JP6347603B2 - 制御装置及び撮影システム - Google Patents

制御装置及び撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP6347603B2
JP6347603B2 JP2013265290A JP2013265290A JP6347603B2 JP 6347603 B2 JP6347603 B2 JP 6347603B2 JP 2013265290 A JP2013265290 A JP 2013265290A JP 2013265290 A JP2013265290 A JP 2013265290A JP 6347603 B2 JP6347603 B2 JP 6347603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
function
unit
operating
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013265290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015122625A (ja
JP2015122625A5 (ja
Inventor
航輔 磯野
航輔 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013265290A priority Critical patent/JP6347603B2/ja
Publication of JP2015122625A publication Critical patent/JP2015122625A/ja
Publication of JP2015122625A5 publication Critical patent/JP2015122625A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6347603B2 publication Critical patent/JP6347603B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、御装置及び撮影システムに関するものである。
従来、監視カメラ等はカメラと離れた位置にある操作器からの遠隔操作によって制御されている。所望の撮影条件とするために、操作器から各種制御モードの設定や操作が行えるようになっている。テレビの番組制作においても、様々な地点に設置された遠隔操作可能なカメラによる映像が使われており、放送で使用する映像はオペレータがカメラに対する各種操作を、1台の操作器を使って操作を行うことが多い。
放送局のスタジオで番組撮影する場合には、カメラマンがカメラに取り付けられたコントローラを使って、撮影したい画角の調整を行う。一方でアイリスや色調整等の画質に関する調整は、カメラコントロール卓でビデオエンジニアが遠隔で操作する運用を行う場合が多い。
監視カメラ等を番組制作に用いる場合においても、放送局のスタジオ撮影と同様に、画角の調整と画質の調整をそれぞれ分担して撮影するためには、1台のカメラに対して2つの操作器の機能を分担させて使う必要がある。
例えば、特許文献1では、1台のカメラを複数のカメラクライアント装置から遠隔制御する技術が開示されている。
特開2009−200973号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、他のカメラクライアント装置の接続状態を別のカメラクライアント装置から識別することができない。それにより、1台のカメラ操作を、2台以上のカメラクライアント装置で機能分割して操作する際に、お互いの操作状況が分からずに操作することで、誤設定など、意図しない動作をしてしまうことがある。
そこで、本発明の目的は、例えば、他御装置からの操作がある場合に操作性の点で有利な制御装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の影装置の機能を操作する御装置は、前記撮影装置の機能を操作するための操作と(補正の根拠:段落0015)、前記撮影装置および他の制御装置と通信を行うための通信機能を有し、前記操作部の操作に基づき、前記通信機能により制御指令を送信して前記撮影装置制御を行う制御と、を有し、前記制御部は、前記撮影装置に対する他の御装置の操作状態を前記通信機能により取得し、取得された前記操作状態に基づいて特定された前記撮影装置の特定の機能に関しては前記制御の制限を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、他の制御装置からの操作がある場合に操作性の点で有利な制御装置を提供することができる。
実施例1の制御装置を含む撮影システムの接続図である。 実施例1の制御装置のタッチパネルの画面構成の例である。 実施例1の制御装置の内部構成を表すブロック図である。 実施例1の制御装置のCPUの処理の流れを表すフローチャートである。 実施例1の制御装置の接続断状態におけるタッチパネルの画面構成の例である。 実施例1の制御装置の単独制御モードの接続図である。 実施例1の制御装置の複数台制御モードの接続図である。 実施例1の制御装置の設定に応じた使用可能な機能を表した例である。 実施例1の制御装置に他の制御装置が接続されている際のタッチパネル表示の例である。 実施例1の制御装置に他の制御装置が接続されている際のタッチパネル表示の例である。 実施例2の制御装置の内部構成を表すブロック図である。 実施例2の制御装置のCPUの処理の流れを表すフローチャートである。 実施例2の制御装置に接続されている他の制御装置がオートホワイトバランスを実行中の際の自機のタッチパネル表示の例である。 実施例3の制御装置のCPUの処理の流れを表すフローチャートである。 実施例3の制御装置において、他の制御装置がデフロスタ機能を操作したことによる同時操作禁止時のタッチパネル表示の例である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の第1の実施例に係るカメラ制御装置について説明する。
図1に本発明の実施形態に係るカメラ制御装置である操作器1(1A,1B)を用いて、雲台撮影装置2を遠隔操作する撮影システムの接続例を示す。操作器1Aは通信ポート11Aを介して雲台撮影装置2と接続されている。操作器1Aと1Bとは、それぞれの通信ポート12Aと11Bを介して接続されている。雲台撮影装置2は、カメラ21とレンズ22が搭載され、パン・チルト駆動部を有する。操作者が操作器1Aの操作部を操作すると、操作に対応した制御指令が雲台撮影装置2に送信される。一方、雲台撮影装置2から操作器1Aに対しては、現在の雲台撮影装置2の状態を表す状態情報が送信される。操作器1Aがこの状態情報を表示部に表示することで、操作者は現在の雲台撮影装置2の状態を認識しつつ各種操作を行うことが可能となる。さらに、操作器1Aは取得される雲台撮影装置2の状態情報および操作器1Aの操作情報を操作器1Bに送信する。一方、操作器1Bは、操作器1Bの操作部が操作された内容に対応した制御指令を操作器1Aに送信する。この際、操作器1Aは操作器1Bから受信した制御指令を雲台撮影装置2へ送信する。このように、雲台撮影装置2と操作器1Aと操作器1Bが双方向に通信することで、2台の操作器1によって1台の雲台撮影装置2を制御することができる。
操作器1の操作部(操作手段)はどのような形態でもよく、例えば、図1に示されているような、ズームレバー13、フォーカスエンコーダ14、ジョイスティック15、タッチパネル16、ハードスイッチ17で構成しても良い。ズームレバー13を前後に操作することでレンズ22のズーム操作を行うことができる。またフォーカスエンコーダ14を回転させることで、レンズ22のフォーカス制御を行うことができる。さらに、ジョイスティック15を前後左右に操作することで、雲台撮影装置2のパン・チルト制御が可能である。
図2にタッチパネル16に表示される画面構成の例を示す。タッチパネル16は状態を表示する表示部としての機能と、画面にボタンを表示して操作部としての入力機能を有する。タッチパネル16の画面上には複数のボタンとその機能を表すテキストが表示される。例えば、AWBボタン161を押すことで、カメラ21のオートホワイトバランス機能を操作することができる。また、DEFボタン162を押すことで、カメラ21の前面にあるハウジングガラスのデフロスタ機能のON、OFFを切り替えることができる。ON、OFFそれぞれにおいて、DEFボタン162の表示色やテキスト表示を切り替えることによって、現在のデフロスタ機能の状態を表示することができる。その他のボタンについても、同様に、それぞれ割り当てられた機能の操作および状態の表示を行うことができる。また、操作頻度が高い操作やより誤操作を防止したい機能については、ハードスイッチ17に割り当てることで、より操作性を向上させることができる。
図3は操作器1の内部構成を表すブロック図である。操作器1は前述の通信ポートと操作部に加えて、通信部101、CPU102、表示処理部103、記憶部104、操作認識部105、他装置接続状態認識部106から構成される。操作者がズームレバー13等の操作部を操作すると、操作認識部105が該当の操作を認識し、CPU102へ操作内容を出力する。制御手段であるCPU102は操作認識部105から操作内容が入力されると、操作に対応した制御指令を通信部101へ出力する。通信手段である通信部101はCPU102から入力された制御コマンドを、通信ポート11もしくは通信ポート12を介して接続されている機器へ送信する。また、CPU102は、操作認識部105から入力される操作部の操作状態や、通信ポート11もしくは通信ポート12および通信部101を介して受信される外部の機器の状態情報に応じた内容を表示処理部103へ出力する。表示処理部103はCPU102からの入力に応じて、タッチパネル16の表示を制御する。また、状態認識手段である他装置接続状態認識部106は、各種の設定情報等を保存するための記憶部104、および通信ポート11もしくは通信ポート12に接続されているもう一方の操作器1である他操作器の接続状態を認識する。
次に、操作器1の表示を変更する際のCPU102の処理の流れについて、図4のフローチャートを元に説明する。
CPU102は、まず、自操作器が雲台撮影装置2と接続中であるかを確認する(S101)。一般的に、操作者は雲台撮影装置2を使用する際のみ操作器1と雲台撮影装置2を接続し、それ以外の場合は、未接続とする。このため、操作器1は雲台撮影装置2との接続状態を接続中、接続断で切り替えるためのボタンを有する。図5に接続断状態のタッチパネル16上の画面表示の例を示す。タッチパネル16には、接続ボタン163のみが構成されている。この状態から接続ボタン163を押すことで、通信コマンドのやり取りが開始され、操作器1が接続中状態となり、タッチパネル16に図2に示したような画面を表示し、各種操作が可能となる。このため、操作器1が接続断状態の場合には、そもそも操作を行うことができないことから、以降の処理は行わない。一方、接続中であった場合には、他装置接続状態認識部106から自操作器以外の操作器1が接続中であるかの情報を取得する(S102)。他装置接続状態認識部106からの情報を元に雲台撮影装置2と接続されている他の操作器1が存在するか否かを判別し(S103)、接続されている操作器1が自操作器のみである場合には、単独制御モードとして動作させる(S104)。一方、接続されている操作器1が2台以上の場合、つまり自操作器以外の操作器1が雲台撮影装置2と接続されている場合には、複数台制御モードとして動作させる(S105)。
以下、単独制御モードについて説明する。図6は単独制御モードの場合の接続図の例である。操作器1Aが雲台撮影装置2と接続中である一方、操作器1Bは接続断の状態であり、操作器1Aや雲台撮影装置2と通信が行われていない状態である。この場合、雲台撮影装置2と通信を行うことができる操作器1は操作器1Aのみとなり、操作器1Aからのみ雲台撮影装置2を操作することになる。この場合は、操作器1Aの表示部は、前述したパン・チルトの動作に代表される雲台操作、オートホワイトバランスに代表されるカメラ操作、およびデフロスタのようなその他の操作など、全ての機能を操作可能とする。また、タッチパネル16の表示は、図2に示したような通常操作の場合と同様の画面となる。
次に、複数台制御モードの場合の動作について説明する。図7は複数台制御モードの場合の接続図の例である。この場合は、操作器1Aのみならず操作器1Bも接続中となっており、操作器1A、1Bの双方から雲台撮影装置2を操作することができる。この際、それぞれの操作器1の役割に応じて機能を制限する。操作の役割には、ビデオエンジニアや製作者といった例があり、それぞれの内容を設定情報として記憶部104に保存しておく。記憶部104には、操作器に割当てられた操作の役割に応じて、雲台撮影装置2のそれぞれの機能の操作の可否や、操作器間での操作が干渉した場合の優先順位などが保存される。
例として、操作器1Aをビデオエンジニアが操作するための設定、操作器1Bを制作者が操作するための設定とした際の、各々の操作器1の使用可能機能について図8に示す。オートホワイトバランスに代表されるような映像の明るさや色を調整するカメラ操作は、ビデオエンジニアが使用する項目であるため、ビデオエンジニア設定の場合のみ操作可能とする。また、パン・チルト動作のような雲台操作は、ビデオエンジニア設定、制作者設定の双方で制御が可能とするが、主に制作者が使用する制御項目であるため、制作者設定とされた制御器からの操作をビデオエンジニア設定とされた制御器からの操作よりも優先する。さらに、デフロスタのようなその他の機能については、双方で操作可能とする。このように、それぞれの操作器1の役割に応じて、操作可能な機能を制限することで、複数台の操作器1から同時に1台の雲台撮影装置2を制御する際の誤操作を防止する。
このように、図6の接続状態と図7の接続状態では操作器1Aで操作可能な機能が異なる。図6の操作器1Aは単独制御モードであるのですべての機能が操作可能である。それに対し、図7の操作器1Aはビデオエンジニア設定の複数台制御モードであるので、雲台操作は制作者設定とされた他の制御器からの操作によっては制限される可能性がある。操作器1Aを操作している操作者は、自操作器1Aとは関連のない、他操作器1Bの接続状態によって、操作可能な機能が変化することになる。このため、自らの操作可能な機能が動的に変化する状況にあっても、目視で確認するだけで他の操作器1の接続状態を容易に認識できるようにするため、操作器1Aのタッチパネル16の表示画面を通常画面と変更して表示させる。
図9および図10に複数台制御モードへ移行した際の操作器1Aのタッチパネル16の画面の例を示す。図9の例は、通常画面と背景色を変更することにより複数台制御モードへの移行を識別可能としている。図10の例は、通常画面の外側に枠を設けることにより複数台制御モードへの移行を識別可能としている。
操作器1Bの接続が切断されると、単独制御モードとしての動作に切り替わる。これにより全ての機能が制限されることなく操作可能となり、画面表示も図2に示した通常画面に戻る。
以上、操作器1Aの場合を説明したが、操作器1Bの場合も同様の処理を行うことが可能である。
以上のように、複数の操作器から1台の雲台を操作する際、他操作器の接続状態が自操作器において容易に認識することができるように表示を変更する。これにより、他操作器の接続状態が自操作器の操作可能な機能に影響を及ぼすような場合においても、影響の有無を容易に認識することができ、操作性を損なうことなく、操作させることが可能となる。
本実施例の派生するシステムとして、1台の雲台撮影装置2を2台の操作器1で操作する形態としたが、操作器1は2台に限定されるものではなく、複数台の操作器1が同時に、同一の雲台撮影装置2を制御可能であればどのような形態でも良い。接続形態も様々な変形が可能で、操作器1の通信ポートの数や使用するポートも限定されるものではない。操作器1の内部構造については、CPU102と他の機能をブロックで分割したが、例えばCPU102が通信部101、表示処理部103、記憶部104、操作認識部105、他装置接続状態認識部106の機能を兼用しても良い。複数台制御モード時の設定として、ビデオエンジニア設定と制作者設定を例として挙げたが、その他の設定があっても良いし、それぞれの個別の操作の有効・無効を設定できる様な形態でも良い。通常画面から変更されるときのタッチパネル16の画面には背景色の変更や外側に枠を追加したが、色の変更は一部でも構わないし、枠の追加場所は画面上の別の位置でも構わない。
以下、本発明の第2の実施例について説明する。
図11は本発明の第2の実施例に係るカメラ制御装置である操作器1の内部構成を表すブロック図である。図11の構成は、図3に示した実施例1の構成と比較し、他装置操作状態認識部107が追加されている。操作認識手段である他装置操作状態認識部107は、通信ポート11もしくは通信ポート12およびCPUを介して他操作器の制御指令や状態情報を取得することで、他操作器の操作状態を認識する。
次にCPU102の処理の流れについて、図12のフローチャートをもとに説明する。
S101からS103の処理は図4に示した実施例1の処理と同様である。自操作器が接続中である場合は、他操作器の接続状態を認識し、他操作器も接続中であれば以降の処理を行う。次に、他装置操作状態認識部107から他操作器の操作状態に関する情報を取得し(S204)保存されている他操作器の操作状態が自操作器に影響を及ぼすような状態であるかを判別する(S205)。記憶部104にあらかじめ登録されている、各操作に対する影響の有無に関する情報を参照しながら、影響を及ぼさないと判断される場合には、以降の処理は行わない。一方、自操作器に影響を及ぼすような状態であった場合には、自操作器の表示を変更する(S206)。
図13に、他操作器がオートホワイトバランスを操作した際の、自操作器のタッチパネル16の表示画面の例を示す。タッチパネル16上に警告画面164が表示されている。一般的に、オートホワイトバランスは全体が白い映像の際に実行する必要があり、そのような映像が取得できるような場所に雲台撮影装置2を向けてから実行するものである。このため、ある操作器1からオートホワイトバランスを実行した際に、それに気づかない他の操作器1がパン、チルトを動作させるようなことがあると、映像が変化し、オートホワイトバランスが適切に実行されないこととなってしまう。これを防止するため、他操作器がオートホワイトバランスを実行した際には、自操作器の画面にその状態を表示し、操作者に警告を促すようにする。警告画面164を表示するだけでも良いが、さらに好ましくは、警告画面164を表示すると同時に影響を及ぼす操作を禁止すると良い(S207)。
例えば、この例のように他操作器がオートホワイトバランス調整を実行した場合は、自操作器では、タッチパネル上にオートホワイトバランス調整が実行されていることを示す表示がなされる。また、同時に、他操作器によるオートホワイトバランス調整の実行中は自操作器からのパン・チルト、絞り、ズーム、フォーカス、ゲイン、シャッター速度等の撮影映像に影響を与えるような操作を禁止(不能と)してもよい。その後、CPU102は他装置操作状態認識部107から状態を取得し続け、該当する他操作器の操作が終了したかを判別する(S208)。操作が完了した際には、S207において行われた自操作器で禁止されていた当該操作の禁止を解除し(S209)、表示画面を通常画面に戻す(S210)。
以上のように、他操作器の操作内容に応じて自操作器の操作を禁止した方が良いような場合には禁止画面を表示するなど、他操作器の操作状態が自操作器に影響を及ぼすような場合には、自操作器の表示を変更し、操作者が容易に認識できるようにする。このような場合としては、例示したオートホワイトバランス調整の他に、ある特定の機能に対するマニュアル操作とオート操作が異なる制御装置から同時になされた場合があり、マニュアル操作を優先させる制御をする。これにより、複数台で同時に制御する際に発生する、他の操作器1が操作することによって制御が正しく行われないような誤動作を防止することができる。
本実施例の派生するシステムは実施例1に記載した内容と同様である。加えて、警告画面164を画面全体に表示したが、画面の一部としても良い。警告画面164内の表示も一例であり、その内容はどのようなものでもかまわない。
以下、本発明の第3の実施例に係るカメラ制御装置について説明する。カメラ制御装置である操作器1の内部構成については、図11に示した実施例2の場合と同様である。
図8に記載されているその他の機能のように、どちらの操作器1からも操作可能な処理が行われた際のCPU102の処理の流れについて、図14のフローチャートを用いて説明する。まず、S101からS103およびS204の処理については、図12に記載の実施例2の処理と同様である。自操作器と他操作器がともに接続中である際には、CPU102は他装置操作状態認識部107から、他操作器の操作状態を取得する。他操作器が操作している内容が自操作器でも同一の優先度で操作可能な機能であるか否かを判別し(S305)、同一の優先度で操作可能な機能である場合には、自操作器の該当の操作を一時的に禁止する(S306)。
図15に、他操作器がデフロスタ機能のON/OFFを切り替えた際の、自操作器のタッチパネル16の表示画面の例を示す。デフロスタ機能は、実施例1に記載の通り、DEFボタン162を押すことで、ON、OFFが切り替わるものであり、自操作器だけでなく、他操作器でも同時に操作可能であるものとする。他操作器でOFFからONへ操作した際には、自操作器にもその状態が反映され、自操作器のDEFボタン162の状態もONとなる。このため、他操作器が操作した直後に、自操作器においてもONへ操作しようとした際には、他操作器の操作に気づかずにDEFボタン162を操作することによって、再度ONからOFFへ操作してしまうという誤操作が発生する可能性がある。これを防止する方法として、他操作器において操作されたと認識された際には、一時的に自操作器のDEFボタン162の操作を禁止する。操作を禁止するだけでも良いが、好ましくは、図示のように対応する操作部分であるDEFボタン162のボタン色を変更することによって、操作が一時的に禁止されている(不能となっている)ことを明示すると良い(S307)。その後、所定の時間が経過したと判断された際には(S308)、S306において行われた自操作器の操作禁止を解除し(S309)、表示画面を通常画面に戻す(S310)。
すなわち、タッチパネルの同じボタンを押下するたびにトグル式に状態を切替えるような操作手段の場合、他操作器による前記雲台撮影装置2の所定の機能のON/OFFを切替える操作がされたと判断された場合は、当該操作器から当該所定の機能の操作を所定時間だけ制限する。この制御により、短時間の間に異なる操作器から同じ意図でなされた操作により、状態が短時間に複数回切り替わる不安定な状態が発現することを未然に防止することができる。
以上のように、自操作器と他操作器の双方から同一の優先度で操作可能な機能については、他操作器の操作が行われた際に、自操作器において該当の操作を一時的に禁止する。これにより、ほぼ同時に操作された際に、他操作器の操作によって状態が変化したことに気づかないことによる、誤設定を防止することができる。
本実施例の派生するシステムは実施例1および2に記載した内容と同様である。加えて、本実施例においては、操作を一時禁止する際にボタン色を変更したが、操作が禁止されていることを明示するような表示であればどのようなものでもよい。操作禁止が解除される条件として所定の時間経過した場合としたが、解除ボタンを新たに設けるといった変形も可能である。
例示した実施例においては、他の操作器1は自操作器1を介して雲台撮影装置2と接続する場合を示したが、本発明はこれに限定されることはない。複数の操作器が直接、雲台撮影装置と接続されていて、雲台撮影装置が複数の操作器に対して他の操作器の接続状態、操作状態、撮影装置自身の状態等を送受信する構成としても、本発明の効果を享受することができる。
また、例示した実施例においては、他の操作器1は自操作器1を介して雲台撮影装置2と接続する場合を示したが、本発明はこれに限定されることはない。自操作器が他の操作器を介して雲台撮影装置と接続し、他の操作器が非使用状態で操作不可能な状態であっても、他の操作器を介した自操作器と雲台撮影装置間の通信は可能である構成においても、本発明の効果を同様に享受することができる。
また、例示した実施例においては、操作器及び雲台撮影装置間の接続は有線接続として説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、無線接続でも同等の効果を享受できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 操作器(カメラ制御装置)
2 雲台(撮影装置)
13 ズームレバー(操作手段)
14 フォーカスエンコーダ(操作手段)
15 ジョイスティック(操作手段)
16 タッチパネル(表示手段)
17 ハードスイッチ(操作手段)
101 通信部(通信手段)
102 CPU(制御手段)
106 他装置接続状態認識部(状態認識手段)

Claims (12)

  1. 影装置の機能を操作する御装置であって、
    記撮影装置の機能を操作するための操作と、
    前記撮影装置および他の制御装置と通信を行うための通信機能を有し、前記操作部の操作に基づき、前記通信機能により制御指令を送信して前記撮影装置制御を行う制御と、を有し、
    前記制御部は、前記撮影装置に対する他の御装置の操作状態を前記通信機能により取得し、取得された前記操作状態に基づいて特定された前記撮影装置の特定の機能に関しては前記制御の制限を行う、
    ことを特徴とする御装置。
  2. 前記操作状態を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御は、前記制限が行われていることを前記表示に表示させることを特徴とする請求項に記載の御装置。
  4. 前記制御は、時間の経過に基づいて前記制限を解除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の御装置。
  5. タッチパネルを有し、
    前記表示部は、前記タッチパネルにより前記機能を操作するためのボタンを表示し、
    前記制御は、前記制限が行われている前記定の機能に対応する前記ボタン、前記制限が行われていることを識別可能に表示するとを特徴とする請求項に記載の御装置。
  6. 記制御は、オートホワイトバランス調整を実行させている状態を前記操作状態が含む場合は、前記オートホワイトバランス調整に影響を与える前記撮影装置の機能に関して前記制限を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の御装置。
  7. 前記制限を行う前記撮影装置の機能は、パン、チルト、絞り、ズーム、フォーカス、ゲイン、またはシャッター速度に関することを特徴とする請求項に記載の御装置。
  8. 前記機能の操作は、前記機能のONOFF替え操作を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の御装置。
  9. 前記機能は、フロスタ機能を含むことを特徴とする請求項に記載の御装置。
  10. 撮影装置と、前記撮影装置の機能操作する請求項1乃至のいずれか1項に記載の御装置と、を有することを特徴とする撮影システム。
  11. 前記制御装置を複数含み、前記複数の制御装置のぞれぞれは、前記撮影装置の複数の機能それぞれの操作関して可否が設定されていることを特徴とする請求項10に記載の撮影システム。
  12. 前記制御装置を複数含み、前記複数の制御装置のぞれぞれは、前記撮影装置の複数の機能それぞれの操作に関して優先度が設定されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の撮影システム。
JP2013265290A 2013-12-24 2013-12-24 制御装置及び撮影システム Active JP6347603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013265290A JP6347603B2 (ja) 2013-12-24 2013-12-24 制御装置及び撮影システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013265290A JP6347603B2 (ja) 2013-12-24 2013-12-24 制御装置及び撮影システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015122625A JP2015122625A (ja) 2015-07-02
JP2015122625A5 JP2015122625A5 (ja) 2017-02-09
JP6347603B2 true JP6347603B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=53533901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013265290A Active JP6347603B2 (ja) 2013-12-24 2013-12-24 制御装置及び撮影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6347603B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7183110B2 (ja) * 2019-04-23 2022-12-05 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3210209B2 (ja) * 1995-06-13 2001-09-17 松下電器産業株式会社 監視システム
JP4732932B2 (ja) * 2005-03-22 2011-07-27 パナソニック株式会社 映像監視システム
JP2010124075A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Fujinon Corp 操作装置及び操作画面表示方法
JP5311553B2 (ja) * 2008-11-17 2013-10-09 富士フイルム株式会社 操作装置及びリモコン雲台システム
JP2010166397A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Fujinon Corp 操作装置及び操作ボタン名称表示方法並びにリモコン雲台カメラシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015122625A (ja) 2015-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8643766B2 (en) Autofocus system equipped with a face recognition and tracking function
US20100123782A1 (en) Autofocus system
US20120268608A1 (en) Automatic tracking control apparatus for camera apparatus and automatic tracking camera system having same
US20110019066A1 (en) Af frame auto-tracking system
JP5180570B2 (ja) カメラ制御装置、カメラ制御方法、カメラシステム、及びプログラム
EP2237552B1 (en) Autofocus system
JP6180117B2 (ja) 投写型表示装置
JP6347603B2 (ja) 制御装置及び撮影システム
JP5081133B2 (ja) オートフォーカスシステム
JP6980450B2 (ja) 制御装置、制御方法、及びプログラム
JP5328616B2 (ja) Af枠自動追尾システム
JP5430283B2 (ja) 撮影システム
JP2022045529A (ja) 情報処理装置、システム、情報処理装置の制御方法
JP2010230871A (ja) オートフォーカスシステム
JP2017216536A (ja) カメラ制御システム
JP2011022499A (ja) オートフォーカスシステム
JP6278513B2 (ja) 制御装置及びそれを有する撮影システム
JP2018201093A (ja) 撮影用コントローラ
JP2010164637A (ja) Af枠自動追尾システム
US11516404B2 (en) Control apparatus and control method
JP2011040984A5 (ja)
US11533433B2 (en) Imaging device, control method, and program
JP2010085699A (ja) オートフォーカスシステム
JP2011027846A (ja) Af枠自動追尾システム
JP2018019198A (ja) 回線制御装置及びそれを有する雲台撮影システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171113

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20171214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6347603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151