JP6353286B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は、毛髪化粧料に関する。
毛髪化粧料には、従来から、毛髪に滑らかさ、しっとり感、撥水性、光沢などを付与するための基材としてシリコーン化合物が用いられてきた。
例えば、特許文献1,2には、特定のアミノ基とアルキル基を組み合わせた特定のアミノ変性ポリオルガノシロキサンを用い、軽い滑り感と重くない感じのまとまり感などを付与する毛髪化粧料が開示されている。また、特許文献3には、3級アミンと特定のアミノ変性ポリオルガノシロキサンとを組み合わせて用い、ダメージを受けた毛髪であっても、塗布時やすすぎ時の軽やかな滑り、乾燥後の軽い滑り、柔らかさ、まとまり、髪が束にならない、べたつきのなさを付与する毛髪化粧料が開示されている。
また、近年、ヘアカラー、パーマネントなどの化学的なダメージ、紫外線、ドライヤーなどの熱によるダメージ等を受けた毛髪において、毛髪の乾きのよさが求められるようになってきた。
特開2008−143858号公報 特開2008−143859号公報 特開2011−132217号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の毛髪化粧料において、毛束のバラけやすさ、毛髪の乾きの速さが着目されることはなかった。
本件発明者は、鋭意検討を行った結果、特定の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン、カチオン界面活性剤、高級アルコール、及びポリジメチルシロキサンを組み合わせて用いることにより、毛髪化粧料を塗布して洗い流した後の毛髪において、毛束がバラけやすく、かつ毛髪が乾きやすい毛髪化粧料が得られることを見出した。さらに、乾燥後の毛髪においても、軽やかさが付与されることが見出された。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(D):
(A)下記一般式(1)で表される両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン
(R )SiO−(R SiO)−(RSiO)−Si(R ) (1)
〔上記一般式(1)中、Rは炭素数12〜50の直鎖または分岐のアルキル基、Rは置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基、Rは3−アミノプロピル基または、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基を表し、xは25〜350、yは1〜10である。〕 0.01〜15質量%
(B)1種または2種以上の4級カチオン界面活性剤 0.1〜15質量%
(C)炭素数12〜28であり、水酸基が1である高級アルコール 0.1〜20質量%
(D)ポリジメチルシロキサン 0.01〜15質量%、
及び水を含有し、
成分(A)中の窒素含有量が0.4〜1.2質量%である毛髪化粧料を提供するものである。
本発明の毛髪化粧料によれば、毛髪から洗い流された後、毛束がバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせるとともに、乾燥後の毛髪に対し、軽やかさを付与することができる。
まず、本発明の毛髪化粧料の概要について説明する。
本発明の毛髪化粧料は、
(A)下記一般式(1)で表される両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン
(R )SiO−(R SiO)−(RSiO)−Si(R ) (1)
〔上記一般式(1)中、Rは炭素数12〜50の直鎖または分岐のアルキル基、Rは置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基、Rは3−アミノプロピル基または、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基を表し、xは25〜350、yは1〜10である。〕 0.01〜15質量%
(B)1種または2種以上の4級カチオン界面活性剤 0.1〜15質量%
(C)炭素数12〜28であり、水酸基が1である高級アルコール 0.1〜20質量%
(D)ポリジメチルシロキサン 0.01〜15質量%、
及び水を含有し、
成分(A)中の窒素含有量が0.4〜1.2質量%である。
従来、ダメージを受けた毛髪は、毛髪の親水化や摩擦により、毛髪同士が絡みやすく乾きにくいといった傾向があった。これに対し、本発明の毛髪化粧料によれば、毛髪に塗布して洗い流した後、毛束がバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせることとともに、乾燥後の毛髪に対し、軽やかさを付与することができる。この理由の詳細は明らかではないが、本発明の毛髪化粧料は、成分(A)を、成分(B)〜(D)と組み合わせて用いることで、成分(A)中の窒素により適度に毛髪表面に吸着しつつ、疎水性のアルキル基が毛髪間に入り込むことができるため、毛髪が束になりにくく、毛束が1本1本にバラけやすくなると推測される。そして、空気が毛髪間に入りやすくなることで毛髪が乾きやすくなり、また、乾燥後の毛髪においては、毛髪間の空気により軽やかさを付与できると考えられる。
以下、本発明の毛髪化粧料の詳細について説明する。
成分(A)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物は、
一般式(1):(R )SiO−(R SiO)−(RSiO)−Si(R
で表される。
ここで、Rは炭素数12〜50のアルキル基であり、直鎖状でも分岐状でもよい。毛髪から洗い流された後、毛束が1本1本にバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせる観点からは、直鎖状のアルキル基が好ましい。Rとしては炭素数14〜40のアルキル基が好ましく、炭素数14〜30のアルキル基がより好ましく、炭素数16〜18のアルキル基がさらに好ましい。
が直鎖状のアルキル基の場合、炭素数16〜18のアルキル基が好ましい。
は炭素数1〜6の1価の炭化水素基であり、炭化水素基としては、例えばメチル基、エチル基、ブチル基、ヘキシル基などの直鎖または分岐状のアルキル基などが挙げられ、メチル基が好ましい。
は3−アミノプロピル基またはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である。
成分(A)の式(1)において、複数のRは同じ基であっても異なる基であってもよく、複数のRも同じ基であっても異なる基であってもよい。さらに、複数のRがある場合にも、同じ基であっても異なる基であってもよい。ただし、製造性の観点からは、複数のRは同じ基であることが好ましい。
xの値はすすぎ時のすべり性、乾燥後のすべり性の観点から、25以上であり、好ましくは50以上である。また、乾燥後の仕上がりの観点から、350以下であり、好ましくは150以下である。すすぎ後の乾きを速く感じさせつつ、乾燥後の滑らかさを付与する観点から、好ましくは50以上150以下である。
yの値は毛髪への吸着性の観点から、1以上であり、毛髪の滑り性が重くならず、軽い滑り性の仕上がりを出す観点から、10以下であり、すすぎ後の乾きを速く感じさせつつ、乾燥後の滑らかさを付与する観点から、好ましくは1以上7以下であり、すすぎ後の乾きをさらに速く感じさせる観点から、より好ましくは1以上4以下である。
また、すすぎ後の乾きを速く感じさせつつ、乾燥後の毛髪に対し、滑らかさ、軽やかさを付与する観点から、xの値25〜350、yの値1〜7を組み合わせた組成が好ましく、xの値50〜150、yの値1〜4を組み合わせた組成がより好ましい。
成分(A)中の窒素含有量は、毛髪から洗い流された後、毛束が1本1本にバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせつつ、乾燥後の毛髪に対し、滑らかさ、軽やかさを付与する観点から、成分(A)全体に対して、0.4質量%以上、1.2質量%以下であり、より好ましくは、0.49質量以上、1.1質量%以下である。
窒素含有量は、成分(A)中のアミノ基含有シランやアミノ基含有シリコーン化合物の量を調整することで所望の範囲とすることができる。
成分(A)の窒素含有量は、以下のようにして算出される。
窒素含有量は、両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサンに含まれる窒素原子としての含有量であり、中和滴定により測定する。
任意のサンプル量(0.5〜10g)を約10倍量のイソプロピルアルコールとトルエンの混合溶液(1:1[vol%])に溶解する。指示薬として、テトラブロムフェノールフタレインエチルエステルカリウムを添加し、過塩素酸水溶液にて中和滴定を行う。採取したサンプル量、過塩素酸水溶液の規定度および消費量より、両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物中の窒素原子としての含有量を算出した。
なお、特許文献2には、両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物が開示されているが、窒素含有量が0.3質量%を超えると、滑り感が比較的重くなってしまうとの記載がある。これに対し、本発明の毛髪化粧料では、特定の成分(A)〜(D)を含み、かつ成分(A)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物の窒素含有量が0.4〜1.2質量%とした場合に、毛髪から洗い流された後、毛束が1本1本にバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせつつ、乾燥後の毛髪に対し、軽やかさを付与することができることを見出したものである。
また、乾燥後の毛髪に対し、軽やかさを付与する観点から、成分(A)は、25℃で液状であること、すなわち、25℃における粘度が50〜2000mPa・sであることが好ましい。
また、毛髪から洗い流された後、毛束が1本1本にバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせられる観点から、好ましくは70mPa・s以上であり、より好ましくは180mPa・s以上であり、好ましくは1200mPa・s以下であり、より好ましくは400mPa・s以下である。一方、5mPa・s以上とすることで、毛髪に成分(A)が残留しやすくなり、乾燥後の毛髪に対し、滑らかさ、軽やかさを付与できる。
成分(A)の粘度は、以下のようにして計測される。
両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物の粘度は、市販されている回転粘度計を使用して測定できる。市販の粘度計として、例えば、ブルックフィールド粘度計(米国ブルックフィールド社)、ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)が挙げられる。ここでは、ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)を使用して、25℃における両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物の粘度を測定した。
成分(A)が毛髪化粧料に配合される形態は、オイル、またはエマルションのどちらでもよい。
成分(A)の含有量は、良好なコンディショニング効果を得つつ、毛束が1本1本にバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせる観点から、毛髪化粧料全体に対し、0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。一方、成分(A)の含有量は、柔軟性を付与する観点から、毛髪化粧料全体に対し、15質量%以下であり、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。
以上のような成分(A)は以下のようにして製造することができる。
成分(A)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物は、シリコーン化合物の一般的な製造法である平衡化反応により製造できる。すなわち、オクタメチルシクロテトラシロキサンなどの環状シロキサンをシリコーンモノマーとし、末端封鎖剤およびアミノ基含有シランまたはアミノ基含有シリコーン化合物とともに平衡化する方法である。
平衡化反応に使用される触媒は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウムなどのアルカリ触媒、水酸化テトラメチルアンモニウムなどの第4級アンモニウム触媒、水酸化テトラブチルフォスホニウムなどの第4級フォスフォニウム触媒、および前記したこれら化合物のシラノレート類すべてが使用できる。
平衡化反応における触媒の添加量は、0.1〜1000ppmの範囲で使用される。好ましくは、1〜500ppmである。0.1ppm以上とすることで、反応を十分に進行させることができ、また、1000ppm以下とすることで、その量に見合った効果が得られる。
平衡化反応における反応温度は、反応が進行する温度であれば差し支えないが、通常50〜200℃の範囲で行われ、使用する触媒に応じて、適宜反応温度が選択される。
平衡化反応により、低分子量のシロキサンが生成するので、必要に応じて、減圧下あるいは常圧下で、これらシロキサン成分を留去すればよい。
このようにして、成分(A)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物が製造できる。
成分(B)の4級カチオン界面活性剤としては、次の一般式(12)で表される第4級アンモニウム塩が挙げられる。
Figure 0006353286
〔式(12)中、R及びRは各々独立して水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示し、R及びRが同時に水素原子又はベンジル基となる場合、及び、炭素数1〜3の低級アルキル基となる場合を除く。Zはアニオンを示す。〕
及びRは、その一方が炭素数14〜24の直鎖又は分岐のアルキル基であり、好ましくは直鎖アルキル基であり、また他方は炭素数1〜3の低級アルキル基であり、好ましくはメチル基である。Zは、塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン;エチル硫酸イオン、炭酸メチルイオン等の有機アニオン等が挙げられ、ハロゲン化物イオンが好ましく、塩化物イオンがより好ましい。
カチオン界面活性剤としては、モノ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化セチルトリメチルアンモニウム(INCI名:セトリモニウムクロリド)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(INCI名:ステアルトリモニウムクロリド)、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(INCI名:ベヘントリモニウムクロリド)、塩化オクタデシロキシプロピルトリメチルアンモニウム(INCI名:ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド)等が挙げられる。毛束のバラけやすさ、乾きやすさ、及び乾燥後の毛髪の滑らかさ、軽やかさを付与する観点から、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。これらカチオン界面活性剤は、単独で又は2種以上を組み合わせてもよい。
成分(B)の含有量は、乾燥後の毛髪に対し、滑らかさ、軽やかさを付与する観点から、毛髪化粧料全体に対し、0.1質量%であり、0.14質量%が好ましい。一方、成分(B)の含有量は、毛束のバラけやすさ、乾きやすさの観点から、毛髪化粧料全体に対し、15質量%以下であり、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。
成分(C)の水酸基が1である高級アルコールとしては、炭素数12〜28のアルキル基を有するものであり、炭素数16〜24のアルキル基を有するものが好ましく、18〜22のアルキル基を有するものがより好ましい。またこのアルキル基は、直鎖アルキル基であるのが好ましい。具体的には、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール等が挙げられ、ステアリルアルコールがより好ましい。成分(C)の水酸基が1である高級アルコールは、1種または2種以上を併用してもよい。
また、高級アルコールは、水酸基を1つ含むものであり、水酸基を2つ以上含まないものである。
成分(C)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.1〜20質量%であり、滑らかさ、使いやすさ、安定性等の向上の点から、0.5〜15質量%以下が好ましく、1〜10質量%がより好ましい。
成分(D)のポリジメチルシロキサンは、下記一般式(13)で表されるものが好ましい。
(CHSiO−[(CHSiO]−Si(CH (13)
〔一般式(13)中、Rはメチル基又はヒドロキシル基を示し、aは10〜20000の数を示す。〕
がメチル基である場合は、aは500〜10000が好ましく、1000〜5000がより好ましい。
ポリジメチルシロキサンは、低粘度の液状油、例えば、低重合ポリジメチルシロキサンオイル、環状シリコーン等の液状シリコーンオイル、またイソパラフィン等の液状炭化水素油等に溶解又は分散したものを使用することができる。
各種のポリジメチルシロキサンが使用できるが、市販品としては、DOW CORNING TORAY BY11−026、BY22−060(東レ・ダウコーニング社製)、KF−96H、KF−9008、KF−9013(信越化学工業社製)等が挙げられる。
具体的には、以下の式(14)で示されるものである。
(CHSiO−[(CHSiO]−Si(CH (14)
〔aは100〜20000の数を示す。〕
成分(D)の含有量は、毛髪に滑りを与える観点から、毛髪化粧料全体に対し、0.01〜15質量%以下であり、良好なコンディショニング効果を得る観点から、0.05〜15質量%が好ましく、0.1〜10質量%がより好ましく、0.1〜0.8質量%がさらに好ましい。
成分(A)に対する成分(D)の質量比(D)/(A)は、毛束のバラけやすさ、乾きやすさの観点から、1以上が好ましく、2以上がより好ましく、5以上がさらに好ましい。一方、(D)/(A)は、乾燥後の滑らかさ、軽やかさを付与する観点から、100以下が好ましく、30以下がより好ましく、20以下がさらに好ましい。また、すすぎ後の毛髪の乾きやすさと乾燥後の滑らかさ、軽やかさとのバランスの観点から、1以上100以下であることが好ましく、2以上30以下であることがより好ましく、5以上20以下であることがさらに好ましい。
水の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、35質量%以上、99質量%以下が好ましく、45質量%以上、95質量%以下がより好ましい。
本発明の毛髪化粧料の製造方法としては、成分(B)と成分(C)と水を含む組成物に、成分(A)と(D)を別々に直接添加する製造方法、又は、成分(B)と成分(C)と水を含む上記組成物に、予め成分(A)と成分(D)と成分(B)の一部を適量の水に混合し分散させたシリコーン分散液を添加する製造方法があり、後者の製造方法が好ましい。これにより、毛髪から洗い流された後、毛束が1本1本にバラけやすく、毛髪の乾きを速く感じさせることができるとともに、乾燥後の毛髪に対し、軽やかさを付与することができる。
さらに、本発明の毛髪化粧料には、特定の有機溶剤(F)を含むことができる。成分(F)として、具体的には、次の(f1)〜(f6)から選ばれる1以上の有機溶剤が用いられる。
(f1):下記一般式(2)で表される化合物
Figure 0006353286
〔上記一般式(2)中、Rは、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または基R26−Ph−R27(R26:水素原子、メチル基またはメトキシ基、R27:結合手または炭素数1〜3の飽和もしくは不飽和の二価の炭化水素基、Ph:フェニレン基)を示し、YおよびZは、それぞれ独立して、水素原子または水酸基を示し、p、qおよびrは、それぞれ独立して、0〜5の整数を示す。ただし、p=q=0であるときは、Rは水素原子および基R26−Ph−R27のいずれでもなく、Zは水酸基である。〕
ただし、(f1)は、成分(C)(炭素数12〜28であり、水酸基が1である高級アルコール)は含まない。
(f2):窒素原子に炭素数1〜18のアルキル基が結合したN−アルキルピロリドン
(f3):炭素数2〜4のアルキレン基を有するアルキレンカーボネート
(f4):分子量100〜5000のポリプロピレングリコール
(f5):下記一般式(3)、(4)または(5)で表されるラクトンまたは環状ケトン
Figure 0006353286
〔上記一般式(3)〜(5)中、Xは、メチレン基または酸素原子を示し、RおよびRは、相異なる置換基を示し、aおよびbは、それぞれ独立して、0または1を示す。〕
(f6):下記一般式(6)で表されるジオール類
Figure 0006353286
〔上記一般式(6)中、sおよびtはそれぞれ独立して0〜6の整数を示す。ただし、s=0の場合、tは1以上であり、t=0の場合sは1以上である。〕
本発明において、成分(F)である有機溶剤のうち、(f1)としては、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、イソブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p−アニシルアルコール、p−メチルベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール、メチルカルビトール、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトール、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、グリセリン等が挙げられる。
(f2)としては、N−メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−ラウリルピロリドン等が挙げられる。
(f3)としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等が挙げられる。
(f4)のポリプロピレングリコールとしては、毛髪に塗布した後にすすぐ時の滑らか感と柔軟性の観点で、分子量100〜1000のものが好ましい。
(f5)において、上記一般式(3)〜(5)中のRおよびRとしては、直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基、水酸基、スルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基、フェニル基、スルホアルキル基、リン酸アルキル基、カルボキシアルキル基等が好ましく、中でも、γ−ラクトンの場合にはγ位、δ−ラクトンの場合にはδ位(すなわちヘテロ酸素原子の隣接メチレン)に置換した、炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、たとえばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等が好ましい。
また、上記一般式(3)〜(5)に示した化合物の水溶性を増大させたい場合には、RまたはRとして、スルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基等の酸性基やこれらが置換したアルキル基を有するのが好ましい。
(f5)のうち、ラクトンとしては、γ−ブチロラクトン、γ−カプロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、δ−カプロラクトン、δ−ヘプタノラクトン等が挙げられるが、ラクトンの安定性の点から、γ−ラクトンが好ましく、γ−ブチロラクトン、γ−カプロラクトンがより好ましい。
(f5)のうち、環状ケトンとしては、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、4−メチルシクロヘプタノン等が挙げられる。
(f6)としては、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,5−ヘキサンジオール等が好ましい。
中でも成分(F)として、ツヤやまとまりといった仕上がりの観点からベンジルアルコール、2−ベンジルオキシエタノール、プロピレンカーボネート、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールおよび1,3−ブタンジオールが好ましい。
成分(F)は、2種以上を併用してもよい。成分(F)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01質量%以上が好ましく、ツヤやまとまりといった仕上がりの観点から50質量%以下が好ましく、0.1〜35質量%がより好ましく、0.5〜10質量%がさらに好ましい。
さらに、本発明の毛髪化粧料は、特定の有機酸(G)を含むことができる。
かかる有機酸としては、炭素数10以下の有機酸が好ましく、アルキルリン酸、アルキルスルホン酸、アルキル硫酸等の炭素数10以下の短鎖アルキル基を有する酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸、安息香酸、p−トルエンスルホン酸等の芳香族酸、ヒドロキシ酸、ジカルボン酸等が挙げられる。
このうち、ヒドロキシ酸の具体例としては、グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、グルコン酸、パントテン酸等のヒドロキシモノカルボン酸、リンゴ酸、酒石酸等のヒドロキシジカルボン酸、クエン酸等のヒドロキシトリカルボン酸が挙げられる。
ジカルボン酸の具体例としては、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、グルタル酸等が挙げられる。
毛髪に対する保湿および柔軟化効果をもたらすという点から、ヒドロキシモノカルボン酸、ヒドロキシジカルボン酸、ジカルボン酸、酸性アミノ酸が好ましい。中でも、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、マレイン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸が好ましい。さらに好ましくは、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、マレイン酸、グルタミン酸が好ましい。リンゴ酸、乳酸、グルタミン酸およびグリコール酸からなる群から選択される一種以上の有機酸を含むことがより一層好ましい。なお、本発明において、グルタミン酸は、ピロリドンカルボン酸中の不純物として、毛髪化粧料中に配合されてもよい。
これら成分(G)は、単独でまたは2種類以上を組み合わせて使用することができる。成分(G)の含有量は、ツヤやまとまりといった毛髪の仕上がり感向上の観点から、毛髪化粧料全体に対し、0.1〜5質量%が好ましく、0.2〜3質量%がより好ましく、0.5〜2質量%がさらに好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、毛髪にツヤ、柔軟性、まとまり、しなやかさを付与する観点より、毛髪に適用する際のpH(水で20質量倍に希釈時、25℃)が2以上、5以下であるのが好ましく、pH2.5〜4であるのがより好ましく、pH3〜4であるのがさらに好ましい。
(その他)
本発明の毛髪化粧料には、毛髪に与える感触を更に向上させるため、成分(A)、(D)以外のシリコーン類及び油剤から選ばれるコンディショニング剤を含むことができる。
成分(A)、(D)以外のシリコーン類としては、例えば以下に示すものが挙げられる。
(シリコーン類−1)アミノ変性シリコーン
各種のアミノ変性シリコーンが使用できるが、平均分子量が約3000〜100000の、アモジメチコーン(Amodimethicone)の名称でCTFA辞典(米国,Cosmetic Ingredient Dictionary)第3版中に記載されているものが好ましい。このアミノ変性シリコーンは水性乳濁液として用いるのが好ましく、市販品としては、SM8704C〔東レ・ダウコーニング株式会社〕、DC 929〔ダウ・コーニング社〕等が挙げられる。
その他のアミノ変性シリコーンとしては、例えば一般式(15)で表されるような化合物が挙げられ、市販品としては、ダウ・コーニング社の「8500 Conditioning Agent」(CAS No.237753−63−8)が挙げられる。
Figure 0006353286
〔上記一般式(15)中、R25は炭素数13〜15の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、Xのうち75%は基−CHCH(OH)CHOHを、25%は水素原子を示す。〕
アミノ変性ポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体の例としては、下記一般式(16)で表されるものが挙げられる。
Figure 0006353286
〔上記一般式(16)中、bは2以上の整数を示し、cは1以上の整数を示し、dは4以上の整数を示し、eは0〜30の整数を示し、fは2以上の整数を示す。〕
上記一般式(16)において、好ましくは、bは2〜1,000の数、cは1〜50の数、dは4〜200の数、fは2〜100の数を示す。また、−O(CO)(CO)−はブロック共重合体及びランダム共重合体のいずれであってもよい。市販品としては、東レ・ダウコーニング株式会社のFZ−3789、シリコーンSS−3588を挙げることができる。
(シリコーン類−2)その他のシリコーン類
上記以外に、ポリエーテル変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。
これらシリコーン類は、2種以上を併用することもでき、またその含有量は、髪の滑らかさ、指通りの良さ、ツヤの付与の点から、毛髪化粧料全体に対し、0.01〜5質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましく、0.1〜0.5質量%がさらに好ましい。
油剤とは、シリコーン類を除く油性物質をいい、例えば、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボカド油、オリーブ油等のグリセリド類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル類;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸類、その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどが挙げられる。これらのうち、エステル類が好ましく、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸イソプロピル等がより好ましい。これら油剤は、2種以上を併用することもできる。油剤の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01〜15質量%が好ましく、0.05〜10質量%がより好ましく、0.1〜7質量%がさらに好ましい。
さらに、本発明の毛髪化粧料には、溶剤の可溶化、分散性等を含めた系の安定性の点から、成分(B)カチオン界面活性剤以外の界面活性剤を含有させることができる。このような界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤のいずれをも使用できる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノ又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等が挙げられる。
両性界面活性剤としてはイミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル等が挙げられる。上記界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオン、メトサルフェートイオン、サッカリネートイオンを挙げることができる。
これら成分(B)カチオン界面活性剤以外の界面活性剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用でき、溶剤の可溶化、油剤の乳化等を含めた系の安定性の点から、その含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、上記成分のほか、通常の毛髪化粧料に用いられる成分を目的に応じて適宜配合できる。このような成分としては、例えばソルビトール、パンテノール等の保湿剤;染料、顔料等の着色剤;ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、粘土鉱物等の粘度調整剤;水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、クエン酸等のpH調整剤:植物エキス類;パール化剤;香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止剤;その他エンサイクロペディア・オブ・シャンプー・イングリーディエンツ〔ENCYCLOPEDIA OF SHAMPOO INGREDIENTS (MICELLE PRESS)〕に記載されている成分等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、水溶液、エタノール溶液、エマルション、サスペンション、ゲル、液晶、固形、エアゾール等の所望の形態にすることができ、たとえばヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、コンディショニングムース、ヘアムース、ヘアスプレー、リーブオントリートメント等に適用できる。ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等の洗い流して使用する剤形としてより好適である。
本発明の毛髪化粧料を用いて髪のコンディショニング処理を行うには、本発明の毛髪化粧料を髪に塗布した後、水で洗い流せばよい。これにより、すすぎ後のタオルドライ時には毛束がばらけやすくなり、濡れた髪を短時間で乾燥させることができ、乾燥後の髪にふんわりとしたなめらかさ、軽やかさを付与することができる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の組成物、製造方法、或いは用途を開示する。
<1>
次の成分(A)〜(D):
(A)下記一般式(1)で表される両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン
(R )SiO−(R SiO)−(RSiO)−Si(R ) (1)
〔上記一般式(1)中、Rは炭素数12〜50の直鎖または分岐のアルキル基、Rは置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基、Rは3−アミノプロピル基または、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基を表し、xは25〜350、yは1〜10である。〕 0.01〜15質量%
(B)1種または2種以上の4級カチオン界面活性剤 0.1〜15質量%
(C)炭素数12〜28であり、水酸基が1である高級アルコール 0.1〜20質量%
(D)ポリジメチルシロキサン 0.01〜15質量%、
及び水を含有し、
成分(A)中の窒素含有量が0.4〜1.2質量%である毛髪化粧料。
<2>
成分(A)に対する成分(D)の質量比(D)/(A)が、好ましくは1以上100以下であり、2以上がより好ましく、5以上がさらに好ましく、30以下がより好ましく、20以下がさらに好ましい<1>に記載の毛髪化粧料。
<3>
成分(A)の前記一般式(1)中、xが、好ましくは50〜150であり、yが、好ましくは1〜7であり、より好ましくは1〜4であり、xの値50〜150、yの値1〜7を組み合わせた組成が好ましく、xの値50〜150、yの値1〜3を組み合わせた組成がより好ましい<1>または<2>に記載の毛髪化粧料。
<4>
成分(A)の前記一般式(1)で表される成分の25℃における粘度が、好ましくは50〜2000mPa・sであり、より好ましくは70〜1200mPa・sであり、さらに好ましくは180〜400mPa・sである<1>乃至<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<5>
成分(A)の前記一般式(1)で表されるRの炭素数が、好ましくは14〜40であり、より好ましくは直鎖状のRの炭素数が14〜30であり、さらに好ましくは16〜18である<1>乃至<4>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<6>
成分(A)の前記一般式(1)中、好ましくは、xが50〜150であり、yが1〜3であり、成分(A)中の窒素含有量が0.49〜1.1質量%である<1>乃至<5>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<7>
成分(A)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい<1>乃至<6>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<8>
成分(A)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい<1>乃至<6>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<9>
成分(B)は、一般式(12)で表される第4級アンモニウム塩が好ましく、モノ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化セチルトリメチルアンモニウム(セトリモニウムクロリド)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(ステアリルトリモニウムクロリド)、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(ベヘントリモニウムクロリド)、塩化オクタデシロキシプロピルトリメチルアンモニウム(ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド)がより好ましく、、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムがさらに好ましい<1>乃至<8>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
Figure 0006353286
〔式(12)中、R及びRは各々独立して水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示し、R及びRが同時に水素原子又はベンジル基となる場合、及び、炭素数1〜3の低級アルキル基となる場合を除く。Zはアニオンを示す。〕
<10>
成分(B)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.1質量%が好ましく、0.14質量%がより好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。<1>乃至<9>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<11>
成分(C)は、炭素数12〜28のアルキル基を有するものであり、炭素数16〜24のアルキル基を有するものが好ましく、18〜22のアルキル基を有するものがより好ましい<1>乃至<10>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<12>
成分(C)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%以下がより好ましく、1〜10質量%がさらに好ましい<1>乃至<11>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<13>
成分(D)は、下記一般式(13)で表されるものが好ましい<1>乃至<12>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
(CHSiO−[(CHSiO]−Si(CH (13)
〔一般式(13)中、Rはメチル基又はヒドロキシル基を示し、aは10〜20000の数を示す。〕
<14>
成分(D)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01〜15質量%以下が好ましく、0.05〜15質量%がより好ましく、0.1〜10質量%がさらに好ましく、0.1〜0.8質量%がことさら好ましい<1>乃至<13>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<15>
水の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、35質量%以上、99質量%以下が好ましく、45質量%以上、95質量%以下がより好ましい<1>乃至<14>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<16>
さらに、有機溶剤(F)を含む<1>乃至<15>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<17>
成分(F)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.01質量%以上が好ましく、50質量%以下がより好ましく、0.1〜35質量%がさらに好ましく、0.5〜10質量%がことさら好ましい<1>乃至<16>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<18>
さらに有機酸(G)を含む<1>乃至<17>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<19>
成分(G)の含有量は、毛髪化粧料全体に対し、0.1〜5質量%が好ましく、0.2〜3質量%がより好ましく、0.5〜2質量%がさらに好ましい<1>乃至<18>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<20>
pH(水で20質量倍に希釈時、25℃)が2以上、5以下であるのが好ましく、pH2.5〜4であるのがより好ましく、pH3〜4であるのがさらに好ましい<1>乃至<19>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<21)
<1>乃至<20>のいずれかに記載の毛髪化粧料を毛髪に塗布し、水で洗い流す毛髪処理方法。
<22>
<1>乃至<20>のいずれかに記載の毛髪化粧料を毛髪に塗布した後、洗浄する毛髪化粧料の使用方法。
本発明の実施例および比較例について説明する。以下、例中の%は、特記しない限り質量%である。
<成分(A)の合成>
成分(A)下記一般式(1)で表される両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−1〜Si−9)を、以下の方法で合成した。
(R )SiO−(R SiO)−(RSiO)−Si(R ) (1)
得られたSi−1〜Si−9について、一般式(1)におけるR、R、R、x、y、窒素含有量(Nwt%)、粘度(25℃,mPa・s)をまとめて表1に示した。
Figure 0006353286
・Si−1の合成
最初に、一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを合成した。
(CH−SiO−((CHSiO)20−Si(CH (i)
〔一般式(i)中,Rは炭素数16〜18の直鎖アルキル基である。〕
具体的には、1−ヘキサデセンと1−オクタデセンの混合物(出光興産社製リニアレン168)100質量部および1%塩化白金酸イソプロパノール溶液0.2質量部を攪拌しながら70℃まで昇温した。次いで、下記一般式(ii)で表される両末端ハイドロジェンポリオルガノシロキサン300質量部を70〜80℃で滴下した。滴下終了後、80℃で1時間攪拌を行い、赤外吸収スペクトルでSi−Hのピークが消失したことを確認して反応を終了した。
H(CH−SiO−((CHSiO)20−Si(CHH (ii)
このようにして、粘度0.030Pa・s(ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)No.1ローター、60rpmで測定)のアルキル変性ポリオルガノシロキサンを得た。
次に、得られたアルキル変性ポリオルガノシロキサン186部、オクタメチルシクロテトラシロキサン527部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン37部を、攪拌を行いながら90℃まで昇温した。続けて、27%の水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を有効成分で90ppm添加し、90℃で3時間平衡化反応を行った。最後に、減圧下で低分子量のシロキサンを留去して、窒素含有量0.73質量%、粘度200mPa・s(No.2ローター、60rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−1)を得た。
・Si−2の合成
一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを182質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを515質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを54質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量1.11質量%、粘度200mPa・s(No.2ローター、60rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−2)を得た。
・Si−3の合成
一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを189質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを536質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを25質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量0.49質量%、粘度180mPa・s(No.2ローター、60rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−3)を得た。
・Si−4の合成
一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを74質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを651質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを25質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量0.49質量%、粘度1,200mPa・s(No.3ローター、60rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−4)を得た。
・Si−5の合成
一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを71質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを633質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを46質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量0.91質量%、粘度840mPa・s(No.3ローター、60rpm、25℃で測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−5)を得た。
・Si−6の合成
一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを351質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを373質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを25質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量0.5質量%、粘度70mPa・s(No.1ローター、60rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−6)を得た。
・Si−7の合成
一般式(i)で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを342質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを363質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを45質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量0.9質量%、粘度77mPa・s(No.1ローター、60rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−7)を得た。
・Si−8の合成
一般式:R(CH−SiO−((CHSiO)20−Si(CH
(上記一般式中,Rは炭素数20〜28の直鎖アルキル基である。)
で表されるアルキル変性ポリオルガノシロキサンを35質量部、オクタメチルシクロテトラシロキサンを705質量部、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランを11質量部に変更した以外は、(Si−1)の製造法と同様にして窒素含有量0.2質量%、粘度10,000mPa・s(ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)No.4ローター、30rpmで測定)の両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン(Si−8)を得た。
表1中の、粘度、窒素含有量は、前記実施形態で述べた方法で測定したものである。
すなわち、窒素含有量は、両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサンに含まれる窒素原子としての含有量であり、中和滴定により測定した。
任意のサンプル量(0.5〜10g)を約10倍量のイソプロピルアルコールとトルエンの混合溶液(1:1[vol%])に溶解する。指示薬として、テトラブロムフェノールフタレインエチルエステルカリウムを添加し、過塩素酸水溶液にて中和滴定を行う。採取したサンプル量、過塩素酸水溶液の規定度および消費量より、両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン中の窒素原子としての含有量を算出した。
また、粘度は、ビスメトロン粘度計(芝浦システム株式会社製)を使用して、25℃における両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン化合物の粘度を測定した。
また、x、yは製造時の仕込み量から算出したものである。
<実施例及び比較例>
表2、3に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製した。これらの毛髪化粧料について、以下の評価方法により評価を行い、結果を、表2、3に示した。なお、表2、3中の各成分の配合量は、質量%である。
<評価方法>
・標準シャンプーの処方(pH7.0)
25%ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩 62.0%
ラウリン酸ジエタノールアミド 2.3%
エデト酸二ナトリウム 0.15%
安息香酸ナトリウム 0.5%
塩化ナトリウム 0.8%
75%リン酸 適量
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
・タオルドライ時の毛束のバラけやすさ
6cm×6cm角の範囲に200本/cmの密度、生え角60°で、長さ30cmの毛髪を植毛した毛髪トレスを、市販のブリーチ剤(花王社製、泡カラーハイブリーチ)でブリーチ処理(毛髪の5質量倍のブリーチ剤を塗布し、30分間室温で処理)を2回行い、毛束のバラけやすさの評価に用いた。作製した毛髪トレスを標準シャンプーで2回洗ってから、表2、3に記載のコンディショナー1gを塗布し、水道水ですすいだ。すすぎ後、含水量が10gとなるように調整した毛髪トレスの上に、ペーパータオル(大王製紙社製、エリエールプロワイプ(ソフトタオル ホワイト))、アクリル板、錘(アクリル板と錘の総重量1.3kg、負荷時間約10秒)を順に乗せ、余分な水分を除去した。その毛髪トレスに指を通したときの毛束のほぐれやすさ、小さい毛束の出来やすさを「毛束のバラけやすさ」とし、研究員5名で官能評価を実施した。評価は以下の5段階で行い、5名の合計点を算出した。
5:とてもバラけやすい
4:バラけやすい
3:どちらともいえない
2:ややバラけにくい
1:バラけにくい
・乾きの速さ
上記毛髪トレスを用い、同様にサンプル処理してペーパータオルにて余分な水分を除去した。次に、毛髪トレスを下向きに設置し、ドライヤー(National社製 TURBODRY1300)の吹き出し口から毛髪中心部までの距離が25cmで、温風が約45°斜め上から当たるよう、ドライヤーと毛髪トレスを固定し、4秒に1回ずつ指を通しながらドライヤー乾燥を行った。この際、ドライヤー乾燥開始から乾いた感触(指の感触で判断)になるまでの時間が短い感じを「乾きの速さ」とし、研究員5名で官能評価を行った。評価は以下の5段階で行い、5名の合計点を算出した。
5:とても乾きが速い
4:乾きが速い
3:どちらともいえない
2:やや乾きが遅い
1:乾きが遅い
・乾燥後のなめらかさ
上記毛髪トレスを用い、同様にサンプル処理した後、毛先が下向きになるようにしてドライヤーで完全に乾燥させた。完全に乾燥したのち、指を通したときのなめらかさについて官能評価を研究員5名で実施した。評価は以下の5段階で行い、5名の合計点を算出した。
5:とても滑らか
4:滑らか
3:どちらともいえない
2:あまり滑らかでない
1:滑らかでない
・乾燥後の軽やかさ
上記毛髪トレスを用い、同様にサンプル処理した後、毛先が下向きになるようにしてドライヤーで完全に乾燥させた。完全に乾燥したのち、指を通したときの軽やかさについて官能評価を研究員5名で実施した。評価は以下の5段階で行い、5名の合計点を算出した。
5:とても軽やか
4:軽やか
3:どちらともいえない
2:やや重みがある
1:重みがある
Figure 0006353286
Figure 0006353286
表2,3中、各成分は、以下のものを使用した。
セトリモニウムクロリド:INCI名(花王株式会社製、コータミン60W)
ステアルトリモニウムクロリド:INCI名(花王株式会社製、コータミン86W)
ベヘントリモニウムクロリド:INCI名(花王株式会社製、コータミン 2285E(58%)−E)
ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド:INCI名(花王株式会社製、コータミンE−80K)
ステアロキシプロピルジメチルアミン:INCI名(花王株式会社製、ファーミンDM−E80)
ステアラミドプロピルジメチルアミン:INCI名(日光ケミカルズ株式会社 製、NIKKOLアミドアミンMPS)
ステアリルアルコール:INCI名(花王株式会社製、カルコール8098)
セチルアルコール:INCI名(花王株式会社製、カルコール6098)
ミリスチルアルコール:INCI名(花王株式会社製、カルコール4098)
乳酸:INCI名(株式会社 武蔵野化学研究所製、ムサシノ乳酸90)

Claims (5)

  1. 次の成分(A)〜(D):
    (A)下記一般式(1)で表される両末端長鎖アルキル・側鎖アミノ変性オルガノポリシロキサン
    (R )SiO−(R SiO)−(RSiO)−Si(R ) (1)
    〔上記一般式(1)中、Rは炭素数12〜50の直鎖または分岐のアルキル基、Rは置換または非置換の炭素数1〜6の1価の炭化水素基、Rは3−アミノプロピル基または、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基を表し、xは25〜150、yは1〜である。〕 0.01〜15質量%
    (B)1種または2種以上の4級カチオン界面活性剤 0.1〜15質量%
    (C)炭素数12〜28であり、水酸基が1である高級アルコール 0.1〜20質量%
    (D)ポリジメチルシロキサン 0.01〜15質量%、
    及び水を含有し、
    成分(A)中の窒素含有量が0.491.1質量%である毛髪化粧料。
  2. 成分(A)に対する成分(D)の質量比(D)/(A)が、1以上100以下である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 成分(A)の前記一般式(1)で表される成分の25℃における粘度が50〜2000mPa・sである請求項1または2に記載の毛髪化粧料。
  4. 成分(A)の前記一般式(1)で表されるRの炭素数が16〜18である請求項1乃至のいずれか1項に記載の毛髪化粧料。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の毛髪化粧料を毛髪に塗布し、水で洗い流す毛髪処理方法。
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