JP6350998B2 - 霧化送風装置 - Google Patents

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Description

この発明は霧化送風装置に関し、特に、液体を霧化した霧状体を放出する霧化部と霧状体に対して風を送出する送風部とを備える霧化送風装置に関するものである。
従来、扇風機に水を霧状に噴出する装置を加えることによって室内の温度低下させる技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、扇風機本体の下部に水と氷を貯槽してポンプでくみ上げ、扇風機ファン前部中央から霧状の水を噴出する装置が提案されている。又、特許文献2でも概ね同様の構成の装置が提案されている。
実用新案登録第3138210号公報 特開2003−329273号公報
しかしながら、特許文献1及び2において、扇風機で採用されているのは軸流ファンである。軸流ファンによる風は広範囲に拡散する特性があり、特許文献1の技術では、霧状の水は、放出後に蒸発してもすぐに軸流ファンの風の流れにより拡散されてしまい、冷却効果が散逸してしまう傾向があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冷却効果の散逸を防ぎ、ピンポイントで高い冷却効果が得られるような霧化送風装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項記載の発明は、気化性を有する液体を貯蔵する第1液体貯蔵部と、第1液体貯蔵部に設けられ、メッシュ式超音波振動子により、第1液体貯蔵部に貯蔵されている液体を霧化した霧状体を、第1液体貯蔵部の外部に対して第1の方向において直線状の放出軌道で放出する霧化部と、放出軌道と交差するように第2の方向において直線状に風を送出する送風部とを備え、更に、脱着可能な第2液体貯蔵部と、第1液体貯蔵部の内部と第2液体貯蔵部の内部とを相互に接続するための接続部とを備えるものである。
このように構成すると、放出軌道により第1の方向において直線状に放出される霧状体が霧散する前に、第2の方向に直線状に送出される風を交差させることにより、密度の高い状態の霧状体を第2の方向に集中させることが可能となる。又、使用できる液体の量が増加する。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、接続部は、濾過フィルターを備えるものである。
このように構成すると、第2液体貯蔵部から供給される液体を濾過できる。
請求項記載の発明は、請求項又は請求項記載の発明の構成において、接続部は、除菌部材を備えるものである。
このように構成すると、第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部に貯蔵される液体を除菌できる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の発明の構成において、接続部の接続方向は、メッシュ式超音波振動子の振動方向とは異なる方向に設定されているものである。
このように構成すると、メッシュ式超音波振動子の振動方向に接続方向が重なるのを避けることができる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の発明の構成において、更に、霧化送風装置を制御するための制御部を備え、制御部は、第2液体貯蔵部の脱着状態を検知する脱着検知手段と、脱着検知手段が、第2液体貯蔵部が脱状態であることを検知した場合、霧化部の霧化動作に制限を設ける霧化制限手段とを備えるものである。
このように構成すると、より長時間の使用が可能な状態でない時に、霧化動作を制限することができる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項までのいずれかに記載の発明の構成において、第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部は、接続状態において密閉可能に構成され、メッシュ式超音波振動子の穴径は、10μm以下に設定されるものである。
このように構成すると、霧化部の非動作時において第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部の気密状態が保たれるためメッシュ式超音波振動子の穴からの水漏れを抑制できる。
以上説明したように、請求項記載の発明は、放出軌道により第1の方向において直線状に放出される霧状体が霧散する前に、第2の方向に直線状に送出される風を交差させることにより、密度の高い状態の霧状体を第2の方向に集中させることが可能となるので、気化による冷却効果がピンポイントで得られる。又、使用できる液体の量が増加するので、より長時間の使用が可能となる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、第2液体貯蔵部から供給される液体を濾過できるので、衛生面で有利となる。
請求項記載の発明は、請求項又は請求項記載の発明の効果に加えて、第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部に貯蔵される液体を除菌できるので、衛生面で有利となる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の発明の効果に加えて、メッシュ式超音波振動子の振動方向に接続方向が重なるのを避けることができるので、第2液体貯蔵部から供給される液体の流れがメッシュ式超音波振動子の振動により抑制されることを防ぐことができる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の発明の効果に加えて、より長時間の使用が可能な状態でない時に、霧化動作を制限することができるので、第2液体貯蔵部がなくても、なるべく長時間稼働できるようになる。
請求項記載の発明は、請求項から請求項までのいずれかに記載の発明の効果に加えて、霧化部の非動作時において第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部の気密状態が保たれるので、メッシュ式超音波振動子の穴からの水漏れを抑制できる。
この発明の第1の実施の形態による霧化送風装置の外観形状を示した斜視図である。 図1に示す霧化送風装置の正面図である。 図2におけるIII−IIIラインの端面図である。 図1等に示した霧化送風装置の制御基板の機能的構成について示したブロック図である。 図1等に示した霧化送風装置の霧状体の放出軌道と、風の送風方向との関係を示す図である。 この発明の第2の実施の形態による霧化送風装置の概略構成図であり、(A)は、霧化送風装置を正面視したときの図であり、(B)は、(A)において矢印D1方向視したときの平面図である。 この発明の第3の実施の形態による霧化送風装置の概略構成図であり、(A)は、霧化送風装置を側面視したときの図であり、(B)は、(A)において矢印D2方向視したときの正面図である。 この発明の第4の実施の形態による霧化送風装置の外観形状を示した斜視図である。 図8におけるIX−IXラインの端面図であって、図3に対応するものである。 図9に示すフィルター部材の構成の詳細を示す図である。 この発明の第5の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図3に対応するものである。 図11に示した霧化送風装置の霧状体の放出軌道と、風の送風方向との関係を示す図であって、図5に対応するものである。 この発明の第6の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図11に対応するものである。 この発明の第7の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図13に対応するものである。 図15は、この発明の第8の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図11に対応するものである。 図15において矢印XVI方向視したときの図である。 図16に示した霧化送風装置の制御基板の機能的構成について示したブロック図である。 この発明の第9の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図である。 図18において矢印XIX方向視したときの図である。 この発明の第10の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であって、防風ガイドの収納状態を示す図である。 図20に示す霧化送風装置の防風ガイドの展開状態を示す図である。 図20に示す霧化送風装置の防風ガイドの設置状態を示す図である。 この発明の第11の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であって、支持部材の収納状態を示す図である。 図24は、図23に示す霧化送風装置の支持部材の展開状態を示す図である。 この発明の第12の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であって、図23に対応するものである。 この発明の第13の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図である。 この発明の第14の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図である。 この発明の第15の実施の形態による霧化送風装置の霧状体の放出軌道と、風の送風方向との関係を示す図であって、図5に対応するものである。
図1は、この発明の第1の実施の形態による霧化送風装置の外観形状を示した斜視図であり、図2は、図1に示す霧化送風装置の正面図であり、図3は、図2におけるIII−IIIラインの端面図である。
これらの図を参照して、霧化送風装置1は、霧化した水等の液体の気化熱による冷却効果を活用したものであり、タンクユニット10とタンクユニット10の下方に設けられる送風ユニット20とから構成される。
タンクユニット10は、水を貯蔵する第1液体貯蔵部11と、第1液体貯蔵部11に設けられ、メッシュ式超音波振動子により、第1液体貯蔵部11に貯蔵されている水を霧化した霧状体を、第1液体貯蔵部11の外部に対して第1の方向において直線状の放出軌道で放出する霧化部12とを備える。
第1液体貯蔵部11は、底面部11aと、底面部11aの周囲から上方に延びる側壁部11bと、側壁部11bの上方を覆う天面部11cとから構成されており、天面部11cには、水を補給するための給水口が設けられている。給水口は、キャップ13により封止され、これにより、第1液体貯蔵部11は、密閉状態となる。尚、霧化部12では、動作時には放出口から霧状体が放出される構成であるので、ここで「密閉状態」と表現しているのは、第1液体貯蔵部11において、霧化部12以外の部分の気密が保たれているという意味である。
霧化部12は、第1液体貯蔵部の側壁部11bに設けられている。霧化部12で採用しているメッシュ式超音波振動子は、動作時において、小さな穴が開いた薄い円盤状のメッシュ部材の裏(第1液体貯蔵部側)から圧電振動子により振動を与えることで、メッシュ部材の穴から液体を霧状に噴出させる方式のものである。メッシュ部材の穴径は、10μm以下に設定している。これにより霧状体が大粒化することを抑えられ、気化しやすくなる。又、これと共に、霧化部の非動作時において第1液体貯蔵部の内部の気密状態が保たれる。これにより、メッシュ式超音波振動子の穴からの水漏れを抑制できる。
送風ユニット20は、吸気口21と、送風口22と、吸気口21から吸気し、送風口22から、上述の放出軌道と交差するように第2の方向において直線状に風を送出する送風部23と、霧化部12及び送風部23を制御するための制御基板24とを備える。
送風口22は、霧化部12よりの下方に設けられている。従って、送風部23は、霧化部12よりも下方に設けられる構成となっている。又、第2の方向は、上方に向かう向きに設定されている。尚、このように構成する効果については後述する。
送風部23には、シロッコファンを採用しており、これにより、軸流ファン等と比べると、静圧が高く直進性が高い風を送出できる。
制御基板24は、霧化部12と送風部23と配線で接続されている(霧化部12との接続については作図の都合上、図示を省略している)。
又、送風部23の送出口22と、霧化部12の霧状体の放出元とは、約3cm離間させている。
続いて、この霧化送風装置における制御について説明する。
図4は、図1等に示した霧化送風装置の制御基板の機能的構成について示したブロック図である。
同図を参照して、制御基板24は、霧化部12及び送風部23に対して、各種の信号を供給することでこれらを制御する制御部50を備えている。
制御部50は、霧化部12に対して制御信号を供給する霧化部制御部51と、送風部23に対して制御信号を供給する送風部制御部52とを備える構成である。
霧化部制御部51及び送風部制御部52は、電源スイッチ25のオン/オフに応じて霧化部12及び送風部23に対する制御を行う。
次に、霧化送風装置の動作について説明する。
図5は、図1等に示した霧化送風装置の霧状体の放出軌道と、風の送風方向との関係を示す図である。
同図を参照して、送風部23により送出された風が、放出軌道Rにおいて霧状体と交差する位置P1と、放出軌道Rにおける霧状体の放出元の位置との間の直線距離は、5mm〜30cmに設定されている。
霧化部12が霧状体を、水平方向の第1の方向A1において直線状の放出軌道Rで放出する一方で、霧化部12の下方において送風部23は、上方に向かう方向である第2の方向B1に直線状に風を送出する。
すると、送風部23から送出される風は、やがて位置P1において放出軌道Rと交差する。これにより、第1の方向A1において放出軌道で直線状に放出される霧状体は、霧散する前に、第2の方向B1に直線状に送出される風と交差する。
霧状体と風が交差する位置P1において、霧状体は、風が送出される第2の方向B1へと向かう。このようにして、水平方向A1において位置P1よりも先の位置では、霧状体は、気化しながら風の進行方向と同じ方向A2に進行する。
従って、水平方向A1において位置P1よりも先の位置では、霧状体の気化により冷却された風が進行する。
よって、密度の高い状態の霧状体を第2の方向に集中させることが可能となるので、気化による冷却効果がピンポイントで得られる。
特に、上述の直線距離が、5mm〜30cmに設定されていることで、霧状体が、空気中に霧散する前に風と霧状体とが合流する上では好ましく、より確実に冷却効果を高めることができる。
又、送風部23は、霧化部12よりも下方に設けられているため、霧状体の下方から風が当たる位置関係となる。このため、装置を床置きしたような場合にでも冷却効果が拡散しやすい。又、第2の方向B1は、上方に向かう向きに設定されているため、霧化部12よりも上方に冷却された空気を送出することができるので、上方への冷却効果が期待できる。
図6は、この発明の第2の実施の形態による霧化送風装置の概略構成図であり、(A)は、霧化送風装置を正面視したときの図であり、(B)は、(A)において矢印D1方向視したときの平面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、上記の第1の実施の形態では、送風部が、霧化部より下方に設けられる位置関係であったが、第2の実施の形態では、この位置関係を変更している。又、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第1の実施の形態によるものから、霧化部12による霧状体の放出方向も変更している。
具体的には、送風部23の設置レベルを、第1の実施の形態のものから、上方にずらして霧化部12と同じレベルに設定すると共に、その位置を、霧化部12の放出位置に直角に風が当たるような位置に変更している。
このように構成すると、霧化部12から放出された霧状体に対し、直ちに送風部23から送出される風が当たり、気化が進行する。
図7は、この発明の第3の実施の形態による霧化送風装置の概略構成図であり、(A)は、霧化送風装置を側面視したときの図であり、(B)は、(A)において矢印D2方向視したときの正面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第1の実施の形態によるものから、霧化部12による霧状体の放出方向を変更している。
具体的には、霧化部12を底面部に設け、これによって、霧状体の放出方向が鉛直下方になるよう変更している。又、送風部23の位置を、第1の実施の形態のものから、水平方向にずらして、霧化部12の放出位置に風が当たるように変更している。これにより、霧化部12から放出される霧状体に対し、直角に風が当たるように構成している。
このように構成すると、第2の実施の形態の場合と同様、霧化部12から放出された霧状体に対し、直ちに送風部23から送出される風が当たり、気化が進行する。
図8は、この発明の第4の実施の形態による霧化送風装置の外観形状を示した斜視図であり、図9は、図8におけるIX−IXラインの端面図であって、図3に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第1の実施の形態のものにおいて、第2液体貯蔵部41を備える予備タンクユニット40を接続した構成である。
即ち、霧化送風装置1は、更に、脱着可能な第2液体貯蔵部41と、第1液体貯蔵部11の内部と第2液体貯蔵部41の内部とを相互に接続するための接続部30とを備える。
このように、第2液体貯蔵部41の容量の分、使用できる液体の量が増加するので、より長時間の使用が可能となる。
接続部30は、第1液体貯蔵部11及び第2液体貯蔵部41の接続状態において機密が保たれるよう密閉可能に構成されている。このような構成によれば、霧化部の非動作時において第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部の気密状態が保たれるので、メッシュ式超音波振動子の穴からの水漏れを抑制できる。
又、接続部30の接続方向は、霧化部12におけるメッシュ式超音波振動子の振動方向とは異なる方向に設定されている。より具体的には、接続部30の接続方向と、霧化部12におけるメッシュ式超音波振動子の振動方向とは略直交する位置関係にある。
又、接続部30において、第1液体貯蔵部11及び第2液体貯蔵部41の間には、フィルター部材31が設けられている。
図10は、図9に示すフィルター部材の構成の詳細を示す図である。
同図を参照して、フィルター部材31は、より詳細には、濾過フィルター32と濾過フィルター32と支持部33を介して接続されている除菌部材34とを備える。
除菌部材34としては、銀が配合され、銀イオンによる除菌効果のある部材等を用いることができる。
このように構成すると、第2液体貯蔵部から供給される液体を濾過できると共に、第1液体貯蔵部及び第2液体貯蔵部に貯蔵される液体を除菌できるため、衛生面で有利な構成となる。
又、接続部30の接続方向と、霧化部12におけるメッシュ式超音波振動子の振動方向とは略直交する位置関係にあるため、メッシュ式超音波振動子の裏側に発せられる超音波の影響が、フィルター部材31に直接及ばないようにすることができる。
図11は、この発明の第5の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図3に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、更に、送風ユニット20では、送風部23の送風の仰角を変更するための調整部25を備えている。
続いて、調整部25による仰角の変更について説明する。
図12は、図11に示した霧化送風装置の霧状体の放出軌道と、風の送風方向との関係を示す図であって、図5に対応するものである。
同図を参照して、調整部25による仰角変更前の送風部23の向きを二点鎖線により、調整部25による仰角変更後の送風部23の向きを実線により表している。
霧化部12による霧状体の放出軌道Rは、略水平方向(第1の方向A11)である。
仰角変更前、送風部23は水平よりも上方の方向B11に向いており、送風部23から送出された風は、水平に進行し、位置P21で霧状体と合流する。
調整部25により送風部の向きを角度θだけ更に上方の方向B12に向けると、送風部23から送出した風は、位置P21よりも水平方向において手前の位置P22において霧状体と合流する。
このように、調整部25により、風の方向調整の自由度が広がるので、冷却効果が高い範囲内で風の方向を調整することができる。
調整部25により、送風部23の仰角を変更することにより、霧状体と風とが合流する位置を調整することができる。例えば、仰角が大きくなるよう調整することによって、霧状体と風とが合流する位置をより装置寄りに設定することができるので、霧状体が、空気中に霧散する前に風と霧状体とを合流させることができるため、より確実に冷却効果を高めることができる。
図13は、この発明の第6の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図11に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第5の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第5の実施の形態のものにおいて、調整部25により、送風部23の位置を、霧化部12よりも前方の位置から、霧化部12よりも後方の位置にかけて位置を調整できるように構成している。
尚、同図では、前方の位置にあるときの送風部23を二点鎖線により、後方の位置にあるときの送風部23を実線により表している。
送風部23が前方の位置にあるとき、風の通りを遮るような遮蔽物が少なく、風を効率よく送出することができる。
送風部23が後方の位置にあるときは、霧化部12から仮に水漏れがあり、霧化部11の下方に水が滴った場合でも、その滴った水も効率よく吹き飛ばすことができる。
図14は、この発明の第7の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図13に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第6の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第6の実施の形態のものにおいて、霧化部12と送風部23との間に吸液材26が設けられている。
吸液材26は、具体的には、霧化部12の下方であって、送風部23及び送風口22の上方に設けられている。このように構成すると、霧化部12から下方に液体(水)が垂れるなどしても吸液材26により吸収されるので、液体により湿潤となることを防ぐことができる。
図15は、この発明の第8の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図であって、図11に対応するものであり、図16は、図15において矢印XVI方向視したときの図であり、図17は、図16に示した霧化送風装置の制御基板の機能的構成について示したブロック図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第5の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第5の実施の形態によるものにおいて、第4の実施の形態で説明したように、第2液体貯蔵部41を備える予備タンクユニット40を接続すると共に、霧化部12が複数のメッシュ式超音波振動子により、複数の放出口から選択的に霧状体を放出可能に構成したものである。
即ち、霧化部12は、水平方向に横並びに設けられた3つの放出口12A〜12Cを備える。
又、制御基板24において、制御部50は、更に、第2液体貯蔵部41の脱着状態を検知する脱着検知部(脱着検知手段)53と、脱着検知部53が、第2液体貯蔵部41が脱状態であることを検知した場合、霧化部12の霧化動作に制限を設ける霧化制限部54(霧化制限手段)とを備える構成である。
霧化制限部54は、具体的には、第2液体貯蔵部41が取り外された脱状態であるとき、中央の放出口12Bからのみ霧化動作を行う制御を行うよう霧化部制御部51に信号を供給する。又、霧化制限部54は、第2液体貯蔵部41が装着された着状態であるとき、3つの放出口12A〜12Cから霧化動作を行う制御を行うよう霧化部制御部51に信号を供給する。
このように構成すると、より長時間の使用が可能な状態でない時に、霧化動作を制限することができる。よって、第2液体貯蔵部41がなくても、なるべく長時間稼働できるようになる。
又、霧状体を放出する放出口の数を変更できるため、冷却強化の強弱を調節することができる。
図18は、この発明の第9の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であり、図19は、図18において矢印XIX方向視したときの図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第5の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第5の実施の形態において、霧化部12を、上下2連の放出口16A、16Bを備える霧化部16に変更したものである。
尚、霧化部制御部51は、スイッチ(不図示)の切り替えに応じて、放出口16A及び16Bの両方から霧化動作を行うモードと、放出口16Aのみからから霧化動作を行うモードとを切り替えられるようになっている。
このように構成すると、霧状体の放出量を変更することで、冷却力を調整することができる。
図20は、この発明の第10の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であって、防風ガイドの収納状態を示す図であり、図21は、図20に示す霧化送風装置の防風ガイドの展開状態を示す図であり、図22は、図20に示す霧化送風装置の防風ガイドの設置状態を示す図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第8の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、予備タンクユニット40に、防風ガイド60を設けたものである。
防風ガイド60は、風よけのための板状の部材であり、放出軌道における霧状体の放出元の位置から、送出された風が放出軌道において霧状体と交差する位置までの一部の範囲を覆う形状を有する。又、防風ガイド60は、予備タンクユニット40の側面視形状と略同様のサイズに形成されている。又、防風ガイド60は、予備タンクユニット40の両側面において1つずつ設けられており、それぞれ軸60aを介して予備タンクユニット40に取り付けられている。又、防風ガイド60は、軸60aを中心に回転させて、各状態に遷移できるように構成されている。
以下において防風ガイド60の各状態について具体的に説明すると、まず、図20に示す防風ガイド60の収納状態では、防風ガイド60は、予備タンクユニット40の側面視形状に一致するような状態で位置合わせされる。
又、図21に示す防風ガイド60の展開状態では、霧化部12の少なくとも一方の側面を覆うような状態に位置合わせされる。
このように構成すると、防風ガイド60により側面方向の風を防ぐことができる。このように、外気の影響を受けにくくすることができるため、装置の使用可能性を高めることができる。
更に、図22に示す防風ガイド60の設置状態では、防風ガイド60は、防風ガイド60の先端部分が下方を向くように位置合わせされる。防風ガイド60は、このような設置状態において、霧化送風装置1を水平面に載置したとき、防風ガイド60の先端部分が当該水平面に当接して、霧化送風装置1を支持できるような寸法関係に設定されている。このため、防風ガイド60は、風が無いときでも、霧化送風装置1を水平面に載置する際の支持部材として機能させることができる。
図23は、この発明の第11の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であって、支持部材の収納状態を示す図であり、図24は、図23に示す霧化送風装置の支持部材の展開状態を示す図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第8の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、予備タンクユニット40に、スライドレール62を介して、支持部材61が取り付けられている。支持部材61は、スライドレール62に沿って上下に可動する。
スライドレール62は、固定部材63によって、予備タンクユニット40に取り付けられている。
図23に示すように、支持部材61は、収納状態においては、スライドレールの上方まで移動させた状態となっている。
又、図24に示すように、支持部材61は、展開状態においては、スライドレールの下端まで移動させた状態で、霧化送風装置1を水平面に載置した際に、当該水平面に当接して霧化送風装置1を支持できるような寸法関係に構成されている。
これにより、霧化送風装置1を、水平面に安定した状態で載置して使用することができる。
図25は、この発明の第12の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す側面図であって、図23に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第11の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第10の実施の形態における支持部材61を、環状のアタッチメント部材64に変更している。
アタッチメント部材64は、組み立て及び分離可能な2つの小片64a、64bからなり、小片64a、64bの組み立て状態において環状形状をなし、この輪の中に自転車のハンドル等の棒状のものを挟み込んで固定できるように構成されている。
このように構成すると、霧化送風装置1を自転車のハンドル等に対して固定して使用することができる。
図26は、この発明の第13の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図である。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、液体を貯蔵する液体貯蔵部71と、液体貯蔵部71に貯蔵されている液体を霧化する霧化部72と、霧化部72が霧化した液体の密度を高めて得られる霧状体を放出する放出部73と、放出部73が霧状体を放出する放出軌道と交差するように直線状に風を送出する送風部74とを備える構成である。
液体貯蔵部71は、底面部71aと、底面部71aの周囲から上方に延びる側壁部71bとからなり、上方が解放されている構成である。
霧化部72は、圧電振動子を含み、液体貯蔵部71の底面部71a付近に設置され水面Lに向けて超音波を発するように構成されている。圧電振動子は、第1の実施の形態の霧化部12のものとは異なり、メッシュ部材を含まないものである。霧化部72によって、水面L表面から生成された霧状体は、上昇して放出部73に流入する。
放出部73は、液体貯蔵部71の上方に設けられ、上方が先細りとなったテーパー構造のノズル状の部材である。放出部73の下方から流入した霧状体は、このテーパー構造により圧縮され密度が高められた状態で、放出部73の放出口73aから更に上方に向かう方向(第1の方向)において直線状の放出軌道にて放出される。
送風部74には、第1の実施の形態と同様、シロッコファンを採用しており、矢印A31に示すように、放出部73の上端に設けられた放出口73aの直上の位置に対して第2の方向B31において直線状に進む風を送出できるような位置関係で設置されている。
送風部74から送出される風の一部は、矢印A32に示すように、ガイド部75によって、液体貯蔵部71の上部に案内され、更に放出部73に流入する。
このように構成すると、放出部73の放出口73aから上方に放出された高密度の霧状体に対して、送風部74から送出される風が第2の方向B31に吹き付けられる。これにより、高密度の霧状体は、矢印A31に示す方向に風と一体となって進行する。
このように、放出軌道により第1の方向において直線状に放出される高密度の霧状体が霧散する前に、第2の方向に直線状に送出される風を交差させることにより、密度の高い状態のままの霧状体を第2の方向に集中させることが可能となるので、気化による高い冷却効果がピンポイントで得られる。
図27は、この発明の第14の実施の形態による霧化送風装置の構成を示す端面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第13の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、第13の実施の形態における送風部74を送風部76に変更すると共に、導風管77を追加している。
即ち、霧化送風装置1は、液体を貯蔵する液体貯蔵部71と、液体貯蔵部71に貯蔵されている液体を霧化する霧化部72と、霧化部72が霧化した液体の密度を高めて得られる霧状体を放出する放出部73と、風を送出するための送風部76と、送風部76から送出される風を、放出部73が霧状体を放出する放出軌道と交差するように導く導風管77とを備える。
送風部76には、軸流ファンを採用しており、矢印A31の方向に風を送出するように設置されている。又、送風部76には、矢印A31の方向に延びる導風管77が装着されている。
これにより、送風部76から送出される風は、矢印B31の方向に風が導かれ、矢印B31に対する直進性が高いものとなる。
一方、送風部76から送出される風の一部は、導風管77の途中に設けられた開口77aから、ガイド部75側に流入し、矢印A32に示すように、ガイド部75によって、液体貯蔵部71の上部に案内され、更に放出部73に流入する。
このように構成すると、放出部73の放出口73aから上方に放出された高密度の霧状体に対して、送風部76から送出され、導風管77によって導かれた風が第2の方向B31に吹き付けられる。これにより、高密度の霧状体は、矢印A31に示す方向に風と一体となって進行する。
このように、放出軌道により第1の方向において直線状に放出される高密度の霧状体が霧散する前に、第2の方向に送出される風を交差させることにより、密度の高い状態のままの霧状体を第2の方向に集中させることが可能となるので、気化による高い冷却効果がピンポイントで得られる。
図28は、この発明の第15の実施の形態による霧化送風装置の霧状体の放出軌道と、風の送風方向との関係を示す図であって、図5に対応するものである。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態によるものと同一であるため、その相違点を中心に説明する。
同図を参照して、この実施の形態による霧化送風装置1にあっては、霧化部12における霧状体の送出方向が異なる。
具体的には、霧化部12の霧状体の放出方向と、送風部23の風の送出方向とは平行となるように設定されている。即ち、霧化部12が霧状体を水平方向A41に放出する一方で、送風部23は、同じく水平方向B41に風を送出する。
すると、霧化部12によって放出された霧状体は、重力によって降下する放出軌道Rを描き霧化送風装置1の前方に進行する。
これに対し送風部23は、水平方向B41に直線状に風を送出しているので、位置P1において放出軌道Rと交差する。即ち、位置P1において霧状体と風とが合流する。
よって、霧状体と風が交差する位置P1において気化が促進される。水平方向B41において位置P1よりも先の位置では、霧状体は、気化しながら風の進行方向と同じ方向A42に進行する。
従って、水平方向B41において位置P1よりも先の位置では、霧状体の気化により冷却された風が進行する。
このような構成によれば、放出される霧状体は、重力によって降下する軌道を描くため、霧化部の下方の送風部から直線状に送出される風と、霧状体が合流しやすくなり、気化による冷却効果が得られる。
上記構成では、冷却効果の観点からは、送風部23の送出口22と、霧化部12の霧状体の放出元との間の距離は、約3cm以下に設定することが好ましい。
尚、上記の各実施の形態では、特定の形状や寸法関係の霧化送風装置について説明したが、これに限られない。例えば、メッシュ部材の穴径は、10μm以下に設定されていたが、10μmよりも大きい穴径のものを採用しても構わない。又、送風部により送出された風が、放出軌道において霧状体と交差する位置と、放出軌道における霧状体の放出元の位置との間の直線距離は、任意に設定可能である。
又、上記の各実施の形態では特に説明しなかったが、霧化送風装置の不使用時において霧化部の放出口を覆うカバーを設けてもよい。
更に、上記の各実施の形態では、第1液体貯蔵部又は第2液体貯蔵部に、水を貯蔵することを説明したが、これに限られず、気化性を有し、人体に対する安全性が確保できるような液体であれば、任意の液体を貯蔵してもよい。
更に、上記の第1から第12の実施の形態では、第1液体貯蔵部又は第2液体貯蔵部が、密閉可能に構成されていたが、これに限られず、いずれかの部分において開放されていても構わない。
更に、上記の第1から第13の実施の形態では、送風部は、シロッコファンを含む構成であったが、これに限られない。直線状に風を送出することができるようなものであればどのような羽根車のものを用いてもよい。
更に、上記の第4の実施の形態では、フィルター部材が、濾過フィルター及び抗菌部材を含む構成であったが、これに限られない。濾過フィルター及び抗菌部材のいずれか一方を含む構成であってもよいし、両方を省略することも可能である。尚、濾過フィルター及び抗菌部材を設けない構成であっても、接続部の接続方向が、メッシュ式超音波振動子の振動方向とは異なる方向に設定されていれば、メッシュ式超音波振動子の振動方向に接続方向が重なるのを避けることができる。このため、第2液体貯蔵部から供給される液体の流れがメッシュ式超音波振動子の振動により抑制されることを防ぐことができる。
更に、上記の第5の実施の形態では、調整部は、送風部の仰角を変更する構成であり、上記の第6の実施の形態では、調整部は、送風部の水平位置を変更する構成であったが、これに限られない。調整部は、放出軌道における霧状体の放出元の位置と間の直線距離を、5mm〜30cmの範囲の一部又は全部の範囲において調整するため、霧化部と送風部との相対的位置を変更する構成であればよい。
更に、上記の第8の実施の形態では、放出口の配列及び数は横並びに3つであったが、これに限られない。例えば、放出口の数は2つでもよいし、3つよりも多くてもよい。
更に、上記の第4及び第8の実施の形態では、タンクユニットに対して、第2液体貯蔵部を備える予備タンクユニットを接続できるような構成であったが、これに限られない。予備タンクユニットは、更に予備電源を備える構成であってもよく、予備タンクユニットの装着時において霧化部及び送風部に電力を供給可能なように構成されていてもよい。
更に、上記の第10の実施の形態では、防風ガイドが、特定の形状を有することを説明したが、これに限られない。防風ガイドは、即ち、風と霧状体とが交差するまでの全範囲をカバーしていてもよい。即ち、防風ガイドは、放出軌道における霧状体の放出元の位置から、風の送出元の位置から送出された風が放出軌道において霧状体と交差する位置までの範囲を覆う形状を有していてもよい。
更に、上記の第12の実施の形態では、環状のアタッチメント部材について説明したが、これに限られない。ベルトや紐等により取付対象に取り付けるタイプのものであってもよいし、クリップで取付対象を挟み込んで取り付けるタイプのものであってもよい。又、取付対象は、自転車には限られず、腕、鞄、ベルト、ベビーカー等であってもよく、取付対象に応じて、アタッチメント部材の形状等は適宜変更してもよい。
更に、上記の第14の実施の形態では、送風部に軸流ファンを採用していたが、これに限られない。シロッコファンをはじめ、ターボファン等の遠心型のものや、斜流ファン等任意のものを用いることができる。
1…霧化送風装置
10…タンクユニット
11…第1液体貯蔵部
12…霧化部
20…送風ユニット
21…吸気口
22…送風口
23…送風部
24…制御基板
26…吸液材
30…接続部
31…フィルター部材
32…濾過フィルター
33…支持部
34…除菌部材
40…予備タンクユニット
41…第2液体貯蔵部
53…脱着検知部
54…霧化制限部
60…防風ガイド
71…液体貯蔵部
72…霧化部
73…放出部
74…送風部
75…ガイド部
76…送風部
77…導風管
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (6)

  1. 気化性を有する液体を貯蔵する第1液体貯蔵部と、
    前記第1液体貯蔵部に設けられ、メッシュ式超音波振動子により、前記第1液体貯蔵部に貯蔵されている液体を霧化した霧状体を、前記第1液体貯蔵部の外部に対して第1の方向において直線状の放出軌道で放出する霧化部と、
    前記放出軌道と交差するように第2の方向において直線状に風を送出する送風部とを備え、
    更に、脱着可能な第2液体貯蔵部と、
    前記第1液体貯蔵部の内部と前記第2液体貯蔵部の内部とを相互に接続するための接続部とを備える、霧化送風装置。
  2. 前記接続部は、濾過フィルターを備える、請求項記載の霧化送風装置。
  3. 前記接続部は、除菌部材を備える、請求項又は請求項記載の霧化送風装置。
  4. 前記接続部の接続方向は、前記メッシュ式超音波振動子の振動方向とは異なる方向に設定されている、請求項から請求項のいずれかに記載の霧化送風装置。
  5. 更に、前記霧化送風装置を制御するための制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第2液体貯蔵部の脱着状態を検知する脱着検知手段と、
    前記脱着検知手段が、前記第2液体貯蔵部が脱状態であることを検知した場合、前記霧化部の霧化動作に制限を設ける霧化制限手段とを備える、請求項から請求項のいずれかに記載の霧化送風装置。
  6. 前記第1液体貯蔵部及び前記第2液体貯蔵部は、接続状態において密閉可能に構成され、前記メッシュ式超音波振動子の穴径は、10μm以下に設定される、請求項から請求項までのいずれかに記載の霧化送風装置。
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