JP6345027B2 - 端末装置、端末装置制御方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は、端末装置、端末装置制御方法およびプログラムに関する。
近年、スマートフォンなど携帯端末の薄型化が進み、内部で発生した熱が筐体の表面に伝わりやすい構造となっている。それに伴い端末装置と人体の長時間接触による低温やけどが懸念されている。低温やけどは触れて熱いと感じない比較的低い温度であっても長時間皮膚が熱にさらされていることにより発生する。低温やけどは、例えば、ユーザがゲームのプレイ中や動画の視聴中に寝てしまい、携帯端末に覆いかぶさったままの状態が長時間継続したようなときに発生しやすい。
このような問題に対し、例えば特許文献1には、装置の温度に対して温度しきい値を複数設け、一定時間以上の人体の接触を検出した場合に、温度しきい値を低温やけどが起こらない温度に切り替え、装置の内部温度が温度しきい値よりも高いと判断された場合に、装置の温度を低下させる制御を行う技術が開示されている。
特開2010−124246号公報
しかし、特許文献1に記載の方法のように「一定時間以上の人体の接触を検出する」だけでは、低温やけどの防止に対する的確な温度制御とはならない。例えば、温度制御の方法として、スマートフォンを正面から見たときに大部分の領域を占める画面の表示状態を表示停止に切り替えることで、スマートフォン正面の温度を低下させる制御について考えてみる。この場合、接触時間のみによって温度制御を行うと、ユーザが意図して画面に対する接触を継続している場合であっても、接触が一定時間以上継続すれば表示停止に切り替えることになる。すると、画面の表示情報を閲覧していたユーザの利便性が損なわれる。また、近年の携帯端末における画面の拡大と、それに伴う画面回りの筐体部分(額縁)の狭隘化によって、ユーザが意識しなくても画面に接触してしまうこともあり、そのような場合にも意図しない接触が一定時間継続すると、表示停止に切り替えられてしまい利便性が損なわれる。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる端末装置、端末装置制御方法およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、表示部への接触を検出する接触検出部と、前記接触検出部が検出した検出結果に基づいて、前記表示部への接触の状態を判定する接触判定部と、所定の検出手段によって検出された検出結果に基づいて自装置がハンドリングされているか否かを判定するハンドリング判定部と、前記接触判定部の判定結果と前記ハンドリング判定部の判定結果とに基づいて、自装置の動作モードを切り替える制御部と、を有する端末装置である。
また本発明は、自装置が備える表示部への接触を検出するステップと、前記検出結果に基づいて、前記表示部への接触の状態を判定するステップと、所定の検出手段によって検出された検出結果に基づいて自装置がハンドリングされているか否かを判定するステップと、前記接触の状態の判定結果と前記ハンドリングされているか否かの判定結果とに基づいて、自装置の動作モードを切り替えるステップと、を有する端末装置制御方法である。
本発明によれば、端末装置の表示部に接触している時間、面積に加え、端末装置のハンドリング状態を検出して端末装置の温度の制御を行うことによってユーザの利便性を確保しつつ低温やけどを防止することができる。
本発明の第一の実施形態に係る端末装置の外観の一例を示す正面図である。 本発明の第一の実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る処理のフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る端末装置の表示部への接触とハンドリング判定を説明する図である。 本発明の第二の実施形態に係る処理のフローチャートである。
<第一の実施形態>
以下、本発明の一実施形態による端末装置を図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る端末装置の外観の一例を示す正面図である。
端末装置1は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等のタッチパネルを備える電子機器である。端末装置1は、薄型で矩形状の外観を有し、その前面に表示部10を備えており、表示部10は、端末装置1の前面の大部分を占めている。また、端末装置1には、CPU(Central Processing Unit)、メモリやHDD(Hard disk drive)等の記憶装置が備えられている。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。
端末装置1は、表示部10、CPU20、接触検出部21、表示制御部22、接触判定部23、ハンドリング判定部24、タイマ30、加速度センサ40、記憶装置50を備える。これらの部材はバスを介して相互にデータの送受を行うことができる。
表示部10は、端末装置1の画面である。表示部10は、例えばタッチパネル11とLCD(Liquid Crystal Display)12などの表示装置のパネルとが一体に組み合わされたもので、表示機能と入力機能を兼ね備えている。タッチパネル11は、ユーザの表示部10へのタッチ操作を受け付け、受け付けたタッチ操作を示すタッチ操作情報を接触検出部21に出力する。
CPU20は、記憶装置50に格納されたプログラムを読み出して実行する。表示制御部22、接触判定部23、ハンドリング判定部24は、CPU20がプログラムを実行することにより仮想的に構成された機能ブロック図である。
接触検出部21は、ユーザによるタッチ操作を検出する。例えば、タッチパネルが静電容量方式の場合、接触検出部21は、表示部10に対するタッチ操作に応じて、タッチパネル11が検出した静電容量の変化量を取得し、取得した静電容量の変化量に基づいてタッチ操作がされたことを検出する。なお、タッチパネル11が検出した静電容量の変化量を「タッチ検出量」と称する。タッチ検出量には、タッチされた位置を示す情報が含まれている。ここで、位置を示す情報とは、例えば、タッチパネル11上に定められている座標である。接触検出部21は、検出したタッチ検出量を検出結果として接触判定部23に出力する。
表示制御部22は、表示部10の動作や表示部10に表示する表示情報を制御する。例えば、表示制御部22は、表示部10に表示する表示情報を生成し、表示部10へ出力する。また、例えば、表示制御部22は、表示部10の明るさの調整や表示を停止するなどの表示状態の制御を行う。本実施形態においては、接触判定部23が、ユーザの表示部10への接触時間が長、かつ接触面積が大と判定し、さらにハンドリング判定部24が端末装置1がユーザによってハンドリングされていないと判定した場合に、表示部10の表示を停止する制御を行う。接触判定部23とハンドリング判定部24の判定については後述する。
接触判定部23は、接触検出部21が検出した検出結果に基づいて、ユーザの表示部10への接触の状態を判定する。例えば、接触判定部23は、接触検出部21から取得したタッチ検出量に基づいて、表示部10にユーザが接触したか否かを判定する。例えば、タッチ検出量が所定の値以上であればユーザが表示部10に接触したと判定する。また、接触判定部23は、接触検出部21から取得したタッチ検出量に基づいて、例えばタッチ検出量に含まれる接触領域の座標情報から接触領域の面積(接触面積)を算出する。接触判定部23は、算出した接触面積が所定の面積以上の場合、ユーザによる接触面積が大と判定する。この接触面積の判定に用いる閾値の値は、例えば、ユーザが確実に表示部10に接触したと判定できる面積の値である。また、接触判定部23は、ユーザが表示部10に接触したと判定すると、タイマ30を用いて接触時間を計測する。接触判定部23は、計測した接触時間が所定の時間以上の場合、ユーザによる接触時間が長と判定する。
ハンドリング判定部24は、所定の検出手段によって検出された検出結果に基づいて自装置(端末装置1)がハンドリングされているか否かを判定する。ハンドリングとは、ユーザが端末装置1を把持していることをいう。ユーザが意図して端末装置1を把持している場合、ユーザの指が表示部10に長時間接触しているとしても、低温やけど防止のために接触部分の温度を低下させる制御を行うことは適切ではない場合がある。例えば、接触部分の温度低下のためには表示部10の表示を停止する制御を行うことが考えられるが、表示を停止すると、ユーザが表示部10に表示された表示情報を継続して閲覧していたような場合、その閲覧行為が中断され、ユーザの利便性が損なわれる。そこで、ハンドリング判定部24は、ユーザが意図して端末装置1を把持しているか否か、つまりユーザが端末装置1をハンドリングしているかどうかを判定する。本実施形態においては、ハンドリング判定部24は、端末装置1が備える加速度センサ40が検出した加速度情報を取得し、その加速度情報に基づいて、端末装置1の位置に動きがあるかどうかを検知し、端末装置1の位置に動きがあれば、ユーザが端末装置1をハンドリングしていると判定する。
タイマ30は、接触判定部23の指示に基づいて時間を計測する。タイマ30は、計測した時間を示す時間情報を接触判定部23に出力する。
加速度センサ40は、端末装置1の加速度を検出し、検出した加速度を示す加速度情報をハンドリング判定部24に出力する。
記憶装置50は、CPU20によって実行されるプログラムや、閾値等の設定情報を記憶している。
図3は、本発明の第一の実施形態に係る処理のフローチャートである。
図3の処理フローを用いて、ユーザの表示部10への接触の状態と、ユーザが端末装置1をハンドリングしているか否かに基づいて、表示制御部22が表示部10の表示モードを制御する処理について説明する。
まず、接触判定部23が、接触検出部21からタッチ検出量を取得し、ユーザが表示部10に接触しているかどうかを判定する(ステップS1)。接触していないと判定した場合(ステップS1;No)、接触判定部23は、タイマ30をリセットする(ステップS4)。接触していると判定した場合(ステップS1;Yes)、接触判定部23は、公知の手法によってユーザによる表示部10への接触面積を算出する。そして、接触判定部23は、算出した接触面積が所定の閾値Th1以上かどうかを判定する(ステップS2)。閾値Th1は、端末装置1が備える記憶装置50に予め書き込まれ記憶されている。閾値Th1以上ではないと判定すると(ステップS2=No)、接触判定部23は、タイマ30をリセットする(ステップS4)。閾値Th1以上であると判定した場合(ステップS2;Yes)、接触判定部23は、ハンドリング判定部24へハンドリング判定を行うよう指示信号を出力する。
次にハンドリング判定部24は、指示信号を取得すると、端末装置1がユーザによってハンドリングされているか否かの判定を行う(ステップS3)。具体的には、ハンドリング判定部24は、加速度センサ40から加速度情報を取得し、取得した加速度情報を積分することで、端末装置1の移動速度を算出するなどして、端末装置1の位置に動きかがあるかどうかを検出する。端末装置1の位置に動きかがある場合、ハンドリング判定部24は、端末装置1はハンドリングされていると判定する。これは、例えばユーザが端末装置1を手に持って、継続して意図的に表示部10に接触しているような状況である。ハンドリングされていると判定すると(ステップS3;Yes)、ハンドリング判定部24は、タイマ30をリセットする。一方、端末装置1の位置に動きかが無い場合、ハンドリング判定部24は、端末装置1はハンドリングされていないと判定する。これは、例えば端末装置1が机の上に置かれ、端末装置1の位置の移動が無い状態で、ユーザが継続して表示部10に接触しているような状況である。ハンドリングされていないと判定すると(ステップS3;No)、ハンドリング判定部24は、タイマ30が時間の計測を行っているかどうかを検出し(ステップS5)、時間の計測を行っていない場合(ステップS5;No)、タイマ30をスタートする(ステップS6)。また、既に時間の計測を行っている場合(ステップS5;Yes)、タイマ30は、時間計測の開始から所定時間が経過したかどうかを判定する(ステップS7)。所定時間が経過していない場合(ステップS7;No)、ステップS1からの処理を繰り返す。所定時間が経過した場合(ステップS7;Yes)、タイマ30は、所定時間が経過した旨の信号を表示制御部22へ出力する。表示制御部22は、この信号を取得すると、表示部10の表示を停止する(ステップS8)。これにより、ユーザの人体との接触領域の温度を低下させ、低温やけどを防止する。
本実施形態によれば、端末装置1に接触している時間、面積に加え、端末装置1のハンドリング状態を端末装置1の位置の変化に基づいて端末装置1の表示モードの制御を行って端末装置1の温度の制御を行うため、利便性を確保しつつ低温やけどを防止することができる。
<第二の実施形態>
以下、本発明の第二の実施形態による端末装置を図4を参照して説明する。
第二の実施形態において、ハンドリング判定部24(図2)は、接触検出部21が検出したタッチ検出量に基づいて、表示部10への接触位置を検知し、接触位置が表示部10の周縁部(額縁)であれば、ユーザが端末装置1をハンドリングしていると判定する。周縁部とは、表示部10内であって、画面端からの距離が所定以内の領域を指すものとする。他の構成は第一の実施形態と同じである。
図4は、本発明の第二の実施形態に係る端末装置の表示部への接触とハンドリング判定を説明する図である。
図4(a)は、片手で端末装置1が把持されている状態の例を示す第一の図である。
符号2Aの示す領域は、例えば左手親指と端末装置1の筐体左側の額縁との接触領域を示しており、符号2Bの示す領域は、左手の親指以外の指と端末装置1の筐体右側の額縁との接触領域を示している。この図の例の場合、領域2Bには、筐体右側の額縁と接触するのみならず表示部10と重なっている部分があり、接触検出部21は、ユーザの表示部10への接触を検出する。ハンドリング判定部24は、接触検出部21が検出したタッチ検出量を取得し、取得したタッチ検出量に含まれる位置情報に基づいて、ユーザの表示部10への接触位置が、表示部10の右側辺の付近であることを検出する。ハンドリング判定部24は、接触位置が表示部10の周縁部だけであることから、ユーザが端末装置1をハンドリングしていると判定する。
図4(b)は、片手で端末装置1が把持されている状態の例を示す第二の図である。
図4(b)の符号2Aの示す領域は、例えば左手親指が端末装置1の筐体上側の額縁と接触するのみならず表示部10と重なっている部分があり、接触検出部21は、ユーザの表示部10への接触を検出する。ハンドリング判定部24は、接触検出部21が検出したタッチ検出量を取得し、取得したタッチ検出量に含まれる位置情報に基づいて、ユーザの表示部10への接触位置が、表示部10の上側辺の付近であることを検出する。ハンドリング判定部24は、接触位置が表示部10の周縁部だけであることから、ユーザが端末装置1をハンドリングしていると判定する。
図4(c)は、片手で端末装置1が把持されている状態の例を示す第三の図である。
図4(c)の符号2Aの示す領域は、例えば左手親指と端末装置1の筐体額縁及び表示部10との接触領域を示している。この図の例の場合、ハンドリング判定部24は、接触検出部21が検出したタッチ検出量を取得し、取得したタッチ検出量に含まれる位置情報に基づいて、ユーザの表示部10への接触領域は、表示部10の左側辺付近だけではなく、表示部10の中央部に及ぶ領域であることを検出する。このような場合、ハンドリング判定部24は、接触位置が表示部10の周縁部だけではないことから、ユーザが端末装置1をハンドリングしていないと判定する。
図4(d)は、端末装置1に例えば腕などがかぶせられた状態の例を示す図である。
図4(d)の符号2Aの示す領域は、腕などの人体と端末装置1の筐体額縁及び表示部10との接触領域を示している。この図の例の場合、ハンドリング判定部24は、接触検出部21が検出したタッチ検出量を取得し、取得したタッチ検出量に含まれる位置情報に基づいて、ユーザの表示部10への接触領域が、表示部10の大部分の領域であることを検出する。このような場合、ハンドリング判定部24は、接触位置が表示部10の周縁部だけではないことから、ユーザが端末装置1をハンドリングしていないと判定する。
近年、端末装置において、ユーザが把持したり持ち運んだりする大きさに限りがあることから、筐体に対して大きな画面を設け、筐体の額縁は細くなる傾向にある。その結果、ハンドリングの状態によってはユーザが意図しなくともユーザの指が表示部10に接触してしまうことがあり、あるいは、接触検出部21が、表示部10の外周縁外側への人体の接触をもタッチ操作として検出する場合がある。そのような場合、一定時間以上の人体の接触の検出だけに基づいて、装置の表示モードの制御を行って装置の温度を低下させると、低温やけどの恐れのない状況においても、表示部10の表示を停止してしまう。従って、図4(a)、(b)のような場合、ユーザが意図して端末装置1を把持し利用していると考えられることから、ハンドリング判定部24は、ユーザが端末装置1をハンドリングしていると判定する。一方、図4(c)、(d)のような場合、ユーザが操作を目的とせずに単に表示部10へ接触しているとみなし、ハンドリング判定部24は、ユーザが端末装置1をハンドリングしていないと判定する。
次に本実施形態の処理の流れについて説明する。
図5は、本発明の第一の実施形態に係る処理のフローチャートである。
ステップS1及びステップS2は、第一実施形態と同様である。つまり、接触判定部23が、接触検出部21からタッチ検出量を取得し、ユーザが表示部10に接触しているかどうかを判定し(ステップS1)、接触していないと判定した場合は、タイマ30をリセットし、接触していると判定した場合は、表示部10への接触面積を算出する。そして、接触判定部23は、算出した接触面積が所定の閾値Th1以上かどうかを判定し(ステップS2)、閾値Th1以上ではない場合、タイマ30をリセットし、接触面積が閾値Th1以上と判定すると、ハンドリング判定部24へハンドリング判定を要求する。
次にハンドリング判定部24は、接触位置が周縁部でかつ接触面積が所定の閾値Th2以下かどうかを判定する(ステップS9)。具体的には、ハンドリング判定部24は、接触検出部21が検出したタッチ検出量を取得し、ユーザの接触位置が表示部10の周縁部であるか否かを検出する。また、タッチ検出量に含まれるユーザによる接触位置の座標情報から接触面積を算出する。そして、ハンドリング判定部24は、記憶装置50から閾値Th2を読み出し、算出した接触面積と閾値Th2とを比較する。ハンドリング判定部24は、検出した接触位置が表示部10の周縁部かつ接触面積が閾値Th2以下の場合、ハンドリングされていると判定する。検出した接触位置が周縁部を含まないか又は接触面積が閾値Th2を上回る場合、ハンドリング判定部24は、端末装置1はハンドリングされていないと判定する。
以下の処理ステップは、第一実施形態と同様である。つまり、接触位置が周縁部でかつ接触面積が閾値Th2以下の場合、ハンドリング判定部24は、タイマ30が時間計測を行っているか否かを検出し(ステップS5)、時間計測を行っていなければ、タイマ30をスタート(ステップS6)する。時間計測中であれば、タイマ30は、時間計測の開始から所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS7)、経過していない場合、ステップS1からの処理を繰り返す。所定時間が経過した場合、タイマ30は、所定時間が経過した旨の信号を表示制御部22へ出力する。表示制御部22は、この信号を取得すると、表示部10の表示を停止する(ステップS8)。
本実施形態によれば、表示部10の周縁部のみへの接触を検出し、そのような接触を検出しても、表示モードの制御を行わないことによって、利便性を確保しつつ低温やけどを防止することができる。例えば、移動中の車中で端末装置1にて動画を視聴しているユーザがいるとして、そのユーザが端末装置1へ覆いかぶさったまま寝てしまったとする。端末装置1の移動によるハンドリング判定だけでは、このような状況では端末装置1は、ハンドリングされていると判定され、画面の表示を停止する制御が動作せず、低温やけどをする可能性がある。そのような場合でも、本実施形態によれば、ハンドリング判定部24は、周縁部以外の領域を含む接触の検出に基づいて、端末装置1はハンドリングされていないと判定し、画面の表示停止を行い、低温やけどを防ぐことができる。なお、本実施形態は、第一の実施形態と組み合わせることも可能である。
なお、上述の端末装置1は内部にコンピュータを有している。そして、上述した端末装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、表示制御部が表示部10の表示動作を停止するだけではなく、端末装置1に備わる端末装置1の機能動作を制御する制御部が、端末装置1の動作モードをスリープモードへ切り替えることによって端末装置1を低温化し、低温やけどを防止するような実施形態でもよい。なお、表示モードは、動作モードの一例である。
1・・・端末装置、10・・・表示部、11・・・タッチパネル、12・・・LCD、20・・・CPU、21・・・接触検出部、22・・・表示制御部、23・・・接触判定部、24・・・ハンドリング判定部、30・・・タイマ、40・・・加速度センサ

Claims (5)

  1. 表示部への接触を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部が検出した検出結果に基づいて、接触時間が所定の時間以上か否か及び接触面積が所定の面積以上か否かを判定する接触判定部と、
    所定の検出手段によって検出された検出結果に基づいて自装置がハンドリングされているか否かを判定するハンドリング判定部と、
    前記接触判定部の判定結果が、前記接触時間が前記所定時間以上であり、かつ、前記接触面積が前記所定の面積以上であって、さらに、前記ハンドリング判定部が自装置がハンドリングされていないと判定した場合に、前記表示部の表示を停止する制御部と、
    を有する端末装置。
  2. 前記所定の検出手段は、自装置が備える加速度センサであって、前記ハンドリング判定部は、前記加速度センサの検出結果に基づいて自装置の位置に動きがあるかどうかを検出し、動きがあれば自装置がハンドリングされていると判定する
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記所定の検出手段は、前記接触検出部であって、前記ハンドリング判定部は、前記接触検出部の検出結果に基づいて前記表示部への接触位置を検出し、当該接触位置が前記表示部の周縁部であれば自装置がハンドリングされていると判定する
    請求項1または請求項2に記載の端末装置。
  4. 自装置が備える表示部への接触を検出する第1ステップと、
    前記検出結果に基づいて、接触時間が所定の時間以上か否か及び接触面積が所定の面積以上か否かを判定する第2ステップと、
    所定の検出手段によって検出された検出結果に基づいて自装置がハンドリングされているか否かを判定する第3ステップと、
    前記第2ステップの判定結果が、前記接触時間が前記所定時間以上であり、かつ、前記接触面積が前記所定の面積以上であって、さらに、前記第3ステップで、自装置がハンドリングされていないと判定した場合に、前記表示部の表示を停止する第4ステップと、
    を有する端末装置制御方法。
  5. 端末装置のコンピュータに、
    自装置が備える表示部への接触を検出する第1ステップと、
    前記検出結果に基づいて、接触時間が所定の時間以上か否か及び接触面積が所定の面積以上か否かを判定する第2ステップと、
    所定の検出手段によって検出された検出結果に基づいて自装置がハンドリングされているか否かを判定する第3ステップと、
    前記第2ステップの判定結果が、前記接触時間が前記所定時間以上であり、かつ、前記接触面積が前記所定の面積以上であって、さらに、前記第3ステップで、自装置がハンドリングされていないと判定した場合に、前記表示部の表示を停止する第4ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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