JP6351984B2 - 位置特定装置、映像処理装置、パターン生成装置、スクリーン、スクリーンシステムおよび位置特定方法 - Google Patents

位置特定装置、映像処理装置、パターン生成装置、スクリーン、スクリーンシステムおよび位置特定方法 Download PDF

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Description

本実施形態は、位置特定装置、映像処理装置、パターン生成装置、スクリーン、スクリーンシステムおよび位置特定方法に関する。
建物や物体、空間などの3次元形状を有するスクリーンに対して映像を映し出す技術がある。この技術は、例えばプロジェクションマッピング等と呼ばれる。スクリーンが固定されている場合には、映像を歪みなく投影するために、既知のスクリーンの形状情報を用いることができる。また、未知の形状のスクリーンに投影する方法として、マーカーやパターン等をスクリーンに投影して、スクリーンの形状を把握する方法もある。
また、建物等の固定物だけでなく、移動する動体に設けられた立体スクリーンに対して映像を投影する映像投影システムが、下記特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の技術では、立体スクリーンに投影する被投影体に複数のマーカーを設け、マーカーを含む映像を撮影する。そして、撮影した映像中のマーカーの一座標を用いて立体スクリーンの位置および方向情報を取得する。
特開2011−254411号公報
しかしながら、従来のスクリーンが移動する場合、マーカーや座標系等をスクリーンに投影する方法では、スクリーンへのマーカー等を投影し、投影した映像に基づいてスクリーンの位置や形状を把握し、その後に映像を投影することになる。このため、スクリーンの移動速度が速い場合等には、これらの処理時間が移動の速度より遅くなり、処理が間に合わない可能性があるという問題がある。
また、上記特許文献1に記載の技術は、ある程度の形状が既知である動体を想定して、複数のマーカーを用いて、投影する映像データをスクリーンに整合させている。特許文献1に記載の技術では、ある形状のものがその形状のまま移動することを想定しており、局所的な形状変化には対応できないという問題がある。また、検出できないマーカーが発生した場合等に、各マーカーの位置を求めることができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、立体の各部の位置の特定を高速に実施することができる位置特定装置、映像処理装置、パターン生成装置、スクリーン、スクリーンシステムおよび位置特定方法を得ることを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、位置特定装置は、位置座標の異なる複数の点で構成されるパターンが複数配置された部材を撮影した画像に基づいて、前記画像内の前記点の前記画像内の座標値を算出する座標算出部と、前記座標値に基づいて前記パターンの前記部材内の位置を示す情報であるアドレスコードを推定する格子パターン推定部と、推定した前記アドレスコードに基づいて、前記部材内の位置を特定するアドレス決定部と、を備え、前記パターンは、複数の点で構成される基準パターンに対して、前記パターンの点ごとに前記基準パターンの対応する点からずれた前記部材内の位置に配置され、前記パターンを構成する点に対応する前記基準パターンの対応する点に対するずれの方向を数値化した値を点コードとし、前記アドレスコードは、前記パターンを構成する前記複数の点の前記点コードで構成される数列であることを特徴とする。
本発明によれば、立体の各部の位置の特定を高速に実施することができるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかるスクリーンシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態のスクリーンシステムの適用例を示す図である。 図3は、映像処理装置として機能する計算機システムの構成例を示す図である。 図4は、映像処理装置の機能構成例を示す図である。 図5は、パターン生成装置の構成例を示す図である。 図6は、基準となる格子パターンの一例を示す図である。 図7は、アドレスコードを与えた格子パターンの一例を示す図である。 図8は、位置特定処理および映像投影処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、スクリーン上にアドレスコードの異なる格子パターンを配置した例を示す図である。 図10は、格子パターンをカメラにより実際に撮影した画像の例を示している。 図11は、格子パターンをカメラにより実際に撮影した画像の例を示している。 図12は、格子パターンをカメラにより実際に撮影した画像の例を示している。 図13は、格子パターンをカメラにより実際に撮影した画像の例を示している。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる位置特定装置、映像処理装置、パターン生成装置、スクリーン、スクリーンシステムおよび位置特定方法を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかるスクリーンシステムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態のスクリーンシステムは、スクリーン1(部材)、映像処理装置2、投影装置3および撮影装置4を備える。
図2は、本実施の形態のスクリーンシステムの適用例を示す図である。図2に示すように、スクリーン1は、例えば、移動可能な立体5の表面に沿って設置される。映像処理装置2は、パーソナルコンピュータ等の計算機システムである。投影装置3は、プロジェクタ等と呼ばれ、映像を拡大して投影する装置である。撮影装置4は、例えばデジタルカメラ等であり、撮影した映像を映像データとして出力可能な装置である。投影装置3、撮影装置4の方式等に制約はなく、どのようなものを用いてもよい。
図3は、本実施の形態の映像処理装置2として機能する計算機システムの構成例を示す図である。この計算機システムは、たとえば、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105とを備え、これらはシステムバス106を介して接続されている。
制御部101は、本発明にかかる位置特定プログラムおよび映像投影プログラムを実行する。入力部102は、たとえばキーボードやマウスなどで構成され、計算機システムのユーザが、各種情報の入力を行うために使用する。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム,処理の過程で得られた必要なデータ,などを記憶する。また、記憶部103は、プログラムが一時的に利用する一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、CRT,LCD(液晶表示パネル)などで構成され、計算機システムのユーザに対して各種画面を表示する。
ここで、本発明にかかる位置特定プログラムおよび映像投影プログラムが実行可能な状態になるまでの計算機システムの動作例について説明する。上述した構成をとる計算機システムには、たとえば、CD−ROMドライブ(図示せず)にセットされたCD−ROMから、位置特定プログラムおよび映像投影プログラムが記憶部103にインストールされる。そして、位置特定プログラムおよび映像投影プログラムの実行時に、記憶部103から読み出された位置特定プログラムおよび映像投影プログラムが記憶部103の所定の場所に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムに従って、位置特定処理および映像投影処理を実行する。
なお、ここでは、CD−ROMを記録媒体として、上記プログラムを提供しているが、これに限らず、計算機システムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気ディスク,光磁気ディスク,磁気テープなどの記録媒体を用いることも可能である。また、電子メール,インターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
図4は、本実施の形態の映像処理装置2の機能構成例を示す図である。映像処理装置2は、座標算出部21、格子パターン推定部22、アドレス決定部23、座標変換行列決定部24および映像データ変換部25を備える。座標算出部21、格子パターン推定部22、アドレス決定部23は、位置特定プログラムにより制御部101内に生成される処理部である。座標変換行列決定部24および映像データ変換部25は、映像投影プログラムにより制御部101内に生成される処理部である。また、映像処理装置2は、格子パターンデータ26および映像データ27を、図3の記憶部103内に保持している。
なお、本実施の形態では、映像処理装置2が、位置特定プログラムを実行する位置特定装置としての機能と映像投影プログラムを実行する映像投影プログラム実行装置としての機能とを備えるようにしたが、位置特定プログラムと映像投影プログラムをそれぞれ異なる装置により実行してもよい。位置特定プログラムと映像投影プログラムをそれぞれ異なる装置で実行する場合、位置特定プログラムを実行する位置特定装置は、座標算出部21、格子パターン推定部22、アドレス決定部23を備え、格子パターンデータ26を保持する。映像投影プログラム実行装置は、座標変換行列決定部24および映像データ変換部25を備え、映像データ27を保持する。
図5は、本実施の形態のパターン生成装置6の構成例を示す図である。本実施の形態のパターン生成装置6は、格子パターン生成プログラムを実行する装置であり、スクリーン1に印刷される後述の格子パターンのデータを生成する装置である。パターン生成装置6は、本実施の形態のスクリーンシステムとは独立した別の装置であってもよいし、スクリーンシステムの構成要素であってもよい。パターン生成装置6は、映像処理装置2が実装される図3に示した計算機システムと同様の計算機システムに実装される。例えば、1つの計算機システムが映像処理装置2としての機能とパターン生成装置6としての機能を有していてもよい。格子パターン生成プログラムが実行可能な状態になるまでの計算機システムの動作例は、上述の位置特定プログラムと同様である。
本実施の形態のパターン生成装置6は、アドレスコード配置部61、格子パターン生成部62および印刷データ生成部63を備える。アドレスコード配置部61、格子パターン生成部62および印刷データ生成部63は、格子パターン生成プログラムにより制御部101内に生成される処理部である。また、パターン生成装置6は、格子パターンデータ64を、記憶部103内に保持している。
次に、本実施の形態の動作について説明する。本実施の形態では、スクリーン1に、アドレスコードを埋め込んだ格子パターンが印刷されている。アドレスコードとは、後述するように格子パターンの基準座標系における位置を示す情報(数列)であり、本実施の形態では、この数列により、格子パターンのスクリーン1内の位置を示す。なお、ここでは、格子パターンが印刷される例を示すが、格子パターンがスクリーン1上に配置される方法であれば、印刷に限定されず、例えば、格子パターンの点となる物質をスクリーン1にスプレー等で塗布する方法であってもよく、どのような方法であってもよい。
まず、パターン生成装置6のアドレスコード配置部61は、スクリーン1内の各格子パターンを配置する格子領域(ここでは、一例として矩形の平面の領域とする)をそれぞれ決定し、格子パターンごとのアドレスコードを決定する。格子領域は、各格子パターンを配置する際に、格子パターンの各点の位置を決定するために定義する基準領域であり、ここではスクリーンが平面状であるとしてスクリーン1を示す平面内に設けられた領域とする。スクリーン1には、格子領域が配置される。各格子領域は互いに重複しないように配置されてもよいし、一部重複されてもよく、格子領域間は離れていても(接していなくても)よい。格子領域内の格子パターンの各点は、後述するように、アドレスコードに応じて、格子領域内に基準パターンが配置された場合の各点の位置からそれぞれずれた位置に決定される。なお、ここでは、格子領域を平面としたが、格子領域は完全な平面でなくてもよく「局所的に平面近似可能な曲面」であってもよい。例えば、カーテンのような曲面であってもよい。格子パターン生成部62は、アドレスコード配置部61が決定したアドレスコードに基づいて、アドレスコードを埋め込んだ格子パターンを生成する。
アドレスコードを埋め込んだ格子パターンとは、格子パターンの位置自体にアドレス情報が含まれている格子パターンのことを示す。ここで、本実施の形態のアドレスコードを埋め込んだ格子パターンについて説明する。基準座標系とは、スクリーン1が移動や歪み等のない初期状態に置かれた場合のスクリーン1上の座標系である。
図6は、基準となる格子パターン(基準パターン)の一例を示す図である。ここでは、アドレスコードを埋め込んだ格子パターンとして3×3点の正方格子パターンを用いる例を説明する。図6の3×3の9点について、インデックスkを図6に示すように設定する(図6の各点の右上方に記載した数字が各点のkの値)。
各インデックスkに対応する点の座標を[u(k),v(k)]Tとする。アドレスコードは、3×3の9点にそれぞれ設定されたコードを示す数列である。各点に対応するコード(点コード)p(k)は、0から3の整数とする。このとき、コードに応じて位置をずらした点の座標[u´(k),v´(k)]Tを、次の式(1)で与える。
ここで、Dは、位置をずらす幅であり定数である。ここでは、Dを格子点間隔の1/10の幅とする。1/10は一例であり、Dは1/10に限定されず、格子点間隔の半分より小さい数値であればよい。例えば、アドレスコードpとして[0,1,2,3,0,1,2,3,0]を与えた場合、格子パターンは図7のようになる。図7は、アドレスコードを与えた格子パターンの一例を示す図である。図7の、黒丸は図6で示した基準パターンの各点の座標([u(k),v(k)]T)を示し、×は各点をアドレスコードに従って、それぞれ位置をずらした格子点の座標([u´(k),v´(k)]T)である。この×がアドレスコードを埋め込んだ格子パターンとなる。
本実施の形態では、アドレスコードを格子パターンが含まれる格子領域のスクリーン1内の位置に応じて生成しておくことで、格子領域内の格子パターンのアドレスコードを解読できれば、当該格子領域のスクリーン1内の位置を知ることができる。なお、格子領域の一例としては、図6、7に領域200として示したような矩形の領域を用いることができるが、格子領域の形状は図6、7の例に限定されず、どのような形状であってもよい。
印刷データ生成部63は、スクリーン1に印刷する全格子パターンについて、格子パターン生成部62が生成した格子パターンを、当該格子パターンに対応する(アドレスコード配置部61が決定した)格子領域のスクリーン1内の位置に配置し、スクリーン1に対応する印刷データとして出力する。なお、ここでは、スクリーン1に印刷する全格子パターンをまとめて出力するようにしたが、スクリーン1の領域を2つ以上に分割して、分割した領域ごとに、印刷データを出力するようにしてもよい。そして、印刷データに基づいて、スクリーン1への各格子パターン(格子パターンを構成する各点)を印刷する。なお、印刷データ生成部63が、スクリーン1へ印刷する機能を有している場合は、印刷データ生成部63は、印刷データを出力するのではなく、印刷データをスクリーン1へ印刷してもよい。以上の処理により、アドレスコードを埋め込んだ格子パターンが印刷されたスクリーン1が生成される。
スクリーン1は、平板上の基材にコーティング等が施された生地を備え、この生地に格子パターンを構成する各点が印刷される。基材としては、布や樹脂シート等どのようなものを用いてもよく、コーティング剤にもどのようなものを用いてもよい。スクリーン1への格子パターンの印刷方法としてはどのような方法を用いてもよいが、例えば、特定の方向の光のみを反射する材質や可視光以外の光(例えば赤外光)を放出または反射する材質等を格子パターンとしてスクリーンに印刷することが考えられる。このような材質を用いることにより、投影した映像を観測する観測者からは格子パターンは見えない。例えば、特定の方向の光のみを反射する材質を用いる場合、撮影装置4の視線方向と一致する方向に光を放出する光源を用い、撮影装置4からは格子パターンが撮影できるように配置する。特定の方向の光のみを反射する材質としては、例えば、再帰性反射材を用いることができる。また、可視光以外の光(例えば赤外光)を放出または反射する材質を格子パターンとして用いる場合、どのような材質を用いてもよいが、格子パターンを構成する材質、それ以外の領域(生地に相当する部分)との間で、撮影装置4において十分な感度の差が得られる波長を適用する。また、再帰性反射材が全面に形成されたものを生地として、格子パターンを構成するマーカー部分以外の領域を別の印刷塗料で塗布し、マーカー部分以外の再帰性反射材を隠す(例:酸化チタンによる塗料で例えば白色に塗布する等)といった方法も考えられる。
図8は、本実施の形態の位置特定処理および映像投影処理の一例を示すフローチャートである。位置特定処理は、位置特定プログラムにより実現される処理であり、映像投影処理は、映像投影プログラムにより実現される処理である。本実施の形態では、図8に示す処理を、例えば、一定時間ごと、またはスクリーン1の移動が検出された場合等に実施する。
図8に示すように、まず、座標算出部21が撮影装置4からスクリーン1(アドレスコードを埋め込んだ格子パターンが印刷されたスクリーン1)を撮影した画像データを取得する(ステップS1)。本実施の形態では、上述したように格子パターンのスクリーン内の位置(すなわち、上記の格子領域のスクリーン内1の位置)により異なるアドレスコードを埋め込み、スクリーン1にこれらの格子パターンを印刷しておく。そして、撮影装置4は、スクリーン1を撮影することにより、これらの格子パターンを含む画像データを取得する。上記のステップS1では、座標算出部21は、この画像データを撮影装置4から取得する。格子パターンのアドレスコードと格子パターンの位置との対応は格子パターンデータ26として保持される。格子パターンデータ26としては、パターン生成装置6の格子パターンデータ64と同一のものを用いる。
次に、格子パターン推定部22が、画像データを用いて格子点の画像データ中の座標を算出する(ステップS2)。具体的には、画像データ中の印刷されている3×3の9点の格子点の座標を求める。ここでは、1組の(9点で構成される)格子パターンについてアドレスコードを推定する例について説明するが、複数の格子パターンについてアドレスコードを推定する場合は、図8のステップS2〜ステップS5を繰り返す。
次に、格子パターン推定部22が、画像データ中の複数の(ここでは9点の)格子点の座標に基づいて、この9点の格子パターンのアドレスコードを推定する(ステップS3)。具体的には、次のようにアドレスコードを推定する。
画像データ中の格子点の座標を[ucam(k),vcam(k)]Tとすると、[ucam(k),vcam(k)]Tは、以下の式(2)に示すように、[u´(k),v´(k)]Tに射影変換行列H(太字)を適用したものとして観測される。なお、sは、スケールを決定するための変数である。
このとき、[ucam(k),vcam(k)]Tと[u´(k),v´(k)]Tの組が4組以上あれば、射影変換行列H(太字)を推定することができる。しかしながら、[u´(k),v´(k)]Tは、アドレスコードが既知の場合にしか計算することができない。そこで、[u´(k),v´(k)]Tの代わりに[u(k),v(k)]Tを用いても大きな誤差が生じないと仮定し、[ucam(k),vcam(k)]Tと[u(k),v(k)]Tの組を用いて最小二乗法により射影変換行列H(太字)´を推定する。
具体的には、例えば、次のようにして射影変換行列H(太字)´を推定する。まず、H(太字)´を以下の式(3)で表されるとする。H(太字)´の9番目の要素が1であるのは、スケールが任意のためである。式(3)に示すように、射影変換行列H(太字)´は8パラメータで表すことができる。
N(N≧4)組の[ucam(k),vcam(k)]Tと[u´(k),v´(k)]Tとの組み合わせ(k=1,2,…,N、かつN≧4)を用いるとすると、k=1,2,…,N(N≧4)について、上記式(2)、(3)から2N個の方程式が得られる。これらの方程式を行列の掛け算で表現すると以下の式(4)のようになる。
このとき、射影変換行列H(太字)´の8パラメータ(8個の要素)を要素とするh(太字)は以下の式(5)で最小二乗法により求めることができる。なお、B(太字)+は、B(太字)の擬似逆行列を示す。
以下の式(5)により求めたh(太字)の要素を上記の式(3)のように成形することで射影変換行列H(太字)´を推定することができる。なお、以上述べた射影変換行列H(太字)´の推定方法は一例であり、具体的な処理手順は上記の例に限定されない。
この推定された射影変換行列H(太字)´を用いて以下の式(6)に示すように、[u(k),v(k)]Tからもとの格子パターンの座標[u´´(k),v´´(k)]Tを推定する。
最後に、[u´´(k),v´´(k)]Tが[u(k),v(k)]Tからどの方向にずれているかを格子点ごとに求めることによりアドレスコードを推定する。すなわち、推定されるアドレスコードpest(k)は、次の式(7)で与えられる。
ただし、θ=tan-1((v´´(k)−v(k))/(u´´(k)−u(k)))は、[u(k),v(k)]Tからみた[u´´(k),v´´(k)]Tの角度を表す。
以上に述べたアドレスコードの推定方法では、アドレスコードによって射影変換の推定誤差の傾向が異なるため、推定されるアドレスコードpest(k)の推定において、誤りが生じやすいコード列と誤りにくいコード列が存在する。また、射影変換行列H(太字)´の推定には、図6の基準パターンを用いる場合、格子パターンを構成する9点の全てを使用する場合に比べ、インデックスkが5となる格子点(図6の中央の点)を除いた点を用いた方がアドレスコードの推定精度が高くなることをシミュレーションにより確認している。このように、格子パターンにより、推定時に用いる格子点の点数を適切に選択することにより、アドレスコードの推定精度を向上させることができる。
図8の説明に戻り、ステップS3の処理の後、格子パターン推定部22は、アドレスコードの推定が可であったか否かを判断する(ステップS4)。アドレスコードの推定が可であった場合(ステップS4 Yes)、アドレス決定部23は、アドレスコードに基づいて格子パターンの基準座標系における位置を確定する(ステップS5)。
そして、座標変換行列決定部24は、格子パターンの基準座標系における位置(座標値)と画像データ中の格子パターンの位置(座標値)とに基づいて、投影する映像を変換するための座標変換行列を算出する(ステップS6)。そして、映像データ変換部25は、保持している映像データを座標変換行列を用いて変換して、変換後の映像データを投影データとして生成して投影装置3へ出力する(ステップS7)。その後、投影装置3は、投影データをスクリーン1に投影する。
アドレスコードの推定が不可であった場合(ステップS4 No)、座標算出部21は、画像データ中の座標を求める格子点を変更し(ステップS8)、ステップS2へ戻る。アドレスコードの推定が不可となるのは、座標を算出した9点の格子点が同一の格子パターンを構成するものではなかった場合である。例えば隣接する2つの格子パターンに属する9点であった場合等、隣接する格子パターンの点が混ざった9点であった場合等である。このような場合には、画像データ中の座標を求める格子点を変更する(例えば、1点ずつずらす等)。
なお、ここでは、格子パターン単位で位置(すなわち射影変換行列)を求める例を説明したが、格子パターン内の各格子点の配置を用いて、格子点単位で位置(すなわち射影変換行列)を求めることも可能である。
スクリーン1上にアドレスコードの異なる格子パターンを複数配置することにより、スクリーン1上の複数の位置の検出が可能となる。図9は、スクリーン1上にアドレスコードの異なる格子パターンを配置した例を示す図である。図9の黒丸は、各格子点である。図9では、図6、7を用いて説明した3×3の格子パターンを用いる例を示している。図9中の薄く示した数字は、格子パターンの番号を示している。
また、図9に示した格子パターンの番号は、アドレスコードの推定精度を示すスコアに応じて定めている。上述したように、アドレスコードの推定精度は、アドレスコードを設定した際のアドレスコードの値(基準パターンからのずらし方)に依存する。
以下では、アドレスコードの推定精度が高い、すなわち射影変換にロバストなアドレスコードの選択方法について説明する。射影変換にロバストなアドレスコードは、全てのアドレスコード(49通り)について、それぞれ射影変換に対するロバスト性の指標となるスコアを求める。ここでは、シミュレーションにより、正対する平面を±80の範囲で5°ずつX軸およびY軸回りに(ロールおよびピッチ)回転させた平面に変化するための射影変換を与え、上述した方法によりアドレスコードを推定する。そして、9点のアドレスコードの全てが正解した場合にスコアを1加算する。したがって、スコアの上限は、X軸およびY軸回りの全ての角度で、アドレスコードが全て正解した場合に対応する、33×33=1089である。
このようにしてアドレスコードごとにスコアを求め、スコアの高い順に3×3の格子パターンを走査線上に並べて格子パターンを生成する。図9では、格子パターンの番号が、当該格子パターンに対応するスコアを示している。このように、図9では、スコアの高い順に格子パターンを並べている。図9では、スコアの高い順に格子パターンを並べる例を示したが、スクリーン1上の配置はこれに限定されない。ただし、スクリーン1の端等の歪みが大きくなることが予想される場所には、スコアの高い格子パターンを配置すること望ましい。
図10〜図13は、図9に示した配置の格子パターンをカメラにより実際に撮影した画像の例を示している。図10〜図13は、それぞれ異なる角度で撮影している。図10,11,12,13に示した画像を用いて、図10では10番、図11では38番、図12では21番、図13では16番の格子パターンのアドレスコードをそれぞれシミュレーションで推定した。シミュレーションの結果、いずれの場合も、正しくアドレスコードが推定できた。
以上の処理により、移動する立体とともにスクリーン1が時間の経過に伴い移動または形状変化する、または移動するとともに形状変換する場合にも、高速に任意のスクリーン1上の位置(スクリーン上の基準座標系に対する射影変換)を推定することができる。
なお、ここでは、アドレスコードを埋め込むパターンの一例として3×3の正方格子パターンを用いる例を説明したが、n×m(n≠m)の点の長方形のパターンであってもよい。また、ここでは、基準パターンとして、縦方向、および横方向の各点の間隔が等間隔となる例を説明したが、縦方向、横方向の一方または両方が等間隔でなくてもよい。さらに、基準パターンが正方形や長方形の矩形ではなく、円であったり、多角形であったりしてもよく、5点以上で構成されるパターンであれば形状に制約はない。ただし、位置算出時の誤差を低減するには、基準パターン内の各点は基準パターン内でなるべく偏らないよう配置されることが望ましい。また、格子パターン同士が重なるようにしても、本実施の形態の位置特定方法により位置の特定を実施することができる。
上述したアドレスコードを埋め込んだ格子パターンを用いることで、撮影されたカメラ画像上の位置・2次元座標の回転角度・3次元平面の位置・3次元平面の傾きを推定することができる。これらの情報は、プロジェクタ・カメラシステムにおいて、投影画像の幾何補正のために利用される情報である。一方で,これらの情報を用いることで,アドレスコードを埋め込んだ格子パターンをAR(Augmented Reality,拡張現実)マーカーとして利用することも可能である。ARは、カメラで撮影した画像をディスプレイに表示する際に、カメラ画像に情報を付加して表示する技術である。例えば、画像上に文字情報を付加したり、現実には存在しない物体をCG(Computer Graphics)モデルで付加したりする。このARでは、しばしば、ARマーカーを補助的に使用する。例えば、Hiroマーカーが有名である。ARマーカーを、紙や布,平板などに印刷しておき、それをカメラで撮影し、ARマーカーの位置や傾きに合わせてCGモデルの位置や傾きを決定することで、現実には存在しない仮想情報(CGモデルなど)を違和感なくカメラ画像に合成することができる。
アドレスコードを埋め込んだ格子パターンは、カメラ画像から、カメラ画像上の位置・2次元座標の回転角度・3次元平面の位置・3次元平面の傾きを推定することができるため、CGモデルなどの付加情報を合成する位置・姿勢の決定に利用できる。また、格子パターンが印刷された面(平面やゆるやかな曲面)の形状をカメラから推定することができるため、現実には印刷されていない仮想情報(画像や模様,文字など)があたかもその平面に印刷されているかのように画像に合成するための情報を付加することも可能である。すなわち、仮想情報(CGモデルや平面の画像や模様,文字など)をカメラ画像に合成するための情報に基づいてアドレスコードを生成することにより、格子パターンをARマーカーとして用いることができる。格子パターンを実装する方法としては印刷に限定されず、例えば、格子パターンの点となる物質をスクリーン1にスプレー等で塗布する方法であってもよく、どのような方法であってもよい。
アドレスコードを埋め込んだ格子パターンでは、アドレスコードによって印刷面上の絶対座標を定義することができるため、アドレスコードごとに異なる情報を付加することが可能である。このとき、カメラの移動に伴い、あるアドレスコードが一時的に見えなくなったことで、そのアドレスコードに対応する情報が画像上に付加できなくなったとしても、再度そのアドレスコードがカメラから見えた際には、そのアドレスコードに対応する情報を再び表示することができる。
一般に、これまでに使用されているARマーカーを用いてマーカーごとに異なる情報を付加したい場合、多くの種類のARマーカーが必要になる。これに対し、アドレスコードを埋め込んだ格子パターンをARマーカーとして用いると、アドレスコードを変えることで、容易に多様な情報を付加することが可能である。
これまでに使用されているARマーカーは、ロバストに位置・姿勢を求めるために、Hiroマーカーのように、四角形の枠内に固有のコードや模様をもつものが使用されていた。これに対して、アドレスコードを埋め込んだ格子パターンは、点の座標で情報を表現できるため、印刷されるARマーカーを目立たなくすることができる。また、印刷の際に、特定の方向の光のみを反射する材質や可視光以外の光(例えば赤外光)を放出または反射する材質等を格子パターンとしてスクリーンに印刷することが考えられる。このような材質を用いることにより、観測者からは格子パターンは見えないARマーカーを実現することができる。
以上のように、本発明にかかる位置特定装置、映像処理装置、パターン生成装置、スクリーン、スクリーンシステムおよび位置特定方法は、映像を投影するスクリーンシステムに有用であり、特に、スクリーンが移動するシステムに適している。
1 スクリーン、2 映像処理装置、3 投影装置、4 撮影装置、5 立体、6 パターン生成装置、21 座標算出部、22 格子パターン推定部、23 アドレス決定部、24 座標変換行列決定部、25 映像データ変換部、26 格子パターンデータ、27 映像データ、61 アドレスコード配置部、62 格子パターン生成部、63 印刷データ生成部、101 制御部、102 入力部、103 記憶部、104 表示部、105 通信部、106 システムバス。

Claims (14)

  1. 位置座標の異なる複数の点で構成されるパターンが複数配置された部材を撮影した画像に基づいて、前記画像内の前記点の前記画像内の座標値を算出する座標算出部と、
    前記座標値に基づいて前記パターンの前記部材内の位置を示す情報であるアドレスコードを推定する格子パターン推定部と、
    推定した前記アドレスコードに基づいて、前記パターンの前記部材内の位置を特定するアドレス決定部と、
    を備え、
    前記パターンは、複数の点で構成される基準パターンに対して、前記パターンの点ごとに前記基準パターンの対応する点からずれた前記部材内の位置に配置され、
    前記パターンを構成する点に対応する前記基準パターンの対応する点に対するずれの方向を数値化した値を点コードとし、前記アドレスコードは、前記パターンを構成する前記複数の点の前記点コードで構成される数列であることを特徴とする位置特定装置。
  2. 前記格子パターン推定部は、前記画像内の前記パターンの各点の座標値である第1の座標値と前記基準パターンの各点の座標値とを用いて、前記パターンの基準座標系からの射影変換行列を推定し、推定した前記射影変換行列に基づいて前記パターンの各点の前記基準座標系における座標値である第2の座標値を推定し、前記第2の座標値と前記基準パターンの各点の座標値とに基づいて、前記パターンのアドレスコードを推定することを特徴とする請求項1に記載の位置特定装置。
  3. 前記基準パターンは、正方格子であることを特徴とする請求項1または2に記載の位置特定装置。
  4. 前記基準パターンは、3×3の正方格子であることを特徴とする請求項3に記載の位置特定装置。
  5. 位置座標の異なる複数の点で構成されるパターンが複数配置された部材を撮影した画像に基づいて、前記画像内の前記点の前記画像内の座標値を算出する座標算出部と、
    前記座標値に基づいて前記パターンの前記部材内の位置を示す情報であるアドレスコードを推定する格子パターン推定部と、
    推定した前記アドレスコードに基づいて、前記パターンの前記部材内の位置を特定するアドレス決定部と、
    前記アドレス決定部により特定された前記パターンの位置に基づいて、前記部材の形状に対応した射影変換行列を算出し、前記部材へ投影する映像データを、前記射影変換行列を用いて座標変換する映像データ変換部と、
    を備え、
    前記パターンは、複数の点で構成される基準パターンに対して、前記パターンの点ごとに前記基準パターンの対応する点からずれた前記部材内の位置に配置され、
    前記パターンを構成する点に対応する前記基準パターンの対応する点に対するずれの方向を数値化した値を点コードとし、前記アドレスコードは、前記パターンを構成する前記複数の点の前記点コードで構成される数列であること特徴とする映像処理装置。
  6. 複数の点で構成されるパターンを生成する格子パターン生成部と、
    部材内の位置を示す情報であるアドレスコードに基づいて、前記パターンの前記部材内の配置を決定する配置部と、
    を備え、
    前記パターンは、複数の点で構成される基準パターンに対して、前記パターンの点ごとに前記基準パターンの対応する点からずれた前記部材内の位置に配置され、
    前記パターンを構成する点に対応する前記基準パターンの対応する点に対するずれの方向を数値化した値を点コードとし、前記アドレスコードは、前記パターンを構成する前記複数の点の前記点コードで構成される数列であることを特徴とするパターン生成装置。
  7. スクリーンであって、
    生地と、
    前記生地に印刷された複数のパターンと、
    を備え、
    前記パターンは複数の点で構成され、前記点の位置は、前記生地内の位置を示すアドレスコードに基づいて決定され、
    前記パターンは、複数の点で構成される基準パターンに対して、前記パターンの点ごとに前記基準パターンの対応する点からずれた前記生地内の位置に配置され、
    前記パターンを構成する点に対応する前記基準パターンの対応する点に対するずれの方向を数値化した値を点コードとし、前記アドレスコードは、前記パターンを構成する前記複数の点の前記点コードで構成される数列であり、
    前記アドレスコードは、前記スクリーンを撮影した画像に仮想情報を付加するための情報に基づいて生成されること特徴とするスクリーン。
  8. 前記基準パターンは、正方格子であることを特徴とする請求項7に記載のスクリーン。
  9. 前記基準パターンは、3×3の正方格子であることを特徴とする請求項8に記載のスクリーン。
  10. 前記パターンは、再帰性反射材により形成されることを特徴とする請求項7、8または9に記載のスクリーン。
  11. 前記パターンは、非可視光を反射または放射する材質により形成されることを特徴とする請求項7、8または9に記載のスクリーン。
  12. 前記パターンは、赤外光を反射または放射する材質により形成されることを特徴とする請求項11に記載のスクリーン。
  13. 請求項7に記載のスクリーンと、
    前記スクリーンを含む画像を撮影する撮影装置と、
    前記画像に基づいて、前記スクリーンに投影する映像データを座標変換する請求項5に記載の映像処理装置と、
    前記映像処理装置により座標変換された映像データを前記スクリーンに投影する投影装置と、
    を備えることを特徴とするスクリーンシステム。
  14. 位置座標の異なる複数の点で構成されるパターンが複数配置された部材を撮影した画像に基づいて、前記画像内の前記点の前記画像内の座標値を算出する座標算出ステップと、
    前記座標値に基づいて前記パターンの前記部材内の位置を示す情報であるアドレスコードを推定する格子パターン推定ステップと、
    推定した前記アドレスコードに基づいて、前記パターンの前記部材内の位置を特定するアドレス決定ステップと、
    を含み、
    前記パターンは、複数の点で構成される基準パターンに対して、前記パターンの点ごとに前記基準パターンの対応する点からずれた前記部材内の位置に配置され、
    前記パターンを構成する点に対応する前記基準パターンの対応する点に対するずれの方向を数値化した値を点コードとし、前記アドレスコードは、前記パターンを構成する前記複数の点の前記点コードで構成される数列であること特徴とする位置特定方法。
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