置、モニタ、プリンタ、測定器を含んで構成される。以下では、拠点1と色検証装置100との関係を例に説明を行う。
色検証装置100は、予め定義された目標となる色(目標色)と、プリンタで実際に印刷した際の色(印刷色)とを比較し、色精度が合格基準を満たしているかを検証する。色検証装置100は、制御装置110とネットワーク160を介して相互に通信可能に接続される。
制御装置110は、イントラネット等の通信ネットワークを介して、拠点1内のプリンタ130a~130cと相互に通信可能に接続され、各プリンタに対して印刷指示を行なうとともに、各プリンタの色精度の一元管理等も行う。また、印刷指示においては、例えばクライアント端末(不図示)から印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブを所定の単位(例えば、部単位又はページ単位)で分割して、複数のプリンタに対し分散して印刷指示することも可能である。印刷ジョブは、テキスト、図形、写真といった各属性のオブジェクトの描画命令をページ単位で記述するPDLデータ部と、用紙のサイズ・種類、両面/片面印刷等の印刷条件を指定する印刷設定情報とを含む。1つの印刷ジョブを複数のプリンタに分散して印刷指示することで、印刷所要時間及び印刷待ち時間を短縮することができる。モニタ120は、制御装置110と接続され、各種ユーザインタフェース画面(UI画面)を表示する。
プリンタ1~3(130a~130c)は、制御装置110からの印刷ジョブに基づいて、例えば電子写真プロセス技術を利用して、用紙にカラー画像を印刷する。本実施形態に係る用紙とは、普通紙、厚紙、及びOHPシートなど種々の種類のシートを含むものである。プリンタ1~3はモノクロプリンタでもよいし、インクジェット等の他の画像形成技術に基づくプリンタでもよい。また、プリンタ1~3は、プリント機能に加えてコピー機能やFAX機能を有する複合機でもよい。
測定器1~3(150a~150c)は、400nm~700nm程度の波長を有する可視光の反射率又は透過率に基づいて対象物の色値を測定する分光測定計である。測定器1~3は、例えば拠点毎に用意され、プリンタ1~3から印刷出力されたチャートのパッチ毎に得られた波長を例えばL*a*b*色空間やXYZ色空間における値に変換して、測色データを得る。図2(a)はチャートの一例であり、図2(b)は当該チャートの各パッチ(パッチ番号1~729)に対応するRGB色空間で規定される目標色値(RGB値)を示している。測定器1~3は、可搬型(ハンディタイプ)でもよいし、プリンタ1~3に組み込まれるインライン型でもよい。可搬型の測定器の場合、制御装置110に例えばUSBなどによって接続され、対象プリンタから印刷出力されたチャート上の各パッチの色値を測定して、図2(c)に示すような測色データを得る。取得された測色データは制御装置110を介して色検証装置100に送信される。また、色検証装置100が拠点1~3の一つに設置されている場合、当該拠点においては色検証装置100と測定器とを直接接続し、色検証装置100が制御装置110を介さずに測色データを取得する構成としてもよい。
ネットワーク160は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、及びイントラネット等であり、有線でも無線でもよい。拠点1~3(170a~170c)は、プリンタが設置されている印刷会社のある所在地等に対応する。例えば拠点1が東京の印刷拠点、拠点2が大阪の印刷拠点、拠点3が福岡の印刷拠点といった具合である。なお、図1に示す色検証システムの構成は一例であり、拠点数や各拠点内の装置の構成は適宜変更可能である。例えば色検証装置100をイントラネット等の通信ネットワークを介して制御装置110や測定器1~3と直接接続し、複数のプリンタ1~3の色精度を管理する構成であってもよい。また、例えば色検証装置100と制御装置110の両方の機能を備えた情報処理装置を拠点毎に設け、当該情報処理装置が拠点内の複数のプリンタの色精度を管理する構成でもよい。
<情報処理装置のハードウェア構成>
次に、図3を参照して、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上述した色検証装置100及び制御装置110の少なくとも1つに対応し、例えば汎用のノート型/デスクトップ型のパーソナルコンピュータやタブレット端末によって実現される。
色検証装置100/制御装置110はそれぞれ、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、表示部105、操作部106、ネットワークI/F107、及び外部機器I/F108を備える。各部101~108は、システムバス109を介して相互にデータを授受可能に接続される。
CPU101は、装置全体の制御を行う演算処理装置であり、ROM102に格納されたプログラムに基づき後述する各処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、ブートプログラムや処理プログラム、文字データや文字コード情報等を記憶する。RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、CPU101が各種プログラムを実行する際のワークメモリとして利用される。また、ネットワークI/F107から受信した画像ファイルのデータ記憶領域として利用される。HDD104は、CPU101が実行した演算処理の結果や、各種プログラム、各情報ファイル等の格納に利用される。
表示部105は、例えば液晶ディスプレイ等で構成され、各種設定を行ったり装置状態を確認したりするためのユーザインタフェース画面の表示等を行う。操作部106は、キーボードやボタン等で構成され、ユーザが各種設定値の入力やリセット等を行うために使用される。ネットワークI/F107は、装置をネットワーク160に接続するためのインタフェースである。このネットワークI/F107を介して、色検証装置100及び制御装置110はそれぞれ外部の装置と各種情報の送受信を行うことができる。外部機器I/F108は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等の通信バスを介して測定器1~3等の外部機器を接続するためのインタフェースである。
<色検証装置のソフトウェア構成>
続いて図4を参照して、本実施形態に係る色検証装置100のソフトウェア構成について説明する。ここでは本発明における主要な機能構成についてのみ説明する。従って他の構成を除外するものではない。色検証装置100は、チャート登録部401、UI制御部402、データ取得部403、測色判定部404、測色適合部405、及び検証処理部406を含む。これら各機能部は、CPU101が所定のプログラムを実行することで実現される。以下、各機能部について説明する。
チャート登録部401は、目標色値に対応する様々な色のパッチが配されたチャートを種別毎に登録する。具体的には、チャート登録部401は、登録対象のチャートの画像データと、当該チャートにおけるパッチの数やサイズといったチャートの構成を示すチャート構成情報とを対応付け、当該チャートを一意に識別可能なIDを付与してHDD104に保存する。上述したように、チャートは、ISO(International Standard Organization)等の規格に従った既定チャートと、ユーザが独自に定義したカスタムチャートとに大別される。規定チャートは例えば色検証用プログラムのインストール時など利用開始に先立って予め登録される。カスタムチャートは、操作部106を介したユーザ入力に基づき任意のタイミングで登録される。
UI制御部402は、ユーザが、色検証システム内の各装置の状況確認、各種設定値の入力や選択、各種処理の開始指示などを行うためのユーザインタフェース画面の表示制御を行う。表示されるユーザインタフェース画面については後述する。データ取得部403は、後述の測色判定部404や検証処理部406が使用する各種の情報やデータを取得する。
測色判定部404は、所定のチャートの構成を示すチャート構成情報及び所定の測定器の仕様を示すスペック情報に基づいて、所定のチャート上の各パッチの色値を所定の測定器で問題なく測定できるか否かを判定する。本実施形態においては、ユーザによって選択された測定器の仕様に各チャートが適合するか否かを判定する。測色適合部405は、測色判定部404による判定が測定不可との判定であった場合、測定器の仕様を満たすようにチャート構成情報を基にチャートを適合させる。つまり、測色適合部405は、使用される測定器の仕様に従って、当該測定器でチャートを測定可能なように、チャートの内容を調整する。
検証処理部406は、測定器から受け取った測色データを用いて、対象プリンタの色精度が合格基準に達しているかどうかの検証処理を実行する。設定処理部407は、所定のユーザインタフェース画面を介したユーザ選択等に基づき、検証処理に関する各種パラメータの設定を行う。
<システム全体の処理の流れ>
次に、図5A及び図5Bを参照して、本実施形態に係る色検証システムにおける色検証を行う際の処理シーケンスを説明する。以下では、ユーザが独自に定義したカスタムチャートを使ってプリンタ130aの色精度を検証する場合を例に説明する。以下で説明する処理シーケンスでは、プリンタ130aによってチャートを出力し、測定器150aを用いて測定することを想定する。以下で説明する各種操作画面は、色検証装置100の表示部105に表示される例について説明するが、本発明はこれに限らず制御装置110の表示部105や他の表示部に表示されてもよい。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
S501からS510までの処理は全て色検証装置100における処理である。まずS501でチャート登録部401は、ユーザ入力に基づき、カスタムチャートを登録する。カスタムチャートの登録を所望するユーザが、図6(a)に示すメインメニュー画面上のチャート登録ボタン601を押下すると、図6(b)に示すチャート登録画面に遷移する。なお、これらUI画面の制御はUI制御部402によって行われる。チャート登録画面の表示領域603の「チャート1」と「チャート2」は、ISO等の規格で定められた既登録の規定チャートである。ユーザがチャート入力ボタン604を押下すると、図6(c)に示すチャート入力画面に遷移する。チャート入力画面においてユーザは、カスタムチャートの登録に必要な各種情報の入力等を行う。具体的には、登録するカスタムチャートに関する名称、パッチ数、パッチサイズ、用紙サイズ/タイプ、専用マーカーの有無、及び余白を、対応する入力欄605~610にそれぞれ入力する。さらに、アップロードボタン611によってカスタムチャートの画像データのアップロードを行う。チャート画像は、TIFF、PDF、JPEG等のファイルフォーマットで作成される。カスタムチャートに関する必要事項の入力及びチャート画像のアップロードを終えたユーザが、図6(a)のメインメニュー画面に戻って色検証ボタン602を押下すると、色検証が開始される。
図5Aの説明に戻る。次にS502でCPU101は、メインメニュー画面の色検証ボタン602の押下を受け付けると、色検証を開始する。続いてS503でデータ取得部403は、制御装置110が管理しているプリンタ130a~130cの一覧と、各プリンタのステイタスを示す情報(以下、「プリンタステイタス情報」と称する。)を取得する。ここで、プリンタステイタス情報には、例えば、電源状態(ON/OFF)、故障の有無、印刷ジョブの処理状況(印刷中/待機中)といった情報が含まれる。このプリンタステイタス情報は、制御装置110が定期的にプリンタ130a~130cにアクセスして取得し、保持しているものとする。なお、以下では、プリンタの一覧とプリンタ毎のプリンタステイタス情報とを合わせて「プリンタ情報」と称する。
プリンタ情報を取得するとS504に進み、UI制御部402は、色検証の対象となるプリンタ(以下、「対象プリンタ」と称する。)の選択を受け付ける処理を実行する。具体的には、UI制御部402によって表示部105に表示されたUI画面を介してユーザの選択を受け付け、設定処理部407が選択されたプリンタ(ここではプリンタ1)を対象プリンタとして設定する。図7(a)は、ユーザが対象プリンタを選択する際のプリンタ選択画面を示す。プリンタ選択画面の表示領域701には、S503で取得したプリンタ情報に従って、処理対象となり得るプリンタ(ここではプリンタ1~3)がリスト表示される。この際、プリンタステイタス情報に基づき、印刷可能な状態であるのか印刷不可能な状態であるのかが分かるように、例えば印刷不能状態のプリンタについてはグレーアウトで表示する処理がなされる。図7(a)のプリンタ選択画面ではプリンタ2(プリンタ130b)がグレーアウトで表示されており、プリンタ2が印刷不能状態であることを表している。
対象プリンタの選択受付に続き、S505でデータ取得部403は、制御装置110が管理している測定器150a~150cの一覧と、各測定器のスペック情報及び各測定器のステイタスを示す情報(以下、「測定器ステイタス情報」と称する。)を取得する。ここで、スペック情報とは、対応可能な用紙サイズや最小パッチサイズ、用紙1枚(1ページ)当たりの最小/最大パッチ数、測定器によっては必要になる専用マーカー、余白といった、測定器毎の仕様を示す情報である。また、付属品が存在する測定器については、付属品の有無に拠る仕様の違いについてもスペック情報に含まれる。
ここで、付属品とは、測定ルーラーや自動給紙ユニットなどを意味する。測定ルーラーとは、ハンディタイプの測定器において、安定した測色を可能にする、測定時のチャート上でのスライド動作を補助する装置のことである。測定器の背面に設置されたセンサが、測定ルーラーのストライプパターンを検知することで、ユーザが測定している方向(左から右に測定、又は右から左に測定等)を検知できるようになっている。自動給紙ユニットは、プリンタから印刷出力されたチャートを測定器内に自動で取り込んで連続した測色を可能にする装置である。これら付属品を使用するのかどうかによって利用条件(例えば対応可能な用紙サイズや最少パッチサイズ)が変わることがある。このスペック情報は測定器毎に予め用意され、色検証装置100や不図示のネットワーク160で接続されているクラウド上の記憶装置が保持している。ここでは色検証装置100のHDD104に格納されているものとする。測定器ステイタス情報には、例えば、電源状態(ON/OFF)、接続状況といった情報が含まれる。スペック情報及び測定器ステイタス情報は制御装置110が予め又は定期的に測定器150a~150cにアクセスして取得し、保持しているものとする。なお、測定器の一覧と、測定器毎のスペック情報及び測定器ステイタス情報を合わせて「測定器情報」と称する。
測定器情報を取得するとS506に進み、UI制御部402は、チャートの色値の測定に使用する測定器の選択を受け付ける処理を実行する。具体的には、UI制御部402によって表示部105に表示されたUI画面を介してユーザの選択を受け付け、設定処理部407が当該選択に係る測定器をチャート測定に使用する測定器として設定する。図7(b)は、ユーザが測定器を選択する際の測定器選択画面を示す。測定器選択画面には、2つの表示領域が存在する。表示領域702には、S505で取得した測定器情報に従って、候補となる測定器に対応するボタンがリスト表示される。この際、測定器ステイタス情報に基づき、使用可能状態であるのか使用不能状態であるのかを識別可能に、上述のプリンタ選択画面と同様、使用不能状態の測定器のボタンについてはグレーアウトで表示する処理がなされるものとする。また、表示領域703には、選択された測定器が付属品に対応している場合に、付属品を使用するかどうかを指定するためのボタンが表示される。付属品を使用する場合は「付属品あり」が選択され、付属品を使用しない場合は「付属品なし」が選択される。
測定器の選択受付に続きS507で、データ取得部403は、登録済みチャート(予め登録された既定のチャート及びS501でユーザが登録したカスタムチャート)の一覧と、各チャートの構成を示す上述のチャート構成情報を取得する。なお、以下では、登録済みチャートの一覧と、チャート毎のチャート構成情報とを合わせて「チャート情報」と称する。
チャート情報を取得するとS508でUI制御部402は、全ての登録済チャート一覧から色検証に用いるチャートの選択を受け付ける処理を実行する。具体的には、UI制御部402によって表示部105に表示されたUI画面を介してユーザの選択を受け付け、設定処理部407が選択されたチャートを色検証に用いるチャートとして設定する。図7(c)は、使用するチャートをユーザが選択する際のチャート選択画面を示す。チャート選択画面の表示領域704には登録済みチャートがリスト表示される。このリストの中からユーザが使用したいチャートを選択する。ここでは「カスタムA(ユーザ定義でレイアウト変更が必要なチャート)」のチャート(以下、「選択チャート」と称する。)が選択されたものとして説明を続ける。
チャートが選択されるとS509で測色判定部404は、S506で選択済みの測定器を用いた場合に、選択チャート上のパッチの測色が可能か否かを、S508で選択済みの選択チャートについて判定する。この測定器基準の測色可否判定処理の詳細については後述する。
測色可否判定処理が終わるとS510に進み、測色適合部405は、選択済み測定器の仕様に選択チャートが適合しなかった場合にのみ、測定器の仕様を満たすよう選択チャートを適合させる。この、チャートを測定器に合わせるチャート適合処理の詳細については後述する。
こうして、対象プリンタ及びその色検証において使用する測定器とチャートが決定すると、当該チャートの画像データが対象プリンタに提供される。本実施形態の場合、S511でCPU101は、ネットワークI/F107を介して、決定されたチャートの画像データをまず制御装置110に対して送信する。その後S512で制御装置110は、受信した画像データに基づき、チャートの印刷ジョブを対象プリンタに対して送信する。さらにS513で、印刷ジョブを受け取った対象プリンタは、当該印刷ジョブに基づき印刷処理を実行し、チャートを出力する。
次にS514で制御装置110は、対象プリンタから印刷出力されたチャートの測色をユーザに促す処理を行う。具体的には、図8(a)に示すようなガイダンス画面を表示し、印刷出力されたチャートの測定器へのセットをユーザに促す。ユーザが、チャートをセットして測定開始を指示すると、S515で選択済み測定器(ここでは測定器150a)は、チャート上の各パッチの色値を測定する。測定完了後S516で選択済み測定器は、得られた測色データを制御装置110に送信する。選択済み測定器から測色データを受信した制御装置110は、S517で、当該測色データを色検証装置100に転送する。測色データを受信した色検証装置100は、S518で、検証処理部406によって、当該測色データを用いて対象プリンタの色精度を検証する処理を実行する。検証の具体的な手順は以下のとおりである。
まず検証処理部406は検証用データをHDD104から読み込む。ここで、検証用データは、使用したチャートにおけるパッチ毎の目標色値や検証項目等のデータである。検証項目としては、例えばパッチ毎の色差ΔEの平均値、色差ΔEの最大値、及び原色(CMYK)の色差ΔEが用いられ、検証項目に応じた許容値がそれぞれ設定されている。図8(b)は、検証項目に応じた許容値を設定するための色検証設定画面を示す。ユーザは、このようなUI画面を介して、検証項目に応じた許容値を予め設定することができる。ここで、色差ΔEは、L*a*b*色空間における目標色値と測色データが示す色値(測色値)との間の直線距離であり、例えば以下の式(1)で求めることができる。
Figure 2023166254000002
ここで、図8(b)の色検証設定画面で示すような各検証項目に対する色差の許容値が設定されているとする。この場合、パッチ毎の色差ΔEの平均値が±4.0以内、かつ、色差ΔEの最大値が±10.0以内、かつ、原色(CMYK)の色差ΔE(ΔE_原色)が±5.0以内であれば合格(OK)となる。一方、いずれかの検証項目で許容値を超えた場合には不合格(NG)となる。
図5Bの説明に戻る。色検証が完了するとS519でUI制御部402は、検証結果を表示部105に表示し、本シーケンスの処理を終了する。図8(c)は、検証結果を表示するレポート結果画面を示す。図8(c)に示すように、パッチ毎の色差の平均値、最大値、原色(CMYK)の色差とともに、各検証項目に対する合否(OK/NG)の結果も併せて表示されている。このようなレポート結果画面により、対象プリンタにおける色変動状態をユーザは把握することが可能となる。そして、検証結果が不合格(NG)である場合、印刷プロファイルの再作成や、プリンタの色補正機能を用いた補正作業を実施することで、プリンタの色変動を規定内に抑制することができる。以上が、本実施形態に係る、色検証システムにおける全体の処理の流れである。なお、チャートの測色をユーザに促す表示に合わせて、制御装置110は、選択された測定器に対して準備指示を行い、測定開始前にキャリブレーションを実行させてもよい。
<測色可否判定処理>
次に図9を参照して、本実施形態に係る上記S509の測色可否判定処理の詳細な処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば色検証装置100のCPU101が、測色判定部404に対応するプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
S901で測色判定部404は、ユーザが選択した測定器(ここでは測定器150a)のスペック情報をHDD104等から読み込む。ここで、測定器150aのスペック情報として以下の表1に示す設定内容が読み込まれたと想定する。
Figure 2023166254000003
スペック情報はS510のチャート適合処理において、ユーザ自身が対応する必要のある条件の「ユーザ対応条件(表1,1~4)」を含む。さらに、スペック情報は、後述するS1105の自動レイアウト変更処理において、自動で対応できる「自動レイアウト変更可能条件(表1,5~7)」を含む。また、このスペック情報の条件を選択チャートが満たしているか否かを示す「スペック適合可否情報」はHDD104に保存さあれる。
次にS902で測色判定部404は、S508で選択されたチャートのチャート構成情報の設定内容をHDD104等から読み込む。続いてS903で測色判定部404は、S902で読み込んだチャートについて、選択済み測定器である測定器150aの仕様に適合しているか否かを、読み込んだスペック情報及びチャート構成情報に基づいて判定し、本フローチャートの処理を終了する。ここで、測色判定部404は、適合していれば測色に使用可能と判断し、適合していなければ測色に使用不可能と判断する。この判定処理(以下、「スペック適合判定処理」と称する。)の詳細については図10を用いて後述する。
<スペック適合判定処理>
次に図10を参照して、本実施形態に係る上記S903の選択済み測定器の仕様にチャートが適合しているか否かを判定するスペック適合判定処理の処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば色検証装置100のCPU101が、測色判定部404に対応するプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。ここでは、選択されたチャートとして「カスタムA」が決定され、そのチャート構成情報として以下の表2の内容が読み込まれたものとする。
Figure 2023166254000004
S1001で測色判定部404は、選択チャートの用紙幅、用紙長及び用紙厚が、選択済み測定器のスペック情報で規定される用紙条件を満たしているか否かを判定する。測色判定部404は、判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1002に処理を進める。スペック適合可否情報は例えばHDD104に格納されるデータである。ここで、「カスタムA」に関し、用紙サイズは“A4”、用紙タイプは“普通紙”であり、用紙幅が210mm、用紙長が297mm、用紙厚が0.09mmとなる。そして、測定器150aのスペック情報にて規定されている条件は、用紙幅が45-330mmの範囲内、用紙長が170-1500mmの範囲内、用紙厚が0.05-0.45mmの範囲内である。この場合、測色判定部404は、用紙幅、用紙長及び用紙厚のいずれも条件を満たしているので、この判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1002に進む。
S1002で測色判定部404は、選択チャートのパッチサイズが、選択済み測定器のスペック情報で規定されるパッチサイズ条件(最小パッチサイズ)を満たしているか否かを判定する。測色判定部404は、判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1003に処理を進める。ここで、カスタムAのパッチサイズは10x10mmである。そして、測定器150aの最小パッチサイズが6X6mmであるので、パッチサイズ条件は満たされている。測色判定部404は、この判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1003に進む。
S1003で測色判定部404は、選択チャートのパッチ数が、選択済み測定器のスペック情報で規定されるパッチ数条件(最大パッチ数)を満たしているか否かを判定する。測色判定部404は、判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1004に処理を進める。ここで、カスタムAのパッチ数は、32×23=736個である。そして、測定器150aの最大パッチ数が1394個であるので、パッチ数条件は満たされている。測色判定部404は、この判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1004に進む。
S1004で測色判定部404は、選択チャートにパッチ位置を定義する専用マーカーが適切に配置されているという条件を満たしているか否かが判定される。測色判定部404は、判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1005に処理を進める。ここで、カスタムAの専用マーカーは「無し」であるのに対し、測定器150aの専用マーカー項目では「必要(形状:◆、サイズ:10mm、位置:各行の両端)」となっているので、専用マーカーの条件は満たされていないことになる。測色判定部404は、この判定結果をスペック適合可否情報に記録しS1005に進む。このときのスペック適合可否情報の内容は以下の表3のようになる。専用マーカーの条件だけ不可である。
Figure 2023166254000005
S1005で測色判定部404は、スペック適合可否情報において全ての条件が満たされているか判断する。全ての条件が満たされている場合はS1006に進み、測色判定部404は、選択チャートを使用できると判定し、本フローチャートの処理を終了する。一方、いずれか一つでも満たされていない条件がある場合はS1007に進み、測色判定部404は、選択チャートを使用できないと判定し、本フローチャートの処理を終了する。
<チャート適合処理>
次に図11を参照して、本実施形態に係る上記S510のチャート適合処理の処理手順を説明する。チャート適合処理では、S509で選択済み測定器の仕様に選択チャートが適合しなかった場合に、測定器のスペック情報を満たすようにチャートを調整する処理を実行する。以下で説明する処理は、例えば色検証装置100のCPU101が、測色適合部405に対応するプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
S1101で測色適合部405は、ユーザが選択した測定器(ここでは測定器150a)のスペック情報をHDD104等から読み込む。続いてS1102で測色適合部405は、S509でチャートレイアウト変更処理が必要と判定された選択チャート(ここではカスタムA)のチャート構成情報をHDD104等から読み込む。さらにS1103で測色適合部405は、S509で得られたスペック適合可否情報をHDD104から読み込む。
次にS1104で測色適合部405は、スペック適合可否情報のユーザ対応条件で不可となっている条件に対し、測定器150aの条件を満たすようユーザが選択チャートに適合処理を行うよう促す。具体的には、不可と判断した項目、例えば用紙幅が対応できないなどの情報を表示部等を介して通知し、ユーザ対応が行われるのを待機する。ユーザの対応が必要であれば完了するまで待機し、完了後S1105に進む。例えば表3の例では、ユーザ対応条件はすべて可であるので、適合処理は行われずS1105に進むことになる。
S1105で測色適合部405は、スペック適合可否情報の自動レイアウト変更可能条件で不可となっている条件に対し、測定器150aのスペックの条件を満たすよう自動でレイアウトを変更し、本フローチャートの処理を終了する。この処理(以下では、「自動レイアウト変更処理」と称する。)の詳細については図12を用いて後述する。
なお、ここでは、チャート適合処理が実行可能な場合には自動で実行する形態について説明したがこのような制御に本発明を限定する意図はない。例えば、上記S1101の前に、測色可能とするための自動レイアウト変更処理を実行するか否かをユーザに問い合わせ、問い合わせの結果、ユーザにより実行が指示された場合に選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させてもよい。この場合においては、ユーザが手動でチャートを調整することができるように、図6(c)に示すチャートの入力画面を再度提示して各項目をユーザ入力に従って修正できるように制御することが望ましい。
<自動レイアウト変更処理>
次に図12を参照して、本実施形態に係る選択済み測定器の仕様を満たすために行う上記S1105の自動スペック適合処理の処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば色検証装置100のCPU101が、測色適合部405に対応するプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。自動スペック適合処理では、スペック適合可否情報の自動レイアウト変更可能条件を満たすように、選択チャートのレイアウト変更などを自動で行う。ここでは、選択されたチャートとして「カスタムA」が決定され、そのチャート構成情報(表2)とスペック適合可否情報(表3)が読み込まれたものとする。
S1201で測色適合部405は、自動レイアウトの変更可能条件の最小パッチサイズが可の場合は処理をスキップし、不可の場合は自動で適合処理を行いS1202へ進む。具体的には、測色適合部405は、選択チャートのパッチサイズがスペック情報の最小パッチサイズ(表2、5)より小さい場合、最小パッチサイズより大きくなるよう選択チャートのパッチを拡大する。パッチを拡大した際に用紙1枚にパッチが入りきらなくなった場合は、2枚目以降に分割する。表3の例では、カスタムAに対してスペック適合可否情報の最小パッチサイズは可であるので、当該処理をスキップしてS1202へ進む。
S1202で測色適合部405は、自動レイアウト変更可能条件の1ページ当たりの最大パッチ数が可の場合は処理をスキップし、不可の場合は自動で適合処理を行いS1203へ進む。具体的には、測色適合部405は、選択チャートのパッチ数がスペック情報の最大パッチ数(表2、6)より多い場合、パッチを複数ページに分けて配置するようチャートのレイアウトを変更することで、最大パッチ数以下に抑える。表3の例では、カスタムAに対してスペック適合可否情報の最大パッチ数は可であるので、当該処理をスキップしてS1203へ進む。
S1203で測色適合部405は、自動レイアウト変更可能条件の専用マーカーが可の場合は処理をスキップし、不可の場合は自動で適合処理を行い、本フローチャートの処理を終了する。専用マーカーが必要だが配置されていない場合は、スペック情報の専用マーカー条件(表2、7)に従い配置する。例えば測定器150aの場合、測色適合部405は、「形状:◆、サイズ:10mm、位置:各行の両端」という条件の専用マーカーが必要であるため、選択チャートにこの条件の専用マーカーを配置するようチャートのレイアウトを変更する。表3の例では、カスタムAに対してスペック適合可否情報の専用マーカーは不可であるので、自動で上記適合処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置は、色検証に関する設定を行い、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する。また、本情報処理装置は、判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる。これにより、本実施形態によれば、ユーザが測定器の仕様を満たしていないチャートを選択した場合、そのチャートのレイアウトを、条件を満たすよう自動で変更する。これにより、ユーザは選択したチャートのレイアウトを、使用する測定器ごとに手動で変更する必要がなくなる。つまり、本実施形態によれば、色精度を検証するためのチャートを印刷する際に、使用される測定器に従ってチャートの印刷内容を調整する仕組みを提供することができる。
<実施形態2>
以下では本発明の実施形態2について説明する。上記実施形態1では、選択されたチャート(例:カスタムA)が選択済みの測定器(例:測定器150a)の仕様を満たしていない場合、カスタムAに対して測定器150aの条件を満たすよう適宜自動レイアウト変更処理を行うという態様であった。しかし、カスタムAと測定器150aという組み合わせで色検証を行う場合、毎回チャートに対して自動レイアウト変更処理を行うことになるため、時間効率が悪くなる。そこで、自動レイアウト変更処理により生成されたチャートを保存することで、次回以降で使いまわせるようにする態様を、実施形態2として説明する。本実施形態によれば、既に実施済みのチャートと測定器の組み合わせであれば、保存済みの対応チャートを使用し自動レイアウト変更処理を省略することができるため、色検証にかかる時間を短縮できる。なお、上記実施形態1と内容が共通する色検証システムの基本構成などの説明は省略することとする。
<システム全体の処理の流れ>
図13A及び図13Bを参照して、本実施形態に係る色検証システムにおける処理の流れを説明する。上記実施形態1との差異点はS1311の適合済チャート保存処理となる。S1301~S1310、及びS1312~S1320は、それぞれ図5A及び図5BのS501~S519に相当するため説明を省略する。S1310でチャート適合処理を実行すると、S1311で測色適合部405は、調整したチャートのデータとともに、対応する測定器の情報と元のチャート情報(カスタムA)を紐付けてHDD104に保存する。詳細な処理について図14を用いて説明する。
<適合済チャート保存処理>
図14を参照して、本実施形態に係るS1311の適合済チャート保存処理の処理手順を説明する。以下で説明する処理は、例えば色検証装置100のCPU101が、測色適合部405に対応するプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。ここでは、選択されたチャートと選択された測定器がそれぞれ「カスタムA-測定器150a」という初めての組み合わせで色検証が行われたものとする。このとき、カスタムAは測定器150aの仕様を満たしていなかったため、S1310でカスタムAに自動レイアウト変更処理が行われ適合済チャートが生成される。
S1401で測色適合部405は、HDD104で保持している既登録のチャート群に、S1310で生成された適合済チャートと同じチャートがないかどうかを判定する。同じチャートがなければ新たに保存するためS1402に進み、同じチャートがあれば新たに保存する必要がないため、本フローチャートの処理を終了する。「カスタムA-測定器150a」という組み合わせは初めてで既登録のチャート群に同じチャートは存在しない場合は、適合済チャートを保存するためS1402に進む。
S1402で測色適合部405は、S1310で生成された適合済チャートをHDD104に書き込み保存する。このとき図15(a)に示すように保存時のチャート名をユーザが設定できるようにする。このとき名前の候補として、1501に示すように、「[チャート名称]-[測定器名称]」とデフォルトで表示してもよい。チャート保存後は本フローチャートの処理を終了する。
適合済チャート保存処理S1311で新たに保存されたチャートは、次回の色検証以降に使用できるようになる。具体的には、チャート表示の表示及び選択受付のS1308において、図15(b)の1502に示すようにUIに選択可能に表示される。
本明細書の開示は、以下の情報処理装置、その制御方法、及びプログラムを含む。
(項目1)
チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置であって、
色検証に関する設定を行う設定手段と、
設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(項目2)
前記判定手段は、前記選択されたチャートの構成を示すチャート構成情報と、該チャートを測定する測定器の仕様を示すスペック情報とに基づいて、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能かどうかを判定することを特徴とする項目1に記載の情報処理装置。
(項目3)
前記設定手段は、登録済みのチャートを選択可能に一覧で表示部に表示し、ユーザ入力を介して色検証を行うチャートの選択を受け付けることを特徴とする項目2に記載の情報処理装置。
(項目4)
前記設定手段は、ユーザ入力に従って前記チャート構成情報を設定し、ユーザ所望のチャートを登録することを特徴とする項目2又は3に記載の情報処理装置。
(項目5)
前記設定手段は、色検証に使用する、プリンタ、チャート、測定器のそれぞれのリストを選択可能に表示し、ユーザ入力に従ってそれぞれのリストから設定を行うことを特徴とする項目2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目6)
前記スペック情報は、測定器で対応可能な、用紙幅、用紙長、用紙厚、付属品の有無、最小パッチサイズ、1ページ当たりの最大パッチ数、及び専用マーカーに関する情報の少なくとも1つを含み、
前記チャート構成情報は、パッチ数、パッチサイズ、用紙サイズ、用紙タイプ、専用マーカーの有無、及び余白に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする項目2乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目7)
前記スペック情報は、さらに、測定器の付属品の有無の違いに基づく、パッチ数、パッチサイズ、用紙サイズ、用紙タイプ、専用マーカーの有無、及び余白に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする項目6に記載の情報処理装置。
(項目8)
前記適合手段は、前記スペック情報のうち、前記最小パッチサイズについて、前記判定手段によって選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なパッチサイズに変更する自動レイアウト変更処理を実行することを特徴とする項目6又は7に記載の情報処理装置。
(項目9)
前記適合手段は、前記スペック情報のうち、前記1ページ当たりの最大パッチ数について、前記判定手段によって選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能な最大パッチ数となるように1ページを複数ページに分割する自動レイアウト変更処理を実行することを特徴とする項目6乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目10)
前記適合手段は、前記スペック情報のうち、前記専用マーカーについて、前記判定手段によって選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能となるようにチャートに前記専用マーカーを埋め込む自動レイアウト変更処理を実行することを特徴とする項目6乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目11)
前記適合手段によって、前記自動レイアウト変更処理によって選択された測定器の仕様に適合された適合済みチャートのデータを、選択されたチャートと、選択された測定器との情報に紐付けて保存する保存手段をさらに備えることを特徴とする項目8乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目12)
前記付属品は、ハンディタイプの測定器において測定時のチャート上でのスライド動作を補助する測定ルーラー、又はチャートを測定器内に自動で引き込む自動給紙ユニットであることを特徴とする項目6乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目13)
前記プリンタが出力した前記チャートに配されたカラーパッチを、前記測定器が測色した測色データを取得し、前記プリンタの色精度を検証する検証処理を実行する処理手段と、
前記検証処理の結果を出力する出力手段と
をさらに備えることを特徴とする項目1乃至12の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目14)
前記適合手段は、前記判定手段による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、測色可能とするための自動レイアウト変更処理を実行するか否かをユーザに問い合わせ、該問い合わせの結果に従って、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させることを特徴とする項目1乃至13の何れか1項に記載の情報処理装置。
(項目15)
チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置の制御方法であって、
設定手段が、色検証に関する設定を行う設定工程と、
判定手段が、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定工程と、
適合手段が、前記判定工程による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合工程と
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(項目16)
チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
設定手段が、色検証に関する設定を行う設定工程と、
判定手段が、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定工程と、
適合手段が、前記判定工程による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合工程と
を含むことを特徴とするプログラム。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:色検証装置、110:制御装置、120:モニタ、130a:プリンタ1、130b:プリンタ2、130c:プリンタ3、150a:測定器1、150b:測定器2、150c:測定器3、160:ネットワーク、170a:拠点1、170b:拠点2、170c:拠点3

Claims (16)

  1. チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置であって、
    色検証に関する設定を行う設定手段と、
    設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記選択されたチャートの構成を示すチャート構成情報と、該チャートを測定する測定器の仕様を示すスペック情報とに基づいて、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能かどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段は、登録済みのチャートを選択可能に一覧で表示部に表示し、ユーザ入力を介して色検証を行うチャートの選択を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定手段は、ユーザ入力に従って前記チャート構成情報を設定し、ユーザ所望のチャートを登録することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定手段は、色検証に使用する、プリンタ、チャート、測定器のそれぞれのリストを選択可能に表示し、ユーザ入力に従ってそれぞれのリストから設定を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記スペック情報は、測定器で対応可能な、用紙幅、用紙長、用紙厚、付属品の有無、最小パッチサイズ、1ページ当たりの最大パッチ数、及び専用マーカーに関する情報の少なくとも1つを含み、
    前記チャート構成情報は、パッチ数、パッチサイズ、用紙サイズ、用紙タイプ、専用マーカーの有無、及び余白に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記スペック情報は、さらに、測定器の付属品の有無の違いに基づく、パッチ数、パッチサイズ、用紙サイズ、用紙タイプ、専用マーカーの有無、及び余白に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記適合手段は、前記スペック情報のうち、前記最小パッチサイズについて、前記判定手段によって選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なパッチサイズに変更する自動レイアウト変更処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記適合手段は、前記スペック情報のうち、前記1ページ当たりの最大パッチ数について、前記判定手段によって選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能な最大パッチ数となるように1ページを複数ページに分割する自動レイアウト変更処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記適合手段は、前記スペック情報のうち、前記専用マーカーについて、前記判定手段によって選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能となるようにチャートに前記専用マーカーを埋め込む自動レイアウト変更処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  11. 前記適合手段によって、前記自動レイアウト変更処理によって選択された測定器の仕様に適合された適合済みチャートのデータを、選択されたチャートと、選択された測定器との情報に紐付けて保存する保存手段をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記付属品は、ハンディタイプの測定器において測定時のチャート上でのスライド動作を補助する測定ルーラー、又はチャートを測定器内に自動で引き込む自動給紙ユニットであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  13. 前記プリンタが出力した前記チャートに配されたカラーパッチを、前記測定器が測色した測色データを取得し、前記プリンタの色精度を検証する検証処理を実行する処理手段と、
    前記検証処理の結果を出力する出力手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記適合手段は、前記判定手段による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、測色可能とするための自動レイアウト変更処理を実行するか否かをユーザに問い合わせ、該問い合わせの結果に従って、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  15. チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置の制御方法であって、
    設定手段が、色検証に関する設定を行う設定工程と、
    判定手段が、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定工程と、
    適合手段が、前記判定工程による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合工程と
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  16. チャートを出力するプリンタと該チャートの測色を実行する測定器とに通信可能に接続される情報処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    設定手段が、色検証に関する設定を行う設定工程と、
    判定手段が、設定された色検証の設定内容に従って、所定のプリンタで出力されるように選択されたチャートを、選択された測定器において測色可能かどうかを判定する判定工程と、
    適合手段が、前記判定工程による判定の結果、選択されたチャートを選択された測定器で測色可能でないと判定されると、前記選択された測定器によって測色可能なようにチャートを適合させる適合工程と
    を含むことを特徴とするプログラム。
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