JP6345533B2 - 窒化アルミニウム系粒子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の球状窒化アルミニウム系粒子は、平均粒径が10〜200μmで、粒子の真球度が0.80以上である球状窒化アルミニウム系粒子であって、酸窒化アルミニウムを含むコアと、前記コアの表面に形成された厚さ2μm以上の窒化アルミニウムからなる表面層とからなり、粒子中の窒化アルミニウム含有率が75〜99質量%、相対密度が85%以上であることを特徴とする。
以下、本発明の窒化アルミニウム系粒子の製造方法について詳細に説明する。
本発明の窒化アルミニウム系粒子の製造方法において、出発原料としては、多孔質アルミナ顆粒が使用される。具体的には、多孔質のアルミナ顆粒またはアルミナ水和物顆粒が挙げられる。更に具体的には、α、γ、θ、δ、η、κ、χ等の結晶構造を持つアルミナやベーマイトやダイアスポア、ギブサイト、バイヤライト、トーダイトなど加熱により脱水転移して最終的にα−アルミナに転移する材質が全て利用可能である。以下、多孔質のアルミナ顆粒またはアルミナ水和物顆粒を「多孔質アルミナ顆粒」と総称する。多孔質アルミナ顆粒は、上記材質の単独或いは種類の異なるものが混合された状態で用いてもよいが、特に反応性が高く、制御が容易なα−アルミナ、γ−アルミナ、ベーマイトが好適に用いられる。
本発明において、焼成工程Iは、多孔質アルミナ顆粒を1450℃〜1900℃の温度で焼成し、窒化アルミニウム含有量が50〜90質量%となるまで窒化させた粒子を得る工程である。
本発明において、焼成工程IIは、上記焼成工程Iにおいて得られた粒子を、焼成工程Iよりも還元性ガスの濃度が高い雰囲気下で、1580℃〜1900℃の温度で焼成し、窒化アルミニウム含有量が75〜99質量%となるまで窒化させる工程である。
本発明において、前記焼成工程Iと焼成工程IIとは、それぞれを別途実施することも可能であるが、温度を下げることなく、連続して実施することが、再加熱のためのエネルギーを低減できる等の効果を得ることができ、好ましい。
本発明において、焼成工程等において、カーボンを使用する場合、得られる窒化アルミニウム系粒子にカーボンが残存するため、酸化処理を行い、かかるカーボンを最終的には除去することが好ましい。かかる酸化処理を行う際の酸化性ガスとしては、空気、酸素など炭素を除去できるガスならば何等制限無く採用できるが、経済性や得られる窒化アルミニウムの酸素含有率を考慮して、空気が好適である。また、処理温度は一般的に500〜900℃がよく、脱炭素の効率と窒化アルミニウム表面の過剰酸化を考慮して、600〜750℃が好適である。また、酸化処理の時間は、残存するカーボン量に応じて適宜決定すればよい。
本発明の窒化アルミニウム系粒子は、窒化アルミニウムの性質を生かした種々の用途、特に放熱シート、放熱グリース、放熱接着剤、塗料、熱伝導性樹脂などの放熱材料用の高熱伝導フィラーとして広く用いることができる。
比表面積測定装置(島津製作所製 フローソーブ2300)にてBET一点法にて測定を行った。
試料をホモジナイザーにて5%ピロリン酸ソーダ水溶液中100mlに対し、50mg分散させ、レーザー回折粒度分布装置(日機装株式会社製MICROTRAC HRA)にて平均粒径(D50)を測定した。
本発明の窒化アルミニウム系粒子の結晶相定量は、X線回折装置(BRUKER社製 D2 PHASER)にてX線回折パターン(CuKα、10〜90°)を取得し、該回折パターンと最も近くなるようにリートベルト解析の理論回折強度のフィッティングを行った結果から、相分率を決定した。
(4)相対密度
乾式自動密度計(島津製作所製 アキュピック1330)にて、定容膨張法により粒子の真密度を測定し、その値を理論密度で除して相対密度とした。
走査型電子顕微鏡(日立ハイテク製 S−2600N)にて、1000倍の倍率にて二次電子像を観察し、任意の粒子100個を選んで、スケールを用いて粒子像の長径(DL)と短径(DS)を測定し、その比(DS/DL)の平均値を真球度とした。
走査型電子顕微鏡(日立ハイテク製 S−2600N)にて、1000倍の倍率にて二次電子像を観察し、粒子の形状を確認した。
微小圧縮試験装置(島津製作所製 MCT-510)にて、1つの窒化アルミニウム系粒子に対して一定の増加割合で負荷を与え、このときの試料の変形挙動から圧壊強度を求めた。
球状窒化アルミニウム系粒子450質量部、2成分加熱硬化型接着性液状シリコーンゴム(MOMENTIVE社製 TSE3033)100質量部を自動乳鉢にて混練し、次いでバーコーターを用いてシート状に成形した。その後、100℃に加熱して樹脂を硬化させ、厚み200μmのシート状の窒化アルミニウム含有放熱材料を得た。
(8)の作製方法で得られた窒化アルミニウム含有放熱材料をイオンミリング装置(株式会社日立ハイテクノロジーズ製 E−3500)にて加工し、現れた粒子断面をSEM−EDS(SEM:日本エフイー・アイ株式会社製 Quanta200、EDS:アメテック株式会社製 Genesis2000)にて5000倍の倍率で観察した。
(8)の作製方法で得られた窒化アルミニウム含有放熱材料を10cm×6cm、厚さ200μmの大きさに加工し、熱伝導率測定装置(京都電子(株)製QTM−500)を用いて熱伝導率を測定した。標準試料としてシリコーンゴム、石英ガラス、ジルコニアを用いた。
(8)の作製方法で得られた窒化アルミニウム含有放熱材料を50mm×50mm、厚さ200μmの大きさに加工し、絶縁耐圧測定器(多摩電測株式会社製 THK−5031AMP)にて測定した。
多孔質アルミナ顆粒として、平均粒径29μm、比表面積5.1m2/gの顆粒状α−アルミナを使用した。上記多孔質アルミナ顆粒280gとカーボンブラック140gを混合した後、カーボン製容器に充填し、抵抗加熱式雰囲気炉装置内で、窒素95体積%、一酸化炭素5体積%の雰囲気下にて、1600℃にて2時間焼成した(焼成工程I)。なお、焼成雰囲気の制御のため窒素流量を調整し、窒素濃度及び一酸化炭素濃度は、横河電機製汎用赤外線ガス分析計IR200を用い、焼成炉の排ガスを分析することにより確認した。
実施例1において、焼成工程IIの雰囲気を、窒素70体積%、一酸化炭素30体積%とした以外は実施例1と同様にして球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例1において、焼成工程Iの雰囲気を、窒素90体積%、一酸化炭素10体積%とし、焼成工程IIの雰囲気を窒素50体積%、一酸化炭素50体積%とした以外は実施例1と同様にして球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例1において、多孔質アルミナ顆粒として、平均粒径69μm、比表面積4.7m2/gの顆粒状α−アルミナを使用した以外は実施例1と同様にして球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
多孔質アルミナ顆粒として、平均粒径29μm、比表面積5.1m2/gの顆粒状α−アルミナを使用した。上記多孔質アルミナ顆粒280gとカーボンブラック140gを混合した後、カーボン製容器に充填し、抵抗加熱式雰囲気炉装置内で、窒素90体積%、一酸化炭素10体積%の雰囲気下にて、1600℃にて5時間焼成した(焼成工程I)。なお、焼成雰囲気の制御のため窒素流量を調整し、窒素濃度及び一酸化炭素濃度は、横河電機製汎用赤外線ガス分析計IR200を用い、焼成炉の排ガスを分析することにより確認した。
実施例1において、焼成工程Iの雰囲気を、窒素20体積%、一酸化炭素80体積%とした以外は実施例1と同様にして、球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表2に示す。比較例2は、焼成工程Iの雰囲気の窒素割合が少なく、十分な窒化アルミニウム含有量に至らない段階で顆粒表面が焼結して気孔が閉気孔となり、その後の還元窒化反応が粒子内部から外部への物質移動を伴って進行するため、空隙が残ってしまい、得られた球状窒化アルミニウム系粒子の相対密度が低下する。
実施例1において、焼成工程Iの温度を1500℃、焼成工程IIの温度を1500℃とした以外は実施例1と同様にして、球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表2に示す。比較例3は、焼成温度が低いため、焼結反応が進行し難く、得られた球状窒化アルミニウム系粒子の相対密度が低下する。
実施例4において、焼成工程I及び焼成工程IIを通して、窒素90体積%、一酸化炭素10体積%、焼成温度を1800℃として10時間焼成した以外は実施例4と同様にして、球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表2に示す。比較例4では、雰囲気の窒素濃度が高く、還元窒化反応が進行し易いため、反応初期においてアルミナ顆粒の多孔質構造を保持した窒化アルミニウム層が形成される。そのため、酸化アルミニウム及び酸窒化アルミニウムを含有した状態であっても焼結反応が進行し難く、得られた球状窒化アルミニウム系粒子の相対密度が低下する。
実施例1において、原料アルミナを平均粒径30μm、比表面積0.15m2/gの中実アルミナとした以外は実施例1同様にして、球状窒化アルミニウム系粒子を得た。得られた粒子を実施例1と同様に評価した結果を表2に示す。比較例5は、原料に多孔質アルミナ顆粒ではなく、中実アルミナを用いた。その結果、粒子内部までガスが拡散せず、窒化が進行しないため、得られた球状窒化アルミニウム系粒子の窒化アルミニウム含有率が低い。また、相対密度も不十分である。
Claims (9)
- 平均粒径が10〜200μm、粒子の真球度が0.80以上である球状窒化アルミニウム系粒子であって、
酸窒化アルミニウムを含むコアと、
前記コアの表面に形成された厚さ2μm以上の窒化アルミニウムからなる表面層と、からなり、
粒子中の窒化アルミニウム含有率が、75〜99質量%、相対密度が85%以上であることを特徴とする球状窒化アルミニウム系粒子。 - 前記窒化アルミニウムからなる表面層における窒化アルミニウムの結晶粒子径が1μm以上である、請求項1に記載の球状窒化アルミニウム系粒子。
- BET比表面積0.05〜0.50m2/gである、請求項1又は2に記載の球状窒化アルミニウム系粒子。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の球状窒化アルミニウム系粒子を含む高熱伝導フィラー。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の球状窒化アルミニウム系粒子を含む高熱伝導フィラーを充填させた、窒化アルミニウム含有放熱材料。
- 多孔質アルミナ顆粒を、1450℃〜1900℃の温度で焼成し、窒化アルミニウム含有量が50〜90質量%となるまで窒化させる焼成工程Iと、上記焼成工程Iにおいて得られた粒子を、焼成工程Iよりも還元性ガスの濃度が高い雰囲気下で、1580℃〜1900℃の温度で焼成し、窒化アルミニウム含有量が75〜99質量%となるまで窒化させる焼成工程IIとを含むことを特徴とする、
平均粒径が10〜200μm、粒子の真球度が0.80以上である球状窒化アルミニウム系粒子であって、
酸窒化アルミニウムを含むコアと、
前記コアの表面に形成された厚さ2μm以上の窒化アルミニウムからなる表面層と、からなり、
粒子中の窒化アルミニウム含有率が、75〜99質量%、相対密度が85%以上である
球状窒化アルミニウム系粒子の製造方法。 - 焼成工程Iの雰囲気を、窒素85〜100体積%、一酸化炭素0〜15体積%とし、焼成工程IIの雰囲気を窒素40〜80体積%、一酸化炭素20〜60体積%とする、請求項6に記載の球状窒化アルミニウム系粒子の製造方法。
- 焼成工程Iと焼成工程IIを連続して行う、請求項6又は7に記載の球状窒化アルミニウム系粒子の製造方法。
- 前記多孔質アルミナ顆粒の平均粒径が10〜200μm、BET比表面積が2〜250m2/gであることを特徴とする請求項6〜8に記載の球状窒化アルミニウム系粒子の製造方法。
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