JP6350412B2 - ロボットの転倒抑制方法 - Google Patents
ロボットの転倒抑制方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6350412B2 JP6350412B2 JP2015127816A JP2015127816A JP6350412B2 JP 6350412 B2 JP6350412 B2 JP 6350412B2 JP 2015127816 A JP2015127816 A JP 2015127816A JP 2015127816 A JP2015127816 A JP 2015127816A JP 6350412 B2 JP6350412 B2 JP 6350412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot
- wheel
- omnidirectional
- furniture
- auxiliary wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Description
車輪として、自在車輪である第1の補助輪と、一対の駆動輪と、を有する全方位台車と、
前記全方位台車に対して旋回可能に連結される本体部と、
前記本体部に連結されるロボットアームと、
を備え、
前記全方位台車が走行するにつれ、前記駆動輪が前記全方位台車の中心軸に対して当該全方位台車の走行方向と逆側に配置されるように、前記全方位台車が前記本体部に対して旋回するロボットの転倒抑制方法であって、
前記全方位台車の接地面に平行な面における、前記一対の駆動輪を結んだ線分が延びる向きをY軸、前記Y軸に対して垂直な向きをX軸、前記中心軸を通り、且つ前記Y軸と平行な軸を基準軸とし、前記全方位台車の各車輪における前記基準軸からのX軸方向の長さを前記各車輪のオフセットとしたとき、
前記オフセットが最も長い車輪が、前記中心軸に対して、前記ロボットアームで保持したワークに力を加えるために前記ロボットが走行する方向と逆側に配置された状態で、前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止する工程と、
前記ロボットアームによって前記ワークを保持し前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止した状態で、前記ワークに力を加える方向に前記ロボットを走行させる工程と、
を備える。
前記ワークから受ける反力が設定された閾値よりも大きい場合に、前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止することが好ましい。
前記第2の補助輪が、前記中心軸に対して、前記ワークに力を加えるために前記ロボットが走行する方向と逆側に配置された状態で、前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止することが好ましい。
前記第1の補助輪及び前記駆動輪が接地しているとき、前記第2の補助輪は接地していないことが好ましい。
本実施の形態のロボットの転倒抑制方法を説明する。図1(a)〜(c)の上段は、本実施の形態のロボットが家具の引出を引いた際の当該ロボットの状態を段階的に示す側面図である。図1(a)〜(c)の下段は、各々の段階での補助輪と駆動輪との配置関係を示す底面図である。図2は、本実施の形態のロボットの転倒抑制方法で用いるロボットの制御系を示すブロック図である。ちなみに、図1(b)及び(c)では、ロボットアーム4の一部を省略して示している。
Mg=F1+F2
F2X2+MgXg+FT=F1X1
F>Mg(x1−Xg)/T
F1x1+MgXg=F2x2+FT
F>Mg(x1+Xg)/T
次に、ロボットの異なる転倒抑制方法を説明する。なお、実施の形態1のロボットの転倒抑制方法と重複する説明は省略する。ここで、図4(a)〜(c)の上段は、本実施の形態のロボットが家具の引出を引いた際の当該ロボットの状態を段階的に示す側面図である。図4(a)〜(c)の下段は、各々の段階での補助輪と駆動輪との配置関係を示す底面図である。ちなみに、図4(b)及び(c)では、ロボットアーム4の一部を省略して示している。
Xg’=(Mg×Xg+F×T)/Mg
<式7>
Yg’=(Mg×Yg+F×T)/Mg
実施の形態1では、先ず、家具9の引出9aを引くためにロボット1が家具9に近づき、その後、ロボット1が家具9から離れ、再度、ロボット1が家具9に近付くことで、補助輪21を駆動輪22に対して反力Fの作用方向側に配置しているが、予め、補助輪21を駆動輪22に対して反力Fの作用方向側に配置して本体部3に対する全方位台車2の旋回を固定してもよい。つまり、実施の形態1を例に説明すると、最初に家具9の引出9aを引くためにロボット1が家具9に近付いた段階(図1(a)の状態)で、既に補助輪21が駆動輪22に対して反力Fの作用方向側に配置されているので、その状態で本体部3に対する全方位台車2の旋回を固定してもよい。これにより、タスクを迅速に実行することができる。
2 全方位台車、21 補助輪(第1の補助輪)、22 駆動輪、23 天板、23a 旋回軸、24 第2の補助輪
3 本体部、31 駆動部、31a 第1の検出部
4 ロボットアーム、4a 把持部
5 第2の検出部
6 第3の検出部
7 制御部
8 カバー部材
9 家具
9a 引出
10 ロボット
11 第4の検出部
100 ロボット
101 補助輪
102 駆動輪
103 全方位台車
104 本体部
105 ロボットアーム
AX1 全方位台車の中心軸
AX2 本体部の中心軸
X1 駆動輪のオフセット
X2 第1の補助輪のオフセット
X3 第2の補助輪のオフセット
G ワークに力を加えていない状態でのロボットの重心
G’ ワークに力を加えている状態でのロボットの重心
Claims (4)
- 車輪として、自在車輪である第1の補助輪と、一対の駆動輪と、を有する全方位台車と、
前記全方位台車に対して旋回可能に連結される本体部と、
前記本体部に連結されるロボットアームと、
を備え、
前記全方位台車が走行するにつれ、前記駆動輪が前記全方位台車の中心軸に対して当該全方位台車の走行方向と逆側に配置されるように、前記全方位台車が前記本体部に対して旋回するロボットの転倒抑制方法であって、
前記全方位台車の接地面に平行な面における、前記一対の駆動輪を結んだ線分が延びる向きをY軸、前記Y軸に対して垂直な向きをX軸、前記中心軸を通り、且つ前記Y軸と平行な軸を基準軸とし、前記全方位台車の各車輪における前記基準軸からのX軸方向の長さを前記各車輪のオフセットとしたとき、
前記オフセットが最も長い車輪が、前記中心軸に対して、前記ロボットアームで保持したワークに力を加えるために前記ロボットが走行する方向と逆側に配置された状態で、前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止する工程と、
前記ロボットアームによって前記ワークを保持し前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止した状態で、前記ワークに力を加える方向に前記ロボットを走行させる工程と、
を備える、ロボットの転倒抑制方法。 - 前記ワークに力を加える方向に前記ロボットが走行したとき、前記ワークから受ける反力が設定された閾値よりも大きいか否かを判定する工程を備え、
前記ワークから受ける反力が設定された閾値よりも大きい場合に、前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止する、請求項1に記載のロボットの転倒抑制方法。 - 前記全方位台車は、前記駆動輪及び前記第1の補助輪のオフセットよりも長いオフセットを有する第2の補助輪を備え、
前記第2の補助輪が、前記中心軸に対して、前記ワークに力を加えるために前記ロボットが走行する方向と逆側に配置された状態で、前記本体部に対する前記全方位台車の旋回を禁止する、請求項1に記載のロボットの転倒抑制方法。 - 前記第1の補助輪は、前記基準軸を挟んで一方の側に配置され、前記第2の補助輪及び前記駆動輪は、前記基準軸を挟んで他方の側に配置され、
前記第1の補助輪及び前記駆動輪が接地しているとき、前記第2の補助輪は接地していない、請求項3に記載のロボットの転倒抑制方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015127816A JP6350412B2 (ja) | 2015-06-25 | 2015-06-25 | ロボットの転倒抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015127816A JP6350412B2 (ja) | 2015-06-25 | 2015-06-25 | ロボットの転倒抑制方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017007066A JP2017007066A (ja) | 2017-01-12 |
JP6350412B2 true JP6350412B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=57760475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015127816A Active JP6350412B2 (ja) | 2015-06-25 | 2015-06-25 | ロボットの転倒抑制方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6350412B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102564836B1 (ko) | 2017-01-18 | 2023-08-09 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 잉크 조성물 |
JP6922282B2 (ja) * | 2017-03-14 | 2021-08-18 | トヨタ自動車株式会社 | ロボット |
CN114800425B (zh) * | 2022-04-19 | 2023-06-02 | 南华大学 | 垃圾容器转运机器人及方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5125806B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2013-01-23 | 富士通株式会社 | 自立走行装置 |
JP2012166315A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Toyota Motor Corp | ロボット |
JP5768482B2 (ja) * | 2011-05-11 | 2015-08-26 | トヨタ自動車株式会社 | 走行ロボット |
-
2015
- 2015-06-25 JP JP2015127816A patent/JP6350412B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017007066A (ja) | 2017-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101156822B1 (ko) | 이동체 및 이동체의 제어 방법 | |
JP6350412B2 (ja) | ロボットの転倒抑制方法 | |
JP2008012642A (ja) | 移動型ロボット | |
JP6332018B2 (ja) | 搬送ロボット、及びその制御方法 | |
JP5768482B2 (ja) | 走行ロボット | |
JP2015084129A (ja) | 案内用ロボット | |
JP2012166315A (ja) | ロボット | |
JP5761152B2 (ja) | 走行装置 | |
WO2016171044A1 (ja) | 壁面走行装置 | |
JP5304143B2 (ja) | 自律走行制御装置、自律走行制御方法、及び自走車両 | |
JP7414983B2 (ja) | ロボットシステム | |
JP2013101593A (ja) | 車輪型ロボット | |
JP5578738B2 (ja) | 車 | |
JPH064133A (ja) | 移動体の障害物回避方法 | |
JP5601048B2 (ja) | 移動体装置 | |
JP7003097B2 (ja) | 無人搬送車 | |
JP6989551B2 (ja) | 移動体、制御装置、周囲物体検出器、及び監視装置 | |
JP5125806B2 (ja) | 自立走行装置 | |
JP7014193B2 (ja) | 移動ロボット | |
JP6139352B2 (ja) | 車両制御装置 | |
WO2024053567A1 (ja) | 移動制御装置、移動制御システム、移動制御方法、及びプログラム | |
JP7334708B2 (ja) | 自律移動体 | |
JP2023047537A (ja) | 自律移動体 | |
JP2023146351A (ja) | 全方向移動体の走行制御装置 | |
JP2007122272A (ja) | 移動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170718 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180427 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180521 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6350412 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |