JP6347344B1 - クレーン停止システム - Google Patents

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Abstract

汎用性及び精度が高く、比較的広範囲において構造物とクレーンとの離隔を確保可能なクレーン停止システム及び方法を提供する。クレーン110が周囲の鉄塔100及び電線101に接触することを防止するクレーン停止システム1であって、クレーン110及び鉄塔100及び電線101の位置情報を取得する位置情報取得手段12と、取得した位置情報に基づいてクレーン110及び鉄塔100及び電線101の1以上の特定箇所の位置情報を特定する位置情報特定手段と、鉄塔100及び電線101とクレーン110との離隔距離が所定閾値以下又は未満であると判定されたときに鉄塔100及び電線101に近づく方向へのクレーン110の動作を停止する停止手段と、位置情報取得手段12を保持し滞空飛行可能な飛行手段10とを備えている。

Description

本発明は、構造物に対するクレーンの接触を防止するクレーン停止システムに関する。
架空電線路周辺におけるクレーンを使用する作業中に、クレーンのジブ(ブーム)が架空電線路の電線に接触し感電災害や設備損傷等の事故が発生することがある。作業中にはクレーンオペレータや地上に配置された監視員が架空送電線路の電線とクレーンのジブとの離隔を目視確認しているが、監視員やクレーンオペレータが目測を誤った場合、クレーンオペレータが地上作業に集中して上空の電線への注意が疎かになった場合等に事故が発生している。
さらに注意喚起用の幟の設置、鉄塔間に電線認識用の目安ロープの設置等を行い、クレーンオペレータへの注意喚起を行っているが、クレーンオペレータの判断ミスや不注意等によりクレーンが電線に接触し、地上作業員が感電する事故や架空送電線路が損傷する事故が依然として発生している。
クレーンのジブの先端にレーザースキャナを取付けて電線との離隔を計測し、計測した離隔が危険範囲内となったときにクレーンオペレーターに警報を発するように構成された電線接触回避装置が本出願人によって提案されている(特許文献1参照)。
またGPSを使用してクレーンの位置情報を取得し、送電線との離隔を計測し、計測した離隔が危険範囲内となったときに警報を発し、クレーンを停止させる事故防止監視制御システムが本出願人によって提案されている(特許文献2参照)
特開2007−145518号公報 特開2011−95848号公報
特許文献1に記載の電線接触回避装置によれば、クレーンのジブの先端と電線との離隔距離を直接計測可能であり、精度良く警報を発することができる。しかしながらレーザースキャナの位置及び向きによって計測範囲が限定される点に課題がある。
また特許文献2に記載の事故防止監視制御システムによれば、警報を発するのみならずクレーンを停止させることも可能であり、より確実に事故を回避することができる。しかしながらレーザースキャナに比べてGPSの精度が低い点、送電線やクレーンの細部の位置情報に実測データではなく設計情報等に基づいて設定されたデータを用いている点で精度に課題がある。
本発明の目的は、汎用性及び精度が高く、比較的広範囲において構造物とクレーンとの離隔を確保可能なクレーン停止システムを提供することである。
本発明は、クレーンが周囲の構造物に接触することを防止するクレーン停止システムであって、前記クレーン及び前記構造物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段から位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて前記クレーン及び前記構造物の1以上の特定箇所の位置情報を特定する位置情報特定手段と、前記位置情報特定手段によって特定された位置情報に基づいて前記構造物の1以上の特定箇所と前記クレーンの1以上の特定箇所との離隔距離を算出する離隔距離算出手段と、前記離隔距離算出手段によって算出された離隔距離が所定閾値以下又は未満であるか否かを判定する判定手段と、前記離隔距離算出手段によって算出された離隔距離が前記判定手段によって所定閾値以下又は未満であると判定されたときに前記構造物に近づく方向への前記クレーンの走行、前記クレーンのジブの上下、伸縮、旋回を停止させ、前記構造物から遠ざかる方向のみの前記クレーンの走行、前記ジブの上下、伸縮、旋回を許容する停止手段と、前記位置情報取得手段を保持し飛行可能な飛行手段とを備え、前記飛行手段が飛行した状態で前記位置情報取得手段が位置情報を取得可能に構成されており、前記位置情報特定手段は、前記クレーン及び前記構造物の1以上の特定箇所のうち互いに接触の可能性の高い箇所を、離隔距離の算出を行う特定箇所として優先的に割り当てることを特徴とするクレーン停止システムである。
また本発明のクレーン停止システムは、さらに前記クレーン及び/又は前記構造物に別途、設置され、取得した位置情報内における前記クレーン及び/又は前記構造物の識別を容易化するとともに、取得した複数の位置情報を合成可能とする測定基準を含み、前記位置情報特定手段は、前記位置情報取得手段から取得した位置情報のうち、前記測定基準の位置情報が含まれている位置情報を選定し、選定した位置情報を使用して前記クレーン及び前記構造物の1以上の特定箇所の位置情報を特定することを特徴とする。
また本発明のクレーン停止システムにおいて、前記構造物は、鉄塔及び電線、又は電柱及び電線であり、前記測定基準は、前記クレーンと、前記鉄塔又は前記電柱とにそれぞれ1以上設置されていることを特徴とする
また本発明のクレーン停止システムは、さらに前記飛行手段の飛行経路を設定可能であり、設定した飛行経路に従って前記飛行手段を自律飛行させるように構成された自律飛行手段と、前記測定基準を検出し位置情報を取得可能な測定基準検出手段とを備え、前記自律飛行手段は、前記測定基準検出手段によって検出された前記測定基準の位置情報に基づいて前記飛行手段の飛行経路を設定するように構成されていることを特徴とする。
また本発明のクレーン停止システムは、さらに前記位置情報取得手段によって取得された位置情報に前記測定基準の位置情報が含まれているか否かを判定する測定基準判定手段を備え、前記自律飛行手段は、前記測定基準判定手段によって位置情報に前記測定基準の位置情報が含まれていないと判定されたときに、前記飛行手段の飛行経路を補正可能に構成されていることを特徴とする。
また本発明のクレーン停止システムにおいて、前記位置情報取得手段は、前記クレーンの走行、前記ジブの上下、伸縮、旋回時に位置情報を再取得するように構成されていることを特徴とする。
また本発明のクレーン停止システムにおいて、前記位置情報取得手段は、所定時間間隔で位置情報を再取得するように構成されていることを特徴とする。
また本発明のクレーン停止システムにおいて、前記位置情報特定手段は、前記位置情報取得手段から取得した前記クレーンの位置情報、前記クレーンの走行、前記ジブの上下、伸縮、旋回に基づいて前記クレーンの1以上の特定箇所の位置情報を特定することを特徴とする。
また本発明のクレーン停止システムは、さらに前記離隔距離算出手段によって算出された離隔距離が前記判定手段によって所定閾値以下又は未満であると判定されたときに警報を発する警報手段を備えることを特徴とする。
本発明のクレーン停止システムによれば、クレーン及び構造物から直接、位置情報を取得するので、クレーンの停止判断に使用するデータの精度が向上する。これにより、構造物とクレーンとの離隔を確保しつつ、クレーンの規制範囲を最小化することができる。また飛行手段が飛行した状態で上空から位置情報取得手段によって位置情報を取得可能なので、汎用性が高い。さらにクレーン及び構造物周辺を飛行し走査するように位置情報を取得することが可能であり、比較的広範囲をカバーすることができる。
本発明の第1実施形態のクレーン停止システム1の概要を示す図である。 本発明の第1実施形態のクレーン停止システム1の構成図である。 図2のクレーン停止システム1によるクレーン停止方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態のクレーン停止システム2の構成図である。 図4のクレーン停止システム2によるクレーン停止方法を示すフローチャートである。
図1は、本発明の第1実施形態のクレーン停止システム1を示す図である。図2は、本発明の第1実施形態のクレーン停止システム1の構成図である。図3は、図2のクレーン停止システム1によるクレーン停止方法を示すフローチャートである。
第1実施形態のクレーン停止システム1は、作業中にクレーン110が周囲の構造物である鉄塔100及び電線101に接触することを防止するシステムである。クレーン110は、オペレータ(図示省略)の操作によって上下動作、伸縮動作、旋回動作を行うジブ(ブーム)111を備えるとともに、オペレータの操作によって走行可能な公知のクレーン車である。
本実施形態のクレーン停止システム1は、いわゆるドローンと呼ばれる無人滞空飛行可能な飛行手段10と、飛行手段10を遠隔操作するリモコン11と、飛行手段10に取付けられ鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報を取得する位置情報取得手段12と、位置情報取得手段12が取得した位置情報に基づいてクレーン110の動作を規制する制御手段14とを備え、取得した位置情報に基づいて鉄塔100及び電線101とクレーン110との離隔距離を算出し、離隔距離が所定閾値以下(又は未満)になった場合に鉄塔100及び電線101にクレーン110が接触しないようにクレーン110の動作を規制する。
飛行手段10は、ドローンに限定されるものではなく、例えば、小型ヘリコプター等でもよく、位置情報取得手段12を保持した状態で滞空飛行可能なものであればよい。また飛行手段10は、本実施形態のようにリモコン11によって遠隔操作可能であってもよく、後述する第2実施形態のクレーン停止システム2のように予め設定されたプログラムに従って自律飛行可能に構成されていてもよい。
位置情報取得手段12は、位置情報として測定対象の3次元座標を示す点群である3次元座標データを取得可能なレーザー測量手段30と、レーザー測量手段30によって取得された位置情報を制御手段14に送信する送信手段32とを備えている。位置情報取得手段12は、例えば、オペレータ120の任意のタイミング又は所定時間間隔等で位置情報を取得し制御手段14に送信する。
レーザー測量手段30は、例えば、公知の航空レーザー測量で用いられる、視野及び/又は走査範囲内の測定対象までの距離を計測可能なレーザースキャナ34、飛行手段10の位置情報(3次元座標)を取得可能なGNSS受信機35、飛行手段10の姿勢及び加速度を計測するIMU(慣性計測装置)36で構成可能であるが、本構成に限定されるものではなく、測定対象の位置情報を取得可能に構成されていればよい。
制御手段14は、位置情報取得手段12から位置情報を受信する受信手段40と、取得した位置情報に基づいて離隔距離の算出に使用する鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報を特定する位置情報特定手段41と、特定した位置情報に基づいて鉄塔100及び電線101とクレーン110との離隔距離を算出する離隔距離算出手段42と、離隔距離が閾値以下であるか否かを判定する判定手段43と、離隔距離が閾値以下であると判定されたときに鉄塔100及び電線101に近づく方向へのクレーン110の動作を停止させる停止手段44と、離隔距離が閾値以下であると判定されたときに光や音等の警報を発する警報手段45とを備えている。なお制御手段14は、例えば、クレーン110内のコンピュータ(図示省略)で実行されるプログラムのかたちで実装される。
受信手段40は、位置情報取得手段12の送信手段32から位置情報を無線通信によって受信する。無線通信は、特定のものに限定されるものではなく、例えば、WiFi等を使用することができる。
位置情報特定手段41は、位置情報取得手段12から受信した位置情報、鉄塔100、クレーン110の設計及び/又は製造データ、並びにクレーン110の走行動作及びジブ111の上下動作、伸縮動作、旋回動作のデータ等に基づいて、離隔距離の算出に使用する鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報を特定する。
位置情報特定手段41は、位置情報取得手段12から受信した位置情報のうち、鉄塔100及びクレーン110に予め設置された測定基準105、115の位置情報が含まれているものを選定して使用する。
測定基準105、115は、例えば、公知のレーザースキャナで使用される基準球であり、上空から容易に識別可能に鉄塔100及び/又はクレーン110に設置されている。また測定基準105、115は、例えば、レーザースキャナ34によって識別可能な鉄塔100及び/又はクレーン110の特定箇所又は既設の構成部品等であってもよい。つまり鉄塔100及び/又はクレーン110に基準球等を設置し、これを鉄塔100及び/又はクレーン110の測定基準105、115として設定してもよく、鉄塔100及び/又はクレーン110の特定箇所又は既設の構成部品等を鉄塔100及び/又はクレーン110の測定基準105、115として設定してもよい。
測定基準105、115の一部又は全部の位置情報が含まれている位置情報を使用することで、位置情報内における鉄塔100、電線101及びクレーン110の識別が容易になるとともに、複数の位置情報を合成可能となり、結果的に離隔距離の算出に使用する鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報の精度が向上する。
位置情報特定手段41は、位置情報取得手段12から受信した位置情報内に鉄塔100及びクレーン110に予め設置された測定基準105、115の一部又は全部の位置情報が含まれておらず、利用可能な位置情報がない場合には、これをオペレータ120及び/又は位置情報取得手段12に通知し、位置情報を再取得させる。
クレーン110の走行動作及びジブ111の上下動作、伸縮動作、旋回動作等のデータは、例えば、クレーン110の各駆動モータ(図示省略)に設置されたエンコーダや各駆動モータの制御信号等から取得可能である。位置情報特定手段41は、クレーン110が動作する度にクレーン110の位置情報を算出し更新する。
位置情報特定手段41によって特定する、離隔距離の算出に使用する位置情報の特定対象箇所は、鉄塔100、電線101及びクレーン110の全体であってもよく、鉄塔100、電線101及びクレーン110のそれぞれの1以上の特定箇所であってもよい。例えば、クレーン110の位置情報の特定対象箇所は、ジブ111の先端部のみであってもよい。位置情報特定手段41による特定対象箇所を鉄塔100、電線101及びクレーン110のそれぞれの1以上の特定箇所とする場合、基本的には、鉄塔100、電線101及びクレーン110の互いに接触する可能性が高い箇所、例えば、クレーン110の比較的高い位置にある箇所や鉄塔100及び電線101の作業範囲に比較的近い箇所等を離隔距離の算出を行う特定箇所として優先的に割り当てるように位置情報特定手段41が構成されていることが好ましい。
離隔距離算出手段42は、位置情報特定手段41によって特定された鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報に基づいて、鉄塔100及び電線101とクレーン110との離隔距離を算出する。離隔距離は、基本的には、鉄塔100及び電線101とクレーン110との各3次元座標データ間の直線距離を計算することで算出される複数の離隔距離データ群となる。
判定手段43は、離隔距離算出手段42で算出された離隔距離が所定閾値以下であるか否かを判定する。なお判定手段43は、離隔距離算出手段42で算出された全ての離隔距離データ群に対して判定を行うように構成されていてもよく、離隔距離データ群のうち、離隔距離が最小値であるものに対してのみ判定を行うように構成されていてもよい。
判定に使用する閾値は、安全性を考慮して適宜決めればよい。閾値の一例としては、電力会社が共通して規定しているクレーン車等と送電線の安全離隔距離が挙げられ、電圧6.6kVで2.0m、電圧22、33kVで3.0m、電圧66kVで4.0m、電圧110kVで5.0m、電圧220kVで6.0m、電圧500kVで11.0mである。
停止手段44は、判定手段43によって離隔距離が所定閾値以下であると判定されたときに鉄塔100及び電線101に近づく方向へのクレーン110の動作、例えば、走行動作、ジブ111の上下動作、伸縮動作、旋回動作等を停止させる信号をクレーン110の駆動系統に発信する。このとき鉄塔100及び電線101から遠ざかる方向への動作は停止されない。つまりクレーン110の動作は、鉄塔100及び電線101から遠ざかる方向のみに規制される。
次に本実施形態のクレーン停止システム1によるクレーン停止方法について説明する。本説明では、2本の鉄塔100、該鉄塔100に架設された電線101へのクレーン110の接触を防止する。図3に示すように、まず、飛行手段10のリモコン11を有するオペレータ120の操作によって位置情報取得手段12を保持する飛行手段10を鉄塔100、電線101及びクレーン110の近傍において飛行させる(ステップS1)。
飛行手段10を滞空飛行及び/又は位置情報取得手段12のレーザースキャナ34で測定対象を走査するように飛行させ、位置情報取得手段12によって鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報である3次元座標データを取得する(ステップS2)。
位置情報取得手段12による位置情報の取得は、例えば、オペレータ120がレーザースキャナ34の視野及び/又は走査範囲の映像を表示するモニタ(図示省略)等を見ながらリモコン11を操作し、鉄塔100及びクレーン110の測定基準105、115、電線101がレーザースキャナ34の視野及び/又は走査範囲に入ったときに実行してもよく、鉄塔100及びクレーン110の測定基準105、115、電線101がレーザースキャナ34の視野及び/又は走査範囲に入ったことを位置情報取得手段12が自動判別して実行してもよく、所定時間間隔で自動で実行してもよい。
位置情報取得手段12は、位置情報を取得する度に制御手段14に送信する(ステップS3)。制御手段14は、受信した位置情報のうち、鉄塔100及びクレーン110に予め設置された測定基準105、115の位置情報が含まれているものを選定する(ステップS4)。
位置情報取得手段12から受信した位置情報内に鉄塔100及びクレーン110に予め設置された測定基準105、115の位置情報が含まれている利用可能な位置情報がない場合(ステップS5のNO)には、これをオペレータ120及び/又は位置情報取得手段12に通知し、位置情報を再取得させる(ステップS2に戻る)。
位置情報取得手段12から受信した位置情報内に鉄塔100及びクレーン110に予め設置された測定基準105、115の位置情報が含まれている利用可能な位置情報がある場合(ステップS5のYES)には、選定した位置情報に基づいて離隔距離の算出に使用する鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報を特定する(ステップS6)。
なおクレーン110の位置情報は、クレーン110が動作する度に算出、更新される(ステップS7)。また鉄塔100及び電線101の位置情報は、基本的に、次の位置情報を受信し、これに基づき新たな位置情報が特定されるまで有効となる。
鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報の特定後、クレーン110による作業中、制御手段14によって鉄塔100及び電線101とクレーン110との離隔距離の算出(ステップS8)及び判定(ステップS9)が継続的に行われる。クレーン110の動作中に離隔距離が所定閾値以下であると判定された場合(ステップS9のYES)、制御手段14が鉄塔100及び電線101に近づく方向へのクレーン110の動作を停止させる信号を発し、クレーン110の駆動系統が該信号を受けて停止し(ステップS10)、クレーンオペレータ(図示省略)に警報を発する(ステップS11)。
このとき鉄塔100及び電線101から遠ざかる方向へのクレーン110の動作は実行可能なので、クレーンオペレータは、鉄塔100及び電線101から遠ざかる方向にクレーン110を動かす。これにより鉄塔100及び電線101へのクレーン110の接触が確実に防止される。
なお位置情報取得手段12は、適宜、位置情報を再取得する。位置情報取得手段12による位置情報の再取得は、特定のタイミングに限定されるものではなく、例えば、オペレータ120の任意のタイミング、所定時間間隔等で実施すればよい。位置情報を再取得することで、鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置を補正可能となる。特に、電線101は風などの影響で動くことがあり、クレーン110は基本的に動いているので、これらの位置情報を適宜、補正することは重要である。
図4は、本発明の第2実施形態のクレーン停止システム2の構成図である。図5は、図4のクレーン停止システム2によるクレーン停止方法を示すフローチャートである。図1から図3に示す第1実施形態のクレーン停止システム1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態のクレーン停止システム2は、第1実施形態のクレーン停止システム1と基本的構成は同じであるが、飛行手段10を自律飛行させる自律飛行手段50と、測定基準105、115を検出する測定基準検出手段52と、位置情報取得手段12が取得した位置情報内の測定基準105、115の位置情報の有無を判定する測定基準判定手段54とを備え、測定基準105、115の位置情報が含まれる位置情報のみを制御手段14に送信するように構成されている。
自律飛行手段50は、飛行手段10の飛行経路を設定可能に構成されており、設定された飛行経路に沿って飛行手段10を飛行させる。自律飛行手段50は、飛行手段10の飛行経路を手動で設定可能に構成されていてもよく、鉄塔100の測定基準105の位置情報、位置情報取得手段12による取得済み位置情報等に基づいて飛行経路を自動で設定可能に構成されていてもよい。また手動設定及び自動設定の両方を実施可能に構成されていてもよい。
測定基準検出手段52は、測定基準105、115の位置を、例えば、GPS等を用いて検出し、その位置情報を取得するように構成されている。本実施形態のクレーン停止システム2では、測定基準検出手段52によって取得された測定基準105、115の位置情報に基づいて、測定基準105、115がレーザースキャナ34の視野及び/又は走査範囲に入るように自律飛行手段50によって飛行手段10の飛行経路を手動又は自動で設定可能である。
自律飛行手段50、測定基準検出手段52及び測定基準判定手段54は、例えば、プログラムのかたちで飛行手段10又は位置情報取得手段12のマイクロコンピュータ(図示省略)等に実装されていてもよく、マイクロコンピュータ等として飛行手段10に組込まれていてもよい。
次に本実施形態のクレーン停止システム2によるクレーン停止方法について説明する。図5に示すように、本実施形態のクレーン停止システム2は、測定基準検出手段52によって測定基準105、115の位置を検出して、その位置情報(位置情報)を取得し(ステップS31)、取得した位置情報に基づいて自律飛行手段50によって飛行経路を設定し(ステップS32)、飛行手段10を自律飛行させ(ステップS33)、自律飛行中に位置情報取得手段12によって位置情報を取得し(ステップS34)、取得した位置情報内の測定基準105、115の有無を測定基準判定手段54によって判定する(ステップS35)。
位置情報に測定基準105、115が含まれている場合(ステップS35のYES)、送信手段32によって位置情報を制御手段14に送信する(ステップS36)。位置情報送信後のステップは、第1実施形態のクレーン停止システム1と同じなので説明を省略する。なお本実施形態のクレーン停止システム2では、位置情報取得手段12から制御手段14に送信する位置情報に必ず測定基準105、115が含まれるので、位置情報特定手段41によって測定基準105、115が含まれている位置情報を選定する手順は、実質的には不要である。
位置情報に測定基準105、115が含まれていない場合(ステップS35のNO)、自律飛行手段50によって飛行手段10の飛行経路を補正し(ステップS37)、補正した飛行経路に沿って飛行手段10を自律飛行させ(ステップS33に戻る)、位置情報取得手段12によって位置情報を再取得し、取得した位置情報に測定基準105、115の位置情報が含まれるまでこれを繰り返す。
なお測定基準検出手段52による測定基準105、115の位置の検出は、飛行手段10の自律飛行中に行ってもよい。この場合、取得した測定基準105、115の位置情報等に基づいて自律飛行中に飛行経路を補正すればよい。
以上、第1、第2実施形態のクレーン停止システム1、2を用いて、本発明のクレーン停止システム及び方法を説明したが、本発明のクレーン停止システム及び方法は、上記実施形態に限定されるものではなく要旨を変更しない範囲で変形することができる。例えば、種々の位置情報の分析手法を利用して測定基準105、115を含まない位置情報から鉄塔100、電線101及びクレーン110の位置情報を特定可能であれば、測定基準105、115は、必ずしも利用しなくてもよい。
また本発明のクレーン停止システム及び方法において、位置情報特定手段41によるクレーン110の位置情報の特定は、第1実施形態のクレーン停止システム1の方法に限定されるものではなく、位置情報取得手段12によってクレーン110の位置情報をリアルタイムで取得し、これをそのまま又は加工して離隔距離の算出に使用する位置情報として特定してもよい。
また第2実施形態のクレーン停止システム2において、測定基準判定手段54を有せず、位置情報取得手段12から受信した位置情報内に鉄塔100及びクレーン110に予め設置された測定基準105、115が含まれている利用可能な位置情報がない場合の位置情報特定手段41からの通知に基づいて、自律飛行手段50によって飛行手段10の飛行経路を補正し、補正した飛行経路に沿って飛行手段10を自律飛行させ、位置情報取得手段12によって位置情報を再取得し、取得した位置情報に測定基準105、115の位置情報が含まれるまでこれを繰り返すように構成してもよい。
また第2実施形態のクレーン停止システム2において、測定基準検出手段52及び測定基準判定手段54は、必ずしも両方を併用していなくてもよく、いずれか一方を単独で用いてもよい。
また本発明のクレーン停止システム及び方法においてクレーン110との接触を防止する対象となる構造物は、鉄塔100及び電線101に限定されるものではなく、例えば、家屋、ビル、電柱、アンテナ等の建造物、樹木、別のクレーン等の設備なども含まれる。また本発明のクレーン停止システム及び方法においてクレーン110には、折れ曲がり式等の各種アームを有するクレーン、高所作業車、クレーン付きショベル、はしご付き消防車等も含まれる。さらに本発明のクレーン停止システム及び方法において、取得するクレーン及び構造物の位置情報は、クレーン及び構造物の全体であってもよく、接触の恐れのある一部であってもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更及び修正を容易に想定するであろう。従って、そのような変更及び修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
1、2 クレーン停止システム
10 飛行手段
12 位置情報取得手段
41 位置情報特定手段
42 離隔距離算出手段
43 判定手段
44 停止手段
45 警報手段
50 自律飛行手段
52 測定基準検出手段
54 測定基準判定手段
100 鉄塔
101 電線
105、115 測定基準
110 クレーン
111 ジブ

Claims (9)

  1. クレーンが周囲の構造物に接触することを防止するクレーン停止システムであって、
    前記クレーン及び前記構造物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段から位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて前記クレーン及び前記構造物の1以上の特定箇所の位置情報を特定する位置情報特定手段と、
    前記位置情報特定手段によって特定された位置情報に基づいて前記構造物の1以上の特定箇所と前記クレーンの1以上の特定箇所との離隔距離を算出する離隔距離算出手段と、
    前記離隔距離算出手段によって算出された離隔距離が所定閾値以下又は未満であるか否かを判定する判定手段と、
    前記離隔距離算出手段によって算出された離隔距離が前記判定手段によって所定閾値以下又は未満であると判定されたときに前記構造物に近づく方向への前記クレーンの走行、前記クレーンのジブの上下、伸縮、旋回を停止させ、前記構造物から遠ざかる方向のみの前記クレーンの走行、前記ジブの上下、伸縮、旋回を許容する停止手段と、
    前記位置情報取得手段を保持し飛行可能な飛行手段とを備え、
    前記飛行手段が飛行した状態で前記位置情報取得手段が位置情報を取得可能に構成されており、
    前記位置情報特定手段は、前記クレーン及び前記構造物の1以上の特定箇所のうち互いに接触の可能性の高い箇所を、離隔距離の算出を行う特定箇所として優先的に割り当てることを特徴とするクレーン停止システム。
  2. さらに前記クレーン及び/又は前記構造物に別途、設置され、取得した位置情報内における前記クレーン及び/又は前記構造物の識別を容易化するとともに、取得した複数の位置情報を合成可能とする測定基準を含み、
    前記位置情報特定手段は、前記位置情報取得手段から取得した位置情報のうち、前記測定基準の位置情報が含まれている位置情報を選定し、選定した位置情報を使用して前記クレーン及び前記構造物の1以上の特定箇所の位置情報を特定することを特徴とする請求項1に記載のクレーン停止システム。
  3. 前記構造物は、鉄塔及び電線、又は電柱及び電線であり、
    前記測定基準は、前記クレーンと、前記鉄塔又は前記電柱とにそれぞれ1以上設置されていることを特徴とする請求項2に記載のクレーン停止システム。
  4. さらに前記飛行手段の飛行経路を設定可能であり、設定した飛行経路に従って前記飛行手段を自律飛行させるように構成された自律飛行手段と、
    前記測定基準を検出し位置情報を取得可能な測定基準検出手段とを備え、
    前記自律飛行手段は、前記測定基準検出手段によって検出された前記測定基準の位置情報に基づいて前記飛行手段の飛行経路を設定するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のクレーン停止システム。
  5. さらに前記位置情報取得手段によって取得された位置情報に前記測定基準の位置情報が含まれているか否かを判定する測定基準判定手段を備え、
    前記自律飛行手段は、前記測定基準判定手段によって位置情報に前記測定基準の位置情報が含まれていないと判定されたときに、前記飛行手段の飛行経路を補正可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のクレーン停止システム。
  6. 前記位置情報取得手段は、前記クレーンの走行、前記ジブの上下、伸縮、旋回時に位置情報を再取得するように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のクレーン停止システム。
  7. 前記位置情報取得手段は、所定時間間隔で位置情報を再取得するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のクレーン停止システム。
  8. 前記位置情報特定手段は、前記位置情報取得手段から取得した前記クレーンの位置情報、前記クレーンの走行、前記ジブの上下、伸縮、旋回に基づいて前記クレーンの1以上の特定箇所の位置情報を特定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のクレーン停止システム。
  9. さらに前記離隔距離算出手段によって算出された離隔距離が前記判定手段によって所定閾値以下又は未満であると判定されたときに警報を発する警報手段を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のクレーン停止システム。
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