JP6353861B2 - 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム - Google Patents

情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6353861B2
JP6353861B2 JP2016067846A JP2016067846A JP6353861B2 JP 6353861 B2 JP6353861 B2 JP 6353861B2 JP 2016067846 A JP2016067846 A JP 2016067846A JP 2016067846 A JP2016067846 A JP 2016067846A JP 6353861 B2 JP6353861 B2 JP 6353861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
personal information
various
operators
decryption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016067846A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017183991A (ja
Inventor
井上 英昭
英昭 井上
瑞樹 澤田
瑞樹 澤田
Original Assignee
ビートレンド株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビートレンド株式会社 filed Critical ビートレンド株式会社
Priority to JP2016067846A priority Critical patent/JP6353861B2/ja
Publication of JP2017183991A publication Critical patent/JP2017183991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6353861B2 publication Critical patent/JP6353861B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム、特に、各種事業者から情報の配信を依頼された情報配信者が、依頼された情報を配信するための情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラムに関する。
近年、通信ネットワークの普及と共に、電子メールや電子ファイル等の電子情報の送受信が日常的に行われている。例えば、通信販売事業者を含め各種事業者は、インターネットを介して商品等を広告宣伝し、その宣伝広告した商品を購入希望する購入希望者と電子商取引を行っている。このような各種事業者は、通常、過去に商取引のあった顧客の氏名や住所、メールアドレス等の個人情報を所有、管理しており、この個人情報を基に新商品の案内等を行っている。
一方、情報配信者は、例えば、商品の販売等を行う各種事業者から依頼を受け、各種事業者から開示された個人情報を基にして、各種事業者が指定する各種事業者の顧客に、各種事業者が作成したニュースや広告等のメールやダイレクトメールを配信している。メールの配信は、各種事業者が指定した日時、例えば毎月15日の午前10時等とすることができる。ここで、情報配信者は、各種事業者から情報の配信を依頼され、これを配信することや、各種事業者の顧客情報を管理するシステムを運営することも含む。
情報配信者がこのような情報を配信するには、各種事業者から、各種事業者が所有、管理する複数の顧客の氏名や住所、メールアドレス等の個人情報を取得する必要がある。このことは、個人情報を開示した各種事業者側においては、開示した個人情報の管理状況についての安全性を期待する。一方で、情報配信者においては、膨大な個人情報が集まってくる状況において、何らかの形で開示され、取得した個人情報の漏出を防止することに膨大なエネルギーと大きな支出をしなければならない。特に、個人情報保護法が施行された現在にあっては、個人情報の漏洩等の万が一の事故が発生した場合、重大な社会的責任を負うこととなる。
現状、個人情報の保護、管理方法として、個人情報をそれ単独では特定の個人と関連付けることができないように分割することが行われている(特許文献1〜3等参照)。個人情報を用いて作業等を行う場合は、それら分割した個人情報を基に復元する作業が必要となってくる。
例えば、特許文献1では、個人情報を、特定の個人を識別できる識別情報と、単独では特定の個人を識別することができない属性情報とに分割し、分割した識別情報を複数の断片に更に分割してデータファイルに格納して管理している。また、分割した個人情報を復元するために必要な連結鍵情報を生成し、上記のデータファイルとは別の場所に保管している。
特開2007−34423号公報 特開2001−265771号公報 特開2007−140869号公報
上記の特許文献1の個人情報の管理方法によれば、個人情報は識別情報と属性情報に分割され、更に識別情報は複数の断片に分割されることから、個人情報の保護の観点からは安全性は高いと考えられる。しかし、個人情報の分割、復元作業については処理が煩雑である。更に、分割した情報を復元するための連結鍵情報は、識別情報と属性情報を連結するものと、分割した識別情報を連結するものの2種類存在し、それぞれに慎重な管理が必要となる。
上記の特許文献1を本願発明に適用した場合、各種事業者が所有している複数の個人情報を、情報配信者が上述のように複雑に分割して、結合するための連結鍵情報と共に慎重に管理するが必要となる。ここで、情報配信者は、数多くの各種事業者を有しており、扱う個人情報は膨大な数に上る。したがって、特許文献1の個人情報管理方法を用いて、各種事業者から依頼された情報を配信するとなると、個人情報の分割、復元作業が煩雑である上に処理速度が遅くなり、管理費用も煩雑になった分だけ多く掛かり、実際的ではないと考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、各種事業者から依頼された膨大な数の情報を配信する情報配信者において、各種事業者から開示された個人情報を、処理の煩雑さを伴うことなく適切に処理する情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラムを提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の情報配信方法は、
顧客への情報の配信を希望する各種事業者の端末と、前記各種事業者から前記情報の配信を依頼され該配信を行う情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続され、前記情報配信者のコンピュータが、前記各種事業者の端末から送信された前記各種事業者の所有する前記複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化工程と、該暗号化した個人情報をデータベースに記憶する暗号化個人情報記憶工程と、前記顧客に情報を配信する際に前記暗号化した個人情報を復号化する復号化工程と、を実行する情報配信方法において、
前記情報配信者のコンピュータは、前記暗号化工程を、前記各種事業者側でそれぞれ決定されて前記情報配信者のコンピュータに送信された前記各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて実行し、前記暗号化個人情報記憶工程を、前記暗号化した個人情報を前記データベースに記憶するとともに使用した暗号鍵を破棄して実行し、前記各種事業者の端末は、前記各種事業者で決定し復号鍵の有効期限を含む有効期限情報を前記情報配信者のコンピュータに送信し、該情報配信者のコンピュータは、前記各種事業者の端末から送信された前記有効期限情報に基づいて前記復号鍵の期限管理を行う復号鍵有効期限管理手段を有し、該復号鍵有効期限管理手段は、前記復号鍵の有効期限が切れている場合は前記復号化工程の実行を不可とし前記各種事業者側で決定された前記各種事業者毎に異なる復号鍵は、前記各種事業者毎のそれぞれの端末に記憶され、前記情報配信者のコンピュータは、前記復号化工程を行う際に前記各種事業者の端末から前記復号鍵をダウンロードし、前記情報配信者のコンピュータは、復号化個人情報消去手段を有し、復号化した個人情報を用いて前記情報を配信した後に、前記復号化個人情報消去手段により復号化した個人情報を直ちに消去することを特徴とする。
この方法によれば、情報配信者が各種事業者から取得した各種事業者の複数の顧客の個人情報は、各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて暗号化され、情報配信者のコンピュータが暗号化された個人情報を復号化する際には、上述の暗号鍵に対応する各種事業者毎にそれぞれ異なる復号鍵を用いて復号化される。したがって、個人情報を分割、連結する等の処理が必要ないので煩雑さが解消され、且つ各種事業者毎にそれぞれ異なる鍵が用いられる状況において、鍵の種類は多数存在するので特定の各種事業者に対応する鍵を推定することは困難性を伴い、個人情報は適切に保護されることとなる。
すなわち、個人情報が暗号化され記憶されているデータベース等の記憶手段全体が流出した場合、仮に特定の鍵が推定されて復号化されたとしても、被害は特定の各種事業者のみに留まり、記憶手段全体に記憶された全ての個人情報の復号化は多大の困難性を伴い、個人情報流出の被害は最小限に抑えられる。
更に、復号鍵の有効期限は、各種事業者毎に必要な期間に限られる。情報配信者のコンピュータは、復号鍵の有効期限が切れている場合には使用不可とするので、復号鍵が長期間に亘り不必要に有効となっている状態が防止され、個人情報を安全に保護することができる。なお、有効期限を一回限りの使用に限定することも可能である。
更に、各種事業者が鍵の種類や鍵長等に関して理解できる場合には、各種事業者側で鍵の種類及び鍵長が決定される。この場合、鍵の決定に関して、情報配信者側は一切関わらないので、各種事業者側から鍵を提示されない限り情報配信者は個人情報を処理することは不可能となり、各種事業者の複数の顧客の個人情報はより安全に保護され、請求項1の作用をより高めることができる。
また、復号鍵は各種事業者の端末に、暗号化した個人情報は情報配信者のコンピュータに別々に保存されるので、同時に復号鍵と暗号化個人情報データベースが流出する可能は限りなく低くなり、安全に個人情報を保護することができる
更に、暗号化した個人情報を復号化して情報を配信した後、復号化した個人情報は復号化個人情報消去手段により直ちに消去されるので、復号化した個人情報が漏出する恐れ、悪用される恐れは皆無である。したがって、個人情報を安全かつ確実に保護することが可能である。
上記課題を解決する請求項2に記載の情報配信システムは、
顧客への情報の配信を希望する各種事業者の端末と、前記各種事業者から前記情報の配信を依頼され該配信を行う情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続され前記情報配信者のコンピュータ前記各種事業者の端末から送信された前記各種事業者の所有する前記複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化手段と、該暗号化した個人情報をデータベースに記憶する暗号化個人情報記憶手段と、前記顧客に情報を配信する際に前記暗号化した個人情報を復号化する復号化手段と、を備える情報配信システムにおいて、
前記情報配信者のコンピュータは、前記暗号化手段が、前記各種事業者側でそれぞれ決定されて前記情報配信者のコンピュータに送信された前記各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて前記暗号化を実行する構成とされ、前記暗号化個人情報記憶手段が、前記暗号化した個人情報を前記データベースに記憶するとともに使用した暗号鍵を破棄する構成とされ、前記各種事業者の端末が、前記各種事業者側で決定した復号鍵の有効期限を含む有効期限情報を前記情報配信者のコンピュータに送信する構成とされ、該情報配信者のコンピュータは、前記各種事業者の端末から送信された前記有効期限情報に基づいて前記復号鍵の期限管理を行う復号鍵有効期限管理手段を有し、該復号鍵有効期限管理手段は、前記復号鍵の有効期限が切れている場合は前記復号化工程の実行を不可とする構成とされ、前記各種事業者側で決定された前記各種事業者毎に異なる復号鍵は、前記各種事業者毎のそれぞれの端末に記憶され、前記情報配信者のコンピュータは、前記復号化工程を行う際に前記各種事業者の端末から前記復号鍵をダウンロードする構成とされ、前記情報配信者のコンピュータは、復号化個人情報消去手段を有し、復号化した個人情報を用いて前記情報を配信した後に、該復号化個人情報消去手段により復号化した個人情報を直ちに消去する構成とされたことを特徴とする。
この構成は、請求項1に記載の情報配信方法を実行するための情報配信システムの構成を示したもので、情報配信システムは、情報配信者のコンピュータに、以下の各手段を備える。すなわち復号鍵の有効期限を管理するための復号鍵有効期限管理手段、個人情報を暗号化するための暗号化手段、暗号化した個人情報を記憶するための暗号化個人情報記憶手段、暗号化した個人情報を復号化するための復号化手段、復号化した個人情報を消去するための復号化個人情報消去手段である。
この構成により、各種事業者の顧客の個人情報は、各種事業者毎に異なる暗号鍵により暗号化され、暗号化された個人情報を復号化する際には、上述の暗号鍵に対応する各種事業者毎に異なる復号鍵により復号化されることになる。したがって、個人情報を分割、連結する等の処理が必要ないので煩雑さが解消され、且つ各種事業者毎にそれぞれ異なる鍵が用いられる状況において、鍵の種類は多数存在するので特定の各種事業者に対応する鍵を推定することは困難性を伴い、個人情報は適切に保護されることとなる。
すなわち、各種事業者の複数の顧客の個人情報が暗号化され記憶されているデータベース等の記憶手段全体が流出した場合、仮に特定の鍵が推定されて復号化されたとしても、被害は特定の各種事業者のみに留まり、データベース等の記憶手段に記憶された全ての個人情報の復号化は困難性を伴い、個人情報流出の被害は最小限に抑えられる。
また、復号鍵の有効期限は各種事業者毎に決定され、情報配信者のコンピュータは、復号鍵の有効期限が切れている場合には使用不可とするので、復号鍵が長期間に亘り不必要に有効となっている状態が防止され、個人情報を安全に保護することができる。なお、有効期限を一日として復号鍵を一回限りの使用に限定することも可能である。
上記課題を解決する請求項3に記載の情報配信プログラムは、
顧客への情報の配信を希望する各種事業者の端末と、前記各種事業者から前記情報の配信を依頼され該配信を行う情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続され前記情報配信者のコンピュータを、前記各種事業者の端末から送信された前記各種事業者の所有する前記複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化手段、該暗号化した個人情報をデータベースに記憶する暗号化個人情報記憶手段、前記顧客に情報を配信する際に前記暗号化した個人情報を復号化する復号化手段、として機能させる情報配信プログラムにおいて、
前記暗号化手段は、前記各種事業者側でそれぞれ決定されて前記情報配信者のコンピュータに送信された前記各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて前記暗号化を実行し、前記暗号化個人情報記憶手段は、前記暗号化した個人情報を前記データベースに記憶するとともに使用した暗号鍵を破棄し、前記各種事業者の端末から送信された復号鍵の有効期限を含む有効期限情報を受信し、該復号鍵有効期限管理手段は、前記復号鍵の有効期限が切れている場合は前記復号化工程の実行を不可とし、前記復号化工程を行う際には、前記各種事業者毎のそれぞれの端末に記憶されている前記各種事業者側で決定された前記各種事業者毎に異なる復号鍵を、前記各種事業者の端末からダウンロードし、復号化個人情報消去手段は、復号化した個人情報を用いて前記情報を配信した後に復号化した個人情報を直ちに消去することを特徴とする。
このプログラムにより、情報配信者のコンピュータを前述したような復号鍵有効期限管理手段、暗号化手段、暗号化個人情報記憶手段、復号化手段、復号化個人情報消去手段として機能させることができ、このプログラムを実行することにより、情報配信システムに関して上述した内容の効果を奏することが可能である。

プログラムは、例えば持ち運び可能なメモリ等に収納しておき、情報配信者のコンピュータにそのプログラムを読み込ませ、CPUにより実行させるようにしても良い。更に、インターネットを介して別の場所から情報配信者のコンピュータにダウンロードして実行させても良い。
本発明の情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラムによれば、各種事業者からの依頼により膨大な情報を配信する情報配信者は、膨大な数の個人情報を各種事業者毎に異なる鍵を用いて処理するので、暗号化した個人情報を記憶しているデータベース等の記憶手段全体が流出し、復号鍵が仮に推定されたとしても個人情報の流出は特定の各種事業者に留まり、個人情報流出の被害は最小限に抑えることができる。したがって、各種事業者の個人情報を適切に保護しつつ、且つ煩雑さを伴うことなく、情報の配信を円滑に行うことができる。
本発明の情報配信システムの全体概略構成図である。 本発明の情報配信方法に係り、各種事業者の復号鍵の有効期限を確認するフローチャートであり、また有効期限が切れている時及び新たに鍵を設定する時に個人情報を暗号化してデータベースに記憶するまでのフローチャートである。 図2の鍵情報提示決定工程の詳細なフローチャートを示す。 本発明の情報配信方法に係り、情報配信者のコンピュータがメールを配信するまでのフローチャートを示す。
本発明の情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラムの実施の形態を、図面を参照しつつ以下、詳述する。図1は、2台の各種事業者の端末が、インターネットを介して情報配信者のコンピュータに接続され、情報配信者が各種事業者からの依頼により情報の配信を行う場合を例として示しており、情報配信システムの全体概略構成図である。
情報配信システム10は、情報配信者のコンピュータ11がインターネット12を介して、2台の各種事業者の端末(パソコン、タブレット、携帯電話等)14に接続されている。各種事業者の端末14には、同様に、各種事業者の複数の顧客の端末(図示していないパソコン、タブレット、携帯電話等)が接続可能に構成されている。ここで、情報配信者は、各種事業者からの依頼に応じて、各種事業者の複数の顧客の端末に、電子情報等の配信を行うものである。また、情報配信システム10は、各種事業者の顧客情報を管理するシステムでもあり、情報配信者はこのシステムを運営している。
情報配信者のコンピュータ11には、各種事業者の端末14と通信するための通信手段16があり、通信手段16を含め各種の手段を制御するCPU18がある。CPU18は、具体的に、各種事業者の複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化手段20、暗号化した個人情報を暗号化個人情報データベース40に記憶する暗号化個人情報記憶手段22、暗号化した個人情報を復号化する復号化手段24、復号化した個人情報を記憶する復号化個人情報記憶手段26を制御する。
本実施の形態では、暗号化した個人情報は不揮発性記憶手段である暗号化個人情報データベース40に記憶され、復号化した個人情報は一時的に揮発性記憶手段である復号化個人情報記憶手段26に記憶される。復号化した個人情報は不揮発性のデータベースには記憶しない構成である。
ここで、個人情報は、各種事業者が所有、管理している各種事業者の複数の顧客に関するものであり、顧客の氏名、住所、生年月日等に関する情報である。各種事業者が情報配信者に情報の配信を依頼する場合に、各種事業者の端末14から情報配信者のコンピュータ11に送信される。情報配信者のコンピュータ11は、受信した個人情報は、各種事業者毎に異なる暗号鍵で暗号化され、暗号化個人情報データベース40に記憶される。なお、個人情報を受信し暗号鍵により暗号化した後はこの暗号鍵を消去するか又は各種事業者の端末14に記憶することが安全上好ましい。
CPU18は、更に、各種事業者の端末14に鍵の種類及び鍵長を含む複数の鍵情報を鍵情報データベース29から抽出して送信する鍵情報提示手段28、各種事業者の端末14で選択、決定され情報配信者のコンピュータ11に送信された鍵の種類及び鍵長を受信して、各種事業者毎にそれぞれ異なる鍵を決定する鍵決定手段31、各種事業者の端末14で選択又は決定された復号鍵を復号鍵データベース42に記憶する復号鍵記憶手段30、各種事業者の端末14から送信された復号鍵の有効期限情報を受信することで各種事業者毎に異なる復号鍵の有効期限を管理し有効期限が切れている場合には復号鍵の使用を不可とする復号鍵有効期限管理手段32を制御する。なお、本実施の形態で鍵という単語は、暗号鍵と復号鍵の両方を含む語である。
各種事業者の端末14に送信する複数の鍵情報は、鍵情報データベース29に格納されており、鍵情報は鍵の種類と鍵長を含む。ここで、鍵の種類は、例えば、対称鍵と非対称鍵がある。対称鍵は、暗号鍵と復号鍵が同一の鍵(共通鍵)である。非対称鍵は、暗号鍵と復号鍵が異なる鍵である。この場合、暗号鍵は公開鍵、復号鍵は秘密鍵と呼ばれる。対称鍵である共通鍵の種類として、バーナム暗号、ブロック暗号、ストリーム暗号等を利用したものを提示することができる。非対称鍵の公開鍵と復号鍵はペアになっており、これらの中にもRSA方式、楕円曲線暗号方式等を利用したものがある。更に、鍵情報は鍵長を含むが、これは鍵の大きさであり、64ビット、128ビット等と提示することができる。鍵長が長いほど個人情報はより安全に保護されることとなるが、暗号化及び復号化の処理速度が遅くなる傾向にある。情報配信者のコンピュータ11は、各種事業者の端末14に鍵情報を送信し、各種事業者の端末14から選択、決定された鍵の種類及び鍵長が情報配信者のコンピュータ11に送信される。各種事業者が鍵について知識が豊富でない場合、煩わしさを伴うことなく容易に選択できるように、鍵の種類及び鍵長を組み合わせた例えば100通り程度の選択肢を提示することができる。
一方、各種事業者が鍵について詳しい知識を有している場合には、暗号鍵及び復号鍵を各種事業者側で決定しても良い。この場合、暗号鍵及び復号鍵は、各種事業者の端末14から情報配信者のコンピュータ11に送信される。暗号鍵は送信された個人情報を暗号化した後、破棄されるか又は各種事業者側の端末14に記憶される。復号鍵は、情報配信者のコンピュータ11の復号鍵データベース42に保管されるか、又は各種事業者の端末14に保管(記憶)される。
本実施の形態では、情報配信者のコンピュータ11内には、上述した各種手段の他に、情報作成手段34、配信先抽出手段36、情報配信手段38等が設けられている。情報作成手段34は、各種事業者の顧客に配信する情報の内容を作成する手段であり、配信先抽出手段36は、復号化した個人情報から配信先の氏名、住所、メールアドレス等を抽出する手段である。例えば、各種事業者の端末14から「30歳台の女性に化粧の広告を配信する」という要請があった場合、情報配信者のコンピュータ11は、復号化した個人情報から「30歳代の女性の氏名、その女性の住所、メールアドレス等」が配信先抽出手段34により抽出され、リストアップされる。復号化した個人情報は揮発性記憶手段である復号化個人情報記憶手段26に記憶される。後述するように、復号化した個人情報は、メール等の配信が終了すると復号化個人情報消去手段27により即座に消去される。
図2は、本発明の情報配信方法に係り、各種事業者の端末からメール配信等の依頼があった場合に、各種事業者の復号鍵の有効期限を確認するフローチャートである。更に、鍵の有効期限が切れている時及び新たに鍵を設定する時に、同時に個人情報を暗号化してデータベースに記憶するまでのフローチャートである。
まず、情報配信者のコンピュータ11は、復号鍵記憶手段30により復号鍵データベース42に記憶されている各種事業者の復号鍵の有効期限を確認する(ステップS10、鍵有効期限確認工程)。復号鍵の有効期限が切れているかを判断し(ステップS11)、有効期限が切れていない場合は、新たに鍵を設定するか各種事業者の端末に確認する(ステップS12)。新たに鍵を設定しない場合はステップ19に移行する。この場合は、各種事業者の復号鍵は情報配信者のコンピュータ11の復号鍵データベース42に存在しており、必要に応じてこの復号鍵を用いて暗号化した個人情報を復号できる状態にある。ここまでのフローは、各種事業者の端末からメール配信等の依頼があった場合に、情報配信者のコンピュータ11が最初に実行する内容であり、各種事業者の復号鍵が有効に使用できるか否かの確認に相当する。
復号鍵の有効期限が切れている場合は、これまでに復号鍵データベース42に記憶されている復号鍵を消去する(ステップS13、復号鍵消去工程)。更に、暗号化個人情報データベース40に記憶されている暗号化個人情報を消去する(ステップS14、暗号化個人情報消去工程)。この作業はCPU18が暗号化個人情報記憶手段22に命令を出して行うことができる。次いで、鍵情報提示決定工程(ステップS15)を実行する。図3は、鍵情報提示決定工程のフローチャートである。
図3において、まず情報配信者のコンピュータ11が、各種事業者の端末14に複数の鍵の種類及び鍵長を含む鍵情報を送信する(ステップS20、鍵情報提示工程)。
各種事業者の端末14は、鍵情報提示手段28により提示された複数の鍵の種類及び鍵長の中から特定の鍵及び鍵長を選択し、情報配信者のコンピュータ11に送信する(ステップS21、鍵決定工程)。この時点で、暗号鍵と復号鍵が決定される。次に、各種事業者の端末14で決定された復号鍵を、情報配信者のコンピュータ11の復号鍵データベース42に記憶するか、各種事業者の端末に問い合わせる(ステップ、S22)。「Yes」ならば復号鍵を復号鍵データベース42に記憶する(ステップS23)。「No」ならば復号鍵を各種事業者の端末14に記憶する(ステップS24)。なお、前述のように各種事業者の端末で決定された暗号鍵は、個人情報を暗号化するのに使用した後は、破棄するか又は各種事業者の端末14に記憶する。
ここで各種事業者の端末14での鍵の種類及び鍵長の選択は、鍵情報提示手段28が、情報配信者のコンピュータ11から送信する鍵情報に、例えば、「対称鍵を選択する場合は1を、非対称鍵を選択する場合は2を押してください」等という情報を付し、各種事業者の端末14でキーを押下することにより決定される構成になっている。その他、鍵の詳細や鍵長についても同様に選択可能な情報を付し、キーを押下することにより決定される。
図2に戻り、鍵情報提示決定工程(ステップS15)の後、各種事業者の端末14で決定された復号鍵について、その有効期限を決定する(ステップS16、鍵有効期限決定工程)。この決定は、例えば、各種事業者の端末14から送信された復号鍵の有効期限情報、例えば「平成30年12月31日まで有効」という情報を情報配信者のコンピュータ11が受信することにより為され、情報配信者のコンピュータ11内でその有効期限が設定される。復号鍵の有効期限は、所望の期間を指定することができるが、復号鍵の使用を所定回数だけに限定することも可能である。例えば、1回だけの使用とすることも可能である。当然に、復号鍵の有効期限が切れている場合には、情報配信者のコンピュータ11はその復号鍵の使用を不可とする。
次に、情報配信者のコンピュータ11は、各種事業者の端末14で決定された暗号鍵により、各種事業者の複数の顧客の個人情報を暗号化する(ステップS17、暗号化工程)。暗号化した個人情報は、情報配信者のコンピュータ11の暗号化個人情報データベース40に記憶される(ステップS18、暗号化個人情報記憶工程)。そして、終了指示があるか判断し(ステップS19)、終了指示が無い場合はステップ10に戻る。通常、終了指示は無いので、ステップ10に戻り、図2に示したフローチャートを実行し続ける。すなわち、各種事業者の端末14からのメール配信等の依頼を常時受け付けるように構成されている。
ここで、新たに個人情報を開示する各種事業者(新規の各種事業者)については、新たな各種事業者の端末14に対して、図2のステップS15の鍵情報提示決定工程以降の工程を実行して、新しい各種事業者の顧客の個人情報を暗号化して、暗号化個人情報データベース40に記憶することができる。
図4は、情報配信者のコンピュータ11が、電子情報等の情報を配信するまでのフローチャートである。情報配信者のコンピュータ11は、各種事業者(情報の配信を希望する者)の端末14から配信条件を取得する(ステップS31)。配信条件とは、例えば、「30歳代の女性で、都市部に住む者に、毎月15日に、3000円以上の化粧品の広告を、メール送付する」等の各種事業者が設定したメールを配信するための条件である。ここで、情報配信者のコンピュータ11が電子情報等の情報を配信する作業には、例えば、各種事業者の1つである大規模な会社の社員にメール等を配信する作業をも含まれる。
情報配信者のコンピュータ11は、暗号化個人情報データベース40に記憶してある暗号化個人情報を復号化手段24により復号化して、その条件に合った顧客、メールアドレス等を抽出する作業が必要となる。そこで、まず、暗号化個人情報を復号化するため、各種事業者の端末14で決定された復号鍵が、復号鍵データベース42に存在しているか判定する(ステップS32)。復号鍵が鍵データベース42に無ければ、復号鍵は各種事業者の端末14に格納されているので、そこからダウンロードする(ステップS33)。復号鍵が復号鍵データベース42に残っていれば、その復号鍵を復号鍵データベース42から抽出する。復号鍵は、安全上、暗号化個人情報データベー40と異なる場所に保管するのが望ましい。
次に、情報配信者のコンピュータ11は、抽出された復号鍵、又はダウンロードした復号鍵を用いて暗号化個人情報を復号化する(ステップS34、復号化工程)。復号化した個人情報は、揮発性の復号化個人情報記憶手段26に一時的に記憶される。そして、配信先抽出手段36により、配信条件に合う対象者を選び出し、メールアドレスを抽出する(ステップS36)。
次いで、情報作成手段34によりメール本文を作成し(ステップS37)、情報配信手段38によりメールを送信する(ステップS38)。メール本文は、各種事業者の端末14から送信されたものが使用されるが、情報作成手段34により情報配信者のコンピュータ11が作成しても良い。ここで、情報作成手段34、配信先抽出手段36、情報配信手段38は、情報配信者のコンピュータ11内に一箇所に纏められている必要はなく、遠方に存在し、ネットワーク等で制御、管理されていても良い。したがって、例えば、各種事業者の1つである印刷会社のプリントサーバに送信し、印刷会社でメールを印刷し、そこから配信することも可能である。
メールの送信が終了したら、復号化個人情報消去手段27は、復号化個人情報記憶手段26に一時的に記憶してある復号化した個人情報を直ちに消去する(ステップS39、復号化個人情報消去工程)。したがって、揮発性の記憶手段である復号化個人情報記憶手段26に、復号化した個人情報が不必要に残っていることによる流出、悪用等を確実に防止することができる。
以上説明した情報配信方法は、情報配信プログラムにより、コンピュータで実行することが可能である。このプログラムは、事業者側のコンピュータを、鍵情報提示手段、鍵決定手段、復号鍵記憶手段、復号鍵有効期限管理手段、暗号化手段、暗号化個人情報記憶手段、復号化手段、復号化個人情報消去手段として機能させることができる。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。この記録媒体は、例えば、情報配信システムに接続されている外部の読み取り装置(図示していない)に挿入し、CPU18がプログラムを読み取り、実行させる構成であっても良い。更には、情報配信者のコンピュータ11にROM等の記憶手段を準備しておき、そのROM内にプログラムを収納し、CPU18がプログラムを読み出して実行するようにしても良い。若しくは、インターネット介して情報配信者のコンピュータ11とは別の場所からダウンロードする様にしても良い。
プログラムを記録するメディアは、磁気テープ、カセットテープ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM等プログラムを担持する媒体であれば何れでも良い。
本実施の形態によれば、情報の配信を希望する各種事業者の端末と、各種事業者から情報の配信を依頼され、これを配信する情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続されている状況において、情報配信者のコンピュータ11は、各種事業者の顧客の個人情報を、各種事業者の端末14で選択又は決定された暗号鍵により暗号化して暗号化個人情報データベース40に記憶し、情報を配信する際には、暗号化した個人情報を各種事業者の端末で決定又は選択された復号鍵により復号化する。したがって、各種事業者の個人情報の暗号化及び復号化の処理は、個人情報を分割する等の複雑さを伴わず簡単であるものの、各種事業者毎に異なる鍵で暗号化及び復号化されるので、個人情報は安全に保護されることとなる。
すなわち、本発明の特徴として、暗号化個人情報データベース40が流出した場合、仮に特定の鍵が推定されて復号化されたとしても、特定の各種事業者の個人情報のみに留まり、記憶手段等に記憶された全ての個人情報の復号化は不可能であり、被害は最小限に抑えられる。
また、復号鍵の有効期限は各種事業者の端末で決定されるので、有効期限は必要な期間だけに設定される。更に、暗号化した個人情報を復号化してメール等の配信を行った後に、復号化した個人情報は直ちに消去されるので、復号化した個人情報の流出、悪用を確実に防止することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、鍵の種類、鍵長は例示したものに限定されず、更に高度で複雑なものを使用することも可能である。
更に、各種事業者の端末14と情報配信者のコンピュータ11は、インターネット12を介して接続可能な構成を示したが、インターネットに限らず、公衆回路網、専用回路網、イントラネットであっても良い。
10 情報配信システム
11 情報配信者のコンピュータ
12 インターネット
14 各種事業者の端末
20 暗号化手段
22 暗号化個人情報記憶手段
24 復号化手段
26 復号化個人情報記憶手段
27 復号化個人情報消去手段
28 鍵情報提示手段
29 鍵情報データベース
30 復号鍵記憶手段
31 鍵決定手段
32 復号鍵有効期限管理手段
40 暗号化個人情報データベース
42 復号鍵データベース

Claims (3)

  1. 顧客への情報の配信を希望する各種事業者の端末と、前記各種事業者から前記情報の配信を依頼され該配信を行う情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続され、
    前記情報配信者のコンピュータが、
    前記各種事業者の端末から送信された前記各種事業者の所有する前記複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化工程と、該暗号化した個人情報をデータベースに記憶する暗号化個人情報記憶工程と、前記顧客に情報を配信する際に前記暗号化した個人情報を復号化する復号化工程と、を実行する情報配信方法において、
    前記情報配信者のコンピュータは、
    前記暗号化工程を、前記各種事業者側でそれぞれ決定されて前記情報配信者のコンピュータに送信された前記各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて実行し、
    前記暗号化個人情報記憶工程を、前記暗号化した個人情報を前記データベースに記憶するとともに使用した暗号鍵を破棄して実行し、
    前記各種事業者の端末は、
    前記各種事業者で決定し復号鍵の有効期限を含む有効期限情報を前記情報配信者のコンピュータに送信し、
    該情報配信者のコンピュータは、
    前記各種事業者の端末から送信された前記有効期限情報に基づいて前記復号鍵の期限管理を行う復号鍵有効期限管理手段を有し、
    該復号鍵有効期限管理手段は、前記復号鍵の有効期限が切れている場合は前記復号化工程の実行を不可とし
    前記各種事業者側で決定された前記各種事業者毎に異なる復号鍵は、前記各種事業者毎のそれぞれの端末に記憶され、前記情報配信者のコンピュータは、前記復号化工程を行う際に前記各種事業者の端末から前記復号鍵をダウンロードし、
    前記情報配信者のコンピュータは、復号化個人情報消去手段を有し、
    復号化した個人情報を用いて前記情報を配信した後に、前記復号化個人情報消去手段により復号化した個人情報を直ちに消去することを特徴とする情報配信方法。
  2. 顧客への情報の配信を希望する各種事業者の端末と、前記各種事業者から前記情報の配信を依頼され該配信を行う情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続され
    前記情報配信者のコンピュータ
    前記各種事業者の端末から送信された前記各種事業者の所有する前記複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化手段と、該暗号化した個人情報をデータベースに記憶する暗号化個人情報記憶手段と、前記顧客に情報を配信する際に前記暗号化した個人情報を復号化する復号化手段と、を備える情報配信システムにおいて、
    前記情報配信者のコンピュータは、
    前記暗号化手段が、前記各種事業者側でそれぞれ決定されて前記情報配信者のコンピュータに送信された前記各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて前記暗号化を実行する構成とされ、
    前記暗号化個人情報記憶手段が、
    前記暗号化した個人情報を前記データベースに記憶するとともに使用した暗号鍵を破棄する構成とされ、
    前記各種事業者の端末が、
    前記各種事業者側で決定した復号鍵の有効期限を含む有効期限情報を前記情報配信者のコンピュータに送信する構成とされ、
    該情報配信者のコンピュータは、
    前記各種事業者の端末から送信された前記有効期限情報に基づいて前記復号鍵の期限管理を行う復号鍵有効期限管理手段を有し、
    該復号鍵有効期限管理手段は、前記復号鍵の有効期限が切れている場合は前記復号化工程の実行を不可とする構成とされ、
    前記各種事業者側で決定された前記各種事業者毎に異なる復号鍵は、前記各種事業者毎のそれぞれの端末に記憶され、前記情報配信者のコンピュータは、前記復号化工程を行う際に前記各種事業者の端末から前記復号鍵をダウンロードする構成とされ、
    前記情報配信者のコンピュータは、復号化個人情報消去手段を有し、
    復号化した個人情報を用いて前記情報を配信した後に、該復号化個人情報消去手段により復号化した個人情報を直ちに消去する構成とされたことを特徴とする情報配信システム。
  3. 顧客への情報の配信を希望する各種事業者の端末と、前記各種事業者から前記情報の配信を依頼され該配信を行う情報配信者のコンピュータと、がインターネットを介して接続され
    前記情報配信者のコンピュータを、
    前記各種事業者の端末から送信された前記各種事業者の所有する前記複数の顧客の個人情報を暗号化する暗号化手段、該暗号化した個人情報をデータベースに記憶する暗号化個人情報記憶手段、前記顧客に情報を配信する際に前記暗号化した個人情報を復号化する復号化手段、として機能させる情報配信プログラムにおいて、
    前記暗号化手段は、
    前記各種事業者側でそれぞれ決定されて前記情報配信者のコンピュータに送信された前記各種事業者毎にそれぞれ異なる暗号鍵を用いて前記暗号化を実行し、
    前記暗号化個人情報記憶手段は、
    前記暗号化した個人情報を前記データベースに記憶するとともに使用した暗号鍵を破棄し、前記各種事業者の端末から送信された復号鍵の有効期限を含む有効期限情報を受信し、
    該復号鍵有効期限管理手段は、
    前記復号鍵の有効期限が切れている場合は前記復号化工程の実行を不可とし、前記復号化工程を行う際には、前記各種事業者毎のそれぞれの端末に記憶されている前記各種事業者側で決定された前記各種事業者毎に異なる復号鍵を、前記各種事業者の端末からダウンロードし、
    復号化個人情報消去手段は、
    復号化した個人情報を用いて前記情報を配信した後に復号化した個人情報を直ちに消去することを特徴とする情報配信プログラム。
JP2016067846A 2016-03-30 2016-03-30 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム Active JP6353861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067846A JP6353861B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067846A JP6353861B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017183991A JP2017183991A (ja) 2017-10-05
JP6353861B2 true JP6353861B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=60007754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016067846A Active JP6353861B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6353861B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7102242B2 (ja) * 2018-06-15 2022-07-19 本田技研工業株式会社 遠隔運転システム
JP7178811B2 (ja) * 2018-06-27 2022-11-28 株式会社日立製作所 サービス支援システム、及びサービス支援方法
US11416633B2 (en) 2019-02-15 2022-08-16 International Business Machines Corporation Secure, multi-level access to obfuscated data for analytics

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153668A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 F F C:Kk 災害時情報システム
JP2002056198A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Dainippon Printing Co Ltd 手続代行方法
JP2003196066A (ja) * 2001-12-17 2003-07-11 Btoc Usa Inc 印刷処理装置及び印刷システム
JP2004030203A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Nec Corp メール配信アウトソーシングのシステム,その方法及びそのプログラム
JP2005115479A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Canon Inc 電子データ共有装置、方法及びプログラム
JP2007258769A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Nec Corp 個人情報保護方式及び方法
JP2012195903A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Toshiba Corp 情報処理装置、プログラム及びアクセス制御システム
JP2014116641A (ja) * 2011-03-31 2014-06-26 Panasonic Corp 通信装置及び、通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017183991A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2761804B1 (en) Differential client-side encryption of information originating from a client
US7337332B2 (en) Transferring electronic content
JP4895378B2 (ja) 秘密情報配送システムおよび秘密情報配送方法
US10237060B2 (en) Media agnostic, distributed, and defendable data retention
JP5022969B2 (ja) 情報システム、情報サービスプログラム、及び情報サーバ装置
CN105117635B (zh) 一种本地数据的安全保护系统和方法
JP2005135131A (ja) 個人情報管理システム、情報処理システム、個人情報管理方法、プログラム、及び記録媒体
CN107370595A (zh) 一种基于细粒度的密文访问控制方法
JP6566278B1 (ja) パーソナルデータ管理システム
CN111723060B (zh) 基于区块链的黑名单数据共享方法及系统
KR20130086295A (ko) 콘텐츠를 제공하는 방법 및 장치
JP6353861B2 (ja) 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信プログラム
US20140281576A1 (en) Information providing system, information processing apparatus, computer readable medium, and information providing method
CN107122681A (zh) 一种文件加解密的方法、相关装置与系统
CN104462998B (zh) 基于国产商用密码算法的云存储加密系统及其实现方法
CN103973646A (zh) 使用公共云存储服务的方法、客户端装置及系统
US10664612B2 (en) System and method for controlling operations performed on personal information
JP2013250937A (ja) 通信装置、通信システム及び通信方法
CN101174941A (zh) 一种移动终端文件离线数字版权保护方法及装置
CN103379133A (zh) 一种安全可信的云存储系统
CN103577726A (zh) 基于设备的数字版权管理方法及再交易方法
KR20160040399A (ko) 개인정보 관리 시스템 및 개인정보 관리 방법
JP4720136B2 (ja) 暗号化装置、暗号化方法およびプログラム
US8266445B2 (en) Encrypted communication system, encrypted communication method, encrypting device, and decrypting device
US20200304317A1 (en) Secure file

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6353861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250