JP6349255B2 - 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法 - Google Patents

受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6349255B2
JP6349255B2 JP2014528076A JP2014528076A JP6349255B2 JP 6349255 B2 JP6349255 B2 JP 6349255B2 JP 2014528076 A JP2014528076 A JP 2014528076A JP 2014528076 A JP2014528076 A JP 2014528076A JP 6349255 B2 JP6349255 B2 JP 6349255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
priority
application program
trigger information
receiving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014528076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014021125A1 (ja
Inventor
北里 直久
直久 北里
山岸 靖明
靖明 山岸
義治 出葉
義治 出葉
淳 北原
淳 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saturn Licensing LLC
Original Assignee
Saturn Licensing LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saturn Licensing LLC filed Critical Saturn Licensing LLC
Publication of JPWO2014021125A1 publication Critical patent/JPWO2014021125A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6349255B2 publication Critical patent/JP6349255B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/433Content storage operation, e.g. storage operation in response to a pause request, caching operations
    • H04N21/4331Caching operations, e.g. of an advertisement for later insertion during playback
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/231Content storage operation, e.g. caching movies for short term storage, replicating data over plural servers, prioritizing data for deletion
    • H04N21/23106Content storage operation, e.g. caching movies for short term storage, replicating data over plural servers, prioritizing data for deletion involving caching operations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/433Content storage operation, e.g. storage operation in response to a pause request, caching operations
    • H04N21/4335Housekeeping operations, e.g. prioritizing content for deletion because of storage space restrictions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/45Management operations performed by the client for facilitating the reception of or the interaction with the content or administrating data related to the end-user or to the client device itself, e.g. learning user preferences for recommending movies, resolving scheduling conflicts
    • H04N21/462Content or additional data management, e.g. creating a master electronic program guide from data received from the Internet and a Head-end, controlling the complexity of a video stream by scaling the resolution or bit-rate based on the client capabilities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/8166Monomedia components thereof involving executable data, e.g. software
    • H04N21/8173End-user applications, e.g. Web browser, game
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/85Assembly of content; Generation of multimedia applications
    • H04N21/858Linking data to content, e.g. by linking an URL to a video object, by creating a hotspot
    • H04N21/8586Linking data to content, e.g. by linking an URL to a video object, by creating a hotspot by using a URL

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

本技術は、受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法に関し、特に、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを適切にキャッシュすることができるようにした受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法に関する。
近年、デジタル放送の分野においては、放送を利用したサービスだけでなく、インターネットと連携した連携サービスの導入が想定されている(例えば、特許文献1参照)。このような放送と通信の連携サービスでは、インターネット配信されるアプリケーションプログラムを、テレビ番組等の放送コンテンツに連動して実行させることが可能となる。
特開2011−66556号公報
ところで、放送コンテンツを受信する受信装置において、複数のアプリケーションプログラムが取得された場合には、それらをキャッシュメモリにキャッシュすることになるが、キャッシュ容量は有限となるため、再度利用される可能性の高いアプリケーションプログラムを優先的にキャッシュする必要がある。
そのため、受信装置において、キャッシュ制御を適切に行い、再度利用される可能性の高いアプリケーションプログラムを優先的にキャッシュすることが求められている。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、放送コンテンツ等のAVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを適切にキャッシュすることができるようにするものである。
本技術の第1の側面の受信装置は、AVコンテンツを受信する受信部と、前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドを特定するためのトリガ情報を、放送信号から取得するトリガ情報取得部と、取得した前記トリガ情報から得られる情報と、前記コマンドとが対応付けられた対応テーブルを、前記トリガ情報に基づいて、ネットワークを介して取得する対応テーブル取得部と、取得した前記トリガ情報及び前記対応テーブルにより特定される前記コマンドに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する制御部と、前記アプリケーションプログラムを一時的に記録するキャッシュメモリとを備え、前記制御部は、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従い、前記キャッシュメモリを制御する受信装置である
前記優先度は、前記アプリケーションプログラムの利用頻度及び更新頻度のいずれか一方又は双方に基づき定められる。
前記アプリケーションプログラムは、その提供事業者によって、優先すべきものと、そうでないものとに分類されており、前記優先度は、優先すべきものとして分類されたアプリケーションプログラムの優先度が、優先すべきでないものとして分類されたアプリケーションプログラムの優先度よりも、常に高くなるように定められる。
前記受信装置で得られる情報であって、前記優先度を定めるために用いられる端末情報を取得する端末情報取得部をさらに備え、前記優先度は、前記端末情報に基づき定められる。
前記端末情報は、前記アプリケーションプログラムの利用履歴、又は前記キャッシュメモリのキャッシュ容量若しくは空き容量を示す情報である。
前記優先度は、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される有効期限に基づき定められる。
前記AVコンテンツは、放送信号に含めて送信されるか、又はネットワークを介して配信され、前記アプリケーションプログラムは、ネットワークを介して配信されるか、又は放送信号に含めて送信される。
前記優先度は、前記対応テーブルにより指定される、前記アプリケーションプログラムの利用頻度、更新頻度、若しくは有効期限、又は提供事業者による前記アプリケーションプログラムの優先度に応じた分類結果によって定められる。
受信装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の第1の側面の受信方法又はプログラムは、本技術の第1の側面の受信装置に対応する受信方法又はプログラムである。
本技術の第1の側面の受信装置、受信方法、及びプログラムにおいては、AVコンテンツが受信され、前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドを特定するためのトリガ情報が、放送信号から取得され、取得された前記トリガ情報から得られる情報と、前記コマンドとが対応付けられた対応テーブルが、前記トリガ情報に基づいて、ネットワークを介して取得され、取得された前記トリガ情報及び前記対応テーブルにより特定される前記コマンドに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作が制御されるまた、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従い、前記アプリケーションプログラムを一時的に記録するキャッシュメモリが制御される。
本技術の第2の側面の送信装置は、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従って受信装置のキャッシュメモリに記録される前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのトリガ情報を生成する生成部と、放送信号によって、前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに前記受信装置に送信する送信部とを備え、前記トリガ情報は、前記受信装置によって、放送信号から取得され、前記トリガ情報から得られる情報と、前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドとが対応付けられた対応テーブルは、前記受信装置によって、前記トリガ情報に基づき、ネットワークを介して取得される送信装置である。
送信装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の第2の側面の送信方法は、本技術の第2の側面の送信装置に対応する送信方法である。
本技術の第2の側面の送信装置及び送信方法においては、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従って受信装置のキャッシュメモリに記録される前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのトリガ情報が生成され、放送信号によって、前記トリガ情報が、前記AVコンテンツとともに前記受信装置に送信される。また、前記トリガ情報が、前記受信装置によって、放送信号から取得され、前記トリガ情報から得られる情報と、前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドとが対応付けられた対応テーブルが、前記受信装置によって、前記トリガ情報に基づき、ネットワークを介して取得される
本技術の第1の側面及び第2の側面によれば、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを適切にキャッシュすることができる。
放送通信連携システムの構成例を示す図である。 送信装置の構成例を示す図である。 受信装置の構成例を示す図である。 トリガ情報の詳細な構成を示す図である。 TPTの詳細な構成を示す図である。 AMTの詳細な構成を示す図である。 連動アプリケーションのキャッシュの概念を示す図である。 優先度に応じたキャッシュ制御を説明するための図である。 連動アプリケーションの利用頻度を用いた優先度の設定方法を説明するための図である。 連動アプリケーションの更新頻度を用いた優先度の設定方法を説明するための図である。 事業者優先アプリケーションを説明するための図である。 連動アプリケーション取得時の通信量を説明するための図である。 優先ランクと通常ランクを説明するための図である。 送信処理を説明するためのフローチャートである。 受信処理を説明するためのフローチャートである。 キャッシュ制御処理を説明するためのフローチャートである。 優先度の算出方法の具体例を示す図である。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。
[放送通信連携システムの構成例]
図1は、放送通信連携システム1を示している。この放送通信連携システム1は、送信装置10、受信装置20、TPT/AMTサーバ30、及びアプリケーションサーバ40から構成される。
また、受信装置20、TPT/AMTサーバ30、及びアプリケーションサーバ40は、インターネット90を介して、相互に接続されている。
送信装置10は、テレビ番組やCM等の放送コンテンツを、デジタルテレビジョン放送信号(以下、単に放送信号という)により送信(放送)する。送信装置10は、例えば、放送事業者により提供され、その放送局内に配置される。
また、送信装置10は、連動アプリケーションの動作を制御するためのトリガ情報を、放送信号に含めて送信する。ここで、連動アプリケーションとは、放送コンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムである。
受信装置20は、送信装置10から送信された放送信号を受信して、放送コンテンツの映像及び音声を取得する。受信装置20は、放送コンテンツの映像をディスプレイに表示し、音声をスピーカから出力する。
なお、以下、受信装置20は、テレビジョン受像機であるとして説明するが、それに限らず、例えば、ディスプレイやスピーカを有さない構成とすることで、ビデオレコーダ等の電子機器に内蔵されるようにしてもよい。
受信装置20は、送信装置10からのトリガ情報が抽出された場合、当該トリガ情報に含まれる時刻情報に基づいて、内部時計(以下、メディアクロック(Media Clock)という)の時刻を設定又は校正する。また、受信装置20は、送信装置10からのトリガ情報に応じて、インターネット90を介してTPT/AMTサーバ30にアクセスして、TPT及びAMTを取得する。
TPT/AMTサーバ30は、TPT及びAMTを管理している。TPT/AMTサーバ30は、放送コンテンツの制作事業者、放送事業者その他の事業者により提供される。
ここで、TPT(Trigger Parameters Table)は、連動アプリケーションに対するコマンド(イベント)を特定するためのテーブルである。例えば、TPTには、特定の連動アプリケーションに対するコマンドを特定するための識別子と、当該コマンドとが対応付けられている。
また、AMT(Activation Messages Table)は、連動アプリケーションに対するコマンド(イベント)が実行されるべき時刻を指示するためのテーブルである。例えば、AMTには、特定の連動アプリケーションに対するコマンドを特定するための識別子と、当該識別子ごとの有効期間や有効時刻とが対応付けられている。ただし、コマンドの有効期間や有効時刻は、放送コンテンツの進行にあわせて決定される。
すなわち、TPTとAMTによって、所定のタイミングで実行すべき、特定の連動アプリケーションに対するコマンド(イベント)が特定される。
TPT/AMTサーバ30は、受信装置20からの問い合わせに応じて、インターネット90を介してTPT及びAMTを提供する。
受信装置20は、メディアクロックに基づいて、TPT及びAMTを参照することで、特定の連動アプリケーションに対するコマンドを特定する。そして、受信装置20は、特定したコマンドに応じて、連動アプリケーションの動作を制御する。
また、受信装置20は、特定したコマンドに応じて、インターネット90を介してアプリケーションサーバ40にアクセスし、連動アプリケーションを取得する。
アプリケーションサーバ40は、連動アプリケーションを管理している。アプリケーションサーバ40は、放送コンテンツの制作事業者、放送事業者その他の事業者により提供される。
アプリケーションサーバ40は、受信装置20からの問い合わせに応じて、インターネット90を介して連動アプリケーションを提供する。
なお、図1では、説明を簡略化するため、1つの受信装置20しか図示していないが、実際には、放送通信連携システム1は、複数の受信装置20を含むようにして構成される。
放送通信連携システム1は、以上のように構成される。
[送信装置の構成例]
図2は、図1の送信装置10の構成例を示している。
図2に示すように、送信装置10は、音声取得部111、オーディオエンコーダ112、映像取得部113、トリガ情報生成部114、ビデオエンコーダ115、多重化部116、送信部117、及びアンテナ118から構成される。
音声取得部111は、外部のサーバ、マイクロフォン、又は記録媒体等から、放送コンテンツのオーディオ信号を取得し、オーディオエンコーダ112に供給する。
オーディオエンコーダ112は、音声取得部111から供給されるオーディオ信号を、MPEG(Moving Picture Experts Group)2等の符号化方式に準拠して符号化し、その結果得られるオーディオストリームを、多重化部116に供給する。
映像取得部113は、外部のサーバ、カメラ、又は記録媒体等から、放送コンテンツのビデオ信号を取得し、トリガ情報生成部114及びビデオエンコーダ115に供給する。
トリガ情報生成部114は、トリガ情報を生成し、ビデオエンコーダ115に供給する。例えば、トリガ情報は、映像取得部113から供給されるビデオ信号に対応する放送コンテンツの進行に応じて生成される。
ビデオエンコーダ115は、映像取得部113から供給されるビデオ信号を、MPEG2等の符号化方式に準拠して符号化する。
また、ビデオエンコーダ115は、符号化により得られるビデオストリーム内にトリガ情報を配置する。例えば、トリガ情報は、ビデオストリームのユーザデータ領域の字幕データ内に配置される。
トリガ情報を含むビデオストリームは、多重化部116に供給される。
多重化部116には、オーディオエンコーダ112からのオーディオストリームと、ビデオエンコーダ115からのビデオストリームを多重化し、その結果得られるトランスポートストリームを、送信部117に供給する。
送信部117は、多重化部116から供給されるトランスポートストリームを、アンテナ118を介して、放送信号として送信する。
送信装置10は、以上のように構成される。
[受信装置の構成例]
図3は、図1の受信装置20の構成例を示している。
図3に示すように、受信装置20は、チューナ212、多重分離部213、オーディオデコーダ214、オーディオ出力部215、スピーカ216、ビデオデコーダ217、ビデオ出力部218、及びディスプレイ219から構成される。
また、受信装置20には、連動アプリケーションを動作させるために、トリガ情報抽出部220、制御部221、メモリ222、操作部223、通信I/F224、TPT/AMT解析部225、アプリケーションエンジン226、キャッシュメモリ227、アプリケーション用メモリ228、及び端末情報取得部229が含まれる。
チューナ212は、アンテナ211を介して受信された放送信号を復調し、その結果得られるトランスポートストリームを多重分離部213に供給する。
多重分離部213は、チューナ212から供給されるトランスポートストリームを、オーディオストリームと、ビデオストリームに分離し、それぞれをオーディオデコーダ214と、ビデオデコーダ217に供給する。
オーディオデコーダ214は、多重分離部213から供給されるオーディオストリームを、MPEG2等のオーディオエンコーダ112(図2)による符号化方式に対応する復号方式で復号し、その結果得られるオーディオ信号を、オーディオ出力部215に供給する。
オーディオ出力部215は、オーディオデコーダ214から供給されるオーディオ信号を、スピーカ216に供給する。スピーカ216は、オーディオ出力部215から供給されるオーディオ信号に対応する音声を出力する。
ビデオデコーダ217は、多重分離部213から供給されるビデオストリームを、MPEG2等のビデオエンコーダ115(図2)による符号化方式に対応する復号方式で復号し、その結果得られるビデオ信号を、ビデオ出力部218に供給する。
ビデオ出力部218は、ビデオデコーダ217から供給されるビデオ信号を、ディスプレイ219に供給する。ディスプレイ219は、ビデオ出力部218から供給されるビデオ信号に対応する映像を表示する。
トリガ情報抽出部220は、多重分離部213により分離されたビデオストリームを常に監視して、ビデオストリーム内に配置されるトリガ情報を抽出(取得)し、制御部221に供給する。
制御部221は、メモリ222にあらかじめ記憶されている制御用プログラムを実行することにより受信装置20の各部の動作を制御する。
メモリ222には、制御部221によって実行される制御用プログラムがあらかじめ記憶されている。操作部223は、ユーザからの各種の操作を受け付けて、それに対応する操作信号を制御部221に通知する。
また、制御部221は、トリガ情報抽出部220から供給されるトリガ情報に応じて、通信I/F224を制御して、インターネット90を介してTPT/AMTサーバ30にアクセスし、TPT及びAMTを要求する。通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、TPT/AMTサーバ30から送信されてくるTPT及びAMTを受信し、TPT/AMT解析部225に供給する。
TPT/AMT解析部225は、通信I/F224から供給されるTPT及びAMTを取得する。TPT/AMT解析部225は、取得したTPT及びAMTを解析し、その解析結果を、内部に備えるメモリ(不図示)に保持する。また、TPT/AMT解析部225は、制御部221からの要求に応じて、メモリに保持しているTPT及びAMTの解析結果を通知する。
制御部221は、トリガ情報抽出部220から供給されるトリガ情報に含まれる時刻情報に基づいて、メディアクロックの設定又は校正を行う。
また、制御部221は、TPT/AMT解析部225からのTPT及びAMTの解析結果と、メディアクロックの示す時刻に基づいて、特定の連動アプリケーションに対するコマンドを特定する。例えば、制御部221は、メディアクロックの示す時刻が、コマンドの有効期間に最初に入ったときなど、所定の有効条件を満たした場合に、その有効なコマンドを特定する。
なお、送信装置10からのトリガ情報に、特定の連動アプリケーションに対するコマンドを特定するための識別子が含まれている場合、制御部221は、TPT及びAMTの解析結果を参照して、当該識別子に対応する、特定の連動アプリケーションに対するコマンドを特定する。
制御部221は、特定したコマンドに応じて、アプリケーションエンジン226を制御して、連動アプリケーションの動作を制御する。
アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、通信I/F224を制御して、インターネット90を介してアプリケーションサーバ40にアクセスし、連動アプリケーションを要求する。通信I/F224は、アプリケーションサーバ40から送信されてくる連動アプリケーションを受信し、キャッシュメモリ227に保持させる。
アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、キャッシュメモリ227に保持されている連動アプリケーションを読み出して実行する。実行中の連動アプリケーションのビデオ信号は、ビデオ出力部218に供給される。
ビデオ出力部218は、アプリケーションエンジン226から供給されるビデオ信号を、ビデオデコーダ217から供給されたビデオ信号と合成し、それにより得られる映像を、ディスプレイ219に表示させる。
アプリケーション用メモリ228は、ワークメモリ228A及び退避メモリ228Bとからなる。アプリケーションエンジン226は、実行中の連動アプリケーションに関するデータをワークメモリ228Aに記録する。
また、アプリケーションエンジン226は、実行中の連動アプリケーションを休止する場合、アプリケーション用メモリ228のワークメモリ228Aのデータを退避メモリ228Bに移動させる。そして、休止した連動アプリケーションを再開する場合、退避メモリ228Bのデータをワークメモリ228Aに移動させて休止前の状態を復活させる。
端末情報取得部229は、キャッシュメモリ227に保持される連動アプリケーションの優先度を定めるために用いられる端末情報を取得し、制御部221に供給する。当該端末情報には、例えば、連動アプリケーションの利用履歴などが含まれる。
制御部221は、複数の連動アプリケーションが存在する場合には、キャッシュメモリ227を制御して、より優先度の高い連動アプリケーションが優先的に記録されるようにする。具体的には、制御部221は、TPT/AMT解析部225からのTPT及びAMTの解析結果、端末情報取得部229からの端末情報、又はキャッシュメモリ227のキャッシュ容量若しくは空き容量などに基づいて、キャッシュメモリ227を制御する。
受信装置20は、以上のように構成される。
[トリガ情報の詳細]
次に、図4を参照して、トリガ情報の詳細な構成について説明する。
トリガ情報は、domain_name,segment_id,media_time,event_id,event_time,spread,additional_informationを含む。
domain_nameには、所定のサーバを特定するためのドメイン名を示す情報が指定される。例えば、domain_nameには、TPT/AMTサーバ30を提供する事業者の名称に対応するドメイン名が指定される。
segment_idには、放送コンテンツのセグメント(特定の区間)を識別するためのIDが指定される。なお、事業者は、任意のIDを指定することができる。
media_timeには、放送コンテンツの進行時間軸上の特定の時間位置を示す情報が指定される。例えば、media_timeには、放送コンテンツの進行時間軸上の開始時刻や午前0時(0:00)等の特定の時刻を基準にして、その基準時刻からの時刻が指定される。ただし、media_timeに指定される時刻は、例えば秒やミリ秒単位とされる。
event_idには、TPT及びAMTにより特定されるコマンドを識別するためのIDが指定される。また、event_timeには、当該コマンドを実行する時刻を示す情報が指定される。
spreadには、トリガ情報を適用するタイミングを確率的に分散させるための情報が指定される。
additional_informationには、連動アプリケーションの動作を制御するのに用いられる付加情報が指定される。
トリガ情報は、以上のように構成される。
[TPTの詳細な構成]
次に、TPTの詳細な構成について説明する。
図5は、TPTの詳細仕様の一例を示す図である。TPTは、例えば、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により記述される。
図5に示すように、TPTのルート要素には、TPT要素が記述される。TPT要素には、連動アプリケーションの動作を制御するためのコマンド(イベント)などの情報が記述される。
TPT要素は、protocolVersion属性、id属性、tptVersion属性、updatingTime属性、expireDate属性、serviceId属性、baseURL属性、Capabilities要素、LiveTrigger要素、及びApplication要素を含む。
protocolVersion属性には、当該TPTに定義された仕様のバージョンを示す情報が指定される。当該バージョンは、メジャーバージョンとマイナーバージョンからなる。
id属性には、当該TPTを識別するためのIDが指定される。例えば、id属性には、domain_nameと、program_idとを“/”により連結した文字列が指定される。ただし、program_idは、segment_idに対応するものであって、放送コンテンツを識別可能なIDとされる。
tptVersion属性には、当該TPTのバージョンを示す情報が指定される。
updatingTime属性には、当該TPTの更新期間を示す情報が指定される。
expireDate属性には、当該TPTの有効期限を示す情報が指定される。
serviceId属性には、放送信号に含めて伝送されるサービスのうち、連動アプリケーションが、どのサービスで伝送されるかを示すIDが指定される。例えば、連動アプリケーションがNRTサービスで伝送される場合、serviceId属性には、NRTサービスのservice_idが指定される。
なお、NRT(Non-RealTime)サービスとは、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)セッションを利用して伝送されるNRTコンテンツを、一旦受信機のストレージに蓄積させた後で、再生を行わせるサービスである。NRTサービスを利用する場合には、NRTコンテンツの代わりに、連動アプリケーションが伝送されることになる。
baseURL属性には、当該TPTで指定されるURLのベースとなるURLが指定される。例えば、baseURL属性には、“http://xbc.com”が指定される。従って、当該TPTで指定される他のURLには、ベースURLを基準とした場合の相対的なパスを指定すればよいことになる。
Capabilities要素には、当該TPTを用いて連動アプリケーションの動作を制御するに際し、受信装置20に要求される機能を示す情報が指定される。すなわち、受信装置20は、Capabilities要素にて指定された機能を有する場合に、当該TPTを利用可能であると判断する。一方、受信装置20が指定された機能を有しない場合には、当該TPTは無視される。
LiveTrigger要素は、TPT要素の子要素であって、放送コンテンツをライブ放送する場合に、放送事業者等が、所望のタイミングでコマンドを実行させるためのトリガ情報(以下、ライブトリガ情報という)に関する情報が記述される。liveTrigger要素は、URL属性、deliveryType属性、及びpollPeriod属性を含む。
URL属性には、ライブトリガ情報を提供するトリガサーバ(不図示)にアクセスするためのURLが記述される。
deliveryType属性には、ライブトリガ情報を受信する際の規定が指定される。deliveryType属性には、“Streaming”,“long polling”,“short polling”が指定される。
pollPeriod属性には、ライブトリガ情報を、トリガサーバに問い合わせる間隔を示す時間が指定される。当該時間は、例えば、秒単位で指定される。
Application要素は、TPT要素の子要素であって、連動アプリケーションに関する情報が記述される。Application要素は、appID属性、appType属性、appName属性、globalId属性、appVersion属性、testApp属性、cookieSpace属性、frequencyOfUse属性、frequencyOfUpdate属性、expireDate属性、availInternet属性、availBroadcast属性、URL要素、Capabilities要素、ContentItem要素、及びEvent要素を含む。
appID属性には、当該連動アプリケーションを識別するためのIDが指定される。
appType属性には、当該連動アプリケーションのファイル属性等に関する情報が指定される。
appName属性には、当該連動アプリケーションの名称を示す情報が指定される。例えば、複数の連動アプリケーションが起動可能である場合に、それらの名称をユーザに提示して選択させることで、所望の連動アプリケーションが起動されるようにする。
globalId属性には、当該連動アプリケーションをグローバルに識別可能なURI(Uniform Resource Identifier)が指定される。
appVersion属性には、当該連動アプリケーションのバージョンを示す情報が指定される。
testApp属性は、当該連動アプリケーションが、例えば製品開発のテスト目的で使用される場合に指定される。従って、通常の運用においては、当該testApp属性は無視される。
cookieSpace属性には、当該連動アプリケーションを実行する際に必要となるストレージの容量を示す情報が指定される。
frequencyOfUse属性には、当該連動アプリケーションがどれくらいの頻度で利用されるかを示す情報が指定される。例えば、この利用頻度は、時間単位や日単位で指定され、利用頻度が高い連動アプリケーションを、優先的にキャッシュすることができる。
frequencyOfUpdate属性には、当該連動アプリケーションがどれくらいの頻度で更新されるかを示す情報が指定される。例えば、この更新頻度は、時間単位や日単位で指定され、更新頻度が高い連動アプリケーションを、優先的にキャッシュすることができる。
expireDate属性には、当該連動アプリケーションの有効期限を示す情報が指定される。
availInternet属性には、当該連動アプリケーションが、インターネット配信されるか否かを示す情報が指定される。
availBroadcast属性には、当該連動アプリケーションが、放送配信されるか否かを示す情報が指定される。
URL要素には、当該連動アプリケーションの取得先を示すURLが指定される。例えば、URL要素には、アプリケーションサーバ40のURLが指定される。ただし、前述のベースURLとして、例えば“http://xbc.com”が指定されている場合、当該URL要素には、それに続く“/”以降の文字列が指定されることになる。
Capabilities要素には、当該連動アプリケーションを実行するに際し、受信装置20に要求される機能を示す情報が指定される。すなわち、受信装置20は、Capabilities要素にて指定された機能を有する場合に、当該連動アプリケーションを実行可能であると判断する。
ContentItem要素は、Application要素の子要素であって、当該連動アプリケーションを構成するファイル(例えば、HTMLファイルやJPEGファイルなど)のキャッシュに関する情報が記述される。ContentItem要素は、URL要素、updatesAvail要素、及びSize要素を含む。
URL属性には、キャッシュされるファイルのURLが指定される。
updatesAvail属性には、キャッシュされるファイルの更新に関する情報が指定される。
Size属性には、キャッシュされるファイルのサイズを示す情報が指定される。
Event要素は、Application要素の子要素であって、連動アプリケーションの動作を制御するための情報が記述される。Event要素は、eventId属性、destination属性、action属性、diffusion属性、及びdata要素を含む。
eventId属性には、コマンド(イベント)を識別するためのIDが指定される。
destination属性には、当該コマンドによる連動アプリケーションの制御対象となる機器が指定される。ここでは、受信装置20のほか、例えば、受信装置20に外部装置(不図示)が接続される場合には、その外部装置が、コマンドの対象機器として指定される。
例えば、destination属性には、コマンドの対象機器が、高画質に対応したテレビジョン受像機である場合に、“HDTV(High Definition Television)”が指定され、標準画質に対応したテレビジョン受像機である場合には、“SDTV(Standard Definition Television)”が指定される。また、コマンドの対象機器が外部装置となる場合には、“external_1”や“external_2”などが指定される。
action属性には、当該コマンドとして、“register”,“execute”,“suspend”,“terminate”,“stream-event”等が指定される。
レジスタ(register)は、連動アプリケーションの取得又は登録を指示するためのコマンドである。ここで、連動アプリケーションの登録とは、取得した連動アプリケーションに対応付けて、その優先度と有効期限を記憶することを意味する。
エクスキュート(execute)は、連動アプリケーションの取得又は起動を指示するためのコマンドである。また、エクスキュートコマンドは、指定された連動アプリケーションが休止している場合に、その連動アプリケーションの実行を再開させる。
サスペンド(suspend)は、実行中の連動アプリケーションを中断して、休止させるためのコマンドである。
ターミネート(terminate)は、実行中の連動アプリケーションを終了させるためのコマンドである。
ストリームイベント(stream-event)は、実行中の連動アプリケーションにおいてイベントを発火させるためのコマンドである。
なお、action属性に指定されるコマンドとしては、前述のコマンドに限らず、例えば、“suspend-execute”や“terminate-execute”など、他のコマンドを指定することもできる。
サスペンド−エクスキュート(suspend-execute)は、対象の連動アプリケーションに対するエクスキュートコマンドと、他の連動アプリケーションに対するサスペンドコマンドが一体となった複合コマンドである。すなわち、対象の連動アプリケーションの取得又は起動と、それ以外の他の連動アプリケーションの休止を指示する場合、action属性には、”suspend-execute”が指定される。
ターミネート−エクスキュート(terminate-execute)は、対象の連動アプリケーションに対するエクスキュートコマンドと、他の連動アプリケーションに対するターミネートコマンドが一体となった複合コマンドである。すなわち、対象の連動アプリケーションの取得又は起動と、それ以外の他の連動アプリケーションの終了を指示する場合、action属性には、”terminate-execute”が指定される。
diffusion属性には、受信装置20においてコマンドを適用するタイミングを確率的に分散させるための情報が指定される。この情報を設定することにより、複数の受信装置20がアプリケーションサーバ40から連動アプリケーションを取得するに際し、そのアクセスが一時期に集中せず分散させることができる。
data要素には、コマンドが、ストリームイベントコマンドである場合において、イベントを発火する際に参照されるデータが指定される。
TPTは、以上のように構成される。
なお、図5を参照して説明したTPTの仕様は一例であって、他の仕様を採用することもできる。
[AMTの詳細な構成]
次に、AMTの詳細な構成について説明する。
図6は、AMTの詳細仕様の一例を示す図である。AMTは、例えば、XMLなどのマークアップ言語により記述される。
図6に示すように、AMTのルート要素には、AMT要素が記述される。AMT要素には、連動アプリケーションの動作を制御するためのコマンド(イベント)の有効期間などの情報が記述される。
AMT要素には、protocolVersion属性、segmentId属性、beginMT属性、及びActivation要素を含む。
protocolVersion属性には、当該AMTに定義された仕様のバージョンを示す情報が指定される。当該バージョンは、メジャーバージョンとマイナーバージョンからなる。
segmentId属性には、TPTのid属性に対応するIDが指定される。このIDにより、当該AMTに対応するTPTが特定される。例えば、segmentId属性には、domain_nameと、program_idとを“/”により連結した文字列が指定される。
beginMT属性には、対象のセグメント(特定の区間)の時間範囲の開始時刻を示す情報が指定される。
Activation要素には、AMT要素の子要素であって、連動アプリケーションに対するコマンドを特定するための情報が記述される。Activation要素は、targetId属性、startTime属性、及びendTime属性を含む。
targetId属性は、TPTに記述される、連動アプリケーションに対するコマンドを特定するためのIDが指定される。例えば、当該IDには、TPTのApplication要素のappID属性に指定されるIDと、Event要素のeventId属性に指定されるIDを組み合わせたものが指定される。
startTime属性には、targetId属性により識別されるコマンドの有効期間の開始時刻を示す情報が指定される。
endTime属性には、targetId属性により識別されるコマンドの有効期間の終了時刻を示す情報が指定される。
すなわち、コマンドの有効期間は、対応する放送コンテンツの進行時間軸上の2点を示すstartTime属性及びendTime属性により定められる。そして、例えば、受信装置20においては、メディアクロックの示す時刻が、startTime属性の示す有効開始時刻を経過したとき、その有効開始時刻に対応するコマンドが有効とされる。ただし、この場合には、endTime属性を指定せずに、startTime属性のみが指定されるようにしてもよい。
また、メディアクロックの示す時刻が、有効期間内であるときに、その有効期間に対応するコマンドが有効とされ、メディアクロックの示す時刻が、有効期間に達していない、又はそれを過ぎたときは、その有効期間に対応するコマンドは無効とされるようにしてもよい。
換言すれば、受信装置20では、メディアクロックの示す時刻が、有効時刻や有効期間等に基づいた所定の有効条件を満たしたときに、その有効条件に対応するコマンドが有効とされる。
AMTは、以上のように構成される。
なお、図6を参照して説明したAMTの仕様は一例であって、他の仕様を採用することもできる。
[連動アプリケーションのキャッシュ制御]
次に、図7乃至図13を参照して、キャッシュメモリ227に保持される連動アプリケーションのキャッシュ制御について説明する。
(連動アプリケーションのキャッシュの概念)
図7は、連動アプリケーションのキャッシュの概念を示す図である。
受信装置20では、送信装置10からのトリガ情報が抽出された場合、当該トリガ情報に含まれるmedia_timeに基づいて、メディアクロックが設定又は校正される。また、受信装置20は、トリガ情報に含まれるdomain_name,segment_idが変化した場合、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTを取得して保持する。
受信装置20は、TPT及びAMTを参照して、例えば、メディアクロックの示す時刻が、有効期間に最初に入ったとき、その有効なコマンドを特定する。
図7の例では、まず、レジスタコマンドが特定されるので、受信装置20は、アプリケーションサーバ40から連動アプリケーションApp1を取得して登録する。このとき、取得された連動アプリケーションApp1は、キャッシュメモリ227に保持される。続いて、エクスキュートコマンドが特定されるので、キャッシュメモリ227に保持している連動アプリケーションApp1が起動される。
その後、ターミネートコマンドが特定されると、実行中の連動アプリケーションApp1は終了される。すなわち、連動アプリケーションApp1は、エクスキュートコマンドに応じて起動してから、ターミネートコマンドに応じて終了するまでの期間Te1の間は、実行中であると言える。
なお、連動アプリケーションApp1は、期間Te1の経過後も、有効期間(expireDate)を経過するまでは、キャッシュメモリ227に保持されたままとなる。
その後、別のタイミングで連動アプリケーションApp1が再度実行される場合には、連動アプリケーションApp1に対するエクスキュートコマンドが特定される。このとき、連動アプリケーションApp1は、前回の起動の際にキャッシュメモリ227に保持されているので、保持中の連動アプリケーションApp1が読み出され、起動される。
また、連動アプリケーションApp1は、ターミネートコマンドが特定されるまで、期間Te2の間は実行され、ターミネートコマンドが特定されると、実行中の連動アプリケーションApp1は終了される。
以降、連動アプリケーションApp1の有効期間が経過するまでは、連動アプリケーションApp1に対するエクスキュートコマンドが特定される度に、キャッシュメモリ227に保持されている連動アプリケーションApp1が読み出され、実行される。
そして、連動アプリケーションApp1の有効期間が経過すると、キャッシュメモリ227に保持されていた連動アプリケーションApp1は削除される。すなわち、連動アプリケーションApp1は、レジスタコマンドに応じて取得されてから、その有効期間が経過するまでの期間Tの間は、キャッシュメモリ227に保持されていることになる。
連動アプリケーションのキャッシュ制御は、以上のように行われる。
(優先度に応じたキャッシュ制御)
次に、図8を参照して、優先度に応じたキャッシュ制御について説明する。
受信装置20においては、複数の連動アプリケーションが実行される場合が想定されるが、キャッシュメモリ227のキャッシュ容量は有限であるため、全ての連動アプリケーションを保持することはできない。そのため、優先度のより高い連動アプリケーションを優先的にキャッシュして、優先度の低い連動アプリケーションから、優先的に削除するといったキャッシュ制御を行い、キャッシュ容量を確保することが要求される。
図8の例では、太線で囲まれた四角が、キャッシュメモリ227のキャッシュ容量を表しており、その中に配置された6つの四角がそれぞれ、取得済みの各連動アプリケーションの容量を表している。すなわち、それらの四角の面積が大きいほど容量が大きくなり、逆に面積が小さいほど容量が小さくなることを示している。
例えば、キャッシュメモリ227には、連動アプリケーションApp1乃至App6が保持されている。また、キャッシュ容量から、連動アプリケーションApp1乃至App6の容量を差し引いたものが、キャッシュメモリ227の空き容量となる。
このとき、連動アプリケーションApp7が取得された場合、キャッシュメモリ227に保持することになるが、連動アプリケーションApp7の容量が、キャッシュメモリ227の空き容量よりも大きいために、容量が不足し、保持することができない。
そのため、連動アプリケーションApp7を保持するための容量を確保する必要があるが、例えば、単に、最初に保持された連動アプリケーションApp1を削除してしまうと、連動アプリケーションApp1の使用頻度が高い場合などに、再度取得する必要がでてくることから、適切でない。また、例えば、連動アプリケーションApp2を削除した場合、それにより得られる容量と空き容量を足し合わせても、連動アプリケーションApp7を記録するために十分な容量とならないため、これも適切ではない。
そこで、受信装置20では、優先度に応じたキャッシュ制御を行い、キャッシュメモリ227に保持されている連動アプリケーションに対して優先度を与えて、より優先度の低い連動アプリケーションから削除し、より優先度の高い連動アプリケーションが優先的に保持されるようにする。
以下、受信装置20で行われる、優先度に応じたキャッシュ制御の詳細について説明する。
(利用頻度)
図9は、前述のTPTのfrequencyOfUseで指定される連動アプリケーションの利用頻度を用いた優先度の設定方法を説明するための図である。
図9には、連動アプリケーションApp1,App2,App3の利用頻度として、それらの連動アプリケーションをキャッシュした時間範囲Tにおける、各連動アプリケーションの放送局によるテレビ番組における利用回数が示されている。例えば、T=1ヶ月とした場合に、連動アプリケーションApp1は、1週間に1回の頻度で利用されている。同様に、連動アプリケーションApp2は2日に1回、連動アプリケーションApp3は毎日の頻度で利用されている。
すなわち、図9の例では、連動アプリケーションApp3,App2,App1の順に利用頻度が高くなるので、当該利用頻度の高い順に、キャッシュ優先度を高く設定することができれば、より優先度の高い連動アプリーションを、優先的にキャッシュメモリ227に保持することができる。
(更新頻度)
また、図10は、前述のTPTのfrequencyOfUpdateで指定される連動アプリケーションの更新頻度を用いた優先度の設定方法を説明するための図である。
図10には、連動アプリケーションApp1,App2,App3の更新頻度として、一定の時間における各連動アプリケーションの更新回数が示されている。例えば、ある時間内に、連動アプリケーションApp1は、App1-1から,App1-2,App1-3,App1-4,App1-5の順に4回更新されている。また、それと同一の時間内に、連動アプリケーションApp2は、App2-1からApp2-2に1回だけ更新され、連動アプリケーションApp3は、App3-1のまま一度も更新されていない。
更新の際には、その後に取得したTPTにおいてそのappIDは変化しないが、appVersionが変化することになる。その結果、該当するappIDの連動アプリケーションが受信装置20内にキャッシュされていた場合でも、新たなappVersionの連動アプリケーションをアプリケーションサーバ40から再取得する必要がある。よって、更新頻度が高い連動アプリケーションはキャッシュしておく有効性が低くなる。
すなわち、図10の例では、連動アプリケーションApp3,App2,App1の順に更新頻度が低くなるので、当該更新頻度の低い順に、キャッシュ優先度を高く設定することができれば、より優先度の高い連動アプリケーションを、優先的にキャッシュメモリ227に保持することができる。
(事業者優先アプリケーション)
また、連動アプリケーションを提供する事業者は、複数の連動アプリケーションを提供する場合に、特定の連動アプリケーションの優先度を上げて運用を行いたい場合がある。
例えば、図11に示すように、受信装置20において、レジスタコマンドとエクスキュートコマンドに応じて、連動アプリケーションApp0が起動された場合に、この連動アプリケーションApp0から、連動アプリケーションApp1,App2,App3のいずれかが実行可能なケースを想定する。
図11の例では、連動アプリケーションApp0は非表示で実行されるので、画面には、テレビ番組の映像のみが表示される。ここで、ユーザがリモートコントローラ(不図示)を操作して、所定のボタンを押下した場合に、連動アプリケーションApp1が取得され、起動される。
このとき、アプリケーションサーバ40から、連動アプリケーションApp0を取得する場合と、連動アプリケーションApp1を取得する場合における、インターネット90の通信量を比較すると、図12に示すように、連動アプリケーションApp1を取得する場合のほうが、圧倒的にピーク時の通信量が多くなることが想定される。また、連動アプリケーションApp0と、連動アプリケーションApp2,App3との関係についても同様である。
すなわち、連動アプリケーションApp0は、メディアクロックの示す時刻に基づいて、レジスタコマンド又はエクスキュートコマンドが特定されたときに、アプリケーションサーバ40から取得されるものである。従って、同一の放送コンテンツを受信している多数の受信装置20が、ほぼ同時のタイミングで一斉に、アプリケーションサーバ40にアクセスすることになる。そのため、インターネット90における通信量が増大するとともに、アプリケーションサーバ40の負荷も大きくなってしまう。
一方、連動アプリケーションApp1,App2,App3は、ユーザの操作に応じて、任意のタイミングで、アプリケーションサーバ40から取得されるものである。従って、同一の放送コンテンツを受信している多数の受信装置20であっても、各端末ごとのユーザの操作のタイミングは異なるので、それらの受信装置20が分散して、アプリケーションサーバ40にアクセスすることになる。そのため、インターネット90における通信量は増加せず、また、アプリケーションサーバ40にも負荷がかからないことになる。
このように、連動アプリケーションApp0の取得には、通信量の増大と、アプリケーションサーバ40の負荷の増大が伴うので、連動アプリケーションApp0を一度取得した後は、優先的にキャッシュして、再利用することが望ましい。また、このような連動アプリケーションApp0は、事業者側であらかじめ把握できるものであるため、事業者は、連動アプリケーションApp0のキャッシュ優先度を高く設定することができれば、連動アプリケーションApp0を、優先的にキャッシュメモリ227に保持することができる。
以下、このような連動アプリケーションApp0を、他の連動アプリケーションと区別するために、事業者優先アプリケーションと称する。
ただし、基本的に、1つの事業者は、1つの連動アプリケーションを事業者優先アプリケーションとして設定するので、例えば、TPTにおいて、特定のIDを付与したり、あるいは事業者優先アプリケーションかどうかを示すフラグを設けたりすることで、事業者優先アプリケーションを識別することが可能となる。ここで、特定のIDとしては、appIDとして“0”を指定したり、あるいは、globalIdがURLで指定される場合に、ドメイン名に続く“/”以降の文字列の所定の位置に、“0”を指定したりすることができる。
また、事業者優先アプリケーションは、複数の事業者によって提供されることになるため、受信装置20では、事業者優先アプリケーションが、事業者ごとに複数存在することが想定される。
また、図13に示すように、優先度に応じたキャッシュ制御を行うに際して、優先ランクと通常ランクを設け、優先ランクには、事業者優先アプリケーションが属し、通常ランクには、事業者優先アプリケーション以外の連動アプリケーションが属するようにする。
すなわち、優先ランクに属する事業者優先アプリケーションと、通常ランクに属する連動アプリケーションでは、それぞれ別個に優先度が高い順にランク付けがされ、さらに、優先ランクに属する事業者優先アプリケーションは、通常ランクに属する連動アプリケーションよりも、常に優先度が高くなるようにランク付けがされる。
これにより、全ての事業者優先アプリケーションは、常に、連動アプリケーションに対して優先的にキャッシュされることになる。
以上のように、受信装置20においては、事業者によってTPTで指定される、利用頻度や更新頻度等の所定の頻度、又は優先指定などに応じた優先度に従い、より優先度の高い連動アプリケーションが優先的にキャッシュメモリ227に記録されるように、キャッシュ制御が行われる。その結果、連動アプリケーションのキャッシュ制御が適切に行われ、再度利用される可能性の高い連動アプリケーションが優先的にキャッシュされることになる。
なお、優先度を算出するための情報としては、前述したような、事業者によってあらかじめTPTで指定されるものに限らず、受信装置20側で取得される端末情報を用いてもよい。当該端末情報としては、例えば、連動アプリケーションの利用履歴、又はキャッシュメモリ227のキャッシュ容量若しくは空き容量を示す情報などを用いることができる。
[各装置で行われる具体的な処理の内容]
次に、図14乃至図17のフローチャートを参照して、放送通信連携システム1を構成する各装置で行われる具体的な処理の内容について説明する。
(送信処理)
まず、図14のフローチャートを参照して、送信装置10によって実行される送信処理について説明する。
ステップS111において、音声取得部111は、外部のサーバ等から、放送コンテンツの音声に対応するオーディオ信号を取得する。また、ステップS112において、映像取得部113は、外部のサーバ等から、放送コンテンツの映像に対応するビデオ信号を取得する。
ステップS113において、トリガ情報生成部114は、映像取得部113により取得されたビデオ信号に対応する放送コンテンツの映像の進行応じてトリガ情報を生成する。
ステップS114において、オーディオエンコーダ112は、音声取得部111により取得されたオーディオ信号を符号化する。
ステップS115において、ビデオエンコーダ115は、映像取得部113により取得されたビデオ信号を符号化する。また、ビデオエンコーダ115は、符号化により得られるビデオストリームのユーザデータ領域の字幕データ内にトリガ情報を配置する。
ステップS116において、多重化部116は、オーディオエンコーダ112により符号化されたオーディオストリームと、ビデオエンコーダ115により符号化されたビデオストリームを多重化して、トランスポートストリームを生成する。
ステップS117において、送信部117は、多重化部116により生成されたトランスポートストリームを、アンテナ118を介して、放送信号として送信する。この後、処理はステップS111に戻され、それ以降の処理が繰り返されることになる。
以上で、送信処理の説明を終了する。
(受信処理)
次に、図15のフローチャートを参照して、受信装置20によって実行される受信処理について説明する。
ステップS211において、チューナ212は、アンテナ211を介して放送信号を受信して、復調する。
ステップS212において、多重分離部213は、チューナ212により復調されたトランスポートストリームを、オーディオストリームと、ビデオストリームに分離する。
ステップS213において、オーディオデコーダ214は、多重分離部213により分離されたオーディオストリームを復号し、オーディオ信号を生成する。
ステップS214において、ビデオデコーダ217は、多重分離部213により分離されたビデオストリームを復号し、ビデオ信号を生成する。
ステップS215において、スピーカ216は、オーディオ信号に対応する音声を出力する。また、ディスプレイ219は、ビデオ信号に対応する映像を表示する。
これにより、ディスプレイ219には、テレビ番組等の放送コンテンツの映像が表示され、スピーカ216からは、当該映像に対応する音声が出力される。
ステップS216においては、トリガ情報抽出部220乃至アプリケーション用メモリ228によって、トリガ情報対応処理が行われる。
具体的には、トリガ情報対応処理は、以下のように行われる。
制御部221は、トリガ情報抽出部220によってトリガ情報が抽出された場合、メディアクロックの設定又は校正を行う。また、制御部221は、当該トリガ情報に応じて、TPT及びAMTを取得すると判定した場合、通信I/F224を制御して、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTを取得する。TPT及びAMTは、TPT/AMT解析部225によって解析され、保持される。
そして、制御部221は、TPT及びAMTを参照して、メディアクロックの示す時刻が、コマンドの有効期間に最初に入ったときなど、所定の有効条件を満たした場合に、その有効なコマンドを特定する。
例えば、特定されたコマンドがレジスタコマンドである場合、アプリケーションエンジン226は、通信I/F224を制御して、アプリケーションサーバ40から連動アプリケーションを取得し、登録する。また、特定されたコマンドがエクスキュートコマンドである場合、アプリケーションエンジン226は、取得済みの連動アプリケーションを起動する。
その後、受信装置20においては、ストリームイベントコマンドが特定された場合、実行中の連動アプリケーションに対するイベントが発火される。また、受信装置20においては、サスペンドコマンドが特定された場合、実行中の連動アプリケーションが休止される。さらに、エクスキュートコマンドが特定された場合には、休止中の連動アプリケーションが再開される。
また、受信装置20においては、ターミネートコマンドが特定された場合、実行中の連動アプリケーションが終了される。
ステップS216のトリガ情報対応処理が終了すると、処理は、ステップS211に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
以上で、受信処理の説明を終了する。
(キャッシュ制御処理)
次に、図16のフローチャートを参照して、受信装置20によって実行されるキャッシュ制御処理について説明する。
ステップS251において、制御部221は、新たに連動アプリケーションが取得されるか否かを判定する。そして、新たに連動アプリケーションが取得されるのを待って、処理は、ステップS252に進められる。
ステップS252において、制御部221は、新たに取得される連動アプリケーションの優先度を算出する。ただし、優先度の具体的な算出方法については、図17を参照して後述する。また、この例では、既にキャッシュメモリ227に保持されている連動アプリケーションの優先度は、算出済みであるものとする。
ステップS253において、制御部221は、新たに取得される連動アプリケーションの容量に対する、キャッシュメモリ227の空き容量をチェックして、キャッシュ容量が不足しているか否かを判定する。
ステップS253において、キャッシュ容量が不足していないと判定された場合、処理は、ステップS254に進められる。この場合、即時に、連動アプリケーションをキャッシュメモリ227に保持することが可能となるので、キャッシュメモリ227は、制御部221からの制御に従い、新たに取得された連動アプリケーションをキャッシュする(S254)。
一方、ステップS253において、キャッシュ容量が不足していると判定された場合、処理は、ステップS255に進められる。この場合、即時に、連動アプリケーションをキャッシュメモリ227にキャッシュすることはできないので、制御部221は、優先度に応じたキャッシュ制御を行う(S255)。
具体的には、図8に示したように、新たに取得された連動アプリケーションの容量が、キャッシュメモリ227の空き容量よりも大きい場合には、容量が不足し、当該連動アプリケーションを保持することができない。そこで、制御部221は、キャッシュメモリ227に保持されている連動アプリケーションのうち、優先度の低い連動アプリケーションを削除する。
また、優先度の低い連動アプリケーションを削除した場合に、それにより得られる容量と空き容量を足し合わせても、新たに取得された連動アプリケーションをキャッシュするために十分な容量とならないときには、さらに次に優先度の低い連動アプリケーションを削除すればよい。または、新たに取得された連動アプリケーションをキャッシュするために十分な空き容量を確保可能な連動アプリケーションのうち、最も優先度の低い連動アプリケーションを削除してもよい。
そして、新たに取得された連動アプリケーションをキャッシュするのに十分な空き容量が確保されると、その空き容量に、新たに取得された連動アプリケーションがキャッシュされることになる。
ステップS254又はS255が終了すると、処理は、ステップS251に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
このように、図16のキャッシュ制御処理においては、制御部221によって、優先度に応じたキャッシュ制御が行われることで、再度利用される可能性の高い連動アプリケーションが優先的にキャッシュされることになる。
以上で、キャッシュ制御処理の説明を終了する。
(優先度の算出方法)
次に、図17を参照して、図16のステップS252における、優先度の算出方法の具体例について説明する。
図17の具体例では、連動アプリケーションApp1と、連動アプリケーションApp2の優先度の算出方法について説明する。
連動アプリケーションApp1には、更新頻度(例えば、更新周期が7日間(24時間×7日))が指定されているので、次回の更新日時を予測することになるが、仮に、2012年7月1日の次の更新日時が、2012年7月8日であったとしても、受信装置20では、連動アプリケーションをキャッシュする前の前回の更新日時が分からないため、次回の更新日時を予測できない。
そこで、キャッシュされた時からの更新日時を予測することで、例えば、更新周期が7日間(24時間×7日)である場合に、2012年7月2日の10:00に、連動アプリケーションApp1がキャッシュされたときは、次回の更新日時は、2012年7月9日の10:00であると予測することができる。
また、現在日時が2012年7月3日の12:00である場合、そこから、次回の更新日時(2012年7月9日の10:00)までの間の最大利用回数を、利用頻度を用いて予測する。ここでは、例えば、利用頻度として、1日に1回が指定されているとすれば、約6日間のうちに6回利用されることが想定されるため、最大利用回数として、6回が予測される。
ここで、最大利用回数として算出された6回は、事業者によりあらかじめ指定された値から予測されたものとなるので、端末情報から得られる有効確率を用いて、より精度の高い、最終的な優先度を求めることが望ましい。例えば、利用履歴から得られる連動アプリケーションApp1の利用回数、又は連動アプリケーションApp1が実行される放送コンテンツのチャンネルの視聴確率などを、有効確率として用いることができる。そして、最終的な優先度は、当該有効確率と最大利用回数とを乗算することで算出される。
例えば、連動アプリケーションApp1は、過去に1度も利用されておらず、その利用回数が0である場合に、対象チャンネルの視聴確率が20%であるときには、有効確率が0.2となるので、優先度1.2(6×0.2)が算出される。
一方、連動アプリケーションApp2は、更新頻度が指定されていないので、現在日時から、有効期限(expireDate)までの間の最大利用回数を、利用頻度を用いて予測する。
例えば、現在日時が2012年7月3日の12:00であって、有効期限が、2012年7月12日の23:00である場合に、利用頻度として、3日に1回が指定されているときには、約9日間のうちに3回利用されることが想定されるため、最大利用回数として、3回が予測される。
また、連動アプリケーションApp2は、過去に2回利用されており、有効確率が1.0となるので、優先度3.0(3×1.0)が算出される。
なお、説明の都合上、キャッシュメモリ227に保持される連動アプリケーションのうち、連動アプリケーションApp1,App2の優先度の算出方法のみについて説明したが、これ以外の連動アプリケーションについても同様に優先度が算出される。
そして、制御部221によって、より高い優先度の連動アプリケーションがキャッシュメモリ227に残され、より低い優先度の連動アプリケーションがキャッシュメモリ227から削除されるキャッシュ制御が行われる。
例えば、図17の例では、連動アプリケーションApp1,App2の優先度として1.2,3.0がそれぞれ算出されるので、連動アプリケーションApp2が優先的にキャッシュされることになる。
ただし、前述したとおり、連動アプリケーションApp2が、事業者優先アプリケーションである場合には、連動アプリケーションApp2が優先的にキャッシュされる。一方、連動アプリケーションApp1が、事業者優先アプリケーションとなる場合であって、連動アプリケーションApp2が、事業者優先アプリケーションではないときには、連動アプリケーションApp1が優先的にキャッシュされることになる。
なお、図17に示した優先度の算出方法は一例であって、優先度は、他の算出方法により算出されるようにしてもよい。すなわち、優先度は、利用頻度や更新頻度などのTPTから得られる情報と、端末情報を用いて、所定の演算式を演算することで、算出することができる。
また、連動アプリケーションは、放送コンテンツに連動して実行される場合に限らず、例えば、インターネット90を介してVOD(Video On Demand)により配信される通信コンテンツなどのAV(Audio Visual)コンテンツに連動して実行されるようにすることもできる。
なお、前述の説明では、連動アプリケーションは、インターネット配信されるとして説明したが、インターネット配信に限らず、送信装置10によって、放送信号に含めて送信されるようにしてもよい。その場合、受信装置20は、特定したコマンドに応じて、送信装置10からの連動アプリケーションを取得し、その動作を制御することになる。
また、前述の説明では、TPT及びAMTを用いて連動アプリケーションの動作を制御するとして説明したが、受信装置20は、TPT及びAMTを取得せずに、連動アプリケーションの動作を制御することもできる。その場合、受信装置20は、送信装置10からのトリガ情報に応じて、連動アプリケーションの動作を制御することになる。
さらに、前述の説明では、TPT及びAMTはインターネット配信されるとして説明したが、インターネット配信に限らず、送信装置10によって、放送信号に含めて送信されるようにしてもよい。その場合、受信装置20は、放送信号のトランスポートストリームに多重化されたTPT及びAMTを取得し、それを用いて、連動アプリケーションの動作を制御することになる。
また、前述の説明では、トリガ情報は、送信装置10から送信されるとして説明したが、ACRサーバを設けて、当該ACRサーバが、ACR(Automatic Content Recognition)技術を用いて、受信装置20からの放送コンテンツの特徴量に応じたトリガ情報を生成して、提供するようにしてもよい。
[本技術を適用したコンピュータの説明]
前述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図18は、前述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示す図である。
コンピュータ900において、CPU(Central Processing Unit)901,ROM(Read Only Memory)902,RAM(Random Access Memory)903は、バス904により相互に接続されている。
バス904には、さらに、入出力インタフェース905が接続されている。入出力インタフェース905には、入力部906、出力部907、記録部908、通信部909、及びドライブ910が接続されている。
入力部906は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部907は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部908は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部909は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ910は、光ディスク又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア911を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ900では、CPU901が、例えば、記録部908に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース905及びバス904を介して、RAM903にロードして実行することにより、前述した一連の処理が行われる。
コンピュータ900(CPU901)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア911に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ900では、プログラムは、リムーバブルメディア911をドライブ910に装着することにより、入出力インタフェース905を介して、記録部908にインストールすることができる。また、プログラムは、有線又は無線の伝送媒体を介して、通信部909で受信し、記録部908にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM902や記録部908に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ900が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
ここで、本明細書において、コンピュータ900に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、全ての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、前述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
AVコンテンツを受信する受信部と、
前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを一時的に記録するキャッシュメモリと、
前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従い、前記キャッシュメモリを制御する制御部と
を備える受信装置。
(2)
前記優先度は、前記アプリケーションプログラムの利用頻度及び更新頻度のいずれか一方又は双方に基づき定められる
(1)に記載の受信装置。
(3)
前記アプリケーションプログラムは、その提供事業者によって、優先すべきものと、そうでないものとに分類されており、
前記優先度は、優先すべきものとして分類されたアプリケーションプログラムの優先度が、優先すべきでないものとして分類されたアプリケーションプログラムの優先度よりも、常に高くなるように定められる
(2)に記載の受信装置。
(4)
前記受信装置で得られる情報であって、前記優先度を定めるために用いられる端末情報を取得する端末情報取得部をさらに備え、
前記優先度は、前記端末情報に基づき定められる
(2)又は(3)に記載の受信装置。
(5)
前記端末情報は、前記アプリケーションプログラムの利用履歴、又は前記キャッシュメモリのキャッシュ容量若しくは空き容量を示す情報である
(4)に記載の受信装置。
(6)
前記優先度は、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される有効期限に基づき定められる
(2)乃至(5)のいずれかに記載の受信装置。
(7)
前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドを特定するためのトリガ情報を取得するトリガ情報取得部と、
前記トリガ情報から得られる情報と、前記コマンドとが対応付けられた対応テーブルを取得する対応テーブル取得部と
をさらに備え、
前記制御部は、前記トリガ情報及び前記対応テーブルにより特定される前記コマンドに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する
(1)に記載の受信装置。
(8)
前記優先度は、前記対応テーブルにより指定される、前記アプリケーションプログラムの利用頻度、更新頻度、若しくは有効期限、又は提供事業者による前記アプリケーションプログラムの優先度に応じた分類結果によって定められる
(7)に記載の受信装置。
(9)
受信装置の受信方法において、
前記受信装置が、
AVコンテンツを受信し、
前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従い、前記アプリケーションプログラムを一時的に記録するキャッシュメモリを制御する
ステップを含む受信方法。
(10)
AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従ってキャッシュメモリに記録される前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのトリガ情報を生成する生成部と、
前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する送信部と
を備える送信装置。
(11)
送信装置の送信方法において、
前記送信装置が、
AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従ってキャッシュメモリに記録される前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのトリガ情報を生成し、
前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する
ステップを含む送信方法。
1 放送通信連携システム, 10 送信装置, 20 受信装置, 30 TPT/AMTサーバ, 40 アプリケーションサーバ, 114 トリガ情報生成部, 117 送信部, 212 チューナ, 220 トリガ情報抽出部, 221 制御部, 224 通信I/F, 225 TPT/AMT解析部, 226 アプリケーションエンジン, 229 端末情報取得部, 900 コンピュータ, 901 CPU

Claims (11)

  1. AVコンテンツを受信する受信部と、
    前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドを特定するためのトリガ情報を、放送信号から取得するトリガ情報取得部と、
    取得した前記トリガ情報から得られる情報と、前記コマンドとが対応付けられた対応テーブルを、前記トリガ情報に基づいて、ネットワークを介して取得する対応テーブル取得部と、
    取得した前記トリガ情報及び前記対応テーブルにより特定される前記コマンドに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する制御部と、
    前記アプリケーションプログラムを一時的に記録するキャッシュメモリと
    を備え、
    前記制御部は、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従い、前記キャッシュメモリを制御する
    受信装置。
  2. 前記優先度は、前記アプリケーションプログラムの利用頻度及び更新頻度のいずれか一方又は双方に基づき定められる
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記アプリケーションプログラムは、その提供事業者によって、優先すべきものと、そうでないものとに分類されており、
    前記優先度は、優先すべきものとして分類されたアプリケーションプログラムの優先度が、優先すべきでないものとして分類されたアプリケーションプログラムの優先度よりも、常に高くなるように定められる
    請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記受信装置で得られる情報であって、前記優先度を定めるために用いられる端末情報を取得する端末情報取得部をさらに備え、
    前記優先度は、前記端末情報に基づき定められる
    請求項2に記載の受信装置。
  5. 前記端末情報は、前記アプリケーションプログラムの利用履歴、又は前記キャッシュメモリのキャッシュ容量若しくは空き容量を示す情報である
    請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記優先度は、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される有効期限に基づき定められる
    請求項2に記載の受信装置。
  7. 前記AVコンテンツは、放送信号に含めて送信されるか、又はネットワークを介して配信され、
    前記アプリケーションプログラムは、ネットワークを介して配信されるか、又は放送信号に含めて送信される
    請求項1に記載の受信装置。
  8. 前記優先度は、前記対応テーブルにより指定される、前記アプリケーションプログラムの利用頻度、更新頻度、若しくは有効期限、又は提供事業者による前記アプリケーションプログラムの優先度に応じた分類結果によって定められる
    請求項に記載の受信装置。
  9. 受信装置の受信方法において、
    前記受信装置が、
    AVコンテンツを受信し、
    前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドを特定するためのトリガ情報を、放送信号から取得し、
    取得した前記トリガ情報から得られる情報と、前記コマンドとが対応付けられた対応テーブルを、前記トリガ情報に基づいて、ネットワークを介して取得し、
    取得した前記トリガ情報及び前記対応テーブルにより特定される前記コマンドに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御し、
    前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従い、前記アプリケーションプログラムを一時的に記録するキャッシュメモリを制御する
    ステップを含む受信方法。
  10. AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従って受信装置のキャッシュメモリに記録される前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのトリガ情報を生成する生成部と、
    放送信号によって、前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに前記受信装置に送信する送信部と
    を備え
    前記トリガ情報は、前記受信装置によって、放送信号から取得され、
    前記トリガ情報から得られる情報と、前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドとが対応付けられた対応テーブルは、前記受信装置によって、前記トリガ情報に基づき、ネットワークを介して取得される
    送信装置。
  11. 送信装置の送信方法において、
    前記送信装置が、
    AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、前記アプリケーションプログラムが複数存在する場合に、前記アプリケーションプログラムごとにあらかじめ指定される所定の頻度に応じた優先度に従って受信装置のキャッシュメモリに記録される前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのトリガ情報を生成し、
    放送信号によって、前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに前記受信装置に送信する
    ステップを含み、
    前記トリガ情報は、前記受信装置によって、放送信号から取得され、
    前記トリガ情報から得られる情報と、前記アプリケーションプログラムの動作を制御するためのコマンドとが対応付けられた対応テーブルは、前記受信装置によって、前記トリガ情報に基づき、ネットワークを介して取得される
    送信方法。
JP2014528076A 2012-07-31 2013-07-22 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法 Active JP6349255B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261677759P 2012-07-31 2012-07-31
US61/677,759 2012-07-31
US13/846,247 US9154840B2 (en) 2012-07-31 2013-03-18 Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method
US13/846,247 2013-03-18
PCT/JP2013/069778 WO2014021125A1 (ja) 2012-07-31 2013-07-22 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014021125A1 JPWO2014021125A1 (ja) 2016-07-21
JP6349255B2 true JP6349255B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=50026880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014528076A Active JP6349255B2 (ja) 2012-07-31 2013-07-22 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法

Country Status (9)

Country Link
US (3) US9154840B2 (ja)
EP (1) EP2882197B1 (ja)
JP (1) JP6349255B2 (ja)
KR (2) KR20150039747A (ja)
CN (1) CN104488282B (ja)
CA (1) CA2878242C (ja)
MX (1) MX338816B (ja)
TW (1) TWI516125B (ja)
WO (1) WO2014021125A1 (ja)

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8705933B2 (en) 2009-09-25 2014-04-22 Sony Corporation Video bookmarking
US8839338B2 (en) 2012-03-28 2014-09-16 Sony Corporation Service usage reporting data transport
US8941779B2 (en) 2012-03-21 2015-01-27 Sony Corporation Non-closed caption data transport in standard caption service
US8760498B2 (en) 2011-03-14 2014-06-24 Sony Corporation Disparity data transport in standard caption service
US8817072B2 (en) 2010-03-12 2014-08-26 Sony Corporation Disparity data transport and signaling
US8863171B2 (en) 2010-06-14 2014-10-14 Sony Corporation Announcement of program synchronized triggered declarative objects
US8893210B2 (en) 2010-08-20 2014-11-18 Sony Corporation Server load balancing for interactive television
US8898723B2 (en) 2010-08-20 2014-11-25 Sony Corporation Virtual channel declarative script binding
US8909694B2 (en) 2010-08-27 2014-12-09 Sony Corporation Transmission apparatus and method, reception apparatus and method, and transmission and reception system
US8875169B2 (en) 2010-08-27 2014-10-28 Sony Corporation Transmission and reception apparatus, methods, and systems for filtering content
US8595783B2 (en) 2010-08-30 2013-11-26 Sony Corporation Receiving device, receiving method, program, and broadcasting system
US8918801B2 (en) 2010-08-30 2014-12-23 Sony Corporation Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, reception method, program, and broadcasting system
US9179188B2 (en) 2010-08-30 2015-11-03 Sony Corporation Transmission apparatus and method, reception apparatus and method, and transmission and reception system
WO2012043355A1 (ja) 2010-10-01 2012-04-05 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US8872888B2 (en) 2010-10-01 2014-10-28 Sony Corporation Content transmission apparatus, content transmission method, content reproduction apparatus, content reproduction method, program and content delivery system
US9179198B2 (en) 2010-10-01 2015-11-03 Sony Corporation Receiving apparatus, receiving method, and program
US9078031B2 (en) 2010-10-01 2015-07-07 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, and program
US8908103B2 (en) 2010-10-01 2014-12-09 Sony Corporation Content supplying apparatus, content supplying method, content reproduction apparatus, content reproduction method, program and content viewing system
TWI545955B (zh) 2011-04-28 2016-08-11 Sony Corp Signal receiving apparatus and method, a signal transmission apparatus and method, and program
US9554175B2 (en) 2011-07-20 2017-01-24 Sony Corporation Method, computer program, reception apparatus, and information providing apparatus for trigger compaction
US8917358B2 (en) 2011-07-27 2014-12-23 Sony Corporation Reception apparatus, terminal apparatus, control method, program, and communication system
CA2843382C (en) 2011-08-05 2020-10-27 Sony Corporation Receiving device, receiving method, program, and information processing system
TWI528749B (zh) 2011-09-06 2016-04-01 Sony Corp A signal receiving device, a signal receiving method, an information processing program and an information processing system
US9015785B2 (en) 2011-11-29 2015-04-21 Sony Corporation Terminal apparatus, server apparatus, information processing method, program, and linking application supply system
US8930988B2 (en) 2011-12-21 2015-01-06 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, program, and information processing system
KR102267861B1 (ko) 2012-06-19 2021-06-23 소니그룹주식회사 대화형 텔레비전을 위한 트리거 파라미터 테이블의 확장
WO2014011355A1 (en) 2012-07-12 2014-01-16 Sony Corporation Parameterized services descriptor for advanced television services
US9154840B2 (en) 2012-07-31 2015-10-06 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method
US9883247B2 (en) 2012-08-13 2018-01-30 Saturn Licensing Llc Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method
MX368285B (es) 2012-09-12 2019-09-27 Lg Electronics Inc Aparato y metodo para procesar un servicio interactivo.
US9253518B2 (en) 2012-11-09 2016-02-02 Sony Corporation On-demand access to scheduled content
US9148676B2 (en) 2012-12-04 2015-09-29 Sony Corporation Broadcast transition channel
WO2014182330A1 (en) 2013-05-06 2014-11-13 Hitachi Chemical Company Ltd Devices and methods for capturing target molecules
US9137566B2 (en) 2013-06-28 2015-09-15 Sony Corporation Distribution system, reception apparatus, and methods for transitioning to new services
US9038095B2 (en) 2013-07-03 2015-05-19 Sony Corporation Methods, information providing system, and reception apparatus for distribution of at least one content version
US8884800B1 (en) 2013-07-31 2014-11-11 Sony Corporation Method and apparatus for performing analog-to-digital conversion on multiple input signals
JP2015106167A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体
KR102245105B1 (ko) * 2014-07-30 2021-04-28 에스케이플래닛 주식회사 클라우드 스트리밍 기반 방송 연동형 서비스 시스템, 방송 연동형 서비스 클라이언트 장치, 트리거 컨텐츠 제공 서버 및 이를 이용한 방법
JPWO2016017451A1 (ja) * 2014-08-01 2017-05-18 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法
US10979780B2 (en) * 2014-09-05 2021-04-13 Saturn Licensing Llc Receiving device, receiving method, transmission device, and transmission method
US9326295B1 (en) 2014-12-10 2016-04-26 Sony Corporation Method and apparatus for transmitting a-priori information in a communication system
US20160204804A1 (en) 2015-01-13 2016-07-14 Sony Corporation Data processing apparatus and method
US9762354B2 (en) 2015-01-27 2017-09-12 Sony Corporation Signaling methods and apparatus
US9912986B2 (en) 2015-03-19 2018-03-06 Sony Corporation System for distributing metadata embedded in video
US9756401B2 (en) 2015-04-07 2017-09-05 Sony Corporation Processing and providing an image in which a plurality of symbols are encoded
US9590782B2 (en) 2015-06-22 2017-03-07 Sony Corporation Signaling methods and apparatus
EP3327576A4 (en) * 2015-07-23 2018-12-12 Sony Corporation Reception device, transmission device, and data processing method
US10205991B2 (en) 2015-07-27 2019-02-12 Sony Corporation Hidden replaceable media slots
DE112016003948T5 (de) 2015-08-31 2018-05-09 City Of Sapporo Molekulare verfahren zum beurteilen einer urothelialen erkrankung
JPWO2017212932A1 (ja) * 2016-06-08 2019-04-04 ソニー株式会社 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法
KR102516415B1 (ko) * 2016-12-07 2023-03-31 주식회사 알티캐스트 클라우드 기반 유저 인터페이스 제공 시스템 및 그 방법
CN106919461B (zh) * 2017-03-10 2022-07-15 Oppo广东移动通信有限公司 广播接收者队列调整方法、装置和终端设备
KR102278583B1 (ko) * 2018-12-26 2021-07-16 중앙대학교 산학협력단 모바일 기기에서의 상황정보를 기반으로 한 파일 입출력 관리 시스템 및 방법
WO2020133408A1 (zh) * 2018-12-29 2020-07-02 深圳市欢太科技有限公司 应用程序的优先级调整方法、装置、存储介质及电子设备

Family Cites Families (99)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328138A (ja) * 1998-05-20 1999-11-30 Hitachi Ltd 分散型コンピュータシステム
US6910210B1 (en) * 1998-11-24 2005-06-21 Microsoft Corp. System and method for terminating applications
JP2001078103A (ja) 1999-09-06 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発メモリデータ削除支援装置
US6629227B1 (en) * 2000-05-04 2003-09-30 Scientific-Atlanta, Inc. System and method for a communication terminal to manage memory and maintain a current application version for multiple applications
US6880051B2 (en) * 2002-03-14 2005-04-12 International Business Machines Corporation Method, system, and program for maintaining backup copies of files in a backup storage device
JP4227792B2 (ja) 2002-09-26 2009-02-18 シャープ株式会社 録画装置
US20040107319A1 (en) * 2002-12-03 2004-06-03 D'orto David M. Cache management system and method
JP4250458B2 (ja) * 2003-05-30 2009-04-08 キヤノン株式会社 映像システムの映像表示方法及び画像処理装置
US20050102385A1 (en) * 2003-10-22 2005-05-12 Nokia Corporation System and associated terminal, method and computer program product for controlling storage of content
US7571167B1 (en) * 2004-06-15 2009-08-04 David Anthony Campana Peer-to-peer network content object information caching
JP4875987B2 (ja) * 2004-11-02 2012-02-15 パナソニック株式会社 アプリケーションプログラム実行装置
CN101208750B (zh) * 2005-05-31 2011-12-28 松下电器产业株式会社 记录和再现装置以及记录和再现方法
US7986686B2 (en) * 2005-11-25 2011-07-26 Cisco Technology, Inc. Techniques for distributing network provider digital content to customer premises nodes
KR20070098056A (ko) * 2006-03-30 2007-10-05 엘지전자 주식회사 데이터 방송 어플리케이션을 제어하는 방법, 및 이를처리하는 방송 수신기
US7788206B2 (en) * 2007-04-30 2010-08-31 Lsi Corporation State machine compression using multi-character state transition instructions
WO2011027504A1 (ja) * 2009-09-02 2011-03-10 パナソニック株式会社 デジタル放送受信機およびデジタル放送受信方法
JP5493627B2 (ja) 2009-09-15 2014-05-14 ソニー株式会社 情報処理装置、データ管理方法、およびプログラム
US8705933B2 (en) 2009-09-25 2014-04-22 Sony Corporation Video bookmarking
JP5333141B2 (ja) * 2009-10-09 2013-11-06 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US9277183B2 (en) 2009-10-13 2016-03-01 Sony Corporation System and method for distributing auxiliary data embedded in video data
US20110177775A1 (en) * 2010-01-13 2011-07-21 Qualcomm Incorporated Signaling mechanisms, templates and systems for creation and delivery of interactivity events on mobile devices in a mobile broadcast communication system
US8401370B2 (en) * 2010-03-09 2013-03-19 Dolby Laboratories Licensing Corporation Application tracks in audio/video containers
US8817072B2 (en) 2010-03-12 2014-08-26 Sony Corporation Disparity data transport and signaling
US8941779B2 (en) 2012-03-21 2015-01-27 Sony Corporation Non-closed caption data transport in standard caption service
US8760498B2 (en) 2011-03-14 2014-06-24 Sony Corporation Disparity data transport in standard caption service
US8839338B2 (en) 2012-03-28 2014-09-16 Sony Corporation Service usage reporting data transport
US20110247028A1 (en) 2010-04-01 2011-10-06 Mark Eyer Receiver and System Using an Electronic Questionnaire for Advanced Broadcast Services
US9723360B2 (en) 2010-04-01 2017-08-01 Saturn Licensing Llc Interests and demographics profile for advanced broadcast services
US9706158B2 (en) 2010-04-01 2017-07-11 Saturn Licensing Llc Receiver and method for reporting the usage of advanced television services
US20110302599A1 (en) 2010-06-07 2011-12-08 Mark Kenneth Eyer TV-Centric Actions in Triggered Declarative Objects
US8863171B2 (en) 2010-06-14 2014-10-14 Sony Corporation Announcement of program synchronized triggered declarative objects
US8893210B2 (en) 2010-08-20 2014-11-18 Sony Corporation Server load balancing for interactive television
US8898723B2 (en) 2010-08-20 2014-11-25 Sony Corporation Virtual channel declarative script binding
JP5765558B2 (ja) * 2010-08-27 2015-08-19 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、送信装置、送信方法、プログラム、および放送システム
US8909694B2 (en) 2010-08-27 2014-12-09 Sony Corporation Transmission apparatus and method, reception apparatus and method, and transmission and reception system
US8875169B2 (en) 2010-08-27 2014-10-28 Sony Corporation Transmission and reception apparatus, methods, and systems for filtering content
US10511887B2 (en) 2010-08-30 2019-12-17 Saturn Licensing Llc Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, transmission method, program, and broadcasting system
US20120050619A1 (en) 2010-08-30 2012-03-01 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, transmission method, program, and broadcasting system
KR101878511B1 (ko) 2010-08-30 2018-07-13 소니 주식회사 수신 장치, 수신 방법 및 프로그램
US9179188B2 (en) 2010-08-30 2015-11-03 Sony Corporation Transmission apparatus and method, reception apparatus and method, and transmission and reception system
US8892636B2 (en) 2010-08-30 2014-11-18 Sony Corporation Transmission apparatus and method, reception apparatus and method, and transmission and reception system
US8918801B2 (en) 2010-08-30 2014-12-23 Sony Corporation Transmission apparatus, transmission method, reception apparatus, reception method, program, and broadcasting system
US8595783B2 (en) 2010-08-30 2013-11-26 Sony Corporation Receiving device, receiving method, program, and broadcasting system
JP5757075B2 (ja) * 2010-09-15 2015-07-29 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、プログラム、および放送システム
US9986270B2 (en) 2010-09-21 2018-05-29 Saturn Licensing Llc Reception and transmission of trigger information for application program control
JP5703664B2 (ja) 2010-09-30 2015-04-22 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、送信装置、送信方法、プログラム、および放送システム
US9078031B2 (en) 2010-10-01 2015-07-07 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, and program
US9179198B2 (en) 2010-10-01 2015-11-03 Sony Corporation Receiving apparatus, receiving method, and program
US8842974B2 (en) 2010-10-01 2014-09-23 Sony Corporation Content transmission apparatus, content transmission method, content reproduction apparatus, content reproduction method, program, and content delivery system
US8908103B2 (en) 2010-10-01 2014-12-09 Sony Corporation Content supplying apparatus, content supplying method, content reproduction apparatus, content reproduction method, program and content viewing system
US8872888B2 (en) 2010-10-01 2014-10-28 Sony Corporation Content transmission apparatus, content transmission method, content reproduction apparatus, content reproduction method, program and content delivery system
WO2012043355A1 (ja) 2010-10-01 2012-04-05 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
EP2456199A3 (en) * 2010-11-22 2014-07-16 DDS Newco Inc. Method and systems of dynamically managing content for use by a media playback device
US9661397B2 (en) 2010-12-26 2017-05-23 Lg Electronics Inc. Broadcast service transmitting method, broadcast service receiving method and broadcast service receiving apparatus
US20120185888A1 (en) 2011-01-19 2012-07-19 Sony Corporation Schema for interests and demographics profile for advanced broadcast services
JP5793871B2 (ja) 2011-01-25 2015-10-14 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、供給装置、供給方法、プログラム、および放送システム
JP5783402B2 (ja) 2011-01-25 2015-09-24 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、供給装置、供給方法、プログラム、および放送システム
JP5668512B2 (ja) 2011-02-15 2015-02-12 ソニー株式会社 情報処理装置、及び、情報処理方法
TWI574565B (zh) 2011-03-31 2017-03-11 Sony Corp A transmitting apparatus, a transmitting method, a receiving apparatus, a receiving method, a computer-readable medium, and a broadcasting system
US8886009B2 (en) 2011-04-26 2014-11-11 Sony Corporation Creation of video bookmarks via scripted interactivity in advanced digital television
TWI545955B (zh) 2011-04-28 2016-08-11 Sony Corp Signal receiving apparatus and method, a signal transmission apparatus and method, and program
US9554175B2 (en) 2011-07-20 2017-01-24 Sony Corporation Method, computer program, reception apparatus, and information providing apparatus for trigger compaction
US8917358B2 (en) 2011-07-27 2014-12-23 Sony Corporation Reception apparatus, terminal apparatus, control method, program, and communication system
US10491966B2 (en) 2011-08-04 2019-11-26 Saturn Licensing Llc Reception apparatus, method, computer program, and information providing apparatus for providing an alert service
CA2843382C (en) 2011-08-05 2020-10-27 Sony Corporation Receiving device, receiving method, program, and information processing system
BR112014003674A2 (pt) 2011-08-24 2017-03-01 Sony Corp aparelho de recepção, método para recepção para um aparelho de recepção, programa, e, sistema de processamento de informação
US20130055313A1 (en) 2011-08-31 2013-02-28 Sony Corporation Method, computer program, reception apparatus, and information providing apparatus for accessing content from a plurality of content sources
TWI528749B (zh) 2011-09-06 2016-04-01 Sony Corp A signal receiving device, a signal receiving method, an information processing program and an information processing system
US9374620B2 (en) 2011-10-21 2016-06-21 Sony Corporation Terminal apparatus, server apparatus, information processing method, program, and interlocked application feed system
US9015785B2 (en) 2011-11-29 2015-04-21 Sony Corporation Terminal apparatus, server apparatus, information processing method, program, and linking application supply system
JP5901956B2 (ja) 2011-12-16 2016-04-13 株式会社コガネイ 直線往復動装置
US8930988B2 (en) 2011-12-21 2015-01-06 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, program, and information processing system
US9113230B2 (en) 2011-12-21 2015-08-18 Sony Corporation Method, computer program, and reception apparatus for delivery of supplemental content
EP3468177B1 (en) 2012-01-24 2020-04-29 Saturn Licensing LLC Receiver, reception method, program and information processing system
CN104081759B (zh) 2012-02-07 2018-01-16 索尼公司 接收设备和接收方法
US9936231B2 (en) 2012-03-21 2018-04-03 Saturn Licensing Llc Trigger compaction
US20130282870A1 (en) 2012-04-18 2013-10-24 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, transmission method, and program
KR102267861B1 (ko) 2012-06-19 2021-06-23 소니그룹주식회사 대화형 텔레비전을 위한 트리거 파라미터 테이블의 확장
US9456245B2 (en) 2012-07-05 2016-09-27 Sony Corporation Receiving device, receiving method, transmitting device, and transmitting method for controlling applications
WO2014011355A1 (en) 2012-07-12 2014-01-16 Sony Corporation Parameterized services descriptor for advanced television services
US9432744B2 (en) 2012-07-31 2016-08-30 Sony Corporation Receiving device, receiving method, transmitting device, and transmitting method
US9154840B2 (en) 2012-07-31 2015-10-06 Sony Corporation Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method
US9883247B2 (en) 2012-08-13 2018-01-30 Saturn Licensing Llc Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method
WO2014028255A1 (en) 2012-08-15 2014-02-20 Sony Corporation Broadband delivery of personalization information for advanced tv services
US9264648B2 (en) 2012-10-09 2016-02-16 Sony Corporation Receiving device, receiving method, transmitting device, and transmitting method
US10002206B2 (en) 2012-10-26 2018-06-19 Saturn Licensing Llc Information processing device and information processing method
US9253518B2 (en) 2012-11-09 2016-02-02 Sony Corporation On-demand access to scheduled content
US9769503B2 (en) 2012-11-14 2017-09-19 Saturn Licensing Llc Information processor, information processing method and program
US9936256B2 (en) 2012-11-28 2018-04-03 Saturn Licensing Llc Receiver, reception method, transmitter and transmission method
US9148676B2 (en) 2012-12-04 2015-09-29 Sony Corporation Broadcast transition channel
US8914832B2 (en) 2012-12-14 2014-12-16 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, and program
US10257564B2 (en) 2013-01-24 2019-04-09 Saturn Licensing Llc Distributed non-real-time content
US9942601B2 (en) 2013-01-24 2018-04-10 Saturn Licensing Llc Storing non-real time content
US20140229580A1 (en) 2013-02-12 2014-08-14 Sony Corporation Information processing device, information processing method, and information processing system
US9300896B2 (en) 2013-06-03 2016-03-29 Sony Corporation Method, computer-readable storage medium, reception apparatus, and information providing apparatus for identifying available channels and/or services
US9980014B2 (en) 2013-06-28 2018-05-22 Saturn Licensing Llc Methods, information providing system, and reception apparatus for protecting content
US9137566B2 (en) 2013-06-28 2015-09-15 Sony Corporation Distribution system, reception apparatus, and methods for transitioning to new services
US9038095B2 (en) 2013-07-03 2015-05-19 Sony Corporation Methods, information providing system, and reception apparatus for distribution of at least one content version
US8884800B1 (en) 2013-07-31 2014-11-11 Sony Corporation Method and apparatus for performing analog-to-digital conversion on multiple input signals

Also Published As

Publication number Publication date
CN104488282A (zh) 2015-04-01
KR102296064B1 (ko) 2021-09-01
KR20200123277A (ko) 2020-10-28
US20140040968A1 (en) 2014-02-06
CA2878242A1 (en) 2014-02-06
US10674213B2 (en) 2020-06-02
TWI516125B (zh) 2016-01-01
JPWO2014021125A1 (ja) 2016-07-21
CA2878242C (en) 2021-05-25
US20180041806A1 (en) 2018-02-08
US9712873B2 (en) 2017-07-18
KR20150039747A (ko) 2015-04-13
US20150358672A1 (en) 2015-12-10
EP2882197A1 (en) 2015-06-10
EP2882197A4 (en) 2016-03-16
MX338816B (es) 2016-05-03
TW201412113A (zh) 2014-03-16
CN104488282B (zh) 2018-09-07
US9154840B2 (en) 2015-10-06
MX2015001070A (es) 2015-04-08
WO2014021125A1 (ja) 2014-02-06
EP2882197B1 (en) 2019-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6349255B2 (ja) 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法
JP6225109B2 (ja) 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法
JP5870924B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、プログラム、および放送システム
US9219950B2 (en) Reproduction apparatus, reproduction method, and program
US20210152875A1 (en) Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method for controlling termination of application

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160708

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170927

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6349255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250