JP2003196066A - 印刷処理装置及び印刷システム - Google Patents

印刷処理装置及び印刷システム

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JP2003196066A
JP2003196066A JP2001382715A JP2001382715A JP2003196066A JP 2003196066 A JP2003196066 A JP 2003196066A JP 2001382715 A JP2001382715 A JP 2001382715A JP 2001382715 A JP2001382715 A JP 2001382715A JP 2003196066 A JP2003196066 A JP 2003196066A
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JP2001382715A
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Tetsuya Yamashita
哲矢 山下
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BTOC USA Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイレクトメールの作成をアウトソーシング
する場合、顧客住所などの個人情報を業者に渡す必要が
あり、作業中の個人情報の漏洩が懸念されている。 【解決手段】 この装置は、個人情報をネットワークを
介して受信する受信部330と、受信した個人情報を格
納するデータ格納部322と、個人情報をデータ格納部
322から読み出すデータ管理部318と、プリンタ3
02に出力する印刷データを生成する印刷データ生成部
378と、個人情報を消去する消去部とを備える。これ
により、人手を介さずに、個人情報の格納、印刷、消去
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷処理技術に
関する。この発明はとくに、印刷処理装置、及びその装
置を含むシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】業務の一部をアウトソーシングすること
で、企業は経営の合理化を図っている。ダイレクトメー
ルの作成業務をアウトソーシングする場合、企業は、顧
客の氏名や住所などの個人情報を記録媒体に記録して、
アウトソーシング業者(以下、業者という)に渡す必要
がある。業者は、その記録媒体内の個人情報を使って宛
名印刷を行い、ダイレクトメールを作成する。例えば、
業者は宛名の印刷を次のように行う。まず、作業者が、
その記録媒体をコンピュータのドライブにセットし、個
人情報をハードディスクにコピーする。その後、コンピ
ュータは、ハードディスクから個人情報を読み出して印
刷データを生成する。プリンタは、その印刷データに基
づいて宛名印刷を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の印
刷作業では、人を介して個人情報を扱う必要がある。記
録媒体内のデータをコピーすることは簡単なので、印刷
作業のために多くの人を介すほど、個人情報がコピーさ
れやすくなり、コピーされた個人情報の漏洩経路の特定
も困難になる。また、宛名の印刷を終えた後に、作業者
が意図的に個人情報を消去しなければ、個人情報がハー
ドディスク内に残ってしまう。これも個人情報の漏洩を
導く要因となる。
【0004】アウトソーシングは、本業とは直接関係の
無い業務を専門の業者に委託して、業務の効率化を高め
るとともに、本業に人材を集中することにより本業部分
を強化する経営手法である。この経営手法の有効性の高
さは周知であり、プリンタ等の技術進歩が目覚しい印刷
業務のアウトソーシングは、設備投資や運用コストの面
から判断しても有効である。しかしながら、個人情報の
漏洩を恐れてアウトソーシングに踏み込めない企業も多
く存在している。例えば、クレジットカード会社等であ
り、利用明細などの高い機密性を要する個人情報を取り
扱う作業の外部委託は、安全性の面から困難であった。
業者は、顧客から預かった個人情報を厳重に管理する必
要があるが、従業員のモラルに頼る点が多く、システム
的に個人情報の漏洩を防止することは困難だった。
【0005】本発明はこうした課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、印刷業務における個人情報の漏
洩を防止する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】無数の印刷業者が世界中
に存在し、それらの業者の費用、納期、印刷装置の性能
等は異なっている。しかし、業者が利用する印刷データ
の共通化は進み、印刷物のデータさえあれば、どの業者
でも同程度の印刷が可能になった。個人情報の漏洩を防
止する仕組みを確立することで、発注者が世界中に存在
する印刷業者の中から要望に沿う業者を選択し、その業
者にインターネットを介して印刷作業を依頼できるよう
になる。本発明は、このような印刷システムを構築する
ものである。
【0007】本発明のある態様は、印刷システムであ
る。この印刷システムは、印刷を行う印刷処理装置と、
ネットワークを介して前記印刷処理装置と接続する発注
装置と、を備え、前記発注装置は、複数の個人情報を格
納する第1の格納部と、前記ネットワークを介して前記
個人情報を業務単位で前記印刷処理装置に送信する第1
の送信部とを有し、前記印刷処理装置は、前記発注装置
から業務単位の個人情報を受信する第1の受信部と、受
信した個人情報をその業務に対応付けて格納する第2の
格納部と、前記第2の格納部がその業務における全ての
個人情報を格納した後、前記第2の格納部から業務単位
で個人情報を読み出す読出部と、読み出した個人情報と
印刷物の雛形とに基づいて印刷データを生成する第1の
生成部と、前記印刷データを用いて印刷を行う印刷部
と、印刷後に前記第2の格納部から前記個人情報を自動
的に消去する消去部とを有する。これにより、印刷に利
用する個人情報の取り扱いに人手を介さないので、個人
情報の漏洩を防止できる。
【0008】このシステムは、前記ネットワークを介し
て前記印刷処理装置と前記発注装置とに接続し、前記発
注装置と前記印刷処理装置との接続を管理する管理装置
を更に備え、前記管理装置は、複数の印刷処理装置に関
する情報を保持する第3の格納部と、前記発注装置から
の要求に応じて、印刷処理装置を選択する選択部と、選
択した印刷処理装置にアクセスするための利用情報を前
記発注装置に送信する第2の送信部とを有し、前記発注
装置は、前記利用情報を前記管理装置に要求する要求部
と、前記管理装置から前記利用情報を受信する第2の受
信部とを更に有し、前記第1の送信部は、受信した利用
情報により特定される印刷処理装置に前記個人情報を送
信してもよい。これにより、発注者は希望に沿う業者に
印刷業務を依頼できる。
【0009】前記管理装置は、選択した印刷処理装置
に、発注装置の認証に利用する第1認証情報を送信する
第3の送信部を更に有し、前記発注装置は、認証に利用
する第2認証情報を格納する第4の格納部と、前記第2
認証情報を送信する第4の送信部とを有し、前記印刷処
理装置は、前記第1認証情報を受信する第3の受信部
と、受信した第1認証情報を格納する第5の格納部と、
前記発注装置から前記第2認証情報を受信する第4の受
信部と、前記第1認証情報と前記第2認証情報とに基づ
いて認証を行う認証部とを更に有し、認証に成功した場
合に、前記第1の受信部は、前記個人情報を受信しても
よい。
【0010】前記管理装置は、印刷処理装置を選択した
後、前記第1認証情報と前記第2認証情報とを生成する
第2の生成部と、前記第2認証情報を前記発注装置に送
信する第5の送信部とを更に有し、前記発注装置は、前
記第2認証情報を受信して、前記第4の格納部に格納す
る第5の受信部を更に有してもよい。これにより、認証
に利用する第1認証情報および第2認証情報は、印刷業
務の依頼先が決まった後に生成されるので安全性が向上
する。
【0011】前記発注装置は、前記印刷処理装置におい
て印刷されるべき印刷物の印刷イメージを生成する第3
の生成部と、前記印刷イメージを送信する第6の送信部
と、を有し、前記印刷処理装置は、前記印刷イメージを
受信する第6の受信部と、受信した印刷イメージを表示
する表示部とを更に有してもよい。これにより、実際の
印刷物と、表示された印刷イメージとを比較すること
で、印刷物が正常に印刷されたか否かを判断できる。例
えば、外国の業者に印刷を依頼し、作業者が印刷物に記
された文字を読解できなくとも、印刷物と印刷イメージ
とを比較することで、印刷の良し悪しを判断することが
できる。
【0012】本発明の別の態様は、印刷処理装置であ
る。この装置は、印刷業務を依頼する発注装置から、ネ
ットワークを介して受信した業務毎の個人情報を、その
業務に対応付けて格納する個人情報格納部と、前記個人
情報格納部が、その業務における全ての個人情報を格納
した後、前記個人情報格納部から業務単位で前記個人情
報を読み出す読出部と、読み出した個人情報に基づいて
印刷データを生成する印刷データ生成部と、前記印刷デ
ータを印刷装置に出力する出力部と、前記印刷データを
出力した後、前記個人情報格納部から前記個人情報を自
動的に消去する消去部とを備える。これにより、印刷処
理装置は、ネットワークを介して受信した個人情報に基
づいて印刷を行った後、その個人情報を作業者の指示無
しに自動的に消去できる。
【0013】この装置は、印刷物の印刷状態を検出する
検出部を更に備え、前記印刷装置が前記印刷物を正常に
印刷した場合に、前記消去部は、前記個人情報を消去し
てもよい。これにより、正常に印刷できなかった場合に
は、再度印刷することができる。
【0014】前記個人情報は暗号化されており、この装
置は、前記個人情報を復号するための復号コードを格納
する復号コード格納部と、前記復号コードに基づいて前
記個人情報を復号する復号部とを更に備えてよい。これ
により、個人情報の漏洩に関してより高い安全性を確保
できる。
【0015】この装置は、当該装置の操作者の識別情報
を受け付ける入力部と、前記識別情報に基づいて前記操
作者の認証を行い、認証に成功した場合に、前記個人情
報の読出しを前記読出部に許可する許可部とを更に備え
てよい。これにより、当該装置の操作者を限定すること
ができる。この装置は、当該装置による印刷履歴を、前
記操作者の識別情報に対応付けて格納する印刷履歴格納
部を更に備えてよい。これにより、万一、個人情報の漏
洩が起きたときに、その印刷作業に関係した作業者を特
定できる。
【0016】本発明の別の態様も、印刷処理装置であ
る。この装置は、個人情報を格納する個人情報格納部
と、前記発注装置から受信した試験印刷用の試験情報を
格納する試験情報格納部と、前記個人情報または前記試
験情報を、前記個人情報格納部または前記試験情報格納
部から読み出す読出部と、読み出した前記個人情報また
は前記試験情報に基づいて、本印刷データまたは試験印
刷データを生成する印刷データ生成部と、前記本印刷デ
ータまたは前記試験印刷データを印刷装置に出力する出
力部と、試験印刷モードと本印刷モードとを切り替える
切替部とを備え、前記試験印刷モードの場合、前記読出
部は、前記試験情報格納部から前記試験情報を読み出
し、前記本印刷モードの場合、前記読出部は、前記個人
情報格納部から前記個人情報を読み出す。
【0017】この装置は、前記発注装置から受信した、
前記試験印刷モードにおいて印刷されるべき印刷物の試
験印刷イメージを格納する見本画像格納部と、前記試験
印刷モードの場合に、前記試験印刷イメージをモニタに
表示させる表示処理部とを更に備えてよい。
【0018】この装置は、印刷物を撮像して画像データ
を生成する撮像部と、前記画像データに基づいて印刷が
正常に行われたか否かを判定する判定部とを有してよ
い。前記試験印刷モードの場合に、前記判定部は、前記
画像データと前記試験印刷イメージとに基づいて試験印
刷が正常に行われたか否かを判定し、試験印刷が正常に
行われた場合に、前記切替部は、前記試験印刷モードか
ら前記本印刷モードに切り替えてよい。
【0019】この装置は、前記本印刷データに基づいて
印刷物の本印刷イメージを生成する画像データ生成部を
更に備え、前記本印刷モードの場合に、前記判定部は、
前記画像データと前記本印刷イメージとに基づいて本印
刷が正常に行われたか否かを判定してもよい。この装置
は、当該装置の操作者から、印刷モードの切替指示を受
け付ける受付部を更に備えてよい。この装置は、前記本
印刷が正常に行われた場合、前記個人情報を消去する消
去部を更に備えてよい。
【0020】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプロ
グラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として
有効である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、印刷システム50の構成
図である。印刷システム50は、複数の印刷業者の中か
ら発注者の要求に合う業者を選択し、その業者に業務を
発注できるシステムである。印刷システム50は、印刷
業者の装置群12aおよび12b、管理装置100、並
びに発注装置200を有する。これらの装置は、インタ
ーネット等のネットワーク10を介して互いに接続して
いる。
【0022】印刷業者装置群12aは、印刷に必要な情
報(以下、印刷情報という)を受信して印刷データを生
成する印刷処理装置300と、印刷データに基づいて宛
名ラベルなどを印刷するプリンタ302とを有する。印
刷業者装置群12bの機能的な構成は、印刷業者装置群
12aと同一である。本実施の形態では、印刷業者装置
群12aおよび12bは、それぞれ異なる印刷業者によ
り運用され、印刷料金、納期、プリンタ302の印刷性
能等が異なるとする。
【0023】発注装置200は、発注者が利用する装置
であり、管理装置100に印刷業者の選択を要求する。
管理装置100は、印刷業者毎の納期、料金、プリンタ
302の印刷速度、品質、印刷可能言語等の情報を保持
し、発注者の要求に合う印刷業者を選択する。そして、
発注装置200は、管理装置100に選択された印刷業
者の印刷処理装置300に印刷情報を送信する。印刷処
理装置300は、この印刷情報に基づいて印刷データを
生成する。この印刷システム50は、各種印刷が可能で
あるが、宛名ラベルの印刷を例に本システムの各構成を
説明する。
【0024】図2は、印刷システム50における各装置
間のシーケンス図である。まず、発注者は宛名ラベルの
雛形を作成する(S10)。次に、発注者は印刷業者の
選択条件を作成する(S12)。例えば、選択条件は、
納期、料金、印刷性能等である。雛形と選択条件を作成
した後、発注装置200は、管理装置100に印刷業者
の選択を要求する(S14)。管理装置100は、その
選択条件に基づいて、印刷業者の一次選択を行う(S1
6)。管理装置100は、選択した印刷業者のリストを
発注装置200に送信する(S18)。発注装置200
は、受信した印刷業者リストを発注者に提示する(S2
2)。そして、発注装置200は、発注者から印刷業者
の指定を受け付け、その業者を業務発注先として指定す
る信号を管理装置100に送信する(S24)。
【0025】また、管理装置100は、S16で選択し
た印刷業者の印刷処理装置300に、業務内容を送信す
るとともに受任可否を問う信号を送信する(S20)。
例えば、複数の業者が選択条件に適合する場合、管理装
置100はそれぞれの業者にその信号を送信する。印刷
処理装置300は、業務を受任するか否かの判定を行う
(S26)。例えば、印刷処理装置300は、受任済み
の業務の進行状況に基づいて、受任の可否を判定しても
よいし、管理者から受任可否の指示を受け付けてもよ
い。受任しない場合(S26のN)、印刷処理装置30
0は処理を終了する。受任する場合(S27のY)、印
刷処理装置300は、受任通知を管理装置100に送信
する(S28)。管理装置100は、S24で受け付け
た信号とS28で受け付けた信号とに基づいて、二次選
択を行い、印刷を発注する印刷業者を決定する(S3
0)。本実施の形態では、S24で発注者に指定された
発注先から、受任通知を受信した場合に、その印刷業者
を業務発注先として決定する。他の例としてはS24
で、発注装置200は優先順位を付けて、複数の業者を
業務発注先として指定し、S30で、管理装置100は
優先順位の高い順にマッチングを行い、マッチした印刷
業者を発注先として決定してもよい。
【0026】次に管理装置100は、発注先の印刷業者
の印刷処理装置300にアクセスするために必要な情報
(以下、利用情報という)を発注装置200に送信する
(S32)。利用情報は、印刷処理装置300のネット
ワーク10におけるアドレス、印刷処理装置300にア
クセスする際に利用する発注側認証情報、印刷情報の暗
号化に利用する暗号化コード等である。また、管理装置
100は、発注装置200の認証に利用する印刷側認証
情報を印刷処理装置300に送信する。こうすること
で、印刷処理装置300は、本システムに接続するすべ
ての発注装置200に対する印刷側認証情報を予め保持
する必要がない。また、新たな印刷業者が、印刷システ
ム50に加わった場合、その業者の情報を管理装置10
0に登録すればよいので管理、運用が容易になる。
【0027】S32で利用情報を受信した後、発注装置
200は、印刷情報をS32で受信した暗号化コードを
使って暗号化する(S36)。これにより、ネットワー
ク10において、印刷情報がコピーされ、個人情報が外
部に漏洩することを防止できる。
【0028】その後、発注装置200は、S32で受信
したアドレスで特定される印刷処理装置300に接続を
要求する(S38)。印刷処理装置300は、発注装置
200に認証情報を要求する(S40)。そして、発注
装置200は、S32で受信した発注側認証情報を送信
する(S42)。印刷処理装置300は、受信した発注
側認証情報と印刷側認証情報とに基づいて認証を行う
(S44)。認証に失敗した場合(S44のN)、印刷
処理装置300は認証情報の再送信を発注装置200に
要求する。認証に成功した場合(S44のY)、印刷処
理装置300は、印刷情報の送信を要求する(S4
6)。
【0029】発注装置200は、S36で暗号化した印
刷情報を印刷処理装置300に送信する(S48)。印
刷処理装置300は、受信した印刷情報に基づいて印刷
処理を行う(S50)。この印刷処理において、印刷処
理装置300は、印刷情報を復号して印刷データを作成
する。印刷が終了した後、印刷処理装置300は、印刷
情報を消去する(S52)。これにより、印刷終了後
に、個人情報が印刷処理装置300に残ることを防止で
きる。そして、印刷処理装置300は、印刷の完了を発
注装置200と管理装置100とに通知する(S54、
S56)。
【0030】図3は、印刷処理装置300の内部構成図
である。印刷処理装置300の各構成要素は、ハードウ
エアコンポーネントで言えば、任意のコンピュータのC
PU、メモリ、メモリにロードされたプログラム、ネッ
トワーク接続用インターフェイス、などを中心に実現さ
れるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があ
ることは、当業者には理解されるところである。これか
ら説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、
機能単位のブロックを示している。
【0031】認証部328は、管理装置100から印刷
側認証情報を受信して保持する。受信部330は、発注
装置200から接続の要求を受けて、発注側認証情報を
要求する。その要求の後、受信部330は、受信した発
注側認証情報を認証部328に出力する。認証部328
は、発注側認証情報と予め保持していた印刷側認証情報
とに基づいて認証を行う。認証に成功した場合、認証部
328は、受信部330に印刷情報の受信を指示する。
認証に失敗した場合、認証部328は、受信部330に
認証の失敗を通知する。失敗の通知を受けて、受信部3
30は、再度発注装置200に、発注側認証情報の送信
を要求する。
【0032】受信部330は、暗号化された印刷情報を
受信し、格納処理部310に出力する。格納処理部31
0は、印刷情報を業務毎にデータ格納部322に格納す
るとともに、印刷情報を格納したことを業務管理部31
2に通知する。業務管理部312は、印刷処理装置30
0における印刷業務の進行状況などを管理して、所定の
タイミングで管理装置100に業務状況を通知する。例
えば、そのタイミングは、一定期間毎であってもよい
し、印刷業務を完了する毎であってもよい。
【0033】データ格納部322は、業務に対応付けて
印刷情報を保持する。印刷情報は、個人情報、雛形、試
験印刷時に利用するダミーの個人情報(以下、試験情報
という)、試験情報を使って印刷したときの宛名ラベル
の印刷イメージ(以下、見本画像という)を含む。入力
部314は、キーボード、マウス等の入力デバイスであ
って、印刷処理装置300を操作する作業者の認証に利
用する識別情報やパスワード等の情報を受け付ける。他
の例では、入力部314は、指紋認証デバイス、虹彩認
証デバイスなどであってもよい。入力部314は、受け
付けた作業者情報をデータ管理部318に出力する。
【0034】データ管理部318は、作業者の認証に成
功した場合に、データ格納部322から印刷情報を読み
出して印刷データ生成部378に出力する。モード格納
部352は、印刷モードを指定する情報を保持する。本
実施の形態では、印刷モードは、試験印刷モードと本印
刷モードとがある。試験印刷モードの場合、データ管理
部318は、試験情報を読み出して印刷データ生成部3
78に出力し、見本画像を表示処理部316に出力す
る。表示処理部316は、モニタ315に見本画像を表
示させる。印刷データ生成部378は、試験情報に基づ
いて生成した印刷データを出力部317に出力する。出
力部317は、その印刷データをプリンタ302に出力
する。プリンタ302は、その印刷データに基づいて印
刷された印刷物304を排出する。
【0035】作業者は、モニタ315に表示された見本
画像と印刷物304とを比較することで、正常に印刷さ
れているか否かを判断することができる。これにより、
作業者が、宛名ラベルの文字を読解することができなく
ても印刷状態をチェックできるので、国や地域に囚われ
ずに一定の印刷品質を確保することができる。また、試
験印刷モードの場合、データ管理部318は試験情報を
何度でも印刷データ生成部378に出力することができ
る。これにより、作業者は、正常な印刷ができるように
なるまでプリンタ302の調整を行うことができる。試
験印刷モードでは、試験印刷用に用意したダミーの個人
情報を利用するので、試験印刷のために真の個人情報が
印刷されるのを防止できる。これにより、個人情報の印
刷を最低限に抑えることができる。本実施の形態におい
て、個人情報に基づいた印刷は、基本的に一度だけ行う
ことができる。
【0036】検出部320は、印刷物304の印刷状態
を検出して、検出結果をデータ管理部318に出力す
る。試験印刷モードにおいて印刷が正常に行われた場
合、検出部320は、印刷モードを本印刷モードに切り
替えることを切替部370に指示する。切替部370
は、印刷モードを指定する情報をモード格納部352に
格納して印刷モードの切り替えを行う。他の例では、印
刷モードの切替指示を、作業者から受け付けてもよい。
【0037】図4は、検出部320の内部構成図であ
る。撮像部380は、印刷物304を撮像して、画像デ
ータ(以下、実画像という)を判定部374に出力す
る。画像データ生成部376は、印刷データ生成部37
8が生成した印刷データに基づいて、印刷イメージ(以
下、理想画像という)を生成する。判定部374は、印
刷物304が正常に印刷されているか否かを実画像を用
いて判定する。
【0038】試験印刷モードの場合、判定部374は、
見本画像と実画像とに基づいて判定を行う。そして、正
常に印刷が行われた場合に、指示部372は印刷モード
の切替指示を切替部370に出力する。本印刷モードの
場合、判定部374は、理想画像と実画像とに基づいて
判定を行う。判定部374は、判定結果を指示部372
に出力する。指示部372は、判定結果をデータ管理部
318に出力する。
【0039】印刷物の雛型には、印刷物の文字形状を決
めるフォントや文字コードが含まれている。印刷処理側
にそのフォントや文字コードの解析機能が無ければ、文
字の形状が変わってしまったり、文字化けを起こしてし
まう。そこで、試験印刷モードでは、印刷処理側のフォ
ントや文字コードに囚われずに、発注者側の求める印刷
内容が印刷業者の作業者に伝わるように見本画像を表示
する。この表示により作業者は、見本画像と印刷物を比
較して印刷の確かさを判断できる。また、判定部374
は、画像処理により、見本画像と実画像とを比較するこ
とで印刷の確かさを算出し、その値に応じて試験印刷が
正常に出来たか否かを判定できる。
【0040】試験印刷が正常にできたら、その印刷処理
装置はフォントや文字コードの変換が正常に行えること
であるので、以降、本印刷モードにおいて生成される印
刷データは理想の印刷データであることが保障される。
そこで、判定部374は、その印刷データに基づいて生
成した理想画像と実画像とを比較することで、本印刷が
正常に行われているか否かを判定することができる。
【0041】図5は、データ管理部318の内部構成
と、データ格納部322に保持されているデータを示す
図である。データ格納部322は、個人情報を保持する
個人情報格納部332と、試験情報を保持する試験情報
格納部334と、雛形を保持する雛形格納部336と、
見本画像を保持する見本画像格納部338とを有する。
雛形は、文字コード、フォント、サイズ、色、個人情報
に含まれる住所、氏名などの印刷位置を指定する。印刷
データ生成部378は、この雛形に基づいて、個人情報
を所定の位置に配置して印刷できるよう印刷データを生
成する。データ格納部322は、容易にアクセスできな
いように構成されている。本実施の形態において、印刷
処理装置300は、コンピュータでプログラムを実行す
ることにより実現し、データ格納部322は、コンピュ
ータのハードディスクなどの記録ユニットにファイルと
して構成される。
【0042】コンピュータのオペレーティングシステム
は、記録ユニット内のファイルを管理するプログラムを
備えているが、その様なファイル管理プログラムを利用
して、データ格納部322のファイルをコピーしたとし
ても、無意味なデータであるようにデータ格納部322
は構成される。例えば、データ格納部322は、複数の
格納部を有するが、それぞれの格納部をひとつのファイ
ルにまとめてハードディスクに構成してもよい。また、
データを所定の法則に基づいて並び替えたファイルを構
成し、読出部354は、その法則に基づいてファイルに
アクセスすることで、それぞれの格納部から必要な情報
を読み出してもよい。格納処理部310は、このように
構成されたデータ格納部322に受信した情報を格納す
る。
【0043】試験印刷モードの場合、見本画像提供部3
66は、見本画像格納部338から見本画像を読み出し
て表示処理部316に出力する。読出部354は、個人
情報、試験情報、雛形を読み出して復号部350に出力
する。読出部354が読み出す情報は、印刷モードによ
り異なる。試験印刷モードの場合、読出部354は、試
験情報を読み出して復号部350に出力する。本印刷モ
ードの場合、読出部354は、個人情報を読み出して復
号部350に出力する。許可部344は、作業者情報格
納部346に保持されている作業者情報に基づいて作業
者の認証を行い、認証が成功した場合に、読出部354
にデータ格納部322からのデータの読出しを許可す
る。
【0044】復号部350は、復号コード格納部348
に格納されている復号コードに基づいて、暗号化されて
いる情報の復号を行い、復号後に供給部360に出力す
る。本実施の形態では、個人情報及び試験情報が暗号化
されており、復号部350は、それらの情報を復号して
供給部360に出力する。復号コード格納部348は、
印刷処理装置300に固有の復号コードを保持する。復
号コード格納部348は、その復号コードを予め保持し
ていてもよいし、管理装置100から印刷側認証情報を
受信したときに、その認証情報に対応付けて復号コード
を受信してもよい。これにより、印刷業務毎に復号コー
ドを変えることができるので、復号コードが印刷処理装
置300に固定されている場合よりも安全性を向上でき
る。
【0045】状態受付部364は、検出部320から印
刷状態を指定する信号を受け付ける。例えば、印刷状態
は、「正常」、「異常」等を示す信号である。異常を示
す信号を受信した場合、状態受付部364は、その宛名
ラベルの印刷を再度行なうことを再印刷データ格納部3
62に格納する。また、状態受付部364は、印刷状態
を印刷履歴格納処理部358に出力する。印刷履歴格納
処理部358は、印刷データ生成部378に供給した個
人情報を特定する情報、印刷状態、作業者情報等をそれ
ぞれ対応付けて印刷履歴として印刷履歴格納部356に
格納する。
【0046】終了通知部342は、全ての個人情報を印
刷し、業務を完了したことを管理装置100、発注装置
200、業務管理部312、及び消去部340に通知す
る。このとき、終了通知部342は、印刷履歴格納部3
56に保持されている印刷履歴を管理装置100に送信
する。これにより、個人情報の漏洩が万一生じた場合、
印刷履歴を分析すれば、漏洩した個人情報の印刷作業に
携わった作業者を特定できる。消去部340は、完了通
知を受信した後、個人情報格納部332に格納されてい
る個人情報、試験情報、雛形、見本画像、印刷側認証情
報を消去する。これにより、データ管理部318の作業
者が意識的に個人情報を消去しなくてもよい。データ管
理部318には、個人情報が残らないので個人情報の外
部への漏洩を防止できる。
【0047】図6は、印刷業者装置群12における印刷
処理のフローチャートである。印刷処理を開始する場
合、まず、切替部370は、印刷モードを試験印刷モー
ドに設定する(S60)。次に、印刷処理装置300
は、試験情報を利用して試験印刷を行う(S62)。検
出部320は、正常に印刷できたかを判定する(S6
4)。印刷物304に異常がある場合(S64のN)、
作業者はプリンタ302の調整を行う(S76)。正常
に印刷物304が印刷できた場合(S64のY)、切替
部370は、印刷モードを本印刷モードに設定する。
【0048】印刷処理装置300は、個人情報に基づい
て本印刷用の印刷データを生成し、プリンタ302に出
力する(S68)。読出部354は、業務が完了したか
否かを判定する(S70)。業務が完了していない場合
(S70のN)、データ管理部318は、未だ読み出し
てない個人情報を読み出して、印刷データを生成する。
業務が完了した場合(S70のY)、消去部340はデ
ータ格納部322に格納されている印刷情報を消去する
(S72)。消去の後、終了通知部342は、印刷作業
が終了したことを管理装置100等に通知する(S7
4)。
【0049】図7は、図6のS68で説明した本印刷処
理の詳細なフローチャートである。本印刷モードに切り
替わると、読出部354は、個人情報格納部332から
個人情報を読み出して、復号部350に出力する(S8
0)。個人情報は暗号化されており、復号部350は、
それを復号する(S82)。供給部360はそれを印刷
データ生成部378に出力する。印刷履歴格納処理部3
58は、印刷データ生成部378に出力した個人情報を
印刷履歴として印刷履歴格納部356に格納する(S8
4)。印刷データ生成部378は、復号された個人情報
と雛形とに基づいて印刷データを生成する(S86)。
プリンタ302は、その印刷データに基づいて印刷を行
う(S88)。検出部320は、印刷が正常に行われた
か否かを判定する(S90)。正常に印刷が行われた場
合(S90のY)、図6のS70に進む。正常な印刷が
行われなかった場合(S90のN)、検出部320は再
度印刷することをデータ管理部318に指示する(S9
2)。そして、図6のS70に進む。
【0050】図8は、発注装置200の内部構成と、個
人情報を保持する個人情報格納部220とを示す図であ
る。入力部218は、キーボードやマウスなどの入力デ
バイスであって、発注者の操作を受け付ける。データ作
成部214は、発注者の指示に基づいて宛名ラベルの雛
形を生成し、個人情報格納部220から印刷に必要な個
人情報を読み出して暗号化する。
【0051】探索部202は、業者の選択条件を発注者
から受け付けて、その条件に合う印刷業者のリストを管
理装置100に要求する。例えば、その条件は、納期、
料金、印刷性能等である。また、その要求の後、探索部
202は、管理装置100から印刷業者のリストを受信
して、発注者に提示する。そして、探索部202は、発
注者によりそのリストの中から選ばれた印刷業者を発注
先とすることを管理装置100に通知する。
【0052】利用情報受信部204は、管理装置100
から利用情報を受信する。利用情報受信部204は、印
刷業者の印刷処理装置300に接続するために必要な接
続情報を受信する接続情報受信部206と、印刷情報の
暗号化に利用する暗号化コードとを有する。接続情報
は、印刷処理装置300のアドレス、認証に利用する発
注側認証情報である。接続情報受信部206は、受信し
た接続情報を接続情報格納部210に格納する。暗号化
コード受信部208は、受信した暗号化コードを暗号化
コード格納部212に格納する。送信部216は、接続
情報格納部210に格納されている接続情報に基づい
て、印刷処理装置300にアクセスし、データ作成部2
14で生成された印刷情報を送信する。
【0053】図9は、探索部202の内部構成図であ
る。選択条件受付部222は、発注者から業者の選択条
件を受け付ける。本実施の形態では、雛形に設定されて
いる文字コードや文字フォント、カラー印刷の有無など
も選択条件に含まれる。条件格納部224は、その条件
を保持する。条件送信部226は、選択条件を管理装置
100に送信する。業者リスト受信部228は、管理装
置100から印刷業者のリストを受信する。提示部23
0は、そのリストを発注者に提示する。発注者は、提示
した業者リストの中から、所定の業者を印刷発注先に決
める。要求部232は、その業者を発注先にする旨を管
理装置100に通知する。
【0054】図10は、データ作成部214の内部構成
図である。読出部238は個人情報格納部220から個
人情報を読み出す。雛形作成時には、読出部238は、
個人情報格納部220が保持するデータの項目リストを
作成部240に出力する。作成部240は、その項目リ
ストから宛名ラベルに必要な項目を選択して雛形を作成
する。例えば、作成部240は、宛名ラベルに含める郵
便番号、住所、氏名などの項目を選択し、それらの項目
の配置や文字種類、文字サイズなどを指定する雛形を作
成する。また、作成部240は、発注者から試験情報を
受け付ける。雛形格納部242は、作成部240が生成
した雛形を格納する。見本画像生成部244は、試験情
報と作成した雛形とに基づいて、印刷物の見本画像を生
成する。見本画像格納部246は、その見本画像を格納
する。
【0055】抽出部236は、雛形に含まれる項目を個
人情報格納部220から抽出する。暗号化部234は、
試験情報と、抽出部236が抽出した個人情報とを暗号
化する。試験情報格納部250は、暗号化済みの試験情
報を格納する。個人情報格納部248は、暗号化済みの
個人情報を格納する。送信部216は、それぞれの格納
部に格納されている情報を印刷情報として印刷処理装置
300に送信する。
【0056】図11は、管理装置100の内部構成図で
ある。選択処理部102は、発注装置200から選択条
件を受信して、その条件に合う印刷業者を選択する。そ
して、選択処理部102は、選択した業者の印刷処理装
置300を利用するための利用情報を発注装置200に
送信する。状況管理部104は、印刷業者装置群12a
及び12bにおける印刷業務の状況を管理する。
【0057】図12は、選択処理部102の内部構成図
である。装置情報受付部118は、印刷業者装置群12
の印刷性能や料金などの装置情報を受け付ける。装置情
報格納部116は、その装置情報を格納する。印刷要求
受信部110は、発注装置200から選択条件を受信す
る。選択部112は、装置情報格納部116に保持され
ている装置情報に基づいて、その選択条件に合う印刷業
者を選択をする。通知部114は、選択部112に選択
された業者のリストを発注装置200に送信する。ま
た、通知部114は、選択部112に選択されたそれぞ
れの業者に対して、業務内容とその業務の受任可否を問
う通知を行う。そして通知部114は、通知先を通知先
データ格納部128に格納する。
【0058】通知先データ格納部128は、業務を特定
する情報、発注者により印刷発注先として指定されたか
否かを示す情報、印刷業者がその業務を受任可能か否か
を示す情報等を、印刷業者を特定する情報に対応付けて
格納する。応答受信部127は、通知部114の受任確
認通知に対する、発注装置200及び印刷処理装置30
0の応答を受信して、通知先データ格納部128に格納
する。確定部126は、通知先データ格納部128に保
持されているデータに基づいて、印刷を発注する業者を
決定する。
【0059】業者が決定した後、送信指示部124は、
利用情報供給部120に利用情報の供給を指示する。利
用情報供給部120は、利用情報を利用情報送信部12
2に供給する。利用情報送信部122は、利用情報を発
注装置200及び印刷処理装置300に送信する。
【0060】図13は、利用情報供給部120、及び利
用情報送信部122の内部構成図である。利用情報供給
部120は、認証情報を生成する認証情報生成部130
と、暗号化コードと復号コードとを生成する暗号化コー
ド生成部132と、その復号コードを格納する復号コー
ド格納部134とを有する。
【0061】利用情報送信部122は、認証情報を発注
装置200及び印刷処理装置300に送信する認証情報
送信部136と、暗号化コードを発注装置200に送信
する暗号化コード送信部138とを有する。本実施の形
態では、印刷処理装置300及び発注装置200に送信
する認証情報を、それぞれ印刷側認証情報、並びに発注
側認証情報と表現する。それらの認証情報は同一であ
る。
【0062】図14は、状況管理部104の内部構成図
である。復号コード提供部140は、印刷処理装置30
0に復号コードを提供する。復号コードを提供するタイ
ミングは、印刷側認証情報を受信するときでもよいし、
印刷処理装置300がその復号コードが対応付けられた
業務を開始するときであってもよい。印刷履歴受付部1
42は、印刷処理装置300から印刷履歴を受け付け、
それを履歴格納部144に格納する。履歴出力部146
は、履歴格納部144から印刷履歴を読み込んで、モニ
タなどに出力する。
【0063】図15は、本実施の形態における印刷処理
装置300を構成するコンピュータ400のハードウエ
アコンポーネントを示す図である。コンピュータ400
は、CPU406、入力装置404、表示装置402、
ハードディスク412、メモリ414、ドライブ装置4
16、ネットワーク接続用インターフェイス408を備
える。これらの構成は、バス410などの信号伝送路に
より電気的に接続されている。
【0064】記録媒体418は、CD−ROM、DV
D、FDなどのコンピュータ読み取り可能な媒体であ
る。記録媒体418は、印刷処理装置300を構成する
ためにCPU406に実行させるプログラムを格納す
る。ドライブ装置416は、記録媒体418からプログ
ラムを読み込んでハードディスク412またはメモリ4
14に格納する。この実施の形態では、プログラムはハ
ードディスク412に格納される。プログラムを実行す
るとき、印刷処理装置300の機能を実現するためのプ
ログラムはハードディスク412からメモリ414に読
み出される。他の実施の形態では、プログラムはネット
ワークを介してハードディスク412に格納されてもよ
い。
【0065】CPU406は、メモリ414から命令を
取り出し、その解析結果に基づいて、コンピュータの各
装置に動作指令を出して、プログラムを実行する。ネッ
トワーク接続用インタフェイス408は、インターネッ
トなどのネットワークに接続する。コンピュータ400
は、このインタフェイス408を介してネットワークに
接続し、情報の入出力を行う。
【0066】ハードディスク412は、例えば磁気記憶
装置であり、プログラムや各種データベースを格納す
る。入力装置404は、キーボード、マウス、タッチパ
ネルなどであり、ユーザからの操作を受け付ける。表示
装置402は、プログラムの実行状況や、各種情報を表
示する。
【0067】実施の形態で説明した機能ブロックは、こ
れらのハードウエアコンポーネントを利用して、印刷処
理装置300の機能を実現するためのプログラムを実行
することで実現される。また、管理装置100及び発注
装置200についても、印刷処理装置300と同じよう
にプログラムを実行することにより実現される。
【0068】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理
プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、ま
たそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に
理解されるところである。こうした変形例を次に挙げ
る。
【0069】第1の変形例は、印刷処理装置300にお
ける発注装置200の認証に関する。上述した実施の形
態では、印刷処理装置300を決定した後に、管理装置
100が印刷側認証情報及び発注側認証情報を生成する
こととした。変形例は、発注装置200が予め固有の発
注側認証情報を保持し、管理装置100が発注側認証情
報と同一の印刷側認証情報を保持する。そして、印刷処
理装置300を決定した後に、管理装置100は、印刷
側認証情報を印刷処理装置300に送信してもよい。
【0070】第2の変形例は、個人情報の消去に関す
る。上述した実施の形態では、業務が完了した後、消去
部340が個人情報をまとめて消去することとしたが、
個人情報に基づいた印刷が正常に行われる毎に、その個
人情報を個々に消去してもよい。
【0071】第3の変形例は、業務完了後の個人情報の
扱いに関する。上述した実施の形態では、業務が完了し
た後、消去部340が個人情報を消去することとした
が、復号コード格納部348に保持されている復号コー
ドを消去して、個人情報の復号ができないようにしても
よい。こうすることで、復号コードを再び管理装置10
0から取得することで宛名印刷が可能になる。これによ
り、例えば、毎月ダイレクトメールを作成する業務など
において、個人情報の送信コストを削減できる。また、
個人情報ごとに印刷可能回数を対応付け、消去部340
は、その回数に到達した個人情報を消去してもよい。
【0072】第4の変形例は、印刷履歴に関する。上述
した実施の形態では、印刷履歴格納部356が印刷履歴
を格納することとしたが、個人情報格納部332を形成
するファイルに印刷履歴を埋め込んでもよい。これによ
り、個人情報のファイルがコピーされた場合でも、その
ファイルに印刷履歴が含まれているので、その印刷履歴
から漏洩経路の特定が可能である。
【0073】第5の変形例は、印刷モードの切り替えに
関する。上述した実施の形態では、検出部320が切替
指示を出すこととしたが、実画像をネットワーク上の切
替指示を出す装置に送信するユニットと、その装置から
切替指示を受け付けて切替部370に指示するユニット
とを更に備えてもよい。例えば、切替指示を出す装置
は、発注者が有していてもよい、これにより、発注者が
確認したうえで本印刷を開始することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、個人情報の漏洩を防
ぎ、安全性の高い印刷システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る、印刷システムの構成図で
ある。
【図2】 実施の形態に係る、印刷システムを構成する
装置間のシーケンス図である。
【図3】 図1の印刷処理装置の内部構成図である。
【図4】 図3の検出部の内部構成図である。
【図5】 図3のデータ管理部とデータ格納部の内部構
成図である。
【図6】 図1の印刷処理装置における印刷処理のフロ
ーチャートである。
【図7】 図6の本印刷処理の詳細なフローチャートで
ある。
【図8】 図1の発注装置の内部構成図である。
【図9】 図8の探索部の内部構成図である。
【図10】 図8のデータ作成部の内部構成図である。
【図11】 図1の管理装置の内部構成図である。
【図12】 図11の選択処理部の内部構成図である。
【図13】 図12の利用情報供給部と利用情報送信部
の内部構成図である。
【図14】 図11の状況管理部の内部構成図である。
【図15】 図1の各装置を構成するためのコンピュー
タのハードウエアブロック図である。
【符号の説明】
12 印刷業者装置群、50 印刷システム、100
管理装置、102 選択処理部、104 状況管理部、
114 通知部、116 装置情報格納部、120 利
用情報供給部、126 確定部、130 認証情報生成
部、132 暗号化コード生成部、134 復号コード
格納部、200 発注装置、204 利用情報受信部、
214 データ作成部、234 暗号化部、242 雛
形格納部、244 見本画像生成部、300 印刷処理
装置、318 データ管理部、320 検出部、322
データ格納部、340 消去部、352 モード格納
部、366 見本画像提供部、370 モード切替部、
374 判定部、376画像データ生成部、380 撮
像部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC H04L 9/00 671 H04L 9/10 621A 9/32 B41J 29/00 Z

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷を行う印刷処理装置と、 ネットワークを介して前記印刷処理装置と接続する発注
    装置と、 を備え、 前記発注装置は、 複数の個人情報を格納する第1の格納部と、 前記ネットワークを介して前記個人情報を業務単位で前
    記印刷処理装置に送信する第1の送信部と、 を有し、 前記印刷処理装置は、 前記発注装置から業務単位の個人情報を受信する第1の
    受信部と、 受信した個人情報をその業務に対応付けて格納する第2
    の格納部と、 前記第2の格納部がその業務における全ての個人情報を
    格納した後、前記第2の格納部から業務単位で個人情報
    を読み出す読出部と、 読み出した個人情報と印刷物の雛形とに基づいて印刷デ
    ータを生成する第1の生成部と、 前記印刷データを用いて印刷を行う印刷部と、 印刷後に、前記第2の格納部から前記個人情報を自動的
    に消去する消去部と、 を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークを介して前記印刷処理
    装置と前記発注装置とに接続し、前記発注装置と前記印
    刷処理装置との接続を管理する管理装置を更に備え、 前記管理装置は、 複数の印刷処理装置に関する情報を保持する第3の格納
    部と、 前記発注装置からの要求に応じて、印刷処理装置を選択
    する選択部と、 選択した印刷処理装置にアクセスするための利用情報を
    前記発注装置に送信する第2の送信部と、 を有し、 前記発注装置は、 前記利用情報を前記管理装置に要求する要求部と、 前記管理装置から前記利用情報を受信する第2の受信部
    と、 を更に有し、 前記第1の送信部は、受信した利用情報により特定され
    る印刷処理装置に前記個人情報を送信することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記管理装置は、 選択した印刷処理装置に、発注装置の認証に利用する第
    1認証情報を送信する第3の送信部、 を更に有し、 前記発注装置は、 認証に利用する第2認証情報を格納する第4の格納部
    と、 前記第2認証情報を送信する第4の送信部と、 を有し、 前記印刷処理装置は、 前記第1認証情報を受信する第3の受信部と、 受信した第1認証情報を格納する第5の格納部と、 前記発注装置から前記第2認証情報を受信する第4の受
    信部と、 前記第1認証情報と前記第2認証情報とに基づいて認証
    を行う認証部と、 を更に有し、 認証に成功した場合に、前記第1の受信部は、前記個人
    情報を受信することを特徴とする請求項2に記載の印刷
    システム。
  4. 【請求項4】 前記管理装置は、 印刷処理装置を選択した後、前記第1認証情報と前記第
    2認証情報とを生成する第2の生成部と、 前記第2認証情報を前記発注装置に送信する第5の送信
    部と、 を更に有し、 前記発注装置は、 前記第2認証情報を受信して、前記第4の格納部に格納
    する第5の受信部を更に有することを特徴とする請求項
    3に記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記発注装置は、 前記印刷処理装置において印刷されるべき印刷物の印刷
    イメージを生成する第3の生成部と、 前記印刷イメージを送信する第6の送信部と、 を有し、 前記印刷処理装置は、 前記印刷イメージを受信する第6の受信部と、 受信した印刷イメージを表示する表示部と、 を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 印刷業務を依頼する発注装置から、ネッ
    トワークを介して受信した業務毎の個人情報を、その業
    務に対応付けて格納する第1の格納部と、 前記第1の格納部が、その業務における全ての個人情報
    を格納した後、前記第1の格納部から業務単位で前記個
    人情報を読み出す読出部と、 読み出した個人情報に基づいて印刷データを生成する第
    1の生成部と、 前記印刷データを印刷装置に出力する出力部と、 前記印刷データを出力した後、前記第1の格納部から前
    記個人情報を自動的に消去する消去部と、 を備えることを特徴とする印刷処理装置。
  7. 【請求項7】 印刷物の印刷状態を検出する検出部を更
    に備え、 前記印刷装置が前記印刷物を正常に印刷した場合に、前
    記消去部は、前記個人情報を消去することを特徴とする
    請求項6に記載の印刷処理装置。
  8. 【請求項8】 前記個人情報は暗号化されており、 前記個人情報を復号するための復号コードを格納する復
    号コード格納部と、 前記復号コードに基づいて前記個人情報を復号する復号
    部と、 を更に備えることを特徴とする請求項6または7に記載
    の印刷処理装置。
  9. 【請求項9】 当該装置の操作者の識別情報を受け付け
    る入力部と、 前記識別情報に基づいて前記操作者の認証を行い、認証
    に成功した場合に、前記個人情報の読出しを前記読出部
    に許可する許可部と、 更に備えることを特徴とする請求項6から8のいずれか
    に記載の印刷処理装置。
  10. 【請求項10】 当該装置による印刷履歴を、前記操作
    者の識別情報に対応付けて格納する第2の格納部を更に
    備えることを特徴とする請求項9に記載の印刷処理装
    置。
  11. 【請求項11】 個人情報を格納する第1の格納部と、 前記発注装置から受信した試験印刷用の試験情報を格納
    する第2の格納部と、 前記個人情報または前記試験情報を、前記第1の格納部
    または前記第2の格納部から読み出す読出部と、 読み出した前記個人情報または前記試験情報に基づい
    て、本印刷データまたは試験印刷データを生成する第1
    の生成部と、 前記本印刷データまたは前記試験印刷データを印刷装置
    に出力する出力部と、 試験印刷モードと本印刷モードとを切り替える切替部
    と、 を備え、 前記試験印刷モードの場合、前記読出部は、前記第2の
    格納部から前記試験情報を読み出し、 前記本印刷モードの場合、前記読出部は、前記第1の格
    納部から前記個人情報を読み出すことを特徴とする印刷
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記発注装置から受信した、前記試験
    印刷モードにおいて印刷されるべき印刷物の試験印刷イ
    メージを格納する第3の格納部と、 前記試験印刷モードの場合に、前記試験印刷イメージを
    モニタに表示させる表示処理部と、 を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の印刷
    処理装置。
  13. 【請求項13】 印刷物を撮像して画像データを生成す
    る撮像部と、 前記画像データに基づいて印刷が正常に行われたか否か
    を判定する判定部と、 を有することを特徴とする請求項11または12に記載
    の印刷処理装置。
  14. 【請求項14】 前記試験印刷モードの場合に、前記判
    定部は、前記画像データと前記試験印刷イメージとに基
    づいて試験印刷が正常に行われたか否かを判定し、 試験印刷が正常に行われた場合に、前記切替部は、前記
    試験印刷モードから前記本印刷モードに切り替えること
    を特徴とする請求項13に記載の印刷処理装置。
  15. 【請求項15】 前記本印刷データに基づいて印刷物の
    本印刷イメージを生成する第2の生成部を更に備え、 前記本印刷モードの場合に、前記判定部は、前記画像デ
    ータと前記本印刷イメージとに基づいて本印刷が正常に
    行われたか否かを判定することを特徴とする請求項13
    または14に記載の印刷処理装置。
  16. 【請求項16】 当該装置の操作者から、印刷モードの
    切替指示を受け付ける受付部を更に備えることを特徴と
    する請求項11または12に記載の印刷処理装置。
  17. 【請求項17】 前記本印刷が正常に行われた場合、前
    記個人情報を消去する消去部を更に備えることを特徴と
    する請求項11から16のいずれかに記載の印刷処理装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008207956A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Hitachi Information & Control Solutions Ltd 商品受注受付配送システムおよび配送システム
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JP2015189046A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
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