JP6349171B2 - ノイズ除去回路、タイミングコントローラ、ディスプレイ装置、電子機器、ソースドライバの制御方法 - Google Patents

ノイズ除去回路、タイミングコントローラ、ディスプレイ装置、電子機器、ソースドライバの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ノイズ除去回路に関する。
2つの相補的なレベルで遷移する入力信号からノイズを除去するためにノイズ除去回路が用いられる。ノイズ除去回路は、入力信号がある所定時間(判定時間)にわたりあるレベルを持続したときに、入力信号のレベルを確定させることにより実現され、判定時間を時定数とするフィルタとみなすこともできる。
図1(a)、(b)は、ノイズ除去回路の動作波形図である。各図には、入力信号SINの真値、入力信号SINの実際の入力値(検出値)、出力信号SOUTが示される。
図1(a)には、ノイズ除去回路の基本動作が示される。ある時刻t1に入力信号SIN(真値)がローレベルからハイレベルに遷移する。ノイズの影響が無視できるとき、入力信号SINの真値と検出値は同じである。そして入力信号SINの検出値のハイレベルが所定の判定時間τにわたり持続すると、時刻t2に、ノイズ除去回路の出力信号SOUTはハイレベルに遷移する。
図1(b)には、ノイズ除去回路によるノイズ除去動作が示される。ある時刻t1〜t2にわたり、入力信号SINの真の値がローレベルにもかかわらず、ノイズの混入により入力信号SINの検出値が短時間Δtにわたりハイレベルに遷移する。ノイズの持続時間Δtは判定時間τより短いため、ノイズ除去回路の出力信号SOUTはハイレベルに遷移しない。このようにフィルタ機能によりノイズの影響は除去される。
特開2013−160999号公報
本発明者は、上述のフィルタ機能を有するノイズ除去回路について検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
図1(c)は、ノイズ除去回路の別の動作波形図である。図1(a)と同様に、入力信号SINの真値は、時刻t1にハイレベルに遷移し、その後、ハイレベルを持続する。したがってこの場合、一点鎖線で示すように、時刻t1から判定時間τ経過後の時刻t2において、出力信号SOUTはハイレベルに遷移すべきである。
ところが時刻t3〜t4にわたりノイズの影響により、入力信号SINの検出値がローレベルに遷移したとする。そうすると、フィルタ機能により時刻t4を始点として、判定時間τ経過後の時刻t5に、出力信号SOUTがハイレベルに遷移する。つまり、ノイズ除去機能(フィルタ機能)の影響により、出力信号SOUTのレベルが確定する時間が遅延するという問題がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、遅延を短縮可能なノイズ除去回路の提供にある。
本発明のある態様は、ノイズ除去回路に関する。ノイズ除去回路は、入力信号が所定の判定時間にわたり連続して所定の第1レベルを維持すると、出力信号をアサートする。ノイズ除去回路は、入力信号が第1レベルと相補的な第2レベルから第1レベルに遷移すると、時間測定を開始する第1タイマと、第1タイマによる時間測定開始後に、入力信号が第2レベルに遷移したとき、入力信号が第2レベルを持続する時間を測定する第2タイマと、(i)入力信号が第2レベルに遷移したときの第1タイマの測定時間を保持し、(ii)第2タイマの測定時間と、保持した第1タイマの測定時間とが所定の関係を満たすと、第1タイマをリセットするよう構成され、(iii)第1タイマの測定時間が判定時間を超えると出力信号をアサートするよう構成された判定部と、を備える。
この態様によると、入力信号が第1レベルに遷移した後に第2レベルに遷移した際に、第2レベルの持続時間に応じて、ノイズか否かを判定する。そしてノイズである場合には、第1レベルが持続しているものとして扱うことにより、遅延を短縮することができる。
第1タイマは、クロックをカウントする第1カウンタを含んでもよい。第2タイマは、クロックをカウントする第2カウンタを含んでもよい。
判定部は、入力信号が第2レベルに遷移したときの第1カウンタのカウント値をラッチするメモリを含んでもよい。
判定部は、メモリにより保持されるカウント値と、第2カウンタのカウント値と、にもとづいて出力信号を生成する比較部をさらに含んでもよい。
比較部は、第2カウンタのカウント値が、メモリにより保持されるカウント値を超えると、第1カウンタをリセットしてもよい。
比較部は、第2カウンタのカウント値と、メモリにより保持されるカウント値の差分にもとづいて、第1カウンタをリセットしてもよい。
本発明の別の態様もまた、ノイズ除去回路に関する。ノイズ除去回路は、入力信号が第1レベルと相補的な第2レベルから第1レベルに遷移すると、カウントを開始する第1カウンタと、第1カウンタによるカウント開始後に、入力信号が第2レベルに遷移したとき、入力信号が第2レベルを持続する時間をカウントする第2カウンタと、(i)入力信号が第2レベルに遷移したときの第1カウンタのカウント値を保持し、(ii)第2カウンタのカウント値が、保持した第1カウンタのカウント値を超えると、第1カウンタをリセットし、(iii)第1カウンタのカウント値が所定のしきい値を超えると出力信号をアサートするよう構成された判定部と、を備える。
この態様によると、入力信号が第1レベルに遷移した後に第2レベルに遷移した際に、第2レベルの持続時間に応じて、ノイズか否かを判定する。そしてノイズである場合には、第1レベルが持続しているものとして扱うことにより、遅延を短縮することができる。
判定部は、出力信号がアサートされた後に入力信号が第2レベルに遷移するとアサートされるノイズ検出信号を生成してもよい。
ノイズ除去回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、ピクセルデータとデータイネーブル信号を含む画像データを受け、ソースドライバおよびゲートドライバを制御するタイミングコントローラに関する。タイミングコントローラは、上述のいずれかのノイズ除去回路を備える。ノイズ除去回路には、データイネーブル信号が入力されてもよい。
タイミングコントローラは、画像データを受信するレシーバと、レシーバが受信した画像データに含まれるピクセルデータを保持するラインメモリと、ノイズを検出するとアサートされるノイズ検出信号を生成するノイズ検出器と、ノイズ検出信号がアサートされると、それ以降、所定の期間にわたりラインメモリの更新を停止するメモリコントローラと、ラインメモリに格納されたピクセルデータを、ソースドライバに出力するトランスミッタと、をさらに備えてもよい。
本発明のさらに別の態様は、ピクセルデータを含む画像データを受けるタイミングコントローラに関する。このタイミングコントローラは、画像データを受信するレシーバと、レシーバが受信した画像データに含まれるピクセルデータを保持するラインメモリと、ノイズを検出するとアサートされるノイズ検出信号を生成するノイズ検出器と、ノイズ検出信号がアサートされると、それ以降、所定の期間にわたりラインメモリの更新を停止するメモリコントローラと、ラインメモリに格納されたピクセルデータを、ソースドライバに出力するトランスミッタと、を備える。
この態様によると、あるラインのピクセルデータの転送中にノイズが検出されると、ノイズ検出以降のピクセルについて、ディスプレイパネルの輝度を更新しないことにより、画像の乱れを抑制できる。
所定の期間は、1ラインが終了するまでの期間であってもよい。
画像データは、ピクセルデータに加えて、有効なピクセルデータが送信される期間中にアサートされるデータイネーブル信号をさらに含んでもよい。ノイズ検出器は、データイネーブル信号にもとづいて、ノイズの有無を判定してもよい。
ノイズ検出器は、データイネーブル信号がアサートされた後、アサートを維持すべき期間において、ネゲートされたときに、ノイズ検出信号をアサートしてもよい。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は、ゲートドライバを内蔵するディスプレイパネルと、ソースドライバと、ソースドライバを制御する上述のタイミングコントローラと、を備える。
本発明の別の態様は、ディスプレイ装置に関する。ディスプレイ装置は、ゲートドライバを内蔵するディスプレイパネルと、ソースドライバと、ソースドライバを制御する上述のタイミングコントローラと、を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、ノイズ除去回路の遅延を短縮できる。
図1(a)〜(c)は、比較技術に係るノイズ除去回路の動作波形図である。 第1の実施の形態に係るノイズ除去回路のブロック図である。 図3(a)〜(c)は、図2のノイズ除去回路の動作波形図である。 ノイズ除去回路の具体的な構成例を示す回路図である。 図4のノイズ除去回路の動作波形図である。 ノイズ除去回路を備えるタイミングコントローラのブロック図である。 第2の実施の形態に係るタイミングコントローラを備えるディスプレイ装置のブロック図である。 図7のタイミングコントローラの動作波形図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係るノイズ除去回路1のブロック図である。
ノイズ除去回路1は、第1レベル(本実施の形態においてハイレベル)と第2レベル(本実施の形態においてローレベル)の2値をとる入力信号SINを受け、入力信号SINが所定の判定時間τにわたり連続して第1レベル(ハイレベル)を維持すると、出力信号SOUTをアサート(本実施の形態ではハイレベル)するノイズ除去機能を備える。
ノイズ除去回路1は、第1タイマ2、第2タイマ4、判定部6を備える。第1タイマ2は、入力信号SINが第2レベル(ローレベル)から第1レベル(ハイレベル)に遷移すると、時間測定を開始する。
第2タイマ4は、第1タイマ2による時間測定開始後に、入力信号SINが第2レベル(ローレベル)に遷移したとき、入力信号SINが第2レベルを持続する時間を測定する。
判定部6は、(i)入力信号SINが第2レベルに遷移したときの第1タイマ2の測定時間T1を保持し、(ii)第2タイマ4の測定時間T2と、保持した第1タイマ2の測定時間T1’とが所定の関係を満たすと、第1タイマ2をリセットする。所定の関係としては、以下のものが例示される。
(i) 第2タイマ4の測定時間T2と、保持した第1タイマ2の測定時間T1’が一致
(ii) 第2タイマ4の測定時間T2が、保持した第1タイマ2の測定時間T1’を超えたとき、
(iii) 第2タイマ4の測定時間T2と保持した第1タイマ2の測定時間T1’の差分が、所定値と一致したとき
(iv) 第2タイマ4の測定時間T2と保持した第1タイマ2の測定時間T1’の比(T2/T1’)が、所定値と一致したときまたは超えたとき
以下では、理解の容易化および説明の簡潔化のために、第1タイマ2は、第2タイマ4の測定時間T2と、保持した第1タイマ2の測定時間T1’が一致したときにリセットされるものとする。
そして判定部6は、(iii)第1タイマ2の測定時間T1が判定時間τを超えると出力信号SOUTをアサートする。
以上がノイズ除去回路1の基本構成である。続いてその動作を説明する。
図3(a)〜(c)は、図2のノイズ除去回路1の動作波形図である。図3(a)、(b)については、図1(a)、(b)と同様であり、ノイズ除去機能が有効に働くことがわかる。
図3(c)を参照する。時刻t1に、入力信号SINの真値がハイレベルに遷移し、それに応じてその検出値もハイレベルに遷移する。第1タイマ2は、ハイレベルの時間T1を測定する。時刻t3に入力信号SINの検出値がローレベルに遷移し、ローレベルの時間T2が第2タイマ4により測定される。判定部6は、時間T1とT2を比較する。T1>T2であるため、ローレベルの区間T2はノイズの影響によるものと判定され、第1タイマ2はリセットされることなく時間測定を持続する。そして時刻t1から判定時間τ経過後の時刻t2に、出力信号SOUTがアサートされる。
このようにノイズ除去回路1によれば、ノイズの影響を除去し、入力信号SINの真値にもとづいて、出力信号SOUTを生成することができる。図1(c)との対比から明らかなように、図2のノイズ除去回路1によれば、遅延時間を低減することができる。
本発明は、図2のブロック図として把握され、および/または、図3(a)〜(c)の波形図に沿って動作しうるさまざまな回路を包含しうる。以下、その中のひとつの回路について具体的に説明する。
図4は、ノイズ除去回路1の具体的な構成例を示す回路図である。
ノイズ除去回路1は、エッジ検出部10、第1カウンタ20、第2カウンタ30、判定部40を備える。ノイズ除去回路1は、ひとつの半導体基板に一体集積化された機能IC(Integrated Circuit)に搭載され、別のICからの信号を受信してもよい。
エッジ検出部10は、ポジティブエッジ検出部12およびネガティブエッジ検出部14を含む。ポジティブエッジ検出部12は、入力信号SINのポジティブエッジ、つまり、第1レベル(ローレベル)から第2レベル(ハイレベル)への遷移を検出する。ポジティブエッジ検出部12は、フリップフロップFF1と、ANDゲート16を含む。フリップフロップFF1は、入力信号SINを、クロック信号CLKのポジティブエッジごとにラッチする。フリップフロップFF1の出力Qは、1サイクル前の入力信号SINとなる。ANDゲート16は、入力信号SINと、フリップフロップFF1の出力Qの反転信号との論理積を出力する。
ネガティブエッジ検出部14は、入力信号SINのネガティブエッジ、つまり、第2レベル(ハイレベル)から第1レベル(ローレベル)への遷移を検出する。ネガティブエッジ検出部14は、フリップフロップFF1と、ANDゲート18を含む。フリップフロップFF1は、ポジティブエッジ検出部12と共有されている。ANDゲート18は、入力信号SINの反転信号と、フリップフロップFF1の出力Qとの論理積を出力する。
第1カウンタ20は、ポジティブエッジ検出部12からのポジティブエッジ検出信号PEおよびクロック信号CLKを受ける。第1カウンタ20は、ポジティブエッジ検出信号PEがアサート(ハイレベル)されると、言い換えれば、入力信号SINが第2レベル(ローレベル)から第1レベル(ハイレベル)に遷移すると、クロックCLKと同期したカウント動作(以下、カウントアップとする)を行う。
ポジティブエッジ検出部12および第1カウンタ20は、図2の第1タイマ2に対応する。また第1カウンタ20のカウント値(第1カウント値CNT1という)は、第1タイマ2の測定時間T1に対応する。
第2カウンタ30は、ネガティブエッジ検出部14からのネガティブエッジ検出信号NEおよびクロック信号CLKを受ける。第2カウンタ30は、ネガティブエッジ検出信号NEがアサート(ハイレベル)されると、言い換えれば、入力信号SINが第1レベル(ハイレベル)から第2レベル(ローレベル)に遷移すると、クロックCLKと同期したカウント動作(以下、カウントアップとする)を行う。
ネガティブエッジ検出部14および第2カウンタ30は、図2の第2タイマ4に対応する。また第2カウンタ30のカウント値(第2カウント値CNT2という)は、第2タイマ4の測定時間T2に対応する。
メモリ42および比較部44は、図2の判定部40に対応する。
メモリ42は、ネガティブエッジ検出部14からのネガティブエッジ検出信号NEを受ける。メモリ42は、ネガティブエッジ検出信号NEがアサートされると、つまり入力信号SINが第2レベル(ローレベル)に遷移すると、そのときの第1カウンタ20のカウント値CNT1をラッチする。
比較部44は、第1カウンタ20のカウント値CNT1、第2カウンタ30のカウント値CNT2、メモリ42により保持されるカウント値CNT1’にもとづいて出力信号SOUTを生成する。
比較部44は、第1カウンタ20のカウント値CNT1が、判定時間τに対応するしきい値THを超えると、出力信号SOUTをアサートする。また比較部44は、比較部44は、第2カウンタ30のカウント値CNT2が、メモリ42により保持されるカウント値CNT1’と一致すると、あるいは超えると、リセット信号RSTをアサートして、第1カウンタ20のカウント値CNT1をゼロリセットする。たとえば比較部44は、第2カウンタ30のカウント値CNT2と、メモリ42により保持されるカウント値CNT1’の差分にもとづいて、第1カウンタ20をリセットしてもよい。
たとえば、比較部44は、差分がゼロになると、つまりカウント値CNT1’とCNT2が一致すると、第1カウンタ20をリセットしてもよい。あるいは、比較部44は、差分が非ゼロの所定値になると、つまりカウント値CNT1’とCNT2の差分が所定値になると、第1カウンタ20をリセットしてもよい。
判定部40は、出力信号SOUTに加えて、ノイズ検出信号NSを生成可能に構成されてもよい。比較部44は、出力信号SOUTがアサートされた後に、入力信号SINが第1レベル(ハイレベル)をとるべきにもかかわらず第2レベル(ローレベル)に遷移すると、ノイズ検出信号NSをアサートしてもよい。
以上がノイズ除去回路1の具体的な構成例である。続いてその動作を説明する。
図5は、図4のノイズ除去回路1の動作波形図である。
入力信号SINの真値は、時刻t2より前においてローレベルであり、時刻t2以降、ハイレベルである。
時刻t0にノイズN1により入力信号SINの検出値がハイレベルに遷移すると、第1カウンタ20がカウントアップする。時刻t1において、入力信号SINの検出値がローレベルに遷移すると、第1カウンタ20のカウント値CNT1がメモリ42に保持される。
入力信号SINの検出値がローレベルの間、第2カウンタ30がカウントアップする。そしてカウント値CNT2がCNT1’と一致すると、比較部44は第1カウンタ20をリセットする。つまり、Tx1<Ty1であるため、Tx1のハイレベルがノイズと判定される。
時刻t2に入力信号SINの検出値がハイレベルに遷移すると、第1カウンタ20が再度カウントアップし始める。時刻t3において、入力信号SINの検出値がノイズN2の影響によりローレベルに遷移すると、そのときの第1カウンタ20のカウント値CNT1=3がメモリ42に保持される。
入力信号SINの検出値がローレベルの間、第2カウンタ30がカウントアップする。Tx2>Ty2であるため、カウント値CNT2は、保持されたカウント値CNT1’には到達せず、第1カウンタ20はリセットされることなくカウントアップを継続する。そして時刻t4に、第1カウンタ20のカウント値CNT1がしきい値TH=8に達すると、比較部44は、出力信号SOUTをアサートする。
以上が図4のノイズ除去回路1の動作である。
図4のノイズ除去回路1は、デジタル回路で構成されるが、アナログ回路でも構成しうる。たとえば第1タイマ2および第2タイマ4は、キャパシタを定電流で充電し、あるいは放電するアナログタイマで構成してもよい。判定部6は、キャパシタの電圧を比較するコンパレータなどで構成することができる。またタイマのリセットは、キャパシタの電荷(電圧)を初期化することに対応づけることができる。
あるいは、アナログ回路とデジタル回路を組み合わせて、ノイズ除去回路1を構成してもよい。
ノイズ除去回路1の用途は特に限定されず、さまざまな回路に使用しうる。以下、その一例であるタイミングコントローラ200について説明する。
図6は、ノイズ除去回路1を備えるタイミングコントローラ200のブロック図である。タイミングコントローラ200は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル104、ゲートドライバ106、ソースドライバ108、タイミングコントローラ200とともにディスプレイ装置100に搭載される。
LCDパネル104は、複数のデータ線DLと、データ線DLと直交するように配置される複数の走査線SLと、データ線DLおよび走査線SLの交点にマトリクス状に配置された複数のTFT(Thin Film Transistor)を備える。ソースドライバ108は、複数のデータ線DLに輝度に応じた電圧を印加する。ゲートドライバ106は、複数の走査線SLを順に選択する。
ディスプレイ装置100は、パーソナルコンピュータのグラフィックスプロセッサや、テレビ受像器のチューナユニットをはじめとする画像ソース102と、HDMI(登録商標)規格、DVI規格、DisplayPort規格などのデジタルインタフェースを介して接続されている。そしてクロックラインとデータラインを介した2線シリアル伝送によって、LCDパネル104に表示すべき画像データが、画像ソース102からディスプレイ装置100へと伝送される。
ディスプレイ装置100のタイミングコントローラ200は、画像ソース102からLCDパネル104に表示すべき画像データを受ける。タイミングコントローラ200は、LCDパネル104の解像度に応じたドライバ制御信号(タイミング信号TMGと総称する)を発生し、画像データとともにゲートドライバ106およびソースドライバ108へと供給する。
はじめに、タイミングコントローラ200a、200bに共通の構成を説明する。タイミングコントローラ200は、レシーバ202、ノイズ除去回路1、ロジック部204、出力部206、トランスミッタ208を備える。
レシーバ202は、画像ソース102からの画像データを受ける。画像データは、ピクセルデータRGBと、ピクセルクロックCLK、データイネーブル信号DEを含む。ピクセルデータRGBはロジック部204に入力される。ノイズ除去回路1は、レシーバ202が受信したデータイネーブル信号DEのノイズを除去し、ロジック部204に出力する。つまり図2の入力信号SINがデータイネーブル信号DEに対応し、出力信号SOUTが、ノイズ除去後のデータイネーブル信号DE’に対応する。
ロジック部204は、ピクセルデータRGBに必要な信号処理を施す。トランスミッタ208は、RSDS規格(Reduced Swing Differential Signaling)やLVDS規格(Low Voltage Differential Signaling)等のバスを介してソースドライバ108と接続されており、ピクセルデータRGBを順に出力する。
またロジック部204は、各種ドライバ制御信号TMGを生成する。出力部206は、ドライバ制御信号TMGをゲートドライバ106およびソースドライバ108に出力する。
たとえばロジック部204は入力された信号にもとづいて、各フレームの所定のタイミングにおいてアサートされる基準信号REFを発生する。そして基準信号REFと同期して、複数のドライバ制御信号を、所定のタイミング、所定の区間でアサートする。当業者には各ドライバ制御信号の名称および記号が、メーカによって異なる場合があることが理解される。
このようなタイミングコントローラ200において、データイネーブル信号DEは、その真値が一旦所定レベルに遷移すると、その後、所定の期間は、所定レベルを持続する。ノイズ除去回路1は、このようなデータイネーブル信号DEからノイズを除去する用途に好適である。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態に係るタイミングコントローラ200aを備えるディスプレイ装置100aのブロック図である。
図7のディスプレイ装置100aは、ゲートドライバ106はLCDパネル104に内蔵されている点を除き、図6のディスプレイ装置100と同様に構成される。
タイミングコントローラ200aは、図6のタイミングコントローラ200に加えて、ノイズ検出器210を備える。
ノイズ検出器210は、レシーバ202が受信したデータにもとづいてノイズの有無を判定し、ノイズを検出すると、ノイズ検出信号NSをアサート(たとえばハイレベル)する。
たとえばノイズ検出器210は、レシーバ202が受信したデータイネーブル信号DEにもとづいて、ノイズの有無を判定してもよい。上述のように、データイネーブル信号DEは、一旦レベルが遷移すると、所定時間にわたりそのレベルを維持した後に、元のレベルに遷移することを繰り返す。つまりデータイネーブル信号DEの遷移パターンは既知であるから、ノイズ検出器210は、データイネーブル信号DEの遷移パターンが、所定のパターン(期待パターン)から逸脱したときに、ノイズ検出信号DEをアサートしてもよい。より具体的には、ノイズ検出器210は、データイネーブル信号DEがアサートされた後、アサートを維持すべき期間において、ネゲートされたときに、ノイズ検出信号NSをアサートしてもよい。
ノイズ検出信号NSとしては、図4に示す比較部44が生成する信号を利用してもよい。
ロジック部204は、ラインメモリ212、メモリコントローラ214、タイミング信号発生器216を含む。
ラインメモリ212は、レシーバ202が受信したピクセルデータを保持する。メモリコントローラ214は、ノイズ検出信号NSがアサートされると、ライトイネーブル信号WEをネゲート(たとえばローレベル)することにより、それ以降、所定の期間にわたりラインメモリ212の更新を停止する。
所定の期間は、現在受信中の1ラインが終了するまでの時間であってもよい。あるいは、メモリコントローラ214は、ノイズ検出信号NSがアサートされると、その後、所定数のピクセルにわたり、ラインメモリ212の更新を停止してもよい。あるいはメモリコントローラ214は、ノイズ検出信号NSがアサートされると、その後、所定のマスク時間が経過するまでの間、ラインメモリ212の更新を停止してもよい。
トランスミッタ208は、ラインメモリ212に格納されたピクセルデータを、ソースドライバ108に出力する。タイミング信号発生器216は、データイネーブル信号DEと同期して、各種タイミング制御信号(ドライバ制御信号)TMGを生成する。
以上がディスプレイ装置100aの構成である。続いてその動作を説明する。図8は、図7のタイミングコントローラ200aの動作波形図である。
レシーバ202は、データイネーブル信号DEがアサートされる期間Tにおいて、第i行目のピクセルデータDを受信する。期間Tにおいてノイズは検出されず、したがってライトイネーブル信号WEはアサートされており、受信されたピクセルデータDは、順にラインメモリ212に書き込まれていく。
続いてレシーバ202は、データイネーブル信号DEがアサートされる期間Ti+1において、第i+1行目のピクセルデータDi+1を受信する。期間Ti+1のある時刻t1において、データイネーブル信号DEにノイズが検出されると、ノイズ検出信号NSがアサートされる。ノイズ検出信号NSがアサートされる前は、ライトイネーブル信号WEはアサートされており、第i+1行目のピクセルデータDi+1がラインメモリ212に順に書き込まれる。時刻t1にノイズ検出信号NSがアサートされると、それ以降、ライトイネーブル信号WEがネゲートされ、ラインメモリ212の更新が停止する。つまりライトイネーブル信号WEがネゲートされる間は、その前の第i行目のピクセルデータDが維持される。
以上がディスプレイ装置100aの動作である。
あるラインのピクセルデータの転送中にノイズが発生すると、ノイズによってピクセルデータにも伝送エラーが発生し、画像乱れが発生する可能性が高くなる。ここで画像データを構成するひとつのピクセルに注目すると、そのピクセルの輝度は、その近傍のピクセルの輝度に近い場合が多く、あるいは、同一ピクセルの1フレーム前の輝度に近い場合が多い。そこでノイズが検出されると、ラインメモリ212の更新を停止することにより、ノイズが検出されて以降のピクセルについては、ひとつ前のラインの正しく受信されたであろうピクセルデータを利用することにより、画像の乱れを抑制できる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセス、それらの組み合わせには、さまざまな変形例が存在しうる。以下、こうした変形例について説明する。
最後に、ディスプレイ装置100の用途を説明する。
ディスプレイ装置100は、テレビ受像器に搭載されてもよいし、コンピュータに外付けされるモニタであってもよい。あるいはノート型コンピュータや、タブレット端末、携帯電話端末、カーナビゲーションシステムなどの電子機器に搭載されてもよく、その形態は特に限定されない。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…ノイズ除去回路、2…第1タイマ、4…第2タイマ、6…判定部、10…エッジ検出部、12…ポジティブエッジ検出部、14…ネガティブエッジ検出部、FF1…フリップフロップ、16,18…ANDゲート、20…第1カウンタ、30…第2カウンタ、40…判定部、42…メモリ、44…比較部、100…ディスプレイ装置、102…画像ソース、104…LCDパネル、106…ゲートドライバ、108…ソースドライバ、200…タイミングコントローラ、202…レシーバ、204…ロジック部、206…出力部、208…トランスミッタ、210…ノイズ検出器、212…ラインメモリ、214…メモリコントローラ、216…タイミング信号発生器。

Claims (18)

  1. 入力信号が所定の判定時間にわたり連続して所定の第1レベルを維持すると、出力信号をアサートするノイズ除去回路であって、
    前記入力信号が前記第1レベルと相補的な第2レベルから前記第1レベルに遷移すると、時間測定を開始する第1タイマと、
    前記第1タイマによる時間測定開始後に、前記入力信号が第2レベルに遷移したとき、前記入力信号が第2レベルを持続する時間を測定する第2タイマと、
    (i)前記入力信号が前記第2レベルに遷移したときの前記第1タイマの測定時間を保持し、(ii)前記第2タイマの測定時間と、保持した前記第1タイマの測定時間とが所定の関係を満たすと、前記第1タイマをリセットするよう構成され、(iii)前記第1タイマの測定時間が前記判定時間を超えると前記出力信号をアサートするよう構成された判定部と、
    を備えることを特徴とするノイズ除去回路。
  2. 前記第1タイマは、クロックをカウントする第1カウンタを含み、
    前記第2タイマは、前記クロックをカウントする第2カウンタを含むことを特徴とする請求項1に記載のノイズ除去回路。
  3. 前記判定部は、前記入力信号が前記第2レベルに遷移したときの前記第1カウンタのカウント値をラッチするメモリを含むことを特徴とする請求項2に記載のノイズ除去回路。
  4. 前記判定部は、前記メモリにより保持されるカウント値と、前記第2カウンタのカウント値と、にもとづいて前記出力信号を生成する比較部をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のノイズ除去回路。
  5. 前記比較部は、前記第2カウンタのカウント値が、前記メモリにより保持されるカウント値を超えると、前記第1カウンタをリセットすることを特徴とする請求項4に記載のノイズ除去回路。
  6. 前記比較部は、前記第2カウンタのカウント値と、前記メモリにより保持されるカウント値の差分にもとづいて、前記第1カウンタをリセットすることを特徴とする請求項4に記載のノイズ除去回路。
  7. 前記比較部は、前記第2カウンタのカウント値と、前記メモリにより保持されるカウント値の比にもとづいて、前記第1カウンタをリセットすることを特徴とする請求項4に記載のノイズ除去回路。
  8. 入力信号が所定の判定時間にわたり連続して所定の第1レベルを維持すると、出力信号をアサートするノイズ除去回路であって、
    前記入力信号が前記第1レベルと相補的な第2レベルから前記第1レベルに遷移すると、カウントを開始する第1カウンタと、
    前記第1カウンタによるカウント開始後に、前記入力信号が第2レベルに遷移したとき、前記入力信号が第2レベルを持続する時間をカウントする第2カウンタと、
    (i)前記入力信号が前記第2レベルに遷移したときの前記第1カウンタのカウント値を保持し、(ii)前記第2カウンタのカウント値と、保持した前記第1カウンタのカウント値の比較結果にもとづいて前記第1カウンタをリセットし、(iii)前記第1カウンタのカウント値が所定のしきい値を超えると前記出力信号をアサートするよう構成された判定部と、
    を備えることを特徴とするノイズ除去回路。
  9. 前記判定部は、前記出力信号がアサートされた後に前記入力信号が前記第2レベルに遷移するとアサートされるノイズ検出信号を生成することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のノイズ除去回路。
  10. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のノイズ除去回路。
  11. ピクセルデータとデータイネーブル信号を含む画像データを受け、ソースドライバおよびゲートドライバを制御するタイミングコントローラであって、
    請求項1から10のいずれかに記載のノイズ除去回路を備え、
    前記ノイズ除去回路には、前記データイネーブル信号が入力されることを特徴とするタイミングコントローラ。
  12. 前記画像データを受信するレシーバと、
    前記レシーバが受信した前記画像データに含まれるピクセルデータを保持するラインメモリと、
    ノイズを検出するとアサートされるノイズ検出信号を生成するノイズ検出器と、
    前記ノイズ検出信号がアサートされると、それ以降、所定の期間にわたり前記ラインメモリの更新を停止するメモリコントローラと、
    前記ラインメモリに格納されたピクセルデータを、ソースドライバに出力するトランスミッタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のタイミングコントローラ。
  13. 前記所定の期間は、1ラインが終了するまでの期間であることを特徴とする請求項12に記載のタイミングコントローラ。
  14. 前記ノイズ検出器は、前記データイネーブル信号にもとづいて、ノイズの有無を判定することを特徴とする請求項12または13に記載のタイミングコントローラ。
  15. 前記ノイズ検出器は、前記データイネーブル信号がアサートされた後、アサートを維持すべき期間において、ネゲートされたときに、前記ノイズ検出信号をアサートすることを特徴とする請求項14に記載のタイミングコントローラ。
  16. ゲートドライバを内蔵するディスプレイパネルと、
    ソースドライバと、
    前記ソースドライバを制御する請求項11から15のいずれかに記載のタイミングコントローラと、
    を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
  17. ゲートドライバを内蔵するディスプレイパネルと、
    ソースドライバと、
    前記ソースドライバを制御する請求項11から15のいずれかに記載のタイミングコントローラと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  18. 入力信号が所定の判定時間にわたり連続して所定の第1レベルを維持したことを検出する方法であって、
    第1カウンタが、前記入力信号が前記第1レベルと相補的な第2レベルから前記第1レベルに遷移すると、カウントを開始するステップと、
    第2カウンタが、前記第1カウンタによるカウント開始後に、前記入力信号が第2レベルに遷移したとき、前記入力信号が第2レベルを持続する時間をカウントするステップと、
    前記入力信号が前記第2レベルに遷移したときの前記第1カウンタのカウント値を保持するステップと、
    前記第2カウンタのカウント値が、保持した前記第1カウンタのカウント値を超えると、前記第1カウンタをリセットするステップと、
    前記第1カウンタのカウント値が所定のしきい値を超えると出力信号をアサートするステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
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