JP6353590B2 - トラック用タイヤレンチ - Google Patents

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本発明は、トラックのタイヤを容易にかつ確実に緩めたり締め付けたりできる、トラック用のタイヤレンチに関する。
トラックのタイヤを交換する場合、修理工場やタイヤショップでは通常エアーコンプレッサーで発生させた高圧の圧縮空気を利用したインパクトレンチと言う重量が13Kg 〜15Kg の器具で振動、打撃、回転力を加えてナットを緩めて外す。タイヤは中型の4tトラックの場合でも約50Kg程度、大型はもっと重いので走行中に外れないようにインパクトレンチで強力に締め付ける。ところが路上でパンク等でスペアタイヤと交換する場合に、車に付いている工具のタイヤレンチでは外すことが出来ない。
特許文献1のような従来のタイヤレンチは、穴の部分に鉄の棒を挿入して回すが、短いので外れない。そこで水道パイプ等を使用し長くして回した場合でも、外れず、弱い部分が捩じれるか、鉄棒のレバーが曲がってしまうので、太くして補強する必要が有る。
また、タイヤレンチはタイヤに対して直角に安定させたい。タイヤのナットは、それぞれ高さが違うので種々の高さに対応でき、また微調整できると理想的である。トラックはほとんどが後輪がダブルタイヤであり、前輪と後輪のタイヤを固定するナットは基本的に直径41mmの6角ナット、内側のタイヤを固定するボルトはボルトを外す為に頭の部分だけが直径21mmの4角でその先はボルト兼用ナットになっている。ナットやボルトは、メーカーや車種により多少直径が違うので、変換器を複数製作すれば、色々な車種に対応できる汎用品になる。
特公昭53-34360
従って、特許文献1のような問題を解決して、運転手一人で容易に操作してタイヤを着脱できると便利である。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、一人で容易に操作してタイヤを着脱できるトラック用タイヤレンチを実現することにある。
請求項1は、鉛直に立った幹部と上向きの枝部とから成り、前記枝部の分岐部にタイヤレンチが載置される構造であり、一方外面に雄ねじが形成された雄ねじ棒が基盤に取付けて立ててあり、この雄ねじ棒が、前記幹部の下部の円筒状部中に挿入された構造において、 前記幹部とほぼ平行に設けたレバーの下端に、ナットを分割した形状の割りナットを取付け、前記レバーの上端と割りナットの取付け部との中間をシーソー揺動するような支点を前記幹部に取付け、前記幹部の下部の筒状部に挿入された前記雄ねじ棒に前記割りナットを弾圧する弾圧手段を前記幹部と前記レバーとの間に設けたことを特徴とするトラック用のタイヤレンチである。
請求項1のように、鉛直に立った幹部と上向きの枝部とから成り、前記枝部の分岐部にタイヤレンチが載置される構造であり、一方外面に雄ねじが形成された雄ねじ棒が基盤に取付けて立ててあり、この雄ねじ棒が、前記幹部の下部の円筒状部中に挿入された構造を前提としている。
そして、前記幹部とほぼ平行に設けたレバーの下端に、ナットを分割した形状の割りナットを取付け、前記レバーの上端と割りナットの取付け部との中間をシーソー揺動するような支点を前記幹部に取付けてあるので、前記レバーはシーソー揺動できる。また、前記幹部の下部の筒状部に挿入された前記雄ねじ棒に前記割りナットを弾圧する弾圧手段を前記幹部と前記レバーとの間に設けてある。従って、この割りナットが常時前記雄ねじ棒に弾圧されて前記幹部が上下不能で、タイヤレンチが載置される分岐部の位置が安定する。しかも、レバーの下端に取付けた前記割りナットが、前記レバーのワンタッチ操作で、前記雄ねじ棒に弾圧したり離れたりするので、操作をワンタッチで行える。
本発明によるレンチホルダーの正面図である。 前記レンチホルダーの使い方を示す斜視図である。 操作レバーの詳細を示す平面図である。 前記のタイヤレンチの平面図である。 太い円筒を二つ割りにして細い棒体を挟んで溶接し太くする例の断面図であ る。 短い棒体を予め2本突き合わせて接合する例を示す平面図である。 変換器の平面図である。 ワンタッチ式レンチホルダーの正面図である。 図8のワンタッチ式レンチホルダーの右側面図である。 ワンタッチ式レンチホルダーの別の実施例を示す正面図である。
本発明の最良の実施の形態は次のとおりである。図1は、本発明によるレンチホルダーの正面図であり、鉛直に立つ円筒状の幹部1と斜め上向きの枝部2から成り、前記枝部2の分岐部3にタイヤレンチが載置される構造である。前記幹部1の少なくとも下部は円筒状をしており、内面4は凹面である。外面に雄ねじ5が形成された雄ねじ棒は基盤Bに取付けてあり、この雄ねじ棒5はナットNと螺合し通過している。従って、ナットNを回転させて上下させると、ナットNの上に載って居る円筒幹部1を上下させて微調整できる。なお、前記幹部1の上端には、円弧状の凹7を形成してある。
図2は、前記レンチホルダーの使い方を示す斜視図であり、(1) はタイヤのナットやボルトの位置が高い場合で、高い位置のナットをレンチ凹部に挿入したレンチWをレンチホルダーの高い位置の枝分岐部3に載置した状態で、他端の6角凹穴8に(2) 図のように、操作レバーLの先端の6角ボルト9を挿入してから、操作レバーLを下向きに操作する。このとき、軽い力では回転しないので、操作レバーLに体重をかけたりして、より大きな荷重を加える。なお、枝部2では、レンチWを載置する高さにズレが生じる場合は、ナットNを回転させて微調整できる。
図2の(2) 図は、低い位置のタイヤナットを着脱するためにナットNを緩める場合であり、低い位置の枝分岐部3にタイヤレンチWを載置した状態であり、微調整を要する場合は、下方のナットNを回転させる。
図3は、操作レバーLの詳細を示す平面図で、円形のパイプ10から成る操作レバーLの先端に、平板10を介して、ナット11、12を取付けてある。
操作レバーLは円形のパイプであるため、その側面にナット11、12を接合し取付けるには、互いを接合する面積が足りない。そこで平らな板材10を挟んで互いに接合する。13、14…は溶接による接合部分である。ナット11と12は、互いを溶接して、高さを高くしてある。円形の操作レバーLと平らな板材10を接合するには、両者間の窪みを溶接で埋めることにより、接合面積をかせぐことができ、大きな負荷が作用しても強度を確保できる。ナット11と平らな板材10とは、両者の平らな面同士を溶接するので、問題は無い。別の手法として、円形のパイプから成る操作レバーLにナット11を直接に溶接することも、窪みを溶接で埋めれば可能ではあるが、接合面積を確保するのが容易でない。
図4は、前記のタイヤレンチの平面図で、丈夫な棒体の一端にタイヤ側のナットが入る6角又は4角の凹穴が形成された大径部を有し、他端には、駆動レバーLの先端に固定されたナット12が入る凹穴が形成された大径部を有する。従って、駆動レバーに体重を掛けたりして、タイヤ側のナットを緩めたり、締めつけたりする際に捩じり力を受ける。従って、この捩じり力に耐えられるように太く設計する必要があるが、細い棒体や短い棒体しか無い場合は、図5、図6のように、太い円筒を二つ割りにして、両者間に前記の細い棒体を挟んで溶接し太くすれば足りる。二つ割りにした円筒に貫通穴を多数開けて、溶接で埋めれば、互いの接合は確実となる。短い棒体しか無い場合は、予め、2本を突き合わせて溶接し接合してから、前記の二つ割りにした円筒の貫通穴を埋める。
図7は、変換器の平面図で、前記タイヤレンチWの6角の凹穴に入る6角頭を有する短い変換器13の他端には、四角のナットが入る凹穴を形成してある。従って、四角頭のタイヤレンチが無い場合でも、四角のナットを代用とし、回転できる。
前記のレンチホルダーはワンタッチで上下位置を選択することもできる。図8はワンタッチ式の正面図、図9は右側図面である。図1(2)のナットNに代えて、例えば3分割して120度だけのナットnとし、雄ねじ5と弾圧螺合させる。このナットnは常に引っ張りコイルバネSで雄ねじ5に押し付けて螺合させる。ナットnはワンタッチレバー1の下端に溶接等で固定してあり、ナットnより僅かに上側で前記引っ張りコイルバネSの両端を前記レバー1に取付けてある。なお、この引っ張りコイルバネSは、筒状幹部1の下端に巻き付けてある。レバー1の引っ張りコイルバネSの両端取付け部とレバー1の上端との中間で前記幹部1に設けたネジ棒16を支点にして前記レバー1がシーソー揺動可能にしてある。
従って、通常は引っ張りコイルバネSのバネ力でナットnが雄ねじ5に弾圧されて螺合し、筒状幹部1は上下移動できないが、レバー1の上端を筒状幹部1側に押して、割りナットnを引っ張りコイルバネSのバネ力に抗して、雄ねじ5から分離させてフリー状態にすると、筒状幹部1を上下動できる。その結果、図1のナットNを回して高さを調節する操作に代えて、レバー1の上端を引いたり、押したりするワンタッチ操作で、筒状幹部1の上下位置の選択ができる。
図10は、引っ張りコイルバネSに代えて、圧縮コイルバネ17をレバー1の上端と筒状幹部1との間に挟んであり、この圧縮コイルバネ17のバネ力に抗して、レバー1の上端を筒状幹部1側に押したり引いたりすると、分割ナットnが雄ねじから離れてフリーとなり、筒状幹部1が自由に上下動可能となる。
なお、この圧縮コイルバネ17と引っ張りコイルバネSを併用すると、信頼性が高くなる。圧縮バネ力を発するものであれば、コイル状である必要はない。
以上のように、鉛直に立った幹部と斜め上向きの枝部から成り、前記枝部の分岐部にタイヤレンチが載置される構造であるため、タイヤのナットと対応する高さを選ぶことで、タイヤレンチの操作が簡単確実となる。また、基盤に鉛直に取付けた雄ねじに通常のナット又は割りナットを嵌めておき、このナットの又は割りナットの上に前記円筒状の幹部の下端が載置されるので、ナットを回転したり、割りナットをレバーのワンタッチ操作で、高さのズレを微調整できる。
1 円筒状の幹部
2 枝部
3 分岐部
4 内面
5 雄ねじ棒
N ナット
7 円弧状凹部
8 6角凹穴
L 操作レバー
9 6角ボルト
W タイヤレンチ
N ナット
10 円形のパイプ
10 平板
11、12 ナット
13、14… 溶接による接合部分
n 割りナット
S 引っ張りコイルバネ
16 ネジ棒(支点)
17 圧縮コイルバネ
18 ワンタッチレバー

Claims (1)

  1. 鉛直に立った幹部と上向きの枝部とから成り、前記枝部の分岐部にタイヤレンチが載置される構造であり、一方外面に雄ねじが形成された雄ねじ棒が基盤に取付けて立ててあり、この雄ねじ棒が、前記幹部の下部の円筒状部中に挿入された構造において、
    前記幹部とほぼ平行に設けたレバーの下端に、ナットを分割した形状の割りナットを取付け、前記レバーの上端と割りナットの取付け部との中間をシーソー揺動するような支点を前記幹部に取付け、前記幹部の下部の筒状部に挿入された前記雄ねじ棒に前記割りナットを弾圧する弾圧手段を前記幹部と前記レバーとの間に設けたことを特徴とするトラック用のタイヤレンチ。
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