JP6342943B2 - 蓋体 - Google Patents

蓋体 Download PDF

Info

Publication number
JP6342943B2
JP6342943B2 JP2016087287A JP2016087287A JP6342943B2 JP 6342943 B2 JP6342943 B2 JP 6342943B2 JP 2016087287 A JP2016087287 A JP 2016087287A JP 2016087287 A JP2016087287 A JP 2016087287A JP 6342943 B2 JP6342943 B2 JP 6342943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
arc
container
lid
coffee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016087287A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017197201A (ja
Inventor
順子 金澤
順子 金澤
芽依 金澤
芽依 金澤
Original Assignee
芽依 金澤
芽依 金澤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 芽依 金澤, 芽依 金澤 filed Critical 芽依 金澤
Priority to JP2016087287A priority Critical patent/JP6342943B2/ja
Publication of JP2017197201A publication Critical patent/JP2017197201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6342943B2 publication Critical patent/JP6342943B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は蓋体に関する。
コーヒー瓶やクリーム瓶等を密閉するシールが知られている。内容物を利用する際にはシールを破って利用する。ところがシールを全部剥がすと、内容物が空気と広く接するため、品質の劣化が進むことになる。このため、瓶口の内側に小さな"窓"を予め開けておき、その上から"窓"を密封するシールを設けることが知られている。
特開2006−21809号公報
前述した文献の図面では、開ける窓の位置を瓶の枠近傍に配置している。しかしながら、この位置ではユーザーが希望した量よりも多くの量が排出されてしまうという問題がある。
1つの側面では、本発明は、ユーザーが希望する量の内容物の排出を目的とする。
上記目的を達成するために、開示の上蓋が提供される。この上蓋は、円形をなすシート部と、このシート部内に設けられており、シート部の直径を4等分した1つ目と2つ目の境界線付近に一端部の先端が配置され、他端部の先端がシート部の直径上に配置されるカムシャフト状の開口部とを有している。
1態様では、ユーザー希望する量の内容物の排出ができる。
実施の形態の蓋付き容器を示す図である。 シールを剥がしたときの図である。 開口部の位置を説明する図である。 開口部の形状を説明する図である。 実施の形態の開口部の作成方法を説明する図である。 実施の形態の開口部の作成方法を説明する図である。 実施の形態の開口部の作成方法を説明する図である。 実施の形態の開口部の作成方法を説明する図である。
以下、実施の形態の蓋付き容器を、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態の蓋付き容器を示す図である。
実施の形態の蓋付き容器100は、外蓋1と、有底の容器2と、容器2の開口部21を覆う上蓋(内蓋)3と、シール4とを備えている。
この容器2には本実施の形態では、コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工した所謂インスタントコーヒーが詰められている。
なお、容器2の内容物はインスタントコーヒーに限定されず、他にも塩や砂糖等の粒状物、粉状物(粉末)等が挙げられる。
開口部21および上蓋3の形状は円である。なお、本実施の形態では容器2の形状を円筒としたが、容器の形状はこれに限定されない。
上蓋3は、シート部31および後述する開口部を備えている。シート4はこの開口部を覆っている。
シート部31およびシール4は、アルミニウム蒸着フィルムで形成されている。なお、上蓋3およびシール4の材料は前述したものに限定されず、他にも透明蒸着フィルム等の、酸素遮断性、防湿性を備えるものが挙げられる。また、シート部31とシール4の材料は異なっていてもよい。
容器2からインスタントコーヒーの粒(以下、単に「コーヒー粒」という)を取り出す場合には、ユーザーはシール4をシート部31から剥がす。
図2は、シールを剥がしたときの図である。
シート部31内には、断面が卵型のような(正確には卵型とは異なる)カムシャフト状の開口部32が設けられている。
図3は、開口部の位置を説明する図である。
上蓋3の円の中心を通る仮想的に配置した中心線L1の長さは、一例として約54mmである。
開口部32は、中心線L1を対称の軸として線対称に配置されている。
図4は、開口部の形状を説明する図である。
開口部32の先端(一端部の先端)32aは、中心線L1を4等分した1つ目と2つ目の境界線を示す線分L2と、中心線L1との交点o1に配置されている。
なお、先端32aの位置は交点o1に重なるのが好ましいが、若干ずれていてもよい。
開口部32の先端32aを含む先端部321は、直径4mmの円の中心角120°の弧を備えている。図4では仮想的に円の中心o2を図示している。また、開口部32の基端(他端部の先端)32bは、中心線L1上に配置されている。
基端32bを含む基端部322は、直径9mmの円の中心角180°の弧を備えている。図4では仮想的に円の中心o3を図示している。
また、基端部322の円弧の端部32c、32d間に仮想的に配置した線分L3(長さ9mm)と直線部32eおよび直線部32fのなす角度は、それぞれ60°である。
なお、前述した2つの円の直径や直線部32e、32fの大きさは、上蓋の大きさに応じて(例えば上蓋の大きさに比例して)任意に調整することができる。
以上述べたように、実施の形態の蓋付き容器100によれば、このような形状および配置位置の開口部32を設けることで、ユーザーが容器2からコーヒー粒を排出し易くなる。具体的には、開口部32の形状は、ユーザーが容器2を傾ける角度を調整することによりコーヒー粒を出す量の調節がやり易い形状となっている。
また、開けたばかりのときは、コーヒー粒が大きいが、使用するにつれて中の粒が互いに接触する等により砕かれる。もちろんコーヒー粒の残量も使用するに連れて少なくなってくる。従って、傾ける角度もシール4を剥がした直後とコーヒー粒が残り少なくなってきたとき等で異なるが、どの角度においてもコーヒー粒を排出する量の調節がやり易い形状となっている。
また、図に示す位置に開口部32を配置することで容器10内のコーヒー粒の残りがかなり少なくなってもシート部31に引っかからずにコーヒー粒を開口部32から出すことができる。
また、外部から容器2の内部が見えない場合も、容器2を傾けたときに開口部32の基端部322を目視することで、容器2内のコーヒー粒の残量を容易に確認することができる。これにより傾ける角度を調整することができる。
また、図に示す位置に開口部32を配置することで、開口部32の下部の、シート部31と容器2により囲まれた領域にも粒が配置される。この下部に配置されるコーヒー粒が、開口部32から出るコーヒー粒と擦れることにより摩擦を生じる。これにより、排出量の調整が容易になり、ユーザーが意図した量よりもコーヒー粒が多量に排出されるのを抑制することができる。
<比較例>
以下、開口部を図2〜図4に示す形状以外にしたときの比較例を説明する。
まず、開口部が円形状のものとの比較例を説明する。
開口部が円形状の場合、開口部32の形状に比べて容器を傾ける角度が大きくしないとコーヒー粒が排出されにくい。このため、傾ける角度が大きくなるので、コーヒー粒の自重により詰まったり、開口部から一斉に排出されたりする。
次に、開口部が三角形状のものとの比較例を説明する。
開口部が三角形状の場合、開口部の角に内容物が付着し引っかかる場合がある。特にコーヒー粒のような湿気や熱により溶けるものが付着すると、出口部分で固まり内容物が排出されにくくなる。
以下、開口部を内蓋の縁に設けたときの比較例を説明する。
開口部を内蓋の縁に設けた場合、容器を滑り落ちるようにコーヒー粒が開口部から排出される。従って、ユーザーが希望する量よりも多くの量が排出されてしまう場合がある等、排出量の調整が難しい
実施の形態の蓋付き容器100では、これらの点が解決される。
なお、本実施の形態では開口部32を覆うシール4を設けた場合を説明した。しかしこれに限らず、開口部32を覆う蓋を設け、ユーザーが利用する度に蓋を開け閉めするようにしてもよい。
次に開口部32を形成するときの一例を説明する。
図5〜図8は、実施の形態の開口部の作成方法を説明する図である。
まず、図5に示すように、中心線L1を直径とし、線分L2に接する半径4mmの円C1を描画する。
次に、図6(a)に示すように、1辺が9mm(線分L3の長さと同じ)正三角形T1を用意する。そして、図6(b)に示すように、正三角形T1の頂点V1を中心線L1上に配置し、2辺が円C1の接線を形成する位置に正三角形T1を配置する。
次に、図7に示すように、正三角形T1の底辺T1aを直径とする円C2を描画する。
次に、図8に示すように、円C1の正三角形T1との接点までの弧(すわなち、前述した直径4mmの円C1の中心角120°の弧)C1a、一端側が弧C1aの端部であり、他端側が正三角形T1の頂点に接する線分L4、L5、および正三角形T1の頂点を端部とする弧(すわなち、前述した直径9mmの円の中心角180°の弧)C2aにより囲まれる図形を抽出する。これにより開口部32が形成される。
以上、本発明の上蓋を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
1 外蓋
2 容器
3 内蓋
31 シート部
32 開口部
32a 先端
32b 基端
321 先端部
322 基端部
32c、32d 端部
32e、32f 直線部
4 シール
100 蓋付き容器
L1 中心線
L2、L3、L4、L5 線分
o1 交点
o2、o3 中心

Claims (2)

  1. 円形をなすシート部と、
    前記シート部内に設けられており、前記シート部の直径を4等分した1つ目と2つ目の境界線付近の前記シート部の円周側に一端部の先端が配置され、他端部の先端が前記一端部の先端よりも前記シート部の中央側の前記シート部の直径上に配置され、前記一端部は第1の円弧を備え、前記他端部は前記第1の円弧の半径より大きい半径を持つ第2の円弧を備える開口部と、
    を有することを特徴とする上蓋。
  2. 前記第2の円弧の中心角は180°であり、前記第1の円弧と前記第2の円弧を接続する線分は、前記第2の円弧の直径を一辺とする正三角形の一部である請求項1に記載の上蓋。
JP2016087287A 2016-04-25 2016-04-25 蓋体 Active JP6342943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016087287A JP6342943B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 蓋体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016087287A JP6342943B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 蓋体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017197201A JP2017197201A (ja) 2017-11-02
JP6342943B2 true JP6342943B2 (ja) 2018-06-13

Family

ID=60238758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016087287A Active JP6342943B2 (ja) 2016-04-25 2016-04-25 蓋体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6342943B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5473135U (ja) * 1977-11-01 1979-05-24
JPS5849954Y2 (ja) * 1977-11-02 1983-11-14 凸版印刷株式会社 口部密封用インナ−シ−ル
JPS59129709U (ja) * 1983-02-18 1984-08-31 四国化工機株式会社 紙主体密封容器
JPH0825561B2 (ja) * 1987-03-17 1996-03-13 昭和アルミニウム株式会社 開封の容易な積層体製蓋
JP2000355351A (ja) * 1999-06-09 2000-12-26 Toshio Maehata 振り出し口付きインナーシール
JP2006188265A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Noriko Yoshii 容器の気密蓋構造
JP6446864B2 (ja) * 2014-07-01 2019-01-09 凸版印刷株式会社 蓋材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017197201A (ja) 2017-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10293988B2 (en) Fitment and overcap therefor
EP2655208B2 (en) Infant formula container
US20090166361A1 (en) Two-part, flip top, snap cap for vials
EP2279126B1 (en) Container for refill
US11485552B2 (en) Dispenser package with flip-up lid and method of making the same
TW201233600A (en) A reclosable pouring element with a barrier film and a support wall
JP5372837B2 (ja) 容器のキャップ構造
JP5193785B2 (ja) 詰め替え容器
US10196197B2 (en) Packaging container with improved discharge rate of capsule-shaped contents
JP2023511986A (ja) 無菌の液体収容容器のための閉鎖装置
JP6342943B2 (ja) 蓋体
US10852172B2 (en) Dosing closure and container utilizing the same
RU2634880C2 (ru) Пластиковый контейнер с поворотной крышкой
US8631977B2 (en) Closure for a container
US8991608B2 (en) Vial for the removal of product contained in piecemeal form
BR112015028178B1 (pt) pacote e anel de vedação para vedar um recipiente
TWI389682B (zh) 流體容器
JP6884475B2 (ja) 定量取出容器
JP7386709B2 (ja) 食品パッケージ用のスパウト
US1160571A (en) Bottle-seal.
JP2020055597A (ja) ワンタッチノズルキャップ
JP6181545B2 (ja) 自立型水切り上手パウチ
CN113120422B (zh) 用于无菌灌装的定量瓶盖及瓶
JP6118716B2 (ja) 混合容器
BR112018014156B1 (pt) Recipiente com borda resistente à abrasão, embalagem compreendendo o recipiente e sistema compreendendo uma pluralidade de embalagens

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6342943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250