JP6353429B2 - 光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置 - Google Patents

光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6353429B2
JP6353429B2 JP2015234381A JP2015234381A JP6353429B2 JP 6353429 B2 JP6353429 B2 JP 6353429B2 JP 2015234381 A JP2015234381 A JP 2015234381A JP 2015234381 A JP2015234381 A JP 2015234381A JP 6353429 B2 JP6353429 B2 JP 6353429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical line
optical
light
under test
light pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015234381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017101980A (ja
Inventor
央 高橋
央 高橋
邦弘 戸毛
邦弘 戸毛
千尋 鬼頭
千尋 鬼頭
真鍋 哲也
哲也 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2015234381A priority Critical patent/JP6353429B2/ja
Publication of JP2017101980A publication Critical patent/JP2017101980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6353429B2 publication Critical patent/JP6353429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、光ファイバ等の光線路における損失を測定する技術に関する。
本明細書では、例えばPON(Passive Optical Network)型の光線路において、光スプリッタで分岐された下流側の光ファイバを分岐光線路と称する。
光ファイバなどの光線路を使用する光通信システムでは、開通試験時に光線路のリンクロスを測定する必要がある。通常、リンクロス測定には挿入法が用いられる(例えば、非特許文献1を参照。)。挿入法では、片端に光源を接続し、遠端でパワーメータにより光強度を測定することで光源接続部からパワーメータ接続部までのリンクロス測定が可能である。しかしながら、本試験法では光線路の両端において測定が必要である。
一方、片端から損失測定する方法としてOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)が用いられることもある(例えば、非特許文献2を参照。)。OTDRでは、光パルスが光線路内を伝搬するに伴い、レイリー散乱光が生じて逆方向に伝搬することを利用する。本試験法では、反射によるデッドゾーンはあるものの、一本の光ファイバの損失測定を片端から測定することは可能である。しかしながら、レイリー散乱係数の異なるファイバが接続される場合は測定誤差が生じる。また、PONにおいて光スプリッタを有する場合は分岐それぞれを測定することができない。
レイリー散乱係数が異なる場合には、非特許文献3に記載の両端からOTDR測定する双方向OTDR法が用いられるが、両端から測定が必要であり、また光スプリッタを有する線路に適用できない。両端によるOTDR測定の代わりに、非特許文献4記載の遠端反射器を用いて片端から測定するゴーストトレース法も用いられるが、本測定においても光スプリッタを有する線路に適用できない。
N. Uesugi, et. al., "Optical fiber cable measurements in the field", IEEE J. Sel. Area Comm., vol. SAC−4, pp. 732−736, 1986. Dan L. Philen, et. al., "Single−Mode Fiber OTDR: Experiment and Theory", IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, vol. MTT−30, No. 10, Oct. 1982. ITU−T Rec. G.650.1, "Definitions and test methods for linear, deterministic attributes of single−mode fibre and cable". (5.1.4 Third alternative test method: Bidirectional backscatter difference) Agilent Technologies Application Note, "Single−ended Bi−directional OTDR Measurements".
そこで、本発明は、PON型の分岐光線路において、局舎ビルからユーザ装置までのリンクロスを片端から測定可能な光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置は、一端(局舎ビル側)から入射した光が被試験光線路を往復した時の全損失から被試験光線路の他端(ユーザ装置側、遠端)での反射減衰量を除くことでリンクロスを算出することとした。つまり、本発明に係る光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置は、局舎ビル側からユーザ装置側での反射減衰量を特定することを可能とした。
具体的には、本発明に係る光線路損失解析方法は、被試験光線路の一端から、前記被試験光線路でブリルアン(Brillouin)散乱を発生させるポンプ光パルスと、前記ポンプ光パルスと相互作用させるプローブ光パルスと、を伝搬させ、前記被試験光線路の特性を解析する光線路特性解析方法であって、
前記プローブ光パルスと前記ポンプ光パルスとの光周波数差である設定ブリルアン周波数シフトを設定する光周波数差設定ステップと、
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記プローブ光パルス、前記ポンプ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する正順相互作用光強度測定ステップと、
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記ポンプ光パルス、前記プローブ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する逆順相互作用光強度測定ステップと、
前記正順光強度測定ステップで測定した戻り光の光強度を前記逆順光強度測定ステップで測定した戻り光の光強度で徐し、前記被試験光線路の他端における反射減衰量を算出する反射減衰量演算ステップと、
を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る光線路損失解析装置は、被試験光線路の特性を解析する光線路特性解析装置であって、
前記被試験光線路の一端から、前記被試験光線路でブリルアン(Brillouin)散乱を発生させるポンプ光パルスと、前記ポンプ光パルスと相互作用させるプローブ光パルスと、を伝搬させるパルス光入射回路と、
前記プローブ光パルスと前記ポンプ光パルスとの光周波数差である設定ブリルアン周波数シフトを設定する光周波数差設定回路と、
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記プローブ光パルス、前記ポンプ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する正順相互作用光強度測定、及び
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記ポンプ光パルス、前記プローブ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する逆順相互作用光強度測定を行う光受信器と、
前記光受信器が前記正順光強度測定で測定した戻り光の光強度を前記光受信器が前記逆順光強度測定で測定した戻り光の光強度で徐し、前記被試験光線路の他端における反射減衰量を算出する演算処理回路と、
を備えることを特徴とする。
プローブ光パルスとポンプ光パルスを時間を空けずに連続して被試験光線路へ入力することで、被試験光線路の遠端におけるブリルアン利得を測定することができる。そして、プローブ光パルスとポンプ光パルスを被試験光線路に入射する順を入れ替えたときのブリルアン利得を比較することで被試験光線路の遠端での反射の影響、つまり反射減衰量を特定することができる。反射減衰量を特定できれば、被試験光線路の往復の全損失からリンクロスを算出することができる。
従って、本発明は、PON型の分岐光線路において、局舎ビルからユーザ装置までのリンクロスを片端から測定可能な光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置を提供することができる。
具体的なリンクロスの算出手法は次の通りである。
本発明に係る光線路損失解析方法は、
光強度を測定した前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスを前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスの戻り光の光強度に基づいて、光が前記被試験光線路を往復する場合の全損失を測定する全損失測定ステップと、
前記全損失測定ステップで測定した全損失を前記反射減衰量演算ステップで算出した反射減衰量で除して前記被試験光線路のリンクロスを算出するリンクロス演算ステップと、
をさらに行うことを特徴とする。
また、本発明に係る光線路損失解析装置の前記パルス光入射回路は、
光強度を測定した前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスを前記被試験光線路に伝搬させ、
前記光受信器は、
前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスの戻り光の光強度を測定し、
前記演算処理回路は、
前記光受信器が測定した戻り光の光強度に基づいて、光が前記被試験光線路を往復する場合の全損失を演算する全損失測定を行うとともに、前記全損失測定で測定した全損失を前記反射減衰量演算で算出した反射減衰量で除して前記被試験光線路のリンクロスを算出するリンクロス演算をさらに行うこと
を特徴とする。
なお、PON型の分岐光線路のリンクロスを測定する場合、各分岐光線路からの戻り光が重畳しないように次の条件が求められる。
前記被試験光線路が複数で、それぞれの前記被試験光線路の一端がスプリッタに接続されている場合、前記プローブ光パルスのパルス幅τを2nΔL/cより狭くすることと特徴とする。ただし、nは被試験光線路の屈折率、ΔLは各被試験光線路の長さの差の最小値、cは真空中の光速である。
本発明によれば、PON型の分岐光線路において、局舎ビルからユーザ装置までのリンクロスを片端から測定可能な光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置を提供することができる。
本発明に係る光線路損失解析装置を説明するブロック図である。 本発明に係る光線路損失解析方法で測定した被試験光線路の遠端での反射減衰量の測定結果である。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に示される実施の形態は一例であり、本発明は以下の実施の形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1は、本実施形態の光線路損失解析装置301の構成を示す図である。光線路損失解析装置301は、第一試験光(プローブ光パルス)による被測定光線路内のブリルアン利得と第一試験光または第二試験光(ポンプ光パルス)の光パワーを測定することが可能である。
光線路損失解析装置301は、被試験光線路100の特性を解析する光線路特性解析装置であって、
被試験光線路100の一端から、被試験光線路100でブリルアン(Brillouin)散乱を発生させるポンプ光パルスと、前記ポンプ光パルスと相互作用させるプローブ光パルスと、を伝搬させるパルス光入射回路と、
前記プローブ光パルスと前記ポンプ光パルスとの光周波数差である設定ブリルアン周波数シフトを設定する光周波数差設定回路と、
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記プローブ光パルス、前記ポンプ光パルスの順で連続して被試験光線路100に伝搬させ、被試験光線路100の他端で反射し、被試験光線路100の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する正順相互作用光強度測定、及び
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記ポンプ光パルス、前記プローブ光パルスの順で連続して被試験光線路100に伝搬させ、被試験光線路100の他端で反射し、被試験光線路100の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する逆順相互作用光強度測定を行う光受信器26と、
光受信器26が前記正順光強度測定で測定した戻り光の光強度を光受信器26が前記逆順光強度測定で測定した戻り光の光強度で徐し、被試験光線路100の他端における反射減衰量を算出する演算処理回路28と、
を備える。
さらに、光線路損失解析装置301の前記パルス光入射回路は、
光強度を測定した前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスを被試験光線路100に伝搬させ、
光受信器26は、
被試験光線路100の他端で反射し、被試験光線路100の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスの戻り光の光強度を測定し、
演算処理回路28は、
光受信器26が測定した戻り光の光強度に基づいて、光が被試験光線路100を往復する場合の全損失を演算する全損失測定を行うとともに、前記全損失測定で測定した全損失を前記反射減衰量演算で算出した反射減衰量で除して被試験光線路100のリンクロスを算出するリンクロス演算を行う、。
図1において、パルス光入射回路はプローブ光パルス入射部とポンプ光パルス入射部からなる。プローブ光パルス入射部は、光源10、分岐素子11、光周波数変更手段12、光パルス化手段14、光増幅器18、合波素子20、及びサーキュレータ21が相当する。ポンプ光パルス入射部は、光源10、分岐素子11、光パルス化手段13、光増幅器19、合波素子20、及びサーキュレータ21が相当する。光周波数差設定回路は、光周波数変更手段12及び正弦波発生器17が相当する。
光源10から出力された光は分岐素子11により分岐され、この分岐された光の一方を第一試験光(プローブ光)、他方を第二試験光(ポンプ光)とする。第一試験光は、光周波数変更手段12により光周波数を設定ブリルアン周波数シフトfだけ変化させる。光周波数変更手段12は、具体的には駆動する正弦波発生器17からの信号周波数に応じて変調側波帯の周波数が変化する機能を持つ外部変調器であればよく、LiNbOを用いた位相変調器、振幅変調器やSSB変調器であればよい。
第一試験光及び第二試験光は、光パルス化手段(13、14)でパルス化する。このとき、第一試験光のパルス幅は2nΔL/c以下でパルス化することで、後述する分岐光ファイバを識別することが可能になる。ここで、ΔLは、各分岐光ファイバ23の長さの差の最小値であり、cは真空中の光速、nは光ファイバの屈折率である。光パルス化手段(13、14)は具体的には、音響光学素子をパルス駆動した音響光学スイッチ、LiNbOを用いた電気光学素子をパルス駆動した導波路スイッチ、パルス駆動した光増幅器スイッチのいずれかで構成される。
入射時間制御手段(15、16)により第一試験光と第二試験光を被測定光ファイバに入射する時間に時間差を与える。入射時間制御手段(15、16)は、具体的には、第一試験光と第二試験光を光パルス化するパルス化手段(13、14)において駆動する電気パルスの変調時間を変化できる構成を用いる。つまり、光パルスを得るためには、光デバイス(音響光学変調器、またはLiNbO変調器)を電気パルスで変調する必要があり、この電気パルスで駆動した時間で連続光をパルス化するものである。そのため、光デバイスを変調するタイミングを変化させることで、光パルスになるタイミングを制御でき、その二つを合波素子20で合波すれば、入射時間の違う2つのパルス(第一試験光、第二試験光)を生成可能となる。また、この電気パルスのうち一方の電圧を常にゼロにすることにより、第一試験光または第二試験光の一方のみを入射することも可能となる。
合波素子20により第一試験光と第二試験光を合波し、光サーキュレータ21を通過して被試験光線路100に入射される。被試験光線路100は、光スプリッタ22と分岐光ファイバ23と分岐光ファイバ終端に設置された光反射フィルタ24により構成される。光スプリッタ22でN分岐された第一試験光と第二試験光は、分岐光ファイバ23中でインタラクションし、誘導ブリルアン散乱の後方散乱光が発生する。この誘導ブリルアン後方散乱光と光反射フィルタ24で反射された第一試験光と第二試験光は戻り光として光サーキュレータ21に入力される。戻り光は、光フィルタ25により誘導ブリルアン後方散乱光のみが出力され、光受信器26で受信される。光受信器26からの出力電流は、A/D変換器27でデジタル信号に変換されてから、演算処理装置28に入力される。
演算処理装置28は入力された電流値に対して下記に説明するような各回路への動作制御及び演算処理を行い、遠端反射減衰量およびリンクロスを求める。なお、本実施形態では被試験光線路がPONである場合を説明するが、被試験光線路が1本の光ファイバである場合や散乱係数の異なる光ファイバが連結されている場合も同様に遠端反射減衰量を測定できる。
光線路損失解析装置301が行う光線路特性解析方法は、被試験光線路100の一端から、被試験光線路100でブリルアン(Brillouin)散乱を発生させるポンプ光パルスと、前記ポンプ光パルスと相互作用させるプローブ光パルスと、を伝搬させ、被試験光線路100の特性を解析する光線路特性解析方法であって、
前記プローブ光パルスと前記ポンプ光パルスとの光周波数差である設定ブリルアン周波数シフトを設定する光周波数差設定ステップと、
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記プローブ光パルス、前記ポンプ光パルスの順で連続して被試験光線路100に伝搬させ、被試験光線路100の他端で反射し、被試験光線路100の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する正順相互作用光強度測定ステップと、
前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記ポンプ光パルス、前記プローブ光パルスの順で連続して被試験光線路100に伝搬させ、被試験光線路100の他端で反射し、被試験光線路100の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する逆順相互作用光強度測定ステップと、
前記正順光強度測定ステップで測定した戻り光の光強度を前記逆順光強度測定ステップで測定した戻り光の光強度で徐し、被試験光線路100の他端における反射減衰量を算出する反射減衰量演算ステップと、
を行うことを特徴とする。
さらに、光線路損失解析装置301は、光強度を測定した前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスを被試験光線路100に伝搬させ、被試験光線路100の他端で反射し、被試験光線路100の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスの戻り光の光強度に基づいて、光が被試験光線路100を往復する場合の全損失を測定する全損失測定ステップと、
前記全損失測定ステップで測定した全損失を前記反射減衰量演算ステップで算出した反射減衰量で除して被試験光線路100のリンクロスを算出するリンクロス演算ステップと、
を行う。
具体的には、光線路損失解析装置301は次の7ステップを行う。
(1)正順相互作用光強度測定ステップ
第一試験光(プローブ光パルス)を入射後すぐに第二試験光(ポンプ光パルス)を被試験光線路100に入射し、分岐光ファイバ23の遠端で反射したN個の第一試験光それぞれの光パワー(各分岐光ファイバ23の遠端で発生した誘導ブルリアン散乱光)を取得。
(2)逆順相互作用光強度測定ステップ
第一試験光パルスと第二試験光パルスの入射順序を変更して第二試験光(ポンプ光パルス)を入射後すぐに第一試験光(プローブ光パルス)を被試験光線路100に入射し、分岐光ファイバ23の遠端で反射したN個の第一試験光パルスそれぞれの光パワー(各分岐光ファイバ23の遠端で発生した誘導ブルリアン散乱光)を取得。
(3)反射減衰量演算ステップ
上記ステップ(1)及び(2)で取得した光パワーを分岐光ファイバ23毎にdBスケールで減算(実スケールで除算)することで、分岐光ファイバ23毎の反射減衰量をdBスケールで取得。
(4)全損失測定ステップ1
第一試験光または第二試験光の光パワーを取得。
(5)全損失測定ステップ2
第一試験光または第二試験光のみを被試験光線路23に入射し、各分岐光ファイバ23の遠端で反射したN個の第一試験光または第二試験光それぞれの光パワーを取得。
(6)全損失測定ステップ3
上記ステップ(5)で取得した光パワーからステップ(4)で取得した光パワーをdBスケールで減算(実スケールで除算)することで、遠端反射減衰量を含んだ往復の全損失(dBスケール)を分岐毎に取得。
(7)リンクロス演算ステップ
上記ステップ(6)で取得した分岐光ファイバ23毎の全損失からステップ(3)で取得した分岐光ファイバ23毎の遠端反射減衰量を減算(実スケールで除算)することで、分岐光ファイバ23毎の往復のリンクロスを取得。
光線路損失解析装置301は、上記ステップで分岐光ファイバ23毎の往復のリンクロスを片端から測定でき、得られた往復のリンクロスを半分にすることで片道のリンクロスを取得するができる。
次に上述したように構成される本実施例の光線路損失解析装置301の動作について説明する。光周波数変更手段12、光パルス化手段(13、14)、光受信器26、A/D変換器27は次の条件を満足する必要がある。
(条件1)光周波数変更手段12による周波数シフトは、被測定ファイバのブリルアン周波数シフト程度であること。
(条件2)第一試験光の光パルス化手段14のパルス幅τは、各分岐光ファイバ23からの戻り光の時間差の最小値2nΔL/cより狭いこと。
(条件3)光受信器26及びA/D変換器27の帯域は、パルス幅τを受光可能な帯域であること。
ここで、条件1〜3は次のような意味を持っている。
条件1は、第一試験光と第二試験光が誘導ブリルアン散乱を発生させるために必要となる条件である。ただし、ブリルアン周波数シフトと厳密に一致させなくても良く、被測定ファイバのブリルアン利得帯域幅内であり、試験光の入射順序変更前後で変更しなければよい。
条件2は、光パルス化手段のパルス幅τが各分岐光ファイバ終端からの戻り光の時間差の最小値2nΔL/cより広いとき、心線毎の誘導ブリルアン散乱光が重なり、時間的に切り分けることができないために必要となる条件である。ここで、ΔLは上記の各分岐光ファイバの長さの差の最小値である。
条件3は、パルス幅τの光パルスを精確に測定するためには、受光器の帯域、A/D変換器の帯域は1/τより広い必要がある。
この条件を満足する光線路損失解析装置301が行う光線路特性解析方法を説明する。
光線路損失解析装置301は、波長の異なる二つの試験光(第一試験光、第二試験光)を用いる。第一試験光はプローブ光パルスであり、光周波数f−fとし、第二試験光はポンプ光パルスであり、光周波数fとする。ここで、fはポンプ光の光周波数、fはブリルアン後方散乱による光周波数シフト量とする。
まず、プローブ光パルスを被試験光線路100に入射し、プローブ光パルスを入射してt秒後にポンプ光パルスを被試験光線路100に入射する。プローブ光パルスとポンプ光パルスは、光スプリッタ22によりN分岐される。
(i)プローブ光パルスとポンプ光パルスによる誘導ブリルアン散乱の測定
プローブ光パルスとポンプ光パルスの周波数がfだけ差がある場合、プローブ光パルスとポンプ光パルスがインタラクションすると、誘導ブリルアン散乱が発生し、プローブ光パルスは式(1)で表される増幅を受ける。
Figure 0006353429
ここで、
α(z,f):入射端からzの位置でインタラクションし、ブリルアン周波数差fのときの誘導ブリルアンによる利得、
(f):ブリルアン周波数シフトfの場合の誘導ブリルアン散乱係数、
z:分岐光ファイバ入射端からプローブ光パルスとポンプ光パルスがインタラクションした位置までの距離、
pump(z):分岐光ファイバ入射端から距離zだけ離れた位置におけるポンプ光パルスの強度、
ΔLpump:ポンプ光パルス幅に依存した空間分解能
である。
なお、ポンプ光パルス幅は損失の空間分解能ΔLpumpを決めるパラメータであり、条件2において設定したプローブ光パルス幅(心線識別の性能に依存)とは異なる要求条件のもと設定されるべきものである。
分岐光ファイバ心線#iの損失係数をα、入射端から分岐光ファイバ心線#iの遠端までの長さをL、分岐光ファイバ心線#iを往復する場合の全損失をLtiとすると、終端の光反射フィルタで反射された後、入射端から距離zの位置でポンプ光パルスと衝突し、分岐光ファイバ入射端でのプローブ光パルスの強度Iprobe(2L, z)は、式(2)で表される。
Figure 0006353429
式(2)より、分岐ファイバ入射端での第一試験光の強度Iprobe(2L, z, f)は、g(f)とIpump(z)の関数となる。ここで、Ipump(z)は、式(3)で表される。
Figure 0006353429
また、プローブ光パルスのみを入射した場合の入射端へ戻ってくる反射プローブ光強度Iref(2L)は、
Figure 0006353429
よって、式(2)は、式(3)及び式(4)を用いると式(5)として表される。
Figure 0006353429
式(5)より、ブリルアン散乱光の利得を解析することにより、インタラクションした場所までの損失をポンプ光パルス幅で積分した値とブリルアン散乱係数の積が取得可能である。
ここで、遠端での反射減衰量をRとする。プローブ光パルスを入射した直後(t=τ)にポンプ光パルスを入射した場合、プローブ光パルスが遠端zで反射した直後にポンプ光パルスと衝突するため、得られるブリルアン利得は式(5)を用いて、
Figure 0006353429
となる。ただし、z は入射端から遠端反射地点の反射手前までの距離である。
一方、ポンプ光パルスを入射した直後(ポンプ光パルスの幅の時間後)にプローブ光パルスを入射した場合、得られるブリルアン利得は式(5)を用いて、
Figure 0006353429
となる。ただし、z は入射端から遠端反射地点の反射直後までの距離である。
式(6)及び(7)から、以下の演算を行うことで、遠端反射を取得することができる。
Figure 0006353429
つまり、反射減衰量Rは、
Figure 0006353429
であり、ポンプ光パルスを入射した直後にプローブ光パルスを入射した場合の戻り光の光強度をプローブ光パルスを入射した直後にポンプ光パルスを入射した場合の戻り光の光強度で除した値となる。
図2は、ポンプ−プローブ光パルス入射順序入替えによる反射率測定の結果である。測定した被試験光線路100は1本の光ファイバで構成されており、遠端にコネクタをすべて開放した8分岐スプリッタを接続しており、反射減衰量約25dBである。また、図2の点線の位置(距離5000mの位置)が被試験光線路100の遠端である。図2より、点線の前後で25dBの損失差が確認でき、ポンプ−プローブ光パルスの入射順序を入れ替えることで、遠端の反射減衰量を測定可能なことがわかる。
つまり、試験光パルスの入射順序を変更して誘導ブリルアン散乱光の特性を解析すれば、遠端反射減衰量を測定することができる。
(ii)分岐光ファイバのうちの1つからの誘導ブリルアン散乱光が光受信器に到達する時間の測定
分岐光ファイバ23の1つ(#a)からの戻り光が光受信器26に到達する時間をtdaとする。第一試験光(誘導ブリルアン散乱光)は、分岐光ファイバ23(#a)終端の光反射フィルタ24により反射され、光受信器26へ戻ってくるので、到達時間は式(9)で表される。
Figure 0006353429
また、他の分岐光ファイバ23(#b)(1≦b≦Nの整数)から戻ってきた戻り光(誘導ブリルアン散乱光)が光受信器26に到達する時間tdbは、式(10)で表される。
Figure 0006353429
よって、それぞれの分岐光ファイバ23からの戻り光が光受信器26に戻る時間の差は、式(11)で表される。
Figure 0006353429
≠Lのとき、光受信器26に到達する時間が異なる。ここで、第一試験光のパルス幅をτとすると、
Figure 0006353429
のとき(条件2)、各分岐光ファイバ23の遠端から戻る第一試験光は光スプリッタ22で重ならない。従って、光受信器26で各戻り光の到達時間を測定することで、どの分岐光ファイバ23からの戻り光であるかを時間的に切り分けることができる。
上記(i)〜(ii)により、分岐光ファイバ個別の遠端反射減衰を測定可能である。
(iii)往復のリンクロス測定
第一試験光のみを入射する場合を考える。被試験光線路100へ入射前の光強度Iinを、入射端部を光受信器26に直接接続して測定する。次に、(i)の測定で取得したIref(2L)を用いる。ここで、分岐光ファイバ23毎の往復のリンクロスをXとすると、
Figure 0006353429
であるので、
Figure 0006353429
となる。
以上より、光線路特性解析装置301は、誘導ブリルアン利得により分岐光ファイバ23毎の反射減衰量を測定し、試験光パルスの入射前後の測定から反射減衰量の影響を除去することで、分岐光ファイバ23毎のリンクロスを取得可能である。
(発明の効果)
以上のように、本発明は、光スプリッタの分岐点で複数系統に分岐された各分岐光ファイバの長さの差の最小値ΔLを利用し、波長の異なる二種の試験光を用意し、パルス化した後に二種のパルス試験光に入射時間差を与えて被測定光線路に入射することで、先に入射したパルス試験光(第一試験光)の反射光と、後に入射したパルス試験光(第二試験光)が対向伝搬することにより発生した誘導ブリルアン後方散乱光を光受信器で受信し、光受信器の出力電流を2nΔL/c(cは真空中の光速、nは光ファイバの屈折率)よりも高い時間分解能で解析することで、第1〜第Nのどの分岐光ファイバからの誘導ブリルアン散乱かを特定することが可能となり、第一試験光と第二試験光の入射順序を変更して測定を行うことで、反射減衰量の影響を受けた誘導ブリルアン散乱を測定することが可能となり、各反射光において、反射減衰量の影響の有/無の誘導ブリルアン散乱強度を比較することで分岐の遠端反射の反射減衰量を個別測定することが可能である。さらに、第一試験光または第二試験光のうち一方を用い、光線路入射パワーをパワーメータで測定し、光線路入射後に分岐光線路の遠端から戻ってきた反射光を2nΔL/cより高い時間分解能を有するパワーメータで測定し、入射前後のパワーメータ測定値を比較することで、遠端反射減衰量の影響を含んだ往復のリンクロスを分岐毎に測定することができる。ここで、先に測定した反射減衰量を用いて往復のリンクロスを補正することで、遠端反射減衰量を含まないリンクロスを分岐毎に測定可能である。
10:光源
11:分岐素子
12:光周波数変更手段
13:光パルス化手段
14:光パルス化手段
15、16:入射時間制御手段
17:正弦波発生器
18、19:光増幅器
20:合波素子
21:サーキュレータ
22:光スプリッタ
23:分岐光線路
24:光反射フィルタ
25:光フィルタ
26:光受信器
27:A/D変換器
28:演算処理装置

Claims (6)

  1. 被試験光線路の一端から、前記被試験光線路でブリルアン(Brillouin)散乱を発生させるポンプ光パルスと、前記ポンプ光パルスと相互作用させるプローブ光パルスと、を伝搬させ、前記被試験光線路の特性を解析する光線路特性解析方法であって、
    前記プローブ光パルスと前記ポンプ光パルスとの光周波数差である設定ブリルアン周波数シフトを設定する光周波数差設定ステップと、
    前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記プローブ光パルス、前記ポンプ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する正順相互作用光強度測定ステップと、
    前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記ポンプ光パルス、前記プローブ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する逆順相互作用光強度測定ステップと、
    前記正順光強度測定ステップで測定した戻り光の光強度を前記逆順光強度測定ステップで測定した戻り光の光強度で徐し、前記被試験光線路の他端における反射減衰量を算出する反射減衰量演算ステップと、
    を行うことを特徴とする光線路特性解析方法。
  2. 光強度を測定した前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスを前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスの戻り光の光強度に基づいて、光が前記被試験光線路を往復する場合の全損失を測定する全損失測定ステップと、
    前記全損失測定ステップで測定した全損失を前記反射減衰量演算ステップで算出した反射減衰量で除して前記被試験光線路のリンクロスを算出するリンクロス演算ステップと、
    をさらに行うことを特徴とする請求項1に記載の光線路特性解析方法。
  3. 前記被試験光線路が複数で、それぞれの前記被試験光線路の一端がスプリッタに接続されている場合、前記プローブ光パルスのパルス幅τを2nΔL/cより狭くすることと特徴とする請求項1又は2に記載の光線路特性解析方法。
    ただし、nは被試験光線路の屈折率、ΔLは各被試験光線路の長さの差の最小値、cは真空中の光速である。
  4. 被試験光線路の特性を解析する光線路特性解析装置であって、
    前記被試験光線路の一端から、前記被試験光線路でブリルアン(Brillouin)散乱を発生させるポンプ光パルスと、前記ポンプ光パルスと相互作用させるプローブ光パルスと、を伝搬させるパルス光入射回路と、
    前記プローブ光パルスと前記ポンプ光パルスとの光周波数差である設定ブリルアン周波数シフトを設定する光周波数差設定回路と、
    前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記プローブ光パルス、前記ポンプ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する正順相互作用光強度測定、及び
    前記プローブ光パルス及び前記ポンプ光パルスを、前記ポンプ光パルス、前記プローブ光パルスの順で連続して前記被試験光線路に伝搬させ、前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルスの戻り光の光強度を測定する逆順相互作用光強度測定を行う光受信器と、
    前記光受信器が前記正順光強度測定で測定した戻り光の光強度を前記光受信器が前記逆順光強度測定で測定した戻り光の光強度で徐し、前記被試験光線路の他端における反射減衰量を算出する演算処理回路と、
    を備えることを特徴とする光線路特性解析装置。
  5. 前記パルス光入射回路は、
    光強度を測定した前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスを前記被試験光線路に伝搬させ、
    前記光受信器は、
    前記被試験光線路の他端で反射し、前記被試験光線路の一端へ戻ってきた前記プローブ光パルス又は前記ポンプ光パルスの戻り光の光強度を測定し、
    前記演算処理回路は、
    前記光受信器が測定した戻り光の光強度に基づいて、光が前記被試験光線路を往復する場合の全損失を演算する全損失測定を行うとともに、前記全損失測定で測定した全損失を前記反射減衰量演算で算出した反射減衰量で除して前記被試験光線路のリンクロスを算出するリンクロス演算をさらに行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の光線路特性解析装置。
  6. 前記パルス光入射回路は、
    前記被試験光線路が複数で、それぞれの前記被試験光線路の一端がスプリッタに接続されている場合、前記プローブ光パルスのパルス幅τを2nΔL/cより狭くすることと特徴とする請求項4又は5に記載の光線路特性解析装置。
JP2015234381A 2015-12-01 2015-12-01 光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置 Active JP6353429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015234381A JP6353429B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015234381A JP6353429B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017101980A JP2017101980A (ja) 2017-06-08
JP6353429B2 true JP6353429B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=59017958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015234381A Active JP6353429B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6353429B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103582808B (zh) * 2011-05-31 2016-06-01 日本电信电话株式会社 光线路特性分析装置及其分析方法
JP6055716B2 (ja) * 2013-05-17 2016-12-27 日本電信電話株式会社 分岐光線路特性解析装置及びその解析方法
JP5993818B2 (ja) * 2013-08-23 2016-09-14 日本電信電話株式会社 光線路特性解析装置及び光線路特性解析方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017101980A (ja) 2017-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5521118B2 (ja) 光線路特性解析装置及びその解析方法
JP6338153B2 (ja) モード結合比率分布測定方法及びモード結合比率分布測定装置
US11402295B2 (en) Optical fiber loss measurement device and optical fiber loss measurement method
KR101605837B1 (ko) 파장 가변 레이저를 이용한 광선로 검사기
JP2019184321A (ja) 環境特性測定装置および環境特性測定方法
JP6263426B2 (ja) 分岐光線路特性解析システム、分岐光線路とその製造方法
CN111678584A (zh) 一种带光源频移校准辅助通道的光纤振动测量装置及方法
JP6055716B2 (ja) 分岐光線路特性解析装置及びその解析方法
JP6325490B2 (ja) 光線路特性解析装置及び光線路特性解析方法
JP5993818B2 (ja) 光線路特性解析装置及び光線路特性解析方法
JP7188593B2 (ja) 光強度分布測定方法及び光強度分布測定装置
JP2017110953A (ja) 伝搬モード間群遅延差測定方法及び伝搬モード間群遅延差測定システム
JP5753834B2 (ja) 光パルス試験装置及び光パルス試験方法
JP6085573B2 (ja) 分岐光線路の特性解析装置および分岐光線路の特性解析方法
JP6461746B2 (ja) 光線路特性解析装置及び光線路特性解析方法
JP6277093B2 (ja) 分岐光線路特性解析装置及びその解析方法
JP2017072389A (ja) 光線路特性解析装置及び光線路特性解析方法
EP2323286A1 (en) Method of operating an optical transmission system, optical transmitter, and optical receiver
WO2020129615A1 (ja) 光パルス試験方法および光パルス試験装置
JP6353429B2 (ja) 光線路損失解析方法及び光線路損失解析装置
JP6602689B2 (ja) 光線路特性解析装置及び信号処理方法
JP5907907B2 (ja) 光線路特性解析装置及びその解析方法
JP5207252B2 (ja) 光周波数領域反射測定方法及び光周波数領域反射測定装置
JP6342857B2 (ja) 光反射測定装置および光反射測定方法
JP6218142B2 (ja) 分岐光線路の特性解析装置及び特性解析方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170731

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6353429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150