JP6347633B2 - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線接続を行う通信装置、通信方法およびプログラムに関する。
無線通信において、アクセスポイント(AP)を介して相手側の装置と無線接続を行う方式の他に、自装置又は相手側の装置がAPとして動作することで、相手側の装置と直接に無線接続を行うピアツーピア(P2P)無線接続方式が知られている。そのようなP2P無線接続方式を実現する規格として、例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)が知られている。
Wi−Fi Directに対応した機器は、自身がAP(グループオーナ)として動作し、サービス提供元となることができ、それにより、相手側装置と直接に無線接続が可能となる。その際に、相手側装置と自装置とのいずれがAPとして動作するかは、GroupOwnerNegotiationというシーケンスにより決定される(特許文献1)。
特開2011−249960号公報
グループオーナとなる通信装置は、APとして動作するため、単位時間当たりの電力消費量が多くなる。即ち、APとして動作するためには定期的にビーコン信号を出力する必要があり、また多数の通信装置と並行して通信を行うための負荷が高いため、消費電力量が多くなる。従って、電力消費を抑えるべきときにグループオーナとなると電力を消費してしまうという不都合がある。
本発明はこの課題に鑑みなされたものであり、ピアツーピアモードで無線通信をする際、電力消費を抑えるべき場合にアクセスポイントとならないことによって電力消費を抑えることができる通信装置及びその制御方法、プログラムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、ピアツーピアモードで通信相手装置と無線通信可能な通信装置であって、前記通信装置に電力を供給する電力供給手段と、前記電力供給手段による電力供給状態を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて、クライアントとして動作すべきと決定された場合、クライアントとして動作したいことを示す情報を前記通信相手装置に送信し、かつ、前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作することを意図する強さを示す意図指数の値を所定の値よりも低い値に設定する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によると、ピアツーピアモードで無線通信をする場合、消費電力を考慮してアクセスポイントとなるかどうか制御することができる。
MFPの構成を示す図である。 携帯端末の構成を示す図である。 ソフトAPモードの無線接続シーケンスを示す図である。 WFDモードの無線接続シーケンスを示す図である。 WFD拡張モードの無線接続シーケンスを示す図である WFDによる無線接続フェーズの詳細動作を説明するための図である。 役割決定の処理の流れを示すフローチャートである。 役割決定の他の処理の流れを示すフローチャートである。 役割決定の処理の流れを示すフローチャートである。 役割決定の処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。但し、本実施形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、それらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の通信装置の実施形態の一例である無線LAN(WLAN)通信機能を有する複合機(Multi Function Printer;MFP)100の概略構成を示すブロック図である。ここでは、MFP100として読取機能と記録(印刷)機能とを有するものを例にしたが、これらの機能の一方または両方を有さず、他の機能を有するもの、これらの機能と他の機能とを有するものなど、種々の機能を持つものに適用可能である。他の機能としては、電話・ファクシミリ機能(電話回線用/IP網用)、近距離無線通信機能(Bluetooth(登録商標)通信、NFC(Near FieldCommunication))などを採用可能である。つまり、MFP100は、通信相手装置と無線通信可能な装置である。
MFP100は、メインボード101上に、CPU102、ROM103、RAM104、不揮発性メモリ105、画像メモリ106、操作部107、表示部108、読取制御部109、記録制御部111、バッテリ部115、電源部116を有する。また、MFP100は、バスケーブル113を介して接続されたWLANユニット114を有する。これらの構成要素はシステムバス117を介して接続され、互いにシステムバス117を介して通信可能である。また、MFP100は、さらに、原稿上の画像を読み取る読取機能を実現するための読取部110、記録媒体上に画像を記録する記録機能を実現するための記録部112を有する。
CPU102は、MFP100の全体を制御する。以降に示すMFP100の処理はCPU102の制御によって実行される。ROM103は、CPU102が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM103に記憶されている各制御プログラムは、ROM103に記憶されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。RAM104は、プログラム制御変数等のデータを記憶し、また、ユーザが登録した設定値やMFP100の管理データ等のデータを記憶し、また各種ワーク用バッファ領域が設けられている。不揮発性メモリ105は、フラッシュメモリ(flash memory)等のメモリで構成され、電源がオフされてもデータを記憶し続ける。画像メモリ106は、DRAM(Dynamic RAM)等のメモリで構成され、読取部110によって入力された画像データや外部から受信した画像データなどを蓄積する。
操作部107は、ハードスイッチなどを含み、ユーザからの操作を受け付け、その操作内容をCPU102に伝える。表示部108は、MFP100に関する種々の表示(ユーザが行うべき操作をガイドする表示、MFP100の状態を示す情報などの表示)を行う。また、操作部107と表示部108を一体化させたタッチパネル等も採用可能である。
読取制御部109は、読取部(スキャナ)110(例えば、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ))を制御して、原稿上の画像を光学的に読み取らせ、読取画像に応じた画像データを生成する。
記録制御部111は、入力された画像データを、記録部(プリンタ)112で記録(プリント)させるための記録データに変換し、記録部112を制御して、紙などの記録媒体上に記録剤を付与して画像を記録させる。記録部112としては、記録ヘッドから記録材としてインクを吐出させ、記録媒体上に画像を記録するインクジェットプリンタを採用可能である。
WLANユニット114は、無線通信によってネットワーク(TCP/IPに従った通信が可能なネットワーク)上の端末と通信する。WLANユニット114は、例えばIEEE802.11シリーズに準拠したWLANシステムにおけるデータ(パケット)通信が可能であるものとする。また、WLANユニット114を用いた無線通信では、Wi−Fi Direct(WFD)をベースにした通信が可能であり、ソフトウェアアクセスポイント(ソフトAP)機能を有する。また、WLANユニット114はアドホックモード、Infrastractureモードによる通信が可能である。
バッテリ部115は、MFP100が動作するための電力を供給するユニット(電池)であり、商用電源(AC電源)等の外部電源からの電源供給がなくともMFP100に電力を供給可能である。従って、バッテリ部115で電力を供給している間、ユーザはMFP100を自在に携帯可能となる。バッテリ部115はMFP100に内蔵のもの、または着脱可能なものを採用可能である。また、バッテリ部115は外部電源(商用電源など)からの電力供給を受けて充電可能であり、充電された電荷が、MFP100が動作可能な分残っている間、MFP100は外部電源からの電源供給なしに動作可能である。電源部116は、電源ケーブルを介して外部電源(商用電源(AC電源))からの電源供給を受け、MFP100が動作するための電力をMFP100に供給する。電源部116は、バッテリ部115がMFP100に装着されている場合、バッテリ部115に電力を供給し、充電することも可能である。電源部116は、外部電源からの交流電流を直流電流に変換する機能も含む。
MFP100の電源状態(電源供給状態)には、外部電源に接続された状態での装置起動状態、外部電源に接続されておらずバッテリ部115からの電源供給状態での装置起動状態が含まれる。ここで装置起動状態とは、操作部107に含まれる電源スイッチがONにされている状態である。また、MFP100の電源状態はさらに、外部電源に接続された状態でのソフト電源オフ状態、外部電源に接続されておらずバッテリ部115からの電源供給状態での電源オフ状態を含む。ここで電源オフ状態とは、操作部107に含まれるソフト電源スイッチがOFFにされており、読取部110を用いた読取機能や記録部112を用いた記録機能は使用できないがが、タイマーによるカウントなどは動作中であることを示す。また、MFP100の電源状態はさらにMFP100への電力供給を完全に断つハード電源OFF状態を含む。また、MFP100の電源状態は、さらに外部電源に接続されておらずバッテリ部115からの電源供給状態であるがバッテリ残量が不足している状態を含む。また、MFP100の起動状態として、上記各構成要素を全て動作可能な状態とする通常動作モードと、待機中の表示部108、読取部110、記録部112などへの電力供給量を低減させ、MFP100の消費電力量を抑えたエコ(省電力)モードとを有する。これらのモードの切り替えは操作部107からのユーザによる指定、時刻による切り替え、MFP100の未使用状態が所定時間継続した場合などがある。エコモードが設定されている場合は、バッテリ部115または電源部116を介した電力供給量が低減される。
図2は、本発明の通信装置の実施形態の一例である携帯端末200の概略構成を示すブロック図である。携帯端末200としては、携帯電話、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなど種々のものを採用可能である。
携帯端末200は、メインボード201上に、CPU202、ROM203、RAM204、不揮発性メモリ205、画像メモリ206、操作部207、表示部208、バッテリ部211を有する。また、携帯端末200は、バスケーブル209を介して接続されたWLANユニット210を有する。これらの構成要素はシステムバス212を介して接続され、互いにシステムバス212を介して通信可能である。これらの各構成要素は、図1に示した同名の構成要素で行った説明と同様の説明となるので、ここでの説明は省略する。
但し、携帯端末200のバッテリ部211は、外部電源から直接充電可能なものとした。従って、バッテリ部211が携帯端末200に装着されていなければ、外部電源に接続されていても携帯端末200に電力を供給することができない。バッテリ部211内に携帯端末200が動作可能な分の電荷が残っている場合、外部電源に接続されていなくとも、携帯端末200は動作可能であり、ユーザは自在に携帯して使用可能である。外部電源を用いたバッテリ部211の充電は、充電器を介して商用電源(AC電源)からの電力を供給することにより行われる。バッテリ部211の充電には、充電器をケーブルを介して商用電源及び携帯端末200に接続して充電するものや、電磁誘導、磁界共鳴、マイクロ波、直流共鳴などを用いた無線電力伝送によって充電するものを採用可能である。また、受光した太陽光を電力に変換するソーラー発電など、他の方式も採用可能である。なお、携帯端末200への電力供給は、これに限定されず、図1で説明したバッテリ部及び電源部と同様なものを用いたものなど、種々のものとしてよい。
また、不揮発性メモリ205には、種々のアプリケーションソフトウェアを記憶可能であり、CPU202が実行することで種々の機能を実現可能である。アプリケーションソフトウェアとしては、ウェブブラウザ機能、電子メール機能などがある。また、図2では携帯端末200の主要な構成要素を示した。これら以外、電話機能、カメラ機能、Bluetooth(登録商標)通信機能、NFC機能、GPS(Global Positioning System)機能、マイク機能、スピーカ機能、テレビジョン受像機能など種々の機能を含むものとしてもよい。
<P2P(Peer to Peer)方式について>
WLANにおける通信においてAPを介さず装置同士が通信するP2Pモード(ピアツーピアモード)を実現する方式として、複数のモードが考えられる。それぞれのモードでは探索側の機器が同一の機器探索コマンド(例えば、Probe Requestフレーム)を使用して通信相手となる機器(通信相手装置)を探索して発見する。機器探索コマンドには種々の属性(パラメータ)を付随させて送信することが可能である。機器探索コマンドに対する応答は、探索コマンドに属性が指定された場合に、通常、当該モードの仕様及び前提となる仕様(WFDであればWi−Fi)で規定されている範囲で最大限解釈可能な属性の応答をする事が推奨されている。また、機器探索コマンドに付随する情報(上記属性を含む)に解釈できない情報が含まれる場合であっても、受け取った機器探索コマンドに対して解釈できる情報のみを元に応答することも可能である。
P2Pモードのモードとして、以下の3モードが考えられる。
・モードA(ソフトウェアAPモード)
・モードB(Wi−Fi Direct(WFD)モード)
・モードC(WFD拡張モード)
それぞれのモードは、対応している機器が異なることがあり、また、利用できるアプリケーションも異なることがある。以下、各モードにおける無線接続シーケンスについて、図3〜図5を用いて説明する。
図3はモードA(ソフトウェアAPモード)の無線接続シーケンスを示す図である。ソフトウェアAPモードでは、通信を行う機器(例えば、携帯端末200とMFP100)との間で、一方の機器(例えば、携帯端末200)が、各種サービスを依頼する役割を果たすクライアントとなる。そして、もう一方の機器(例えば、MFP100)が、WLANにおけるアクセスポイントの機能をソフトウェアによる設定により実現するソフトウェアAPとなる。ソフトウェアAPモードでは、クライアントは、機器探索コマンドによりソフトウェアAPとなる機器を探索する。ソフトウェアAPが探索されると、クライアントとソフトウェアAPとの間で残りの無線接続の処理(無線接続の確立等)を経て、その後、IP接続の処理(IPアドレスの割当等)を行うことになる。尚、クライアントとソフトウェアAPとの間で無線接続を実現する場合に送受信されるコマンドやパラメータについては、Wi−Fi規格で規定されているものを用いればよく、ここでの説明は省略する。
図4はモードB(WFDモード)の無線接続シーケンスを示す図である。WFDモードでは、機器探索コマンドにより通信相手となる機器が探索された後に、P2Pのグループオーナと、P2Pのクライアントの役割を決定した上で、無線接続を行うことになる。この役割決定は、例えば、P2Pでは、GO Negotiationに対応する。具体的には、まず、通信を行う機器との間で、一方の機器が、機器探索コマンドを発行し、WFDモードで接続する機器を探索する。通信相手となる他方の機器が探索されると、両者の間で、互いの機器で供給可能なサービスや機能に関する情報を確認する(機器供給情報確認)。尚、この機器供給情報確認はオプションであり、必須ではない。この機器供給情報確認フェーズは、例えば、P2Pでは、Provision Discovery(PD)に対応する。次に、この機器供給情報を互いに確認することで、その役割として、どちらがP2Pのクライアントとなり、どちらがP2Pのグループオーナとなるかを決定する。例えば、携帯端末200がクライアントとなり、MFP100がグループオーナとなる。次に、P2Pのクライアントとグループオーナが決定したら、両者の間で、Wi−FiDirectによる通信を行うためのパラメータを交換する(パラメータ交換フェーズ)。交換したパラメータに基づいて、クライアントとグループオーナとの間で残りの無線接続の処理、IP接続の処理を行う。このパラメータ交換フェーズは、例えば、Wi−Fi Protected Setupを用いて自動的に無線LANセキュリティのパラメータを交換することに対応する。グループオーナとなった装置はAPとしてWLANユニットを介して定期的にビーコン信号を出力したり、複数の通信相手装置と並行して通信するため、電力消費量が多くなる。一方、クライアントとなった装置はグループオーナに比べて単位時間当たりの電力消費量は少なくなる。
図5はモードC(WFD拡張モード)の無線接続シーケンスを示す図である。WFD拡張モードは、WFDモードを拡張したものであり、WFDモードでオプションとしていた機器供給情報確認を必須とする。ここでService Discovery(SD)コマンドを用いて利用したいサービスの交換を行う。これ以外は図4で説明したような処理を行う。また、モードCではさらにIP接続の処理の後に、拡張処理として先のやり取りで決定したサービスを利用するためのサービス接続の処理を行う。
次に、P2Pモード(WFDモード)でのグループオーナ(無線通信におけるネットワークグループの管理元あるいはサービス提供元)になることを希望する意図の強さを示すOwner Intent(グループオーナ意図指数)を調整する処理について説明する。尚、Owner Intentは、予め(無線接続前に)通信装置にデフォルト値が設定されているものとする。なお、その値(Owner Intentのデフォルト値)は、通信装置の製造時に不揮発性メモリ(105、205)に記憶された値である。つまり、ユーザが前記通信装置を使用する前から設定された値である。なお、デフォルト値は、ユーザが無線接続前にMFP100の操作パネル等を用いて設定しても良い。尚、Owner Intentは、例えば、0(Min)−15(Max)の値を取り得るものであり、通信装置同士でネゴシエーションし、値の大きい方がグループオーナとなる。
ここで、WFDモード(モードB,C)の無線接続フェーズの詳細動作について、図6を用いて説明する。尚、図6のシーケンスは、図4及び図5のシーケンスに準ずるものである。
P1001:機器探索により、通信相手装置を発見する。これは、例えば、一方の通信装置(例えば、携帯端末200)が機器探索要求(Discovery)コマンドを発行し、通信相手装置となる他方の通信装置(例えば、MFP100)がこれに応答することで実現する。
P1002:通信相手装置が確定すると、通信を行う機器との間で、互いの機器で供給可能なサービスや機能に関する情報を確認する(機器供給情報確認)。これは、Optional Discoveryコマンド、SDコマンド、PDコマンドを用いて実現する。
P1003:Group Owner Negotiationにより役割として、どちらがクライアントとなり、どちらがグループオーナとなるかを決定する役割決定を行う(Group Formation)。例えば、携帯端末200がクライアントとなり、MFP100がグループオーナとなる。尚、グループオーナを決定するための処理であるGroup Owner Negotiationは、GO Negotiation Requestフレーム、GO Negotiation Responseフレーム、GO Negotiation Confirmationフレームという、3つ(3−way)の情報の交換から成り立っている。Group Owner Negotiationが失敗した場合には、互いの通信装置はパケットキャプチャツールを用いて。GONegotiation Responseフレームをモニタすることにより、Group Owner Negotiationが成功したか失敗したかを把握することができる。さらに、失敗した場合には、その要因がどのようなものであるかを把握することができる。または、Group Owner Negotiationが失敗した場合には、互いの通信装置は、GO Negotiation Responseフレームを解析する。この解析で、GO Negotiation Responseフレーム中のStatus attributeのStatus Codeの値を調べることにより、Group Owner Negotiationが成功したか失敗したかを把握することができる。さらに、失敗した場合には、その要因がどのようなものであるかを把握することができる。
P1004:クライアントとグループオーナが決定したら、両者の間で、Wi−Fi Directによる通信を行うためのパラメータを交換する(WPSシーケンス)。
P1005:クライアントとグループオーナとの間で残りの無線接続の処理を行う。
P1006:クライアントとグループオーナとの間でIP接続の処理を行う。
P1007:クライアントとグループオーナとの間でネットワークプロトコルによる通信を行う。
以下、MFP100が実行する処理を例に、図6のP1001〜P1003の処理の流れを説明する。図7は、MFP100のCPU102がROM103に記憶されているプログラムをRAM104にロードし、実行することによって行われる処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図7では、前提として、MFP100が機器探索要求を発行して、通信相手装置(例えば、携帯端末200)を発見した後、自身の設定や電源供給などの状態を確認して、その結果に基づいて、自身のOwner Intentを設定する場合を例に挙げて説明する。また、この処理は、MFP100に限定されず、携帯端末200においても実現可能である。
図7において、S701で、MFP100は、P2Pモードによる通信相手装置(携帯端末200)を発見する(P1001)。そして、必要があればP1002の処理を経て、あるいはP1002の処理を行わない場合はそのままS702に進む。
S702で、MFP100は、自身の設定として、不揮発性メモリ105にグループオーナ/クライアントが設定されているか否かを判定する。この設定は、操作部107及び表示部108を用いてユーザが事前に行うものであり、役割決定のフェーズにおいて自装置がどちらとなるべきかを指定しておく。グループオーナが設定されている場合、S709に進み、クライアントが設定されていると判定された場合、S706に進み、どちらも設定されていない場合、S703に進む。ここでは、操作部107及び表示部108を用いてユーザがグループオーナ/クライアントを設定したが、Owner Intentの値を直接指定してもよい。
S703では、MFP100は自身の設定として、不揮発性メモリ105にエコモードが設定されているか否かを判定する。この設定は、操作部107及び表示部108を用いて事前にユーザが行う。エコモードが設定されている場合、ユーザが消費電力の削減を望んでいるため、MFP100はクライアントとして動作すべきと判断し、S706に進む。一方、エコモードに設定されていない場合、S704に進む。
S704では、電源部116が外部電源(AC電源)につながれているか否かを判定する。AC電源につながれている場合、電力に余裕があるため、グループオーナとして動作してもよいため、S707に進む。一方、AC電源に接続されていない場合、S705に進む。
S705では、バッテリ部115のバッテリの残量が一定量以上か否かを判定する。バッテリ残量が一定量以下の場合、電力消費の少ないクライアントとして動作するため、S706に進む。一方、バッテリ残量が一定量(満充電状態に対する割合など)より多い場合、ステップS707に進む。この一定量については、固定値でもよいし、操作部107及び表示部108を用いてユーザが設定するものでもよい。また、一定量以下である場合、バッテリに余裕がないためクライアントとして動作させてよいかを問合せる表示を表示部108で行うなどによりユーザに通知し、それに対するユーザからの応答によりクライアントとなるかどうかを決定してもよい。即ち、通知した問合せに対し、それを受け入れる応答(操作部107による操作)があった、または通知後所定時間経過しても応答がなかった場合はクライアントとして動作すべくS706に進み、拒否する応答であった場合はS707に進むようにしてもよい。
S706では、MFP100は、Owner Intentの値を最小値の0に設定する。また、デフォルト値が0であれば、S706においてデフォルト値が維持される。不揮発性メモリ105に記憶されたデフォルトのOwner Intentの値が0であれば、その値をそのまま設定し、デフォルトの値が0以外であれば0に変更する。そして、S708で役割決定を行う(P1003)。ここでは、MFP100は、自身をクライアントに設定し、通信相手装置をグループオーナに設定すべくP1003の処理を行う。即ち、通信相手装置のOwner Intentの値も0でない限りは、MFP100がクライアントとなる。
S707では、MFP100は、Owner Intentの値を最大値(15)でも最小値(0)でもない1〜14のいずれかの値に設定する。そして、S709で、MFP100は、役割決定のための通信を通信相手装置と行う。ここで自身のOwner Intentと、通信相手装置のOwner Intentとを比較して、その比較結果に基づいて、どちらかがグループオーナに設定され、他方がクライアントに設定される。このとき、通信相手装置とOwner Intentが同じ値であった場合、互いの装置タイプなど、種々の条件によっていずれかの通信装置がOwner Intentの値を変更して、役割決定を行う。
一方、S709では、MFP100は、自身のOwner Intentの値を最大値の15に設定する。また、デフォルト値が15であれば、S709においてデフォルト値が維持される。不揮発性メモリ105に記憶されたデフォルトのOwner Intentの値が15であれば、その値をそのまま設定し、デフォルトの値が15以外であれば15に変更する。そして、ステップS708で役割決定の処理を行う。ここでは、MFP100は、自身をグループオーナに設定し、通信相手装置をクライアントに設定すべくP1003の処理を行う。即ち、通信相手装置のOwner Intentの値も15でない限りは、MFP100がグループオーナクライアントとなる。
尚、S706では、値を0としたが、クライアントとなれる可能性の高い小さい値であれば、0以外でもよい。また、S709では、グループオーナとなれる可能性の高い大きい値であれば、15以外でもよい。
以上のようにグループオーナ、クライアントが決定した後は、それぞれの役割に従った無線通信が実行され、例えば携帯端末200から受信した画像データに基づきMFP100の記録部112によるプリント処理を行うなど、種々のサービスに応じた処理を行う。
以上説明したように本実施形態によれば、通信装置は、電力供給状態の判定結果(S703〜705)に応じて、自身のOwner Intentを設定することができ、意図せず電力を消費してしまうなどの不都合を防止できる。即ち、エコモードが設定されているにも関わらず、グループオーナとなることにより電力消費量が上がってしまうことが防止できる。また、AC接続されておらず、バッテリ部115から供給されている電力でMFP100が動作している場合、グループオーナとなることにより電力消費量が増えて、処理の途中でバッテリ切れを起こす可能性を低減させることができる。
なお、図7では、エコモードかどうか、AC接続されているかどうか、バッテリ残量が一定量以上かどうか、を確認してグループオーナになるかどうか決めるものとしたが、これらを全て確認する必要はない。いずれか1つ、またはいくつかの確認によって決めるようにしてもよい。
図6のような無線接続シーケンスにおいて、通信を行う機器同士のOwner Intentの値が共に同じ値である場合、P1003の役割決定が行えず、以降のフェーズが実行できずWFDによる無線接続が失敗に終わってしまう。例えば、携帯端末200とMFP100それぞれのOwner Intentの値が共に最大値の15である場合、P1003では、携帯端末200とMFP100のどちらもグループオーナとなることを意図することになる。つまり、携帯端末200とMFP100は、どちらもグループオーナを譲らないことになるため、P1003でのネゴシエーションが失敗するため、グループオーナとクライアントとの役割決定が不可能となる。その結果、後続のフェーズであるフェーズP1004〜P1007の続行が不可能となり、WFDによる無線接続は失敗に終わる。
そこで、以下に示す図8のフローでは、P1003以前のフェーズであるP1002で、通信相手装置に対して、自身がグループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報を送る。通信相手装置がP1002で受信した情報に従って、P1003で送る自身のOwner Intentの値の調整することで、WFDによる接続を正常に行うことができる。
WFDモードの無線接続フェーズでは、P1002の機器供給情報確認の際に、通信相手装置に対して、自身が利用できるサービスや機能を通知することができる。図8の例では、これを用いて、Owner Intent以外に自身がグループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報を送るものとする。
図8のフローチャートは、MFP100のCPU102がROM103に記憶されているプログラムをRAM104にロードし、実行することによって行われる処理の流れを示すものである。ただし、MFP100と通信相手装置となる携帯端末200とが逆の関係であってもよい。
図8において、S801〜805については、図7のS701〜705と同様であり、ここでの説明を省略する。
S806では、MFP100は、グループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報として、クライアントになりたいことを示す情報を設定する。そして、S809における機器供給情報確認で、自身がクライアントになりたいことを示す情報を通信相手装置に送信する。この場合、通信相手装置がS809でMFP100が送信した情報に従って自身のOwner Intentを1以上に設定してくれることを期待し、S813でMFP100は自身のOwner Intentを0に設定する。
S807では、MFP100は、グループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報として、どちらでもよいことを示す情報に設定する。そして、S810で機器供給情報確認を行う。この場合、MFP100は、グループオーナとクライアントのどちらでもよいので、ステップS812において、通信相手装置からグループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報を用いて、自身のOwner Intentの設定を行う。即ち、S810の機器供給情報確認において、MFP100は通信相手装置(例えば携帯端末200)からもグループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報を受信し、S812ではその受信した情報に従ってS813、814、815のいずれかに分岐する。通信相手装置のグループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報がグループオーナになりたいことを示している場合、S813に進む。また、どちらでもよいことを示す場合、S814に進む。また、クライアントになりたいことを示す場合、S815に進む。
S808では、MFP100は、グループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報として、グループオーナになりたいことを示す情報を設定する。そして、ステップS811における機器供給情報確認で、自身がグループオーナになりたいことを示す情報を通信相手装置に送信する。この場合、MFP100が送信した情報に従って自身のOwner Intentを14以下に設定してくれることを期待し、S815でMFP100は自身のOwner Intentを15に設定する。
S813〜S816については、図7のS706〜S707、S709と同様の処理のため、ここでの説明を省略する。
以上説明したように、図8のフローによれば、自身の設定の設定内容やバッテリの状態に応じて、P1003以前のフェーズであるP1002で、通信相手装置に対して、自身がグループオーナとクライアントのどちらになりたいかに関する情報を送る。これによって、役割決定が不可能となるケースを低減させることが可能となる。即ち、MFP100が送った情報に基づき通信相手装置がOwner Intentを調整してくれた場合には、正常に役割決定を行うことができる。そして、この結果、自身の設定やバッテリの状態に応じて、自身がグループオーナとなるかクライアントとなるか決定することができ、意図せず電力を消費してしまうなどの不都合を防止できる。
ここで、図7のフローチャートの更にS710からS713を追加した例について図9を用いて説明する。図9は、ユーザが、MFP100にAutonomous Group Ownerの使用を設定した場合に実行されるフローチャートである。
S701からS709は図7と同じであるため省略する。S702においてYesと判定された場合、MFP100は、Autonomous Group Ownerの使用が設定されているか判定する(S710)。使用が設定されている場合(S710−Yes)、MFP100は、相手通信装置にAutonomous Group Ownerの使用が設定されているかを判定する(S711)。また、使用が設定されていない場合(S710−No)、MFP100は、S709の処理を実行する。つまり、たとえ通信相手装置のOwner Intentが15であったとしても、MFP100はS710においてNoと判定して、S709の処理を実行する。
S711にてYesと判定された場合、MFP100は、接続に失敗したと判定する(S712)。なお、S712において、MFP100は、接続失敗を示すエラーメッセージ等を表示しても良い。
また、S711にてNoと判定された場合、MFP100は、自らをグループオーナに設定して(つまり、自らがアクセスポイントになることを設定して)、接続を確立する。
また、図10は、図8のフローチャートに上述のS710からS713を追加した例であり、S710からS713の処理は上述しているため、ここでは省略する。
その他の実現方法として、MFP100は、電源部116と外部電源(AC電源)との接続状況、および、バッテリの残量の少なくとも1つを用いて、操作部107の表示内容を変更しても良い。具体的には、ユーザは、Wi−Fi Direct(WFD)を使いたい場合、MFP100の操作部107にてWi−Fi Direct(WFD)を選択する。ここで、MFP100が、電源部116と外部電源(AC電源)と接続されていない(または、バッテリの残量が所定の残量よりも少ない)と判定した場合、Wi−Fi Direct(WFD)を選択できないような画面を表示する。なお、Wi−Fi Direct(WFD)を選択できないような画面とは、例えばWi−Fi Direct(WFD)のメニューがグレーアウト表示された画面、Wi−Fi Direct(WFD)のメニューが非表示の画面である。その他にも、Wi−Fi Direct(WFD)のメニューが選択されても実行されない画面でも良い。そして、Wi−Fi Direct(WFD)が使えない場合、ユーザは、例えばWi−Fi Protected Setup(WPS)を用いて通信相手装置と通信する。もし、通信相手装置がアクセスポイントになれるのであれば、ユーザはMFP100と通信相手装置のプッシュボタンを押下することでWPS接続を実行する。一方、通信相手装置がアクセスポイントになれないのであれば、ユーザはMFP100とアクセスポイントとなれる機器(例えば、ルーター)のプッシュボタンを押下する。さらに、ユーザは、通信相手装置と前記アクセスポイントとなれる機器(例えば、ルーター)のプッシュボタンを押下する。これにより、アクセスポイントとなれる機器(例えば、ルーター)を経由してMFP100と通信相手装置が通信可能となる。なお、WPS接続は、プッシュボタンを押下する方法以外にもPINコードの入力により開始されても構わない。
また、本願では、MFP100の処理としてIntentOwnerの値を設定する処理や表示内容を変える処理を説明してきた、しかし、本願の処理は、携帯電話、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなど種々のものにも採用可能である。
尚、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムを実行するコンピュータは、1つであってもよいし、複数のコンピュータが協働してプログラムを実行するものであってもよい。さらに、プログラムの一部を実行する回路等のハードウェアを設け、そのハードウェアと、ソフトウェアを実行するコンピュータが協働して、本実施形態で説明した処理を実行する場合であってもよい。

Claims (19)

  1. ピアツーピアモードで通信相手装置と無線通信可能な通信装置であって、
    前記通信装置に電力を供給する電力供給手段と、
    前記電力供給手段による電力供給状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じてクライアントとして動作すべきと決定された場合、クライアントとして動作したいことを示す情報を前記通信相手装置に送信し、かつ、前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作することを意図する強さを示す意図指数の値を所定の値よりも低い値に設定する制御手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記判定手段は、外部電源からの電力供給がなされているか判定し、前記制御手段は、前記判定手段により、外部電源からの電力供給がなされていないと判定された場合、前記意図指数を、外部電源からの電力供給がなされている場合より低く設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判定手段は、バッテリの残量を判定し、前記制御手段は、前記判定手段によりバッテリの残量が一定量より少ないと判定された場合、前記意図指数を、バッテリの残量が前記一定量より多い場合よりも低く設定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記判定手段は、前記通信装置が前記電力供給手段による電力供給量を低減するモードに設定されているか判定し、前記制御手段は、前記判定手段により当該モードに設定されていると判定された場合、前記意図指数を、当該モードが設定されていない場合より低く設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記意図指数として0から15の値のいずれかを設定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定値よりも低い値として、前記通信装置に設定されている前記意図指数のデフォルト値よりも低い値に設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記無線通信は、IEEE802.11シリーズに準拠した通信であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置は印刷機能を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. ピアツーピアモードで通信相手装置と無線通信可能な通信装置であって、
    前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作したいことを示す情報を前記通信相手装置から受信した場合、前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作することを意図する強さを示す意図指数の値を所定値よりも低い値に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された値に基づいて前記通信相手装置との前記ピアツーピアモードでの無線通信を確立する通信手段を備えることを特徴とする通信装置。
  10. ピアツーピアモードで通信相手装置と無線通信可能な通信装置であって、
    前記ピアツーピアモードでの無線通信においてクライアントとして動作したいことを示す情報を前記通信相手装置から受信した場合、前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作することを意図する強さを示す意図指数の値を所定値よりも高い値に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された値に基づいて前記通信相手装置との前記ピアツーピアモードでの無線通信を確立する通信手段を備えることを特徴とする通信装置。
  11. 前記通信装置が外部電源からの電力供給がなされている場合またはバッテリの残量が一定量より多いと判定された場合、前記設定手段は、前記通信相手装置から受信する情報に基づいて前記意図指数の値を設定することを特徴とする請求項9または10に記載の通信装置。
  12. 前記無線通信は、IEEE802.11シリーズに準拠した通信であることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記通信装置は印刷機能を備えることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. ピアツーピアモードで通信相手装置と無線通信可能な通信装置において実行される制御方法であって、
    前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作したいことを示す情報を前記通信相手装置から受信した場合、前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作することを意図する強さを示す意図指数の値を所定値よりも低い値に設定し、
    前記設定された値に基づいて前記通信相手装置との前記ピアツーピアモードでの無線通信を確立することを特徴とする制御方法。
  15. ピアツーピアモードで通信相手装置と無線通信可能な通信装置において実行される制御方法であって、
    前記ピアツーピアモードでの無線通信においてクライアントとして動作したいことを示す情報を前記通信相手装置から受信した場合、前記ピアツーピアモードでの無線通信においてアクセスポイントとして動作することを意図する強さを示す意図指数の値を所定値よりも高い値に設定し、
    前記設定された値に基づいて前記通信相手装置との前記ピアツーピアモードでの無線通信を確立することを特徴とする制御方法。
  16. 前記通信装置が外部電源からの電力供給がなされている場合またはバッテリの残量が一定量より多いと判定された場合、前記通信相手装置から受信する情報に基づいて前記意図指数の値が設定されることを特徴とする請求項14または15に記載の制御方法。
  17. 前記無線通信は、IEEE802.11シリーズに準拠した通信であることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の制御方法。
  18. 前記通信装置は印刷機能を備えることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の制御方法。
  19. 請求項9〜13のいずれか1項に記載の通信装置の各手段をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
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