JP6343574B2 - カテーテル - Google Patents

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本発明は、先端の偏向操作が可能なカテーテルに関する。
心臓の不整脈を診断または治療するために使用する医療用具として、電極カテーテルが
知られている。電極カテーテルを患者の体内に挿入する場合には、先行してシースカテーテルを体内に導入し、その後、シースカテーテルの内孔に電極カテーテルを挿入して前進させる。
血管を通して心臓の内部まで挿入されるカテーテルでは、血管や心臓の内部などをスムーズに挿入するために、遠位端近傍が所定のカーブ形状で湾曲可能であることが求められる。そのため、電極カテーテルやシースカテーテルでは、体外に配置されるカテーテルの近位端(基端または手元側)に装着された操作部でカテーテルに挿通されたプルワイヤを牽引操作することにより、体内に挿入されたカテーテルの遠位端(先端)の向きが偏向される。ここで、本願では、このように先端が湾曲操作可能なシースカテーテルはスティーラブルシースと呼ぶ。
ところで、プルワイヤの牽引操作によって偏向操作(湾曲操作)可能なカテーテルでは、偏向操作を行うと、湾曲してほしい部分(先端)だけでなくカテーテルの全体が倒れてしまうことがある。この対策としてSUSコイルをプルワイヤ用のルーメンに挿入し、カテーテルの基端側を補強する方法がとられている(特許文献1参照)。
特開平08−24341号公報
スティーラブルシースでは、電極カテーテルなどを挿通するためのルーメンの大きさを十分に確保する必要があり、一方、血管に挿通して使用するため、外径を大きくすることも出来ない。そのため、管壁の肉厚は極めて薄くなるため、プルワイヤ用のルーメンも細くなる。このようなスティーラブルシースに、特許文献1に記載のように、SUSコイルをプルワイヤ用のルーメンに挿入する構造を用いたとしても、十分なサイズのSUSコイルを使えず、十分な効果が得られない。さらに、補強している部分の強度が高くなるため、血管の追従性が悪くなる問題もある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、カテーテルの基端部分を補強することなく、先端偏向操作時におけるカテーテル全体の倒れ込みを抑制することができる技術の提供にある。
本発明のある態様は、カテーテルである。当該カテーテルは、複数のルーメンが軸方向に沿って形成された可撓性の管状部材と、前記複数のルーメンのうち、前記管状部材の中心軸から外れた位置に配設された操作用ルーメンに挿通され、一方の端部が前記管状部材の遠位端の近傍に固定された操作用ワイヤと、前記中心軸に対して前記操作用ルーメンとは反対側において前記中心軸に沿って配設されたルーメンに挿通され、一方の端部が前記操作用ワイヤの前記一方の端部より前記操作用ワイヤの湾曲許容領域の長さの分だけ近位側に位置する湾曲抑制部材とを備えることを特徴とする。当該カテーテルにおいて、前記湾曲抑制部材の遠位端が前記管状部材に対して固定され、前記湾曲抑制部材の近位端が前記管状部材の近位側に設けられたハンドルに対して固定されていてもよい。
上述した態様のカテーテルにおいて、前記中心軸に対して前記操作用ルーメンとは反対側において前記中心軸に沿って配設された他の操作用ルーメンに挿通され、一方の端部が前記管状部材の遠位端の近傍に固定された他の操作用ワイヤと、前記中心軸に対して前記他の操作用ワイヤとは反対側において前記中心軸に沿って配設され、一方の端部が前記他の操作用ワイヤの前記一方の端部より前記他の操作用ワイヤの湾曲許容領域の長さの分だけ近位側に位置する他の湾曲抑制部材とを備えてもよい。当該カテーテルにおいて、前記他の湾曲抑制部材の遠位端が前記管状部材に対して固定され、前記他の湾曲抑制部材の近位端が前記ハンドルに対して固定されていてもよい。また、上述したいずれかの態様において、前記中心軸を含む領域に前記中心軸に沿って設けられ、別のカテーテルを挿通させるための内腔を備えてもよい。
本発明によれば、先端偏向操作時におけるカテーテル全体の倒れ込みを抑制することができる。
実施形態1に係るカテーテルの平面図である。 図1に示すA’−A’線に沿った断面図である。 図2に示すB−B線に沿った先端部分の断面図である。 実施形態2に係るカテーテルの平面図である。 図4に示すA’−A’線に沿った断面図である。 プルワイヤを引っ張ったときのカテーテルの倒れ込みを評価する方法を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るカテーテルの平面図である。図2は、図1のA’−A’線に沿った断面図である。図3は、図2に示すB−B線に沿った先端部分の断面図である。
実施形態1に係るカテーテル10は、血管内に挿通されたカテーテルチューブの遠位端を所望の留置先に設置する際の補助器具として用いられるカテーテルシースである。カテーテル10は、先端部分が片方向に偏向可能なシングルディレクションタイプである。図1に示すように、カテーテル10は、管状部材20およびハンドル30を備える。
管状部材20の近位端には、ハンドル30が装着されている。また、ハンドル30には管状部材20の先端部の偏向操作(首振り操作)を行うための回転操作部32が装着されている。ハンドル30と回転操作部32とで操作部が構成されている。一方、管状部材20の遠位部分には、SUSなどの金属で形成されたリング状の固定部70が埋め込まれており、さらに管状部材20の遠位端に先端がテーパー状に加工してある先端チップ40が取り付けられている。
管状部材20は、可撓性を有するチューブであり、管状部材20には、軸方向に沿って例えば電極カテーテルを挿通可能な内腔21が設けられている。このため、本実施形態の管状部材20は薄肉のチューブである。管状部材20の外径、内径、肉厚、長さは、それぞれ、たとえば2.0〜6.0mm、0.5〜5.0mm、0.3〜1.0mm、600〜1000mmであり、管状部材20を血管に挿入することにより、血管を拡張させることができる。管状部材20の材料としては、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリエーテルブロックアミド、ポリエステル、ポリアミドなどが挙げられる。
管状部材20には、内腔21の外側の領域に中心軸に沿って第1ルーメン(プルワイヤ用ルーメン)22および第2ルーメン23が形成されている。第1ルーメン22と第2ルーメン23は、管状部材20の中心軸を対称軸として対称の位置に設けられている。第1ルーメン22と第2ルーメン23の内径はたとえば0.2〜0.6mmである。
プルワイヤ(操作用ワイヤ)50は、第1ルーメン22に挿通されている。プルワイヤ50は、SUSワイヤ、タングステン、Ni−Ti系超弾性合金などにより構成され、その直径はたとえば0.1〜0.5mmである。プルワイヤ50の遠位端は、管状部材20の遠位部分に設置された固定部70に溶接により固定されている。プルワイヤ50の近位端は、カテーテルチューブ10の湾曲許容領域(ディフレクション領域)Dの偏向操作を行うための周知の回転操作部32に接続されている。回転操作部32を操作することによって、プルワイヤ50が引っ張られ、湾曲許容領域Dが図1に示すA方向に撓むことにより、カテーテル100の先端が偏向する。湾曲許容領域Dの長さは、たとえば、80mmである。
湾曲抑制部材60は、第2ルーメン23に挿通されている。湾曲抑制部材60には、SUSワイヤ、タングステン、Ni−Ti系超弾性合金などの引張加重に強いワイヤが用いられ、その直径はたとえば0.1〜0.5mmである。湾曲抑制部材60の遠位端は、プルワイヤの遠位端の位置より、湾曲許容領域Dの長さの分だけ近位側に位置し、接着剤やはんだ(図示せず)によって管状部材20に対して固定されている。湾曲抑制部材60の遠位端の固定方法は特に限定されないが、図3に示したようなリング状の固定部70を湾曲抑制部材60用に用意し、溶接してもよい。湾曲抑制部材60の近位端は、ハンドル30内に位置し、接着剤やはんだ(図示せず)によってハンドル30に対して固定されている。湾曲抑制部材60は弛まないように張られている。
湾曲操作可能なカテーテル10では、プルワイヤ50を引っ張り操作すると、湾曲方向A側には縮む力がかかり、湾曲方向の反対側には伸びる力が加わる。これによって、カテーテル10は湾曲する。より詳しくは、カテーテル10では、プルワイヤ50を引っ張った場合には、湾曲方向A側では、管状部材20の先端から基端まで縮む力がかかる。一方、湾曲方向A側の反対側では、湾曲領域よりも基端側には湾曲抑制部材60が挿通されており、管状部材20が伸びようとすると湾曲抑制部材60に張力が発生する。この張力によって管状部材20の伸びが制限され、湾曲が抑制される。その結果、湾曲抑制部材60が挿通されている領域は倒れ込みが抑制される。したがって、湾曲許容領域Dが主に湾曲し、基端側の倒れ込みが抑制される。このように、カテーテル10では、プルワイヤ50の引っ張り操作を行うときに湾曲抑制部材60に生じる張力によって管状部材20の基端側の湾曲を抑制しているため、プルワイヤ50の引っ張り操作をしていない場合には管状部材20の柔軟性を維持することが出来、血管に追従して湾曲することが可能である。
なお、湾曲許容領域Dを選択的に湾曲させるため、管状部材20の湾曲許容領域Dの湾曲性(柔軟性)を、湾曲許容領域Dより近位側の領域の管状部材20の湾曲性より高くすることが好適である。たとえば、湾曲許容領域Dより近位側の領域では、湾曲許容領域Dよりショア硬度が高い材料を用いることが好適である。
(実施形態2)
実施形態2に係るカテーテル10は、先端部分が双方向に偏向可能なバイディレクションタイプである。図4は、実施形態2に係るカテーテルの平面図である。図5は、図4に示すA’−A’線に沿った断面図である。なお、本実施形態では、図5に示すC−C線に沿った先端部分の断面図が図3と同様な構造となる。
本実施形態のカテーテル10では、第3ルーメン(プルワイヤ用ルーメン)24が管状部材20の中心軸を対称軸として第1ルーメン22と対称の位置に設けられている。本実施形態では、第2ルーメン23は、第3ルーメン24の近傍に設けられている。また、第4ルーメン25が、管状部材20の中心軸を対称軸として第2ルーメン23と対称の位置に設けられている。第3ルーメン24と第4ルーメン25の内径はたとえば0.2〜0.6mmである。
プルワイヤ(操作用ワイヤ)52は、第3ルーメン24に挿通されている。プルワイヤ52は、プルワイヤ50と同様に、SUSワイヤ、タングステン、Ni−Ti系超弾性合金などにより構成され、その直径はたとえば0.1〜0.5mmである。プルワイヤ52の遠位端は、管状部材20の遠位端近傍に位置し、接着剤やはんだ(図示せず)によって固定されている。プルワイヤ52の近位端は、カテーテルチューブ10の湾曲許容領域Dの偏向操作を行うための回転操作部34に接続されている。回転操作部34を操作することによって、プルワイヤ52が引っ張られ、湾曲許容領域Dが図1に示すB方向に撓むことにより、カテーテル100の先端がA方向と反対のB方向へ偏向する。
湾曲抑制部材62は、第4ルーメン25に挿通されている。湾曲抑制部材62には、実施形態1と同様に、SUSワイヤ、タングステン、Ni−Ti系超弾性合金などの引張加重に強いワイヤが用いられ、その直径はたとえば0.1〜0.5mmである。湾曲抑制部材62の遠位端は、プルワイヤ52の遠位端の位置より、湾曲許容領域Dの長さの分だけ近位側に位置し、接着剤やはんだ(図示せず)によって固定されている。湾曲抑制部材62の近位端は、ハンドル30内に位置し、接着剤やはんだ(図示せず)によって固定されている。湾曲抑制部材62は弛まないように張られている。
以上説明したカテーテル10では、プルワイヤ50の引張操作時に、湾曲許容領域Dより近位側において、プルワイヤ50がA方向に湾曲しようとする力に対抗する力が湾曲抑制部材60に与えられているため、湾曲許容領域DをA方向に湾曲させつつ、管状部材20の全体がA方向に倒れ込むことを抑制することができる。また、プルワイヤ52の引張操作時に、湾曲許容領域Dより近位側において、プルワイヤ52がB方向に湾曲しようとする力に対抗する力が湾曲抑制部材62に与えられているため、湾曲許容領域DをB方向に湾曲させつつ、管状部材20の全体がB方向に倒れ込むことを抑制することができる。すなわち、バイディレクションタイプのカテーテル10において、いずれの方向に偏向操作された場合においても、管状部材20の全体が倒れ込むことが抑制される。なお、本実施の形態のカテーテル10においても、プルワイヤ50またはプルワイヤ52の引っ張り操作を行うときに、湾曲抑制部材60または湾曲抑制部材60に生じる張力によって管状部材20の基端側の湾曲を抑制しているため、プルワイヤ50およびプルワイヤ52の引っ張り操作をしていない場合には管状部材20の柔軟性を維持することができ、血管に追従して湾曲することが可能である。
(実施例1)
実施形態2に示したような湾曲抑制部材およびプルワイヤが組み込まれたバイディレクションタイプのカテーテルを表1に示す寸法および材料にて作製した。
(比較例1)
プルワイヤのみが組み込まれたバイディレクションタイプのカテーテルを表1に示す寸法および材料にて作製した。
実施例1、比較例1の各カテーテルについてプルワイヤを引っ張ったときの倒れ込みを評価した。図6は、プルワイヤを引っ張ったときのカテーテルの倒れ込みを評価する方法を示す図である。プルワイヤを最大限まで引っ張ったとき、湾曲許容領域Dの基端部、言い換えると、湾曲許容領域Dより近位側の非湾曲領域の先端部の位置が、引っ張り操作をしないときのカテーテルの管状部材のラインLに対するずれ量(ラインLに直交する方向での距離)を倒れ込み量Wとして計測した。その結果、実施例1では、倒れ込み量Wが95mmであった。これに対して、比較例1では、倒れ込み量Wが220mmであった。このように、実施例1のカテーテルでは、比較例1のカテーテルに比べて引っ張り操作時の倒れ込みが大幅に抑制されることが確認された。
Figure 0006343574
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
例えば、上述の各実施形態では、カテーテルの一例としてカテーテルシースが示されているが、先端偏向に関する機構は電極カテーテルなどを含むカテーテル全般に適用可能である。なお、カテーテルシースのように、チューブを薄肉にする制約がない場合には、実施形態2に示すバイディレクションタイプにおいて、第1〜第4ルーメンを管状部材20の中心を通る直線上に配設してもよい。
また、上述の各実施形態では、湾曲抑制部材の近位端がハンドル内で固定されており、原則的にユーザが触れられない構造となっているが、ハンドル外部にねじ頭が露出したねじに湾曲抑制部材の近位端を巻き付け、ユーザがねじを回すことにより、湾曲抑制部材の張力を調節可能な構造としてもよい。
実施形態2では、プルワイヤ50に対抗する突っ張り力を与えるための湾曲抑制部材60とプルワイヤ50とは反対側の偏向操作のためのプルワイヤ52とが別々のルーメンに挿通されているが、湾曲抑制部材60とプルワイヤ52とを共通のルーメンに挿通させてもよい。同様に、湾曲抑制部材62とプルワイヤ50とを共通のルーメンに挿通させてもよい。
また、実施形態2では、A方向とB方向とで共通の湾曲許容領域Dが設定されているが、A方向とB方向とで湾曲許容領域を異ならせてもよい。これによれば、バイディレクションタイプのカテーテルにおいて、血管形状等に合わせた操作感を得ることができる。
10 カテーテル、20 管状部材、21 内腔、22 第1ルーメン、23 第2ルーメン、24 第3ルーメン、25 第4ルーメン、30 ハンドル、32 回転操作部、34 回転操作部、40 先端チップ、50 プルワイヤ、52 プルワイヤ、60 湾曲抑制部材、62 湾曲抑制部材、70 固定部

Claims (5)

  1. 複数のルーメンが軸方向に沿って形成された可撓性の管状部材と、
    前記複数のルーメンのうち、前記管状部材の中心軸から外れた位置に配設された操作用ルーメンに挿通され、一方の端部が前記管状部材の遠位端の近傍に固定された操作用ワイヤと、
    前記中心軸に対して前記操作用ルーメンとは反対側において前記中心軸に沿って配設された湾曲抑制用ルーメンに挿通され、一方の端部が前記操作用ワイヤの前記一方の端部より前記操作用ワイヤの湾曲許容領域の長さの分だけ近位側に位置する湾曲抑制用ワイヤと、
    を備え、
    前記湾曲抑制用ワイヤの遠位端が前記管状部材に対して固定され、前記湾曲抑制用ワイヤの近位端が前記管状部材の近位側に設けられたハンドルに対して固定され、
    前記操作用ワイヤの近位端が操作部に対して固定されていることを特徴とするカテーテル。
  2. 前記湾曲抑制用ルーメンに前記湾曲抑制用ワイヤのみが挿通されており、
    前記管状部材の肉厚が0.3〜1.0mmである請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記中心軸に対して前記操作用ルーメンとは反対側において前記中心軸に沿って配設された他の操作用ルーメンに挿通され、一方の端部が前記管状部材の遠位端の近傍に固定された他の操作用ワイヤと、
    前記中心軸に対して前記他の操作用ワイヤとは反対側において前記中心軸に沿って配設された他の湾曲抑制用ルーメンに挿通され、一方の端部が前記他の操作用ワイヤの前記一方の端部より前記他の操作用ワイヤの湾曲許容領域の長さの分だけ近位側に位置する他の湾曲抑制ワイヤと、
    を備え、
    前記他の湾曲抑制用ワイヤの遠位端が前記管状部材に対して固定され、前記他の湾曲抑制用ワイヤの近位端が前記ハンドルに対して固定され、
    前記他の操作用ワイヤの近位端が操作部に対して固定されている請求項1または2に記載のカテーテル。
  4. 前記他の湾曲抑制用ルーメンに前記他の湾曲抑制用ワイヤのみが挿通されている請求項3に記載のカテーテル。
  5. 前記中心軸を含む領域に前記中心軸に沿って設けられ、別のカテーテルを挿通させるための内腔を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカテーテル。
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