JP6343312B2 - 溝入れ工具の刃幅計測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械に取り付けられている溝入れ工具の刃先部の刃幅を計測する方法に関するものである。
スローアウェイバイトは、チップ(刃先部)とシャンク(ホルダー)とが別々に形成され、このチップをシャンクに機械的接合により交換自在に取り付ける構成のものであり、摩耗したチップを交換できる等、利便性に優れることから、現状、最も一般的な切削工具となっている。
このスローアウェイバイトを使用する場合、作業者が加工条件に設定されている工具情報にあったチップを取り付けて使用しているが、この取付けチップの中には、ノーズRやチップ幅等の加工における重要部位が微妙に異なり一見しただけでは加工条件に合った工具であるかどうかの判別が困難な見た目が同じようなチップも多くあり、よって、チップ取り付け時に誤って設定されている工具情報と異なるチップを取り付けてしまい加工不具合が生じることがあった。
そこで、このようなチップの付け間違いによる加工不具合の発生を防止するため、例えば、特許文献1に示すような工具判別装置が提案されている。
この特許文献1の工具判別装置は、次に使用する工具を撮像手段により撮像し、その撮像による工具画像データより形状認識手段によって工具を識別し、この形状認識手段によって識別した工具をNCプログラム等の加工条件に設定されている工具情報によって特定される工具とが一致しているか否かを判別手段により判別するものである。
ところで、上記のような工具判別装置において、判別対象の工具が溝入れ加工に使用する溝入れ工具の場合、形状の比較ではなく、溝入れ工具のチップ先端部(以下、刃先部という。)の刃幅を計測し、この計測した刃幅と工具情報における刃幅とを比較して判別する方法を用いる場合もある。
このような刃幅を計測する場合も、形状認識と同様、溝入れ工具の刃先部を撮像手段で撮像し、その画像データから刃幅を計測するが、溝入れ工具の刃先部は、外径切削用、内径切削用の刃先部に比べて刃幅が幅広であるため、カメラの撮像範囲内に収まらない場合があり、このような場合、刃先部を撮像範囲内に収めるためには、カメラの素子サイズを大きくするか、若しくは、レンズの拡大倍率を下げて撮像範囲を広げる必要があった。
特開平9−85583号公報
しかしながら、素子サイズを大きくすることでカメラはより高額になるため、素子サイズの増大には限度があり、また、拡大倍率を下げると画像データの解像度が下がり計測精度が低下してしまうため、この溝入れ工具の刃先部の刃幅の計測方法に関しては、前述した問題が生じない新たな計測方法の確立が課題となっていた。
本発明は、このような現状の課題に鑑みなされたもので、素子サイズの大きい高額なカメラを用いたり、倍率を下げたりして撮像範囲を広げることなく、溝入れ工具の刃先部の刃幅の広狭に関わらず、この溝入れ工具の刃先部の刃幅を高精度で計測することができる方法を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
工作機械に取り付けられている溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wを計測する方法であって、前記溝入れ工具の刃先部1の刃幅方向両端に夫々形成されているコーナー部の刃幅方向一側に形成されている一側コーナー部2を含む前記刃先部1の前記刃幅方向一側を前記工作機械に設けられている撮像手段で撮像した刃先部一側撮像画3における前記刃先部1の前記一側コーナー部2の終端2Aから前記刃先部1の刃幅Wの途中までの前記刃先部一側撮像画3に基づく刃先部一側撮像画刃幅W1と、前記コーナー部の刃幅方向他側に形成されている他側コーナー部4を含む前記刃先部1の前記刃幅方向他側を前記撮像手段で撮像した刃先部他側撮像画5における前記刃先部1の前記他側コーナー部4の終端4Aから前記刃先部1の刃幅Wの途中までの前記刃先部他側撮像画5に基づく刃先部他側撮像画刃幅W2と、前記撮像手段の撮像範囲における溝入れ工具移動方向である撮像範囲幅方向長さL1と、前記刃先部一側撮像画3を撮像した第一の撮像位置から前記刃先部他側撮像画5を撮像した第二の撮像位置までの前記溝入れ工具若しくは前記撮像手段の移動距離L2とを夫々求めるとともに、次式、W=W1+W2−(L1−L2)を用いて演算処理して、前記溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wを求めることを特徴とする溝入れ工具の刃幅計測方法に係るものである。
また、前記刃先部一側撮像画刃幅W1を、前記刃先部一側撮像画3における前記一側コーナー部2の一側ノーズR中心点O1を通る一側刃幅方向直線A1と、この一側刃幅方向直線A1の前記溝入れ工具の刃先部1の輪郭線との交点である前記一側コーナー部2の終端2Aとに基づいて求めるとともに、前記刃先部他側撮像画刃幅W2を、前記刃先部他側撮像画5における前記他側コーナー部4の他側ノーズR中心点O2を通る他側刃幅方向直線A2と、この他側刃幅方向直線A2の前記溝入れ工具の刃先部1の輪郭線との交点である前記他側コーナー部4の終端4Aとに基づいて求めることを特徴とする請求項記載の溝入れ工具の刃幅計測方法に係るものである。
また、前記刃先部一側撮像画刃幅W1を、前記一側コーナー部2の終端2Aと、前記一側刃幅方向直線A1上の前記刃先部一側撮像画3の撮像画端部X1との間の画素数に基づいて求めるとともに、前記刃先部他側撮像画刃幅W2を、前記他側コーナー部4の終端4Aと、前記他側刃幅方向直線A2上の前記刃先部他側撮像画5の撮像画端部X2との間の画素数に基づいて求めることを特徴とする請求項記載の溝入れ工具の刃幅計測方法に係るものである。
本発明は上述のような方法で工作機械に取り付けられている溝入れ工具の刃先部の刃幅を計測するから、素子サイズの大きい高額なカメラを用いたり倍率を下げたりして撮像範囲を広げることなく、刃幅が広いものも狭いものも同様に高精度で刃幅を計測することができる画期的な溝入れ工具の刃幅計測方法となる。
本実施例の計測例1の概要説明図(主に撮像範囲の説明)である。 本実施例の計測例1の概要説明図(主に撮像画の説明)である。 本実施例の計測例2の概要説明図(主に撮像範囲の説明)である。 本実施例の計測例2の概要説明図(主に撮像画の説明)である。 本実施例の計測例3の概要説明図(主に撮像範囲の説明)である。 本実施例の計測例3の概要説明図(主に撮像画の説明)である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、溝入れ工具の刃先部1の刃幅を計測する際に、工作機械に設けられている撮像手段(例えばカメラ)で溝入れ工具の刃先部1を撮像し、この刃先部1が写っている刃先部撮像画から刃幅Wを求める(計測する)ものであるが、刃先部1全体が一枚の撮像画に写り込むようにして撮像するのではなく、刃先部1を刃先部一側撮像画3及び刃先部他側撮像画5の二枚の撮像画に分けて撮像する。
刃先部一側撮像画3は、刃先部1の刃幅方向一側に形成されている一側コーナー部2を含むようにして刃先部1の刃幅方向一側を撮像して得る。また、刃先部他側撮像画5は、これと反対側となる刃先部1の刃幅方向他側に形成されている他側コーナー部4を含むようにして刃先部1の刃幅方向他側を撮像して得る。
そして、刃先部一側撮像画3から、この刃先部一側撮像画3に写っている刃先部1の幅方向一側における一側コーナー部2の終端2Aから刃先部1の刃幅Wの途中までの刃先部一側撮像画刃幅W1を求め、刃先部他側撮像画5から、この刃先部他側撮像画5に写っている刃先部1の幅方向他側における他側コーナー部4の終端4Aから刃先部1の刃幅Wの途中までの刃先部他側撮像画刃幅W2を求め、この刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2に基づいて演算処理することで、溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wが求められるものである。
また、本発明における刃幅Wの演算処理については、例えば、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とで撮像箇所に重なりが無く、且つ、刃先部1に対して非撮像箇所が無いように撮像した場合は、刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とを足し合わせることで刃幅Wが算出される。
また、例えば、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とで撮像箇所に重なりができるように撮像した場合は、刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とを足し合わせた値から、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との重なり領域分を減じることで刃幅Wが算出される。
また、例えば、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とで撮像箇所に重なりが無く、且つ、刃先部1に対して非撮像領域が生じるように撮像した場合、即ち、刃先部1の刃幅Wが、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との撮像範囲(撮像範囲の刃幅方向と同方向の長さ)の和よりも幅広である場合は、刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とを足し合わせた値に、更に刃先部1の非撮像領域分を加えることで刃幅Wが算出される。
また、本発明においては、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との重なり領域の算出、および刃先部1の刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とのいずれの撮像画にも撮像されていない非撮像領域の算出は、例えば、撮像手段の撮像範囲における溝入れ工具移動方向(言い換えると溝入れ工具の刃幅方向)である撮像範囲幅方向長さL1と、刃先部一側撮像画3を撮像した第一の撮像位置から刃先部他側撮像画5を撮像した第二の撮像位置までの溝入れ工具若しくは前記撮像手段の移動距離L2とに基づいて算出することができ、よって、刃幅Wは、次式、W=W1+W2−(L1−L2)を用いて算出することができる。
本発明は、このように刃先部1を刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との二枚の撮像画に分けて撮像し、これら刃先部一側撮像画3及び刃先部他側撮像画5から得られる刃先部一側撮像画刃幅W1及び刃先部他側撮像画刃幅W2、若しくは、これに加えて撮像範囲幅方向長さL1及び溝入れ工具又は撮像手段の撮像位置間の移動距離L2とに基づいて刃幅Wを計測するから、少なくとも一枚の撮像画で刃先部1全体を撮像する場合の二倍の拡大倍率で刃先部1を撮像することができ、従って、素子サイズの大きい高額な撮像手段(カメラ)を用いたり撮像倍率を下げたりして撮像範囲を広げることなく、刃幅Wが広いものも狭いものも同様に高精度で刃幅を計測することができる画期的な溝入れ工具の刃幅計測方法となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、本発明の溝入れ工具の刃幅計測方法を用いた工具判別装置に係るものである。
本実施例の工具判別装置は、加工処理開始前に工作機械に取り付けられている工具が加工プログラムで設定されている工具であるか否かを判別するものであり、具体的には、加工に使用する工具の登録工具情報(例えば、長さ、幅、直径、ノーズR等の工具寸法情報や特徴的な形状、バーコード、マーク、IDタグ等の工具個別情報等)を加工プログラム内で指令する、若しくは加工プログラムから制御装置内に保存された登録工具情報への参照を指令する等の方法で工具判別装置にインプットし、このインプットした登録工具情報と、工作機械に取り付けられている工具を撮像して得た撮像画から取得した取得工具情報とを比較し、取得工具情報が全て許容範囲内の値であった場合は、加工プログラムに設定されている正しい工具が取り付けられていると判別して次の作業ステップに進める指令(信号)を工作機械側(制御装置)に送り、複数の取得工具情報のうちの一つでも許容範囲値を外れた値であった場合は、加工プログラムに設定されている工具と異なる工具(チップ)、即ち、加工条件に合致しない不適切な工具(チップ)が取り付けられていると判別して作業を一時停止させる指令(信号)を工作機械側(制御装置)に送ることで、不適切な工具でワークを加工することを未然に防止するように構成されているものである。
また、本実施例の工具判別装置は、判別対象工具が溝入れ工具の場合、溝入れ工具の刃先部1(溝入れチップ)の刃幅W(チップ幅)に基づいて判別を行う構成とされている。
本実施例の工具判別装置は、この溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wを計測する場合、他の工具と同様、工作機械に取り付けられている撮像手段、具体的には、カメラで刃先部1を撮像し、この刃先部1を撮像して得た刃先部撮像画から刃幅Wを計測する構成とされている。
具体的には、この溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wは、溝入れ工具の刃先部1の刃幅方向両端に夫々形成されているコーナー部の刃幅方向一側に形成されている一側コーナー部2を含む刃先部1の刃幅方向一側を工作機械に設けられているカメラで撮像した刃先部一側撮像画3における刃先部1の一側コーナー部2の終端2Aから刃先部1の刃幅Wの途中までの刃先部一側撮像画3に基づく刃先部一側撮像画刃幅W1と、コーナー部の刃幅方向他側に形成されている他側コーナー部4を含む刃先部1の刃幅方向他側をカメラで撮像した刃先部他側撮像画5における刃先部1の他側コーナー部4の終端4Aから刃先部1の刃幅Wの途中までの刃先部他側撮像画5に基づく刃先部他側撮像画刃幅W2とを夫々求め、この刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とに基づいた演算処理により求められる。
以下、本実施例の工具判別装置における溝入れ工具の刃幅計測方法および工具判別方法について、その処理手順に沿って具体的に説明する。
先ず、加工プログラムに設定されている溝入れ工具の刃幅寸法情報を取得する。
次に、工作機械(刃物台)に取り付けられている溝入れ工具の刃先部1を撮像し、刃先部撮像画を取得する。
この刃先部撮像画の取得は、工作機械の所定位置に固設したカメラ(CCDカメラやデジタルカメラ)を用い、溝入れ工具の刃先部1の刃幅方向一側を撮像した刃先部一側撮像画3と刃幅方向他側を撮像した刃先部他側撮像画5との二枚の刃先部撮像画を取得する。
具体的には、刃先部1の刃幅方向両端に夫々形成されているコーナー部の刃幅方向一側に形成されている一側コーナー部2が写り込むようにして刃先部1の刃幅方向一側を撮像して刃先部一側撮像画3を取得し、溝入れ工具を刃幅方向に平行に移動させて、刃幅方向他側に形成されている他側コーナー部4が写り込むようにして刃先部1の刃幅方向他側を撮像して刃先部他側撮像画5を取得する。
次に、この刃先部一側撮像画3及び刃先部他側撮像画5に対して適切な画像処理(例えば二値化やノイズ除去等)を行ない、各刃先部撮像画において刃先部1のエッジ検出を行なって刃先部1の輪郭形状を取得した後、刃先部一側撮像画3における刃先部1の一側コーナー部2の終端2Aから刃先部1の刃幅Wの途中までの刃先部一側撮像画3に基づく刃先部一側撮像画刃幅W1と、コーナー部の刃幅方向他側に形成されている他側コーナー部4を含む刃先部1の刃幅方向他側をカメラで撮像した刃先部他側撮像画5における刃先部1の他側コーナー部4の終端4Aから刃先部1の刃幅Wの途中までの刃先部他側撮像画5に基づく刃先部他側撮像画刃幅W2とを夫々計測するための基準点を取得する。
本実施例の溝入れ工具の刃幅計測方法においては、この基準点を各コーナー部のノーズRの中心点としており、具体的には、刃先部一側撮像画3においては、一側コーナー部2のノーズRの中心点である一側ノーズR中心点O1を基準点として取得し、刃先部他側撮像画5においては、他側コーナー部4のノーズRの中心点である他側ノーズR中心点O2を基準点として取得する。なお、この一側ノーズR中心点O1及び他側ノーズR中心点O2の取得は、例えばエッジ検出により取得した輪郭形状から最小二乗法等の手法を用いる等、適宜な手法を用いて取得する。
次に、刃先部一側撮像画3において一側ノーズR中心点O1を通る垂線若しくは水平線(内径・外径溝入れ時は垂線、上端面溝入れ時は水平線)の一側刃幅方向直線A1を引き、この一側刃幅方向直線A1の刃先部一側撮像画3における刃先部1の輪郭形状との交点となる一側コーナー部2の終端2Aと、この刃先部一側撮像画3における一側刃幅方向直線A1上の撮像画端部X1を取得して、この刃先部一側撮像画3における一側コーナー部2の終端2Aから撮像画端部X1までの間の画素数を計測するとともに、刃先部他側撮像画5において他側ノーズR中心点O2を通る垂線若しくは水平線(内径・外径溝入れ時は垂線、上端面溝入れ時は水平線)の他側刃幅方向直線A2を引き、この他側刃幅方向直線A2の刃先部他側撮像画5における刃先部1の輪郭形状との交点となる他側コーナー部4の終端4Aと、この刃先部他側撮像画5における他側刃幅方向直線A2上の撮像画端部X2を取得して、の刃先部他側撮像画5における他側コーナー部4の終端4Aから撮像画端部X2までの間の画素数を計測する。
次に、計測した各画素数に一画素あたりの距離(寸法)を乗して、刃先部1の刃先部一側撮像画3に写っている部分の刃幅(刃先部一側撮像画刃幅W1)と、刃先部1の刃先部他側撮像画5に写っている部分の刃幅(刃先部他側撮像画刃幅W2)とを算出し、この刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とに基づいて刃幅Wを算出する。
具体的には、刃幅Wの算出には、この刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2の他に、カメラの撮像範囲における溝入れ工具移動方向(又は撮像している刃先部1の刃幅方向)である撮像範囲幅方向長さL1と、刃先部一側撮像画3を撮像した第一の撮像位置から刃先部他側撮像画5を撮像した第二の撮像位置までの溝入れ工具又はカメラ(本実施例では溝入れ工具)の移動距離L2との値が用いられる。
撮像範囲幅方向長さL1は予め計測して既知の値として工具判別装置にインプットされており、また、溝入れ工具の移動距離L2は工作機械側からの制御情報として工具判別装置側にその都度インプットされる。
そして、この刃先部一側撮像画刃幅W1、刃先部他側撮像画刃幅W2、撮像範囲幅方向長さL1、溝入れ工具の移動距離L2の各値と、次式、W=W1+W2−(L1−L2)を用いて演算処理することで、溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wが求められる。
以下に溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wの計測例を示す。
≪計測例1≫
図1,2は、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とで撮像箇所に重なりが無く、且つ、刃先部1に対して非撮像箇所が無いように撮像した場合、即ち、刃先部1の刃幅Wが、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との撮像範囲(撮像範囲の刃幅方向と同方向の長さ)の和よりも幅狭である場合である。
この場合、溝入れ工具の移動距離L2と撮像範囲幅方向長さL1とが同じ値、即ちL1=L2となるので、次式、W=W1+W2−(L1−L2)において、(L1−L2)=0となるから、刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とを足し合わせることで刃幅Wが算出される。
≪計測例2≫
図3,4は、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とで撮像箇所に重なりができるように撮像した場合、即ち、計測例1と同様に、刃先部1の刃幅Wが、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との撮像範囲(撮像範囲の刃幅方向と同方向の長さ)の和よりも幅狭である場合である。
この場合、溝入れ工具の移動距離L2と撮像範囲幅方向長さL1との差、具体的には、L1−L2の値が刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との重なり領域分となるので、刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とを足し合わせた値から、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との重なり領域分を減じること、即ち、次式、W=W1+W2−(L1−L2)で刃幅Wが算出される。
≪計測例3≫
図5,6は、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5とで撮像箇所に重なりが無く、且つ、刃先部1に対して非撮像領域が生じるように撮像した場合、即ち、刃先部1の刃幅Wが、刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との撮像範囲(撮像範囲の刃幅方向と同方向の長さ)の和よりも幅広である場合である。
この場合、溝入れ工具の移動距離L2と撮像範囲幅方向長さL1との差、具体的には、L2−L1の値が刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との何れにも撮像されていない非撮像領域分となるので、刃先部一側撮像画刃幅W1と刃先部他側撮像画刃幅W2とを足し合わせた値に、この非撮像領域分を加えること、即ち、次式、W=W1+W2+(L2−L1)=W1+W2−(L1−L2)で刃幅Wが算出される。
そして、最後に、この計測した刃幅Wを、先に取得した加工プログラムに設定されている溝入れ工具の刃幅寸法情報と比較し、計測した刃幅Wが、この刃幅寸法情報の値に対して許容範囲以内の数値であった場合は、加工プログラムに設定されている正しい工具が取り付けられていると判別して次の作業ステップに進める指令(信号)を工作機械側(制御装置)に送り、許容範囲外の数値であった場合は、加工プログラムに設定されている工具(チップ)と異なる工具(チップ)、即ち、加工条件に合致しない不適切な工具(チップ)が取り付けられていると判別して作業を一時停止させる指令(信号)を工作機械側(制御装置)に送り、判別処理が終了する。
このように、本実施例の溝入れ工具の刃幅計測方法は、刃先部1を刃先部一側撮像画3と刃先部他側撮像画5との二枚の撮像画に分けて撮像し、これら刃先部一側撮像画3及び刃先部他側撮像画5から得られる刃先部一側撮像画刃幅W1、刃先部他側撮像画刃幅W2、撮像範囲幅方向長さL1及び溝入れ工具の移動距離L2とに基づいて刃幅Wを計測するから、少なくとも一枚の撮像画で刃先部1全体を撮像する場合の二倍の拡大倍率で刃先部1を撮像することができ、従って、素子サイズの大きい高額な撮像手段(カメラ)を用いたり撮像倍率を下げたりして撮像範囲を広げることなく、刃幅Wが広いものも狭いものも同様に高精度で刃幅を計測することができる。
しかも、刃幅Wを計測する際は、各刃先部撮像画に写っているコーナー部のノーズRの中心点を基準にしているから、測定位置の再現性に優れ、精度の高い判別が実現可能となる。
したがって、この溝入れ工具の刃幅計測方法を用いた本実施例の工具判別装置は、判別対象工具が溝入れ工具の場合、溝入れ工具の刃先部1の刃幅Wの広狭に関わらず、精度の高い判別が可能となる実用性に優れた工具判別装置となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 刃先部
2 一側コーナー部
2A 終端
3 刃先部一側撮像画
4 他側コーナー部
4A 終端
5 刃先部他側撮像画
A1 一側刃幅方向直線
A2 他側刃幅方向直線
O1 一側ノーズR中心点
O2 他側ノーズR中心点
X1 撮像画端部
X2 撮像画端部

Claims (3)

  1. 工作機械に取り付けられている溝入れ工具の刃先部の刃幅Wを計測する方法であって、前記溝入れ工具の刃先部の刃幅方向両端に夫々形成されているコーナー部の刃幅方向一側に形成されている一側コーナー部を含む前記刃先部の前記刃幅方向一側を前記工作機械に設けられている撮像手段で撮像した刃先部一側撮像画における前記刃先部の前記一側コーナー部の終端から前記刃先部の刃幅Wの途中までの前記刃先部一側撮像画に基づく刃先部一側撮像画刃幅W1と、前記コーナー部の刃幅方向他側に形成されている他側コーナー部を含む前記刃先部の前記刃幅方向他側を前記撮像手段で撮像した刃先部他側撮像画における前記刃先部の前記他側コーナー部の終端から前記刃先部の刃幅Wの途中までの前記刃先部他側撮像画に基づく刃先部他側撮像画刃幅W2と、前記撮像手段の撮像範囲における溝入れ工具移動方向である撮像範囲幅方向長さL1と、前記刃先部一側撮像画を撮像した第一の撮像位置から前記刃先部他側撮像画を撮像した第二の撮像位置までの前記溝入れ工具若しくは前記撮像手段の移動距離L2とを夫々求めるとともに、次式、W=W1+W2−(L1−L2)を用いて演算処理して、前記溝入れ工具の刃先部の刃幅Wを求めることを特徴とする溝入れ工具の刃幅計測方法。
  2. 前記刃先部一側撮像画刃幅W1を、前記刃先部一側撮像画における前記一側コーナー部の一側ノーズR中心点を通る一側刃幅方向直線と、この一側刃幅方向直線の前記溝入れ工具の刃先部の輪郭線との交点である前記一側コーナー部の終端とに基づいて求めるとともに、前記刃先部他側撮像画刃幅W2を、前記刃先部他側撮像画における前記他側コーナー部の他側ノーズR中心点を通る他側刃幅方向直線と、この他側刃幅方向直線の前記溝入れ工具の刃先部の輪郭線との交点である前記他側コーナー部の終端とに基づいて求めることを特徴とする請求項記載の溝入れ工具の刃幅計測方法。
  3. 前記刃先部一側撮像画刃幅W1を、前記一側コーナー部の終端と、前記一側刃幅方向直線上の前記刃先部一側撮像画の撮像画端部との間の画素数に基づいて求めるとともに、前記刃先部他側撮像画刃幅W2を、前記他側コーナー部の終端と、前記他側刃幅方向直線上の前記刃先部他側撮像画の撮像画端部との間の画素数に基づいて求めることを特徴とする請求項記載の溝入れ工具の刃幅計測方法。
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