JP6225109B2 - 受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法 - Google Patents

受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法 Download PDF

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Description

本技術は、受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法に関し、特に、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの制御情報を格納したテーブルを適切に保持することができるようにした受信装置、受信方法、送信装置、及び送信方法に関する。
近年、デジタル放送の分野においては、放送を利用したサービスだけでなく、インターネットと連携した連携サービスの導入が想定されている(例えば、特許文献1参照)。このような放送と通信の連携サービスでは、インターネット配信されるアプリケーションプログラムを、テレビ番組等の放送コンテンツに連動して実行させることが可能となる。
特開2011−66556号公報
ところで、放送コンテンツを受信する受信装置において、前述のアプリケーションプログラムを動作させる場合に、その動作を制御するための制御情報を格納したテーブルが用いられる場合がある。
その場合に、受信装置において、放送コンテンツとアプリケーションプログラムを適切に連動させるためには、当該テーブルを適切に保持することが求められる。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、放送コンテンツ等のAVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの制御情報を格納したテーブルを適切に保持することができるようにするものである。
本技術の第1の側面の受信装置は、AVコンテンツを受信する受信部と、前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報を取得するトリガ情報取得部と、前記トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルを、前記トリガ情報に含まれる、前記テーブルのバージョンを示す第1のバージョン情報に応じて取得するテーブル取得部と、前記トリガ情報によって特定される、前記テーブルに格納された前記制御情報に応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する制御部とを備える。
前記テーブルには、前記テーブルのバージョンを示す第2のバージョン情報が格納されており、前記テーブル取得部は、前記トリガ情報に含まれる前記第1のバージョン情報と、前記テーブルに格納された前記第2のバージョン情報が異なる場合に、前記テーブルを取得する。
前記トリガ情報は、前記AVコンテンツとともに放送により送信され、前記テーブルは、ネットワークを介して配信されるものであり、前記トリガ情報取得部は、前記AVコンテンツのデータからトリガ情報を抽出し、前記テーブル取得部は、前記ネットワークを介して配信される前記テーブルを取得する。
前記AVコンテンツは、放送により送信され、前記テーブルは、ネットワークを介して配信されるものであり、前記AVコンテンツのデータから特徴量を抽出する特徴量抽出部をさらに備え、前記トリガ情報取得部は、前記特徴量を用いて識別された前記AVコンテンツの識別結果に対応する前記トリガ情報を取得し、前記テーブル取得部は、前記ネットワークを介して配信される前記テーブルを取得する。
前記テーブルには、前記アプリケーションプログラムの動作を示すアクションと、当該アクションが実行されるべき時刻とが対応付けられており、前記制御部は、前記トリガ情報に含まれる時刻情報によって前記テーブルから特定される前記アクションに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する。
受信装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の第1の側面の受信方法は、本技術の第1の側面の受信装置に対応する受信方法である。
本技術の第1の側面の受信装置及び受信方法においては、AVコンテンツが受信され、前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報が取得され、前記トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルが、前記トリガ情報に含まれる、前記テーブルのバージョンを示す第1のバージョン情報に応じて取得され、前記トリガ情報によって特定される、前記テーブルに格納された前記制御情報に応じて、前記アプリケーションプログラムの動作が制御される。
本技術の第2の側面の送信装置は、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報であって、当該トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルのバージョンを示すバージョン情報を含むものを生成するトリガ情報生成部と、前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する送信部とを備える。
送信装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の第2の側面の送信方法は、本技術の第2の側面の送信装置に対応する送信方法である。
本技術の第2の側面の送信装置及び送信方法においては、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報であって、当該トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルのバージョンを示すバージョン情報を含むものが生成され、前記トリガ情報が、前記AVコンテンツとともに送信される。
本技術の第1の側面及び第2の側面によれば、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの制御情報を格納したテーブルを適切に保持することができる。
放送通信連携システムの構成例を示す図である。 送信装置の構成例を示す図である。 受信装置の構成例を示す図である。 トリガ情報の詳細な構成を示す図である。 トリガ情報の記述例を示す図である。 TPTの詳細な構成を示す図である。 AMTの詳細な構成を示す図である。 updatingTimeに応じたTPTとAMTの更新の例を示す図である。 トリガ情報に含まれるversionに応じたTPTとAMTの更新の例を示す図である。 送信処理を説明するフローチャートである。 受信処理を説明するフローチャートである。 トリガ情報対応処理を説明するフローチャートである。 TPT/AMT/App取得処理を説明するフローチャートである。 連動アプリケーション制御処理を説明するフローチャートである。 アクション実行処理を説明するフローチャートである。 放送通信連携システムの他の構成例を示す図である。 受信装置の他の構成例を示す図である。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
[放送通信連携システムの構成例]
図1は、放送通信連携システム1を示している。この放送通信連携システム1は、送信装置10、受信装置20、TPT/AMTサーバ30、及びアプリケーションサーバ40から構成される。
また、受信装置20、TPT/AMTサーバ30、及びアプリケーションサーバ40は、インターネット90を介して、相互に接続されている。
送信装置10は、テレビ番組やCM等の放送コンテンツを、デジタルテレビジョン放送信号(以下、単に放送信号という)により送信(放送)する。送信装置10は、例えば、放送事業者により提供され、その放送局内に配置される。
また、送信装置10は、連動アプリケーションの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報を、放送信号に含めて送信する。ここで、連動アプリケーションとは、放送コンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムである。
受信装置20は、送信装置10から送信された放送信号を受信して、放送コンテンツの映像及び音声を取得する。受信装置20は、放送コンテンツの映像をディスプレイに表示し、音声をスピーカから出力する。
なお、以下、受信装置20は、テレビジョン受像機であるとして説明するが、それに限らず、例えば、ディスプレイやスピーカを有さない構成とすることで、ビデオレコーダ等の電子機器に内蔵されるようにしてもよい。
受信装置20は、送信装置10からのトリガ情報が抽出された場合、当該トリガ情報に含まれる時刻情報に基づいて、内部時計の時刻を設定又は再設定(校正)する。以下、この内部時計を、メディアクロック(Media Clock)と称する。また、受信装置20は、送信装置10からのトリガ情報に応じて、インターネット90を介してTPT/AMTサーバ30にアクセスして、TPT及びAMTを取得する。
TPT/AMTサーバ30は、TPT及びAMTを管理している。TPT/AMTサーバ30は、放送事業者その他の事業者により提供される。
ここで、TPT(Trigger Parameters Table)は、連動アプリケーションに対するイベントにより指定されるアクションを特定するためのテーブルである。例えば、TPTには、連動アプリケーションに対するイベントを特定するためのIDと、当該イベントにより指定されるアクションとが対応付けられている。
また、AMT(Activation Messages Table)は、連動アプリケーションに対するアクションが実行されるべき時刻を指示するためのテーブルである。例えば、AMTには、連動アプリケーションに対するイベントを特定するためのIDと、当該IDごとの有効期間が対応付けられている。ただし、イベントの有効期間は、放送コンテンツの進行にあわせて決定されるものである。
すなわち、TPTとAMTによって、所定のタイミングで実行すべき、指定された連動アプリケーションに対するアクションが特定される。
TPT/AMTサーバ30は、受信装置20からの問い合わせに応じて、インターネット90を介してTPT及びAMTを提供する。
受信装置20は、メディアクロックに基づいて、TPT及びAMTを参照することで、指定された連動アプリケーションに対するアクションを特定する。そして、受信装置20は、特定したアクションに応じて、指定された連動アプリケーションの動作を制御する。
また、受信装置20は、特定したアクションに応じて、インターネット90を介してアプリケーションサーバ40にアクセスし、連動アプリケーションを取得する。
アプリケーションサーバ40は、連動アプリケーションを管理している。アプリケーションサーバ40は、放送事業者その他の事業者により提供される。
アプリケーションサーバ40は、受信装置20からの問い合わせに応じて、インターネット90を介して連動アプリケーションを提供する。
なお、図1では、説明を簡略化するため、1台の受信装置20のみを図示しているが、実際には、放送通信連携システム1は、複数台の受信装置20を含むようにして構成され、それらの受信装置20が、送信装置10からの放送コンテンツを受信することになる。
同様にまた、図1では、1台のTPT/AMTサーバ30と、1台のアプリケーションサーバ40を図示しているが、実際には、放送事業者ごとに、複数台のTPT/AMTサーバ30やアプリケーションサーバ40が設けられ、受信装置20は、トリガ情報やTPT及びAMTにより指定される情報に応じて、それらのいずれかにアクセスすることになる。
放送通信連携システム1は、以上のように構成される。
[送信装置の構成例]
図2は、図1の送信装置10の構成例を示している。
図2に示すように、送信装置10は、音声取得部111、オーディオエンコーダ112、映像取得部113、トリガ情報生成部114、ビデオエンコーダ115、多重化部116、及び送信部117から構成される。
音声取得部111は、外部のサーバ、マイクロフォン、又は記録媒体等から、放送コンテンツのオーディオ信号を取得し、オーディオエンコーダ112に供給する。
オーディオエンコーダ112は、音声取得部111から供給されるオーディオ信号を、MPEG(Moving Picture Experts Group)2等の符号化方式に準拠して符号化し、その結果得られるオーディオストリームを、多重化部116に供給する。
映像取得部113は、外部のサーバ、カメラ、又は記録媒体等から、放送コンテンツのビデオ信号を取得し、トリガ情報生成部114及びビデオエンコーダ115に供給する。
トリガ情報生成部114は、トリガ情報を生成し、ビデオエンコーダ115に供給する。例えば、トリガ情報は、映像取得部113から供給されるビデオ信号に対応する放送コンテンツの進行に応じて生成される。
ビデオエンコーダ115は、映像取得部113から供給されるビデオ信号を、MPEG2等の符号化方式に準拠して符号化する。
また、ビデオエンコーダ115は、符号化により得られるビデオストリーム内にトリガ情報を配置する。例えば、トリガ情報は、ビデオストリームのユーザデータ領域の字幕データ内に配置される。
トリガ情報を含むビデオストリームは、多重化部116に供給される。
多重化部116には、オーディオエンコーダ112からのオーディオストリームと、ビデオエンコーダ115からのビデオストリームを多重化し、その結果得られるトランスポートストリームを、送信部117に供給する。
送信部117は、多重化部116から供給されるトランスポートストリームを、アンテナ118を介して、放送信号として送信する。
送信装置10は、以上のように構成される。
[受信装置の構成例]
図3は、図1の受信装置20の構成例を示している。
図3に示すように、受信装置20は、チューナ212、多重分離部213、オーディオデコーダ214、オーディオ出力部215、スピーカ216、ビデオデコーダ217、ビデオ出力部218、及びディスプレイ219から構成される。
また、受信装置20には、連動アプリケーションを動作させるために、トリガ情報抽出部220、制御部221、メモリ222、操作部223、通信I/F224、TPT/AMT解析部225、アプリケーションエンジン226、キャッシュメモリ227、及びアプリケーション用メモリ228が含まれる。
チューナ212は、アンテナ211を介して受信された放送信号を復調し、その結果得られるトランスポートストリームを多重分離部213に供給する。
多重分離部213は、チューナ212から供給されるトランスポートストリームを、オーディオストリームと、ビデオストリームに分離し、それぞれをオーディオデコーダ214と、ビデオデコーダ217に供給する。
オーディオデコーダ214は、多重分離部213から供給されるオーディオストリームを、MPEG2等のオーディオエンコーダ112(図2)による符号化方式に対応する復号方式で復号し、その結果得られるオーディオ信号を、オーディオ出力部215に供給する。
オーディオ出力部215は、オーディオデコーダ214から供給されるオーディオ信号を、スピーカ216に供給する。スピーカ216は、オーディオ出力部215から供給されるオーディオ信号に対応する音声を出力する。
ビデオデコーダ217は、多重分離部213から供給されるビデオストリームを、MPEG2等のビデオエンコーダ115(図2)による符号化方式に対応する復号方式で復号し、その結果得られるビデオ信号を、ビデオ出力部218に供給する。
ビデオ出力部218は、ビデオデコーダ217から供給されるビデオ信号を、ディスプレイ219に供給する。ディスプレイ219は、ビデオ出力部218から供給されるビデオ信号に対応する映像を表示する。
トリガ情報抽出部220は、多重分離部213により分離されたビデオストリームを常に監視して、ビデオストリーム内に配置されるトリガ情報を抽出(取得)し、制御部221に供給する。
制御部221は、メモリ222にあらかじめ記憶されている制御用プログラムを実行することにより受信装置20の各部の動作を制御する。
操作部223は、ユーザからの各種の操作を受け付けて、それに対応する操作信号を制御部221に通知する。制御部221は、操作部223からの操作信号に応じて、受信装置20の各部の動作を制御する。
また、制御部221は、トリガ情報抽出部220から供給されるトリガ情報に応じて、通信I/F224を制御して、インターネット90を介してTPT/AMTサーバ30にアクセスし、TPT及びAMTを要求する。通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、TPT/AMTサーバ30から送信されてくるTPT及びAMTを受信し、TPT/AMT解析部225に供給する。
TPT/AMT解析部225は、通信I/F224から供給されるTPT及びAMTを取得し、保持する。また、TPT/AMT解析部225は、TPT及びAMTを解析し、その解析結果を、制御部221に供給する。
制御部221は、トリガ情報抽出部220から供給されるトリガ情報に含まれる時刻情報に基づいて、メディアクロックの設定又は再設定(校正)を行う。
また、制御部221は、メディアクロックの示す時刻に基づいて、TPT/AMT解析部225からのTPT及びAMTの解析結果を参照して、指定された連動アプリケーションに対するアクションを特定する。例えば、制御部221は、メディアクロックの示す時刻が、イベントの有効期間に最初に入ったときなど、所定の有効条件を満たした場合に、その有効なイベントに対応するアクションを特定する。
なお、送信装置10からのトリガ情報に、指定された連動アプリケーションに対するイベントを特定するためのIDが含まれている場合、制御部221は、TPT及びAMTの解析結果を参照して、当該IDに対応する、連動アプリケーションに対するアクションを特定する。
制御部221は、特定したアクションに応じて、アプリケーションエンジン226を制御して、連動アプリケーションの動作を制御する。
アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、通信I/F224を制御して、インターネット90を介してアプリケーションサーバ40にアクセスし、連動アプリケーションを要求する。通信I/F224は、アプリケーションサーバ40から送信されてくる連動アプリケーションを受信し、キャッシュメモリ227に保持させる。
アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、キャッシュメモリ227に保持されている連動アプリケーションを読み出して実行する。実行中の連動アプリケーションのビデオ信号は、ビデオ出力部218に供給される。
ビデオ出力部218は、アプリケーションエンジン226から供給されるビデオ信号を、ビデオデコーダ217から供給されたビデオ信号と合成し、それにより得られる映像を、ディスプレイ219に表示させる。
アプリケーション用メモリ228は、ワークメモリ228A及び退避メモリ228Bとからなる。アプリケーションエンジン226は、実行中の連動アプリケーションに関するデータをワークメモリ228Aに記録する。
また、アプリケーションエンジン226は、実行中の連動アプリケーションを休止する場合、アプリケーション用メモリ228のワークメモリ228Aのデータを退避メモリ228Bに移動させる。そして、休止した連動アプリケーションを再開する場合、退避メモリ228Bのデータをワークメモリ228Aに移動させて休止前の状態を復活させる。
受信装置20は、以上のように構成される。
[トリガ情報の詳細な構成]
次に、トリガ情報の詳細な構成について説明する。
(トリガ情報の詳細仕様)
図4は、トリガ情報の詳細仕様を示す図である。
トリガ情報は、domain_name,segment_id,media_time,event_id,event_time,spread,versionを含む。
domain_nameには、所定のサーバを特定するためのドメイン名を示す情報が指定される。例えば、domain_nameには、TPT/AMTサーバ30を提供する事業者の名称に対応するドメイン名が指定される。
segment_idには、放送コンテンツのセグメント(特定の区間)を識別するためのIDが指定される。なお、事業者は、任意のIDを指定することができる。
media_timeには、放送コンテンツの進行時間軸上の特定の時間位置を示す情報が指定される。例えば、media_timeには、放送コンテンツの進行時間軸上の開始時刻や午前0時(0:00)等の特定の時刻を基準にして、その基準時刻からの時刻が指定される。ただし、media_timeに指定される時刻は、例えば秒やミリ秒単位とされる。
event_idには、TPT及びAMTにより特定されるイベントを識別するためのIDが指定される。また、event_timeには、当該イベントを実行する時刻を示す情報が指定される。
spreadには、トリガ情報を適用するタイミングを確率的に分散させるための情報が指定される。
versionには、TPTのバージョンを示すバージョン情報が指定される。例えば、versionには、受信装置20で保持されているTPT及びAMTを更新する場合に、バージョンアップされたTPTのバージョン情報が指定される。
(トリガ情報の記述例)
図5は、トリガ情報の記述例を示す図である。
図5には、複数のトリガ情報の記述例が示されている。トリガ情報は、domain_name,segment_id,media_time,event_id,event_time,spread,versionを指定するための値と、“/”や“?m=”、“&”などの所定の文字を連結させた文字列からなる。
例えば、domain_nameが“xbc.com”,segment_idが“SegA”,media_timeが“1000”である場合、トリガ情報を示す文字列は、“xbc.com/SegA?m=1000”となる。
すなわち、この文字列の先頭に、“http://”を付加すると、所定のサーバにアクセスするためのURLである“http://xbc.com/SegA?m=1000”が得られる。また、このURLの末尾には、m=<media_time>であるクエリ文字列が付加されているので、HTTP(HyperText Transfer Protocol)のGETメソッドを利用することで、アクセスされたサーバは、そのパラメータを取得することができる。
また、トリガ情報を示す文字列に、m=<media_time>,e=<event_id>,t=<event_time>,s=<spread>,v=<version>である文字列が連結されることで、受信装置20は、media_time,event_id,event_time,spread,versionの値を取得することができる。そして、受信装置20は、取得したそれらの値に基づいて、例えば、連動アプリケーションの動作を制御したり、TPT及びAMTを更新したりする。
なお、トリガ情報の記述方法は任意であって、図5に示した記述例に限定されるものではない。
トリガ情報は、以上のように構成される。
[TPTの詳細な構成]
次に、TPTの詳細な構成について説明する。
図6は、TPTの詳細仕様の一例を示す図である。TPTは、例えば、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により記述される。
図6に示すように、TPTのルート要素には、TPT要素が記述される。TPT要素には、連動アプリケーションの動作を制御するためのイベントなどの情報が記述される。
TPT要素は、protocolVersion属性、id属性、tptVersion属性、updatingTime属性、expireDate属性、serviceId属性、baseURL属性、Capabilities要素、LiveTrigger要素、及びApplication要素を含む。
protocolVersion属性には、当該TPTに定義された仕様のバージョンを示す情報が指定される。当該バージョンは、メジャーバージョンとマイナーバージョンからなる。
id属性には、当該TPTを識別するためのIDが指定される。例えば、id属性には、domain_nameと、program_idとを“/”により連結した文字列が指定される。ただし、program_idは、segment_idに対応するものであって、放送コンテンツを識別可能なIDとされる。
tptVersion属性には、当該TPTのバージョンを示す情報が指定される。
updatingTime属性には、当該TPTの更新期間を示す情報が指定される。
expireDate属性には、当該TPTの有効期限を示す情報が指定される。
serviceId属性には、放送信号に含めて伝送されるサービスのうち、連動アプリケーションが、どのサービスで伝送されるかを示すIDが指定される。例えば、連動アプリケーションがNRTサービスで伝送される場合、serviceId属性には、NRTサービスのservice_idが指定される。
なお、NRT(Non-RealTime)サービスとは、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)セッションを利用して伝送されるNRTコンテンツを、一旦受信機のストレージに蓄積させた後で、再生を行わせるサービスである。NRTサービスを利用する場合には、NRTコンテンツの代わりに、連動アプリケーションが伝送されることになる。
baseURL属性には、当該TPTで指定されるURLのベースとなるURLが指定される。例えば、baseURL属性には、“http://xbc.com”が指定される。従って、当該TPTで指定される他のURLには、ベースURLを基準とした場合の相対的なパスを指定すればよいことになる。
Capabilities要素には、当該TPTを用いて連動アプリケーションの動作を制御するに際し、受信装置20に要求される機能を示す情報が指定される。すなわち、受信装置20は、Capabilities要素にて指定された機能を有する場合に、当該TPTを利用可能であると判断する。一方、受信装置20が指定された機能を有しない場合には、当該TPTは無視される。
LiveTrigger要素は、TPT要素の子要素であって、放送コンテンツをライブ放送する場合に、放送事業者等が、所望のタイミングでイベントを実行させるためのトリガ情報(以下、ライブトリガ情報という)に関する情報が記述される。liveTrigger要素は、URL属性、deliveryType属性、及びpollPeriod属性を含む。
URL属性には、ライブトリガ情報を提供するサーバ(後述する図16のトリガサーバ80)にアクセスするためのURLが記述される。
deliveryType属性には、ライブトリガ情報を受信する際の規定が指定される。deliveryType属性には、“Streaming”,“long polling”,“short polling”が指定される。
pollPeriod属性には、ライブトリガ情報を、トリガサーバ80(図16)に問い合わせる間隔を示す時間が指定される。当該時間は、例えば、秒単位で指定される。
Application要素は、TPT要素の子要素であって、連動アプリケーションに関する情報が記述される。Application要素は、appID属性、appType属性、appName属性、globalId属性、appVersion属性、testApp属性、cookieSpace属性、frequencyOfUse属性、frequencyOfUpdate属性、expireDate属性、availInternet属性、availBroadcast属性、URL要素、Capabilities要素、ContentItem要素、及びEvent要素を含む。
appID属性には、当該連動アプリケーションを識別するためのIDが指定される。
appType属性には、当該連動アプリケーションのファイル属性等に関する情報が指定される。
appName属性には、当該連動アプリケーションの名称を示す情報が指定される。例えば、複数の連動アプリケーションが起動可能である場合に、それらの名称をユーザに提示して選択させることで、所望の連動アプリケーションが起動されるようにする。
globalId属性には、当該連動アプリケーションをグローバルに識別可能なURI(Uniform Resource Identifier)が指定される。
appVersion属性には、当該連動アプリケーションのバージョンを示す情報が指定される。
testApp属性は、当該連動アプリケーションが、例えば製品開発のテスト目的で使用される場合に指定される。従って、通常の運用においては、当該testApp属性は無視される。
cookieSpace属性には、当該連動アプリケーションを実行する際に必要となるストレージの容量を示す情報が指定される。
frequencyOfUse属性には、当該連動アプリケーションがどれくらいの頻度で利用されるかを示す情報が指定される。例えば、この利用頻度は、時間単位や日単位で指定され、利用頻度が高い連動アプリケーションを、優先的にキャッシュすることができる。
frequencyOfUpdate属性には、当該連動アプリケーションがどれくらいの頻度で更新されるかを示す情報が指定される。例えば、この更新頻度は、時間単位や日単位で指定され、更新頻度が高い連動アプリケーションを、優先的にキャッシュすることができる。
expireDate属性には、当該連動アプリケーションの有効期限を示す情報が指定される。
availInternet属性には、当該連動アプリケーションが、インターネット配信されるか否かを示す情報が指定される。
availBroadcast属性には、当該連動アプリケーションが、放送配信されるか否かを示す情報が指定される。
URL要素には、当該連動アプリケーションの取得先を示すURLが指定される。例えば、URL要素には、アプリケーションサーバ40のURLが指定される。ただし、前述のベースURLとして、例えば“http://xbc.com”が指定されている場合、当該URL要素には、それに続く“/”以降の文字列が指定されることになる。
Capabilities要素には、当該連動アプリケーションを実行するに際し、受信装置20に要求される機能を示す情報が指定される。すなわち、受信装置20は、Capabilities要素にて指定された機能を有する場合に、当該連動アプリケーションを実行可能であると判断する。
ContentItem要素は、Application要素の子要素であって、当該連動アプリケーションを構成するファイル(例えば、HTMLファイルやJPEGファイルなど)のキャッシュに関する情報が記述される。ContentItem要素は、URL要素、updatesAvail要素、及びSize要素を含む。
URL属性には、キャッシュされるファイルのURLが指定される。
updatesAvail属性には、キャッシュされるファイルの更新に関する情報が指定される。
Size属性には、キャッシュされるファイルのサイズを示す情報が指定される。
Event要素は、Application要素の子要素であって、連動アプリケーションの動作を制御するための制御情報が記述される。Event要素は、eventId属性、destination属性、action属性、diffusion属性、及びdata要素を含む。
eventId属性には、イベントを識別するためのIDが指定される。
destination属性には、当該イベントによる連動アプリケーションの制御対象となる機器が指定される。ここでは、受信装置20のほか、例えば、受信装置20に外部装置(不図示)が接続される場合には、その外部装置が、イベントの対象機器として指定される。
例えば、destination属性には、イベントの対象機器が、高画質に対応したテレビジョン受像機である場合に、“HDTV(High Definition Television)”が指定され、標準画質に対応したテレビジョン受像機である場合には、“SDTV(Standard Definition Television)”が指定される。また、イベントの対象機器が外部装置となる場合には、“external_1”や“external_2”などが指定される。
action属性には、当該イベントにより指定されるアクションとして、“register”,“execute”,“suspend”,“terminate”,“stream-event”等が指定される。
レジスタ(register)は、連動アプリケーションの取得又は登録を指示するためのアクションである。ここで、連動アプリケーションの登録とは、取得した連動アプリケーションに対応付けて、その優先度と有効期限を記憶することを意味する。
エクスキュート(execute)は、連動アプリケーションの取得又は起動を指示するためのアクションである。また、エクスキュートは、指定された連動アプリケーションが休止している場合に、その連動アプリケーションの実行を再開させる。
サスペンド(suspend)は、実行中の連動アプリケーションを中断して、休止させるためのアクションである。
ターミネート(terminate)は、実行中の連動アプリケーションを終了させるためのアクションである。
ストリームイベント(stream-event)は、実行中の連動アプリケーションにおいてイベントを発火させるためのアクションである。
なお、action属性に指定されるアクションとしては、前述のアクションに限らず、例えば、“suspend-execute”や“terminate-execute”など、他のアクションを指定することもできる。
サスペンド−エクスキュート(suspend-execute)は、指定された連動アプリケーションに対するエクスキュートと、他の連動アプリケーションに対するサスペンドが一体となった複合型のアクションである。すなわち、指定された連動アプリケーションの取得又は起動と、それ以外の他の連動アプリケーションの休止を指示する場合、action属性には、”suspend-execute”が指定される。
ターミネート−エクスキュート(terminate-execute)は、指定された連動アプリケーションに対するエクスキュートと、他の連動アプリケーションに対するターミネートが一体となったものである。すなわち、指定された連動アプリケーションの取得又は起動と、それ以外の他の連動アプリケーションの終了を指示する場合、action属性には、”terminate-execute”が指定される。
diffusion属性には、受信装置20においてイベントを適用するタイミングを確率的に分散させるための情報が指定される。この情報を設定することにより、複数の受信装置20がアプリケーションサーバ40から連動アプリケーションを取得するに際し、そのアクセスが一時期に集中せず分散させることができる。
data要素には、アクションが、ストリームイベントである場合において、当該イベントを発火する際に参照されるデータが指定される。
TPTは、以上のように構成される。
なお、図6を参照して説明したTPTの仕様は一例であって、他の仕様を採用することもできる。
[AMTの詳細な構成]
次に、AMTの詳細な構成について説明する。
図7は、AMTの詳細仕様の一例を示す図である。AMTは、例えば、XMLなどのマークアップ言語により記述される。
図7に示すように、AMTのルート要素には、AMT要素が記述される。AMT要素には、連動アプリケーションの動作を制御するためのイベントの有効期間などの情報が記述される。
AMT要素には、protocolVersion属性、segmentId属性、beginMT属性、及びActivation要素を含む。
protocolVersion属性には、当該AMTに定義された仕様のバージョンを示す情報が指定される。当該バージョンは、メジャーバージョンとマイナーバージョンからなる。
segmentId属性には、TPTのid属性に対応するIDが指定される。このIDにより、当該AMTに対応するTPTが特定される。例えば、segmentId属性には、domain_nameと、program_idとを“/”により連結した文字列が指定される。
beginMT属性には、対象のセグメント(特定の区間)の時間範囲の開始時刻を示す情報が指定される。
Activation要素には、AMT要素の子要素であって、連動アプリケーションに対するイベントを特定するための情報が記述される。Activation要素は、targetId属性、startTime属性、及びendTime属性を含む。
targetId属性は、TPTに記述される、連動アプリケーションに対するイベントを特定するためのIDが指定される。例えば、当該IDには、TPTのApplication要素のappID属性に指定されるIDと、Event要素のeventId属性に指定されるIDを組み合わせたものが指定される。
startTime属性には、targetId属性により識別されるイベントの有効期間の開始時刻を示す情報が指定される。
endTime属性には、targetId属性により識別されるイベントの有効期間の終了時刻を示す情報が指定される。
すなわち、イベントの有効期間は、対応する放送コンテンツの進行時間軸上の2点を示すstartTime属性及びendTime属性により定められる。そして、例えば、受信装置20においては、メディアクロックの示す時刻が、startTime属性の示す有効開始時刻を経過したとき、その有効開始時刻に対応するイベントが有効とされる。ただし、この場合には、endTime属性を指定せずに、startTime属性のみが指定されるようにしてもよい。
また、メディアクロックの示す時刻が、有効期間内であるときに、その有効期間に対応するイベントが有効とされ、メディアクロックの示す時刻が、有効期間に達していない、又はそれを過ぎたときは、その有効期間に対応するイベントは無効とされるようにしてもよい。
換言すれば、受信装置20では、メディアクロックの示す時刻が、有効時刻や有効期間等に基づいた所定の有効条件を満たしたときに、その有効条件に対応するイベントが有効とされ、当該イベントにより指定されるアクションが特定される。
AMTは、以上のように構成される。
なお、図7を参照して説明したAMTの仕様は一例であって、他の仕様を採用することもできる。
[TPT及びAMTの更新制御]
次に、図8及び図9を参照して、TPT及びAMTの更新制御について説明する。
(updatingTimeを用いた更新制御)
図8は、updatingTimeに応じたTPTとAMTの更新の例を示す図である。なお、図8において、TPT及びAMTとともに記述された、「A-1」、「A-2」、「A-3」、・・・は、TPT及びAMTのバージョン情報を示している。
TPTのupdatingTimeに従い、TPT及びAMTの更新が行われる場合、受信装置20は、updatingTimeにより指定される更新期間に応じて、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTを取得することになる。
図8に示すように、受信装置20は、トリガ情報(xbc.com/seg_A?m=1826)が抽出された場合、そこから得られるURLに従い、TPT/AMTサーバ30にアクセスし、TPT A-1及びAMT A-1を取得する。また、受信装置20は、当該トリガ情報に含まれるmedia_time(m=1826)を、メディアクロック(図中の「Media time clock」)に設定する。
TPT A-1には、eventId=“1”(e1),“2”(e2),“3”(e3),“4”(e4),・・・に対応したアクションが指定されているので、受信装置20では、メディアクロックの示す時刻が、AMT A-1に指定されている時刻を経過したときに、該当するeventIdに対応するアクションが順次特定される。そして、受信装置20は、特定されたアクションに応じて、連動アプリケーションの動作を制御することになる。
図8の例では、e1,e2,e3に対応するアクションに応じて、連動アプリケーションが動作することになるが、e4のアクションが特定される前に、TPT A-1のupdatingTimeが示す更新期間T1を経過したため、受信装置20では、TPT/AMTサーバ30からTPT A-2及びAMT A-2が取得される。
TPT A-2には、eventId=“1”(e1),“4”(e4),“5”(e5),・・・に対応したアクションが指定されている。すなわち、TPT A-2によって、e4が再設定され、e5が新たに追加されたことになる。受信装置20では、メディアクロックの示す時刻が、AMT A-2に指定されている時刻を経過したときに、e1,e4,e5に対応するアクションが順次特定され、それに応じて、連動アプリケーションの動作が制御される。
また、受信装置20は、TPT A-2のupdatingTimeが示す更新時間T2を経過した場合、TPT/AMTサーバ30からTPT A-3及びAMT A-3を取得する。そして、受信装置20は、TPT A-3及びAMT A-3を参照して、指定された連動アプリケーションに対するアクションを特定することになる。
以上のように、updatingTimeを用いた更新制御では、各TPTに記述されたupdatingTimeで指定される更新期間が経過する度に、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTが取得され、更新されることになる。
(トリガ情報に含まれるversionを用いた更新制御)
図9は、トリガ情報に含まれるversionに応じたTPTとAMTの更新の例を示す図である。なお、図9において、TPT,AMT,Appとともに記述された、「A-1」、「A-2」、「A-3」、・・・は、TPT,AMT,Appのバージョン情報を示している。
トリガ情報に含まれるversionに従い、TPT及びAMTの更新が行われる場合、受信装置20は、トリガ情報に含まれるversionの示すバージョン情報と、TPTのtptVersionの示すバージョン情報が異なる場合に、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTを取得することになる。
図9に示すように、受信装置20は、トリガ情報(xbc.com/seg_A?m=1826)が抽出された場合、そこから得られるURLに従い、TPT/AMTサーバ30にアクセスし、TPT A-1及びAMT A-1を取得する。また、受信装置20は、当該トリガ情報に含まれるmedia_time(m=1826)を、メディアクロックに設定する。そして、受信装置20は、TPT A-1及びAMT A-1を参照して、連動アプリケーションApp A-1に対するアクションを特定し、連動アプリケーションApp A-1の動作を制御する。
次に、受信装置20では、トリガ情報(xbc.com/seg_A?m=3645)が抽出されると、domain_name,segment_idが変化していないので、TPT及びAMTの更新は行われないが、当該トリガ情報に含まれるmedia_time(m=3645)が、メディアクロックに再設定される。
その後も、受信装置20では継続して、version以外のmedia_timeなどが含まれるトリガ情報が抽出され、メディアクロックの再設定などが行われる。
そして、受信装置20では、versionが含まれるトリガ情報(xbc.com/seg_A?v=2)が抽出されると、当該トリガ情報に含まれるversionに指定されたバージョン情報と、TPT A-1に記述されたtptVersionに指定されたバージョン情報とが比較される。
ここで、例えば、TPT A-1のtptVersionが“1”である場合には、トリガ情報に含まれるversionに指定されたv=“2”とバージョン情報が異なるので、受信装置20は、TPT/AMTサーバ30からTPT A-2及びAMT A-2を取得する。そして、受信装置20は、TPT A-2及びAMT A-2を参照して、連動アプリケーションApp A-2に対するアクションを特定し、連動アプリケーションApp A-2の動作を制御する。ここでは、アプリケーションサーバ40から新たに連動アプリケーションApp A-2を取得してもよいし、実行中の連動アプリケーションApp A-1がそのまま継続して実行されるようにしてもよい。
その後、受信装置20では継続して、version以外のmedia_timeなどが含まれるトリガ情報が抽出され、メディアクロックの再設定などが行われる。
そして、受信装置20では、再度、versionが含まれるトリガ情報(xbc.com/seg_A?v=3)が抽出されると、当該トリガ情報に含まれるversionに指定されたバージョン情報と、TPT A-2に記述されたtptVersionに指定されたバージョン情報とが比較される。
ここで、例えば、TPT A-2のtptVersionが“2”である場合には、トリガ情報に含まれるversionに指定されたv=“3”とバージョン情報が異なるので、受信装置20は、TPT/AMTサーバ30からTPT A-3及びAMT A-3を取得する。そして、受信装置20は、TPT A-3及びAMT A-3を参照して、連動アプリケーションApp A-3に対するアクションを特定し、連動アプリケーションApp A-3の動作を制御する。ここでも、連動アプリケーションApp A-3を新たに取得してもよいし、実行中の連動アプリケーションをそのまま実行してもよい。
これ以降は、前述した場合と同様に、受信装置20では、versionが含まれるトリガ情報が抽出され、かつ、そのバージョン情報がTPTのtptVersionと異なる場合には、TPT及びAMTが更新される。
以上のように、トリガ情報に含まれるversionを用いた更新制御では、当該versionで指定されるバージョン情報が、取得済みのTPTのtptVersionで指定されるバージョン情報と異なる場合に、TPT及びAMTが更新されることになる。
すなわち、事業者は、任意のタイミングでトリガ情報にversionを含ませることで、例えばTPT及びAMTの内容を変更したい場合などの任意のタイミングで、TPT及びAMTを更新させることができる。その結果、受信装置20では、事業者の意図したTPT及びAMTが適切に保持され、連動アプリケーションが、放送コンテンツに適切に連動して動作することになる。
[各装置で行われる具体的な処理の内容]
次に、図10乃至図15のフローチャートを参照して、放送通信連携システム1を構成する各装置で行われる具体的な処理の内容について説明する。
(送信処理)
まず、図10のフローチャートを参照して、送信装置10によって実行される送信処理について説明する。
ステップS111において、音声取得部111は、外部のサーバ等から、放送コンテンツの音声に対応するオーディオ信号を取得する。また、ステップS112において、映像取得部113は、外部のサーバ等から、放送コンテンツの映像に対応するビデオ信号を取得する。
ステップS113において、トリガ情報生成部114は、映像取得部113により取得されたビデオ信号に対応する放送コンテンツの映像の進行に応じてトリガ情報を生成する。
ステップS114において、オーディオエンコーダ112は、音声取得部111により取得されたオーディオ信号を符号化する。
ステップS115において、ビデオエンコーダ115は、映像取得部113により取得されたビデオ信号を符号化する。また、ビデオエンコーダ115は、符号化により得られるビデオストリームのユーザデータ領域の字幕データ内にトリガ情報を配置する。
ステップS116において、多重化部116は、オーディオエンコーダ112により符号化されたオーディオストリームと、ビデオエンコーダ115により符号化されたビデオストリームを多重化して、トランスポートストリームを生成する。
ステップS117において、送信部117は、多重化部116により生成されたトランスポートストリームを、アンテナ118を介して、放送信号として送信する。この後、処理はステップS111に戻され、それ以降の処理が繰り返されることになる。
以上で、送信処理の説明を終了する。
(受信処理)
次に、図11のフローチャートを参照して、受信装置20によって実行される受信処理について説明する。
ステップS211において、チューナ212は、アンテナ211を介して放送信号を受信して、復調する。
ステップS212において、多重分離部213は、チューナ212により復調されたトランスポートストリームを、オーディオストリームと、ビデオストリームに分離する。
ステップS213において、オーディオデコーダ214は、多重分離部213により分離されたオーディオストリームを復号し、オーディオ信号を生成する。
ステップS214において、ビデオデコーダ217は、多重分離部213により分離されたビデオストリームを復号し、ビデオ信号を生成する。
ステップS215において、スピーカ216は、オーディオ信号に対応する音声を出力する。また、ディスプレイ219は、ビデオ信号に対応する映像を表示する。これにより、ディスプレイ219には、テレビ番組等の放送コンテンツの映像が表示され、スピーカ216からは、当該映像に対応する音声が出力される。
ステップS216においては、トリガ情報抽出部220乃至アプリケーション用メモリ228によって、トリガ情報対応処理が行われる。トリガ情報対応処理の詳細は、図12のフローチャートを参照して後述する。
ステップS216のトリガ情報対応処理が終了すると、処理は、ステップS211に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
以上で、受信処理の説明を終了する。
(トリガ情報対応処理)
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のステップS216に対応するトリガ情報対応処理の詳細について説明する。
ステップS231において、トリガ情報抽出部220は、多重分離部213により分離されたビデオストリームからトリガ情報が抽出されるまで待機する。
そして、受信装置20において放送信号に含まれるトリガ情報が受信され、ビデオストリームからトリガ情報が抽出された場合、処理は、ステップS232に進められる。ステップS232において、トリガ情報抽出部220は、ビデオストリームから抽出されたトリガ情報を取得する。
ステップS233において、制御部221は、トリガ情報抽出部220からのトリガ情報の解析を行い、当該トリガ情報に含まれる、domain_name又はsegment_idが変化したか否かを判定する。ステップS233において、domain_name又はsegment_idが変化したと判定された場合、処理は、ステップS234に進められる。
また、ステップS233において、domain_name又はsegment_idが変化していないと判定された場合、処理は、ステップS235に進められる。ステップS235において、制御部221は、トリガ情報の解析結果に従い、当該トリガ情報にversionが含まれているか否かを判定する。
ステップS235において、versionが含まれていると判定された場合、処理は、ステップS236に進められる。ステップS236において、制御部221は、当該トリガ情報に含まれるversionの示すバージョン情報と、TPT/AMT解析部225に保持されているTPTのtptVersionの示すバージョン情報を比較する。
ステップS237において、制御部221は、ステップS236の比較結果に従い、TPT及びAMTが新しいバージョンになったか否かを判定する。ステップS237において、トリガ情報のversionとTPTのtptVersionのバージョン情報が異なって、TPT及びAMTが新しいバージョンになったと判定された場合、処理は、ステップS234に進められる。
ステップS234においては、TPT/AMT/App取得処理が行われる。TPT/AMT/App取得処理では、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTを取得するTPT/AMT取得処理のほか、必要に応じて、アプリケーションサーバ40から連動アプリケーションを取得するApp取得処理が行われる。当該TPT/AMT取得処理によって、新しいバージョンのTPT及びAMTが取得された場合、TPT/AMT解析部225は、それを古いバージョンのTPT及びAMTの代わりに保持する。
なお、TPT/AMT/App取得処理の詳細は、図13のフローチャートを参照して後述する。
ステップS234の処理が終了した場合、ステップS235においてトリガ情報にversionが含まれていないと判定された場合(S235の「NO」)、又はステップS237においてトリガ情報のversionとTPTのtptVersionのバージョン情報が同一であり、TPT及びAMTのバージョンが変化していないと判定された場合(S237の「NO」)、処理は、ステップS238に進められる。
ステップS238において、制御部221は、トリガ情報の解析結果に従い、当該トリガ情報にevent_idが含まれているか否かを判定する。ステップS238において、event_idが含まれると判定された場合、処理は、ステップS239に進められる。
ステップS239において、制御部221は、イベント割り込みフラグをオンに設定する。
ここで、イベント割り込みフラグとは、メディアクロックにより有効なイベントを指定するのではなく、任意のタイミングでトリガ情報に含めて送信されるevent_idに応じたイベントを指定する場合に立てられるフラグである。従って、event_idに応じたイベントが指定されてから、当該イベントに応じたアクションが実行されるまでの割り込み期間は、イベント割り込みフラグはオンとされ、それ以外の期間はオフとされる。
なお、詳細は後述するが、連動アプリケーション制御処理(図14)では、イベント割り込みフラグがオンとなる場合に、指定された連動アプリケーションに対するアクションが実行されることになる。
ステップS239の処理が終了すると、処理は、ステップS240に進められる。ステップS240において、制御部221は、トリガ情報の解析結果に従い、当該トリガ情報にevent_timeが含まれているか否かを判定する。ステップS240において、event_timeが含まれていると判定された場合、処理は、ステップS241に進められる。
ステップS241において、制御部221は、event_idにより指定されるイベントの実行時刻を、event_timeに指定された時刻に変更する。
一方、ステップS240においてevent_timeが含まれていないと判定された場合(S240の「NO」)、ステップS241の処理は、スキップされる。
また、ステップS238においてトリガ情報にevent_idが含まれていないと判定された場合、処理は、ステップS242に進められる。ステップS242において、制御部221は、トリガ情報の解析結果に従い、当該トリガ情報にmedia_timeが含まれているか否かを判定する。ステップS242において、media_timeが含まれると判定された場合、処理は、ステップS243に進められる。
ステップS243において、制御部221は、media_timeに指定された時刻を、後述する連動アプリケーション制御処理(図14のステップS273)で設定済みのメディアクロックに再設定する。これにより、メディアクロックが校正され、指定されたイベントに対応するアクションを、より正確な時刻に実行させることが可能となる。
一方、ステップS242においてmedia_timeが含まれていないと判定された場合、ステップS243の処理は、スキップされる。
そして、ステップS241の処理が終了若しくはスキップされた場合、又はステップS243の処理が終了若しくはスキップされた場合、処理は、ステップS231に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
以上で、トリガ情報対応処理の説明を終了する。
(TPT/AMT/App取得処理)
次に、図13のフローチャートを参照して、図12のステップS234に対応するTPT/AMT/App取得処理の詳細について説明する。
ステップS251において、制御部221は、トリガ情報の解析結果に従い、当該トリガ情報にspreadが含まれているか否かを判定する。ステップS251において、spreadが含まれていると判定された場合、処理は、ステップS252に進められる。
ステップS252において、制御部221は、spreadにより指定される、トリガ情報を適用するタイミングを確率的に分散させるための情報に基づいて、TPT/AMTサーバ30又はアプリケーションサーバ40にアクセスする際の遅延時間を算出し、当該遅延時間が経過するまで待機する。
すなわち、送信装置10からの放送コンテンツを多数の受信装置20が受信している場合に、それらの受信装置20がトリガ情報に応じて一斉にサーバにアクセスしてしまうと、サーバの負荷が増大するとともに、インターネット90のピーク時の通信量が増大することになる。そこで、各受信装置20が、トリガ情報に含まれるspreadに応じて、サーバにアクセスするタイミングをずらすことで、サーバの負荷やピーク時の通信量を軽減することができる。
そして、ステップS252において算出された遅延時間が経過した場合に、処理は、ステップS253に進められる。ステップS253において、TPT/AMT解析部225は、TPT/AMTサーバ30から提供されるTPT及びAMTを取得する。
具体的には、制御部221は、通信I/F224を制御して、トリガ情報の先頭に“http://”を付加することで得られるURL(例えばhttp://xbc.com/seg_A)により特定されるTPT/AMTサーバ30にアクセスして、TPT及びAMTを要求する。TPT/AMTサーバ30は、放送コンテンツごとのTPT及びAMTを管理しており、受信装置20からのTPT及びAMTの要求に含まれるsegment_id等により識別される放送コンテンツ用のTPT及びAMTを特定し、受信装置20に提供する。
通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、TPT/AMTサーバ30から提供されるTPT及びAMTを受信する。これにより、TPT/AMT解析部225は、通信I/F224により受信されたTPT及びAMTを取得することができる。
ステップS254において、TPT/AMT解析部225は、TPT及びAMTを解析する。TPT及びAMTの解析結果は、適宜、制御部221に供給される。
なお、ステップS251において、spreadが含まれていないと判定された場合、ステップS252の処理はスキップされ、処理は、ステップS253に進められる。この場合、受信装置20は、遅延時間を待たずに直ちにTPT/AMTサーバ30にアクセスし、TPT及びAMTを取得して解析することになる。
ステップS254の処理が終了すると、処理は、ステップS255に進められる。ステップS255において、制御部221は、トリガ情報の解析結果に従い、取得対象の連動アプリケーションが存在するか否かを判定する。例えば、segment_idが変化して、放送コンテンツのセグメントが変化した場合に、取得すべき連動アプリケーションが存在すると判定され、処理は、ステップS256に進められる。
ステップS256において、通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、アプリケーションサーバ40から提供される連動アプリケーションを取得し、キャッシュメモリ227に保持する。
具体的には、ステップS252において算出された遅延時間が経過した場合に、制御部221は、通信I/F224を制御して、TPT及びAMTにより指定されるURLにより特定されるアプリケーションサーバ40にアクセスして、連動アプリケーションを要求する。通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、アプリケーションサーバ40から提供される連動アプリケーションを受信する。これにより、通信I/F224により取得された連動アプリケーションが、キャッシュメモリ227に保持されることになる。
また、ステップS255において、取得対象の連動アプリケーションが存在しないと判定された場合、ステップS256の処理はスキップされる。そして、ステップS256の処理が終了又はスキップされた場合、TPT/AMT/App取得処理は終了され、処理は、図12のステップS234の処理に戻され、それ以降の処理が実行される。
以上で、TPT/AMT/App取得処理の説明を終了する。
(連動アプリケーション制御処理)
受信装置20では、トリガ情報が抽出されるタイミングで実行される前述のトリガ情報対応処理と並行して、メディアクロックの時系列で連動アプリケーション制御処理が実行される。そこで、次に、図14のフローチャートを参照して、連動アプリケーション制御処理について説明する。
ステップS271において、制御部221は、TPT/AMT解析部225によって、TPT/AMTサーバ30からのTPT及びAMTが取得されるまで待機する。このTPT/AMT取得処理は、前述の図13のステップS251乃至S254に対応する。そして、図13のTPT/AMT取得処理が実行され、TPT/AMTサーバ30からのTPT及びAMTが取得された場合、処理は、ステップS272に進められる。
ステップS272において、制御部221は、media_timeを含むトリガ情報が最初に抽出されるまで待機する。そして、前述の図12のステップS231において、トリガ情報が抽出され、当該トリガ情報にmedia_timeが含まれている場合、処理は、ステップS273に進められる。
ステップS273において、制御部221は、トリガ情報に含まれるmedia_timeに指定された時刻を、メディアクロックに設定する。これにより、メディアクロックの計時が開始されることになる。
そして、受信装置20では、TPT及びAMTが取得され、さらにメディアクロックの計時が開始されたので、メディアクロックの時系列での連動アプリケーションの制御が行われることになる。
ステップS274において、制御部221は、メディアクロックの示す時刻が、TPT及びAMTにより指定されるイベントの有効時間内であるか否かを判定する。ステップS274において、イベントの有効期間内であると判定された場合、処理は、ステップS275に進められる。
また、ステップS274において、イベントの有効期間内でないと判定された場合、処理は、ステップS276に進められる。ステップS276において、制御部221は、イベント割り込みフラグがオンに設定されているか否かを判定する。当該イベント割り込みフラグは、前述の図12のステップS239において、トリガ情報にevent_idが含まれている場合に、オンに設定されるものである。
ステップS276において、イベント割り込みフラグがオンに設定されていると判定された場合、処理は、ステップS275に進められる。
ステップS275においては、アクション実行処理が行われる。アクション実行処理では、有効なイベントにより指定されるアクションが特定され、当該アクションに応じて、連動アプリケーションの動作が制御される。ここでは、例えば、連動アプリケーションの取得若しくは登録、取得若しくは起動、イベント発火、中断若しくは再開、又は終了等が制御される。
なお、アクション実行処理の詳細は、図15のフローチャートを参照して後述する。
ステップS275の処理が終了するか、又はステップS276においてイベント割り込みフラグがオフに設定されていると判定された場合、処理は、ステップS277に進められる。
ステップS277において、制御部221は、TPT及びAMTにより指定される最後のイベントが完了したか否かを判定する。ステップS277において、最後のイベントが完了していないと判定された場合、処理は、ステップS274に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、ステップS274乃至S277の処理が繰り返されることで、TPT及びAMTにより指定されるイベントが順次、有効期間内となり、それらの有効なイベントにより指定されるアクションに応じて、連動アプリケーションの動作が制御されることになる。
そして、ステップS277において、最後のイベントが完了したと判定された場合、処理は、ステップS271に戻り、それ以降の処理が繰り返されることになる。
以上で、連動アプリケーション制御処理の説明を終了する。
(アクション実行処理)
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS275に対応するアクション実行処理について説明する。
ステップS291において、制御部221は、有効なイベントにより指定されるアクションを特定する。ただし、イベント割り込みフラグがオンに設定されている場合には、そのevent_idにより指定されるイベントに応じたアクションが特定される。
ステップS292において、制御部221は、ステップS291の特定結果がレジスタであるか否かを判定し、レジスタであると判定された場合、処理はステップS293に進められる。
ステップS293において、制御部221は、通信I/F224を制御して、TPT及びAMTにより特定されるURLに対応するアプリケーションサーバ40にアクセスして、指定された連動アプリケーションを取得させる。取得された連動アプリケーションは、キャッシュメモリ227に保持される。
また、制御部221は、取得された連動アプリケーションに対応付けて、その連動アプリケーションの有効期限、利用頻度や更新頻度を、メモリ222に記憶する。これにより、キャッシュメモリ227に保持された連動アプリケーションは、制御部221により、有効期限と、利用頻度や更新頻度等から求められる保持優先度に従って管理される。この後、処理は、図14のステップS275に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS292において、ステップS291の特定結果がレジスタでないと判定された場合、処理は、ステップS294に進められる。ステップS294において、制御部221は、ステップS291の特定結果がエクスキュートであるか否かを判定し、エクスキュートであると判定された場合、処理は、ステップS295に進められる。
ステップS295において、制御部221は、アプリケーションエンジン226を制御して、appIDにより指定された連動アプリケーションが休止中(休止状態)であるか否かを判定する。具体的には、退避メモリ228Bに、指定された連動アプリケーションの休止の状態を示すデータが退避されている場合に休止中であると判定する。
ステップS295において、指定された連動アプリケーションが休止中ではないと判定された場合、処理はステップS296に進められる。ステップS296において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、指定された連動アプリケーションが未取得(キャッシュメモリ227に存在しない)の場合にそれを取得する。
ステップS297において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、指定された連動アプリケーションを起動する。この後、処理は、図14のステップS275に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
また、ステップS295において、指定された連動アプリケーションが休止中であると判定された場合、処理はステップS298に進められる。ステップS298において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、指定された連動アプリケーションを再開する。
具体的には、指定された連動アプリケーションが休止中である場合、退避メモリ228Bのデータをワークメモリ228Aに移して、指定された連動アプリケーションを起動する。これにより、休止中の連動アプリケーションが休止された状態から再開されることになる。この後、処理は、図14のステップS275に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS294において、ステップS291の特定結果がエクスキュートではないと判定された場合、処理はステップS299に進められる。ステップS299において、制御部221は、ステップS291の特定結果がストリームイベントであるか否かを判定し、ストリームイベントであると判定された場合、処理はステップS300に進められる。
ステップS300において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、指定された連動アプリケーションに対するイベントを発火させる。この後、処理は、図14のステップS275に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS299において、ステップS291の特定結果がストリームイベントではないと判定された場合、処理はステップS301に進められる。ステップS301において、制御部221は、ステップS291の特定結果がサスペンドであるか否かを判定し、サスペンドであると判定された場合、処理はステップS302に進められる。
ステップS302において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、現在実行中の連動アプリケーションの状態を示すデータを退避メモリ228Bに退避させる。この後、処理は、図14のステップS275に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS301において、ステップS291の特定結果がサスペンドではないと判定された場合、ステップS291の特定結果は、ターミネートであるので、処理はステップS303に進められる。
ステップS303において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、指定された連動アプリケーションが実行中であればそれを終了させる。
ステップS304において、アプリケーションエンジン226は、制御部221からの制御に従い、指定された連動アプリケーションに関するデータを、ワークメモリ228A及び退避メモリ228Bから消去するとともに、連動アプリケーションをキャッシュメモリ227から消去させる。この後、処理は、図14のステップS275に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
以上で、アクション実行処理の説明を終了する。
以上のように、第1の実施の形態においては、AVコンテンツとともに放送信号に含めて送信されるトリガ情報に応じて、TPT及びAMTが取得され、メディアクロックが設定される。そして、メディアクロックの示す時刻が、TPT及びAMTにより指定されるイベントの有効時間内となる場合などに、有効なイベントにより指定されるアクションが特定され、当該アクションに応じて、連動アプリケーションの動作が制御される。
また、トリガ情報に含まれるversionを用いた更新制御が行われ、当該versionで指定されるバージョン情報が、取得済みのTPTのtptVersionで指定されるバージョン情報と異なる場合に、TPT及びAMTが更新されることになる。これにより、例えばTPT及びAMTの内容を変更したい場合などの任意のタイミングで、TPT及びAMTを更新させることが可能となるので、受信装置20では、事業者の意図したTPT及びAMTが適切に保持され、連動アプリケーションを、放送コンテンツに適切に連動して動作させることができる。
<第2の実施の形態>
[放送通信連携システムの構成例]
図16は、第2の実施の形態である放送通信連携システム2を示している。この放送通信連携システム2は、送信装置10、TPT/AMTサーバ30、アプリケーションサーバ40、ACRサーバ70、トリガサーバ80、及び受信装置21から構成される。
また、TPT/AMTサーバ30、アプリケーションサーバ40、ACRサーバ70、トリガサーバ80、及び受信装置21は、インターネット90を介して、相互に接続されている。
すなわち、図16の放送通信連携システム2は、図1の放送通信連携システム1と比べて、ACRサーバ70及びトリガサーバ80が新たに設けられ、受信装置20の代わりに、受信装置21が設けられている。それ以外の構成については、図1と同様であるため、その説明は適宜省略する。
ただし、放送通信連携システム2においては、送信装置10、TPT/AMTサーバ30、アプリケーションサーバ40、及びトリガサーバ80は、放送事業者により提供されるものであるが、ACRサーバ70は、放送事業者以外の他の事業者により提供されるものとして説明する。
受信装置21は、定期的に、インターネット90を介してACRサーバ70にアクセスして、トリガ情報を問い合わせる。その際、テレビ番組等の放送コンテンツのビデオ信号及びオーディオ信号のうちいずれか一方又は双方から抽出される特徴量(以下、フィンガプリント情報(Finger Print)ともいう)が、ACRサーバ70に送信される。
ACRサーバ70は、任意の放送コンテンツのビデオ信号及びオーディオ信号から抽出された特徴量が登録されているデータベースを有しており、任意の受信装置21からの問い合わせに応じて、ACR(Automatic Content Recognition)技術を用いた放送コンテンツの識別を行う。
具体的には、ACRサーバ70は、受信装置21からのフィンガプリント情報を、データベースと照合することで、放送コンテンツを識別し、その識別結果に応じたトリガ情報を生成する。このトリガ情報には、domain_name,segment_idのほか、media_timeなどが含まれる。ACRサーバ70は、生成したトリガ情報を、インターネット90を介して受信装置21に送信する。
受信装置21は、ACRサーバ70からのトリガ情報に含まれるmedia_timeに指定された時刻を、メディアクロックに設定又は再設定する。また、受信装置21は、ACRサーバ70からのトリガ情報に含まれるdomain_name及びsegment_idから得られるURLに従い、インターネット90を介してTPT/AMTサーバ30にアクセスして、TPT及びAMTを取得する。
受信装置21は、メディアクロックに基づいて、TPT及びAMTを参照することで、指定された連動アプリケーションに対するアクションを特定する。そして、受信装置21は、特定したアクションに応じて、連動アプリケーションの動作を制御する。
また、受信装置21は、TPTに記述されたliveTriggerに基づいて、インターネット90を介してトリガサーバ80にアクセスして、ライブトリガ情報を取得する。
具体的には、liveTrigger要素のliveTriggerURL属性に、トリガサーバ80のURLが指定されているので、受信装置21は、当該URLに従い、トリガサーバ80にアクセスすることになる。また、liveTrigger要素のpollPeriod属性には、ポーリング間隔を示す情報が指定されているので、受信装置21は、当該ポーリング間隔に応じて、ライブトリガ情報をトリガサーバ80に問い合わせる。
トリガサーバ80は、ライブトリガ情報を管理する。トリガサーバ80は、受信装置21からの問い合わせに応じて、ライブトリガ情報を、インターネット90を介して受信装置21に送信する。このライブトリガ情報には、domain_name,segment_idのほか、event_id,event_time,versionなどが含まれる。
受信装置21は、トリガサーバ80からのライブトリガ情報にevent_id,event_timeが含まれる場合、TPT及びAMTを参照して、当該event_idに対応するアクションを特定する。そして、受信装置21は、特定されたアクションを、event_timeにより指定される時刻に実行して、連動アプリケーションの動作を制御する。
また、受信装置21は、トリガサーバ80からのライブトリガ情報にversionが含まれる場合に、当該versionの示すバージョン情報と、TPTのtptVersionの示すバージョン情報が異なるとき、TPT/AMTサーバ30からTPT及びAMTを取得する。これにより、TPT及びAMTが更新されることになる。
ここで、トリガサーバ80を設ける理由であるが、前述したように、ACRサーバ70が、放送コンテンツの放送事業者等とは関係ない一般の事業者によって提供されることが想定されるからである。すなわち、一般の事業者により提供されるACRサーバ70によってのみトリガ情報が提供されるとすると、放送事業者等が、トリガ情報をコントロールすることができない場合が想定される。
そのため、放送事業者等には、所望のタイミングで、トリガ情報を受信装置21に送って、連動アプリケーションの動作を制御したいという要望がある。そこで、トリガサーバ80を設けて、放送事業者によってコントロールされたライブトリガ情報を、受信装置21に提供することで、連動アプリケーションを、放送コンテンツに適切に連動して動作させることができる。
なお、放送通信連携システム2において、トリガ情報は、ACRサーバ70により生成されるため、送信装置10は、トリガ情報を送信する必要はない。
放送通信連携システム2は、以上のように構成される。
[受信装置の構成例]
図17は、図16の受信装置21の構成例を示している。
受信装置21は、図3の受信装置20と同様に、チューナ212乃至アプリケーション用メモリ228を有するが、図3の受信装置20と比べて、トリガ情報抽出部220の代わりに、フィンガプリント抽出部251が設けられている点が異なる。受信装置21において、図3の受信装置20と同様の箇所には同一の符号が付してあり、その説明は適宜省略する。
フィンガプリント抽出部251には、オーディオデコーダ214からのオーディオ信号と、ビデオデコーダ217からのビデオ信号が供給される。フィンガプリント抽出部251は、オーディオ信号及びビデオ信号のいずれか一方又は双方から特徴量を抽出し、フィンガプリント情報として、制御部221に供給する。
通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、フィンガプリント情報を、インターネット90を介してACRサーバ70に送信する。また、通信I/F224は、ACRサーバ70から送信されるトリガ情報を受信し、制御部221に供給する。
制御部221は、通信I/F224から供給されるトリガ情報に応じて、通信I/F224を制御して、インターネット90を介してTPT/AMTサーバ30にアクセスし、TPT及びAMTを要求する。通信I/F224は、TPT/AMTサーバ30からインターネット90を介して送信されるTPT及びAMTを受信し、TPT/AMT解析部225に供給する。これにより、TPT/AMT解析部225は、TPT及びAMTを保持し、制御部221からの要求に応じて、保持しているTPT及びAMTを供給する。
また、制御部221は、通信I/F224からのトリガ情報に基づいて、メディアクロックの設定又は再設定を行う。
制御部221は、TPT/AMT解析部225からのTPT及びAMTの解析結果と、メディアクロックの示す時刻に基づいて、指定された連動アプリケーションに対するアクションを特定する。例えば、制御部221は、メディアクロックの示す時刻が、イベントの有効期間に最初に入ったときなど、所定の有効条件を満たした場合に、その有効なイベントに対応するアクションを特定する。
制御部221は、特定したアクションに応じて、アプリケーションエンジン226を制御して、連動アプリケーションの動作を制御する。
また、通信I/F224は、制御部221からの制御に従い、トリガサーバ80にアクセスし、ライブトリガ情報を受信し、制御部221に供給する。
制御部221は、トリガサーバ80からのライブトリガ情報に、指定された連動アプリケーションに対するイベントを特定するためのIDが含まれている場合、制御部221は、TPT及びAMTの解析結果を参照して、当該IDに対応する、連動アプリケーションに対するアクションを特定する。
受信装置21は、以上のように構成される。
なお、受信装置21では、受信装置20と同様に、トリガ情報対応処理(図12)や連動アプリケーション制御処理(図14)が実行されるが、トリガ情報が放送配信される代わりに、ACRサーバ70又はトリガサーバ80から取得される点が異なる。従って、それ以外については、図11乃至図15のフローチャートを参照して説明したものと同様であるので、その説明は省略する。
以上のように、第2の実施の形態においては、ACRサーバ70から取得されるトリガ情報に応じて、TPT及びAMTが取得され、メディアクロックが設定される。そして、メディアクロックの示す時刻が、TPT及びAMTにより指定されるイベントの有効時間内となる場合などに、有効なイベントにより指定されるアクションが特定され、当該アクションに応じて、連動アプリケーションの動作が制御される。
また、トリガサーバ80から取得されるトリガ情報に含まれるversionを用いた更新制御が行われ、当該versionで指定されるバージョン情報が、取得済みのTPTのtptVersionで指定されるバージョン情報と異なる場合に、TPT及びAMTが更新されることになる。これにより、例えばTPT及びAMTの内容を変更したい場合などの任意のタイミングで、TPT及びAMTを更新させることが可能となるので、受信装置21では、事業者の意図したTPT及びAMTが適切に保持され、連動アプリケーションを、放送コンテンツに適切に連動して動作させることができる。
なお、連動アプリケーションは、放送コンテンツに連動して実行される場合に限らず、例えば、インターネット90を介してVOD(Video On Demand)により配信される通信コンテンツなどのAV(Audio Visual)コンテンツに連動して実行されるようにすることもできる。
また、前述の説明では、連動アプリケーションは、インターネット配信されるとして説明したが、インターネット配信に限らず、送信装置10によって、放送信号に含めて送信されるようにしてもよい。その場合、受信装置20は、特定されたアクションに応じて、送信装置10からの連動アプリケーションを取得し、その動作を制御することになる。
さらに、前述の説明では、TPT及びAMTを用いて連動アプリケーションの動作を制御するとして説明したが、受信装置20は、TPT及びAMTを取得せずに、連動アプリケーションの動作を制御することもできる。その場合、受信装置20は、送信装置10からのトリガ情報に応じて、連動アプリケーションの動作を制御することになる。
また、前述の説明では、TPT及びAMTはインターネット配信されるとして説明したが、インターネット配信に限らず、送信装置10によって、放送信号に含めて送信されるようにしてもよい。その場合、受信装置20は、放送信号のトランスポートストリームに多重化されたTPT及びAMTを取得し、それを用いて、連動アプリケーションの動作を制御することになる。
[本技術を適用したコンピュータの説明]
前述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図18は、前述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示す図である。
コンピュータ900において、CPU(Central Processing Unit)901,ROM(Read Only Memory)902,RAM(Random Access Memory)903は、バス904により相互に接続されている。
バス904には、さらに、入出力インタフェース905が接続されている。入出力インタフェース905には、入力部906、出力部907、記録部908、通信部909、及びドライブ910が接続されている。
入力部906は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部907は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部908は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部909は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ910は、光ディスク又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア911を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ900では、CPU901が、例えば、記録部908に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース905及びバス904を介して、RAM903にロードして実行することにより、前述した一連の処理が行われる。
コンピュータ900(CPU901)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア911に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ900では、プログラムは、リムーバブルメディア911をドライブ910に装着することにより、入出力インタフェース905を介して、記録部908にインストールすることができる。また、プログラムは、有線又は無線の伝送媒体を介して、通信部909で受信し、記録部908にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM902や記録部908に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ900が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
ここで、本明細書において、コンピュータ900に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、全ての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、前述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
AVコンテンツを受信する受信部と、
前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報を取得するトリガ情報取得部と、
前記トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルを、前記トリガ情報に含まれる、前記テーブルのバージョンを示す第1のバージョン情報に応じて取得するテーブル取得部と、
前記トリガ情報によって特定される、前記テーブルに格納された前記制御情報に応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する制御部と
を備える受信装置。
(2)
前記テーブルには、前記テーブルのバージョンを示す第2のバージョン情報が格納されており、
前記テーブル取得部は、前記トリガ情報に含まれる前記第1のバージョン情報と、前記テーブルに格納された前記第2のバージョン情報が異なる場合に、前記テーブルを取得する
(1)に記載の受信装置。
(3)
前記トリガ情報は、前記AVコンテンツとともに放送により送信され、
前記テーブルは、ネットワークを介して配信されるものであり、
前記トリガ情報取得部は、前記AVコンテンツのデータからトリガ情報を抽出し、
前記テーブル取得部は、前記ネットワークを介して配信される前記テーブルを取得する
(1)又は(2)に記載の受信装置。
(4)
前記AVコンテンツは、放送により送信され、
前記テーブルは、ネットワークを介して配信されるものであり、
前記AVコンテンツのデータから特徴量を抽出する特徴量抽出部をさらに備え、
前記トリガ情報取得部は、前記特徴量を用いて識別された前記AVコンテンツの識別結果に対応する前記トリガ情報を取得し、
前記テーブル取得部は、前記ネットワークを介して配信される前記テーブルを取得する
(1)又は(2)に記載の受信装置。
(5)
前記テーブルには、前記アプリケーションプログラムの動作を示すアクションと、当該アクションが実行されるべき時刻とが対応付けられており、
前記制御部は、前記トリガ情報に含まれる時刻情報によって前記テーブルから特定される前記アクションに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する
(1)乃至(4)のいずれかに記載の受信装置。
(6)
受信装置の受信方法において、
前記受信装置が、
AVコンテンツを受信し、
前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報を取得し、
前記トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルを、前記トリガ情報に含まれる、前記テーブルのバージョンを示す第1のバージョン情報に応じて取得し、
前記トリガ情報によって特定される、前記テーブルに格納された前記制御情報に応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する
ステップを含む受信方法。
(7)
AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報であって、当該トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルのバージョンを示すバージョン情報を含むものを生成するトリガ情報生成部と、
前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する送信部と
を備える送信装置。
(8)
送信装置の送信方法において、
前記送信装置が、
AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報であって、当該トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルのバージョンを示すバージョン情報を含むものを生成し、
前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する
ステップを含む送信方法。
1,2 放送通信連携システム, 10 送信装置, 20,21 受信装置, 30 TPT/AMTサーバ, 40 アプリケーションサーバ, 114 トリガ情報生成部, 117 送信部, 212 チューナ, 220 トリガ情報抽出部, 221 制御部, 224 通信I/F, 225 TPT/AMT解析部, 226 アプリケーションエンジン, 900 コンピュータ, 901 CPU

Claims (8)

  1. AVコンテンツを受信する受信部と、
    前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報を取得するトリガ情報取得部と、
    前記トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルを、前記トリガ情報に含まれる、前記テーブルのバージョンを示す第1のバージョン情報に応じて取得するテーブル取得部と、
    前記トリガ情報によって特定される、前記テーブルに格納された前記制御情報に応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する制御部と
    を備える受信装置。
  2. 前記テーブルには、前記テーブルのバージョンを示す第2のバージョン情報が格納されており、
    前記テーブル取得部は、前記トリガ情報に含まれる前記第1のバージョン情報と、前記テーブルに格納された前記第2のバージョン情報が異なる場合に、前記テーブルを取得する
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記トリガ情報は、前記AVコンテンツとともに放送により送信され、
    前記テーブルは、ネットワークを介して配信されるものであり、
    前記トリガ情報取得部は、前記AVコンテンツのデータからトリガ情報を抽出し、
    前記テーブル取得部は、前記ネットワークを介して配信される前記テーブルを取得する
    請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記AVコンテンツは、放送により送信され、
    前記テーブルは、ネットワークを介して配信されるものであり、
    前記AVコンテンツのデータから特徴量を抽出する特徴量抽出部をさらに備え、
    前記トリガ情報取得部は、前記特徴量を用いて識別された前記AVコンテンツの識別結果に対応する前記トリガ情報を取得し、
    前記テーブル取得部は、前記ネットワークを介して配信される前記テーブルを取得する
    請求項2に記載の受信装置。
  5. 前記テーブルには、前記アプリケーションプログラムの動作を示すアクションと、当該アクションが実行されるべき時刻とが対応付けられており、
    前記制御部は、前記トリガ情報に含まれる時刻情報によって前記テーブルから特定される前記アクションに応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する
    請求項1に記載の受信装置。
  6. 受信装置の受信方法において、
    前記受信装置が、
    AVコンテンツを受信し、
    前記AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報を取得し、
    前記トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルを、前記トリガ情報に含まれる、前記テーブルのバージョンを示す第1のバージョン情報に応じて取得し、
    前記トリガ情報によって特定される、前記テーブルに格納された前記制御情報に応じて、前記アプリケーションプログラムの動作を制御する
    ステップを含む受信方法。
  7. AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報であって、当該トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルのバージョンを示すバージョン情報を含むものを生成するトリガ情報生成部と、
    前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する送信部と
    を備える送信装置。
  8. 送信装置の送信方法において、
    前記送信装置が、
    AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムの動作を制御するための制御情報を特定するためのトリガ情報であって、当該トリガ情報により特定される前記制御情報を格納したテーブルのバージョンを示すバージョン情報を含むものを生成し、
    前記トリガ情報を、前記AVコンテンツとともに送信する
    ステップを含む送信方法。
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