JP6344226B2 - 液面検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に貯留された液体の液面レベルを検出する液面検出装置に関する。
従来、容器に貯留された液体の液面レベルを検出する液面検出装置が知られている。特許文献1に開示の液面検出装置では、容器に対して固定される固定体と、固定体に対して回動する回転体と、液体に浮かぶフロートと、当該フロートと回転体とを接続し、フロートの上下動に応じて回転体を回動させるアームとを備えている。また、回転体は、アームの挿入部が挿入方向に挿入される挿入穴と、延伸部を受け入れる受入開口を有し、受け入れられた延伸部を保持する保持部とを有している。
特開平9−152369号公報
しかしながら、特許文献1の液面検出装置においては、ガイド部が設けられていないため、外力等の様々な要因により延伸部が保持部から外れると、すぐに挿入部が挿入穴から外れてしまう。この結果、アームが回転体から分離し、装置の機能が失われることが懸念されている。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、アームの保持力が高い液面検出装置を提供することにある。
本発明は、容器(1)に対して固定される固定体(10)と、固定体に対して回動する回転体(20)とを備え、固定体に対する回転体の相対角度により容器に貯留された液体の液面レベル(LL)を検出する液面検出装置であって、
液体に浮かぶフロート(40)と、
フロートと回転体とを接続し、フロートの上下動に応じて回転体を回動させるアーム(50)とを備え、
アームは、回転体に挿入される挿入部(52)と、挿入部に対して曲げられ、延伸する延伸部(54)とを有しており、
回転体は、アームの挿入部が挿入方向(ID)に挿入される挿入穴(24)と、延伸部を受け入れる受入開口(26b)を有し、受入開口に受け入れられた延伸部を保持する保持部(26)とを有し、
固定体は、延伸部のうち、保持部に保持される部分と、フロートに接続される部分との間の領域の一部(54a)を、アームの可動角度範囲(θ0)内において覆うガイド部(16)を有し、
ガイド部には、延伸部の一部を前記ガイド部の内側に配置するための通過部(17)が形成されていることを特徴とする。
このような発明によると、ガイド部が、延伸部のうち、保持部に保持される部分と、フロートに接続される部分との間の領域の一部を、アームの可動角度範囲内において覆っている。外力等の様々な要因により保持部から延伸部が外れる場合に、通過部を通してガイド部の内側に配置されている延伸部の一部がこのガイド部に当たることで、挿入部が挿入穴から抜けてしまう最悪の事態が発生することを抑制できる。したがって、アームの保持力が高い液面検出装置を提供することができる。
なお、括弧内の符号は、記載内容の理解を容易にすべく、後述する実施形態において対応する構成を例示するものに留まり、発明の内容を限定することを意図したものではない。
本実施形態における液面検出装置の燃料タンクへの設置状態を示す正面図である。 図1を部分的に拡大して示す正面図である。 図2のIII−III線断面を部分的に示す図であって、特に保持爪の形状を示す断面図である。 図2のIV方向から見たハウジングを示す側面図である。 図4に対応する図であって、組付工程において、延伸部を通過部に通過させる工程を説明するための側面図である。 本実施形態における可動角度範囲、組付角度、及び通過部角度の関係を示す正面図である。 変形例1における図6に対応する図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による液面検出装置100は、図1に示すように、車両において、液体としての燃料を貯留する容器としての燃料タンク1内に設置され、燃料ポンプモジュール2等に保持されている。液面検出装置100は、フロート40、アーム50、回転体としてのインシュレータ20、固定体としてのハウジング10、回路基板62、及び摺動プレート64を備えている。回路基板62及び摺動プレート64を主体として構成される検出機構としての可変抵抗器60が、ハウジング10に対するインシュレータ20の相対角度を検出することにより、液面検出装置100は、燃料タンク1に貯留された燃料の液面レベルLLを検出する。
フロート40は、図1に示すように、例えば発泡させたエボナイト等の燃料よりも比重の小さい材料により形成され、燃料の液面に浮かぶようになっている。すなわち、液面レベルLLが変化すると、これに応じてフロート40が上下動するようになっている。フロート40は、アーム50を介してインシュレータ20に保持されている。
アーム50は、ステンレス鋼等の金属からなる丸棒状の芯材によって形成されており、フロート40とインシュレータ20とを接続している。アーム50の一方の端部は、フロート40に形成された貫通孔42に挿通されている。アーム50の他方の端部は、インシュレータ20の保持機構22を用いて当該インシュレータ20に保持されている。具体的にアーム50は、保持機構22に保持される端部側においてインシュレータ20に挿入される挿入部52、及び当該挿入部52に対して曲げられ、延伸する延伸部54を有している。
インシュレータ20は、図1〜2に示すように、例えばポリアセタール(POM)樹脂等の合成樹脂によって形成されている。インシュレータ20には、摺動プレート64が取り付けられると共に、アーム50が組み付けられている。インシュレータ20は、保持機構22として、挿入穴24、保持部26等を有している。
挿入穴24は、アーム50の挿入部52が挿入方向IDに挿入される円筒状の孔である。特に本実施形態では、挿入穴24は、インシュレータ20を貫通して設けられ、ハウジング10のボス部12と隣接している。
保持部26は、挿入穴24の径方向に沿って並んで設けられる、2つの保持爪26aにより構成されている。図3に詳細を示すように、各保持爪26aは、挿入方向IDの反対方向ODを向く外面21から突出し、円弧状に湾曲した爪状を呈している。各保持爪26aは、先端が外面21と対向することにより、挿入穴24の周方向にアーム50の延伸部54を受け入れる受入開口26bを有している。
各保持爪26aの内径DCは、延伸部54の直径DAよりも僅かに小さく形成される。これにより、保持部26の各保持爪26aは、弾性変形状態で延伸部54にへばり付くことで、受入開口26bに受け入れられた延伸部54を保持する。
本実施形態の受入開口26bが延伸部54を受け入れる方向は、挿入穴24の周方向のうち、図1に示す液面検出装置100の燃料タンク1への設置状態において、車両上方から車両下方に向かう方向となっている。すなわち、保持部26は、車両上方から延伸部54を受け入れると共に、受入開口26bに受け入れられた延伸部54を車両下方から持ち上げるように保持する。ここで、車両下方とは、車両が平地にあるときに重力の生ずる方向を示す。車両上方とは、車両下方の反対方向を示す。
このようにしてアーム50を保持するインシュレータ20の挿入穴24は、アーム50の挿入部52により貫通される。さらに、挿入部52の先端が図4に示すボス部12に挿通されることにより、当該挿入部52が回転軸70として機能することで、インシュレータ20は、ハウジング10に対して回動可能に支持される。
このような液面検出装置100において、フロート40が上下動すると、これに応じてアーム50がインシュレータ20を回動させる。すなわち、インシュレータ20及びこれに保持されたアーム50は、所定の可動角度範囲θ0(例えば40°の範囲、図6も参照)内でハウジング10に対して回動する。
ハウジング10は、図1〜2,4に示すように、例えばPOM樹脂等の合成樹脂によって形成されており、燃料ポンプモジュール2を介して燃料タンク1に対して固定されている。ハウジング10には、回路基板62と、回路基板62に接続されたプラス端子66a及びマイナス端子66bとが取り付けられている。ハウジング10は、底部及び側壁を容器状に形成されており、回路基板62を収容する基板収容部11を形成している。またハウジング10には、上記のように挿入部52の先端を通すボス部12が形成されている。
このようなハウジング10は、F点ストッパ13、E点ストッパ14、及びガイド部16を有している。2つのストッパ13,14は、挿入方向IDの反対方向ODに突出する突起状に設けられ、インシュレータ20の側面と当接することで、インシュレータ20の可動角度範囲θ0を制限している。F点ストッパ13は、インシュレータ20の回動方向のうち、液面レベルLLの上昇に対応する上昇方向において可動角度範囲θ0を制限するストッパである。また、E点ストッパ14は、インシュレータ20の回動方向のうち、液面レベルLLの下降に対応する下降方向において可動角度範囲θ0を制限するストッパである。特に本実施形態では、E点ストッパ14は、F点ストッパ13に対してより車両下方となる位置に設けられている。このため、保持部26の受入開口26bは、F点ストッパ13からE点ストッパ14に向かう方向に延伸部54を受け入れることとなる。
ガイド部16は、回動するインシュレータ20と交錯しない箇所において、ハウジング10と一体に、矩形筒状に形成されている。ガイド部16は、内側が挿入方向IDの反対方向ODを向く本体部16aと、本体部16aの両端から突出し、当該反対方向ODに突出する2つの端部16b,16cと、2つの端部16b,16cからそれぞれ本体部16aに沿って先端が互いに対向するように突出し、内側が挿入方向IDを向く2つのリブ部16d,16eとを主体として形成されている。
このようなガイド部16の内側を、アーム50の延伸部54が挿通されている。したがって、ガイド部16は、延伸部54のうち、保持部26に保持される部分と、フロート40に接続される部分との間の領域の一部54aを、アーム50の可動角度範囲θ0内において覆っている。より詳細には、2つの端部16b,16c間は、回動する延伸部54の可動角度範囲θ0よりも広く設定されている。すなわち、可動角度範囲θ0の制限端に位置する延伸部54に対して、各端部16b,16cは、隙間を形成している。
また、図4に示すように、ガイド部16において、挿入方向IDにおける本体部16aとリブ部16d,16eとの間隔LGは、延伸部54の直径DAよりも大きく、かつ、直径DAの2倍以下の範囲に設定されることが最適である。この間隔LGが小さすぎると、ガイド部16が延伸部54の可動角度範囲θ0内の回動を阻害することが懸念される。また逆に間隔LGが大きすぎると、ガイド部16が延伸部54をガイドする機能が十分に発揮されないことが懸念されるだけでなく、液面検出装置100の体格が増大してしまう。
図2,4に示すように、ガイド部16には、2つのリブ部16d,16eが互いに対向する箇所において、通過部17が形成されている。通過部17は、延伸部54の一部54aを、ガイド部16の外側から内側に通過させることで、ガイド部16の内側に配置するための開口である。通過部17は、挿入穴24の径方向に沿って、リブ部16d,16eの突出方向に対し傾斜して形成されている。2つのリブ部16d,16eの先端がテーパ状に形成されていることにより、通過部17の幅WPは、ガイド部16の外側と内側とで異なっている。具体的に、幅WPは、最も外側において延伸部54の直径DAよりも大きく(この幅をWP0とする)、ガイド部16の内側に向かう程縮幅し、最も内側では、直径DAよりも小さく(この幅をWP1とする)形成されている。また、各リブ部16d,16eは、挿入方向IDに弾性変形可能となっている(図5も参照)。なお、図4では、図2に対応する位置のアームが2点鎖線により示されている。
回路基板62は、図1〜2に示すように、セラミックス等により形成され、基板収容部11に収容された状態で、ハウジング10に保持されている。回路基板62のインシュレータ20側の表面には、一組の抵抗体パターン62a,62bが検出回路として形成されている。各抵抗体パターン62a,62bは、回転軸70を中心とした円弧状に形成されている。外周側の抵抗体パターン62aは、所定の電気抵抗値を有する複数の抵抗体を配列することで形成されている。抵抗体パターン62aは、プラス極となる電極パターンであって、プラス端子66aと電気的に接続されている。内周側の抵抗体パターン62bは、マイナス極となる電極パターンであって、マイナス端子66bと電気的に接続されている。これにより、抵抗体パターン62bには、コネクタ68を介してグラウンド電位が印加される。
摺動プレート64は、図2に示すように、金属によって形成された導電性を有する板状の部材であり、インシュレータ20において回路基板62と対向する側に取り付けられている。摺動プレート64は、全体としてU字型状に形成されており、連結部64a、当該連結部64aの両端から延伸する一対の可撓部64b、及び、各可撓部64bの先端に設けられた一対の摺動接点64cを有する。連結部64aがインシュレータ20に取り付けられることにより、摺動プレート64は、インシュレータ20と一体に回動する。各可撓部64bは、回路基板62の板厚方向に撓むことができ、この弾性により各摺動接点64cが各抵抗体パターン62a,62bに向けて押し付けられる。
ここまで説明した回路基板62及び摺動プレート64は、協働して検出機構としての可変抵抗器60を形成している。検出回路における電気抵抗値は、ハウジング10に対するインシュレータ20の相対角度に応じて変化する。より詳細には、インシュレータ20が回動することにより、摺動プレート64は、各抵抗体パターン62a,62bに各摺動接点64cを接触させつつ、回路基板62に応じて相対変位する。インシュレータ20がF点ストッパ13と当接することで、各摺動接点64cが各端子66a,66bに最も接近している場合、検出回路の電気抵抗値は、最小となる。この状態からのインシュレータ20の回動によって各摺動接点64cが各端子66a,66bから遠ざかると、検出回路の電気抵抗は漸増する。そして、インシュレータ20がE点ストッパ14と当接することで、各摺動接点64cが各端子66a,66bから最も遠ざかっている場合、検出回路の電気抵抗値は、最大となる。以上の原理により、可変抵抗器60による相対角度の検出が可能となる。そして、可変抵抗器60と接続された外部の機器(例えばコンビネーションメータ)は、検出回路の電気抵抗値に応じた各端子66a,66b間の電位差を、液面レベルLLの検出情報として取得することができる。
ここで、インシュレータ20をアーム50に組み付ける組付工程について、簡単に説明する。
まず、アーム50を配置する。インシュレータ20をハウジング10のE点ストッパ14に当接させた姿勢にて、アーム50の挿入部52を挿入穴24に合わせる。このとき、延伸部54を保持部26に対して挿入穴24の周方向にずらした配置であって、通過部17と挿入方向IDに重なる位置に配置する。挿入部52に対する曲げ箇所から直線状に延びる延伸部54の一部54aが、挿入穴24の径方向に沿って形成された通過部17と方向を合わせた配置となる。
次に、アーム50の挿入部52をインシュレータ20の挿入穴24に挿入方向IDに挿入すると共に、延伸部54を通過部17に通過させる。通過部17の最も内側の幅WP1が延伸部54の直径DAよりも小さい本実施形態では、図5に示すように、各リブ部16d,16eのテーパ状の先端に延伸部54を押し当てながら、各リブ部16d,16eを挿入方向IDに弾性変形させる。これにより、通過部17は、延伸部54が通過可能な各リブ部16d,16e間の幅を形成する。通過部17を通過した延伸部54の一部54aは、ガイド部16の内側に配置される。なお、図5では、延伸部54についてガイド部16よりもフロート40側を省略し、断面として示されている。
次に、延伸部54を挿入穴24を軸として受入開口26bに向けて回転させる。延伸部54を回転させていくと、E点ストッパ14に当接する状態のインシュレータ20における保持部26に対して、延伸部54の縁が接触する位置に達する。この延伸部54の位置を接触位置CPと定義する(図6の2点鎖線参照)。すなわち、本実施形態において通過部17は、接触位置CPを挟んで保持部26とは反対側となる位置に設けられているため、延伸部54の回転ストローク中において延伸部54が接触位置CPに到達することとなる。
次に、受入開口26bを介して、延伸部54を保持部26に挿入する。より詳細には、さらに延伸部54を回転させながら受入開口26bに押し込むことで、保持部26としての保持爪26aを弾性変形させ、図2のように延伸部54が保持部26に受け入れられる。以上により、インシュレータ20をハウジング10のE点ストッパ14に当接させた安定姿勢にて、アーム50は、インシュレータ20に組み付けられる。
ここで、図6に示すように、E点ストッパ14に当接させた姿勢のインシュレータ20において、接触位置CPから保持部26に受け入れられた延伸部54の位置までの回転角度を、組付角度θ1と定義する。また、E点ストッパ14に当接させた姿勢のインシュレータ20において、挿入穴24に対し、通過部17と保持部26に受け入れられた延伸部54の位置とがなす角度を、通過部角度θ2と定義する。そして通過部17は、通過部角度θ2が組付角度θ1以上となるような位置に設けられている。このため、上記のような手順でアーム50を組み付けることが可能となるのである。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の作用効果を以下に説明する。
本実施形態では、ガイド部16が、延伸部54のうち、保持部26に保持される部分と、フロート40に接続される部分との間の領域の一部54aを、アーム50の可動角度範囲θ0内において覆っている。外力等の様々な要因により保持部26から延伸部54が外れる場合に、通過部17を通してガイド部16の内側に配置されている延伸部54の一部54aがこのガイド部16に当たることで、挿入部52が挿入穴24から抜けてしまう最悪の事態が発生することを抑制できる。したがって、アーム50の保持力が高い液面検出装置100を提供することができる。
また、本実施形態では、通過部17は、ガイド部16の内側に向かう程縮幅する。これによれば、延伸部54が通過部17を挿入方向IDに通過する際、ガイド部16を挿入方向IDに徐々に弾性変形させながら通過させることができる。また、延伸部54が保持部26に保持された状態においては、通過部17の最も挿入方向IDとなる側が延伸部54の直径DAよりも小さいことにより、延伸部54が通過部17をガイド部16の外側に通過してしまうこと、又は通過部17に引っ掛かることを抑制できる。
また、本実施形態では、延伸部54の一部54aは、挿入部52に対する曲げ箇所から直線状に延伸し、通過部17は、挿入穴24の径方向に沿って形成される。これによれば、アーム50の挿入部52を挿入穴24に挿入する際に、挿入穴24の径方向に沿った状態の延伸部54を容易に通過部17に通過させることができる。したがって、スムーズなアーム50の組み付けが可能となり、アーム50の組付性と保持力とを両立することができる。
また、本実施形態では、アーム50の組み付けにおいて、アーム50の挿入部52を挿入穴24の挿入方向IDに挿入する際に、延伸部54も挿入方向IDに移動する。このとき、ガイド部16において形成された通過部17に延伸部54を通過させることで、延伸部54を容易にガイド部16の内側に配置することができる。そして、接触位置CPを挟んで保持部26とは反対側となる位置に設けられる通過部17により、回転体としてのインシュレータ20をE点ストッパ14に当接させた状態で延伸部54を通過させると、延伸部54と保持部26とが交錯すること回避できる。そして、挿入穴24の周方向に沿って延伸部54を回動させることで、受入開口26bを介して保持部26に保持される。以上により、アーム50の組付性と保持力とを両立することができる。
また、本実施形態では、ガイド部16は、端部16b,16cにおいて、保持部26に保持されている延伸部54と隙間を形成している。これによれば、ガイド部16が延伸部54に当接して延伸部54が保持部26から外れる事態を回避することができるので、アームの保持力が高まる。
また、本実施形態では、ガイド部16は、固定体としてのハウジング10と一体に形成される。これによれば、部品点数を減らしつつ、アーム50の組付性と保持力とを両立することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に、変形例1としては、通過部17は、図7に示すように、接触位置CPと挿入方向IDに重なる位置に設けられてもよい。
変形例2としては、通過部17の幅WPは、ガイド部16の内側に向かう程縮幅していなくてもよい。また、通過部17の幅WPは、全体を通じて、延伸部54の直径DA以上であってもよい。
変形例3としては、通過部17は、挿入穴24の径方向に沿って形成されていなくてもよく、例えばリブ部16d,16eの突出方向と直交して形成されていてもよい。
変形例4としては、保持部26の受入開口26bは、E点ストッパ14からF点ストッパ13に向かう方向に延伸部54を受け入れるようにしてもよい。この場合の組付工程では、インシュレータ20をハウジング10のF点ストッパ13に当接させた姿勢にて、アーム50は、インシュレータ20に組み付け可能である。
変形例5としては、保持部26の受入開口26bは、挿入方向IDに延伸部54を受け入れるようにしてもよい。この場合の組付工程では、インシュレータ20の受入開口26bが通過部17と挿入方向IDに重なる位置に配置した姿勢にて、アーム50は、インシュレータ20に組み付け可能である。
変形例6としては、F点ストッパ13又はE点ストッパ14を設ける代わりに、ガイド部16の端部16b又は16cを、延伸部54と当接することで可動角度範囲θ0を制限するストッパとしてもよい。
変形例7としては、挿入部52とは別個に回転軸70が設けられていてもよい。
変形例8としては、検出機構としての可変抵抗器60には、摺動接点が1接点の方式等、他の様々な方式を採用可能である。
変形例9としては、検出機構として、回転体としてのマグネットホルダに保持されたマグネットの発生磁界を、固定体としてのボデーに保持されたホールICによって検出するようにしてもよい。
変形例10としては、本発明は、車両に搭載される他の液体、例えばブレーキフルード、エンジン冷却水、エンジンオイル等の容器内の液面検出装置に適用されてもよい。さらに、車両用に限らず、各種民生用機器、各種輸送機器が備える液体容器内に設けられる液面検出装置に、本発明は適用可能である。
1 燃料タンク(容器)、10 ハウジング(固定体)、14 E点ストッパ(ストッパ)、16 ガイド部、16b,16c 端部、17 通過部、20 インシュレータ(回転体)、24 挿入穴、26 保持部、26b 受入開口、40 フロート、50 アーム、52 挿入部、54 延伸部、54a 一部、LL 液面レベル、ID 挿入方向、θ0 可動角度範囲、WP 幅、DA 直径、CP 接触位置

Claims (6)

  1. 容器(1)に対して固定される固定体(10)と、前記固定体に対して回動する回転体(20)とを備え、前記固定体に対する前記回転体の相対角度により前記容器に貯留された液体の液面レベル(LL)を検出する液面検出装置であって、
    前記液体に浮かぶフロート(40)と、
    前記フロートと前記回転体とを接続し、前記フロートの上下動に応じて前記回転体を回動させるアーム(50)とを備え、
    前記アームは、前記回転体に挿入される挿入部(52)と、前記挿入部に対して曲げられ、延伸する延伸部(54)とを有しており、
    前記回転体は、前記アームの前記挿入部が挿入方向(ID)に挿入される挿入穴(24)と、前記延伸部を受け入れる受入開口(26b)を有し、前記受入開口に受け入れられた前記延伸部を保持する保持部(26)とを有し、
    前記固定体は、前記延伸部のうち、前記保持部に保持される部分と、前記フロートに接続される部分との間の領域の一部(54a)を、前記アームの可動角度範囲(θ0)内において覆うガイド部(16)を有し、
    前記ガイド部には、前記延伸部の前記一部を前記ガイド部の内側に配置するための通過部(17)が形成されていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記ガイド部は、弾性変形可能に形成されており、
    前記通過部の幅(WP)は、前記ガイド部の内側に向かう程縮幅し、最も内側では、前記延伸部の直径(DA)よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記延伸部の前記一部は、前記挿入部に対する曲げ箇所から直線状に延伸し、
    前記通過部は、前記挿入穴の径方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  4. 前記受入開口は、前記挿入穴の周方向に前記延伸部を受け入れるものであって、
    前記固定体は、前記回転体と当接することで前記可動角度範囲を制限するストッパ(14)を有し、
    前記ストッパに当接する状態の前記回転体における前記保持部に対して、前記延伸部の縁が接触する位置を接触位置(CP)と定義すると、
    前記通過部は、前記接触位置と前記挿入方向に重なる位置、又は、前記接触位置を挟んで前記保持部とは反対側となる位置に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液面検出装置。
  5. 前記ガイド部は、端部(16b,16c)において、前記保持部に保持されている前記延伸部と隙間を形成していることを特徴とする請求項4に記載の液面検出装置。
  6. 前記ガイド部は、前記固定体と一体に形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液面検出装置。
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